JP2001007957A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001007957A
JP2001007957A JP11180046A JP18004699A JP2001007957A JP 2001007957 A JP2001007957 A JP 2001007957A JP 11180046 A JP11180046 A JP 11180046A JP 18004699 A JP18004699 A JP 18004699A JP 2001007957 A JP2001007957 A JP 2001007957A
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JP11180046A
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Muneaki Ikeda
宗明 池田
Yoichi Kudo
洋一 工藤
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブCPUの処理負担を軽減し、これにより
コストおよび消費電力の低減を図る。 【解決手段】 通常モード設定時には、時限電源部21
aおよび常時電源部21bの双方を動作させ、各部に電
力供給を行う。低消費電力モード設定時には、常時電源
部21bのみを動作させ、一部にのみ電力供給を行う。
PCインタフェース19は、nInit線を介してパーソナ
ルコンピュータ2からの動作要求をnInit処理部19a
により検出する。サブCPU11は低消費電力モード設
定時に、パーソナルコンピュータ2からの動作要求がnI
nit処理部19aにより検出されたことに応じて、通常
モードに戻すとともに、パーソナルコンピュータ2から
の動作要求がなされたことをメインCPU10に対して
通知し、以降の処理をメインCPU10に任せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路の一部へ
の電力供給を停止することで消費電力の低減を図る例え
ばファクシミリ装置などの画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置は、待機状態などにお
いては、動作を開始すべき事象の発生を監視する電気回
路のみに給電し、その他の電気回路への電力供給を停止
することで消費電力の低減を図る、いわゆる低消費電力
モードを有している。
【0003】ところでファクシミリ装置などでは、パー
ソナルコンピュータを接続可能とし、このパーソナルコ
ンピュータからの要求に応じても動作を行う機能を備え
たものがある。
【0004】そしてこのようなファクシミリ装置では、
低消費電力モード時にはパーソナルコンピュータからの
要求の到来を監視することが必要となり、それを実現す
るための構成としては、例えば特開平8-101609号公報が
知られている。
【0005】この特開平8-101609号公報では、パーソナ
ルコンピュータとのデータの授受を行うサブCPUを設
け、低消費電力モード時にはサブCPUを動作させて他
の部位への電力供給を遮断するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの特開平8-
101609号公報では、サブCPUがパーソナルコンピュー
タから与えられるデータの受信を行う機能を有している
のであり、メインCPUよりも低速で良いとは言って
も、それなりの機能を有したものが必要とされる。
【0007】従って、サブCPUとしては高価で、かつ
消費電力の大きなものを用いる必要があるという不具合
があった。
【0008】また、低消費電力モード時でもパーソナル
コンピュータとの間でのデータの授受は通常通り行えな
ければならないので、インタフェース回路の全てを常時
動作させておかなければならず、消費電力が大きくなっ
てしまうという不具合があった。
【0009】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは第1に、サブC
PUの負担を軽減することで、コストおよび消費電力の
低減を図ることが可能な画像処理装置を提供することに
ある。
【0010】また第2に、低消費電力モード時における
インタフェース回路の消費電力を低減することで、さら
なる低消費電力化を図ることができる画像処理装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために本発明は、例えばパーソナルコンピュータなど
の外部機器からの開始要求に応じて、例えば画像送信、
画像印刷あるいは画像読取りなどの所定の画像処理を実
行する例えばファクシミリ装置などの画像処理装置にお
いて、通常モード設定時には前記画像処理を実行可能な
ように、また低消費電力モード設定時には前記通常モー
ド設定時よりも消費電力が小さくなるようにそれぞれ電
力供給を行う例えば電源ユニットなどの電源手段と、前
記通常モード設定時に、前記画像処理を実現するべく制
御処理を行うメインCPUと、前記開始要求の到来監視
