JP2001013465A - 縁なし眼鏡 - Google Patents

縁なし眼鏡

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JP2001013465A
JP2001013465A JP11188673A JP18867399A JP2001013465A JP 2001013465 A JP2001013465 A JP 2001013465A JP 11188673 A JP11188673 A JP 11188673A JP 18867399 A JP18867399 A JP 18867399A JP 2001013465 A JP2001013465 A JP 2001013465A
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JP
Japan
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lens
spectacles
vine
stud
upper half
Prior art date
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Pending
Application number
JP11188673A
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English (en)
Inventor
Isao Shirayanagi
伊佐雄 白柳
Yosuke Shirayanagi
洋介 白柳
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Abstract

(57)【要約】 【目的】縁なし眼鏡において、耳掛け蔓や鼻掛け蔓など
の蔓とレンズとの結合を強固にかつ緩み止めしないよう
に結合する結合装置を得ることを目的とする。 【構成】眼鏡の蔓の一端に止め金具を設け、その止め金
具の端部に上下方向へ伸びる受け部を連接し、前記受け
部の裏面に3本の植込みボルトを突設するとともに、そ
の植込みボルトのうちの1本を他の2本を結ぶ線から偏
位した位置に配し、三角形に配されたボルトによって眼
鏡の蔓とレンズとを結合するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は縁なし眼鏡、すなわ
ち、レンズの周囲を囲繞するレンズ枠のない眼鏡に関す
るもので、特に、レンズに接続される耳掛け蔓、あるい
は鼻掛け蔓とレンズとの連結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ツーポイント形と呼ばれる縁なし
眼鏡Aは、図8、図9で示すように、レンズBと、その
レンズBへ接続される耳掛け蔓y、鼻掛け蔓zなどの眼
鏡の蔓Cで構成されており、眼鏡の蔓Cに設けたボルト
dとレンズBに穿設したボルト孔eとを嵌合させ、ボル
トeに螺合させたナットfを緊締して一体化させ、眼鏡
としての形態を保持させている。なお、図中のxはレン
ズBの周り止め部材であり、眼鏡の蔓Cに支持されレン
ズBの縁に沿って配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造を有する従来
の縁なし眼鏡Aは、レンズBと回り止め部材xとの間に
は製造誤差に起因する若干の隙間が残されている。その
ため、縁なし眼鏡Aを長期に亘って使用すると、種々の
外力が作用して前記ナットfが緩み、レンズBを骨格と
して利用する縁なし眼鏡Aでは、形態を保持することが
出来なくなって耳から外れ易くなる不具合があった。ま
た、このような不具合を解消する手段として、レンズB
と眼鏡の蔓Cとの間を、複数のボルトdによって強固に
連結することも検討されたが、金属製の部品が増え眼鏡
の重量が過大となり易い不具合の他、外観上の美観が損
なわれ易い不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、眼鏡の蔓の
一端に止め金具を設け、その止め金具にレンズの曲面を
支持する3個の受け部を設ける一方、前記3個の受け部
近傍に植設した植込みボルトと、レンズに穿設したボル
ト孔とを嵌合させナットを緊締して前記眼鏡の蔓とレン
ズとを結合させることによって解決される。そこでは、
前記止め金具は、眼鏡の蔓に連結される中央部と、その
中央部から上方へ伸びる上半部、および上半部に対して
傾斜して下方へ伸びる下半部とによって略「く」字形に
形成され、前記3個の受け部は上半部の上端と下半分の
下端、および中央部とに設けることが好ましい。また、
前記止め金具は、眼鏡の蔓に連結される中央部と、その
中央部から上方へ伸びる上半部、および上半部に対して
傾斜して下方へ伸びる下半部とによって略「く」字形に
形成され、前記3個の受け部は上半部の上端と下半分の
下端、および中央部とに設けられ、それら3個の受け部
の近傍に1個づつ計3個の植込みボルトが設けてもよ
い。
【0005】
【作用】レンズの曲面は止め金具に設けた3個の受け部
によって眼鏡の蔓に支持され、眼鏡の蔓に対する姿勢が
決定される。レンズは受け部近傍に設けた3個の植込み
ボルトによって、レンズの曲面に沿った方向の移動と、
植込みボルトのいずれかを軸とする回動とが阻止され
る。止め金具を略「く」字形に形成することにより、そ
れらの端部と屈曲した中央部が前記3個の受け部を形成
する。植込みボルトは3個の受け部近傍に形成され、植
込みボルトと受け部とのオフセットが小さくなり、ナッ
トの緊締によって生じるレンズを曲げる力が小さく保た
れる。
【0006】
【発明の実施の態様】以下、図面によって本願発明の一
実施態様を説明する。図1〜4中、10は本願発明を利
用した縁なし眼鏡であり、縁なし眼鏡10は左右のレン
ズ11、11の内外両側面に眼鏡の蔓21が連結されて
いる。すなわち、眼鏡の蔓21はレンズ11、11の内
側の側面に連結された鼻掛け蔓12と、外側の側面に連
結された耳掛け蔓13とからなっている。15は鼻当て
具であり、前記鼻掛け蔓12に取り付けられている。1
7は耳掛け蔓13に設けられた枢軸であり、耳掛け蔓1
3は枢軸17を軸に折り曲げ可能となっている。なお、
以上の構成は従来公知の縁なし眼鏡の構造と大差はな
い。
【0007】前記眼鏡の蔓21の端部には、レンズ11
