JP2001009229A - 塵埃除去装置 - Google Patents
塵埃除去装置Info
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Abstract
画期的な塵埃除去装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 圧送される塵埃含有気体から該塵埃1を
除去する塵埃除去装置であって、圧送される塵埃含有気
体の通路には散水部2と撹拌部3とからなる散水撹拌機
構4が設けられ、この散水撹拌機構4の下流部には塵埃
貯め部5及び排風部6が設けられたものである。
Description
するものである。
ら、例えば穀物乾燥機や粉すり機などの農業用作業機か
らの空気中に含まれる塵埃を除去するための塵埃除去装
置(以下、従来例という。)が提案されている。
農業用作業機から吸入する吸入部と、この吸入部から吸
入した空気から塵埃を除去する塵埃除去機構と、この塵
埃除去機構で塵埃が除去された空気を排出する排風部と
で構成されたものである。
塵埃を含有した空気の通路に設けられ、該塵埃含有空気
に水を放出して塵埃に水を含浸させるシャワー部と、こ
のシャワー部の下方に水を含浸させた塵埃を貯める塵埃
貯め部とで構成されており、それ以前から提案されるフ
ィルター式の塵埃除去機構を備えた塵埃除去装置に比
し、フィルターの交換が不要になるなど、コスト安であ
り、且つ、メンテナンス性にも秀れるものである。
種々試してみたところ、実際には、通路内を通過する細
かい塵埃に水を完全に含浸させることは難しく、よっ
て、依然として排風部から排出される空気中に塵埃が含
まれていることを確認した。尚、特に、穀物乾燥機や粉
すり機などの農業用作業機から排出される塵埃は極めて
細かい。
有気体から該塵埃を良好に除去することができる極めて
商品価値の高い画期的な塵埃除去装置を提供するもので
ある。
明の要旨を説明する。
去する塵埃除去装置であって、圧送される塵埃含有気体
の通路には散水部2と撹拌部3とからなる散水撹拌機構
4が設けられ、この散水撹拌機構4の下流部には塵埃貯
め部5及び排風部6が設けられていることを特徴とする
塵埃除去装置に係るものである。
1を除去する塵埃除去装置であって、圧送される塵埃含
有気体の通路には散水部2と撹拌部3とからなる散水撹
拌機構4が設けられ、この散水撹拌機構4の下流部には
該水を含浸した塵埃1を螺旋搬送する螺旋搬送機構7が
設けられ、この螺旋搬送機構7の下流部には塵埃貯め部
5及び排風部6が設けられていることを特徴とする塵埃
除去装置に係るものである。
埃含有気体に散水撹拌機構4に係る散水部2から散水を
行うとともに撹拌部3で撹拌すると、気体に含有される
塵埃1に当該散水部2から散水された水が確実に含浸さ
れることになり、この水を含浸された塵埃1は塵埃貯め
部5に送られることで気体から除去され、一方、塵埃1
が除去された気体は排風部6を介して装置の外へ排出さ
れることになる。
塵埃含有気体中に含まれる細かい塵埃1を可及的に除去
することができる従来にない極めて商品価値の高い画期
的な塵埃除去装置となる。
求項1記載の発明と同様、散水撹拌機構4により塵埃含
有気体中に含まれる塵埃1に水を確実に含浸させること
ができ、気体の塵埃1を良好に除去し得ることになる。
更に、この散水撹拌機構4の下流部に設けられた螺旋搬
送機構7に水を含浸された塵埃1を通過させると、水を
含浸して重量のある塵埃1は遠心力により外方に移動す
ることになるから、重量の重い水を含浸された塵埃1は
気体から確実に分離されて塵埃貯め部5へと送られるこ
とになり、よって、気体に含有される塵埃1を気体から
より一層良好に除去することができる従来にない極めて
商品価値の高い画期的な塵埃除去装置となる。
図5,6は第二実施例であり、以下に説明する。
用作業機から排出される塵埃含有空気に含有される塵埃
である。
該塵埃1を除去するものであって、圧送される塵埃1を
含有する空気の通路に散水撹拌機構4を設け、この散水
撹拌機構4の下流部に該水Wを含浸された塵埃1を螺旋
搬送する螺旋搬送機構7を設け、この螺旋搬送機構7の
下流部に塵埃貯め部5及び排風部6を設けたものであ
る。
細な説明をする。
含有空気の通路に水Wを散水する散水部2と、この散水
部2で散水された水Wと塵埃(空気)とを撹拌する撹拌
部3とで構成されている。
物乾燥機や粉すり機などの農業用作業機から延設される
塵埃含有空気を排気する排気管8に連結し得るFRP製
