JPH0828614B2 - 位相相関波形の発生方法 - Google Patents

位相相関波形の発生方法

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JPH0828614B2
JPH0828614B2 JP3174469A JP17446991A JPH0828614B2 JP H0828614 B2 JPH0828614 B2 JP H0828614B2 JP 3174469 A JP3174469 A JP 3174469A JP 17446991 A JP17446991 A JP 17446991A JP H0828614 B2 JPH0828614 B2 JP H0828614B2
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    • G06F1/03Digital function generators working, at least partly, by table look-up
    • G06F1/0321Waveform generators, i.e. devices for generating periodical functions of time, e.g. direct digital synthesizers
    • G06F1/0342Waveform generators, i.e. devices for generating periodical functions of time, e.g. direct digital synthesizers for generating simultaneously two or more related waveforms, e.g. with different phase angles only
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B27/00Generation of oscillations providing a plurality of outputs of the same frequency but differing in phase, other than merely two anti-phase outputs

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位相相関波形の発生方
法、特に、少ない構成要素で位相相関波形を正確に発生
する位相相関波形の発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特定のテレビ信号を発生するた
めに使用するRF(無線周波数)回路を試験するには、
同一周波数で余弦波及びこれと直角位相の正弦波を発生
することが望ましい。テレビ伝送回路では、色差I及び
Q信号は、この位相関係にある。
【0003】直角位相波形を正確に発生するためには、
通常、2つの独立した直接デジタル・シンセサイザを含
む回路を使用する。個々の直接デジタル・シンセサイザ
を使用し、直角位相関係の信号の夫々一方を発生する。
各直接デジタル・シンセサイザは、波形に沿った点を表
すデジタル・サンプル値を記憶する波形ルックアップ・
テーブル・メモリを含む。波形ルックアップ・テーブル
・メモリをアドレスするために使用する累算器は、デジ
タル・アナログ変換器(以下DACという)を介して特
定の周波数の正弦波出力を発生するための速度で、選択
された波形値に沿って階段状に累算する。互いに正確に
同期するこの様な1対の直接デジタル・シンセサイザを
使用すると、直角位相関係の信号を発生できる。
【0004】所望の直角位相信号を発生するための他の
方法では、1つの累算器を使用して、一方のメモリ素子
が正弦波を表す値を含み、他方のメモリ素子が余弦波を
表す値を表す値を含む1対のメモリ素子をアドレスす
る。更に、2つのメモリから得られる出力値は、個々の
デジタル・アナログ変換器に供給される。これらのDA
Cからは、所望の直角位相関係の信号が得られる。
【0005】図4は、正弦波又は他の繰り返し波形を発
生するために使用する従来の直接デジタル・シンセサイ
ザを示す。短い時間間隔毎の波形の振幅を表す一連の値
は、波形ルックアップ・テーブル・メモリ10の一連の
アドレス位置に記憶されている。位相累算器12は一連
