JP2001014021A - 受注システム、顧客側端末、受注方法および記憶媒体 - Google Patents

受注システム、顧客側端末、受注方法および記憶媒体

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JP2001014021A JP11189225A JP18922599A JP2001014021A JP 2001014021 A JP2001014021 A JP 2001014021A JP 11189225 A JP11189225 A JP 11189225A JP 18922599 A JP18922599 A JP 18922599A JP 2001014021 A JP2001014021 A JP 2001014021A
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健 五十嵐
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客の要求仕様を満足するような製品設計の
際、標準部品を優先的に使用することによって顧客に、
より低コスト、短納期の製品を提供すると同時に工場内
の部品の標準化も推進する。 【解決手段】工場側端末20は、顧客側で要求仕様を入
力する顧客側端末10からネットワークを介し注文を受
ける。工場側端末20内部に構築された納期回答システ
ム40は、受注処理部50によって顧客からの要求仕様
を受け、推奨仕様検索部60によって生産管理サーバ3
0に構築された生産管理システム80内の各種生産管理
データベース90を参照し、推奨仕様を検索し、その結
果を顧客側端末に出力する。顧客はその推奨仕様群の中
から自分の欲する仕様を選び、工場側端末に選択した仕
様を送る。工場側端末はそれを受け、受注となると同時
に標準化促進部70によって各種生産管理データベース
の内容を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客より注文を受
け、製品を生産する受注生産方式において、顧客からの
見積もり要求仕様に対し、工場側がその要求仕様に類似
していて、かつ、納期、価格等の優れている推奨仕様を
提示する受注システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】受注生産方式を採用する製造業において
は、受注時又は見積もり受付時に、顧客に対して納期・
価格を回答する必要がある。従来より、顧客からの要求
仕様に対して、過去事例として記憶されている製品の標
準リードタイム及び輸送リードタイムから納期を算出し
回答する方式が知られている。このような納期を計算す
る従来技術としては、特開平9−259191号公報に
記載の技術がある。これによれば、あらかじめ記憶され
ている類似受注情報を抽出し、その情報に応じて適正な
納期の計算を可能とするシステムが開示されている。
【0003】また、工場内の能力、部品の納入リードタ
イム、在庫、その時の部品の価格等まで加味し、顧客側
に正確な納期、価格を提示する方式も知られている。
【0004】このような方式においては、顧客の要求仕
様を完全に満たすような部品構成をもとに、納期・価格
を回答することになるが、顧客の要求仕様は多種多様で
あり、その中には工場側で通常扱っていないような特殊
部品が含まれていることも多い。そのような特殊部品
は、サプライヤからの納入リードタイムも長く、また価
格も標準的な部品より高価な場合が多い。また、多種多
様な特殊部品を工場側で使用するとなると、管理部品点
数が多くなり、管理費用が増大する。さらに、そのよう
な特殊部品をサプライヤ側としてもあまり多く扱ってい
ない場合などは、こちらが要求した納期どおりに部品が
納入されない場合も発生し、結果として顧客に回答した
納期を守れなくなる可能性が高くなる。
【0005】一方、顧客の要求仕様を満たす製品を設計
する際、その製造コストを低減させるために、低コスト
な標準部品を優先的に利用する方式や、必要部品に類似
した代替部品を検索する方式などが知られている。代替
部品を検索する方法としては、特開平9−265490
号公報に記載された技術が知られている。これによれ
ば、設計情報ファイルの他に検索実績情報ファイルを持
たせることにより、似た特性を持つ部品のランク付けを
行うことによって、より的確に求める部品を検索する方
法が開示されている。
【0006】しかし、顧客の要求している部品が類似部
品によって代替された場合、その仕様が本当に顧客の満
足するものかどうかをチェックすることは難しい。
【0007】また、顧客からの要求仕様が曖昧な場合で
あっても、その仕様を変更、補完することによって顧客
の要求に合致しそうな製品群のモデルを提示する方法
や、そのようにした提示された製品に対し顧客側で仕様
値の変更が可能なシステムなども知られている。例え
ば、特開平4−3250号公報に記載の技術によれば、
顧客からの要求仕様に基づき、たとえその仕様が厳密で
