JP2001010735A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JP2001010735A
JP2001010735A JP11186039A JP18603999A JP2001010735A JP 2001010735 A JP2001010735 A JP 2001010735A JP 11186039 A JP11186039 A JP 11186039A JP 18603999 A JP18603999 A JP 18603999A JP 2001010735 A JP2001010735 A JP 2001010735A
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悟 石掛
Hidenobu Endo
秀信 遠藤
Hiromichi Ema
裕通 江間
Rikio Kasahara
力男 笠原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】給紙回転体が用紙サイズに適した加圧力で用紙
に当接する位置に押し上げることができ、しかも給紙ト
レイの装着がスムーズで操作性のよい画像形成装置の給
紙装置を提供する。 【解決手段】給紙トレイ1がセットされると押し上げ部
材6に連結され、押し上げ部材6に押し上げ力を伝達す
る押し上げ伝達手段10と、モータ21の駆動により回
動される回動レバー24と、回動レバー24と押し上げ
伝達手段10を繋ぎ、かつ回動レバー24の回動に応じ
て押し上げ力を付勢する引張りスプリング30と有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリなどの画像形成装置の給紙装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の給
紙装置において、装置本体に用紙給紙方向とほぼ直交す
る方向へ引き出し可能にセットされる給紙トレイを備え
たものが多々採用されている。この種の給紙装置おいて
は、給紙トレイを装置本体にセットしたとき、用紙束の
最上紙が給紙コロに当接する位置まで可動底板を押し上
げる必要がある。可動底板を押し上げる方法としては、
特開平7−267385号公報等に記載されているよう
に、電動モータを駆動源として用いたものが知られてい
る。さらに、可動底板を押し上げる駆動源に加圧バネを
用いた加圧方式も知られている。
【0003】ところで、用紙への給紙コロの加圧力は、
給紙性能にかかわる重要な特性値であり、用紙種類や用
紙サイズに関係なく一定であることが望ましい。しかし
ながら、用紙のサイズによって、可動底板上に載ってい
る面積が異なるため、1つのバネで用紙への給紙コロの
加圧力を一定するきわめて困難である。
【0004】このような問題を軽減させるものとして、
給紙トレイの脱着に連動してスプリングで加庄する方式
が提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】しかしながら、上記した電動モータにより
底板を上昇させる給紙装置ではモータの駆動力で直に上
昇させているため、加圧力を補正することが難しく、用
紙サイズ毎の給紙コロの加圧力を一定になるように補正
できなかった。
【0006】また、後者の加圧バネを用いた加圧方式の
給紙装置は廉価であるが、給紙トレイを引き出す毎に底
板を手で押し下げなけれぱならないので操作性が悪く、
しかも加圧力の対応範囲が狭いという問題があった。
【0007】本発明は、上記した従来の問題を解消し、
給紙回転体が用紙サイズに適した加圧力で用紙に当接す
る位置に押し上げることができ、しかも給紙トレイの装
着がスムーズで操作性のよい画像形成装置の給紙装置を
提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、用紙給紙方向とほぼ直交する方向に引き出
し可能に画像形成装置本体へセットされる給紙トレイ
と、該給紙トレイに積載された用紙を給紙する給紙手段
と、前記給紙トレイの可動底板を押し上げ部材を介して
押し上げる底板押し上げ機構とを有する画像形成装置の
給紙装置において、前記底板押し上げ機構が、前記給紙
トレイがセットされると前記押し上げ部材に連結され、
該押し上げ部材に押し上げ力を伝達する押し上げ伝達手
