JP2001009631A - 板状材の回収装置 - Google Patents

板状材の回収装置

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JP2001009631A
JP2001009631A JP11184781A JP18478199A JP2001009631A JP 2001009631 A JP2001009631 A JP 2001009631A JP 11184781 A JP11184781 A JP 11184781A JP 18478199 A JP18478199 A JP 18478199A JP 2001009631 A JP2001009631 A JP 2001009631A
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Kosuke Morioka
孝介 森岡
Toshio Yamada
俊夫 山田
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人が行っている作業を機械化し、重筋作業を
解消するとともに、ラインの停止時間を短縮して設備稼
働率を向上させることのできる板状材の回収装置を提供
する。 【解決手段】 剪断装置4により切断されたサンプル材
14やスクラップ材16などの板状材の回収装置におい
て、前記板状材を把持する把持手段と、該把持手段を搭
載し、ミルパスラインに沿って移動する移動手段21を
有する板状材の回収装置。移動手段がテレスコ−プ式ア
−ム22またはレ−ル上を走行する台車である板状材の
回収装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剪断装置により切
断されたサンプル材またはスクラップ材を遠隔操作にて
回収する板状材回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱延スキンパス設備においては、図16
に示すように、ミルロ−ル1で調質圧延(スキンパス)
された鋼帯2は、シャ−前面テ−ブル3上、シャ−4の
上下刃の間、シャ−後面テ−ブル5上を通過し、デフレ
クタ−ロ−ル6で進行方向を斜め下向きに変え、テンシ
ョンリ−ル7に巻き取られてコイル8を形成してゆく。
このとき、ガイドエプロン9は、径が大きくなるコイル
と干渉しないように、ほぼ真下に回動した位置に設定さ
れている。また、コイル押さえ10は、コイルと干渉し
ないように上向きに回動した位置に待避している。
【0003】コイル端部を押さえてテンションリ−ルに
巻き付けるためのコイル押さえの後方に、サンプル材回
収バッグ11とスクラップ材回収バッグ12が、上下に
設けられている。なお、上部に位置するサンプル材回収
バッグ11は、スクラップ材を回収するとき、支障をき
たさないように、走行、待避可能となっている。圧延終
了後、テンションリ−ル7からコイル13を抜き取り、
結束した後次工程に払い出す。
【0004】上述の設備におけるサンプル材の回収につ
いて説明する。サンプル材には、トップ、ミドル、ボト
ムの3種類がある。トップはコイルの先端部分から、ミ
ドルはコイルの中間部分から、ボトムはコイルの後端部
分から採取されるものである。サンプル材の幅はコイル
の幅と同じであり、長さは約400mmであり、その重
量は2〜41kgである。
【0005】図17に示すように、シャ−4で剪断され
たサンプル材14は、シャ−4の直後にあるシャ−後面
テ−ブル5の上に乗っている。出側検査室にいるオペレ
−タ−は、機側まで移動し、ライン内に立ち入るための
安全確保の条件設定を行う。その後、ライン内に立ち入
り、シャ−後面テ−ブル5上のサンプル材14に識別票
を貼付する。次に、ガイドエプロン9とコイル押さえ1
0を回動させて、シャ−後面テ−ブル5からシュ−ト1
5に至る傾斜面を形成させる。シャ−後面テ−ブル上の
サンプル材14をガイドエプロン9上に押し出すと、サ
ンプル材は傾斜面を滑って移動し、図18に示すよう
に、シュ−ト15に載る。この後、図19に示すよう
に、コイル押さえ10をサンプル材回収バッグ11側に
傾動させて、サンプル材14をシュ−ト15から滑らせ
てサンプル材回収バッグに回収する。
【0006】次に、スクラップ材の回収ついて説明す
る。調質圧延後に回収するスクラップ材は、ボトムスク
ラップと呼ばれ、コイルの後端部にある製品にならない
