JP2001012670A - ホースクランプ - Google Patents
ホースクランプInfo
- Publication number
- JP2001012670A JP2001012670A JP11188637A JP18863799A JP2001012670A JP 2001012670 A JP2001012670 A JP 2001012670A JP 11188637 A JP11188637 A JP 11188637A JP 18863799 A JP18863799 A JP 18863799A JP 2001012670 A JP2001012670 A JP 2001012670A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- knob
- hook
- hose
- hose clamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 市販の工具を用いて簡単且つ確実に仮止め操
作と仮止め解除操作が、可能なホースクランプを提供す
ること。 【解決手段】本発明では、帯状の金属製板材料を円環状
に折り曲げてクランプ部を形成し、さらにその両端を径
方向外方に折り曲げて一対のつまみ片を形成するホース
クランプを以下のような構成とする。一方のつまみ片を
円周方向に沿って折り曲げて、フック片が形成される。
他方のつまみ片の一部を折り曲げて、ストッパーが形成
される。このストッパーに前記フック片が係合されて、
一方のつまみ片が他方のつまみ片に偏位した状態で仮止
め状態とされる。前記フック片に隣接する切り欠きに、
テーパ状のガイド面が設けられる。このガイド面を介し
て、一方のつまみ片と他方のつまみ片との間の仮止め状
態は解除され、ホースをクランプする状態に移行する。
作と仮止め解除操作が、可能なホースクランプを提供す
ること。 【解決手段】本発明では、帯状の金属製板材料を円環状
に折り曲げてクランプ部を形成し、さらにその両端を径
方向外方に折り曲げて一対のつまみ片を形成するホース
クランプを以下のような構成とする。一方のつまみ片を
円周方向に沿って折り曲げて、フック片が形成される。
他方のつまみ片の一部を折り曲げて、ストッパーが形成
される。このストッパーに前記フック片が係合されて、
一方のつまみ片が他方のつまみ片に偏位した状態で仮止
め状態とされる。前記フック片に隣接する切り欠きに、
テーパ状のガイド面が設けられる。このガイド面を介し
て、一方のつまみ片と他方のつまみ片との間の仮止め状
態は解除され、ホースをクランプする状態に移行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホースをパイプに締結
するホースクランプで、特にそれ自体に仮止め機能を備
えたホースクランプ関するものである。
するホースクランプで、特にそれ自体に仮止め機能を備
えたホースクランプ関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンルーム内などでは、給
水、給油など流体の伝達手段としてホースが、使用され
る。例えば、エンジンとラジエータ間でエンジンの冷却
手段としてラジエータからエンジンへ冷却水を供給する
ホースがある。エンジン又は、ラジエータの一部にパイ
プが、固着され、このパイプにホースを固定する部品と
して、ホースクランプが使用される。従来は、ホースク
ランプのクランプ部の両端を径方向外方に折り曲げて、
一対のつまみ片を形成し、このつまみ片を接近させコの
字状のホルダーでカシメ固定することでホースクランプ
を仮止めしていた。しかし、前記ホースをパイプに固定
するために前記ホルダーを取り外すと、ホルダーは無用
の長物となり、廃却されることとなる。自動車の組立て
ラインを汚す原因となり、不経済でもある。そこで、そ
れ自体に仮止め機能を備えたホースクランプが要請さ
れ、その一例として図10に示すホースクランプ8が、
発明された。このホースクランプ8では、フック状の係
合片82がブリッジ状のつまみ片81に形成される。こ
れが他方のつまみ片85に係合して、仮止め状態とされ
る。ブリッジ状のつまみ片81の上端には、突起84が
