JP2001007330A - 絶縁ゲート型電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
絶縁ゲート型電界効果トランジスタおよびその製造方法Info
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- JP2001007330A JP2001007330A JP11179627A JP17962799A JP2001007330A JP 2001007330 A JP2001007330 A JP 2001007330A JP 11179627 A JP11179627 A JP 11179627A JP 17962799 A JP17962799 A JP 17962799A JP 2001007330 A JP2001007330 A JP 2001007330A
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Abstract
が容易な絶縁ゲート型電界効果トランジスタを提供す
る。 【解決手段】 P型ウエル2の表面に、N型ソース領域
12s、N型ドレイン領域12dと、ソース側LDD領
域7s、ドレイン側LDD領域7dと、ゲート電極5を
備える。P型でウエル2表面の不純物濃度以上のピーク
不純物濃度を有し、上記領域7s、7dと上記ウエル2
との境界に沿ってそれらの領域7s、7dを囲むように
設けられたソース側ハロー注入領域8a、ドレイン側ハ
ロー注入領域8bを備える。ソース側ハロー注入領域8
aのうちゲート電極5直下の部分14のピーク不純物濃
度が、ソース側ハロー注入領域8aのうち残りの部分の
ピーク不純物濃度よりも低く設定されている。
Description
効果トランジスタおよびその製造方法に関する。より詳
しくは、微細化に伴なって生ずる短チャネル効果を抑制
するために、チャネル領域を非均一にドーピングした絶
縁ゲート型電界効果トランジスタおよびその製造方法に
関する。
中に用いられる絶縁ゲート型電界効果トランジスタで
は、微細化に伴なって、しきい値電圧の低下、パンチス
ルー、サブスレショルド特性の劣化などの短チャネル効
果が生じる。
2(h)に示すように、チャネル領域102cを非均一
にドーピングした絶縁ゲート型電界効果トランジスタが
提案されている(例えば特開平5−198804号公
報)。このタイプの絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
を作製する場合、まず図10(a)に示すように、シリ
コン基板101の表面にP型ウエル領域102、素子分
離膜103,103を形成した後、この素子分離膜10
3,103間のチャネル領域102c上にゲート絶縁膜
104、ゲート電極(例えば厚さ1500Å)105を
チャネル方向(図において左右方向)に関して所定寸法
に形成する。次に、図10(b)に示すように、全面に
薄い絶縁膜106を堆積し、その上から略垂直に例えば
75As+をイオン注入して、ゲート電極105の両側の
基板表面にN型のLDD(ライトリ・ドープト・ドレイ
ン)領域107s,107dを形成する。このとき、75
As +のイオン注入条件は、例えば加速エネルギ30k
eV、ドーズ量3×1014cm-2とする。次に、図10
(c)に示すように、ゲート電極105をマスクとして
例えば11B+を斜め回転イオン注入して、ウエル102
と同じP型でウエル102よりも高濃度の不純物を含む
P型不純物領域(これを「ハロー注入領域」と呼ぶ。)
108a,108bを形成する。このとき、11B+のイ
オン注入条件は、例えば傾斜角30°、加速エネルギ2
5keV、ドーズ量7×1012cm-2とする。これによ
り、ハロー注入領域108a,108bは、N型LDD
領域107s,107dとP型ウエル102との境界に
沿ってLDD領域107s,107dを囲み、かつゲー
ト電極105の直下に両側から所定距離だけ侵入した状
態に形成される。次に、図11(d)に示すように全面
に厚い絶縁膜(例えば厚さ1500Å)110を堆積
し、異方性ドライエッチングによるエッチバックを行っ
て、図11(e)に示すように、ゲート電極105の両
側にその絶縁膜からなるサイドウォール110a,11
0bを形成する。次に、図11(f)に示すように、全
