JP2001011615A - 光ディスク保護膜形成スパッタリングターゲット - Google Patents
光ディスク保護膜形成スパッタリングターゲットInfo
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Abstract
ッタリングの中断または中止の回数を減らして生産効率
を上げ、誘電体保護層を得ることができる光ディスク保
護膜形成スパッタリングターゲットを得る。 【解決手段】 光ディスク保護膜形成スパッタリングタ
ーゲット保護膜用材料をZnS−SiO2−ZnOの三
成分系材料から構成し、特にZnS−SiO2−ZnO
の三成分系材料において、ZnS、SiO2、ZnOの
モル比を、それぞれ図1に示す80:10:10(A
点)、47.5:5:47.5(B点)、25:25:
50(C点)、5:47.5:47.5(D点)、2
5:50:25(E点)、47.5:47.5:5(F
点)であるA〜Fで囲まれる範囲とするZnS−SiO
2−ZnOの三成分系材料からなる光ディスク保護膜形
成スパッタリングターゲット。
Description
よって膜を形成する際に発生するパーティクルを減少さ
せ、光ディスク等の光メディア、特に相変化型光ディス
クに好適な誘電体保護膜(「層」を含む。)の形成に有
用であるZnS−SiO2−ZnO系光メディア(以
下、代表的な光ディスクについて説明する。)保護膜用
材料に関する。
再生ができる高密度記録光ディスク技術が開発され、急
速に関心が高まっている。この光ディスクは再生専用
型、追記型、書き換え型の3種類に分けられるが、特に
追記型又は書き換え型で使用されている相変化方式が注
目されている。この相変化型光ディスクを用いた記録・
再生の原理を以下に簡単に説明する。相変化光ディスク
は、基板上の記録薄膜をレーザー光の照射によって加熱
昇温させ、その記録薄膜の構造に結晶学的な相変化(ア
モルファス⇔結晶)を起こさせて情報の記録・再生を行
うものであり、より具体的にはその相間の光学定数の変
化に起因する反射率の変化を検出して情報の再生を行な
うものである。
たレーザー光の照射によって行なわれる。この場合、例
えば1μmのレーザービームが10m/sの線速度で通
過するとき、光ディスクのある点に光が照射される時間
は100nsであり、この時間内で上記相変化と反射率
の検出を行なう必要がある。また、上記結晶学的な相変
化すなわちアモルファスと結晶との相変化を実現する上
で、溶融と急冷が光ディスクの相変化記録層だけでなく
周辺の誘電体保護層やアルミニウム合金の反射膜にも繰
返し付与されることになる。
Ge−Sb−Te系等の記録薄膜層の両側をZnS・S
iO2系の高融点誘電体の保護層で挟み、さらにアルミ
ニウム合金反射膜を設けた四層構造となっている。この
なかで反射層と保護層はアモルファス部と結晶部との吸
収を増大させ反射率の差を大きくすることができる光学
的機能が要求されるほか、記録薄膜の耐湿性や熱による
変形の防止機能、さらには記録の際の熱的条件の制御と
いう機能が要求される(雑誌「光学」26巻1号頁9〜
15参照)。このように、高融点誘電体の保護層は昇温
と冷却による熱の繰返しストレスに対して耐性をもち、
さらにこれらの熱影響が反射膜や他の箇所に影響を及ぼ
さないようにし、かつそれ自体も薄く、低反射率でかつ
変質しない強靭さが必要である。この意味において誘電
体保護層は重要な役割を有する。
法によって形成されている。このスパッタリング法は正
の電極と負の電極とからなるターゲットとを対向させ、
不活性ガス雰囲気下でこれらの基板とターゲットの間に
高電圧を印加して電場を発生させるものであり、この時
電離した電子と不活性ガスが衝突してプラズマが形成さ
れ、このプラズマ中の陽イオンがターゲット(負の電
極)表面に衝突してターゲット構成原子を叩きだし、こ
の飛び出した原子が対向する基板表面に付着して膜が形
成されるという原理を用いたものである。
パッタリングし薄膜を形成していく段階で、ある一定量
以上を被覆するとパーティクルと言われるクラスター状
の粗大粒が薄膜上に付着してくるようになる。このパー
ティクルはスパッタチャンバ内の壁や種々の機器にスパ
ッタリングによる飛沫粒子が付着堆積したもので、それ
