JP2001012554A - バランスウエイト - Google Patents

バランスウエイト

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JP2001012554A
JP2001012554A JP11182136A JP18213699A JP2001012554A JP 2001012554 A JP2001012554 A JP 2001012554A JP 11182136 A JP11182136 A JP 11182136A JP 18213699 A JP18213699 A JP 18213699A JP 2001012554 A JP2001012554 A JP 2001012554A
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Japan
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powder
weight
balance weight
tungsten
alloy
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JP11182136A
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English (en)
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Seimei Terao
星明 寺尾
Teruaki Maehata
輝明 前畑
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JFE Precision Corp
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TECHNISCO KK
NKK Precision KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然環境に悪影響を及ぼすこと無く、鉛製の
バランスウエイトより小型にすることができるバランス
ウエイトを提供する。 【解決手段】 バランスウエイトは、タングステン系粉
末とその他の金属粉末とが攪拌混合された混合粉末によ
って成形された成形体を、ヘビーアロイメカニズム理論
で焼結した合金によって構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車やオートバ
イ等のホイール、その他回転体の回転変動を調整するた
めのバランスウエイトに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のホイールにおいては、ホイール
の回転変動を調整するために所定の位置にバランスウエ
イトを装着する。このバランスウエイトは、一般に鉛か
らなるウエイト部と、該ウエイト部をホイールに装着す
るための鋼板によって形成された係合部とからなってい
る。ウエイト部として鉛を用いるのは、比重が大きいの
でウエイト部を小型にすることができることが大きな理
由である。しかるに近年、環境問題から鉛の有害性が指
摘され、廃棄処分される自動車等のホイールに装着され
ている鉛性のバランスウエイトの処理が社会問題となっ
てきている。このような問題を解消するために、ウエイ
ト部を鉄線材や鋼板によって構成したバランスウエイト
が提案されており、例えば特開平9ー49549号公
報、特開平10ー220532号公報に開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、鉄は鉛に比し
て比重が小さいため、鉄製のバランスウエイトは同一重
量の鉛製バランスウエイトと比較して2倍近くの大きさ
となる。従って、ホイールに装着するとバランスウエイ
トが目立つことになり、ホイールとしての見栄えが悪化
する原因となる。
【0004】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術課題は、自然環境に悪影響を及ぼ
すこと無く、鉛製のバランスウエイトより小型にするこ
とができるバランスウエイトを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術課題を解
決するために、本発明によれば、回転体の回転変動を調
整するためのバランスウエイトであって、タングステン
系粉末とその他の金属粉末とが攪拌混合された混合粉末
によって成形された成形体を、ヘビーアロイメカニズム
理論で焼結した合金によって構成されている、ことを特
徴とするバランスウエイトが提供される。
【0006】上記タングステン系粉末は、タングステン
粉末またはモリブデン粉末のいずれかであるか、タング
ステン粉末またはモリブデン粉末のいずれかを主成分と
した混合粉末であり、上記その他の金属粉末は、ニッケ
ル粉末を含む。上記タングステン粉末の重量比は85〜
98%であり、モリブデン粉末の重量比は0〜12%で
あり、ニッケル粉末の重量比は1〜12%であり、銅粉
末の重量比は0〜5%であり、鉄粉末の重量比は0〜5
%であり、コバルト粉末の重量比は0〜5%であって、
重量比の合計が100%に成るように適宜の割合で混合
された混合粉末からなる。この混合粉末において、「銅