の筒状体9内に散水ノズル10を配設して構成されてい
る。
され、このパイプ部材12の基端部にはフレーム体14の下
部に設けられる水槽22内に配設される循環ポンプ11が設
けられている。
記筒状体9の鍔片9aに上部開口部を閉塞される円筒体
13内に羽根車体15を配設して構成されている。
に複数の平面視三角形状に形成した羽根部材15bを所定
間隔をおいて並設して構成され、この各羽根部材15b
は、図3,4に示すように風車状(かざぐるま状)に配
設され、羽根車体15を図3中r方向に回動させた際、羽
根車体15の中央開口部15cから空気を吸い込み、この吸
い込んだ空気を各羽根部材15bの間から当該羽根車体15
の周囲へ放射方向(図3中a方向)に放出し得るように
適宜設定されている。
に架設された架設板16の上面中央部に配設され、架設板
16の下面中央部に設けられたモーター17に連結して回動
自在に構成されている。符号16aはモーター17の駆動軸
を貫通状態に配設する貫通孔、24はモーター収納部であ
る。
RP製のものであり、この円筒体13はフレーム体14の上
部に連結具25を介して設けられている。
送機構7が設けられている。螺旋搬送機構7は次の通り
である。
ている。この螺旋通路部13aは、円筒体13の周壁外側面
に沿って約半周の長さにして下り傾斜状態に形成された
もので(図3参照)、該螺旋通路部13aの開口部13a’
を介して架設板16と連設されている。
羽根車体15から図3中a1方向へ進む空気は該螺旋通路
部13aにより螺旋気流(サイクロン)となる。
が被嵌連設されている。
を筒状に形成して成るものであり、前記で発生した螺旋
気流(サイクロン)はその自重により第一筒体18内を螺
旋状態で降下する。符号19は第一筒体18の筒形状を保持
せしめる保形用リングである。 また、第一筒体18の下
部周縁には第二筒体20が被嵌連設されている。
うに前記第一筒体18と同様、ビニール製のシート体を筒
状に形成して成るものであり、この第二筒体20は、通気
部21aを備えた環状部材21を介して第一筒体18と所定間
隔をおいて被嵌連設され、更に、その下端部はフレーム
体14の下部に設けられる水槽22内の水W中に没入する状
態で配設されている。
設けられた空間Sは、第一筒体18内を通過させた空気を
通す(逃がす)通路であり、この通路を通過した空気は
環状部材21に設けた通気部21aから機体外に排気される
ことになる。これが請求項で言う排風部6である。符号
23は第一筒体18の筒形状を保持せしめる保形用リングで
ある。
二筒体20が請求項で言う螺旋搬送機構7である。
られており、この水槽22は、第一筒体18内を通過した塵
埃1を貯める請求項で言う塵埃貯め部5である。具体的
には、散水撹拌機構4を通過して水Wを含浸された塵埃
1は、螺旋搬送機構7で発生した螺旋気流に乗って降下
するとともに、遠心力により空気と分離されて第一筒体
18の内壁面18aに押し付けられるように付着し、その
後、当該第一筒体18の内壁面18aを伝って水Wとともに
水槽22に落下することになる。
1の除去方法について説明する。
の連結部9aに接続して塵埃含有空気を圧送させ、続い
て、循環ポンプ11を作動させて散水ノズル10から水Wを
噴霧散水するとともに、モーター17を作動させて羽根車
体15を回転させると、水Wと塵埃1とが羽根車体15の中
央開口部15cへ吸い込まれながら撹拌され、続いて、こ
の羽根車体15で撹拌され、水Wを含浸された塵埃1は、
羽根車体15の回動により該羽根車体15の周囲へ放射方向
に放出され、螺旋搬送機構7に係る螺旋通路部13aを通
過することで螺旋気流(サイクロン)を生じ、続いて、
この螺旋気流(サイクロン)に乗って、この水Wを含浸
された塵埃1を含有する空気は第一筒体18内を通過し、
続いて、遠心力により水W及び水Wを含浸された塵埃1
は第一筒体18の内壁面18aに押し付けられるように付着
して当該第一筒体18の内壁面18aを伝って塵埃貯め部5
に係る水槽22に落下堆積し、一方、空気は第一筒体18と
第二筒体20との間に設けられた排風部6から外気に排出
されることになる。
し、空気に含有される塵埃1に水Wを確実に含浸させる
ことができ、しかも、空気から水Wを含浸された塵埃1
を良好に分離させることができることになるから、この
空気に含有された細かい塵埃1を可及的に除去すること
ができることになる。
に、上面中央部に羽根車体15を回動自在に配設した円盤
体26を円筒体28内に設け、円盤体26の上面周縁部には複