部分のことである。このスクラップ材の幅は、コイルの
それと同じで、長さは約1000mmであり、重量は5
〜100kgである。なお、トップスクラップと呼ばれ
るものも発生するが、これはスキンパスミル入側で剪
断、回収される。
【0007】シャ−で剪断されたスクラップ材16は、
図20に示すように、シャ−前面テ−ブル3の上に乗っ
ている。このため、オペレ−タ−はサンプル材回収時と
同様に、安全確保の条件設定をした後、シャ−後面テ−
ブル5上に乗る。その後、大型のやっとこ(挟み工具)
を持ち、シャ−4の上下刃の間からやっとこの先端をシ
ャ−前面テ−ブル側に入れ、スクラップ材16の端面を
挟み、シャ−後面テ−ブル上に引き出す。その後、ガイ
ドエプロン9とコイル押さえ10を回動させて、傾斜面
を作り、スクラップ材を傾斜面から滑らせてコイル押さ
えのシュ−ト15上に載せる。スクラップ材回収バッグ
12の上方に位置するサンプル材回収バッグ11を待避
位置に移動させた後、コイル押さえ10をスクラップ材
回収バッグ側に傾動させてシュ−ト15から滑らせ、ス
クラップ材16をスクラップ材回収バッグ12に回収す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、サンプ
ル材の回収においては、ラインを停止した後、オペレ−
タ−がライン内のシャ−後面テ−ブル上に乗って、サン
プル材に識別票を貼付し、エプロンガイドの傾斜面に押
し出さねばならい。また、スクラップ材の回収において
は、オペレ−タ−が同様に、シャ−後面テ−ブル上に乗
って、大型のやっとこを持ち、シャ−前面テ−ブル上の
スクラップ材をシャ−の上下刃の間を通してシャ−後面
テ−ブル上に引き出し、エプロンガイドの傾斜面に押し
出さねばならない。このように、サンプル材およびスク
ラップ材の回収には、ライン内の狭く、足場の悪い場所
で人がサンプル材等を、腰を曲げ伸ばしして持ち上げた
り、引き出すといった作業がある。特に、この作業は、
扱うサンプル材等が10〜100kgといった重いもの
になると、重筋作業となるという問題がある。
【0009】本発明は、人が行っている作業を機械化
し、重筋作業を解消するとともに、ラインの停止時間を
短縮して設備稼働率を向上させることのできる板状材の
回収装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を、以
下の装置によって達成する。
【0011】請求項1の装置は、剪断装置により切断さ
れたサンプル材やスクラップ材などの板状材の回収装置
において、前記板状材を把持する把持手段と、該把持手
段を搭載し、ミルパスラインに沿って移動する移動手段
を有する板状材の回収装置である。
【0012】この装置により、次のようにして板状材を
回収することができる。先ず、把持手段を搭載した移動
手段を移動し、ミルパスライン上にある板状材を把持手
段で把持する。移動手段を後退させ、把持した板状材を
回収バッグの上方にもたらし、把持手段を開放して、板
状材を回収バッグの中に回収することができる。これに
より、従来、人が板状材の回収のために、ライン内に入
って行っていた作業を解消できる。
【0013】請求項2の装置は、請求項1の装置の把持
手段が板状材を挟持する上下爪と、該上下爪の開閉を行
うリンク式挟持機構である板状材の回収装置である。
【0014】請求項3の装置は、請求項1の装置の把持
手段が磁石または真空吸引パッドである板状材の回収装
置である。
【0015】請求項4の装置は、請求項1の装置の移動
手段がテレスコ−プ式ア−ムまたはレ−ル上を走行する
台車である板状材の回収装置である。
【0016】請求項5の装置は、請求項1の装置に、さ
らに、サンプル材の種類を識別する表示手段を設けた板
状材の回収装置である。
【0017】この装置により、従来、人がライン内に入
って行っていたサンプル材への識別票の貼り付け作業を
解消することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて以下に説
明する。図1は、本発明の板状材の回収装置の取付け位
置を示す側面図である。サンプル材回収バッグ11の上
方に、一対のレ−ル20がミルラインMLに平行して設
けられている。このレ−ル20に、一組の走行台車2
1、21が載っている。この走行台車21、21に、テ
レスコ−プ式ア−ム22が、図2に示すように、搭載さ
れている。
【0019】テレスコ−プ式ア−ム22は、複数の可動