粉末の重量比0%、鉄粉末の重量比0%」または「銅粉
末の重量比0%、鉄粉末の重量比1%以下、モリブデン
粉末の重量比0.1〜8%、および/またはコバルト粉
末の重量比は0.1〜5%」であることが望ましい。
【0007】上記バランスウエイトは、ウエイト部と係
合部とを有し、少なくともウエイト部が上記合金によっ
て構成されている。また、上記バランスウエイトは、ウ
エイト部と係合部とを有し、該ウエイト部と該係合部が
一体成形された上記合金によって構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
バランスウエイトの実施形態について、添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0009】図1には本発明に従って構成されたバラン
スウエイトを装着した自動車のホールが示されており、
図2には本発明に従って構成されたバランスウエイトの
第1の実施形態が示されている。図1および図2に示す
第1の実施形態におけるバランスウエイト2は、ウエイ
ト部3と取付部4とからなっている。ウエイト部3は、
タングステン系粉末とその他の金属粉末とが攪拌混合さ
れた混合粉末によって所定形状に成形された成形体を、
ヘビーアロイメカニズム理論で焼結した合金によって構
成されている。ウエイト部3の製作について更に詳しく
説明すると、タングステンタングステン(W)粉末;8
5〜98重量%、モリブデン(Mo)粉末;0〜12重
量%、ニッケル(Ni)粉末;1〜12重量%、銅(C
u)粉末;0〜5重量%、鉄(Fe)粉末;0〜5重量
%、コバルト(Co)粉末;0〜5重量%を適宜の割合
に配合し、これに潤滑剤または潤滑剤とバインダーを加
えてブレンダーまたは混練機にて混合し、この混合粉末
を圧縮成形または射出成形により所定形状に成形して成
形体を得る。この成形体を実質的に真空雰囲気または実
質的に還元性ガス若しくは不活性雰囲気にて、1350
〜1550°Cの温度で1時間程度焼成することによ
り、所定形状のウエイト部3を製作することができる。
なお、上記各粉末の「0重量%」は、不可避的な不純物
も含まない、という絶対的な意味ではない。取付部4
は、図示の実施形態においては鋼板によって形成されて
おり、湾曲形成された係止部4aと直線状の連結部4b
とからなっており、連結部4bがウエイト部3の側面に
溶接によって取り付けられている。このように構成され
たバランスウエイト2は、係止部4aを図1に示すよう
にタイヤ5を装着したホイール6のリム61に係合する
ことにより取り付けられる。
【0010】次に、本発明に従って構成されたバランス
ウエイトの第2の実施形態について、図3を参照して説
明する。図3に示すバランスウエイト21は、上記図2
に示す実施形態と同様にウエイト部31と取付部41と
からなっている。ウエイト部31は、その外側面に係合
突起31aが突出形成されており、上記図2のバランス
ウエイトのウエイト部と同様に、タングステン系粉末と
その他の金属粉末とが攪拌混合された混合粉末によって
所定形状に成形された成形体を、ヘビーアロイメカニズ
ム理論で焼結した合金によって構成されている。取付部
41は、図示の実施形態においては鋼板によって形成さ
れており、湾曲形成された係止部41aと直線状の連結
部41bとからなっており、連結部41bに上記係合突
起31aに嵌合する嵌合穴31cが設けられている。こ
のように構成された取付部41は、嵌合穴31cを上記
係合突起31aに圧入嵌合することにより、ウエイト部
31の外側面に取り付けられる。なお、嵌合穴31cを
係合突起31aに嵌合した後に、係合突起31aの先端
をカシメ加工することにより、取付部41をウエイト部
31に取り付けてもよい。
【0011】次に、本発明に従って構成されたバランス
ウエイトの第3の実施形態について、図4を参照して説
明する。図4に示すバランスウエイト22は、上記図3
に示す実施形態と同様にウエイト部32と取付部42と
からなっている。ウエイト部32は、その内側面に係合
突起32aが突出形成されており、上記図2および図3
のバランスウエイトのウエイト部と同様に、タングステ
ン系粉末とその他の金属粉末とが攪拌混合された混合粉
末によって所定形状に成形された成形体を、ヘビーアロ
イメカニズム理論で焼結した合金によって構成されてい
る。取付部42は、図3の取付部41と同様に湾曲形成
された係止部42aと直線状の連結部42bとからなっ
ており、連結部42bに上記係合突起32aを嵌合する
嵌合穴32cが設けられている。このように構成された
取付部42は、嵌合穴32cを上記係合突起32aに圧
入嵌合するか、嵌合穴32cを上記係合突起32aに嵌
合し先端をカシメ加工することにより、ウエイト部32
の内側面に取り付けられる。
【0012】次に、本発明に従って構成されたバランス
ウエイトの第4の実施形態について、図5を参照して説
明する。図5に示すバランスウエイト23は、ウエイト
部33と取付部43とからなっている。ウエイト部33
は、中央部が小径に形成された装着部33aを備えた円
柱状に形成されており、上記図2乃至図4のバランスウ
エイトのウエイト部と同様に、タングステン系粉末とそ
の他の金属粉末とが攪拌混合された混合粉末によって所
定形状に成形された成形体を、ヘビーアロイメカニズム
理論で焼結した合金によって構成されている。取付部4