の略上下方向に向けて伸びる止め金具22が設けられて
いる。止め金具22は眼鏡の蔓21に連なる中央部22
bと、その中央部22bから上方へ伸びる上半部22
a、およびその上半部22aに対して傾斜して伸びる下
半部22cとによって略「く」の字形に屈曲して形成さ
れている。そのため、止め金具22の裏面にレンズ11
の略球状の曲面を当てると、レンズ11は止め金具22
の上下の端部、および略「く」の字形をした中央部22
bの突端によって形成される三角形の3個の頂点で当接
する。すなわち、レンズ11は前記3個の頂点によって
形成される止め金具22の受け部によって支持される。
【0008】また、止め金具22は断面形状が略円形を
なしており、その裏面(レンズ11側の面)には、前記
受け部の近傍に位置して植込みボルト23が植設されて
いる。植込みボルト23はレンズ11のボルト孔11a
に挿通され、ナット25によって緊締される。26はワ
ッシャである。かくて、レンズ11は止め金具22に設
けた3点の受け部によって、三角形をなす広い面の頂部
で支持され、ナット25によって緊締される。また、植
込みボルト23と受け部とは比較的接近しているので、
ナット25による押圧点と受け部との間のオフセットが
小さくなり、ナット25の緊締によってもレンズ11を
曲げる力が大きくならず、損傷を与えることがない。
【0009】図4は上記実施態様の変形例を示すもの
で、図1〜図3の態様ではレンズ11が眼鏡の蔓21の
後面に取り付けられるのに対し、その取り付け位置を眼
鏡の蔓21の前面に変更したもので、その変更は主とし
て外観の美観向上を目的としたものである。
【0010】上記実施形態に係る縁なし眼鏡10を製作
するには、まず、市販の眼鏡の蔓21に取り付けられて
いるダミーレンズ(図示してない)を外し、このダミー
レンズの外形に沿って円形のレンズ材料(図示してな
い)の縁を切除して外形を整える。次に、ダミーレンズ
のボルト孔に従って3個のボルト孔11a、11aを穿
設する。このようにして仕上げれられたレンズ11を眼
鏡の蔓21に設けた植込みボルト23、23に嵌合さ
せ、ナット25を締めて連結すると、縁なし眼鏡10の
組立作業が終える。最後に、ヤットコその他の手工具を
用いて眼鏡の蔓21の曲がりを調節し、縁なし眼鏡10
の外形を整えると同時にレンズ11、11の光軸を調節
して製作を終える。
【0011】このようにして製作された縁なし眼鏡10
は、三角形に配された3本の植込みボルト23、23に
よって眼鏡の蔓21とレンズ11とを結合したものであ
るから、眼鏡の蔓21とレンズ11との間に外力が作用
しても各植込みボルト23には、曲げ力や回転力が作用
せず、従って、植込みボルト23に締着されたナット2
5が緩むことはない。
【0012】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、レンズと眼鏡
の蔓との間が3本の植込みボルトによって結合されるか
ら、長期の使用によってもボルトの緩みによってレンズ
と眼鏡の蔓との間にガタツキを生じることがなく、眼鏡
が外れ易くなったり、目の位置からずれたりする不具合
がない縁なし眼鏡が得られる。請求項2の発明によれ
ば、止め金具が略「く」字形に屈曲しているため、その
両端と中央部とに取り付けられる植込みボルトは、一直
線上でなく、三角形に配置されることゝなり、レンズに
外力が作用しても、それが各植込みボルトに回転方向に
作用せず、緩み難くなる。また、3本の植込みボルトは
止め金具の裏面に設けられるため、植込みボルトが眼鏡
の正面から見え難く、縁なし眼鏡の外観を損なうことが
ない。請求項3の発明によれば、3本のボルトをレンズ
に締め付ける際、レンズの曲面と止め金具との干渉が回
避され、レンズを損傷することがない。などの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例を示すもので、縁なし眼鏡
の要部を示す外観図である。
【図2】その要部の拡大外観図である。
【図3】図1中のIII−III断面図である。
【図4】変形例を示す図3相当の断面図である。
【図5】要部である止め金具を取り出して示す部分的な
平面図である。
【図6】図1中のVI−VI断面図である。
【図7】図5中のVII−VII断面図である。
【図8】従来例を示す縁なし眼鏡の外観図である。
【図9】従来例を示す図3相当の断面図である。
【符号の説明】
10、A 縁なし眼鏡 11、B レンズ 11a、e ボルト孔 12、z 鼻掛け蔓 13、y 耳掛け蔓 15 鼻当て具 17 枢軸 21、C 眼鏡の蔓 22 止め金具 22a 上半部 22b 中央部 22c 下半部 23 植込みボルト 24 凹部 25 ナット 26 ワッシャ d ボルト f ナット x 回り止め部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡の蔓の一端に止め金具を設け、その
    止め金具にレンズの曲面を支持する3個の受け部を設け
    る一方、前記3個の受け部近傍に植設した植込みボルト
    と、レンズに穿設したボルト孔とを嵌合させナットを緊
    締して前記眼鏡の蔓とレンズとを結合させてなる縁なし
    眼鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記止め金具は、眼
    鏡の蔓に連結される中央部と、その中央部から上方へ伸
    びる上半部、および上半部に対して傾斜して下方へ伸び
    る下半部とによって略「く」字形に形成され、前記3個
    の受け部は上半部の上端と下半分の下端、および中央部
    とに設けられている縁なし眼鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記止め金具は、眼
    鏡の蔓に連結される中央部と、その中央部から上方へ伸
    びる上半部、および上半部に対して傾斜して下方へ伸び
    る下半部とによって略「く」字形に形成され、前記3個
    の受け部は上半部の上端と下半分の下端、および中央部
    とに設けられ、それら3個の受け部の近傍に1個づつ計
    3個の植込みボルトが設けられている縁なし眼鏡。
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