のアドレス値を発生するが、通常は、あらゆるアドレス
位置がアクセスされるわけではない。例えば、10番目
のアドレス位置毎にサンプル値をアクセスし、特定周波
数の波形を出力する。位相累算器12は加算器14を含
み、加算器14の出力はライン18上に周期的クロック
・パルスが供給される時点で、レジスタ16に供給され
る。最初に、入力数値Nが加算器14の入力端子Aに供
給され、加算器14の入力端子Bに入力数値が供給され
ていないとすると、数値Nは次のクロック・パルスの時
点でレジスタ16に供給される。レジスタ16の出力信
号は、加算器14の端子Bに供給され、加算器14は合
計値2Nを発生する。次のクロック・パルスの発生時点
で、2Nはレジスタ16に供給される。レジスタ16内
に連続的に現れる合計値は、増加的な累算を行うことに
よりNだけ異なり、波形ルックアップ・テーブル・メモ
リ10のアドレス指定に使用される。N番目毎の波形振
幅値は、クロック・パルスがライン18上に供給される
度に、レジスタ20に供給される。DAC22はサンプ
ル値を受け取り、所望の波形をシミュレート(模造)す
るために、サンプル値に対応するアナログ出力信号を形
成する。更にNの値を大きくすれば、メモリ10に記憶
された波形に沿って間隔が大きくなり、比較的高周波数
の出力信号が得られる。Nの値を小さくすれば、アドレ
ス値の間隔は更に小さくなり、完全な正弦波サイクルを
読み込むために長時間を要する。したがって、比較的低
周波数のアナログ出力信号は、後者の場合に生成され
る。当然、このとき、クロック速度は一定であると仮定
する。正弦波に沿って連続するサンプルは、図5におい
て、31、32、33、・・・34で表される。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】上述した様に、直角位相関係を有するアナ
ログ信号を発生するために、通常は、図4に示す様な種
類の2つの直接デジタル・シンセサイザを使用し、第1
シンセサイザで正弦波信号を生成し、第1シンセサイザ
に同期する第2のシンセサイザで余弦波信号を生成す
る。他の方法では、1つの位相累算器を使用して、正弦
波を記憶する第1波形ルックアップ・テーブル・メモリ
10及び余弦波を記憶する第2波形ルックアップ・テー
ブル・メモリに、同時に供給されるアドレスを発生す
る。しかし、この様な従来の構成では、同じ構成要素を
重複して設ける必要がある。
【0007】したがって、本発明の目的は、最小限の構
成要素を使用して、正確な位相相関波形を発生する位相
相関波形の発生方法の提供にある。本発明の他の目的
は、1個の波形ルックアップ・テーブル・メモリを有す
る1の直接デジタル・シンセサイザを使用して、位相相
関波形を発生する位相相関波形の発生方法の提供にあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の好適な
実施例では、1個の波形ルックアップ・テーブル・メモ
リを有する1個の直接デジタル・シンセサイザを使用し
て、2つの直角位相関係の波形を生成する。波形ルック
アップ・テーブル・メモリに記憶されたサンプルを読み
出すための一連のアドレスは、入力値をデジタル的に累
算することにより発生される。この入力値により、2つ
の波形間の所望の位相差に応じたサンプルの間隔が決ま
る。したがって、直角位相関係の信号を発生する場合、
累算された入力値により、連続するサンプル間で90°
の位相差を与えるサンプルの間隔が決まる。好適な実施
例では、このサンプル間隔は、各波形の変化振幅の連続
したサンプルを得るために、波形ルックアップ・テーブ
ル・メモリを読み出す各サイクルの間に累算される付加
的増加分を含んでいる。
【0009】本発明の特定の例では、波形ルックアップ
・テーブル・メモリが正弦波の1024個のデジタル・
サンプル値を記憶しているとすると、連続するサンプル
は90°の位相差を与えるためのアドレス値1024/
4に、2つの直角位相関係の波形に沿ってアドレスが段
階的に進むようにするための増し分を加えた値毎に読み
出される。
【0010】好適な実施例では、2つの直角位相関係の
波形を表す出力信号は、累算器に使用するクロック信号
を分周した信号によりラッチされる第1及び第2レジス
タに夫々供給される。特定の実施例では、4番目毎のサ
ンプルは、第1レジスタにラッチされ、直角位相関係の
信号のデジタル・サンプル値を得るために、その間の選