のア−ムから構成されており、ア−ムの伸縮方向がミル
ラインMLの方向に一致するように走行台車に取付けら
れている。テレスコ−プ式ア−ムの先端ア−ム23の内
部には、後述する板状材(サンプル材、スクラップ材)
の挟持手段と支持ロ−ラが、出入り可能に取付けられて
いる。
【0020】先ず、挟持手段について、図3〜図7によ
り説明する。第1流体シリンダ−32が、その後部トラ
ニオン軸を先端ア−ム23の内部後方に取付けられたブ
ラケット31に枢着している。挟持手段は、図4に示す
ように、先端ア−ム23の上部に上端を回動可能に取付
けられた4本のリンク44〜44で吊り下げ、支持され
たベ−スプレ−ト34上に取付けられている。このベ−
スプレ−ト34は、第1流体シリンダ−32のロッドを
伸張、または、縮小することにより先端ア−ムから出た
り、または、先端ア−ム内部に収納される。
【0021】次に、挟持手段の構成を説明する。図5に
示すように、第1流体シリンダ−32のロッドの先端に
取付けられたクレビスに、第2流体シリンダ−37の後
部トラニオン軸が回動可能に取付けられている。第2流
体シリンダ−のロッド先端に、軸がロッドの両側に突出
して取付けられている。このロッドの両側の軸に、それ
ぞれ2本のリンク41、41の後端が回動可能に取付け
られている。この4本のリンク41〜41の先端に、4
本の挟みリンク42〜42の後端がピン軸を介して回動
可能に連結されている。上下一対の挟みリンク42、4
2の先端には板状材を挟む爪42a,42aが取付けら
れている。
【0022】そして、第2流体シリンダ−37、リンク
41〜41および挟みリンク42〜42が、ベ−スプレ
−ト34に次のように取付けられている。ベ−スプレ−
ト34の上面には、後部に2個のブラケット35,35
が、前部に2個のブラケット39,39が取付けられて
いる。図5に示すように、ベ−スプレ−ト34の後部に
おいて、第2流体シリンダ−37の左右のトラニオン軸
38,38が、クレビス36、ブラケット35、連結板
43の後端およびリンク44の下端を順に貫通してお
り、その軸端にナットが締結されている。また、ベ−ス
プレ−ト34の前部において、軸40が、リンク44の
下端、スペ−サ−、連結板43の前端、ブラケット3
9、2本の挟みリンク42、42の中間部、スペ−サ
−、他の2本の挟みリンク42、42の中間部、ブラケ
ット39、連結板43の前端、スペ−サ−およびリンク
44の下端を順に貫通しており、その両端にはナットが
締結されている。そして、ベ−スプレ−ト34に上記の
如く連結されたリンク44〜44の上端が、図4に示す
ように、先端ア−ム23の前部内壁上部の前後にブラケ
ットおよびピン軸を介して回動可能に取付けられてい
る。
【0023】即ち、第2流体シリンダ−37、挟みリン
ク42等を取り付けたベ−スプレ−ト34は、リンク4
4〜44により、先端ア−ムの上部内壁に吊り下げ、支
持されている。従って、第1流体シリンダ−32のロッ
ドを縮小すると、ベ−スプレ−ト34が先端ア−ム23
の内部に収納される(図4の破線参照)。反対に、第1
流体シリンダ−32のロッドを伸長すると、ベ−スプレ
−ト34が先端ア−ム23の下に形成されている開口部
から外に出る。
【0024】前記の挟みリンク42〜42の開閉は、次
のように行われる。第2流体シリンダ−37のロッドを
伸張すると、図6に示すように、リンク41、41と挟
みリンク42、42で作る平行四辺形リンクが開き、挟
みリンク42、42の先端が開く。また、第2流体シリ
ンダ−37のロッドを縮小すると、図7に示すように、
平行四辺形リンクが閉じ、挟みリンク42、42の先端
が閉じる。
【0025】次に、支持ロ−ラについて、図8および図
9により説明する。一対の支持ロ−ラ56、56が、図
9に破線で示す挟持手段を挟んで両側に設けられてい
る。流体シリンダ−52が、その後端のトラニオン軸を
先端ア−ム23の内部に取り付けたブラケット51に枢
着して取付けられている。また、くの字状のリンク53
の中間が、流体シリンダ−52の前方に取り付けた支点
軸54に、回動可能に取付けられている。そして、リン
ク53の後端が、流体シリンダ−52のロッド先端にピ
ン軸を介して連結されている。リンク53の先端に取付
けられたクレビス55に、支持ロ−ラ56が回転可能に
取り付けられている。従って、流体シリンダ−52のロ
ッドを伸張すると、支持ロ−ラ56が先端ア−ム23の
下に形成された開口部から外に出る。反対に、流体シリ