数の平面視三角形状の誘導羽根27が並設された構造のも
のである。
に風車状(かざぐるま状)に構成され、該誘導羽根27の
数及び配設状態は、羽根車体15を回動させた際、羽根車
体15から図5中a方向に放出される空気を各誘導羽根27
間から図5中a1方向に誘導して放出せしめることで螺
旋気流(サイクロン)が生じるように適宜設定されてい
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧送される塵埃含有気体から該塵埃を除
去する塵埃除去装置であって、圧送される塵埃含有気体
の通路には散水部と撹拌部とからなる散水撹拌機構が設
けられ、この散水撹拌機構の下流部には塵埃貯め部及び
排風部が設けられていることを特徴とする塵埃除去装
置。 - 【請求項2】 圧送される塵埃含有気体から該塵埃を除
去する塵埃除去装置であって、圧送される塵埃含有気体
の通路には散水部と撹拌部とからなる散水撹拌機構が設
けられ、この散水撹拌機構の下流部には該水を含浸した
塵埃を螺旋搬送する螺旋搬送機構が設けられ、この螺旋
搬送機構の下流部には塵埃貯め部及び排風部が設けられ
ていることを特徴とする塵埃除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186814A JP2001009229A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 塵埃除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11186814A JP2001009229A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 塵埃除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001009229A true JP2001009229A (ja) | 2001-01-16 |
Family
ID=16195071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11186814A Ceased JP2001009229A (ja) | 1999-06-30 | 1999-06-30 | 塵埃除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001009229A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020013948A (ko) * | 2002-01-21 | 2002-02-21 | 주식회사 에코티에스씨 | 집진기 |
US7854033B1 (en) * | 2007-12-21 | 2010-12-21 | Kinder Jack G | Apparatus and method for cleaning a mop |
JP2012120720A (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-28 | Iwao Hishida | 空気清浄方法及び装置 |
CN103691221A (zh) * | 2013-12-14 | 2014-04-02 | 常熟市通防电器有限公司 | 新型声控自动洒水降尘装置 |
CN104474876A (zh) * | 2015-01-16 | 2015-04-01 | 嵊州市诺米克进出口有限公司 | 一种具有散热功能的脱硫除尘设备 |
CN104524955A (zh) * | 2015-01-16 | 2015-04-22 | 钱红霞 | 一种具有降噪保护功能的脱硫除尘设备 |
CN104524956A (zh) * | 2015-01-16 | 2015-04-22 | 姚文 | 一种带有碱液过滤网的脱硫除尘设备 |
-
1999
- 1999-06-30 JP JP11186814A patent/JP2001009229A/ja not_active Ceased
Cited By (8)
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CN104474876B (zh) * | 2015-01-16 | 2016-08-17 | 响水县现代化工有限责任公司 | 一种具有散热功能的脱硫除尘设备 |
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