JP2001013233A - ジッタ信号発生器 - Google Patents

ジッタ信号発生器

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JP2001013233A
JP2001013233A JP11183983A JP18398399A JP2001013233A JP 2001013233 A JP2001013233 A JP 2001013233A JP 11183983 A JP11183983 A JP 11183983A JP 18398399 A JP18398399 A JP 18398399A JP 2001013233 A JP2001013233 A JP 2001013233A
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JP
Japan
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jitter
signal
memory
clock
wave
Prior art date
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JP11183983A
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English (en)
Inventor
Masaru Yonekura
大 米倉
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Kenwood KK
Kenwood TMI Corp
Original Assignee
Kenwood KK
Kenwood TMI Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジッタ信号波形の再現性が良くかつ回路構成
の簡単なジッタ信号発生器を提供する。 【解決手段】 クロック信号を発生するクロック発生部
1と、クロック信号をカウントしてアドレス信号を発生
するカウンタ2と、波形データをディジタル値として格
納するメモリ3と、メモリ3内に格納された所定の波形
データをアドレス信号に応答して読出し、アナログ値に
変換して出力するDAコンバータ4と、クロック信号に
同期して、鋸歯状波を出力する鋸歯状波発生部20と、
アナログ値と鋸歯状波とを比較することによりパルス幅
変調された方形波出力をジッタ信号として出力するコン
パレータ30とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はジッタ信号発生器に
係り、特に画像データ読み取り時のジッタを計測するジ
ッタメータの校正に使用されるジッタ信号を出力するジ
ッタ信号発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】CDやDVD(デジタルバーサタイルデ
ィスク)装置から読み出される画像データには発光もし
くは受光器の位置調整の不具合からジッタが含まれるこ
とがある。このジッタを計測する装置としてジッタメー
タが知られている。ジッタメータを用いて画像データの
ジッタ量を正確に測定しようとする場合、ジッタメータ
その物を校正する必要がある。このためにジッタ量を任
意の値に可変可能なジッタ信号発生器が用いられる。ジ
ッタ信号は図6に示すように所定のデューティ比をもつ
実線で示す方形波の立ち下がり部に時間軸方向にぶれΔ
を有する信号である。このぶれ(ジッタ)Δの量を可変
させて所定のジッタ量を持ったジッタ信号を供給するの
がジッタ信号発生器である。
【0003】図4は従来のジッタ信号発生器の概略構成
を示す図である。ジッタ発生回路10と鋸歯状波発生回
路20とコンパレータ30とから構成され、ジッタ信号
発生回路10では所定周期を持つ正弦波又は疑似ノイズ
が出力される。また鋸歯状波発生回路20からは所定タ
イミングの鋸歯状波が出力され、これがコンパレータ3
0により比較されることにより出力端子50に図6に示
すような所定のジッタ量Δをもったジッタ信号が出力さ
れる。コンパレータ30ではジッタ発生回路10からの
正弦波又は疑似ノイズ波と鋸歯状波発生回路20からの
鋸歯状波との振幅を比較し、正弦波又は疑似ノイズ波の
振幅が鋸歯状波の振幅よりも高い場合に出力端子に出力
が発生する。
【0004】図7は従来のジッタ発生回路の一例を示す
ブロック図で、疑似ノイズ波を発生させる回路を示して
いる。クロック発生器11と、所定の段数(例えば20
段)を持つシフトレジスタ12と、排他的論理和(EX
−OR)回路13と、重み付加算器14と、フィルタ1
5とから構成される。クロック発生器11からのクロッ
ク信号はシフトレジスタ12のクロック入力端子(c
k)に入力され、シフトレジスタ12の出力端子(Q)
からの出力信号は排他的論理和回路13を介してシフト
レジスタ12のデータ入力端子(D)にフィードバック
される。また、出力端子(Q)からの出力信号は重み付
加算器14とフィルタ15とを介して出力端子16に出
力される。このような回路構成により出力端子16から
ランダムな振幅を持つ疑似ノイズ波が得られる。
【0005】図5は複数のジッタ量を持つジッタ信号を
得るための発生器の構成を示すもので、例えば、第1ジ
ッタ発生回路10aでは疑似ノイズ波を、第2ジッタ発
生回路10bでは正弦波といったように異なる波形を発
生させ、これを選択回路40により切り替えて鋸歯状波
発生回路20からの鋸歯状波と比較することにより異な