ンダ−52のロッドを縮小すると、支持ロ−ラ56が先
端ア−ム23の内部に収納される。この支持ロ−ラ56
は、後述する後面テ−ブル上で先端ア−ム23を支持
し、伸長したテレスコ−プ式ア−ムの先端ア−ム23の
撓みを防ぎ、また先端ア−ム23が後面テ−ブル上を移
動するとき、撓みを防止しながら回転してガイドするも
のである。
【0026】上述した装置は、把持手段の移動手段とし
てテレスコ−プ式ア−ムを使用する例について説明した
が、ミルパスラインに沿って配設したレ−ル上を走行す
る台車に把持手段を取付けた装置でもよい。また、把持
手段としては、磁石または真空吸引パッドも使用でき
る。
【0027】一方、図10に示すように、シャ−4とシ
ャ−前面テ−ブル3との間に、板状材の高さ調整手段6
0が設けられている。この高さ調整手段60は、鋼帯の
パスラインを挟んでロッドを対向して設けられた一対の
流体シリンダ−から構成されている。この高さ調整手段
60は、シャ−前面テ−ブル3上のスクラップ材の先端
を挟持手段の挟みリンクを挟み易い位置に位置決めする
ためのものである。また、図11に示すように、サンプ
ル材回収バッグ11の上方に、サンプル材の種類を識別
する表示手段として、印刷ヘッド70が設けられてい
る。この印刷ヘッド70は、挟持手段で挟持した板状材
に識別記号を印刷するものである。なお、サンプル材の
種類を識別する表示手段としては、シ−ル貼り機、レ−
ザ−式印刷機、記号打刻機等が使用できる。
【0028】次に、上述した装置によるサンプル材の回
収方法について説明する。図10に示すように、先ず、
テレスコ−プ式ア−ム22を回収位置に移動する。テレ
スコ−プ式ア−ムを伸長し、その先端ア−ム23をシャ
−後面テ−ブル5の上に位置させる。支持ロ−ラ56を
先端ア−ムからシャ−後面テ−ブル5上に出し、先端ア
−ムを支持させる。挟みリンク42を先端ア−ムから出
し、挟みリンク42を開く。ミルロ−ル1を回転させ
て、開状態にあるシャ−の上下刃の間を通し、鋼帯2の
先端を開状態にある挟みリンク42に挿入する。挟みリ
ンク42を閉じて鋼帯先端を挟持する。
【0029】図11に示すように、シャ−4を作動させ
鋼帯からサンプル材14を剪断する。支持ロ−ラ56を
先端ア−ムの内部に収納する。テレスコ−プ式ア−ムを
縮小する。図12に示すように、サンプル材14を挟持
した状態でテレスコ−プ式ア−ムを後退させて、サンプ
ル材14を印刷ヘッド70の下にもたらす。印刷ヘッド
を下降させて、サンプル材に識別記号を印刷する。図1
3に示すように、挟みリンク42を開き、サンプル材1
4をサンプル材回収バッグ11の中に回収する。
【0030】次に、装置によるスクラップ材の回収方法
について説明する。ここで対象とするスクラップ材は、
ボトムスクラップである。なお、鋼帯の先端に生じるト
ップスクラップは、スキンパスミルの入側で別途剪断、
回収される。シャ−4で剪断されたスクラップ材16
は、シャ−前面テ−ブル3から、その先端がシャ−側に
はみ出した状態でシャ−前面テ−ブル上に載っている。
【0031】まず、図14に示すように、高さ調整手段
60でスクラップ材の先端を挟持し、鋼帯のパスライン
位置に位置決めする。回収位置からテレスコ−プ式ア−
ム22のア−ムを伸長させ、先端ア−ム23から支持ロ
−ラ56および挟みリンク42を出し、一旦、シャ−後
面テ−ブル5上に先端ア−ムを支持させ、挟みリンク4
2を開く。さらに、ア−ムを伸長させ、挟みリンク42
を開放されたシャ−4の上下刃の間を通し、スクラップ
材16の先端を挟みリンクで挟持する。
【0032】次に、図15に示すように、ア−ムを縮小
し、スクラップ材16をコイル押さえのシュ−ト15の
上に位置させる。挟みリンク42を開き、スクラップ材
16をシュ−ト15の上に載せる。この間に、テレスコ
−プ式ア−ム22とサンプル材回収バッグ11を待避さ
せておく。コイル押さえ10を上方に傾動させ、スクラ
ップ材16をシュ−ト15から滑らせてスクラップ回収
バッグ12の中に回収する。
【0033】以上のように、本発明装置によれば、サン
プル材およびスクラップ材の回収を機械的に行うことが
でき、また、サンプル材に識別記号を機械的に表示する
ことができる。従って、従来、作業者がライン内に入っ
て行っていた上記作業を自動化することが容易になる。
【0034】
【発明の効果】本発明装置によれば、板状材を把持する
把持手段と把持手段を移動する移動手段とを備えている
