JP2001012791A - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
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- JP2001012791A JP2001012791A JP11181483A JP18148399A JP2001012791A JP 2001012791 A JP2001012791 A JP 2001012791A JP 11181483 A JP11181483 A JP 11181483A JP 18148399 A JP18148399 A JP 18148399A JP 2001012791 A JP2001012791 A JP 2001012791A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動運転時において必要以上に運
転時間が長くなったりしない、節電効果の得られる換気
装置を得る。 【解決手段】 室内の空気の状態量を検知し出力
するセンサー1と、センサー1の出力値を判定し、送風
機2の出力状態を決定する制御手段3と、制御手段3か
らの出力信号に基づき送風機2のモーター4を駆動する
駆動回路5を備え、センサー1の出力値に基づく自動運
転を可能にした換気装置について、自動運転時におい
て、運転開始を判定するセンサー1の出力値に対する基
準値と、運転停止を判定する基準値を同等の値として設
定する。
転時間が長くなったりしない、節電効果の得られる換気
装置を得る。 【解決手段】 室内の空気の状態量を検知し出力
するセンサー1と、センサー1の出力値を判定し、送風
機2の出力状態を決定する制御手段3と、制御手段3か
らの出力信号に基づき送風機2のモーター4を駆動する
駆動回路5を備え、センサー1の出力値に基づく自動運
転を可能にした換気装置について、自動運転時におい
て、運転開始を判定するセンサー1の出力値に対する基
準値と、運転停止を判定する基準値を同等の値として設
定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の空気の雑ガ
ス濃度や湿度といった状態量を検知して、状態量に基づ
く自動運転の可能な換気装置に関するものである。
ス濃度や湿度といった状態量を検知して、状態量に基づ
く自動運転の可能な換気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記この種の換気装置は、従来において
は、例えば図8に示すような構成が採用されている。即
ち、室内の空気の雑ガス濃度や湿度といった状態量を検
知し出力するセンサー20と、センサー20の出力値を
判定し、送風機21の出力状態を決定するとともに、弱
運転状態時の運転時間をカウントするフォロー運転タイ
マー22が内臓された制御手段23と、制御手段23か
らの出力信号に基づき送風機21のモーター24を駆動
する駆動回路25とが備えられている。送風機21のモ
ーター24は、強ノッチ及び弱ノッチの切替えが可能に
なっている。
は、例えば図8に示すような構成が採用されている。即
ち、室内の空気の雑ガス濃度や湿度といった状態量を検
知し出力するセンサー20と、センサー20の出力値を
判定し、送風機21の出力状態を決定するとともに、弱
運転状態時の運転時間をカウントするフォロー運転タイ
マー22が内臓された制御手段23と、制御手段23か
らの出力信号に基づき送風機21のモーター24を駆動
する駆動回路25とが備えられている。送風機21のモ
ーター24は、強ノッチ及び弱ノッチの切替えが可能に
なっている。
【0003】制御手段23は、自動運転モードでは図9
に示すような制御動作を行い換気装置の運転を制御す
る。即ち、自動運転のスタートとともに図9の♯1にお
いてセンサー20の出力値VS1が運転開始レベルVP
以上かどうかを判定する。VS1≧VPであれば♯3の
処理に進み、そうでなければ♯2で送風機21を停止す
る処理をして♯1の処理に戻る。♯3では送風機21を
強ノッチで運転する処理を行い、♯4の処理に進む。♯
4ではセンサー20の出力値VS1が運転開始レベルV
P−ディファレンシャルα以下かどうかを判定し、VS
1≦VP−αであれば、♯5において送風機21を弱ノ
ッチで運転する処理をして♯6へ進む。♯4においてV
S1≦VP−αでなければ、♯3の処理に戻る。♯6で
はフォロー運転タイマー22をスタートさせる処理を行
い、♯7へ進み、♯7で所定時間経過したか否かを判定
する。経過していれば♯8で送風機21を停止する処理
を行い、経過していなければ♯5の処理に戻る。
に示すような制御動作を行い換気装置の運転を制御す
る。即ち、自動運転のスタートとともに図9の♯1にお
いてセンサー20の出力値VS1が運転開始レベルVP
以上かどうかを判定する。VS1≧VPであれば♯3の