3は、図示の実施形態においては鋼板によって形成され
ており、湾曲形成された係止部43aと該係止部43a
と反対方向に湾曲形成された連結部43bとからなって
おり、連結部43bを装着部33aに嵌合することによ
ってウエイト部33に取り付けられる。
【0013】次に、本発明に従って構成されたバランス
ウエイトの第5の実施形態について、図6を参照して説
明する。図6に示すバランスウエイト22は、ウエイト
部34と取付部44が一体に構成されている。このウエ
イト部34と取付部44は、タングステン系粉末とその
他の金属粉末とが攪拌混合された混合粉末によって一体
成形された成形体を、ヘビーアロイメカニズム理論で焼
結した合金によって構成されている。
【0014】次に、本発明に従って構成されたバランス
ウエイトの第6の実施形態について、図7および図8を
参照して説明する。図7および図8に示すバランスウエ
イト25は、ホイール6のリム61の裏側に装着するの
に適したものである。図示の実施形態におけるバランス
ウエイト25は、ウエイト部35と接着テープ45とか
らなっている。ウエイト部35は、上記図2乃至図6の
実施形態のバランスウエイトのウエイト部と同様に、タ
ングステン系粉末とその他の金属粉末とが攪拌混合され
た混合粉末によって所定形状に成形された成形体を、ヘ
ビーアロイメカニズム理論で焼結した合金によって構成
されている。接着テープ43は、両面接着テープからな
っており、その一面がウエイト部35の装着面に貼り付
けられる。接着テープ45の他面には離けい紙46が貼
り付けられている。このように構成されたバランスウエ
イト25をホイール6のリム61に装着するには、接着
テープ45の他面に貼り付けられている離けい紙46を
剥がし、接着テープ45の他面をホイール6のリム61
に貼り付ける。
【0015】上述したように、本発明に従って構成され
たバランスウエイトは、ウエイト部がタングステン系粉
末とその他の金属粉末とが攪拌混合された混合粉末によ
って所定形状に成形された成形体を、ヘビーアロイメカ
ニズム理論で焼結した合金によって構成されていること
が重要である。ここで、ヘビーアロイメカニズム理論に
ついて定義しておく。ヘビーアロイメカニズム理論と
は、2種以上の金属粉末(例えばタングステン粉末90
重量%、ニッケル粉末7.5重量%、銅粉末2.5重量
%)を混合した混合粉末によって所定の形状に成形され
た成形体を例えば1350〜1550°Cの温度で焼結
すると、一部の固体粒子は溶解して液相を生じるが、タ
ングステンのように融点の高い金属粉末は固体粒子の溶
解には限度があり、焼結中に溶解現象と析出現象とを繰
り返して固体粒子がオストワルド成長と称する粒成長を
しながら焼結体の密度を上昇させる。この粒成長が1時
間程度継続すると、最後に固体粒子同士が接触し固相拡
散も生じて理論密度近くまで焼結が進み合金化する現象
をいう。
【0016】表1および表2は、タングステン(W)粉
末を主成分(85〜97重量%)とし、その他の金属粉
末を適宜の割合で配合した混合粉末によって成形された
成形体を、ヘビーアロイメカニズム理論で焼結した合金
の密度(g/cc)および耐蝕性を示すものである。な
お、耐蝕性は、塩水噴霧試験を24時間実施した結果で
ある。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】上述したタングステン系粉末とその他の金
属粉末との混合粉末によって成形された成形体をヘビー
アロイメカニズム理論で焼結した合金は、密度が16.
21〜18.49g/ccであり、鉛と比較して比重が
30%程度大きい。従って、ヘビーアロイメカニズム理
論で焼結した合金によってバランスウエイトを構成する
ことにより、従来一般に使用されている鉛製のバランス
ウエイトと比較して略2/3の大きさとすることができ
る。また、上記タングステン系粉末とその他の金属粉末
との混合粉末によって成形された成形体をヘビーアロイ
メカニズム理論で焼結した合金は、鉛のように自然環境
および人体に悪影響を及ぼすことはなく、安全なバラン
スウエイトを得ることができるとともに、再生が可能で
あるため資源を有効に活用できる。更に、上述したヘビ
ーアロイメカニズム理論で焼結した合金は、鉄系金属と
の溶接が可能であるとともに、組織が緻密な合金となる
ためカシメ加工が可能であり、従って、ウエイト部と取
付部を別部材によって形成した場合にも、鋼板によって
形成した取付部を溶接やカシメ加工または圧入によって
ウエイト部に容易に取り付けることができる。また、表
2に示すようにタングステン(W)粉末、ニッケル(N
i)粉末、鉄(Fe)粉末、モリブデン(Mo)粉末、
コバルト(Co)粉末を適宜の割合で配合した合金は錆
の発生はなく、従って、この合金によってバランスウエ
イトを製作することにより、耐蝕性に優れたバランスウ
エイトを得ることができる。なお、表1に示す合金は錆
が発生するので、この合金によってバランスウエイトを
構成したものにおいては、メッキ或いは金属蒸着等の防
錆処理を施して耐蝕性を向上させることが望ましい。
【0020】上記表1および表2に示すヘビーアロイメ
カニズム理論で焼結した合金は、タングステン系粉末と
してタングステン(W)粉末を主成分とした例である
が、タングステン系粉末としてモリブデン(Mo)粉末
を主成分としてヘビーアロイメカニズム理論によって焼
結した合金を用いてバランスウエイトを構成してもよ