ない場合であっても顧客の要求に合致しそうな製品群の
モデルを提示し、その中から顧客が欲する製品を任意に
選択し得る方法、及び表示された製品に対し顧客側で仕
様値の変更が可能なシステムが開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の納
期回答方法においては、顧客の要求した仕様を遵守した
製品を作るため、特殊部品の使用頻度が高くなる可能性
があり、その結果として原価の増大や管理費の増大を招
き、また、サプライヤ側の納入遅延によって、顧客の要
求納期を守れなくなってしまう危険性もある。
【0009】一方、標準部品を用いた設計では、標準部
品を優先的に使用したが為に顧客の要求仕様を満足しな
い製品を作ってしまう危険性がある。
【0010】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、顧客の要求仕様を満足するような製品
設計の際、標準部品を優先的に使用することによって顧
客に、より低コスト、短納期の製品を提供すると同時に
工場内の部品の標準化も推進する受注システムを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】こうした目的を達成する
ために、本発明では、顧客から、製品の部品についての
顧客要求仕様情報を受信する受信部と、前記受信部で受
信した顧客要求仕様情報に対して推奨仕様情報を検索す
る検索部と、前記検索部で検索された推奨仕様情報を送
信する送信部とを有し、前記検索部は、前記部品の識別
情報と、当該部品に代替可能な部品の識別情報とを対応
させて記憶する流用データベース記憶手段と、前記流用
データベース記憶手段を参照し、前記顧客要求仕様情報
の各部品ごとに、代替可能な部品を検索する代替部品検
索手段と、前記代替部品検索手段によって検索された部
品を用い、複数の推奨仕様候補を作成する作成手段と、
前記作成手段により作成された複数の推奨仕様候補ごと
に、前記顧客要求仕様情報に対して前記推奨仕様候補の
距離を数値化した顧客満足度を計算する顧客満足度計算
手段と、前記顧客満足度計算手段により計算された顧客
満足度が、予め定めた基準値以上である推奨仕様候補を
抽出し、当該抽出した推奨仕様候補を前記推奨仕様情報
として前記送信部に送信させる抽出手段とを備え、前記
受信部は、前記送信部より送信された前記推奨仕様情報
のうち、前記顧客により選択された推奨仕様情報を受信
する。顧客満足度を求めることにより、顧客要求仕様情
報に対して推奨仕様候補の距離を数値化することができ
る。
【0012】また、前記流用データベース記憶手段は、
前記顧客仕様情報の部品と、前記代替可能な部品との相
関関係を示す相関度を対応させてさらに記憶し、前記受
信部は、前記顧客から、前記部品ごとに重要であるかな
いかを示す重要度をさらに受信し、前記顧客満足度計算
手段は、前記相関度と、前記重要度とから、前記推奨仕
様候補が前記顧客要求仕様情報にどのくらい近いかを示
す類似度を求め、当該類似度を、前記顧客満足度とする
ことができる。この場合、顧客満足度は、類似度のみを
用いて求めることができる。
【0013】または、前記部品と、前記代替可能な部品
との各々の納期を示す納期情報と価格を示す価格情報と
を記憶する部品データベース記憶手段をさらに有し、前
記流用データベース記憶手段は、前記顧客仕様情報の部
品と、前記代替可能な部品との相関関係を示す相関度を
対応させてさらに記憶し、前記受信部は、前記顧客か
ら、前記部品ごとに重要であるかないかを示す重要度
と、前記顧客要求仕様についての価格と納期とをさらに
受信し、前記顧客満足度計算手段は、前記相関度と、前
記重要度とから、前記推奨仕様候補が前記顧客要求仕様
情報にどのくらい近いかを示す類似度を求め、また、前
記部品データベース記憶手段を参照し、前記推奨仕様候
補ごとに納期と価格とを求め、当該求めた納期と価格と
が、前記顧客要求仕様の納期と価格とに対してどのぐら
い近いかをそれぞれ数値化し、前記顧客満足度を計算す
ることができる。
【0014】さらに、前記受信部は、前記顧客から、当
該製品において、価格、納期および仕様のうち、いずれ
を重要視するかをさらに受信し、前記顧客満足度計算手
段は、前記顧客満足度を計算するときに、前記受信部で
受信した重要視する項目に重み付けを行うことができ
る。また、前記送信部は、前記顧客満足度計算手段で求
めた前記納期と前記価格と前記類似度と前記顧客満足度
とのうち少なくとも一つを前記推奨仕様情報に対応づけ
てさらに送信することができる。
【0015】さらに、前記作成手段により作成された複
数の推奨仕様候補ごとに、工場側で標準的に利用する部
品である標準品をどのぐらい利用したかを示す工場側満
足度を計算する工場側満足度計算手段をさらに有し、前
記抽出手段は、前記抽出した推奨仕様候補から、前記工
場側満足度計算手段により計算された工場側満足度が、
予め定めた基準値以上である推奨仕様候補をさらに抽出
し、当該抽出した推奨仕様候補を前記推奨仕様情報とす