処理に進み、そうでなければ♯2で送風機21を停止す
る処理をして♯1の処理に戻る。♯3では送風機21を
強ノッチで運転する処理を行い、♯4の処理に進む。♯
4ではセンサー20の出力値VS1が運転開始レベルV
P−ディファレンシャルα以下かどうかを判定し、VS
1≦VP−αであれば、♯5において送風機21を弱ノ
ッチで運転する処理をして♯6へ進む。♯4においてV
S1≦VP−αでなければ、♯3の処理に戻る。♯6で
はフォロー運転タイマー22をスタートさせる処理を行
い、♯7へ進み、♯7で所定時間経過したか否かを判定
する。経過していれば♯8で送風機21を停止する処理
を行い、経過していなければ♯5の処理に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の換気装
置においては、換気装置の本体構造や送風機21のモー
ター24の能力によってはディファレンシャルαを含ん
だ運転停止レベルまでセンサー20の出力値VS1が下
がらないことがある。例えば、送風機21のモーター2
4の能力に対して処理空間が広いような場合、ディファ
レンシャルαが設定されているため、運転停止レベルま
でセンサー20の出力値VS1がなかなか下がらず、運
転時間が極端に長くなり、なかなか停止しないといった
問題点がある。また、運転切り替わり時にセンサー20
の近傍に気流の乱れが生じることから、センサー20の
出力が不安定になり、チャタリングが起きやすいといっ
た不具合もある。
置においては、換気装置の本体構造や送風機21のモー
ター24の能力によってはディファレンシャルαを含ん
だ運転停止レベルまでセンサー20の出力値VS1が下
がらないことがある。例えば、送風機21のモーター2
4の能力に対して処理空間が広いような場合、ディファ
レンシャルαが設定されているため、運転停止レベルま
でセンサー20の出力値VS1がなかなか下がらず、運
転時間が極端に長くなり、なかなか停止しないといった
問題点がある。また、運転切り替わり時にセンサー20
の近傍に気流の乱れが生じることから、センサー20の
出力が不安定になり、チャタリングが起きやすいといっ
た不具合もある。
【0005】本発明は、係る従来の問題点を解決するた
めになされたものであって、その課題とするところは、
自動運転時において必要以上に運転時間が長くなったり
しない、節電効果の得られる換気装置を得ることであ
り、その運転切り替わり時のチャタリングを防止できる
換気装置を得ることであり、円滑な自動運転の可能な換
気装置を得ることである。
めになされたものであって、その課題とするところは、
自動運転時において必要以上に運転時間が長くなったり
しない、節電効果の得られる換気装置を得ることであ
り、その運転切り替わり時のチャタリングを防止できる
換気装置を得ることであり、円滑な自動運転の可能な換
気装置を得ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、室内の空気の状態量を検知し出力
する状態量検知手段と、状態量検知手段の出力値を判定
し、送風機の出力状態を決定する制御手段と、制御手段
からの出力信号に基づき送風機のモーターを駆動する駆
動回路を備え、状態量検知手段の出力値に基づく自動運
転を可能にした換気装置について、自動運転時におい
て、運転開始を判定する状態量検知手段の出力値に対す
る基準値と、運転停止を判定する基準値を同等の値とし
て設定する手段を採用する。
に請求項1の発明は、室内の空気の状態量を検知し出力
する状態量検知手段と、状態量検知手段の出力値を判定
し、送風機の出力状態を決定する制御手段と、制御手段
からの出力信号に基づき送風機のモーターを駆動する駆
動回路を備え、状態量検知手段の出力値に基づく自動運
転を可能にした換気装置について、自動運転時におい
て、運転開始を判定する状態量検知手段の出力値に対す
る基準値と、運転停止を判定する基準値を同等の値とし
て設定する手段を採用する。
【0007】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る前記手段における制御手段により、
自動運転時において運転開始の判定及び運転停止の判定
をした直後は、所定期間タイマー手段によりタイマー運
転を行い、その間は制御手段による通常の自動制御を無
効とするようにする手段を採用する。
は、請求項1に係る前記手段における制御手段により、
自動運転時において運転開始の判定及び運転停止の判定
をした直後は、所定期間タイマー手段によりタイマー運
転を行い、その間は制御手段による通常の自動制御を無
効とするようにする手段を採用する。
【0008】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける制御手段により、自動運転時において運転開始の
判定に基づく送風機の出力状態は強運転とし、運転停止