択した出力信号が第2レジスタに供給される。2つのレ
ジスタからの出力信号は、夫々2つのDACに供給され
る。
【0011】
【実施例】図1は、本発明による装置を示すブロック図
である。図4に示す構成要素と同一のものは、同一の参
照符号で示す。累算器12を使用し、正弦波等の一連の
振幅値を記憶している波形ルックアップ・テーブル・メ
モリ10を順次アドレス指定する。メモリ10は、波形
の連続した繰り返し部分即ちセグメント(区分)を記憶
する。ここで、用語“セグメント”は、波形の1サイク
ル分又は他の繰り返し部分を意味する。図1の実施例に
おいて、レジスタ20A及び20Bは、メモリ10から
波形サンプル・デジタル値を受け取り、これらの値をD
AC22A及び22Bに供給する。ただし、レジスタ2
0Bに供給される値は、レジスタ20Aに供給される値
と直角位相関係、又は他のある特定の位相関係にある波
形を表す。
【0012】図5に示す様に、メモリ10に記憶された
波形の1つのセグメント又は1サイクルに沿って連続す
る振幅値を表す値を、メモリ10からレジスタ20Aに
連続して供給するのではなく、メモリ10から読み出さ
れた各セグメント又は各サイクルの1つのサンプルのみ
を、レジスタ20Aに供給する。レジスタ20Aに供給
されるサンプル間に挟まれ、レジスタ20Aに供給され
る波形に対し所望の位相差を有する波形を表すサンプル
は、各セグメント又はサイクル毎にレジスタ20Bに供
給される。
【0013】図1の回路では、累算器12の入力値N
は、特定の波形に沿ったサンプリング間隔を表すのでは
なく、Nは2つの出力波形間の位相差を表す。その結
果、入力アドレス値Nに対してメモリ10から読み出さ
れる1番目のサンプル出力値は、レジスタ20Aに供給
される。アドレス値2Nによりアドレス指定されて、メ
モリ10から読み出された次のサンプル出力値は、レジ
スタ20Bに入力される。メモリ10に記憶された波形
セグメントの読出しの継続するサイクルでは、2つの波
形の連続する増加部分は、夫々レジスタ20A及び20
Bに供給される。2つの波形の連続する値を得るために
メモリ10の記憶値を確実に階段状にアドレス指定する
ため、入力値Nは2つの所望の信号間の位相差に等しく
なっていない。値Nは、出力信号C及びD間の所望の位
相差に、完全な波形出力C及びDを生成するように、メ
モリ10内を通過する間に累算されて、波形に沿って階
段状に変化する増し分値を加えた値である。後で詳述す
る様に、この増し分値は、所望の出力位相差には影響し
ない。
【0014】多数の他の出力信号が、上述した様に、入
力値Nを使用してメモリ10から読み出される。レジス
タ20A及び20Bに所望の値のみを入力するために、
カウンタ回路17はライン18を介してクロック信号を
受け取り、このクロック信号を分周する。上述の特定の
例では、カウンタ回路17は4の計数を繰り返す。計数
値1では、デコーダ24はこれに応答して、メモリ10
から読み出された値を、レジスタ20Aにラッチする。
計数値2では、デコーダ26は、レジスタ20Bが、メ
モリ10から読み出された値を受け取るようにする。こ
の回路の機能は、次の説明により、更に詳しく理解でき
る。
【0015】ここで、1024個の値が記憶された正弦
波テーブル・メモリ10を使用して、250Mサンプル
/sの速度で、2つの直角位相信号を発生すると仮定す
る。更に、波形の所望の出力周波数を、12MHzとす
る。図4に示す種類の回路を使用した直接デジタル合成
のための通常の手順は、ライン18上のクロック信号の
250Mサンプル/sのクロック速度を使用し、各クロ
ック・サイクル毎に49.152ステップ(増し分)で
アドレス指定して、正弦波テーブル・メモリ10を通過
する(ここで、“メモリを通過する”とは、特定の間隔
で、メモリ全体をアドレス指定することを意味す
る。)。メモリ10は、整数のアドレス値のみを認識す
るが、小数部分は累算のためにレジスタ16に残され
る。この例の条件では、N=49.152である。従来
では、正弦波テーブル及び余弦波テーブルに同一の累算
器で同時にアクセスすると、又は2つの同一の直接デジ
タル・シンセサイザに対して2つの同期した累算器を使
用すると、所望の直角位相関係の信号が得られる。
【0016】図1の回路では、上述の数値例を使用し、
クロック速度は1Gサンプル/s速度まで増加され、正
弦波テーブル・メモリは、各クロック毎にN=268.