を行う例えばPCインタフェースなどのインタフェース
手段と、前記低消費電力モード設定時に、前記開始要求
が到来したことが前記インタフェース手段により検出さ
れたことに応じて前記低消費電力モードから前記通常モ
ードにモード変更するとともに、前記通常モードに変化
した後の前記メインCPUに対して前記画像処理が前記
外部機器から要求された旨の通知を行うサブCPUとを
備えた。
【0012】このような手段を講じたことにより、サブ
CPUは、低消費電力モード設定時に外部機器から画像
処理の開始が要求された場合には、モードの変更設定
と、画像処理が外部機器から要求された旨のメインCP
Uへの通知を行うだけで、外部機器とのやりとりは行わ
ない。従って、サブCPUの処理負担が軽減される。
【0013】また本発明は、前記第2の目的を達成する
ためにさらに、前記外部機器とは例えばIEEE 12
84などのパラレルインタフェースにより接続すること
とし、かつ前記インタフェース手段を、低消費電力モー
ド設定時には前記パラレルインタフェースの所定の1本
の信号線(例えばnInit線)に関する例えばnInit処理部
などの処理回路のみに給電され、この1本の信号線の状
態に基づいて前記開始要求の到来監視を行うものとし
た。
【0014】このような手段を講じたことにより、低消
費電力モード設定時においては、インタフェース手段で
は一部の構成回路のみが動作するので、インタフェース
手段による消費電力が低減される。
【0015】また本発明は、前記電源手段を、前記低消
費電力モード設定時にも動作させるべき電気回路に対し
て常時電力供給する常時電源部と、前記常時電源手段よ
り電力供給される電気回路以外の電気回路に対して前記
通常モード設定時にのみ電力供給する時限電源部とを備
えて構成した。
【0016】このような手段を講じたことにより、電源
手段は、常時電源部のON/OFFにより通常モードと
低消費電力モードとを切り替えることが可能であるとと
もに、電源手段において低消費電力モード設定時に動作
する構成回路を最小限に抑えることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0018】図1は本実施形態に係る画像処理装置を適
用して構成されたファクシミリ装置の要部構成を示すブ
ロック図である。
【0019】この図において、符号1を付して示される
部分が本実施形態のファクシミリ装置である。そしてこ
のファクシミリ装置1は、メインCPU10、サブCP
U11、ROM12、RAM13、スキャナ14、プリ
ンタ15、符号化・復号化部16、網制御回路(NC
U)17、モデム18、パーソナルコンピュータインタ
フェース(以下、PCインタフェースと称する)19、
操作パネル20および電源ユニット21を有し、これら
がシステムバス22を介して互いに接続して構成されて
いる。
【0020】メインCPU10は、ROM12に格納さ
れた制御プログラムに基づいて本ファクシミリ装置の各
部を総括制御するための制御処理を行なうことでファク
シミリ装置としての動作を実現するものである。
【0021】サブCPU11は、低消費電力モードの設
定時においてメインCPU10から制御権が移管された
際に動作し、ROM12に格納された制御プログラムに
基づいて低消費電力モードの解除要因の発生監視および
低消費電力モードの解除処理を行う。
【0022】ROM12は、メインCPU10およびサ
ブCPU11の制御プログラム等を記憶している。
【0023】RAM13は、メインCPU10およびサ
ブCPU11が各種の処理を行う上で必要となる各種の
情報や画像データを格納するために使用される。
【0024】スキャナ14は、原稿の読取り、ディジタ
ル化、あるいはシェーディング補正や暗時補正などの各
種の補正処理などを行って画像データを生成する。
【0025】プリンタ15は、画像データが示す画像を
記録用紙に対して印刷する。
【0026】符号化・復号化部16は、スキャナ14に
より生成された画像データを圧縮符号化したり、圧縮符
号化された画像データを復号化する。
【0027】NCU17には、PSTN(Public Switc
hed Telephone Network)に収容されたPSTN回線C
が接続される。そしてこのNCU17は、接続されたP
STN回線Cに関して、状態監視や網への発信処理など
を行なう。またNCU17は、PSTN回線Cに対して
送出するファクシミリ伝送信号の等化を図るとともに、
レベルを設定する。
【0028】モデム18は、NCU17に接続されてい
る。そしてこのモデム18は、画像データや制御データ
を変調して、PSTN回線Cへと送出するためのファク
シミリ伝送信号や制御信号を生成する。またモデム18
は、PSTN回線Cを介して到来したファクシミリ伝送
信号や制御信号を復調して画像データや制御データを再
生する。
【0029】PCインタフェース19には、必要に応じ
てパーソナルコンピュータ(PC)2が接続される。そ
してPCインタフェース19は、メインCPU10やサ
ブCPU11とパーソナルコンピュータ2との間での各
種の情報の授受を仲立ちする。なおこのPCインタフェ