形成され、他方のつまみ片85の上端には、ホースクラ
ンプ8の幅方向に沿って、工具当て片83が形成され
る。この工具当て片83とブリッジ状のつまみ片81の
突起84にプライヤー7の顎71を当てて、ホース軸方
向に沿ってプライヤー7を握ることで前記仮止め状態を
解除し、ホースをパイプに締結する。
水、給油など流体の伝達手段としてホースが、使用され
る。例えば、エンジンとラジエータ間でエンジンの冷却
手段としてラジエータからエンジンへ冷却水を供給する
ホースがある。エンジン又は、ラジエータの一部にパイ
プが、固着され、このパイプにホースを固定する部品と
して、ホースクランプが使用される。従来は、ホースク
ランプのクランプ部の両端を径方向外方に折り曲げて、
一対のつまみ片を形成し、このつまみ片を接近させコの
字状のホルダーでカシメ固定することでホースクランプ
を仮止めしていた。しかし、前記ホースをパイプに固定
するために前記ホルダーを取り外すと、ホルダーは無用
の長物となり、廃却されることとなる。自動車の組立て
ラインを汚す原因となり、不経済でもある。そこで、そ
れ自体に仮止め機能を備えたホースクランプが要請さ
れ、その一例として図10に示すホースクランプ8が、
発明された。このホースクランプ8では、フック状の係
合片82がブリッジ状のつまみ片81に形成される。こ
れが他方のつまみ片85に係合して、仮止め状態とされ
る。ブリッジ状のつまみ片81の上端には、突起84が
形成され、他方のつまみ片85の上端には、ホースクラ
ンプ8の幅方向に沿って、工具当て片83が形成され
る。この工具当て片83とブリッジ状のつまみ片81の
突起84にプライヤー7の顎71を当てて、ホース軸方
向に沿ってプライヤー7を握ることで前記仮止め状態を
解除し、ホースをパイプに締結する。
【0003】しかし、前記仮止め状態を解除するには、
ブリッジ状のつまみ片81と他方のつまみ片85とをホ
ース軸方向に沿って相対的に反対方向に移動させなけれ
ばならず、プライヤー7の顎71と前記つまみ片81、
85とが滑ったりして、仮止め解除操作がしづらいとい
う問題がある。また、ホースクランプのつまみ片81,
85の上方からしか解除操作ができないので、周囲に他
のユニットや配線等が有り、プライヤー7の差込み方向
が制約されると、特別な工具を使用することを余儀なく
され、コスト高となる。
ブリッジ状のつまみ片81と他方のつまみ片85とをホ
ース軸方向に沿って相対的に反対方向に移動させなけれ
ばならず、プライヤー7の顎71と前記つまみ片81、
85とが滑ったりして、仮止め解除操作がしづらいとい
う問題がある。また、ホースクランプのつまみ片81,
85の上方からしか解除操作ができないので、周囲に他
のユニットや配線等が有り、プライヤー7の差込み方向
が制約されると、特別な工具を使用することを余儀なく
され、コスト高となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
しようとする課題は、市販の工具を用いて簡単且つ確実
に仮止め解除操作が、可能なホースクランプを提供する
ということである。
しようとする課題は、市販の工具を用いて簡単且つ確実
に仮止め解除操作が、可能なホースクランプを提供する
ということである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、帯状の金属
製板材料を円環状に折り曲げてクランプ部を形成し、さ
らにその両端を径方向外方に折り曲げて一対のつまみ片
を形成するホースクランプを以下のような構成とする。
製板材料を円環状に折り曲げてクランプ部を形成し、さ
らにその両端を径方向外方に折り曲げて一対のつまみ片
を形成するホースクランプを以下のような構成とする。
【0006】一方のつまみ片を円周方向に沿って折り曲
げて、フック片が形成される。他方のつまみ片の一部を
折り曲げて、ストッパーが形成される。このストッパー
に前記フック片が係合されて、一方のつまみ片を他方の
つまみ片に偏位した状態で仮止め状態とされる。前記フ
ック片に隣接する切り欠きにテーパ状のガイド面が、設
けられる。このガイド面を介して、一方のつまみ片と他
方のつまみ片との間の仮止め状態は解除され、本止め状
態である、ホースをクランプする状態に移行する。
