JP2001009952A - 発泡複合シート及びその製造方法 - Google Patents

発泡複合シート及びその製造方法

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JP2001009952A JP11183616A JP18361699A JP2001009952A JP 2001009952 A JP2001009952 A JP 2001009952A JP 11183616 A JP11183616 A JP 11183616A JP 18361699 A JP18361699 A JP 18361699A JP 2001009952 A JP2001009952 A JP 2001009952A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡剤を含有するペレットを作成することが
でき、繊維質基材を積層した後、発泡させることができ
るような発泡複合シートを得ること。 【解決手段】 本発明の発泡複合シートは、オレフィン
系樹脂100重量部に対し、熱分解型化学発泡剤、酸化
亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合し、全亜鉛量が0.1〜1
重量部であり、酸化亜鉛由来の亜鉛量とオクチル酸亜鉛
由来の亜鉛量の比が1:1〜30:1であるオレフィン
系樹脂製発泡層を繊維質基材上に積層したことを特徴と
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オレフィン系樹脂
製の発泡複合シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱分解型化学発泡剤の分解温度はかなり
高いため、紙や織布等の熱に弱い基材上に発泡層を形成
すると、基材が焦げるなどの不具合が生じていた。その
ため、これまで、発泡シートを製造し、接着剤等を用い
て繊維質基材と貼り合わせる方法が採られてきた。
【0003】
【発明が解決する課題】しかしながら、押出法によりシ
ートを成形すると同時に発泡を行うと、厚みと幅、発泡
倍率を同時にコントロールすることが難しいという問題
が生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、請求項1記載の本
発明は、繊維質基材上に、オレフィン系樹脂100重量
部に対して、熱分解型化学発泡剤0.5〜10重量部、
酸化亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合し、全亜鉛量が0.1
〜1重量部であり、酸化亜鉛由来の亜鉛量とオクチル酸
亜鉛由来の亜鉛量の比が1:1〜30:1であるオレフ
ィン系樹脂製発泡層を積層した発泡複合シートである。
【0005】請求項2記載の本発明は、オレフィン系樹
脂100重量部に対して、熱分解型化学発泡剤0.5〜
10重量部、酸化亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合した組成
物を発泡していない状態にてペレット化し、粉砕して、
繊維質基材上に散布、焼結させてから発泡させる発泡複
合シートの製造方法である。
【0006】請求項3記載の本発明は、オレフィン系樹
脂100重量部に対して、熱分解型化学発泡剤0.5〜
10重量部、酸化亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合した組成
物を発泡していない状態にてペレット化し、該ペレット
を押出法により発泡していない状態にてシート状に成形
すると略同時に、繊維質基材と貼り合わせた後、発泡さ
せる発泡複合シートの製造方法である。
【0007】本発明において使用されるオレフィン系樹
脂としては、例えば、低密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、メタロセン触媒を用いて重合したポリエチレン等の
ポリエチレン;ランダム重合ポリプロピレン、ブロック
重合ポリプロピレン、シンジオタクチックポリプロピレ
ン等のポリプロピレン;エチレン−酢酸ビニル、エチレ
ン−アクリル酸、エチレン−アクリル酸エステル、エチ
レン−メタクリル酸、エチレン−メタクリル酸エステル
等のエチレン系共重合体又はこれらの混合物等が挙げら
れる。また、発泡セルの形状安定性や、セル形状の保持
力、柔軟性の面から、メタロセン触媒を用いて重合した
ポリエチレンが好ましい。
【0008】本発明において使用される熱分解型化学発