ース19は、IEEE 1284に準拠したものであ
り、パーソナルコンピュータ2とは図示のようなIEE
E 1284で規定されたパラレル信号線を介して接続
される。
【0030】操作パネル20は、ユーザによるCPU1
1に対する各種の指示入力を受け付けるためのキー入力
部やユーザに対して報知すべき各種の情報を表示するた
めの表示部などを有したものである。
【0031】電源ユニット21は、ファクシミリ装置1
の各部に電力供給を行うものである。この電源ユニット
21は、時限電源部21aと常時電源部21bとを備え
ている。このうち時限電源部21aは、通常モード時に
のみ電力供給を行い、低消費電力モード時には動作を停
止する。また常時電源部21bは、通常モード時および
低消費電力モード時のいずれにおいても電力供給を行
う。
【0032】なお、常時電源部21bが電力供給を行う
のは、サブCPU11と、ROM12と、RAM13
と、スキャナ14にて原稿のセットを検出する原稿セン
サ14aと、NCU17にて着信の発生を検出する着信
検出部17aと、PCインタフェース19においてnIni
t線に関する処理を行うnInit処理部19aと、操作パネ
ル20においてキー操作を受け付ける入力処理部20a
とである。そして、常時電源部21bが電力供給を行う
これらの部位以外の部位へは、時限電源部21aが電力
供給を行う。
【0033】次に以上のように構成されたファクシミリ
装置の動作につき説明する。なお、ファクシミリ装置と
しての基本的な動作は、従来よりある一般的なファクシ
ミリ装置と同様であるのでその説明は省略し、ここでは
省電力モード設定時におけるサブCPU11の処理を中
心に説明する。
【0034】まず主電源スイッチがONされることで常
時電源部21bが起動され、この常時電源部21bから
の電力供給がなされるようになったことに応じて図2に
示すような処理を開始する。
【0035】さて、主電源スイッチがONされた直後の
初期状態においては、通常モードが設定され、時限電源
部21aが動作し、またメインCPU10が制御権を有
している。
【0036】従ってこの状態では、ファクシミリ装置1
の各部がそれぞれ動作可能な状態にあり、メインCPU
10の制御の下に、ファクシミリ装置における周知の各
種の動作が行われる。
【0037】このような状態においてサブCPU11
は、メインCPU10から制御権が移管されるのを待ち
受けている(ステップST1)。
【0038】さてメインCPU10は、例えば時刻管理
などによって周知のごとく低消費電力モードへの移行タ
イミングの到来を監視している。そして低消費電力モー
ドへの移行タイミングが到来したならばCPU10は、
周知の手順によりサブCPU11へと制御権を移管す
る。
【0039】このようにメインCPU10からの制御権
の移管がなされたならばサブCPU11は、nFault線を
Lowとすることで、低消費電力モードとなることをパ
ーソナルコンピュータ2に対して通知する(図2中のス
テップST2)。
【0040】詳細には、PError,nAck,Busy,nFault,
Selectの各信号線は、Peripheralのdrivenとされている
信号線であり、パーソナルコンピュータ2はCompatibil
ityもしくはECP ModeのForward Idle状態(図3中のEve
nt#1)でnFault線がLowになることを検出できる。
【0041】サブCPU11は、このような状態からnF
ault線をLowにして低消費電力モード(Sleep状態)
となることをパーソナルコンピュータ2に対して通知す
るのであるが、この際、PError線およびBusy線をHig
hにする。
【0042】そしてこの後にサブCPU11は、時限電
源部21aの動作を停止させ、ファクシミリ装置1を低
消費電力モードに設定する(ステップST3)。
【0043】かくしてこの低消費電力モードにおいて
は、常時電源部21bからの電力供給を受けるサブCP
U11、ROM12、RAM13、原稿センサ14a、
着信検出部17a、nInit処理部19aおよび入力処理
部20aのみが動作し、その他の各部は動作を停止する
こととなって、消費電力が低減される。
【0044】さて、このような低消費電力モード設定状
態でサブCPU11は、低消費電力モードの解除要因の
発生を監視する(ステップST4乃至ステップST
9)。
【0045】本実施形態では、操作パネル20でのキー
押下、スキャナ14への原稿セット、タイマ指定された
動作の開始時刻の到来、パーソナルコンピュータ2から
の動作要求の到来、ならびに通信端末からの呼出しを低
消費電力モードの解除要因としており、原稿センサ14
a、着信検出部17a、入力処理部20aおよびnInit
処理部19aでの検出結果に基づいて、これらの要因の
発生を監視する。
【0046】ところでパーソナルコンピュータ2は、nF
ault線がLowになったのを検出したときにPError,nA
ck,Busy,Selectの各信号線がHighであった場合
は、ファクシミリ装置1が低消費電力モードに入ったと
認識し、ECP ModeからアボートするためにnSelectIn線