げて、フック片が形成される。他方のつまみ片の一部を
折り曲げて、ストッパーが形成される。このストッパー
に前記フック片が係合されて、一方のつまみ片を他方の
つまみ片に偏位した状態で仮止め状態とされる。前記フ
ック片に隣接する切り欠きにテーパ状のガイド面が、設
けられる。このガイド面を介して、一方のつまみ片と他
方のつまみ片との間の仮止め状態は解除され、本止め状
態である、ホースをクランプする状態に移行する。
【0007】
【発明の作用及び効果】本件の発明によれば、一方のつ
まみ片と他方のつまみ片にプライヤーのそれぞれの顎を
当てがってプライヤーの操作部に力を加えれば、他方の
つまみ片は一方のつまみ片に形成されたフック片に隣接
する切り欠きに形成されたガイド面に沿って斜め横方向
に移動する。このガイド面と他方のつまみ片との係合
が、解除されると、ホースクランプの仮止め状態は解除
され、そのクランプ部は、ホースとパイプを締結する。
プライヤーの顎は、両つまみ片上で滑ることなく、当た
っているので、作業者は、簡単且つ確実に仮止め解除操
作を行うことができる。
まみ片と他方のつまみ片にプライヤーのそれぞれの顎を
当てがってプライヤーの操作部に力を加えれば、他方の
つまみ片は一方のつまみ片に形成されたフック片に隣接
する切り欠きに形成されたガイド面に沿って斜め横方向
に移動する。このガイド面と他方のつまみ片との係合
が、解除されると、ホースクランプの仮止め状態は解除
され、そのクランプ部は、ホースとパイプを締結する。
プライヤーの顎は、両つまみ片上で滑ることなく、当た
っているので、作業者は、簡単且つ確実に仮止め解除操
作を行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】−第一実施例−
【図1】乃至
【図5】に基づいて本発明のホースクランプの形状、仮
止め状態への移行の仕方及び仮止め解除の仕方について
説明する。ホースクランプは、
止め状態への移行の仕方及び仮止め解除の仕方について
説明する。ホースクランプは、
【図5】に示す展開図を基にして折り曲げ加工される。
三角窓171は、ホースをパイプに対して締結してホー
スを締め付ける際に、その締め付け力を均等にするため
に設けられる。スロット孔16は、他方のつまみ片15
を一方のつまみ片11に対してかい潜らせ、他方のつま
み片15が円周方向に沿って摺動できるように設けられ
る。このスロット孔16に面してフック片12が、形成
される。三角窓171とスロット孔16は、ブランク加
工される。また、他方のつまみ片15は、幅方向の両端
がトリミング加工され、ストッパー14の部分は、後加
工で折り曲げし易いようにスリット19が、設けられ
る。以上の加工後、折り曲げ加工をされ、
三角窓171は、ホースをパイプに対して締結してホー
スを締め付ける際に、その締め付け力を均等にするため
に設けられる。スロット孔16は、他方のつまみ片15
を一方のつまみ片11に対してかい潜らせ、他方のつま
み片15が円周方向に沿って摺動できるように設けられ
る。このスロット孔16に面してフック片12が、形成
される。三角窓171とスロット孔16は、ブランク加
工される。また、他方のつまみ片15は、幅方向の両端
がトリミング加工され、ストッパー14の部分は、後加
工で折り曲げし易いようにスリット19が、設けられ
る。以上の加工後、折り曲げ加工をされ、
【図1】に示すようなホースクランプ1が製作される。
【0009】
【図2】は、仮止め操作前のホースクランプを示す斜視
図で、この図に基づいて仮止め操作に関わる要素を説明
する。一方のつまみ片11である、ブリッジ形状のつま
み片のブリッジ部分の中央付近には、径方向内側へ延
び、途中から円周方向へ沿って延び全体として縦断面L
字状のフック片12が形成される。このフック片12の
先端部には、付け根にいくにしたがって幅広となるテー
パ状のフック121が、形成される。このフック121
のテーパ面側には、一方のつまみ片11に近い側に切り
欠き13が設けられる。この切り欠き13には、テーパ
状のフック側が幅広で、一方のつまみ片11に接近する
に従って幅狭となるテーパ状のガイド面131が形成さ
れる。また、他方のつまみ片15には、その付け根から