泡剤としては、アゾジカルボアミド(ADCA)、オキ
シビスベンゼンスルフォニルヒドラジド(OBSH)、
ベンゼンスルフォニルヒドラジド(BSH)、p−トル
エンスルフォニルヒドラジド(TSH)、ジアゾアミノ
ベンゼン(DAB)、アゾビスイソブチロニトリル(A
IBN)等が挙げられる。これらの発泡剤は単独で使用
することもできるし、複数の熱分解型化学発泡剤を併用
することもできるし、熱分解型化学発泡剤と熱膨張型マ
イクロカプセルを併用することもできる。
【0009】熱膨張型マイクロカプセルは、低沸点炭化
水素等を熱可塑性高分子材料からなる殻中に封入したも
のである。このマイクロカプセルの殻を構成する熱可塑
性高分子材料には、塩化ビニリデンとアクリロニトリル
の共重合体を主体とする重合体や、アクリロニトリルと
(メタ)アクリル酸エステルの共重合体を主体とする重
合体等を使用することができる。また、マイクロカプセ
ルの殻に封入される低沸点炭化水素としては、イソブタ
ン、ペンタン、ヘキサン等が挙げられる。
【0010】本発明においては、亜鉛華(酸化亜鉛)及
びオクチル酸亜鉛を添加するが、コストの面から亜鉛華
の添加量としては1〜15重量部が好ましく、少なすぎ
ると発泡時に多量の熱量が必要となり、多すぎるとコス
トが割高となる。亜鉛華の添加量として特に好ましく
は、2〜5重量部である。また、オクチル酸亜鉛の添加
量は、少なすぎると、発泡時に多量の熱量が必要とな
り、多すぎるとコストが割高となるため、0.05〜5
重量部が好ましく、特に好ましくは0.5〜3重量部で
ある。また、亜鉛華とオクチル酸亜鉛の添加量を実際の
亜鉛量に換算した場合に、全亜鉛量が0.1〜1重量部
とするが、全亜鉛量を0.3〜0.5重量部とするとペ
レット化が行いやすく、発泡時に比較的少ない熱量で発
泡が行え、コスト的にも好ましい。
【0011】本発明では、オレフィン系樹脂100重量
部に対し、全亜鉛量を0.1〜1重量部を配合し、酸化
亜鉛とオクチル酸亜鉛を1:1〜30:1の割合で併用
するが、オクチル酸亜鉛の割合が少なすぎたり、酸化亜
鉛のみを配合した場合には、発泡剤の分解温度があまり
下がらず、比較的熱に弱い基材を用いた場合に特に好ま
しくない。逆に全亜鉛量を0.1〜1重量部とし、オク
チル酸亜鉛の量を酸化亜鉛の量よりも多く配合した場合
には、発泡剤の分解温度が低下しすぎて、ペレット化が
難しい。通常、亜鉛系化合物としては、酸化亜鉛、オク
チル酸亜鉛の他にステアリン酸亜鉛等が発泡助剤として
使用されるが、ステアリン酸亜鉛を多量に配合すると、
発泡剤の分解温度を下げすぎるため、樹脂組成物をペレ
ット化することが難しくなり、好ましくない。
【0012】本発明におけるオレフィン系樹脂には、上
記の発泡剤や亜鉛系化合物の他に、顔料、滑剤、安定
剤、紫外線吸収剤、充填剤、抗菌剤、防かび剤、消臭
剤、帯電防止剤等の各種添加剤を必要に応じて添加して
も良い。
【0013】充填剤としては、炭酸カルシウム、酸化チ
タン、水酸化アルミニウム、タルク等が使用できる。
【0014】帯電防止剤としては、カーボンブラック、
グラファイト、銀、酸化錫等の無機系帯電防止剤や、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のソル
ビタン系帯電防止剤;ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアリルエーテル等のエーテル
系帯電防止剤;ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポ
リオキシエチレンアミド等のアミン及びアミド系帯電防
止剤;ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の脂肪酸エ
ステル系帯電防止剤;モノグリセリド系帯電防止剤等の
有機系帯電防止剤が使用できる。これらの帯電防止剤
は、単独又は2種以上を混合して使用することができ
る。中でも、アミン系帯電防止剤は即効性があり、モノ
グリセリド系帯電防止剤はブリードしにくいため、アミ
ン系帯電防止剤とモノグリセリド系帯電防止剤を併用す
ると好ましい。
【0015】繊維質基材としては、綿、麻、絹、羊毛等
の天然の動物性或いは植物性繊維;ポリエステル、ポリ
アミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル、ビ
ニロン等の合成繊維;レーヨン、スフ、アセテート等の
再生繊維;ガラス繊維、パルプ、アスベスト、ロックウ
ール等から選ばれる1種又は2種以上の繊維からなる
