JP2001011627A - タングステン膜の成膜方法、半導体デバイス及び成膜装置 - Google Patents

タングステン膜の成膜方法、半導体デバイス及び成膜装置

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JP2001011627A
JP2001011627A JP11174227A JP17422799A JP2001011627A JP 2001011627 A JP2001011627 A JP 2001011627A JP 11174227 A JP11174227 A JP 11174227A JP 17422799 A JP17422799 A JP 17422799A JP 2001011627 A JP2001011627 A JP 2001011627A
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Masaki Kitazaki
正樹 北崎
Kazuhiro Nishina
和宏 仁科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WxN膜上に高品質のWニュークリエーショ
ン膜を形成し、ひいては高品質のW膜を形成するための
CVD成膜方法を提供すること。 【解決手段】 本発明による成膜方法では、被処理基板
14のWxN膜の表面にB26ガスをその供給源38か
ら所定時間、吹き付け、その後、Wニュークリエーショ
ン膜をCVD法により形成する。そして、Wニュークリ
エーション膜を核にしてCVD法によりW膜を形成する
ことを特徴とする。このように、Wニュークリエーショ
ン膜の成膜前にB26ガスのみを供給すると、WxN膜
上に良質のWニュークリエーション膜が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造等で用
いられるタングステン膜の成膜技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造においては、ステップカバレ
ッジに優れ、マイグレーション耐性に富み、且つ、エッ
チングも容易であることから、化学気相堆積(CVD)
法によるタングステン膜(以下「W膜」という)の成膜
技術が広く採用されている。このCVD法により形成さ
れたW膜、特にブランケットW膜は、多層配線の層間接
続等に用いられる。
【0003】一般に、ブランケットW膜をCVD法によ
り成膜する場合、予め下地(例えばSi)の上にバリア
層を形成した後、ブランケットW膜を形成するための核
となるタングステンニュークリエーション膜(以下「W
ニュークリエーション膜」という)をCVD法で形成し
ている。
【0004】層間接続等のためのバリア層としては、従
来、TiN膜が用いられているが、近年、ゲート配線と
してポリメタル構造が採用されつつあり、タングステン
ナイトライド膜(以下「WxN膜」という)がバリア層
として考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バリア
層にWxN膜を用い、その上に従来方法でWニュークリ
エーション膜及びブランケットW膜を形成すると、W膜
に鬆(ボイド)が入ったりW膜の表面が荒れたりする等
の欠陥が生ずる。
【0006】より詳細には、六フッ化タングステン(W
6)ガスとモノシラン(SiH4)ガスを主成分として
含む処理ガスを用いてCVD法によりWニュークリエー
ション膜を形成するという従来方法では、WxN膜上に
は極めて粗いWニュークリエーション膜しか形成され
ず、その結果としてブランケットW膜も欠陥が生ずるこ
とになる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、WxN膜上に良好なWニュークリエー
ション膜を形成し、ひいては良好なW膜を形成するため
の成膜方法及び装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らは、Wニュークリエーション膜の形成前
にSiH4ガスを単独で流す成膜方法を提案している。
この方法によれば、WxN膜上に形成されるWニューク
リエーション膜は良質なものとなる。
【0009】しかしながら、後プロセスで高温アニール
等の熱処理が加えられると、W膜が剥離しやすいという
問題を生ずる。
【0010】そこで、上記問題点を解消すべく種々のガ
スについて検討を加えた結果、本発明者は、ジボラン
(B26)ガスの単独供給をWニュークリエーション膜
の形成前に行うことを見出した。すなわち、本発明によ
る成膜方法は、WxN膜が形成された被処理基板を収容
している処理チャンバ内を所定の真空度にし、被処理基