に基づく送風機の出力状態は停止とする手段を採用す
る。
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る前記手段に
おける制御手段により、自動運転時において運転開始の
判定に基づく送風機の出力状態は強運転とし、運転停止
に基づく送風機の出力状態は停止とする手段を採用す
る。
【0009】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る前記手段
における状態量検知手段を、雑ガスセンサーで構成する
とともに、その出力値に温度補正値をかけた値を真の出
力値として制御するようにする手段を採用する。
は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る前記手段
における状態量検知手段を、雑ガスセンサーで構成する
とともに、その出力値に温度補正値をかけた値を真の出
力値として制御するようにする手段を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3によっ
て示す本実施の形態は、室内の空気の雑ガス濃度や湿度
といった状態量を検知して、状態量に基づく自動運転の
可能な換気装置に関するものである。この換気装置は図
1に示すように、室内の空気の雑ガス濃度や湿度といっ
た状態量を検知し出力する状態量検知手段としてのセン
サー1と、センサー1の出力値を判定し、送風機2の出
力状態を決定するマイクロコンピュータ等で構成される
制御手段3と、制御手段3からの出力信号に基づき送風
機2のモーター4を駆動する駆動回路5とが備えられて
いる。制御手段3には、弱運転状態時の運転時間をカウ
ントするフォロー運転タイマー6が内蔵されている。送
風機2のモーター4は、強ノッチ及び弱ノッチの切替え
が可能になっている。
て示す本実施の形態は、室内の空気の雑ガス濃度や湿度
といった状態量を検知して、状態量に基づく自動運転の
可能な換気装置に関するものである。この換気装置は図
1に示すように、室内の空気の雑ガス濃度や湿度といっ
た状態量を検知し出力する状態量検知手段としてのセン
サー1と、センサー1の出力値を判定し、送風機2の出
力状態を決定するマイクロコンピュータ等で構成される
制御手段3と、制御手段3からの出力信号に基づき送風
機2のモーター4を駆動する駆動回路5とが備えられて
いる。制御手段3には、弱運転状態時の運転時間をカウ
ントするフォロー運転タイマー6が内蔵されている。送
風機2のモーター4は、強ノッチ及び弱ノッチの切替え
が可能になっている。
【0011】制御手段3は、自動運転モードでは図2の
フローチャートによって示すような制御動作を行い換気
装置の運転を制御する。即ち、自動運転のスタートとと
もに図2の♯1においてセンサー1の出力値VS1が運
転開始レベルVP0以上かどうかを判定する。VS1≧
VP0であれば♯3の処理に進み、そうでなければ♯2
で送風機2を停止する処理をして♯1の処理に戻る。♯
3では送風機2を強ノッチで運転する処理を行い、♯4
の処理に進む。♯4ではセンサー1の出力値VS1が運
転開始レベルVP0未満かどうかを判定し、VS1<V
P0であれば、♯5において送風機2を弱ノッチで運転
する処理をして♯6へ進む。♯4においてVS1<VP
0でなければ♯3の処理に戻る。♯6ではフォロー運転
タイマー6をスタートさせる処理を行い♯7へ進み、♯
7で所定時間(例えば30分)経過したか否かを判定す
る。経過していれば♯8で送風機2を停止する処理を行
い、経過していなければ♯5の処理に戻る。運転開始を
判定する基準値である運転開始レベルVP0と、運転停
止を判定する基準値は同等のVP0として設定されてい
る。
フローチャートによって示すような制御動作を行い換気
装置の運転を制御する。即ち、自動運転のスタートとと
もに図2の♯1においてセンサー1の出力値VS1が運
転開始レベルVP0以上かどうかを判定する。VS1≧
VP0であれば♯3の処理に進み、そうでなければ♯2
で送風機2を停止する処理をして♯1の処理に戻る。♯
3では送風機2を強ノッチで運転する処理を行い、♯4
の処理に進む。♯4ではセンサー1の出力値VS1が運
転開始レベルVP0未満かどうかを判定し、VS1<V
P0であれば、♯5において送風機2を弱ノッチで運転
する処理をして♯6へ進む。♯4においてVS1<VP
0でなければ♯3の処理に戻る。♯6ではフォロー運転
タイマー6をスタートさせる処理を行い♯7へ進み、♯
7で所定時間(例えば30分)経過したか否かを判定す
る。経過していれば♯8で送風機2を停止する処理を行
い、経過していなければ♯5の処理に戻る。運転開始を
判定する基準値である運転開始レベルVP0と、運転停
止を判定する基準値は同等のVP0として設定されてい
る。
【0012】例えば、図3に示すように室内の壁面に、