ることができる。また、前記部品ごとに、前記標準品で
有るかを示す管理レベル情報を記憶する部品データベー
ス記憶手段をさらに有し、前記工場側満足度計算手段
は、前記部品データベース記憶手段を参照し、前記推奨
仕様候補ごとに、各部品の管理レベルに基づいて、前記
工場側満足度を計算することができる。工場側満足度を
求めることにより、標準品をより多く利用している推奨
仕様を選択することができる。
【0016】また、この場合、前記部品ごとの使用頻度
を示す使用頻度情報を記憶する使用頻度データベース記
憶手段をさらに有し、前記受信部で受信した前記顧客に
より選択された推奨仕様情報の各部品の使用頻度を更新
し、当該使用頻度に基づいて、前記部品データベース記
憶手段に記憶する管理レベルの変更を指示する変更指示
手段をさらに有することができる。
【0017】工場側に製品の注文を行うための顧客側端
末としては、製品の部品についての顧客要求仕様情報
と、当該顧客要求仕様の部品ごとに重要であるかないか
を示す重要度との入力を受け付ける入力部と、前記入力
部で受け付けた顧客要求仕様情報と当該顧客要求仕様の
部品ごとの前記重要度とを送信する送信部と、前記工場
側から、前記工場側で推奨する推奨仕様情報を受信する
受信部と、前記受信部で受信した推奨仕様情報を出力す
る出力部とを有し、前記入力部は、前記受信部で受信し
た推奨仕様情報のうち少なくとも一つの選択を受け付
け、前記送信部は、前記入力部で選択された推奨仕様情
報を送信することができる。前記入力部は、前記製品に
おいて、価格、納期および仕様のうち、いずれを重要視
するかの入力をさらに受け付け、前記送信部は、前記入
力部で入力された重要視する項目に対応する情報を送信
することができる。
【0018】顧客から、製品の部品についての顧客要求
仕様を受け付けて、当該顧客要求仕様の各部品につい
て、代替可能な部品により工場側で推奨する推奨仕様を
提示する受注方法としては、前記代替可能な部品を用
い、複数の推奨仕様候補を作成するステップと、前記複
数の推奨仕様候補ごとに、前記顧客要求仕様に対して前
記推奨仕様候補の距離を数値化した顧客満足度を計算す
るステップと、前記顧客満足度が、予め定めた基準値以
上である推奨仕様候補を抽出するステップと、当該抽出
した推奨仕様候補を出力するステップとを備える。ま
た、各ステップを実現するためのプログラムを記憶媒体
に記憶するようにしてもよい。また、顧客側端末におけ
る処理に対応するプログラムも記憶媒体に記憶させても
よい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の実施の形態にお
ける受注システムのブロック図を示す。
【0020】図1において、顧客側端末10と工場側端
末20とは、パーソナルコンピュータ、ワークステーシ
ョンなどで構成される。図9に、顧客側端末10と工場
側端末20とのハードウェア構成を示す。顧客側端末1
0と工場側端末20とは、処理を実行するCPU100
と、処理手順に対応するソフトを記憶するROM110
と、一時的にデータを記憶するRAM120と、ネット
ワークを介してデータ通信を行うモデム130と、マウ
スやキーボードなどのユーザからの指示を受け付ける入
力部140と、プリンタやディスプレイなどの表示部1
50と、他のコンピュータに接続させるためのLAN
I/F160とを備える。また、生産管理サーバ30
は、ワークステーションなどで構成され、処理を実行す
るCPU200と、処理手順に対応するソフトを記憶す
るROM210と、一時的にデータを記憶するRAM2
20と、マウスやキーボードなどのユーザからの指示を
受け付ける入力部240と、プリンタやディスプレイな
どの表示部250と、工場側端末20や他のコンピュー
タに接続させるためのLAN I/F260と、ハード
ディスクなどの記憶媒体230を備え、記憶媒体230
には、後述する各種生産管理データベース90が記憶さ
れている。また、生産管理サーバ30には、ROM21
0内に記憶されているソフトウエアにより生産管理シス
テム80が構築されており、生産管理データベース90
の更新などを行う。生産管理データベース90として
は、図11に示すような部品構成のテンプレートを記憶
する構成データベース91と、図4に示すような部品ご
との部品情報を示す部品データベース92と、能力デー
タベース93と、部品ごとの在庫数を示す在庫データベ
ース94とを備える。図11において、構成データベー
ス91は、各製品ごとの部品構成のテンプレートを示
し、本実施の形態においては、PCの部品であるM/
B、CPU、Memoryなどの部品種類が示される。
また、図4において、部品データベース92は、部品ご
とに、部品コード、部品名、部品区分(工場内作品か購
入品かの区分)、LT(部品の納期日数)、ST(その
部品を加工するために要する生産能力(生産日数))およ
び管理レベルが対応させて記憶されている。管理レベル
とは、各部品の管理の方法を定義するものである。管理
レベルのレベル分けの一例として、Aは標準品(見込み