面に薄い絶縁膜111を堆積し、その上から略垂直に例
えば75As+をイオン注入して、サイドウォール110
a,110bの両側(外側)の基板表面にN型で上記L
DD領域107s,107dよりも高濃度のソース領域
112s,ドレイン領域112dを形成するとともに、
ゲート電極105に低抵抗化のための75As+を導入す
る。このとき、75As+のイオン注入条件は、例えば加
速エネルギ80keV、ドーズ量3×1015cm-2とす
る。この後、図12(g)に示すように、アニール(例
えば窒素雰囲気中で850℃、10分間の炉アニール、
または1000℃、20秒間のRTA(ラピッド・サー
マル・アニール))を行って、注入した各不純物を活性
化するとともに結晶欠陥を回復させる。そして、図12
(h)に示すように、スパッタリング等によって高融点
金属膜を堆積し、2ステップRTA法によって、ソース
領域112s,ドレイン領域112d,ゲート電極10
5上に自己整合的にそれぞれ上記高融点金属を含むサリ
サイド膜113a,113b,113gを形成する。
界効果トランジスタは、チャネル領域102cの両側部
分に、ウエル102と同じ導電型でウエルよりも高濃度
の不純物領域(ハロー注入領域)108a,108bを備
えるので、その部分108a,108bで空乏層の広が
りを抑えることができ、この結果、短チャネル効果を抑
制することができる。
来の絶縁ゲート型電界効果トランジスタでは、微細化に
伴なってチャネル長が短く設定された場合、上記ハロー
注入領域108a,108bの存在によってチャネルの
表面濃度が高くなっているため、しきい値電圧が高くな
る。このため、低電圧駆動が困難になるという問題があ
る。
果を抑制できる上、低電圧駆動が容易な絶縁ゲート型電
界効果トランジスタおよびその製造方法を提供すること
にある。
め、請求項1に記載の絶縁ゲート型電界効果トランジス
タは、P型とN型とのうち一方の導電型を有するウエル
又は半導体基板の表面に、P型とN型とのうち他方の導
電型を有し、互いに離間して設けられたソース領域、ド
レイン領域と、上記他方の導電型を有し、上記ソース領
域、ドレイン領域からそれぞれ互いに接近する向きに延
びるソース側LDD領域、ドレイン側LDD領域と、上
記ソース側LDD領域と上記ドレイン側LDD領域との
間のチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられた
ゲート電極と、上記一方の導電型で上記ウエル又は半導
体基板の表面不純物濃度以上のピーク不純物濃度を有
し、上記ソース側LDD領域、ドレイン側LDD領域と
上記ウエル又は半導体基板との境界に沿って上記ソース
側LDD領域、ドレイン側LDD領域を囲むように設け
られたソース側ハロー注入領域、ドレイン側ハロー注入
領域とを備え、上記ソース側ハロー注入領域のうち上記
ゲート電極直下の部分のピーク不純物濃度が、上記ソー
ス側ハロー注入領域のうち残りの部分のピーク不純物濃
度よりも低く設定されていることを特徴とする。
ンジスタは、ドレイン側ハロー注入領域を有しているの
で、従来例と同様に、短チャネル効果を抑制できる。し
かも、ソース側ハロー注入領域のうちゲート電極直下の
部分のピーク不純物濃度が、上記ソース側ハロー注入領
域のうち残りの部分のピーク不純物濃度よりも低く設定
されている。絶縁ゲート型電界効果トランジスタのしき
い値電圧を決定するのはチャネルのソース近傍部分の不
純物濃度であるから、この請求項1の絶縁ゲート型電界
効果トランジスタでは、トランジスタの微細化に伴なっ
てチャネル長が短く設定された場合であっても、しきい
値電圧が高くなることがない。したがって、低電圧駆動
が容易である。
ランジスタは、請求項1に記載の絶縁ゲート型電界効果
トランジスタにおいて、上記ドレイン側ハロー注入領域
のうち上記ゲート電極直下の部分のピーク不純物濃度
が、上記ドレイン側ハロー注入領域のうち残りの部分の
ピーク不純物濃度よりも高く設定されていることを特徴
とする。
ンジスタでは、上記ドレイン側ハロー注入領域のうち上
記ゲート電極直下の部分のピーク不純物濃度が、上記ド
レイン側ハロー注入領域のうち残りの部分のピーク不純
物濃度よりも高く設定されているので、上記ドレイン側
ハロー注入領域のピーク不純物濃度が均一である場合に