をLow、nAutoFd線をHighにする(Evnt#3)。
【0047】このような状態からファクシミリ装置1に
何らかの動作を行わせる場合にパーソナルコンピュータ
2は、nInit線にLowパルス信号を出す(Event#4〜#
5)。
【0048】ファクシミリ装置1においてnInit処理部
19aは、低消費電力モードの設定状態ではnInit線に
てLowパルスが到来するのを監視している。従って、
上述のようにパーソナルコンピュータ2がnInit線にL
owパルス信号を出すと、nInit処理部19aはこれを
検出し、その旨をサブCPU11に通知する。
【0049】このようにパーソナルコンピュータ2から
の動作要求がnInit処理部19aで検出された場合を含
め、低消費電力モードの解除要因が発生した場合にサブ
CPU11は、時限電源部21aを起動させて通常モー
ドを設定する(ステップST10)。
【0050】続いてサブCPU11は、低消費電力モー
ドの解除要因をメインCPU10に通知する(ステップ
ST11)。
【0051】さらにサブCPU11は、Busy線をLow
にしてCompatibility Forward Idle状態に戻す(図2中
のステップST12および図3中のEvent#6)。
【0052】これにより、通常の動作状態に戻るので、
サブCPU11は制御権の移管待ち状態に戻る。
【0053】ここで、低消費電力モードの解除要因がパ
ーソナルコンピュータ2からの要求であるならば、以降
においてパーソナルコンピュータ2からの要求に応じて
の動作がメインCPU10の制御処理により行われる。
【0054】以上のように本実施形態によれば、サブC
PU11は低消費電力モードの解除要因の発生監視と、
低消費電力モードの解除処理とを行うだけでよく、サブ
CPU11に必要とされる処理速度はごく低くて良い。
従って、サブCPU11としては、安価、かつ低消費電
力な素子を使用することができ、部品コストおよび消費
電力の低減を図ることが可能となる。
【0055】また本実施形態によれば、PCインタフェ
ース19では、低消費電力モードの設定時にはnInit処
理部19aのみを動作させ、nInit線以外の信号線に関
する処理部の動作は停止するので、低消費電力モードの
設定時における消費電力をさらに低減することができ
る。
【0056】また本実施形態によれば、電源を、通常モ
ード時にのみ電力供給を行う系統と、通常モード時およ
び低消費電力モード時のいずれにおいても電力供給を行
う系統との2系統に分離しているので、低消費電力モー
ドの設定時における電源ユニット21での電力損失を最
小限に抑えることができ、低消費電力モードの設定時に
おける消費電力をさらに低減することができる。さらに
は、電源ユニット21の制御が時限電源部21aのON
/OFF制御だけでよいので、サブCPU11の負担を
さらに軽減することができる。
【0057】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、本発明に係る
画像処理装置をファクシミリ装置に適用しているが、例
えばプリンタやイメージスキャナなどの他の画像処理装
置にも本発明を適用可能である。
【0058】また上記実施形態では、パラレルインタフ
ェースとしてIEEE 1284を用いているが、本願
の請求項1、請求項2および請求項4に記載の発明に関
しては、他の標準規格、あるいは独自規格のパラレルイ
ンタフェースを用いる場合にも本発明を適用可能であ
る。
【0059】また上記実施形態では、パーソナルコンピ
ュータ2とのインタフェースにパラレルインタフェース
を用いているが、本願の請求項1および請求項4に記載
の発明に関しては、シリアルインタフェースを用いるこ
とも可能である。
【0060】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、外部機器からの開始要
求に応じて、所定の画像処理を実行する画像処理装置に
おいて、通常モード設定時には前記画像処理を実行可能
なように、また低消費電力モード設定時には前記通常モ
ード設定時よりも消費電力が小さくなるようにそれぞれ
電力供給を行う電源手段と、前記通常モード設定時に、
前記画像処理を実現するべく制御処理を行うメインCP
Uと、前記開始要求の到来監視を行うインタフェース手
段と、前記低消費電力モード設定時に、前記開始要求が
到来したことが前記インタフェース手段により検出され
たことに応じて前記低消費電力モードから前記通常モー
ドにモード変更するとともに、前記通常モードに変化し
た後の前記メインCPUに対して前記画像処理が前記外
部機器から要求された旨の通知を行うサブCPUとを備
えたので、サブCPUの処理負担が軽減され、これによ
りコストおよび消費電力の低減を図ることが可能な画像
処理装置となる。
【0062】また本発明によればさらに、前記外部機器
とは例えばIEEE 1284などのパラレルインタフ
ェースにより接続することとし、かつ前記インタフェー
ス手段を、低消費電力モード設定時には前記パラレルイ
ンタフェースの所定の1本の信号線(例えばnInit線)
に関する処理回路のみに給電され、この1本の信号線の