品に使われている部品)=部品常備、Bは設計不通過品
(設計なしで作ることのできる部品)=部材常備、Cは
設計通過品(設計を必要とする部品)=部材常備、Dは
特殊仕様品=常備無し・外注品、Eは廃止品=製造・使
用禁止、などといったレベル分けが考えられる。また、
陳腐化した旧部品、在庫過多部品等、早急に消費したい
部品がある場合、上記A〜E5段階以外の特別な管理レ
ベルX等を用い、後述する工場満足度の計算時の重みを
変えることによってその部品を優先的に使用する方法も
考えられる。在庫データベース94は、各部品ごとの在
庫終了を示す。また、能力データベース93は、各部品
を加工する工程の生産能力(生産日数)を示す。
【0021】顧客側端末10は、顧客側が入力した要求
仕様を入力部140にて受付け、モデム130からネッ
トワークを介して工場側端末20に要求仕様を送信して
見積もりを依頼する。要求仕様としては、各種製品の部
品名や特殊部品については、その仕様が示される。
【0022】工場側端末20は、顧客側端末10からネ
ットワークを介し、モデム130で要求仕様を受ける。
工場側端末20には、納期回答システム40が構築され
ており、この納期回答システム40は、要求仕様に対応
して推奨仕様を検索し、納期を顧客側に回答するための
処理を行うソフトウエアであり、そのプログラムは、工
場側端末20の内部に備える記憶媒体のROM120に
記憶されている。納期回答システム40は、顧客からの
要求仕様を受ける受信部である受注処理部50と、生産
管理サーバ30の各種生産管理データベース90を参照
し、複数の推奨仕様候補の検索を行い、コスト・リード
タイムの計算を行い、顧客側端末に1または2以上の推
奨仕様を出力する推奨仕様検索部60とを備える。
【0023】顧客側端末10は、その推奨仕様を受け、
顧客側でいずれかの推奨仕様が選択され、選ばれた推奨
仕様が工場側端末20に送られて、受注となる。また、
納期回答システム40は、工場内の部品の標準化を促進
するための処理を行う標準化促進部70を備える。標準
化促進部70は、生産管理サーバ30に備えてもよい。
標準化促進部70は、各部品ごとの使用頻度を示す使用
頻度データベース71を備える。使用頻度データベース
の内容を図7に示す。図7において、使用頻度データベ
ース71は、部品ごとの使用回数と仕様奨励度とが記憶
されている。仕様奨励度は、標準化の進んでいる部品ほ
ど高い値になるように、あらかじめ設定しておくことが
できる。標準化促進部70は、受注情報によって、使用
頻度データベース71の各部品ごとの使用頻度を更新す
るとともに、各種生産管理データベース90の内容を変
更する。
【0024】以下に、パーソナルコンピュータ(以下、
PCという)の製品の受注を例に、顧客の要求仕様に基づ
き仕様決定および納期回答を行う場合について、図2を
参照して詳細に説明する。図2に、顧客側端末10の処
理手順と、工場側端末20との処理手順とを示す。
【0025】図2において、まず、顧客側端末10にお
いて、PCの用途やPCにかかる負荷量などから要求仕様が
作成される。顧客側端末10は、例えば、図3に示すよ
うな要求仕様作成支援システムを用い、用途に応じた要
求仕様を作成する(S21)。要求仕様作成支援システ
ムは、顧客側端末10において、要求仕様の作成を支援
するための処理を行うソフトウエアであり、そのプログ
ラムは、顧客側端末10の内部に備える記憶媒体のRO
M120に記憶されている。図3に示すように、要求仕
様の各部品項目は、プルダウンメニュー等を用いて選択
式で部品を選ばせるようにしてもよし、特別部品の場合
には、その部品の仕様を入力させるようにしてもよい。
また、各部品項目について、その部品が顧客にとってど
れくらい重要であるかの指標である重要度の入力欄を設
ける。重要度の持ち方として、例えば、最重要な部品
(他の部品での代替ができない部品)は5、その部品で
あることが好ましいという項目は3、あまり厳密に定め
る必要のない部品(他の部品で代替が可能である部品)
は1とする方法などが考えられる。なお、特に顧客から
の入力がない場合は1としておくようにしてもよい。ま
た、顧客側が価格、納期、仕様のどの項目を重要視する
かの指標として、重要項目の入力欄も設ける。重要項目
は、最重要の項目を選択する以外に、価格、納期、仕様
の重要度をランク付けするようにしても良い。各部品の
重要度と重要項目とは、顧客が要求した仕様に対して、
推奨する仕様に変更した場合、顧客がどの程度満足する
かを推測するために、顧客要求仕様に対して推奨仕様の
距離を数値化した顧客満足度の計算で用いる。
【0026】このようにして作成された受注仕様は、ネ
ットワークを介して工場に入り、そこで要求仕様受付と
なる(S22)。
【0027】次に、推奨仕様検索処理を説明する。
【0028】図2において、顧客によって作成された要
求仕様は、各種要求仕様を満たすべく仕様の解析がおこ
なわれ、使用する部品に対応する部品情報が図4に示す
部品データベース92より抽出される。さらに、その部