センサー1として雑ガスセンサーを採用した換気装置が
設置され、自動運転モードに設定されている場合、室内
で喫煙が行われ、室内の空気の雑ガス濃度が次第に高ま
り、センサー1の出力値VS1が運転開始レベルVP0
以上になると、送風機2のモーター4か駆動回路5によ
り強ノッチで運転され、大風量換気により室内の汚濁し
た空気を室外へ排気して室内の空気の浄化を図る。制御
手段3は、強ノッチでの運転中もセンサー1の出力値を
監視していて、室内の空気の雑ガス濃度が運転開始レベ
ルVP0未満になると、弱ノッチでの時限的なフォロー
運転に移行させる。弱ノッチでの例えば30分間のフォ
ロー運転により、センサー1近傍に汚濁空気が残留する
ことはなく、安定した円滑な自動運転が実現する。
センサー1として雑ガスセンサーを採用した換気装置が
設置され、自動運転モードに設定されている場合、室内
で喫煙が行われ、室内の空気の雑ガス濃度が次第に高ま
り、センサー1の出力値VS1が運転開始レベルVP0
以上になると、送風機2のモーター4か駆動回路5によ
り強ノッチで運転され、大風量換気により室内の汚濁し
た空気を室外へ排気して室内の空気の浄化を図る。制御
手段3は、強ノッチでの運転中もセンサー1の出力値を
監視していて、室内の空気の雑ガス濃度が運転開始レベ
ルVP0未満になると、弱ノッチでの時限的なフォロー
運転に移行させる。弱ノッチでの例えば30分間のフォ
ロー運転により、センサー1近傍に汚濁空気が残留する
ことはなく、安定した円滑な自動運転が実現する。
【0013】運転開始レベルVP0と、フォロー運転に
移行する運転停止レベルは略同等であるが、換気装置の
本体構造や送風機2の能力、或いは処理空間の広さ等に
応じて同等に一定の幅を設定しても良い。こうした設定
によれば、フォロー運転を無くし、そのまま送風機2を
停止させる制御動作を採用することもできる。このよう
に、本実施の形態の換気装置によれば、自動運転時にお
いて運転時間が極端に長くなり、なかなか停止しないと
いったこともなくなり、消費電力も低減させることがで
きる。また、運転切替わり時にセンサー1の出力が不安
定になり、チャタリングが起きやすいといった不具合も
解消できる。
移行する運転停止レベルは略同等であるが、換気装置の
本体構造や送風機2の能力、或いは処理空間の広さ等に
応じて同等に一定の幅を設定しても良い。こうした設定
によれば、フォロー運転を無くし、そのまま送風機2を
停止させる制御動作を採用することもできる。このよう
に、本実施の形態の換気装置によれば、自動運転時にお
いて運転時間が極端に長くなり、なかなか停止しないと
いったこともなくなり、消費電力も低減させることがで
きる。また、運転切替わり時にセンサー1の出力が不安
定になり、チャタリングが起きやすいといった不具合も
解消できる。
【0014】実施の形態2.図4,図5によって示す本
実施の形態は、実施の形態1で示した換気装置にノッチ
切替え時に自動制御を無効とするためのノッチ切替えタ
イマー7を具備させたもので、これ以外の構成は実施の
形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のも
のと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号
を用いそれらについての説明は省略する。
実施の形態は、実施の形態1で示した換気装置にノッチ
切替え時に自動制御を無効とするためのノッチ切替えタ
イマー7を具備させたもので、これ以外の構成は実施の
形態1のものと同じである。従って、実施の形態1のも
のと同じ部分については実施の形態1のものと同じ符号
を用いそれらについての説明は省略する。
【0015】本実施の形態において、ノッチ切替えタイ
マー7はフォロー運転タイマー6と同様に制御手段3の
内部タイマーにより構成されているが、外付けのアナロ
グタイマー又はデジタルタイマー、遅延リレー等によっ
ても構成することができるものである。図5のフローチ
ャートによってこの換気装置の制御手段3の制御動作を
説明する。
マー7はフォロー運転タイマー6と同様に制御手段3の
内部タイマーにより構成されているが、外付けのアナロ
グタイマー又はデジタルタイマー、遅延リレー等によっ
ても構成することができるものである。図5のフローチ
ャートによってこの換気装置の制御手段3の制御動作を
説明する。
【0016】制御手段3は、自動運転モードでは自動運
転のスタートとともに図5の♯1においてセンサー1の
出力値VS1が運転開始レベルVP0以上かどうかを判
定する。VS1≧VP0であれば♯3の処理に進み、そ
うでなければ♯2で送風機2を停止する処理をして♯1
の処理に戻る。♯3では送風機2を強ノッチで運転する
処理を行い、♯4でノッチ切替えタイマー7をスタート
させ、♯5において所定時間(例えば10分)経過した