段と、駆動装置の駆動により回動される回動部材と、該
回動部材と前記押し上げ伝達手段を繋ぎ、かつ前記回動
部材の回動に応じて押し上げ力を付勢する付勢手段と有
することを特徴としている。
【0009】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
め、用紙給紙方向とほぼ直交する方向に引き出し可能に
画像形成装置本体へセットされる給紙トレイと、該給紙
トレイに積載された用紙を給紙する給紙手段と、前記給
紙トレイの可動底板を押し上げ部材を介して押し上げる
底板押し上げ機構とを有する画像形成装置の給紙装置に
おいて、前記底板押し上げ機構が、前記給紙トレイがセ
ットされると前記押し上げ部材に連結され、該押し上げ
部材に押し上げ力を伝達する押し上げ伝達手段と、駆動
装置の駆動により回動される回動部材と、該回動部材と
前記押し上げ伝達手段を繋ぎ、かつ前記回動部材の回動
に応じて押し上げ力を付勢する付勢手段と、前記給紙ト
レイに積載された用紙サイズに準じて回動量の異なる補
正回動部材と、該補正回動部材と前記押し上げ伝達手段
を繋ぎ、かつ前記補正回動部材の回動に応じて押し上げ
力を付勢する補正付勢手段とを有することを特徴として
いる。
【0010】さらにまた、本発明は、上記課題を解決す
るため、用紙給紙方向とほぼ直交する方向に引き出し可
能に画像形成装置本体へセットされる給紙トレイと、該
給紙トレイに積載された用紙を給紙する給紙手段と、前
記給紙トレイの可動底板を押し上げ部材を介して押し上
げる底板押し上げ機構とを有する画像形成装置の給紙装
置において、前記底板押し上げ機構が、前記給紙トレイ
がセットされると前記押し上げ部材に連結され、該押し
上げ部材に押し上げ力を伝達する押し上げ伝達手段と、
駆動装置の駆動により回動される回動部材と、該回動部
材と前記押し上げ伝達手段を繋ぎ、かつ前記回動部材の
回動に応じて押し上げ力を付勢する付勢手段と、前記給
紙トレイに積載された用紙の情報に基づいて回動部材の
回動角度を補正する押し上げ力補正手段とを有すること
を特徴としている。
【0011】なお、本発明は、前記押し上げ力補正手段
が、前記給紙トレイに積載された用紙のサイズ情報に基
づいて回動部材の回動角度を補正すると、効果的であ
る。さらに、本発明は、前記押し上げ力補正手段が、前
記給紙トレイに積載された用紙の残量情報に基づいて回
動部材の回動角度を補正すると、効果的である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る給紙装置の
一例を示す平面説明図である。
【0013】図1において、符号1は給紙トレイであ
り、該給紙トレイ1は矢印Aで示す複写機、プリンタ
ー、ファクシミリなどの画像形成装置本体に対して給紙
方向と直交する方向に移動させ、そのセット位置からの
引き出しおよびセット位置への装着が行われるように構
成されている。この給紙装置は、図2に示すように、可
動底板5を押し上げて給紙回転体としての給紙コロ2に
用紙を当接させ、給紙コロ2の回転により最上紙より給
紙するものである。なお、給紙コロ2は一部が欠いた半
月状のものであってもよい。
【0014】給紙トレイ1内には、積載する用紙のサイ
ズに合わせた調節移動が可能な用紙規制部材としてのサ
イドフェンス3およびエンドフェンス4が設けられてい
る。さらに、給紙トレイ1には用紙を載置する位置に可
動底板5と、この可動底板5を押し上げるための押し上
げ部材6と、サイドフェンス3に設けられた補正用突起
7とを具備し、押し上げ部材6は押し上げ軸8の一端に
固定され、押し上げ軸8の画像形成装置本体側である他
端には噛合突起9が設けられている。
【0015】他方、画像形成装置本体側には上記押し上
げ部材6を介して可動底板5を押し上げる底板押し上げ
機構が設けられている。本実施形態の底板押し上げ機構
は、給紙トレイ1がセットされると押し上げ軸8に連結
して、押し上げ部材6に押し上げ力を伝達する押し上げ
伝達手段10と、給紙トレイ1がセットされると駆動す
る駆動装置としてのモータ21により回動される回動部
材としての回動レバー24と、その回動レバー24と押
し上げ伝達手段10を繋ぎ、かつ回動レバー24の回動
に応じて押し上げ力を付勢する付勢手段としての引張り
スプリング30とを有している。
【0016】上記押し上げ伝達手段10は、給紙トレイ