品情報に準じ、構成データベース91に記憶されている
部品構成テンプレートを基に、要求仕様の部品名の一覧
を示す要求仕様部品表の作成が行われる(S23)。要
求仕様部品表は、図11に示す部品構成テンプレート
に、各部品名もしくは仕様が記載されたものである。
【0029】次に、作成された要求仕様部品表で使われ
ている部品(=要求仕様準拠部品)のうち、部品データ
ベースを参照し、管理レベルがA(標準部品)でないも
の(若しくは予め定めた管理レベルより低いもの)につ
いて、図5に示すような流用データベース61より変換
可能な部品を検索する(S24)。図5に示す流用デー
タベース61は、工場側端末20のROM110に記憶
され、各部品ごとに代替が可能な部品とその相関度が示
される。相関度は、部品と代替可能な部品と類似関係を
示し、工場側で設定され、例えば、80%以上相関度が
ある場合にはAランク、60%〜80%までの相関度が
ある場合にはBランク、40%〜60%までの相関度が
ある場合にはCランクというように、ランク分けしてお
いてもよい。もしくは、相関度を、部品データベース9
2に記憶されている管理レベルと同じにしても良い。こ
の場合、相関度は、代替品が、標準品で有るかどうかを
区別する情報、または、標準品により近いものであるか
をランク付けしたものであるということができる。
【0030】図8に、S24における処理を更に詳細に
示す。図8において、要求仕様部品表を読み込み(S2
41)、各部品ごとに、部品データベース92から管理
レベルを取得する(S242)。管理レベルがAであれ
ば(S243)、標準部品であるため、代替品を検索す
る必要がないので、S246に移行する。管理レベルが
A以外であれば(S243)、標準部品でないため、図
5に示すような流用データベース61より変換可能な部
品を検索する(S244)。検索した変換可能部品を、
顧客側の要求部品に対応させてRAM120に一時的格
納し(S245)、全部品について検索が終了するまで
処理を続ける(S246)。
【0031】次に、検索された変換可能部品を用い、推
奨する部品名の一覧を示す推奨品部品表を複数作成する
(S25)。 推奨部品表は、工場側で推奨する仕様を
示し、標準部品と、変換可能部品との組み合わせにより
構成される。要求仕様部品表は、図11に示す部品構成
テンプレートに、標準部品名もしくは変換可能部品名が
記載されたものである次に、作成された要求仕様部品表
と、複数の推奨品部品表とのそれぞれについて、能力デ
ータベース93、在庫データベース94及び部品データ
ベース92を用いてMRP(Material Requirement Pla
nning)計算を行い、COST値(価格)およびLT
(リードタイム:納期)値を算出する。また、算出され
たCOST値、LT値及び類似度を用いて顧客満足度の
計算を行い、さらに使用されている部品の管理レベルか
ら工場満足度の計算も行う(S26)。
【0032】ここで、類似度、顧客満足度、工場満足度
の計算方法について一例を挙げ詳しく説明する。類似度
は、ある推奨品部品表が、顧客の要求仕様部品表とどれ
くらい類似しているのかを示す値であり、例えば類似度
Reは数1で与えることができる。
【0033】
【数1】
【0034】ここで、riは流用データベース61より得
た各部品の相関度、fiは顧客から要求された各部品の重
要度、nが全部品数である。
【0035】このようにして得られた類似度、及び、M
RP計算にて得られたLT値、COST値を用い、顧客
満足度を求める。顧客満足度は、顧客要求仕様に対し
て、推奨仕様に変更した場合に、納期、価格、製品類似
度から、顧客がどれぐらい満足するかを推測するための
指標である。顧客満足度Scは、例えば数2で与えること
が可能である。
【0036】
【数2】
【0037】ここで、顧客要求仕様のLT、COST、
類似度を、それぞれLd、Cd、Rd、推奨仕様のLT、COS
T、類似度をそれぞれLe、e、e、またα、β、γは
それぞれ顧客のLT、COST、類似度に対する重みづ
けを表す。この重みづけは、例えば、図3に示すような
要求仕様作成支援システムを用いた場合、重要項目とし
て選択されたものを0.5、他を0.25にする、といった
方法が考えられる。
【0038】また、工場満足度は、顧客要求仕様に対し
て、推奨仕様に変更した場合に、各部品の管理レベルか
ら求める指標であり、標準品を利用するほど、高い満足
度となる。nA〜nEをそれぞれ管理レベルA〜Eの使用部
品数、a〜eをそれぞれの管理レベルの部品に対する重
み値とすると、数3で与えることができる。
【0039】
【数3】Sw=anA+bnB+cnC+dnD+enE ここで、a〜eはそれぞれの管理レベルの部品に対する
工場側の考え方、管理方法の違いの切り分け方等によっ
て変化する重み値であり、値が大きいほど標準的な部品
であることを示す。例えば、前述したようにA〜E5段
階の管理レベルを持つ場合、a=2、b=1、c=0、
d=−2、e=−4というような値をとるのが妥当であ
る。
【0040】また、陳腐化した旧部品、在庫過多部品