288のステップで読み出される。N=268.288
の値は、次の様に得られる。テーブル・メモリ10には
1024個の記憶値があり、直角位相関係の2つの信号
を生成することが求められているので、Nは1024/
4に増し分値を加えた値に等しくする。値1024/4
は、略90°のサンプル間隔に相当する。図1の回路で
は、波形メモリを通過する際の1番目のサンプルは、レ
ジスタ20Aに供給され、1番目のサンプルと略90°
の 位相差を有する2番目のサンプルは、レジスタ20
Bに供給される。この例では、メモリ10から読み出さ
れる3及び4番目(波形上の180°及び270°の位
置の)の値は、無視される。メモリ10から読み出され
る次に続く値は、レジスタ20Aに供給され、以下同様
に動作する。
【0017】波形に沿って確実に進むために、Nに加え
られる増し分値は、この例では、49.152/4であ
る。従来の回路では、各クロック・サイクル毎に49.
152の増し分値を使用した。本発明の例では、この間
隔はメモリ10を通過するまで累算され、レジスタ20
A用に取り出される次のサンプルは、前のサンプルから
メモリ10を1回通過した後に取り出され、波形に沿っ
て49.152ステップだけ前のサンプルと異なる。4
9.152/4は累算されて、メモリ10を次に通過す
るときまでに49.152になる。Nは、各クロック・
サイクルに関して、49.152/4+1024/4=
268.288ステップである。正弦波テーブル・メモ
リのアドレスは、次の様に生成される。更に、対応する
関数の角度が示されている。
【0018】
【表1】 アドレス 角度 アドレス 角度 0 0 98 34.5 268 94.2 366 128.7 536 634 804 903 49 17.2 147 51.6 317 111.4 415 145.9 585 684 854 952
【0019】4個の連続した出力値の組を考えると、1
番目の出力値はレジスタ20Aにラッチされ、DAC2
2Aを介してアナログ形式に変換される。2番目の出力
値は、レジスタ20Bにラッチされ、DAC22Bを介
してアナログ形式に変換される。メモリ10からの3及
び4番目の出力値は、使用されない。
【0020】図5を更に詳細に参照すると、図示する波
形は、上述の数値の例に従った、即ち従来の回路の動作
を示している。ここで、再び、図4の直接デジタル・シ
ンセサイザを使用し、1024個の記憶値を有する正弦
波テーブル・メモリ10を使用して、250Mサンプル
/sでサンプリングを行うと仮定する。正弦波テーブル
・メモリ10のアドレス指定は、各クロック・サイクル
毎に、49.152ステップで増加して循環する。図5
の波形は、メモリ10に記憶されたままの振幅値の位置
を表す。この波形は、図4のDAC22の出力端子から
得られる。与えられたパラメータに関して、連続するサ
ンプル31、32、33等は、約17.2°の角度間隔
で波形に沿ってアクセスされ、上述した様に、これらの
数値は、アナログ出力信号に変換するために、DAC2
2に供給される。位相が相関する出力信号を生成するに
は、この様なシンセサイザを2個使用する。
【0021】本発明の装置では、第1正弦波波形の第1
サンプル31’は、図2に示す波形ルックアップ・テー
ブル・メモリ10を1回目に通過する間に得られ、第2
サンプルは、同じ波形ルックアップ・テーブル10を2
回目に通過する間に得られる。サンプル値33’は3回
目の通過の間に読み出され、その後の値は、継続するサ
イクルの間に読み出される。これらの値は、レジスタ2
0Aに供給される。サンプルは、90°間隔よりもわず
かに大きくなることが、理解できるであろう。49.1
52に等しい増し分値は、ルックアップ・テーブルを通
過する毎に、入力値Nに加算されるので、連続するサン
プル31’、32’及び33’は、波形の各繰り返しで
順次読み出され、結果的に複数回の波形の繰り返しによ
り、図5に示すサンプル31、32及び33と同様の関
係となる。所望の増し分値(49.152)の分数部分
(本例では、1/4)は、メモリ10を循環的に通過す
る間に、4個のサンプルの各々をアドレス指定するため
に使用される。
【0022】中間の連続サンプル35、36等は、夫々
サンプル31’、32’等に続いて供給され、上述した
様にレジスタ20Aではなく、レジスタ20Bに供給さ
れる。3番目のサンプル37、38及び4番目のサンプ
ル40、41は、この実施例では無視されるが、他の位
相関係の波形出力信号を生成したければ、他のレジスタ
に入力することもできる。
【0023】表1から分かる様に、1及び2番目の波形
出力信号間の位相差は、90°ではなく94.2°であ
る。この位相差は、この表において一貫しており、例え
ば、111.4°から17.2°を減算した値も94.2
°に等しい。90°からのずれは、加算した増し分値に