ので、板状材を機械的に回収することができる。また、
サンプル材の種類を表示する表示手段を設けることによ
り、サンプル材に識別記号を機械的に表示することがで
きる。このようにすれば、従来、人が行っていた重筋作
業の解消、サンプル材およびスクラップの回収時間の短
縮(ライン稼働率の向上)および足場の悪いライン内で
の作業の解消が可能となる。また、サンプル材回収等の
作業を自動化することが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板状材回収装置の取り付け位置を示す
側面図である。
【図2】本発明に係るテレスコ−プ式ア−ムの平面図で
ある。
【図3】本発明に係る挟持装置の平面図である。
【図4】本発明に係る挟持装置を先端ア−ムから出して
いる状態を示す側面図である。
【図5】本発明に係る挟持装置の構成を説明する平面図
である。
【図6】本発明に係る挟みリンクの開状態を示す側面図
である。
【図7】本発明に係る挟みリンクの閉状態を示す側面図
である。
【図8】本発明に係る支持ロ−ラの側面図である。
【図9】本発明に係る支持ロ−ラの平面図である。
【図10】本発明装置で鋼帯先端を挟持する状態を示す
側面図である。
【図11】本発明装置で挟持した鋼帯をシャ−で剪断し
ている状態を示す側面図である。
【図12】本発明装置でサンプル材に識別記号を印刷し
ている状態を示す側面図である。
【図13】本発明装置でサンプル材をサンプル材回収バ
ッグの中に回収している状態を示す側面図である。
【図14】本発明装置でスクラップ材を挟持する状態示
す側面図である。
【図15】本発明装置でスクラップ材をシュ−ト上に移
動した状態を示す側面図である。
【図16】従来装置の側面図である。
【図17】従来装置でサンプル材を滑らす傾斜面を作っ
た状態を示す側面図である。
【図18】従来装置でサンプル材をシュ−トに載せた状
態を示す側面図である。
【図19】従来装置でサンプル材をシュ−トからサンプ
ル材回収バッグに回収している状態を示す側面図であ
る。
【図20】従来装置でスクラップ材をスクラップ回収バ
ッグに回収している状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ミルロ−ル 2 鋼帯 3 シャ−前面テ−ブル 4 シャ− 5 シャ−後面テ−ブル 10 コイル押さえ 11 サンプル材回収バッグ 12 スクラップ材回収バッグ 14 サンプル材 15 シュ−ト 16 スクラップ材 20 レ−ル 21 走行台車 22 テレスコ−プ式ア−ム 23 先端ア−ム 32 第1流体シリンダ− 34 ベ−スプレ−ト 37 第2流体シリンダ− 41 リンク 42 挟みリンク 44 リンク 43 連結板 52 流体シリンダ− 53 リンク 54 支点軸 56 支持ロ−ラ 60 高さ調整手段 70 印刷ヘッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剪断装置により切断されたサンプル材や
    スクラップ材などの板状材の回収装置において、前記板
    状材を把持する把持手段と、該把持手段を搭載し、ミル
    パスラインに沿って移動する移動手段を有することを特
    徴とする板状材の回収装置。
  2. 【請求項2】 前記把持手段が板状材を挟持する上下爪
    と、該上下爪の開閉を行うリンク式挟持機構である請求
    項1記載の板状材の回収装置。
  3. 【請求項3】 前記把持手段が磁石または真空吸引パッ
    ドである請求項1記載の板状材の回収装置。
  4. 【請求項4】 前記移動手段がテレスコ−プ式ア−ムま
    たはレ−ル上を走行する台車である請求項1記載の板状
    材の回収装置。
  5. 【請求項5】 前記サンプル材の種類を識別する表示手
    段を設けた請求項1記載の板状材の回収装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013094805A (ja) * 2011-10-31 2013-05-20 Jfe Steel Corp サンプル鋼板の回収ロボット
JP2014151362A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Honda Motor Co Ltd 切断加工装置

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