が一定量を超えると剥がれ出し、かつそれがスパッタチ
ャンバ内に浮遊し、さらに基板あるいは薄膜に再付着し
たものが主な原因である。このようなパーティクルは薄
膜の特性を著しく悪化させるので、これが基板または薄
膜上に多く析出してきた段階で、一旦スパッタリングを
中止し、スパッタチャンバを解放して、該チャンバ内の
壁や種々の機器からパーティクルの原因となる膜の堆積
物を清掃する必要があった。これは著しく生産性を低下
させるものである。この膜の堆積物はZnS−SiO2
系ターゲットの製造工程、すなわちSiO2粉末とZn
S粉末等の混合粉の焼結段階において因果関係があるこ
とが予想されたが、従来それ以上の解決策を見いだすに
至っていなかった。
iO2系ターゲット材料成分の改善を図り、これによっ
て形成したターゲットを用いてスパッタリングすること
によりパーティクルの発生を著しく減少させ、スパッタ
リングの中断または中止の回数を減らして生産効率を上
げ、誘電体保護層を得ることができる光メディア(ディ
スク)保護膜用材料を得ることを目的とする。
めに、本発明者らは鋭意研究を行なった結果、ZnS−
SiO2二成分系の保護膜用材料に替え、ZnS−Si
O2−ZnOの三成分系材料から構成し、同三成分系材
料中のZnSの量を極力減少させることにより、パーテ
ィクルの発生を著しく減少させるとともに皮膜の均一性
を向上させ、誘電体保護層を安定した製造条件で、再現
性よく得ることができるとの知見を得た。本発明はこの
知見に基づき、 1 ZnS−SiO2−ZnOの三成分系材料からなる
ことを特徴とする光メディア保護膜用材料、 2 ZnS−SiO2−ZnOの三成分系状態図(図
1)において、ZnS:SiO2:ZnOのモル比が、
それぞれ80:10:10(A点)、47.5:5:4
7.5(B点)、25:25:50(C点)、5:4
7.5:47.5(D点)、25:50:25(E
点)、47.5:47.5:5(F点)であるA〜Fで
囲まれる範囲にあることを特徴とするZnS−SiO2
−ZnOの三成分系材料からなる光メディア保護膜用材
料、 3 Zn、S、Si、Oを成分とするスパッタリングタ
ーゲットにおいて、X線回折の回折強度のうち、ZnS
(立方晶、室温安定相)の最強ピーク(111)からの
強度とZnO(六方晶、室温安定相)の最強ピーク(1
0-11)からの強度の比、ZnO(10-11)/Zn
S(111)が、0.1〜1000であることを特徴と
する光ディスク保護膜形成スパッタリングターゲット、
を提供する。
nO 系スパッタリングターゲットの原料となるZn
S、SiO2、ZnOは熱力学的に考えて、1000°
C以下では反応せず、またZnS自体が1100°C以
上の温度で昇華するので、焼結によって製造されたZn
S−SiO2−ZnO系ターゲットは混合物の緻密体と
いうことができる。従来、ターゲットの製造に際しては
ZnSとSiO2粉末を使用し、これを焼結してZnS
−SiO2ターゲットとしていた。すなわち、これらの
SiO2粉末とZnSとを混合した後、HIP又はホッ
トプレスにより焼結したり、あるいはさらにこの焼結体
を熱処理してスパッタリングターゲットを製造していた
が、この焼結や熱処理に特別な工夫をしない限り、パー
ティクルの発生を減少させることができなかった。
てZnS−SiO2−ZnOの三成分系材料を使用する
ことにより、パーティクルの発生を大幅に減少できるこ
とが分かった。このような成分系によって得られるスパ
ッタリング用ターゲットがパーティクルの発生を抑制す
る理由は必ずしも明確ではないが、ターゲットのZnS
成分の物性値に起因するものがパーティクルの発生原因
の1つとしてあげられ、組成比を変えずにZnSを低減
させることが、パーティクルの発生を著しく減少させる
とともに皮膜の均一性を向上させた結果と考えられる。
この結果、ZnS−SiO2−ZnOの三成分系材料と
することが有効であり、これによるパーティクルの発生
を極力減少せしめることにより、スパッタリングの中断
または中止の回数が減り、煩雑なスパッタチャンバ内の
清掃の頻度が減少するので、生産効率を従来に比べて飛
躍的に上げることができるという効果を有する。 この
場合、Zn2SiO4相は、SiO2とZnOにより形
成されるもの、すなわちZn2SiO4=2SiO2+Z