1がセットされると押し上げ軸8の噛合突起9に噛合さ
れるカップリング11を有し、カップリング11は本体
機枠19に回転自在に装着された伝達軸12の一端に設
けられている。伝達軸12には、図1および図3に示す
ように、加圧レバー13が固定されている。なお、カッ
プリング11や加圧レバー13はそれぞれに樹脂、板
金、焼結などによって作られている。もちろん、カップ
リング11は加圧アーム13まで含めて一体で作ったも
のでも良い。
【0017】上記モータ21は、位置固定で配置され、
その駆動軸22の先端にはカップリング23が設けられ
ている。このカップリング23に対向する位置には、移
動軸25の一端側が対向するように配設され、その移動
軸25の一端にはカップリング23に噛合する噛合突起
26が設けられている。移動軸25は、本体機枠19に
対してそのスラスト方向に移動可能に装着されており、
給紙トレイ1がセットされると押されると、その他端が
押されて噛合突起26がカップリング23に噛合され
る。なお、スプリング27,28は噛合突起26とカッ
プリング23との噛合を確実にするためのものであっ
て、スプリング27は移動軸25を常時、給紙トレイ1
に近づけた方向へ付勢し、スプリング28は駆動軸22
を常時、移動軸25に近づけた方向へ付勢している。ま
た、符号29はスプリング27を受けるホルダである。
移動軸25には、回動レバー24の一端側が固定され、
回動レバー24の他端側は引張りスプリング30を介し
て加圧レバー13に連結されている。
【0018】このように構成された給紙装置は、給紙ト
レイ1上に用紙Pを積載し、画像形成装置本体に図1の
矢印A方向からセットすると、押し上げ軸7の噛合突起
9がカップリング11に噛合されるとともに、移動軸2
5が給紙トレイ1の側板に押されてスラスト方向に移動
し、噛合突起26がカップリング23に噛合される。ま
た、給紙トレイ1がセットされると、図示していないセ
ンサが検知しその信号でモータ21が駆動を開始する。
なお、給紙トレイ1がセットされていないとき、移動軸
25に固定された回動レバー24および加圧アーム13
は図3に示す位置に図示していない保持手段によって保
持されている。この保持手段の一例としては、伝達軸1
2を図2の時計方向に回転力を付勢する捩りバネと、該
位置に停止させるストッパから構成されている。
【0019】モータ21が駆動を開始すると、駆動軸2
2、カップリング23および噛合突起26を介して移動
軸25が回転し、回動レバー24が図3の反時計方向に
回動される。この回動は、図4および図5に示すよう
に、回動レバー24が検知手段としてのフォトインタラ
プタ31をオンする位置で停止、すなわちフォトインタ
ラプタ31のオン信号でモータ21の駆動が停止され
る。回動レバー24が回動されると、引張りスプリング
30を介して加圧アーム13も保持手段の作用に抗して
反時計方向に回動され、押し上げ伝達手段10が作動す
る。すなわち、加圧アーム13の回動は伝達軸12、カ
ップリング11、噛合突起9および押し上げ軸8を介し
て押し上げ部材6に伝達され、可動底板5が上方へ押し
上げられ、給紙トレイ1側と引張りスプリング30によ
る作用とが均衡した位置で停止される。
【0020】かくして、給紙トレイ1をセットすると、
自動的に可動底板5が上昇されて給紙可能状態になる。
このとき、可動底板5をモータ21の駆動で上昇させる
ので、オペレーターは給紙トレイ1の押し込み時に大き
なセット力を必要とせず、操作性が良好である。なお、
給紙トレイ1を引き出すと、押し上げ軸7の噛合突起9
がカップリング11から脱するため、押し上げ軸8がフ
リーになり、可動底板5は自重によって元の状態に戻
る。また、給紙トレイ1を引き出すと、噛合突起26が
カップリング23から脱するので、移動軸25が駆動軸
22から離れてフリーになるため、押し上げ伝達手段1
0も保持手段の作用で図1および図3の状態に戻る。
【0021】ところで、用紙の給紙コロヘの加圧力は、
給紙性能にかかわる重要な特性値であり、用紙種類や用
紙サイズ、枚数によらず一定であることが望ましい。し
かしながら、用紙のサイズによって、可動底板5上に載
っている面積が異なるため、満載時でも加圧力を一定に
保つということは難しい。上記実施形態の給紙装置は、
引張りスプリング30の弾性力が小サイズ用紙のとき、
給紙コロ2への加圧力が適正範囲になるように設定して