状態に基づいて前記開始要求の到来監視を行うものとし
たので、低消費電力モード設定時においては、インタフ
ェース手段では一部の構成回路のみが動作するので、イ
ンタフェース手段による消費電力が低減され、さらなる
低消費電力化を図ることが可能な画像処理装置となる。
【0063】また本発明によれば、前記電源手段を、前
記低消費電力モード設定時にも動作させるべき電気回路
に対して常時電力供給する常時電源部と、前記常時電源
手段より電力供給される電気回路以外の電気回路に対し
て前記通常モード設定時にのみ電力供給する時限電源部
とを備えて構成したので、電源手段は、常時電源部のO
N/OFFにより通常モードと低消費電力モードとを切
り替えることが可能であるとともに、電源手段において
低消費電力モード設定時に動作する構成回路を最小限に
抑えることが可能となり、この結果、モードの変更設定
に係るサブCPUの処理負担をさらに軽減できるととも
に、さらなる低消費電力化を図ることが可能な画像処理
装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像処理装置を適用
して構成されたファクシミリ装置の要部構成を示すブロ
ック図。
【図2】図1中のサブCPU11の処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図3】低消費電力モード設定中およびその前後の期間
におけるパラレルインタフェースの各信号線の状態を示
すタイミングチャート。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置 2…パーソナルコンピュータ 10…メインCPU 11…サブCPU 12…ROM 13…RAM 14…スキャナ 14a…原稿センサ 15…プリンタ 16…符号化・復号化部 17…網制御回路(NCU) 17a…着信検出部 18…モデム 19…パーソナルコンピュータインタフェース(PCイ
ンタフェース) 19a…ninit処理部 20…操作パネル 20a…入力処理部 21…電源ユニット 21a…時限電源部 21b…常時電源部 22…システムバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器からの開始要求に応じて所定の
    画像処理を実行する画像処理装置において、 通常モード設定時には前記画像処理を実行可能なよう
    に、また低消費電力モード設定時には前記通常モード設
    定時よりも消費電力が小さくなるようにそれぞれ電力供
    給を行う電源手段と、 前記通常モード設定時に、前記画像処理を実現するべく
    制御処理を行うメインCPUと、 前記開始要求の到来監視を行うインタフェース手段と、 前記低消費電力モード設定時に、前記開始要求が到来し
    たことが前記インタフェース手段により検出されたこと
    に応じて前記低消費電力モードから前記通常モードにモ
    ード変更するとともに、前記通常モードに変化した後の
    前記メインCPUに対して前記画像処理が前記外部機器
    から要求された旨の通知を行うサブCPUとを具備した
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記外部機器とはパラレルインタフェー
    スにより接続されるものであり、 かつ前記インタフェース手段は、低消費電力モード設定
    時には前記パラレルインタフェースの所定の1本の信号
    線に関する処理回路のみに給電され、この1本の信号線
    の状態に基づいて前記開始要求の到来監視を行うことを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記パラレルインタフェースは、IEE
    E 1284であり、かつ前記インタフェース手段が低
    消費電力モードに設定されている際に監視する信号線は
    nInit線とすることを特徴とする請求項2に記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記電源手段は、前記低消費電力モード
    設定時にも動作させるべき電気回路に対して常時電力供
    給する常時電源部と、 前記常時電源手段より電力供給される電気回路以外の電
    気回路に対して前記通常モード設定時にのみ電力供給す
    る時限電源部とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012200924A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fujitsu Ltd プリンタおよびその電源制御方法

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JP2012200924A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Fujitsu Ltd プリンタおよびその電源制御方法

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