上端にいく途中の部分を、一方のつまみ片11とは反対
側へ折り曲げて、ストッパー14が形成される。また、
この折り曲げ後の孔は、フック挿通孔151とされる。
前記ストッパー14は、前記フック片21より高い位置
に設けられる。
図で、この図に基づいて仮止め操作に関わる要素を説明
する。一方のつまみ片11である、ブリッジ形状のつま
み片のブリッジ部分の中央付近には、径方向内側へ延
び、途中から円周方向へ沿って延び全体として縦断面L
字状のフック片12が形成される。このフック片12の
先端部には、付け根にいくにしたがって幅広となるテー
パ状のフック121が、形成される。このフック121
のテーパ面側には、一方のつまみ片11に近い側に切り
欠き13が設けられる。この切り欠き13には、テーパ
状のフック側が幅広で、一方のつまみ片11に接近する
に従って幅狭となるテーパ状のガイド面131が形成さ
れる。また、他方のつまみ片15には、その付け根から
上端にいく途中の部分を、一方のつまみ片11とは反対
側へ折り曲げて、ストッパー14が形成される。また、
この折り曲げ後の孔は、フック挿通孔151とされる。
前記ストッパー14は、前記フック片21より高い位置
に設けられる。
【0010】つぎに折り曲げ加工された製品の自然状態
から仮止め状態への移行について説明する。一方のつま
み片11と他方のつまみ片15にプライヤー7の顎71
をそれぞれ当てがって接近させる。一方のつまみ片11
のフック片21は、他方のつまみ片15のフック挿通孔
151を通過する。さらに、前記フック片21をガイド
で持ち上げて、前記フック片21と他方のつまみ片15
のストッパー14は係合し、ホースクランプ1は仮止め
状態となる。前記係合フック121は、前記つまみ片1
5のストッパー14に当接し、上下方向への移動は、規
制される。前記ストッパー14と前記フック片21との
高さの差分だけ、一方のつまみ片11と他方のつまみ片
15は、偏位した状態で仮止め状態とされる。
から仮止め状態への移行について説明する。一方のつま
み片11と他方のつまみ片15にプライヤー7の顎71
をそれぞれ当てがって接近させる。一方のつまみ片11
のフック片21は、他方のつまみ片15のフック挿通孔
151を通過する。さらに、前記フック片21をガイド
で持ち上げて、前記フック片21と他方のつまみ片15
のストッパー14は係合し、ホースクランプ1は仮止め
状態となる。前記係合フック121は、前記つまみ片1
5のストッパー14に当接し、上下方向への移動は、規
制される。前記ストッパー14と前記フック片21との
高さの差分だけ、一方のつまみ片11と他方のつまみ片
15は、偏位した状態で仮止め状態とされる。
【0011】次ぎに、仮止めされたホースクランプを用
いてホースをパイプに締結する方法を説明する。図1
は、仮止めされたホースクランプ1が、ホース5に差込
まれた状態を示す。その断面が、図3である。図6のよう
にプライヤー7の顎71を一方のつまみ片11へ、プラ
イヤー7の他方の顎72を他方のつまみ片15に当てが
い、両つまみ片11、15を接近する方向へ移動させ
る。他方のつまみ片15は、一方のつまみ片11のテー
パ状のガイド面131に沿ってクランプ軸方向へ移動
し、コーナ部分を越えると仮止めは、解除された状態と
なる。プライヤー7の操作部73に加える力を弱めると
徐々に図4に示す状態へと移行する。プライヤー7をホ
ースクランプ1から離すと、図4に示す状態となり、ホ
ース5は、ホースクランプ1に締め付けられて、パイプ6
に締結される。図1に示すA方向又はB方向からプライヤ
ー7の顎71,72を両つまみ片11、15に当てがっ
てこれを接近させて、仮止めを解除させることもでき
る。
いてホースをパイプに締結する方法を説明する。図1
は、仮止めされたホースクランプ1が、ホース5に差込
まれた状態を示す。その断面が、図3である。図6のよう
にプライヤー7の顎71を一方のつまみ片11へ、プラ
イヤー7の他方の顎72を他方のつまみ片15に当てが
い、両つまみ片11、15を接近する方向へ移動させ
る。他方のつまみ片15は、一方のつまみ片11のテー
パ状のガイド面131に沿ってクランプ軸方向へ移動
し、コーナ部分を越えると仮止めは、解除された状態と
なる。プライヤー7の操作部73に加える力を弱めると