紙、織布、不織布、編布、又はこれらの繊維を配合した
フィルム又はシート等が使用できる。また、必要に応じ
て、紙、織布、不織布、編布、又はこれらの繊維を配合
したフィルム又はシート及びこれらの積層シートが使用
できる。さらに、これらに無機充填剤、合成樹脂バイン
ダー等を混合又は積層したものでもよい。また、本発明
は、比較的低い温度(160〜220℃程度)で変質す
るような繊維質基材を用いた場合に特に有効である。
【0016】本発明の複合シートの製造方法としては、
例として次のような方法があげられる。押出機等にて製
造した発泡剤含有のオレフィン系樹脂製シートを加熱、
発泡してオレフィン系樹脂製発泡シートを製造し、次い
で、接着剤等により基材とラミネートする方法。押出機
等にて製造した発泡剤含有のオレフィン系樹脂シートを
押出ラミネート法又は接着剤等によりラミネートし、加
熱、発泡させる方法。発泡剤を含有したオレフィン系樹
脂製ペレットを基材上に散布し、焼結させ、発泡させて
製造する方法。発泡剤を含有したオレフィン系樹脂製ペ
レットを粉砕してを基材上に散布し、焼結させ、発泡さ
せて製造する方法。特に、ペレットや粉砕物を基材上に
散布、焼結、発泡させて製造する方法は、多様なシート
の幅、厚み、発泡倍率をとることができ、多種多様な発
泡シートを得ることができるため、好ましい。
【0017】本発明のオレフィン系樹脂製発泡シート
は、発泡温度を低くすることができるため、紙や織布、
不織布、編布等の比較的熱に弱い繊維質基材上に発泡層
を形成する場合に特に有効である。
【0018】上記発泡層は、架橋発泡層でも非架橋発泡
層でもよいが、非架橋発泡層の方が、へこみ回復性が良
く、製造工程数も少ないため好適である。
【0019】本発明のオレフィン系樹脂製発泡複合シー
トの製造方法は、オレフィン系樹脂100重量部に対
し、熱分解型化学発泡剤0.5〜10重量部、亜鉛系化
合物由来の亜鉛を0.1〜1重量部を配合した組成物を
ペレット化、粉砕し、繊維質基材上にて焼結させ、発泡
させて発泡層を形成させる方法である。はじめに、オレ
フィン系樹脂100重量部に対し、熱分解型化学発泡剤
0.5〜10重量部、亜鉛系化合物由来の亜鉛を0.1
〜1重量部を配合した樹脂組成物を混練りしてペレット
を作成するが、このとき、熱分解型化学発泡剤が分解し
ないような温度で作業を行う必要がある。次に、作成し
たペレットを粉砕し、基材上に散布する。このとき、ド
クターナイフ等を用いて粉砕物の層の厚さを均一にする
と好ましい。そして、オーブン等によって加熱すること
により、焼結させ、次いで、発泡剤が分解するような温
度以上で発泡を行う。
【0020】本発明の製造方法は、比較的低温で発泡層
を形成させることができるため、従来では難しかった2
倍〜6倍程度の低発泡のオレフィン系樹脂製発泡複合シ
ートの製造に特に適している。
【0021】
【実施例】[実施例1〜7]実施例1〜7として、表1
に記載の配合により、発泡していない状態にてペレット
を作成し、該ペレットを粉砕して紙上で焼結させた後、
発泡させオレフィン系樹脂製発泡複合シートを作成し
た。 [比較例1,2]比較例1,2として、表2に記載の配
合により、ペレットを作成し、該ペレットを粉砕して紙
上で焼結、発泡させオレフィン系樹脂製発泡複合シート
を作成した。ペレット化できなかった比較例2,5,6
については、ペレット化せずに押出法にて発泡シートを
作成し、紙とラミネートした。
【0022】
【表1】 *1 メタロセン触媒を用いて重合したポリエチレン 三井化学社製 エボリュー SP0540 *2 アゾジカルボアミド(ADCA) 大塚化学社製 ユニフォーム AZ−H25 *3 亜鉛含有量が10重量%の亜鉛華 堺化学社製 亜鉛華3号 *4 亜鉛含有量が10重量%のオクチル酸亜鉛 勝田化工社製 ABC−1J *5 亜鉛含有量が10.7重量%のステアリン酸亜鉛 日本油脂社製 Zn−StG *6 アミン系帯電防止剤とモノグリセリドの混合物 大日精化工業社製 エレコン SS200FL *7 テイカ社製 JR600A *8 ◎ 均一な発泡セルが形成されている ほぼ均一な発泡セルが形成されている △ 一部に発泡セルの荒れが見られる × 全体的に発泡セルがあれている *9 基材の変色はほとんど見られない × 基材の変色が見られる *10 〇 発泡させずにペレット化が可能 × 発泡剤が分解してしまい、きちんとしたペレットが
得られない
【0023】
【表2】 *1〜10については、表1と同じ
【0024】
【発明の効果】本発明の複合発泡シートは、オレフィン
系樹脂100重量部に対して、熱分解型化学発泡剤0.