比してピンチオフ電圧が高くなり、飽和ドレイン電流が
大きくなる。したがって、トランジスタとしての駆動能
力が高まる。
型電界効果トランジスタを作製する絶縁ゲート型電界効
果トランジスタの製造方法であって、P型とN型とのう
ち一方の導電型を有するウエル又は半導体基板の表面
に、ゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶縁膜上に所定
寸法のゲート電極を形成する工程と、上記ゲート電極を
マスクとして上記ウエル又は半導体基板の表面に略垂直
に上記他方の導電型の不純物をイオン注入して、上記ソ
ース側LDD領域、ドレイン側LDD領域を形成する工
程と、上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半
導体基板の表面に上記ゲート電極に関して少なくとも両
側斜め方向から上記一方の導電型の不純物をイオン注入
して、上記ソース側ハロー注入領域、ドレイン側ハロー
注入領域を形成する工程と、上記ゲート電極をマスクと
して上記ウエル又は半導体基板の表面に上記ゲート電極
に関してソース側斜め方向から上記他方の導電型の不純
物をイオン注入して、上記ソース側ハロー注入領域のう
ち上記ゲート電極直下の部分の活性不純物量を減らす工
程と、上記ゲート電極の両側に密着した絶縁膜からなる
サイドウォールを形成する工程と、上記ゲート電極およ
びサイドウォールをマスクとして上記ウエル又は半導体
基板の表面に略垂直に上記他方の導電型の不純物をイオ
ン注入して、上記ソース領域、ドレイン領域を形成する
工程を有することを特徴とする。
ンジスタの製造方法によれば、請求項1に記載の絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタが容易に作製される。特
に、上記ソース側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極
直下の部分の活性不純物量を減らす工程では、上記ゲー
ト電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基板の表面
に上記ゲート電極に関してソース側斜め方向から上記他
方の導電型の不純物をイオン注入しているので、ドレイ
ン側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極直下の部分の
活性不純物量が減ることがない。したがって、作製され
た絶縁ゲート型電界効果トランジスタの短チャネル効果
が抑制される。
型電界効果トランジスタを作製する絶縁ゲート型電界効
果トランジスタの製造方法であって、P型とN型とのう
ち一方の導電型を有するウエル又は半導体基板の表面
に、ゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶縁膜上に所定
寸法のゲート電極を形成する工程と、上記ゲート電極を
マスクとして上記ウエル又は半導体基板の表面に略垂直
に上記他方の導電型の不純物をイオン注入して、上記ソ
ース側LDD領域、ドレイン側LDD領域を形成する工
程と、上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半
導体基板の表面に上記ゲート電極に関して少なくとも両
側斜め方向から上記一方の導電型の不純物をイオン注入
して、上記ソース側ハロー注入領域、ドレイン側ハロー
注入領域を形成する工程と、上記ゲート電極をマスクと
して上記ウエル又は半導体基板の表面に上記ゲート電極
に関してソース側斜め方向から上記他方の導電型の不純
物をイオン注入して、上記ソース側ハロー注入領域のう
ち上記ゲート電極直下の部分の活性不純物量を減らす工
程と、上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半
導体基板の表面に上記ゲート電極に関してドレイン側斜
め方向から上記一方の導電型の不純物をイオン注入し
て、上記ドレイン側ハロー注入領域のうち上記ゲート電
極直下の部分の活性不純物量を増やす工程と、上記ゲー
ト電極の両側に密着した絶縁膜からなるサイドウォール
を形成する工程と、上記ゲート電極およびサイドウォー
ルをマスクとして上記ウエル又は半導体基板の表面に略
垂直に上記他方の導電型の不純物をイオン注入して、上