板のWxN膜の表面にB26ガスを所定時間、吹き付け
る第1ステップと、第1ステップの終了後、処理チャン
バ内を所定の真空度にし、WxN膜の上にWニュークリ
エーション膜をCVD法により形成する第2ステップ
と、第2ステップの終了後、処理チャンバ内を所定の真
空度にし、Wニュークリエーション膜を核にしてCVD
法によりW膜を形成する第3ステップとを含むことを特
徴としている。
【0011】このように、B26ガスの供給後にWニュ
ークリエーション膜を形成すると、形成される膜は極め
て良質なものとなる。これは、B26ガスの供給により
WxN膜の表面に極薄のボロン層が形成され、このボロ
ン層がWxN及びWに対する結合性を改善するからと推
定される。また、B2H6ガスの供給量を調整し適宜範
囲内とすると、Wニュークリエーション膜は耐剥離性に
も優れたものとなる。
【0012】更に、請求項4に係る発明は、上記成膜方
法を実施するのに適した成膜装置に関するものであり、
処理チャンバと、処理チャンバ内に配置され、被処理基
板を支持する基板支持体と、基板支持体により支持され
た被処理基板を加熱する加熱手段と、処理チャンバ内を
減圧する真空排気手段と、Wニュークリエーション膜を
形成すべくWF6ガス、SiH4ガス及びB26ガスを処
理チャンバ内に供給するガス供給手段と、加熱手段、真
空排気手段及びガス供給手段を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段が、Wニュークリエーション膜の形成
を行う前に、前記ガス供給手段によりB26ガスのみを
所定時間、処理チャンバ内に供給するよう構成された成
膜装置を特徴としている。
【0013】また、WxN膜は、WF6ガスを主成分と
した処理ガスを用いてCVD法により形成することがで
きるので、WxN膜からW膜までの一連の成膜プロセス
を一の処理チャンバで行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明によるW膜の成膜方法を実
施するために適した成膜装置を概略的に示したものであ
る。図示実施形態の成膜装置10はCVD法による成膜
が可能な装置であり、内部が所望の真空度に減圧可能な
処理チャンバ12を備えている。処理チャンバ12内に
は、シリコンウェハ(被処理基板)14を上面にて支持
するペデスタル(基板支持体)16が設けられている。
このペデスタル16には、シリコンウェハ14を加熱す
るために、電気抵抗式ヒータ等の加熱手段18が埋設さ
れている。この加熱装置18は、システム全体を制御す
るマイクロコンピュータ等から成る制御手段20によっ
て制御される。
【0016】ペデスタル16の上方には、ガス分配プレ
ート22がペデスタル16の上面に対して平行に配置さ
れている。ガス分配プレート22は中空プレートであ
り、その下面には多数のガス出口24が形成されてお
り、ガス分配プレート22の内部空間には、配管26を
介して処理チャンバ外部のガス混合室28から所定の処
理ガスが供給されるようになっている。ガス混合室28
では、成膜に必要なガスが均一に混合される。本実施形
態では、シリコンウェハ14上にWxN膜、Wニューク
リエーション膜、ブランケットW膜の成膜を連続して行
うため、処理ガス供給手段として、WF6ガス供給源3
0、SiH4ガス供給源32、N2ガス供給源34、H2
ガス供給源36、B26ガス供給源38がそれぞれ流量
調節バルブ40,42,44,46,48を介してガス
混合室28に接続されている。流量調節バルブ40〜4
8は前記制御手段20により遠隔的に制御され、これに
より各ガスの流量が調節されるので、処理ガスの混合割
合を所望の値に設定した上で処理チャンバ12内に送り
込むことが可能である。
【0017】ガス分配プレート22は、アルミニウム等
の導電性材料から成り、例えば13.56MHzの高周
波電力を印加するために整合器48及び高周波電源50
を介して接地されている。また、ペデスタル16もアル
ミニウム等の導電性材料から構成されており、同様に接
地されている。
【0018】更に、処理チャンバ12には真空排気手段
(図示しない)が接続されており、内部が所望の真空度
に減圧可能となっている。この真空排気手段も前記の制
御手段20により制御される。
【0019】次に、このような構成の成膜装置10を用
いてブランケットW膜をWxN膜上に形成する手順につ
いて、図2に沿って説明する。
【0020】まず、シリコンウェハ14上にバリア層と
してWxN膜を形成する(シリコンウェハ14の表面に
直接WxN膜を形成する場合の他、シリコンウェハ14
上に他の層が形成されており、その上にWxN膜を形成
する場合も含む)。WxN膜の成膜方法としては種々あ
るが、本実施形態ではプラズマCVDによっている。す