nOであり、SiO2とZnOにより得られる複合酸化
物Zn2SiO4相を当然含む。さらに、本発明のZn
S−SiO2−ZnOの三成分系ターゲットにより形成
された膜はアモルファス部と結晶部との吸収を増大させ
かつ反射率変化の差を大きくする光学的機能、記録薄膜
の耐湿性や熱による変形の防止機能、さらには記録の際
の熱的条件制御という機能に対し、満足できる良好かつ
安定した膜が再現性良く得ることができることが分かっ
た。
系状態図(図1)において、ZnS:SiO2:ZnO
のモル比が、それぞれ80:10:10(A点)、4
7.5:5:47.5(B点)、25:25:50(C
点)、5:47.5:47.5(D点)、25:50:
25(E点)、47.5:47.5:5(F点)である
A〜Fで囲まれる範囲にある場合、およびZn、S、S
i、Oを成分とするスパッタリングターゲットにおい
て、X線回折の回折強度のうち、ZnS(立方晶、室温
安定相)の最強ピーク(111)からの強度とZnO
(六方晶、室温安定相)の最強ピーク(10-11)か
らの強度の比、ZnO(10-11)/ZnS(11
1)が、0.1〜1000である場合に、に、パーティ
クル発生の抑制効果が大きい。
づいて説明する。なお、本実施例は好適な一例を示すも
ので、この例に何ら制限されるものではない。すなわ
ち、本発明は特許請求の範囲によってのみ制限されるも
のであり、本発明の技術思想に含まれる実施例以外の種
々の態様及び変形を包含するものである。 (実施例1)平均粒径5μmのZnS粉末、平均粒径2
0μmのSiO2、平均粒径10μmのZnO粉末と
を、80:10:10(モル比)に秤量して、雰囲気A
rの条件下で、温度1000°C、圧力150Kgf/
cm2 でホットプレスを行ない焼結体を作製し、ターゲ
ットとした。焼結体ターゲットの密度は3.6g/cm
3であった。
と平均粒径20μmのSiO2とを80:20(モル
比)に秤量して、雰囲気Arの条件下で、温度1000
°C、圧力150Kgf/cm2 でホットプレスを行な
った。得られた焼結体の密度は3.4g/cm3 であっ
た。このZnS−SiO2焼結体をさらに、不活性ガス
(Ar)+酸素(O2)雰囲気で500°C、4時間の
熱処理を行なってターゲットを作製した。このようにし
て得たターゲットのX線回折図を図2に示す。図2から
明らかなように、本ターゲットではZnS相以外に、Z
nO相が形成されており、ZnS(立方晶、室温安定
相)の最強ピーク(111)からの強度とZnO(六方
晶、室温安定相)の最強ピーク(10-11)からの強
度の比、ZnO(10-11)/ZnS(111)が
7.5であった。
平均粒径20μmのSiO2とを80:20(モル比)
に秤量して、雰囲気Arの条件下で、温度1000°
C、圧力150Kgf/cm2 でホットプレスを行なっ
た。得られた焼結体の密度は3.4g/cm 3 であっ
た。この焼結体をターゲットとした。このターゲットの
X線回折図を図3に示す。図3から明らかなように、本
比較例のターゲットでは通常ZnS相のピークしか検出
されない。
ーゲットを使用してスパッタリングを実施し、パーティ
クルの発生情況を調べた。パーティクルの発生が多くな
り、汚染による不良品発生防止のためにスパッタチャン
バ内の内壁や機器のクリーニングが必要となるに至るま
での基板への成膜(製造)枚数をカウントしたところ、
本実施例1および2で得られたターゲットを用いた場合
には、いずれも3500枚となるに至った。一方、比較
例ではスパッタチャンバ内の内壁や機器のクリーニング
が必要となるに至るまでの基板への成膜(製造)枚数が
2500枚であり、生産効率が著しく低い。すなわち、
本発明の実施例では従来の製造工程で得られる比較例の
2500枚に比較して、約50%の増加となっている。
こららの実施例1および2と比較例のターゲットのスパ
ッタチャンバ内のクリーニング至るまでの生産枚数の比
較一覧表を表1に示す。
が、ZnS−SiO2−ZnOの三成分系状態図におけ
るZnS:SiO2:ZnOのモル比が、それぞれ8
0:10:10(A点)、47.5:5:47.5(B
点)、25:25:50(C点)、5:47.5:4
7.5(D点)、25:50:25(E点)、47.