か否かを判定する。経過していれば♯6の処理に進み、
経過していなければ♯3の処理に戻る。♯6ではノッチ
切替えタイマー7をクリアする処理を行い、♯7におい
てセンサー1の出力値VS1が運転開始レベルVP0未
満かどうかを判定し、VS1<VP0であれば、♯9に
進み♯9において送風機2を弱ノッチで運転する処理を
して♯10へ進む。♯7においてVS1<VP0でなけ
れば、♯8で送風機2を強ノッチで運転する処理を行
い、♯7の処理に戻る。
転のスタートとともに図5の♯1においてセンサー1の
出力値VS1が運転開始レベルVP0以上かどうかを判
定する。VS1≧VP0であれば♯3の処理に進み、そ
うでなければ♯2で送風機2を停止する処理をして♯1
の処理に戻る。♯3では送風機2を強ノッチで運転する
処理を行い、♯4でノッチ切替えタイマー7をスタート
させ、♯5において所定時間(例えば10分)経過した
か否かを判定する。経過していれば♯6の処理に進み、
経過していなければ♯3の処理に戻る。♯6ではノッチ
切替えタイマー7をクリアする処理を行い、♯7におい
てセンサー1の出力値VS1が運転開始レベルVP0未
満かどうかを判定し、VS1<VP0であれば、♯9に
進み♯9において送風機2を弱ノッチで運転する処理を
して♯10へ進む。♯7においてVS1<VP0でなけ
れば、♯8で送風機2を強ノッチで運転する処理を行
い、♯7の処理に戻る。
【0017】♯10ではノッチ切替えタイマー7をスタ
ートさせる処理を行い、♯11において所定時間(例え
ば10分)経過したか否かを判定する。経過していれば
♯12の処理に進み、経過していなければ♯9の処理に
戻る。♯12ではノッチ切替えタイマー7をクリアする
処理を行い、♯13に進む。♯13ではフォロー運転タ
イマー6をスタートさせる処理を行い、♯14へ進む。
♯14では所定時間(例えば30分)経過したか否かを
判定する。経過していれば♯15で送風機2を停止する
処理を行い、経過していなければ♯16の処理に進む。
♯16では、センサー1の出力値VS1が運転開始レベ
ルVP0以上かどうかを判定する。VS1≧VP0であ
れば♯3の処理に戻り、そうでなければ♯17で送風機
2を弱ノッチで運転する処理をして、♯13の処理に戻
る。
ートさせる処理を行い、♯11において所定時間(例え
ば10分)経過したか否かを判定する。経過していれば
♯12の処理に進み、経過していなければ♯9の処理に
戻る。♯12ではノッチ切替えタイマー7をクリアする
処理を行い、♯13に進む。♯13ではフォロー運転タ
イマー6をスタートさせる処理を行い、♯14へ進む。
♯14では所定時間(例えば30分)経過したか否かを
判定する。経過していれば♯15で送風機2を停止する
処理を行い、経過していなければ♯16の処理に進む。
♯16では、センサー1の出力値VS1が運転開始レベ
ルVP0以上かどうかを判定する。VS1≧VP0であ
れば♯3の処理に戻り、そうでなければ♯17で送風機
2を弱ノッチで運転する処理をして、♯13の処理に戻
る。
【0018】即ち、この換気装置は運転モードが切替わ
る時、ノッチ切替えタイマー7により通常の自動制御を
無効とし、連続強運転又は連続弱運転を行う。連続運転
をさせる時間は、換気装置の本体構造や送風機2の能力
に応じて設定すれば良い。この実施の形態2においても
運転開始レベルVP0と、弱ノッチの運転に移行する基
準レベルは略同等であるが、換気装置の本体構造や送風
機2の能力、或いは処理空間の広さ等に応じて同等に一
定の幅を設定しても良い。こうした設定によれば、フォ
ロー運転を無くし、そのまま送風機2を停止させる制御
を採用することもできる。このように、本実施の形態の
換気装置によれば、自動運転時において運転時間が極端
に長くなり、なかなか停止しないといったこともなくな
り、消費電力も低減できる。また、運転切替わり時にセ
ンサー1に風が当ることによる送風機2のチャタリング
等を防止することができ、円滑な自動運転が実現する。
る時、ノッチ切替えタイマー7により通常の自動制御を
無効とし、連続強運転又は連続弱運転を行う。連続運転
をさせる時間は、換気装置の本体構造や送風機2の能力
に応じて設定すれば良い。この実施の形態2においても
運転開始レベルVP0と、弱ノッチの運転に移行する基
準レベルは略同等であるが、換気装置の本体構造や送風
機2の能力、或いは処理空間の広さ等に応じて同等に一
定の幅を設定しても良い。こうした設定によれば、フォ
ロー運転を無くし、そのまま送風機2を停止させる制御
を採用することもできる。このように、本実施の形態の
換気装置によれば、自動運転時において運転時間が極端
に長くなり、なかなか停止しないといったこともなくな
り、消費電力も低減できる。また、運転切替わり時にセ
ンサー1に風が当ることによる送風機2のチャタリング
等を防止することができ、円滑な自動運転が実現する。
【0019】実施の形態3.図6,7によって示す本実