なわち、まずペデスタル16内の加熱装置18によりペ
デスタル16の加熱を開始すると共に、シリコンウェハ
14を適当な搬送ロボットを用いて処理チャンバ12内
に搬入し、ペデスタル16上に載置、支持する。次い
で、処理チャンバ12内を所定の真空度、例えば5To
rrに減圧する。更に、処理ガスとして、WF6ガス、
2ガス及びH2ガスをそれぞれWF6ガス供給源30、
2ガス供給源34及びH2ガス供給源36から所定流量
でガス混合室28に供給、混合してガス分配プレート2
2を経て、処理チャンバ12内に導入する。そして、高
周波電源52をオンとすると、ガス分配プレート22の
ガス出口24から噴出された処理ガスはガス分配プレー
ト22とペデスタル16との間でプラズマ化され、WF
6、N2及びH2はイオン又はラジカルに電離された状態
でペデスタル16上のシリコンウェハ14の表面に達
し、化学反応によりシリコンウェハ14上にバリア層と
してのWxN膜を形成する。
【0021】なお、WxN膜は物理気相堆積(PVD)
法によっても成膜することは可能である。また、後プロ
セスでWニュークリエーション膜及びブランケットW膜
が形成される本実施形態では、処理ガス中のWF6が各
プロセスで共通であるため、同一の処理チャンバ12で
WxN膜の形成を行うことができる。従って、処理チャ
ンバ間でシリコンウェハを移動する必要がなく、コンタ
ミネーションが減じられ、処理効率が高くなる等の利点
がある。
【0022】WxN膜が形成されたならば、高周波電源
52をオフにすると共に、処理チャンバ12の内部のガ
スを排気する。この後、従来であれば、Wニュークリエ
ーション膜の成膜プロセスを開始することとなろうが、
本発明によれば、ニュークリエーション膜成膜プロセス
に先だってB26ガスを単独でWxN膜の表面全域に吹
き付けることとしている(図2の(a))。
【0023】このB26ガス吹付けプロセスでは、処理
チャンバ12の内部圧力を例えば4.5Torr程度に
維持し、B26ガスのみをその供給源38から適当な流
量及び時間、例えば約30秒間供給する。B26ガスは
ガス分配プレート22のガス出口24からシリコンウェ
ハ14上のWxN膜の表面全域に吹き付けられる。シリ
コンウェハ14は、ペデスタル16内の加熱手段18に
より加熱されており、WxN膜の表面に対してB26
何らかの作用を及ぼす。おそらくは、原子、数個〜数十
個分程度の極めて薄いボロン層が形成されるものと考え
られる。
【0024】次いで、処理チャンバ12内の圧力を4〜
30Torr程度とし、従来と同様に、WF6ガス、S
iH4ガス、H2ガス及びB26ガスそれぞれWF6ガス
供給源30、SiH4ガス供給源32、H2ガス供給源3
6及びB26ガス供給源38からガス混合室28に供給
し、均一に混合した後、ガス分配プレート22を経て処
理チャンバ12内に導入する。これにより、WxN膜の
上にWニュークリエーション膜が熱CVDにより形成さ
れる。このWニュークリエーション膜は、WxN膜の表
面全域にわたり均質に且つ良質に形成される。これは、
ボロン層がWxNとWとの間の結合性を改善するからと
推定される(図2の(b))。
【0025】なお、ここでB26ガスを添加するのはW
膜の低抵抗化を図るためであり、必須のガスではないこ
とに注意されたい。
【0026】Wニュークリエーション膜の形成後、WF
6ガス及びH2ガスをそれぞれWF6ガス供給源30及び
2ガス供給源36からガス混合室28に供給し、混合
した後、ガス分配プレート22を経て処理チャンバ12
内に導入する。これにより、Wニュークリエーション膜
を核としてブランケットW膜が熱CVDにより形成され
る。前述したように、WxN膜上のWニュークリエーシ
ョン膜はW膜形成の核として良質なものであるため、形
成されるブランケットW膜も均質で稠密なものとなる。
また、Wニュークリエーション膜の表面は平坦であり、
ブランケットW膜の成長速度が全面にわたりほぼ均一と
なるので、ブランケットW膜の表面も平坦性に優れたも
のとなる(図2の(c))。
【0027】以上のプロセスは、各流量調節バルブ(ガ
ス供給手段)40〜48、加熱手段18及び真空排気手
段等に接続されたシステム全体を制御する制御手段20
により、自動的に実行される。
【0028】ところで、上記方法に従ってWxN膜上に
形成されたW膜は耐剥離性に優れたものとなる。言い換
えるならば、WxN膜とWニュークリエーション膜との
間の結合性が向上される。この耐剥離性ないしは結合性
は、特に後プロセスで高温アニール処理等の高温熱処理
が行われた場合に顕著な効果となって現れるものであ
る。高い耐剥離性を得るためには、B26ガスの供給量
を、実験等を通して適宜設定する必要がある。簡単に