より生じるが、各場合において、位相が関係付けされた
2つの波形の一方のサンプル(例えば、図2の31’)
は、他方のサンプル(例えば、図2のサンプル35)の
前に得られる。図3は、2つの出力信号C及びDを表
す。サンプル31’は時点t1で供給され、サンプル3
5は時点t2で供給され、上述の数値例における時点t1
及びt2間の時間差は、1ナノ秒である。サンプル35
は、90°をわずかに超えた点(正確には94.2°)
で取り込まれるが、サンプル31’より時間的に遅れて
(1ナノ秒後に)取り込まれる。その結果、波形C及び
Dは、図示する様に、所望の直角位相関係を有する。
【0024】加算した位相増し分値の分数部分(この例
では、49.152ステップの1/4)は、360°に
対する位相シフト量90°の比に比例する。入力値N
は、アクセスされたメモリ・アドレスの有理分数部分
(1/4)に、追加される分数を加えた値である。メモ
リをアクセスする速度は、図4の回路で位相増し分値を
使用して波形を再生するためにサンプルを読み出すのに
必要な速度に上記分数の逆数を乗算した値、例えば、4
×250Ms=1Gs/sに等しい。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、1サイクル分の波形を
記憶する波形ルックアップ・テーブル・メモリを、発生
する2つの波形の位相差に相当するアドレス量と、これ
らの波形を形成するために順次サンプルを読み出すため
のアドレス増し分との和に相当するアドレス間隔でアド
レスすることにより、1個の波形ルックアップ・テーブ
ル・メモリを有する1個の直接デジタル・シンセサイザ
を使用して、位相が相関する2つの波形を発生すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の位相相関波形の発生方法を実現する
するための回路を示すブロック図。
【図2】 本発明の動作を説明するための波形図。
【図3】 本発明の方法により発生した直角位相波形を
示す波形図。
【図4】 従来の直接デジタル・シンセサイザを示すブ
ロック図。
【図5】 図4のシンセサイザの動作を説明するための
波形図。
【符号の説明】
10 波形ルックアップ・テーブル・メモリ 12 累算器 20A、20B レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形を表す複数のサンプル値を記憶する
    メモリ手段から所定位相差の関係で同一周波数の少なく
    とも2つの波形を発生する位相相関波形の発生方法であ
    って、上記位相差に相当する上記サンプル値の間隔を表
    す第1の値、及び上記2つの波形を形成するための上記
    サンプル値の間隔に応じた第2の値を加算した値を累算
    してアドレス値を発生し、発生した上記アドレス値で上
    記メモリ手段から上記複数のサンプル値を読出し、読み
    出した上記サンプル値から上記所定位相の関係のサンプ
    ル値を選択し出力することを特徴とする位相相関波形の
    発生方法。
JP3174469A 1990-06-21 1991-06-19 位相相関波形の発生方法 Expired - Lifetime JPH0828614B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US541875 1990-06-21
US07/541,875 US5126960A (en) 1990-06-21 1990-06-21 Generation of phase related waveforms

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04229703A JPH04229703A (ja) 1992-08-19
JPH0828614B2 true JPH0828614B2 (ja) 1996-03-21

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ID=24161459

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JP3174469A Expired - Lifetime JPH0828614B2 (ja) 1990-06-21 1991-06-19 位相相関波形の発生方法

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US (1) US5126960A (ja)
EP (1) EP0462714A3 (ja)
JP (1) JPH0828614B2 (ja)

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