5〜10重量部、酸化亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合し、
全亜鉛量が0.1〜1重量部であり、酸化亜鉛由来の亜
鉛量とオクチル酸亜鉛由来の亜鉛量の比が1:1〜3
0:1であるオレフィン系樹脂組成物を用いることで、
該組成物のペレット化が可能であり、かつ比較的低い温
度で発泡が行えるものである。また、比較的低い温度に
て発泡が行えるため、比較的熱に弱い基材を用いた場合
にも有効である。
【0025】さらに、オレフィン系樹脂100重量部に
対して、熱分解型化学発泡剤0.5〜10重量部、酸化
亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合した組成物を発泡していな
い状態にてペレット化し、粉砕して、繊維質基材上に散
布、焼結させてから発泡させる製造方法を用いることに
よって、多様な幅や厚み、発泡倍率を有するシートを得
ることができる。また、オレフィン系樹脂100重量部
に対して、熱分解型化学発泡剤0.5〜10重量部、酸
化亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合した組成物を発泡してい
ない状態にてペレット化し、該ペレットを押出法により
発泡していない状態にてシート状に成形し、繊維質基材
と貼り合わせた後、発泡させる複合発泡シートの製造方
法を用いることによって、発泡させながら押出成形する
従来の発泡シートよりも寸法安定性に優れた発泡シート
を得ることができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月1日(1999.9.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【実施例】[実施例1〜5]実施例1〜5として、表1
に記載の配合により、発泡していない状態にてペレット
を作成し、該ペレットを粉砕して紙上で焼結させた後、
発泡させオレフィン系樹脂製発泡複合シートを作成し
た。 [比較例1〜6]比較例1〜6として、表2に記載の配
合により、ペレットを作成し、該ペレットを粉砕して紙
上で焼結、発泡させオレフィン系樹脂製発泡複合シート
を作成した。ペレット化できなかった比較例2,5,6
については、ペレット化せずに押出法にて発泡シートを
作成し、紙とラミネートした。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【表1】 *1 メタロセン触媒を用いて重合したポリエチレン 三井化学社製 エボリュー SP0540 *2 アゾジカルボアミド(ADCA) 大塚化学社製 ユニフォーム AZ−H25 *3 亜鉛含有量が10重量%の亜鉛華 堺化学社製 亜鉛華3号 *4 亜鉛含有量が10重量%のオクチル酸亜鉛 勝田化工社製 ABC−1J *5 亜鉛含有量が10.7重量%のステアリン酸亜鉛 日本油脂社製 Zn−StG *6 アミン系帯電防止剤とモノグリセリドの混合物 大日精化工業社製 エレコン SS200FL *7 テイカ社製 JR600A *8 ◎ 均一な発泡セルが形成されている ほぼ均一な発泡セルが形成されている △ 一部に発泡セルの荒れが見られる × 全体的に発泡セルがあれている *9 基材の変色はほとんど見られない × 基材の変色が見られる *10 〇 発泡させずにペレット化が可能 × 発泡剤が分解してしまい、きちんとしたペレットが
得られない
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F074 AA17 AA18 AA19 AA20 AA21 AA22 AA24A AA24B AA33 AC21 AD10 BA13 BA14 BA17 BA18 BA19 BA20 CA22 CC12X CC22X CC24X CC30X CC32X CC32Y 4F100 AA25H AK03B AK04 BA02 CA01 DG10 DG11A DJ01B EH76 EH762 EJ02 EJ022 EJ48 EJ482 YY00H 4J002 BB031 BB061 BB071 BB081 BB121 BP021 DE107 EG048 EQ016 EQ026 ET006 FD010 FD030 FD050 FD090 FD100 FD170 FD180 FD207 FD208 FD326 GF00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維質基材上に、オレフィン系樹脂10
    0重量部に対して、熱分解型化学発泡剤0.5〜10重
    量部、酸化亜鉛、オクチル酸亜鉛を配合し、全亜鉛量が
    0.1〜1重量部であり、酸化亜鉛由来の亜鉛量とオク
    チル酸亜鉛由来の亜鉛量の比が1:1〜30:1である
    オレフィン系樹脂製発泡層を積層した発泡複合シート。
  2. 【請求項2】 オレフィン系樹脂100重量部に対し
    て、熱分解型化学発泡剤0.5〜10重量部、酸化亜
    鉛、オクチル酸亜鉛を配合した組成物を発泡していない
    状態にてペレット化し、粉砕して、繊維質基材上に散
    布、焼結させてから発泡させる発泡複合シートの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 オレフィン系樹脂100重量部に対し
    て、熱分解型化学発泡剤0.5〜10重量部、酸化亜
    鉛、オクチル酸亜鉛を配合した組成物を発泡していない
    状態にてペレット化し、該ペレットを押出法により発泡
    していない状態にてシート状に成形すると略同時に、繊
    維質基材と貼り合わせた後、発泡させる発泡複合シート
    の製造方法。
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