は、B26ガスが少量である場合、逆に多量である場合
には所望の効果が得られない。少量である場合、Wニュ
ークリエーション膜の成膜プロセスの前にB26ガスを
流す効果自体が得られず、また、多量である場合、ボロ
ン層の厚さが大きくなり、ボロン層自体が機械的に脆く
なると考えられるからである。
【0029】なお、上記実施形態では、WxN膜の形成
からブランケットW膜の形成まで一つの処理チャンバ1
2内で連続的に行うことととしているが、各プロセスは
別個の処理チャンバで行うことも可能である。
【0030】
【実施例】次に、上記方法に従って実際にシリコンウェ
ハ上にWxN膜とWニュークリエーション膜を成膜した
結果について述べる。
【0031】以下で述べる実施例及び比較例では、アプ
ライド・マテリアルズ・インコーポレイテッドにより
「Centura(登録商標)」という名で製造、販売
されている枚葉式マルチチャンバCVD装置を用いた。
【0032】第1実施例における各プロセスでの条件は
以下の通りである。
【0033】WxN膜の成膜プロセスでは、処理チャン
バ内の圧力を5Torr、ペデスタルの温度を475
℃、WF6ガスの流量を6sccm、N2ガスの流量を5
00sccm、H2ガスの流量を500sccmとし、
13.56MHzの高周波電力を印加し、20秒間、処
理を行った。
【0034】B26ガス吹付けプロセスでは、処理チャ
ンバ内の圧力を4.5Torr、ペデスタルの温度を4
75℃、B26ガスの流量を10sccmとし、30秒
間、処理を行った。
【0035】Wニュークリエーション膜の成膜プロセス
では、処理チャンバ内の圧力を4.5Torr、ペデス
タルの温度を475℃、WF6ガスの流量を20scc
m、SiH4ガスの流量を10sccm、H2ガスの流量
を1000sccm、B26ガスの流量を0.75sc
cmとし、10秒間、処理を行った。
【0036】なお、各プロセスにおいてArガスをキャ
リアガスとして適量流した。
【0037】この第1実施例では、全域にわたり平滑性
に優れた表面を有するWニュークリエーション膜が形成
された。
【0038】また、この手順に続いてブランケットW膜
を形成し、その後、850℃のN2ガス雰囲気で高温ア
ニール処理を施した後、剥離試験用粘着テープを膜表面
に貼着して剥離試験を行った。その結果は、粘着テープ
を剥がしても、テープにW膜は付かず、耐剥離性に優れ
ていることが確認できた。
【0039】また、B26ガス吹付けプロセスでの流量
を19sccmとした点を除き、その他の条件について
は第1実施例と同一とした第2実施例を行った。この場
合も、表面は平滑性に優れたWニュークリエーション膜
が形成されたが、粘着テープによる剥離試験では、テー
プにW膜が若干付着するという結果が得られた。
【0040】また、従来方法でWニュークリエーション
膜を形成するという第1比較例も行った。この第1比較
例でのWxN膜の成膜プロセスは、第1実施例のものと
同じ条件とした。また、B26ガス吹付けプロセスは行
わず、Wニュークリエーション膜の成膜プロセスでは、
処理チャンバ内の圧力を4.5Torr、ペデスタルの
温度を475℃、WF6ガスの流量を20sccm、S
iH4ガスの流量を10sccm、H2ガスの流量を10
00sccmとし、10秒間、処理を行った。
【0041】この第1比較例の方法では、Wニュークリ
エーション膜は形成されず、WxN膜上にはWの塊状物
が形成されるだけであった。
【0042】更に、Wニュークリエーション膜成膜プロ
セスでの処理チャンバの内部圧力を30Torrとした
点を除き、第1比較例と同条件とした第2比較例を行っ
た。
【0043】この第2比較例による方法では、Wニュー
クリエーション膜は形成されるものの、ウェハ外周部分
におけるWニュークリエーション膜の表面は荒れたもの
となった。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、W
xNのバリア層の上に良質のWニュークリエーション膜
を形成することが可能となる。また、後プロセスにおい
て熱を加えても、形成された膜は剥離しにくいという効
果を得ることが可能となる。
【0045】従って、本発明により形成されたWニュー
クリエーション膜を成長の核としたブランケットW膜も
良質なものとなり、本発明による成膜方法を経て形成さ
れる半導体デバイスも優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による成膜方法を実施できるCVD装置
を示す概略断面図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明による成膜方法の手順
を示す概略説明図である。
【符号の説明】