施の形態は、実施の形態1,2で示した換気装置のセン
サー1が雑ガスセンサーである場合に対応させたもので
あり、これに係る構成以外は実施の形態1,2のものと
同じである。従って、実施の形態1,2のものと同じ部
分については実施の形態1,2のものと同じ符号を用い
それらについての説明は省略する。
施の形態は、実施の形態1,2で示した換気装置のセン
サー1が雑ガスセンサーである場合に対応させたもので
あり、これに係る構成以外は実施の形態1,2のものと
同じである。従って、実施の形態1,2のものと同じ部
分については実施の形態1,2のものと同じ符号を用い
それらについての説明は省略する。
【0020】本実施の形態の換気装置は、センサー1の
出力値に温度補正値をかけた値を真の出力値として送風
機2を制御するようにしたものである。制御手段3は、
自動運転モードでは自動運転のスタートとともに図7の
フローチャートで示す♯1においてセンサー1の出力値
RS1を算出し、♯2においてRS1に温度補正をかけ
た値RS2を算出し、♯3に進む。温度はサーミスタ等
の温度検知手段8で検知し、例えば20℃の時を基準と
し、温度が20℃以上であれば補正分を加え、20℃未
満であれば補正分を引いてRS2を算出する。♯3では
RS2が運転開始レベルVP0かどうかを判定し、RS
2が運転開始レベルVP0に達していれば、♯5でノッ
チ切替えタイマー7をスタートさせ♯6へ進む。運転開
始レベルVP0に達していなければ♯4で送風機2を停
止する処理をして、♯1の処理に戻る。
出力値に温度補正値をかけた値を真の出力値として送風
機2を制御するようにしたものである。制御手段3は、
自動運転モードでは自動運転のスタートとともに図7の
フローチャートで示す♯1においてセンサー1の出力値
RS1を算出し、♯2においてRS1に温度補正をかけ
た値RS2を算出し、♯3に進む。温度はサーミスタ等
の温度検知手段8で検知し、例えば20℃の時を基準と
し、温度が20℃以上であれば補正分を加え、20℃未
満であれば補正分を引いてRS2を算出する。♯3では
RS2が運転開始レベルVP0かどうかを判定し、RS
2が運転開始レベルVP0に達していれば、♯5でノッ
チ切替えタイマー7をスタートさせ♯6へ進む。運転開
始レベルVP0に達していなければ♯4で送風機2を停
止する処理をして、♯1の処理に戻る。
【0021】♯6では連続強ノッチで運転する処理をし
て♯7に進む。♯7ではノッチ切替えタイマー7が所定
時間(10分間)経過したかどうかを判定し、経過して
いれば♯8においてノッチ切替えタイマー7をクリアす
る処理を行い♯9に進む。経過していなければ♯6の処
理に戻る。♯9ではRS2が運転開始レベルVP0かど
うかを判定し、RS2が運転開始レベルVP0に達して
いれば♯11で送風機2を強ノッチで運転する処理を行
い、♯9の処理に戻る。達していなければ♯10で送風
機2を停止させる処理を行う。これにより、温度により
特性の変化する雑ガスセンサーを効果的に制御動作に採
り入れることができ、精度の高い自動運転を実施するこ
とができる。これ以外の機能は基本的に実施の形態1,
2のものと同じである。
て♯7に進む。♯7ではノッチ切替えタイマー7が所定
時間(10分間)経過したかどうかを判定し、経過して
いれば♯8においてノッチ切替えタイマー7をクリアす
る処理を行い♯9に進む。経過していなければ♯6の処
理に戻る。♯9ではRS2が運転開始レベルVP0かど
うかを判定し、RS2が運転開始レベルVP0に達して
いれば♯11で送風機2を強ノッチで運転する処理を行
い、♯9の処理に戻る。達していなければ♯10で送風
機2を停止させる処理を行う。これにより、温度により
特性の変化する雑ガスセンサーを効果的に制御動作に採
り入れることができ、精度の高い自動運転を実施するこ
とができる。これ以外の機能は基本的に実施の形態1,
2のものと同じである。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、自動運転時に
おいて必要以上に運転時間が長くなったりしない、節電
効果の得られる換気装置が得られる。
おいて必要以上に運転時間が長くなったりしない、節電
効果の得られる換気装置が得られる。
【0023】請求項2の発明によれば、請求項1に係る
前記効果とともにチャタリングを押さえた安定した制御
動作が得られる。
前記効果とともにチャタリングを押さえた安定した制御
動作が得られる。
【0024】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2のいずれかに係る前記効果とともに節電効果が良
好になる。
求項2のいずれかに係る前記効果とともに節電効果が良
好になる。
【0025】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3までのいずれかに係る前記効果とともに精度の高い