るジッタ波形を持つジッタ信号を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のジッ
タ信号発生器はジッタ量のもとになる正弦波や疑似ノイ
ズ波のジッタ波形をアナログ的にジッタ発生回路から発
生させるため、このジッタ波形が温度の影響を受けやす
く安定度が悪いという問題があった。またジッタ発生回
路10から出力されるジッタ波と鋸歯状波発生回路20
から発生される鋸歯状波とはコンパレータ30により比
較されるのであるが、ジッタ発生回路10と鋸歯状波発
生回路20の同期がずれると、比較される点が毎回異な
るため短期間においてのジッタ値の再現性が悪くなると
いう問題がある。これはジッタ発生回路で発生されるジ
ッタ波と鋸歯状波発生回路で発生される鋸歯状波とが共
にアナログ波形であるためコンパレータでの比較点が変
動しやすいことに原因する。
【0007】また図5に示すように複数のジッタ波形を
持つジッタ信号を得ようとすると、複数のジッタ発生回
路が必要となりジッタ信号発生器の構成が複雑となると
いう問題があった。本発明は上述した問題点を解消する
ためになされたもので、温度などの変動に対して再現性
よく安定性の高いジッタ信号を発生することができると
ともに、各種の波形のジッタ信号を簡単な回路構成によ
り発生することのできるジッタ信号発生器を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のジッタ信号発生
器は、クロック信号を発生するクロック発生部と、前記
クロック信号をカウントしてアドレス信号を発生するカ
ウンタと、波形データをディジタル値として格納するメ
モリと、前記メモリ内に格納された所定の波形データを
前記アドレス信号に応答して読出し、アナログ値に変換
して出力するDAコンバータと、前記クロック信号に同
期して、鋸歯状波を出力する鋸歯状波発生部と、前記ア
ナログ値と前記鋸歯状波とを比較することによりパルス
幅変調された方形波出力をジッタ信号として出力するコ
ンパレータとを具備している。
【0009】また、本発明のジッタ信号発生器において
は、前記メモリに複数の格納領域を設け、異なる波形デ
ータを前記複数の格納領域にそれぞれ格納することも出
来る。さらに、本発明のジッタ信号発生器においては、
前記カウンタは前記複数の格納領域を特定する前記アド
レス信号を切替えて発生することが出来る。また、本発
明のジッタ信号発生器においては、前記DAコンバータ
が前記メモリの所定の格納領域を読出すタイミングを可
変させることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に
係るジッタ信号発生器の構成を示すブロック図である。
本発明のジッタ信号発生器は所定のクロック周期でクロ
ック信号を発生させるクロック発生部1と、このクロッ
クをカウントしてアドレス信号を発生するカウンタ2
と、波形データをディジタル値として格納したメモリ3
と、このメモリ内3に格納された波形データをアドレス
信号に応答して読出し、アナログ値に変換して出力する
DAコンバータ4と、クロック発生部1のクロック信号
に同期して鋸歯状波を出力する鋸歯状波発生部20と、
DAコンバータ4と鋸歯状波発生部20との出力を比較
することによりパルス幅変調された方形波をジッタ信号
として出力端子50に出力するコンパレータ30と、か
ら構成されている。
【0011】図2は図1に示す回路の各部の信号波形を
示すタイミングチャートである。クロック発生部1から
は図2(A)に示すような所定のクロック周期を持った
クロック信号が出力される。カウンタ2はこのクロック
信号をカウントしてカウント出力を発生させるが、予め
定めた第1のカウント値から第2のカウント値までの値
を連続的に出力する。このカウント出力はメモリ3のア
ドレス信号となる。従って、例えば、図3に示すよう
に、メモリ3を「0」番地から「7F」番地までの格納
領域31と、「80」番地から「FF」番地までの格納
領域32の2つに分割しておき、格納領域31には、疑
似ノイズ波形のデータをディジタル値として格納し、格
納領域32には、正弦波のデータをディジタル値として
格納しておき、カウンタ2のカウント出力が「80」〜
「FF」までを出力するように設定しておけば、格納領
域32から、正弦波のデータが取出されることになる。
同様にカウント出力が「0」〜「7F」までを出力する
ように設定しておけば、格納領域31から疑似ノイズ波
形を取出すことが出来る。このようにメモリ3の格納領
域を複数に分割し、それぞれの領域に異なる波形を格納
させておき、カウンタ2のカウント出力が、所定の格納
領域のアドレス信号となるように設定しておけば、種々
のジッタ波形を1つのメモリから取り出すことが出来
る。
【0012】図2(B)に示すステップ信号は、図3の
格納領域32に格納されていた正弦波のデータを取出
し、DAコンバータ4によりアナログ値に変換した波形
図である。なお、メモリ3から読み出される波形データ
の読み出しタイミングを可変することにより読み出され
るジッタ波形を変更することも出来る。例えば、正弦波
のジッタ波形データを、1つ飛ばしで読み出せば、2倍
の周波数のジッタ波形を取り出すことが出来る。
【0013】一方、クロック発生部1からのクロック信
号(A)に同期して鋸歯状波発生部20は図2(C)に
示すような鋸歯状波を発生させる。この鋸歯状波(C)
とDAコンバータ4からのステップ信号(B)はコンパ
レータ30により比較される。仮にコンパレータ30を
ステップ信号(B)の振幅が鋸歯状波(C)の振幅より
も大きい場合に出力信号が得られるように設定しておく