記ソース領域、ドレイン領域を形成する工程を有するこ
とを特徴とする。
ンジスタの製造方法によれば、請求項2に記載の絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタが容易に作製される。ま
た、上記ソース側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極
直下の部分の活性不純物量を減らす工程では、請求項3
と同様に、上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又
は半導体基板の表面に上記ゲート電極に関してソース側
斜め方向から上記他方の導電型の不純物をイオン注入し
ているので、ドレイン側ハロー注入領域のうち上記ゲー
ト電極直下の部分の活性不純物量が減ることがない。し
たがって、作製された絶縁ゲート型電界効果トランジス
タの短チャネル効果が抑制される。また、上記ドレイン
側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極直下の部分の活
性不純物量を増やす工程では、上記ゲート電極をマスク
として上記ウエル又は半導体基板の表面に上記ゲート電
極に関してドレイン側斜め方向から上記一方の導電型の
不純物をイオン注入しているので、ソース側ハロー注入
領域のうち上記ゲート電極直下の部分の活性不純物量が
増えることがない。したがって、作製された絶縁ゲート
型電界効果トランジスタでは、しきい値電圧が高くなる
ことなくかつ低電圧で高駆動が可能である。
界効果トランジスタおよびその製造方法を実施例により
詳細に説明する。
に大別される要素を備えた一実施形態のNチャネル絶縁
ゲート型電界効果トランジスタの断面を示している。こ
のNチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタは、N
型シリコン基板1に形成されたP型ウエル2の表面(不
純物濃度1×1017cm-3〜5×1017cm-3)に、互
いに離間して設けられたN型ソース領域12s、N型ド
レイン領域12dを備えている。N型ソース領域12
s、N型ドレイン領域12dの接合深さは100nm〜
200nmに設定されている。これらのN型ソース領域
12s、N型ドレイン領域12dからそれぞれ互いに接
近する向きに、それぞれソース側LDD領域7s、ドレ
イン側LDD領域7dが延在している。これらのソース
側LDD領域7s、ドレイン側LDD領域7dは、ソー
ス領域12s、ドレイン領域12dと同じN型で、それ
ぞれソース領域12s、ドレイン領域12dのピーク不
純物濃度以下のピーク不純物濃度を有している。また、
ソース側LDD領域7sとドレイン側LDD領域7dと
の間のチャネル領域2c上に、ゲート絶縁膜4を介し
て、N型不純物(As)を含む多結晶シリコンからなる
ゲート電極(厚さ100nm〜200nm)5が設けら
れている。このゲート電極5はチャネル方向(図におい
て左右方向)に所定の寸法を持ち、ゲート電極5の両側
の端部はそれぞれソース側LDD領域7s、ドレイン側
LDD領域7dを覆う状態になっている。また、上記ソ
ース側LDD領域7sとウエル2との境界に沿ってソー
ス側LDD領域7s、さらにはソース領域12sを囲む
ようにソース側ハロー注入領域8aが設けられている。
同様に、上記ドレイン側LDD領域7dとウエル2との
境界に沿ってドレイン側LDD領域7d、さらにはドレ
イン領域12dを囲むようにドレイン側ハロー注入領域
8bが設けられている。これらのソース側ハロー注入領
域8a、ドレイン側ハロー注入領域8bは、ウエル2と
同じP型で、それぞれウエル2表面(チャネル領域2
c)の不純物濃度以上、具体的には2×1017cm-3〜
1×1018cm-3の範囲内のピーク不純物濃度を有して
いる。そして、ソース側ハロー注入領域8aのうちゲー
ト電極5直下の部分14のピーク不純物濃度が、ソース
側ハロー注入領域8aのうち残りの部分のピーク不純物
濃度よりも低く、この例ではウエル2表面(チャネル領
域2c)の不純物濃度と同程度1×1017cm-3〜5×
1017cm-3に設定されている。
シリサイド膜13gが形成され、同じシリサイド膜を材
料として、ソース領域12s上にソース電極13a、ド
レイン領域12d上にドレイン電極13bがそれぞれ形