制御動作が得られる。
項3までのいずれかに係る前記効果とともに精度の高い
制御動作が得られる。
【図1】 実施の形態1の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図2】 実施の形態1の換気装置の制御手段の制御動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1の換気装置の使用形態を示す説
明図である。
明図である。
【図4】 実施の形態2の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図5】 実施の形態2の換気装置の制御手段の制御動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態3の換気装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図7】 実施の形態3の換気装置の制御手段の制御動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
【図8】 従来の換気装置のブロック構成図である。
【図9】 従来の換気装置の制御手段の制御動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1 センサー、 2 送風機、 3 制御手段、 4
モーター、 5 駆動回路、 6 フォロー運転タイマ
ー、 7 ノッチ切替えタイマー。
モーター、 5 駆動回路、 6 フォロー運転タイマ
ー、 7 ノッチ切替えタイマー。
Claims (4)
- 【請求項1】 室内の空気の状態量を検知し出力する状
態量検知手段と、この状態量検知手段の出力値を判定
し、送風機の出力状態を決定する制御手段と、この制御
手段からの出力信号に基づき前記送風機のモーターを駆
動する駆動回路を備え、前記状態量検知手段の出力値に
基づく自動運転を可能にした換気装置であって、自動運
転時において、運転開始を判定する前記状態量検知手段
の出力値に対する基準値と、運転停止を判定する基準値
を同等の値として設定した換気装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の換気装置であって、自
動運転時において制御手段が運転開始の判定及び運転停
止の判定をした直後は、所定期間タイマー手段によりタ
イマー運転を行い、その間は前記制御手段による通常の
自動制御を無効とするようにした換気装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の換気装置であって、自動運転時において運転開始の判
定に基づく送風機の出力状態は強運転とし、運転停止に
基づく同送風機の出力状態は停止とした換気装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3までのいずれかに記
載の換気装置であって、状態量検知手段を雑ガスセンサ
ーで構成するとともに、その出力値に温度補正値をかけ
た値を真の出力値として制御するようにした換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11181483A JP2001012791A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11181483A JP2001012791A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001012791A true JP2001012791A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16101558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11181483A Pending JP2001012791A (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | 換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001012791A (ja) |
-
1999
- 1999-06-28 JP JP11181483A patent/JP2001012791A/ja active Pending
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040625 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
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