等、早急に消費したい部品がある場合は、前述したよう
に管理レベルX等を設け、重み値をx=4にするなどの
処置を取ることによって対応することもできる。
【0041】次に、以上のような方法で求めた複数の推
奨部品表についての顧客満足度について、その値が予め
定めた基準値以上の推奨部品表を抽出し、各推奨仕様の
内容とともに、図6に示すような推奨仕様テーブルに記
録する(S27)。図6に、記録された推奨仕様テーブ
ルの一例を示す。図6において、推奨仕様テーブルは、
抽出された各推奨仕様ごとに、すべての部品名、価格、
納期、類似度、顧客満足度(CS)、工場側満足度(W
S)が示される。前述した顧客満足度の式を使用した場
合、それぞれ100点を基準値にする方法が考えられ
る。図6において、推奨仕様no.1は顧客の要求仕様に
準じた部品構成(顧客要求仕様部品表)の製品だが、こ
の仕様では標準部品をあまり使用していなかったため、
工場満足度(WS)が負の値になってしまっている。それ
に対し、no.2の推奨仕様は、メモリを標準部品である6
4MBのDIMMに代替したので、納期、価格とも低下し、類
似度は微妙に減少したものの結果として顧客満足度(C
S)が向上している。同時に、工場満足度も向上してい
る。推奨仕様no.5の製品は、工場内で余っている旧部
品で代替した場合である。それによって、類似度は下が
るが価格は安く、納期とも短くなり、またWSの値が高
いので特典としてさらに価格が安く設定されている例で
ある。
【0042】このように、工場満足度は、標準部品の使
用率が高いほど値が大きく、また特殊品の使用率が高い
ほど値が低くなる。工場としては標準化を進ませるため
に、標準品の使用率を増やすため、工場満足度の値の高
いものは特典として価格を下げ、低いものは価格を上げ
るという処理を行うことで標準化を促進する方法が考え
られる。また、工場満足度の高いものは優先的に生産す
ることによってリードタイムを短縮させるという方法も
考えられる。
【0043】図2において、作成された推奨仕様(仕
様、価格、納期)は、ネットワークを介し顧客側に送信
され、顧客側端末に提示される(S28)。
【0044】そして、顧客は提示された推奨仕様のうち
顧客のニーズにもっとも合致した仕様を顧客側端末にて
選択する事が可能である(S29)。顧客が選択した推
奨仕様は、ネットワークを介し再び工場側に送信され、
ここで受注となる(S30)。受注処理では、製造指示
を行う一方、受注した仕様の内容に応じて、図7に示す
ような使用頻度データベース71内の使用回数の更新も
行う。
【0045】つぎに、更新された使用頻度データベース
71の内容に応じて、生産管理データベース90の一つ
である部品データベース92内の管理レベルの変更をす
るかどうかのデータベースメンテナンス判定を行う(S
31)。データベースメンテナンス判定の方法として一
例を挙げると、各部品毎のメンテ判定関数を算出する方
法が考えられる。ここで、メンテ判定関数Uは、使用頻
度をn、仕様奨励度をpとしたとき、 数4に示すように
表される。
【0046】
【数4】U=np このメンテ判定関数Uの値に準じ、部品データベース9
2内の管理レベルを変更する。メンテ判定関数Uの値
が、より高いものはA、より低いものはEにするなど、
メンテ判定関数Uの値と、管理レベルとの対応を予め定
めておくことにより変更をおこなうことが可能になる。
【0047】これにより、使用頻度の高いものは管理レ
ベルが高くなり、推奨仕様として提示される確率が高く
なるので、それに伴い顧客側で選択される確率がますま
す高くなる。
【0048】工場側は、ある期間毎に、管理レベルの低
い部品を廃止する事により、管理部品の削減をはかるこ
とが可能になり、部品の標準化も進む。
【0049】以上、説明したように、上記実施の形態に
よれば、顧客からの見積もり要求仕様に対し、工場側が
その要求仕様に類似していて、かつ、納入期間、価格等
の優れている推奨仕様を瞬時に自動的に提示することが
可能になる。これにより、顧客により安く、納期のより
短い製品を提供する事によって顧客満足度を向上させる
ことが可能となる同時に、工場側としては顧客独自の要
求仕様に準じた特殊部品を使用する機会が減り、標準部
品を使うことが多くなるので、管理部品点数が減り、在
庫費の減少、大ロット発注による原価低減等をはかるこ
とが可能となる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、顧客の要求仕様を満足
するような製品設計の際、標準部品を優先的に使用する
ことによって顧客に、より低コスト、短納期の製品を提
供すると同時に工場内の部品の標準化も推進する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における受注システムのブロック図
【図2】実施の形態における受注システムについての詳
細な説明図
【図3】実施の形態における要求仕様作成支援システム
の画面例を示す説明図
【図4】実施の形態における部品データベースのフォー