いる。このため、大サイズの用紙を積載した場合、引張
りスプリング30による加圧力が不足気味になる。
【0022】そこで、給紙装置には図1に示すように、
給紙トレイ1にセットされる用紙サイズに応じて底板押
し上げ力を補正する圧補正機構40が設けられている。
圧補正機構40は、装置本体側にピン42を中心として
回転可能に設けられた補助加圧レバー41を有してい
る。この補助加圧レバー41には、補正引張りスプリン
グ43の一端が係止され、補正引張りスプリング43の
他端は加圧アーム13に係止されており、この補正引張
りスプリング43は加圧アーム13に対して上記引張り
スプリング30と同方向の圧を付勢することができる。
【0023】この圧補正機構40による補正は、用紙側
部を規制しているサイドフェンス3に設けられた補正用
突起7によって行われる。すなわち、サイドフェンス3
は用紙サイズに応じて固定する位置が変えられるので、
サイドフェンス3に設けられている補正用突起7も用紙
サイズに応じて位置が変る。本実施形態の引張りスプリ
ング30は小サイズ用紙のとき、その作用による給紙コ
ロ2への加圧力が適正範囲であるので、補正用突起7は
給紙トレイ1の奥側側面1aより外方へ出ず、大サイズ
の用紙のときに奥側側面1aより外方へ出るような長さ
に設定されている。したがって、大サイズの用紙のとき
には図4に示すように、補助加圧レバー41が給紙トレ
イ1の奥側側面1aより外方へ突出した補正用突起7に
よって押され、該レバー41がピン42を中心として回
動する。補助加圧レバー41の回動により、引張りスプ
リング43がチャージされ、このスプリング43によっ
て可動底板5の押し上げ力が強められる。なお、サイド
フェンス3は樹脂や板金等で補正用突起7を一体に作る
ことができるが、サイドフェンス3と突起7とをそれぞ
れ別に作り、突起7をサイドフェンス3に取り外し可能
に取り付けることもできる。サイドフェンス2と突起7
を分割すると、補正等で補助加圧力を変更することも可
能になる。
【0024】図6は、本発明の他の実施形態を示す平面
説明図であり、図1に示す実施形態と異なる点は、圧補
正機構をなくしたことと、加圧アーム13に被検知突起
13aを設け、加圧アーム13が回動されたとき、被検
知突起13aを検知する手段として第1センサー32及
び第2センサー33を設けことである。他の構成は、図
1の同様であるので、同一部材に同一符号を付すととも
に、重複を避けるためその詳しい説明を省略する。
【0025】本実施形態では、給紙トレイ1に積載する
用紙のサイズを設定するサイズダイヤル、もしくはサイ
ドフェンス3やエンドフェンス4の位置等から用紙サイ
ズを自動的に検知するサイズ検知手段の情報を用いて各
用紙のサイズに応じ、給紙コロ2への加圧力を適正な範
囲になるように制御するものである。さらに、引張りス
プリング30による用紙の給紙コロ2への加圧力はその
積載残数によっても変化するるため、用紙の積載残数か
らも給紙コロ2への加圧力を適正な範囲になるように制
御するものである。
【0026】本実施形態では、図7および図8に示すよ
うに、給紙トレイ1がセットされ、駆動モータ21の駆
動で回動レバー24がフォトインタラプタ31をオンす
る位置まで回動されると、引張りスプリング30の作用
により可動底板5が押し上げられるが、このときの引張
りスプリング30による押し上げ力は最大サイズの用紙
を最大に積載した状態において、適正な加圧力で給紙コ
ロ2が接するように設定している。また、給紙トレイ1
に積載された用紙サイズはサイズダイヤル等から知るこ
とができるので、本実施形態ではその用紙サイズに応じ
て予め定めた分、駆動モータ21を逆転させ、引張りス
プリング30に基づく加圧力をサイズに適した圧に制御
している。例えば、用紙がA5サイズの場合、駆動モー
タ21を100ms逆転して戻した位置にしている。
【0027】このように構成すると、各用紙サイズに合
わせた木目の細かい制御が可能となり、用紙サイズに最
適な給紙圧で用紙を給紙することができる。ところで、
引張りスプリング30に基づく給紙圧は給紙トレイ1に
積載された用紙の残数によっても変化する。これは用紙
残数が減るに従って可動底板5を押し上げる量が多くな
り、その分、加圧アーム13が回動アーム24に近づく
ために起きる。
【0028】そこで、本実施形態では上記被検知突起1