い。モリブデンはタングステンに比して比重が小さいた
め大幅な小型化は困難であるが、鉛のように自然環境お
よび人体に悪影響を及ぼすことはなく、安全なバランス
ウエイトを得ることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によるバランスウエイト以上のよ
うに構成されているので、次の作用効果を奏する。
【0022】即ち、本発明によれば、バランスウエイト
は、タングステン系粉末とその他の金属粉末とが攪拌混
合された混合粉末によって成形された成形体を、ヘビー
アロイメカニズム理論で焼結した合金によって構成され
ているので、密度が高く鉛と比較して比重が大きいため
従来のバランスウエイトより大幅に小型化することがで
きる。また、上記タングステン系粉末とその他の金属粉
末との混合粉末によって成形された成形体をヘビーアロ
イメカニズム理論で焼結した合金は、鉛のように自然環
境および人体に悪影響を及ぼすことはなく、安全なバラ
ンスウエイトを得ることができるとともに、再生が可能
であるため資源を有効に活用できる。更に、上述したヘ
ビーアロイメカニズム理論で焼結した合金は、鉄系金属
との溶接が可能であるとともに、組織が緻密な合金とな
るためカシメ加工が可能であり、従って、ウエイト部と
取付部を別部材によって形成した場合にも、鋼板によっ
て形成した取付部を溶接やカシメ加工または圧入によっ
てウエイト部に容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたバランスウエイトを
装着した自動車用ホイールの断面図。
【図2】本発明に従って構成されたバランスウエイトの
第1の実施形態を示す斜視図。
【図3】本発明に従って構成されたバランスウエイトの
第2の実施形態を示す斜視図。
【図4】本発明に従って構成されたバランスウエイトの
第3の実施形態を示す斜視図。
【図5】本発明に従って構成されたバランスウエイトの
第4の実施形態を示す斜視図。
【図6】本発明に従って構成されたバランスウエイトの
第5の実施形態を示す斜視図。
【図7】本発明に従って構成されたバランスウエイトを
ホイールのリムの裏側に装着した実施形態を示す斜視
図。
【図8】本発明に従って構成されたバランスウエイトの
第6の実施形態を示す斜視図。
【符号の説明】
2:バランスウエイト 3:ウエイト部 4:取付部 4a:係止部 4b:連結部 21:バランスウエイト 31:ウエイト部 31a:係合突起 41:取付部 41a:係止部 41b:連結部 41c:嵌合穴 22:バランスウエイト 32:ウエイト部 32a:係合突起 42:取付部 42a:係止部 42b:連結部 42c:嵌合穴 23:バランスウエイト 33:ウエイト部 43:取付部 43a:係止部 43b:連結部 24:バランスウエイト 34:ウエイト部 44:取付部 25:バランスウエイト 35:ウエイト部 45:接着テープ 46:離けい紙 5:タイヤ 6:ホイール 61:ホイールのリム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体の回転変動を調整するためのバラ
    ンスウエイトであって、 タングステン系粉末とその他の金属粉末とが攪拌混合さ
    れた混合粉末によって成形された成形体を、ヘビーアロ
    イメカニズム理論で焼結した合金によって構成されてい
    る、 ことを特徴とするバランスウエイト。
  2. 【請求項2】 該タングステン系粉末は、タングステン
    粉末またはモリブデン粉末のいずれかであるか、タング
    ステン粉末またはモリブデン粉末のいずれかを主成分と
    した混合粉末であり、 該その他の金属粉末は、ニッケル粉末を含む、請求項1
    記載のバランスウエイト。
  3. 【請求項3】 該タングステン粉末の重量比は85〜9
    8%であり、モリブデン粉末の重量比は0〜12%であ
    り、ニッケル粉末の重量比は1〜12%であり、銅粉末
    の重量比は0〜5%であり、鉄粉末の重量比は0〜5%
    であり、コバルト粉末の重量比は0〜5%であって、重
    量比の合計が100%に成るように適宜の割合で混合さ
    れた混合粉末からなる、請求項2記載のバランスウエイ
    ト。
  4. 【請求項4】 「銅粉末の重量比0%、鉄粉末の重量比
    0%」または「銅粉末の重量比0%、鉄粉末の重量比1
    %以下、モリブデン粉末の重量比0.1〜8%、および
    /またはコバルト粉末の重量比は0.1〜5%」の混合
    粉末からなる、請求項3記載のバランスウエイト。
  5. 【請求項5】 該バランスウエイトは、ウエイト部と係
    合部とを有し、少なくともウエイト部が該合金によって
    構成されている、請求項1から4のいずれかに記載のバ
    ランスウエイト。
  6. 【請求項6】 該バランスウエイトは、ウエイト部と係
    合部とを有し、該ウエイト部と該係合部が一体成形され
    た該合金によって構成されている、請求項1から4のい
    ずれかに記載のバランスウエイト。
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Cited By (4)

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