と、コンパレータ30の出力として図2(D)に示すよ
うな波形が得られる。この波形(D)はクロック信号
(A)の立ち下がり部が所定のジッタ量でパルス幅変調
された方形波として得られる。なお図2(C)において
はDAコンバータ4からのステップ信号(B)を点線で
示している。
【0014】このように本発明においては、従来使用さ
れていたジッタ発生回路をカウンタ2、メモリ3及びD
Aコンバータ4により置換した構成としている。このた
めコンパレータ30において比較される2つの信号は鋸
歯状波と比較される間ジッタ波形の値がホールドされる
ため、温度などに対しての変動が小さく再現性、安定性
が良くなる。また本発明においてはジッタ信号をディジ
タル的に発生させているためカウンタの設定や、メモリ
からDAコンバータへの読み出しのタイミングを自由に
設定することができる。したがってクロック発生部1を
複数用意することなく、メモリの格納領域を複数用意し
たり、メモリからの読み出しのタイミングを変えること
により複数のジッタ波形を簡単に得ることが出来る。こ
れにより出力端子50からの種々のジッタ波形を持った
ジッタ信号を得ることができる。なお図1に示す実施の
形態ではカウンタとメモリとを用いてジッタ波形を得て
いるが、このカウンタとメモリとを統合してディジタル
データ発生手段により所定の波形に対応するデータを発
生させるようにしてもよい。このように構成すればディ
ジタルデータ発生手段を自由に設定することにより各種
のジッタ波形を有するジッタ信号を簡単に得ることがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明では
ディジタル的な手段によってジッタ量のもととなるジッ
タ波形を発生させるようにしているため、コンパレータ
での比較の際にジッタ波形がホールドされ、温度などの
変化に対して変動が少なく再現性及び安定性が改善され
る。またメモリに格納されるデータの内容を変化させた
り、DAコンバータへの読み出しのタイミングを切り替
えることにより、同一の回路構成で複数の波形を持つジ
ッタ信号を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るジッタ信号発生器の
回路構成を示すブロック図。
【図2】図1の回路における各種波形を示すタイミング
チャート。
【図3】本発明に用いられるメモリの構造を示す図。
【図4】従来のジッタ信号発生器の構成を示す図。
【図5】従来の他のジッタ信号発生器の構成を示す図。
【図6】ジッタ信号を説明するための図。
【図7】従来のジッタ発生回路の一例を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 クロック発生部 2 カウンタ 3 メモリ 4 DAコンバータ 20 鋸歯状波発生部 30 コンパレータ 50 出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号を発生するクロック発生部
    と、 前記クロック信号をカウントしてアドレス信号を発生す
    るカウンタと、 波形データをディジタル値として格納するメモリと、 前記メモリ内に格納された所定の波形データを前記アド
    レス信号に応答して読出し、アナログ値に変換して出力
    するDAコンバータと、 前記クロック信号に同期して、鋸歯状波を出力する鋸歯
    状波発生部と、 前記アナログ値と前記鋸歯状波とを比較することにより
    パルス幅変調された方形波出力をジッタ信号として出力
    するコンパレータとを具備したことを特徴とするジッタ
    信号発生器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジッタ信号発生器にお
    いて、 前記メモリに複数の格納領域を設け、異なる波形データ
    を前記複数の格納領域にそれぞれ格納することを特徴と
    するジッタ信号発生器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のジッタ信号発生器にお
    いて、 前記カウンタは前記複数の格納領域を特定する前記アド
    レス信号を切替えて発生することを特徴とするジッタ信
    号発生器。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のジッタ信号発生器にお
    いて、 前記DAコンバータが前記メモリの所定の格納領域を読
    出すタイミングを可変させることを特徴とするジッタ信
    号発生器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005104368A1 (ja) * 2004-04-20 2005-11-03 Advantest Corporation ジッタ発生回路
WO2008047685A1 (fr) * 2006-10-16 2008-04-24 Advantest Corporation Dispositif d'application de gigue, procédé d'application de gigue, équipement d'essai et puce de communication
WO2023286459A1 (ja) * 2021-07-16 2023-01-19 ローム株式会社 信号生成回路、スイッチング装置及びスイッチング電源装置

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