3aとその位置を検知する第1センサー32及び第2セ
ンサー33によって用紙残量を検出し、その信号から用
紙残量が給紙圧を制御している。この場合、被検知突起
13aは加圧レバー13の回動中心である伝達軸12の
軸線を中心とした円弧を持ち、第1センサー32及び第
2センサー33は伝達軸12の軸線を中心とした円周上
に並べて配置している。このように配置すると、図10
〜図13に示すように、第1センサ32及び第2センサ
ー33の2個のセンサで、ともにオフ、一方のみがオ
ン、ともにオンの4つの異なる位置を検出することがで
きる。
【0029】かくして、用紙が給紙されて減少すると、
加圧アーム13の位置から用紙の大凡の残量が判明する
ので、例えば、用紙残量が最大積載量の50パーセント
以下になったことを検知したときに、駆動モータ21を
正転駆動して回動レバー24を回動し、引張りスプリン
グ30の引張り力を高めるように補正する。例えば、用
紙残量が50パーセント以下になると、駆動モータ21
を50ms正転して進めた位置にしている。
【0030】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、給紙トレイの
装着時のセット力を軽減して操作性を向上することがで
きる。
【0031】請求項2の構成によれば、上記請求項1の
効果に加えて、補正回動部材により用紙のサイズに適し
た圧で給紙回転体が用紙を給紙することができる。請求
項3の構成によれば、上記請求項1の効果に加えて、補
正回動部材を用いることなく、給紙トレイに積載した用
紙の状態に適した圧で給紙回転体が用紙を給紙すること
ができる。
【0032】請求項4の構成によれば、補正回動部材を
用いることなく、給紙トレイに積載した用紙のサイズに
適した圧で給紙回転体が用紙を給紙することができる。
請求項5の構成によれば、上記請求項1の効果に加え
て、補正回動部材を用いことなく、給紙トレイに積載し
た用紙の残量に適した圧で給紙回転体が用紙を給紙する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙装置の一例であって、給紙ト
レイ未セット時の状態を示す平面説明図である。
【図2】その給紙装置の給紙コロ部分を示す説明図であ
る。
【図3】図1の状態の給紙装置における回動レバーを示
す側面説明図である。
【図4】図1の給紙装置において給紙トレイセット時の
状態を示す平面説明図である。
【図5】図4の状態の給紙装置における回動レバーを示
す側面説明図である。
【図6】本発明に係る給紙装置の他の一例であって、給
紙トレイ未セット時の状態を示す平面説明図である。
【図7】図6の状態の給紙装置における回動レバーを示
す側面説明図である。
【図8】図6の給紙装置において給紙トレイセット時の
状態を示す平面説明図である。
【図9】図8の状態の給紙装置における回動レバーを示
す側面説明図である。
【図10】給紙トレイの用紙積載量を検知する検知例を
示す説明図である。
【図11】図10の検知例の一態様を示す側面説明図で
ある。
【図12】図10の検知例の他の態様を示す側面説明図
である。
【図13】図10の検知例のさらに他の態様を示す側面
説明図である。
【符号の説明】
1 給紙トレイ 2 給紙コロ 3 サイドフェンス 4 エンドフェンス 5 可動底板 6 押し上げ部材 10 押し上げ力伝達手段 11 カップリング 12 伝達軸 13 加圧アーム 21 モータ 24 回動レバー 30 引張りスプリング 40 圧補正機構 43 補正引張りスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 江間 裕通 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 笠原 力男 神奈川県横浜市旭区川島町2057番地−6 Fターム(参考) 3F048 AA02 AA04 AA05 AB01 BA01 BA07 BB02 DA01 EB02 EB06 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 GA01 GB01 GC01 GD01 HA16 HA27 HA29 HA31 HA33 HB03 HC24 HD09 HD18 JA01 KB03 LA04 LA14 LA15 LC07 LC20 LD04 MA24 MA26 MC12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙給紙方向とほぼ直交する方向に引き