5:47.5:5(F点)であるA〜Fで囲まれる範囲
にあるZnS−SiO2−ZnOの三成分系材料からな
る光ディスク保護膜形成スパッタリングターゲットおよ
びZn、S、Si、Oを成分とするスパッタリングター
ゲットにおいて、X線回折の回折強度のうち、ZnS
(立方晶、室温安定相)の最強ピーク(111)からの
強度とZnO(六方晶、室温安定相)の最強ピーク(1
0-11)からの強度の比、ZnO(10-11)/Zn
S(111)が、0.1〜1000にある光ディスク保
護膜形成スパッタリングターゲットは、いずれもパーテ
ィクルの発生が少なく実施例1および2と同等の結果を
示した。
料に替え、ZnS−SiO2−ZnOの三成分系材料か
ら構成し、同三成分系材料中のZnSの量を極力減少さ
せることにより、パーティクルの発生を著しく減少させ
るとともに皮膜の均一性を向上させ、誘電体保護層を安
定した製造条件で、再現性よく得ることができるという
優れた特徴を有している。さらに、本発明のZnS−S
iO2−ZnO系ターゲットは、生産性を著しく向上さ
せることができるばかりでなく、アモルファス部と結晶
部との吸収を増大させさせ反射率変化を大きくすること
ができる光学的機能、記録薄膜の耐湿性や熱による変形
の防止機能、さらには記録の際の熱的条件の制御という
機能に満足できる著しい特徴を有している。
それぞれ所定の範囲にあり、ZnS−SiO2−ZnO
の三成分系状態図における材料の好適な範囲を示す図で
ある。
材料(本発明品)のX線回折結果を示す。
来品)のX線回折結果を示す。
Claims (3)
- 【請求項1】 ZnS−SiO2−ZnOの三成分系材
料からなることを特徴とする光ディスク保護膜形成スパ
ッタリングターゲット。 - 【請求項2】 ZnS−SiO2−ZnOの三成分系状
態図において、ZnS:SiO2:ZnOのモル比が、
それぞれ80:10:10(A点)、47.5:5:4
7.5(B点)、25:25:50(C点)、5:4
7.5:47.5(D点)、25:50:25(E
点)、47.5:47.5:5(F点)であるA〜Fで
囲まれる範囲にあることを特徴とするZnS−SiO2
−ZnOの三成分系材料からなる光ディスク保護膜形成
スパッタリングターゲット。 - 【請求項3】 Zn、S、Si、Oを成分とするスパッ
タリングターゲットにおいて、X線回折の回折強度のう
ち、ZnS(立方晶、室温安定相)の最強ピーク(11
1)からの強度とZnO(六方晶、室温安定相)の最強
ピーク(10-11)からの強度の比、ZnO(10-1
1)/ZnS(111)が、0.1〜1000であるこ
とを特徴とする光ディスク保護膜形成スパッタリングタ
ーゲット。
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- 1999-07-01 JP JP18810499A patent/JP3894403B2/ja not_active Expired - Fee Related
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