マット及びデータ内容の一例を示す説明図
【図5】実施の形態における流用データベースフォーマ
ット及びデータ内容の一例を示す説明図
【図6】実施の形態における推奨仕様テーブルのフォー
マット及びデータ内容の一例を示す説明図
【図7】実施の形態における使用頻度データベースフォ
ーマット及びデータ内容の一例を示す説明図
【図8】実施の形態における変換可能部品検索の処理を
示すフローチャート
【図9】実施の形態における顧客側端末10と工場側端
末20との構成図
【図10】実施の形態における生産管理サーバの構成図
【図11】実施の形態における部品構成のテンプレート
の内容を示す説明図
【符号の説明】
10…工場側端末 20…工場側端末 30…生産管理サーバ 40…受注システム 50…受注処理部 60…推奨仕様検索部 70…標準化促進部 80…生産管理システム 90…各種生産管理データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 秀明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 3F022 MM08 MM21 MM29 PP04 5B049 BB07 CC05 CC11 CC21 DD01 DD05 EE01 EE03 EE05 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5H269 AB27 BB16 KK01 KK04 QB15 QC01 QC03 QC06 QD06 QE21 9A001 GG01 JJ01 JJ44

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客から、製品の部品についての顧客要求
    仕様情報を受信する受信部と、前記受信部で受信した顧
    客要求仕様情報に対して推奨仕様情報を検索する検索部
    と、前記検索部で検索された推奨仕様情報を送信する送
    信部とを有し、前記検索部は、前記部品の識別情報と、
    当該部品に代替可能な部品の識別情報とを対応させて記
    憶する流用データベース記憶手段と、前記流用データベ
    ース記憶手段を参照し、前記顧客要求仕様情報の各部品
    ごとに、代替可能な部品を検索する代替部品検索手段
    と、前記代替部品検索手段によって検索された部品を用
    い、複数の推奨仕様候補を作成する作成手段と、前記作
    成手段により作成された複数の推奨仕様候補ごとに、前
    記顧客要求仕様情報に対して前記推奨仕様候補の距離を
    数値化した顧客満足度を計算する顧客満足度計算手段
    と、前記顧客満足度計算手段により計算された顧客満足
    度が、予め定めた基準値以上である推奨仕様候補を抽出
    し、当該抽出した推奨仕様候補を前記推奨仕様情報とし
    て前記送信部に送信させる抽出手段とを備え、前記受信
    部は、前記送信部より送信された前記推奨仕様情報のう
    ち、前記顧客により選択された推奨仕様情報を受信する
    ことを特徴とする受注システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の受注システムにおいて、
    前記流用データベース記憶手段は、前記顧客仕様情報の
    部品と、前記代替可能な部品との相関関係を示す相関度
    を対応させてさらに記憶し、前記受信部は、前記顧客か
    ら、前記部品ごとに重要であるかないかを示す重要度を
    さらに受信し、前記顧客満足度計算手段は、前記相関度
    と、前記重要度とから、前記推奨仕様候補が前記顧客要
    求仕様情報にどのくらい近いかを示す類似度を求め、当
    該類似度を、前記顧客満足度とすることを特徴とする受
    注システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載の受注システムにおいて、前
    記部品と、前記代替可能な部品との各々の納期を示す納
    期情報と価格を示す価格情報とを記憶する部品データベ
    ース記憶手段をさらに有し、前記流用データベース記憶
    手段は、前記顧客仕様情報の部品と、前記代替可能な部
    品との相関関係を示す相関度を対応させてさらに記憶
    し、前記受信部は、前記顧客から、前記部品ごとに重要
    であるかないかを示す重要度と、前記顧客要求仕様につ
    いての価格と納期とをさらに受信し、前記顧客満足度計
    算手段は、前記相関度と、前記重要度とから、前記推奨
    仕様候補が前記顧客要求仕様情報にどのくらい近いかを
    示す類似度を求め、また、前記部品データベース記憶手
    段を参照し、前記推奨仕様候補ごとに納期と価格とを求
    め、当該求めた納期と価格とが、前記顧客要求仕様の納
    期と価格とに対してどのぐらい近いかをそれぞれ数値化
    し、前記顧客満足度を計算することを特徴とする受注シ