徐々に図4に示す状態へと移行する。プライヤー7をホ
ースクランプ1から離すと、図4に示す状態となり、ホ
ース5は、ホースクランプ1に締め付けられて、パイプ6
に締結される。図1に示すA方向又はB方向からプライヤ
ー7の顎71,72を両つまみ片11、15に当てがっ
てこれを接近させて、仮止めを解除させることもでき
る。
【0012】−第二実施例− 図7に示される第二実施例は、一方のつまみ片21に設
けるフック片23と他方のつまみ片25に設けるストッ
パー24の位置と突出角度をそれぞれ変更したものであ
る。前記フック片23は、一方のつまみ片21の曲げ起
こされた柱の部分から突出する、コ字状の折り曲げ部2
2の先端に設けられている。また、前記ストッパー24
は、他方のつまみ片25の幅方向端部に幅方向に部分的
に傾斜する面を持って設けられている。第一実施例に示
すホースクランプ1は、仮止め状態へ移行もしくは仮止
め解除状態へ移行する際には、ストッパー14はフック
片12に対してホースクランプのクランプ径方向に偏位
するが、第二実施例ではストッパー24はフック片22
に対してホースクランプのクランプ軸方向に移動する。
けるフック片23と他方のつまみ片25に設けるストッ
パー24の位置と突出角度をそれぞれ変更したものであ
る。前記フック片23は、一方のつまみ片21の曲げ起
こされた柱の部分から突出する、コ字状の折り曲げ部2
2の先端に設けられている。また、前記ストッパー24
は、他方のつまみ片25の幅方向端部に幅方向に部分的
に傾斜する面を持って設けられている。第一実施例に示
すホースクランプ1は、仮止め状態へ移行もしくは仮止
め解除状態へ移行する際には、ストッパー14はフック
片12に対してホースクランプのクランプ径方向に偏位
するが、第二実施例ではストッパー24はフック片22
に対してホースクランプのクランプ軸方向に移動する。
【0013】−第三実施例− 図8に示される第三実施例は、第一実施例に比較し、他方
のつまみ片35に設けるフック片32と一方のつまみ片
31に設けるストッパー34の位置と突出角度をそれぞ
れ変更したものである。前記フック片32は、他方のつ
まみ片35の幅方向端部を円周方向に沿って曲げ起こ
し、係合フック321はクランプ径方向外側へ突出する
ように設けられている。また、前記ストッパー34は、
一方のつまみ片31のブリッジ部分の下端に設けられて
いる。この実施例に示すホースクランプ3は、仮止め状
態に移行する際には、フック片32はストッパー34に
対してホースクランプ径方向に持ち上げられてストッパ
ー34に係合される。
のつまみ片35に設けるフック片32と一方のつまみ片
31に設けるストッパー34の位置と突出角度をそれぞ
れ変更したものである。前記フック片32は、他方のつ
まみ片35の幅方向端部を円周方向に沿って曲げ起こ
し、係合フック321はクランプ径方向外側へ突出する
ように設けられている。また、前記ストッパー34は、
一方のつまみ片31のブリッジ部分の下端に設けられて
いる。この実施例に示すホースクランプ3は、仮止め状
態に移行する際には、フック片32はストッパー34に
対してホースクランプ径方向に持ち上げられてストッパ
ー34に係合される。
【0014】−第四実施例− 図9に示される第四実施例は、フック片42とストッパ
ー44を設ける位置と基本形状は、第一実施例とほぼ同
一である。階段部48が、フック片42の一部に形成さ
れている。仮止め解除作業において他方のつまみ片45
と切り欠き43との係合が解除されても、他方のつまみ
片45は、一度前記切り欠き43の側方を移動するの
で、再係合する可能性は残されるが、他方のつまみ片4
3を前記階段部48に乗り上げさせることで、その可能
性を解消する。
ー44を設ける位置と基本形状は、第一実施例とほぼ同
一である。階段部48が、フック片42の一部に形成さ
れている。仮止め解除作業において他方のつまみ片45
と切り欠き43との係合が解除されても、他方のつまみ
片45は、一度前記切り欠き43の側方を移動するの
で、再係合する可能性は残されるが、他方のつまみ片4
3を前記階段部48に乗り上げさせることで、その可能
性を解消する。
【0015】本発明は種々の変更が可能であり、第一実