    出し可能に画像形成装置本体へセットされる給紙トレイ
    と、該給紙トレイに積載された用紙を給紙する給紙手段
    と、前記給紙トレイの可動底板を押し上げ部材を介して
    押し上げる底板押し上げ機構とを有する画像形成装置の
    給紙装置において、 前記底板押し上げ機構が、前記給紙トレイがセットされ
    ると前記押し上げ部材に連結され、該押し上げ部材に押
    し上げ力を伝達する押し上げ伝達手段と、駆動装置の駆
    動により回動される回動部材と、該回動部材と前記押し
    上げ伝達手段を繋ぎ、かつ前記回動部材の回動に応じて
    押し上げ力を付勢する付勢手段と有することを特徴とす
    る給紙装置。
  2. 【請求項2】 用紙給紙方向とほぼ直交する方向に引き
    出し可能に画像形成装置本体へセットされる給紙トレイ
    と、該給紙トレイに積載された用紙を給紙する給紙手段
    と、前記給紙トレイの可動底板を押し上げ部材を介して
    押し上げる底板押し上げ機構とを有する画像形成装置の
    給紙装置において、 前記底板押し上げ機構が、前記給紙トレイがセットされ
    ると前記押し上げ部材に連結され、該押し上げ部材に押
    し上げ力を伝達する押し上げ伝達手段と、駆動装置の駆
    動により回動される回動部材と、該回動部材と前記押し
    上げ伝達手段を繋ぎ、かつ前記回動部材の回動に応じて
    押し上げ力を付勢する付勢手段と、前記給紙トレイに積
    載された用紙サイズに準じて回動量の異なる補正回動部
    材と、該補正回動部材と前記押し上げ伝達手段を繋ぎ、
    かつ前記補正回動部材の回動に応じて押し上げ力を付勢
    する補正付勢手段とを有することを特徴とする給紙装
    置。
  3. 【請求項3】 用紙給紙方向とほぼ直交する方向に引き
    出し可能に画像形成装置本体へセットされる給紙トレイ
    と、該給紙トレイに積載された用紙を給紙する給紙手段
    と、前記給紙トレイの可動底板を押し上げ部材を介して
    押し上げる底板押し上げ機構とを有する画像形成装置の
    給紙装置において、 前記底板押し上げ機構が、前記給紙トレイがセットされ
    ると前記押し上げ部材に連結され、該押し上げ部材に押
    し上げ力を伝達する押し上げ伝達手段と、駆動装置の駆
    動により回動される回動部材と、該回動部材と前記押し
    上げ伝達手段を繋ぎ、かつ前記回動部材の回動に応じて
    押し上げ力を付勢する付勢手段と、前記給紙トレイに積
    載された用紙の情報に基づいて回動部材の回動角度を補
    正する押し上げ力補正手段とを有することを特徴とする
    給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記押し上げ力補正手段が、前記給紙ト
    レイに積載された用紙のサイズ情報に基づいて回動部材
    の回動角度を補正することを特徴とする講求項3に記載
    の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記押し上げ力補正手段が、前記給紙ト
    レイに積載された用紙の残量情報に基づいて回動部材の
    回動角度を補正することを特徴とする講求項3に記載の
    給紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010058965A (ja) * 2008-09-06 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 給紙加圧装置、これを備えた画像形成装置
JP2010202289A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Riso Kagaku Corp 画像形成装置の給紙機構
JP2011148604A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

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