    ステム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の受注システムにおいて、
    前記受信部は、前記顧客から、当該製品において、価
    格、納期および仕様のうち、いずれを重要視するかをさ
    らに受信し、 前記顧客満足度計算手段は、前記顧客満足度を計算する
    ときに、前記受信部で受信した重要視する項目に重み付
    けを行うことを特徴とする受注システム。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の受注システムにおいて、
    前記送信部は、前記顧客満足度計算手段で求めた前記納
    期と前記価格と前記類似度と前記顧客満足度とのうち少
    なくとも一つを前記推奨仕様情報に対応づけてさらに送
    信することを特徴とする受注システム。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の受注システムにおいて、
    前記作成手段により作成された複数の推奨仕様候補ごと
    に、工場側で標準的に利用する部品である標準品をどの
    ぐらい利用したかを示す工場側満足度を計算する工場側
    満足度計算手段をさらに有し、前記抽出手段は、前記抽
    出した推奨仕様候補から、前記工場側満足度計算手段に
    より計算された工場側満足度が、予め定めた基準値以上
    である推奨仕様候補をさらに抽出し、当該抽出した推奨
    仕様候補を前記推奨仕様情報とすることを特徴とする受
    注システム。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の受注システムにおいて、
    前記部品ごとに、前記標準品で有るかを示す管理レベル
    情報を記憶する部品データベース記憶手段をさらに有
    し、 前記工場側満足度計算手段は、前記部品データベース記
    憶手段を参照し、前記推奨仕様候補ごとに、各部品の管
    理レベルに基づいて、前記工場側満足度を計算すること
    を特徴とする受注システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の受注システムにおいて、
    前記部品ごとの使用頻度を示す使用頻度情報を記憶する
    使用頻度データベース記憶手段をさらに有し、前記受信
    部で受信した前記顧客により選択された推奨仕様情報の
    各部品の使用頻度を更新し、当該使用頻度に基づいて、
    前記部品データベース記憶手段に記憶する管理レベルの
    変更を指示する変更指示手段をさらに有することを特徴
    とする受注システム。
  9. 【請求項9】工場側に製品の注文を行うための顧客側端
    末であって、製品の部品についての顧客要求仕様情報
    と、当該顧客要求仕様の部品ごとに重要であるかないか
    を示す重要度との入力を受け付ける入力部と、前記入力
    部で受け付けた顧客要求仕様情報と当該顧客要求仕様の
    部品ごとの前記重要度とを送信する送信部と、前記工場
    側から、前記工場側で推奨する推奨仕様情報を受信する
    受信部と、前記受信部で受信した推奨仕様情報を出力す
    る出力部とを有し、前記入力部は、前記受信部で受信し
    た推奨仕様情報のうち少なくとも一つの選択を受け付
    け、前記送信部は、前記入力部で選択された推奨仕様情
    報を送信することを特徴とする顧客側端末。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の顧客側端末において、
    前記入力部は、前記製品において、価格、納期および仕
    様のうち、いずれを重要視するかの入力をさらに受け付
    け、前記送信部は、前記入力部で入力された重要視する
    項目に対応する情報を送信することを特徴とする顧客側
    端末。
  11. 【請求項11】顧客から、製品の部品についての顧客要
    求仕様を受け付けて、当該顧客要求仕様の各部品につい
    て、代替可能な部品により工場側で推奨する推奨仕様を
    提示する受注方法であって、前記代替可能な部品を用
    い、複数の推奨仕様候補を作成するステップと、前記複
    数の推奨仕様候補ごとに、前記顧客要求仕様に対して前
    記推奨仕様候補の距離を数値化した顧客満足度を計算す
    るステップと、前記顧客満足度が、予め定めた基準値以
    上である推奨仕様候補を抽出するステップと、当該抽出
    した推奨仕様候補を出力するステップとを備えることを
    特徴とする受注方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の受注方法における各
    ステップを実現するためのプログラムを記憶することを
    特徴とする記憶媒体。
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