10…成膜装置、12…処理チャンバ、14…シリコン
ウェハ(被処理基板)、16…ペデスタル(基板支持
体)、18…加熱手段、20…制御手段、22…ガス分
配プレート、28…ガス混合室、30…WF6ガス供給
源、32…SiH4ガス供給源、34…N2ガス供給源、
36…H2ガス供給源、38…B26ガス供給源,4
0,42,44,46,48…流量調節バルブ、50…
整合器、52…高周波電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/285 301 H01L 21/285 301R (72)発明者 北崎 正樹 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地内 アプライド マテリアルズ ジャパン 株式会社内 (72)発明者 仁科 和宏 千葉県成田市新泉14−3野毛平工業団地内 アプライド マテリアルズ ジャパン 株式会社内 Fターム(参考) 4K030 AA01 AA04 AA06 AA07 BA20 BA38 BB12 CA04 CA05 CA12 EA11 GA01 KA24 KA41 LA11 4M104 AA01 BB18 BB33 CC01 DD22 DD44 DD45 DD86 FF16 FF18 HH08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タングステンナイトライド膜が形成され
    た被処理基板を収容している処理チャンバ内を所定の真
    空度にし、前記被処理基板の前記タングステンナイトラ
    イド膜の表面にジボランガスを所定時間、吹き付ける第
    1ステップと、 前記第1ステップの終了後、前記処理チャンバ内を所定
    の真空度にし、前記タングステンナイトライド膜の上に
    タングステンニュークリエーション膜を化学気相堆積法
    により形成する第2ステップと、 前記第2ステップの終了後、前記処理チャンバ内を所定
    の真空度にし、前記タングステンニュークリエーション
    膜を核にして化学気相堆積法によりタングステン膜を形
    成する第3ステップとを含むタングステン膜の成膜方
    法。
  2. 【請求項2】 前記タングステンナイトライド膜は前記
    処理チャンバ内で化学気相堆積法により形成されたもの
    である請求項1に記載のタングステン膜の成膜方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のタングステン膜
    の成膜方法を用いて製造された半導体デバイス。
  4. 【請求項4】 被処理基板上に形成されたタングステン
    ナイトライド膜上にタングステンニュークリエーション
    膜を化学気相堆積法により形成する成膜装置であって、 処理チャンバと、 前記処理チャンバ内に配置され、被処理基板を支持する
    基板支持体と、 前記基板支持体により支持された被処理基板を加熱する
    加熱手段と、 前記処理チャンバ内を減圧する真空排気手段と、 タングステンニュークリエーション膜を形成すべく六フ
    ッ化タングステンガス、モノシランガス及びジボランガ
    スを前記処理チャンバ内に供給するガス供給手段と、 前記加熱手段、前記真空排気手段及び前記ガス供給手段
    を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、タン
    グステンニュークリエーション膜の形成を行う前に、前
    記ガス供給手段によりジボランガスのみを所定時間、前
    記処理チャンバ内に供給するよう構成されている成膜装
    置。
  5. 【請求項5】 前記ガス供給手段は窒素ガス及び水素ガ
    スの供給が可能であり、前記処理チャンバ内の前記基板
    支持体により支持された被処理基板上にタングステンナ
    イトライド膜を化学気相堆積法により形成することがで
    きるようになっている請求項4に記載の成膜装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526441A (ja) * 2007-05-04 2010-07-29 マイクロン テクノロジー, インク. タングステンディジット線、その形成方法及び動作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010526441A (ja) * 2007-05-04 2010-07-29 マイクロン テクノロジー, インク. タングステンディジット線、その形成方法及び動作方法

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