施例乃至第四実施例に限定されるものではない。
施例乃至第四実施例に限定されるものではない。
【0016】
【図1】仮止め状態のホースクランプをホースに差込ん
だ状態を示す斜視図
だ状態を示す斜視図
【図2】ホースクランプの自然状態を示す斜視図
【図3】仮止め状態のホースクランプをホースに差込ん
だ状態の断面図
だ状態の断面図
【図4】仮止め解除されたホースクランプが、ホースと
パイプを締結する状態を示す断面図
パイプを締結する状態を示す断面図
【図5】第一実施例のホースクランプの展開図。
【図6】工具を用いてホースクランプの仮止め状態を解
除している作業を示す斜視図。
除している作業を示す斜視図。
【図7】本発明の第二実施例を示す斜視図。
【図8】本発明の第三実施例を示す斜視図。
【図9】本発明の第四実施例を示す斜視図。
【図10】従来技術を示す斜視図。
【図11】従来技術ホースクランプの仮止め解除作業の
一部を示す正面図
一部を示す正面図
1 ホースクランプ 11 一方のつまみ片 12 フック片 13 切り欠き 14 ストッパー 15 他方のつまみ片 16 スロット孔 17 クランプ部 2 第二実施例のホースクランプ 3 第二実施例のホースクランプ 4 第二実施例のホースクランプ 5 ホース 6 パイプ 7 プライヤ 8 従来技術のホースクランプ
Claims (1)
- 【請求項1】 帯状の金属製板材料を円環状に折り曲げ
てクランプ部を形成し、さらにその両端を径方向外方に
折り曲げて一対のつまみ片を形成するホースクランプで
あって、一方のつまみ片を円周方向にそって折り曲げて
フック片を形成し、他方のつまみ片の一部を折り曲げて
ストッパーを形成し、このストッパーに前記フック片を
係合させ、一方のつまみ片を他方のつまみ片に偏位した
状態で仮止め状態とし、他方のつまみ片が係合する前記
フック片に隣接する切り欠きにテーパ状のガイド面を介
して前記仮止め状態を解除して本止め状態に移行するこ
とを特徴とするホースクランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188637A JP2001012670A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | ホースクランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11188637A JP2001012670A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | ホースクランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001012670A true JP2001012670A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16227203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11188637A Pending JP2001012670A (ja) | 1999-07-02 | 1999-07-02 | ホースクランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001012670A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2003042556A1 (fr) * | 2001-11-15 | 2003-05-22 | Mirai Kogyo Kabushikikaisha | Corps de montage a fixer sur un corps de boulon et corps d'ecrou |
JP2005273914A (ja) * | 2005-04-25 | 2005-10-06 | Piolax Inc | ホースクランプ |
JP2008196709A (ja) * | 2008-05-19 | 2008-08-28 | Piolax Inc | ホースクランプ |
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