成されている。シリサイド膜13gとソース電極13
a、シリサイド膜13gとドレイン領域12dとは、そ
れぞれゲート電極5の左右に密着して形成された絶縁膜
からなるサイドウォール(厚さ50nm〜200nm)
10a、10bによって自己整合的に分離されている。
このような構成の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ
が、シリコン基板1上に多数形成され、素子分離膜3に
よって互いに分離されている。
極5直下の部分14を通る線分A−A′に沿った熱平衡
状態におけるエネルギバンドダイヤグラムを示してい
る。一方、図2(b)は、図1において上記部分14を
外れた、線分A−A′よりも深い位置を通る線分A1−
A1′に沿った熱平衡状態におけるエネルギバンドダイ
ヤグラムを示している。図2(a),(b)において、
Ecは伝導帯のバンドエッジ、Evは価電子帯のバンド
エッジ、Eiは真性フェルミ準位、EFはフェルミ準位
をそれぞれ示している(後述する図4(a),(b)に
おいて同様。)。図2(b)から分かるように、ソース
側ハロー注入領域8a、ドレイン側ハロー注入領域8b
は、ウエル2と同じP型で、それぞれウエル2表面(チ
ャネル領域2c)の不純物濃度以上、具体的には2×1
017cm-3〜1×1018cm-3の範囲内のピーク不純物
濃度を有していることから、ソース側ハロー注入領域8
a、ドレイン側ハロー注入領域8bのエネルギバンド
は、熱平衡状態では、チャネル領域2cのエネルギバン
ドに対して、不純物濃度に応じ電子のポテンシャルエネ
ルギが高くなる方向へ湾曲している。また、図2(a)
から分かるように、ソース側ハロー注入領域8aのうち
ゲート電極5直下の部分14のピーク不純物濃度が、ソ
ース側ハロー注入領域8aのうち残りの部分のピーク不
純物濃度よりも低く、この例ではウエル2表面(チャネ
ル領域2c)の不純物濃度と同程度1×1017cm-3〜
5×1017cm-3に設定されていることから、その部分
14のエネルギバンドは、熱平衡状態では、チャネル領
域2cのエネルギバンドと同レベルにある。
ているので、従来例と同様に、短チャネル効果を抑制で
きる。しかも、ソース側ハロー注入領域8aのうちゲー
ト電極直下の部分のピーク不純物濃度が、上記ソース側
ハロー注入領域8aのうち残りの部分のピーク不純物濃
度よりも低く設定されている。絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタのしきい値電圧を決定するのはチャネルのソ
ース近傍部分14の不純物濃度であるから、この絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタでは、トランジスタの微細
化に伴なってチャネル長が短く設定された場合であって
も、しきい値電圧が高くなることがない。したがって、
低電圧駆動が容易である。
ト型電界効果トランジスタの変形例を示している。簡単
のため、図1中の構成要素と同一の構成要素には同一の
符号を付して説明を省略する。このNチャネル絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタは、図1に示したNチャネル
絶縁ゲート型電界効果トランジスタに対して、ドレイン
側ハロー注入領域8bのうちゲート電極5直下の部分1
5のピーク不純物濃度が、ドレイン側ハロー注入領域8
bのうち残りの部分のピーク不純物濃度よりも高く設定
されている点のみが異なっている。この例では、その部
分15のピーク不純物濃度は8×1017cm-3〜1.6
×1018cm-3の範囲内に設定されている(なお、ドレ
イン側ハロー注入領域8bの本来のピーク不純物濃度が
2×10 17cm-3〜1×1018cm-3の範囲内で可変し
て設定されれば、必ずそれを上回るように設定され
る。)。
極5直下の部分14,15を通る線分B−B′に沿った
熱平衡状態におけるエネルギバンドダイヤグラムを示し
ている。一方、図4(b)は、図3において上記部分1
4,15を外れた、線分B−B′よりも深い位置を通る
線分B1−B1′に沿った熱平衡状態におけるエネルギ
バンドダイヤグラムを示している。図4(b)から分か
るように、ソース側ハロー注入領域8a、ドレイン側ハ
ロー注入領域8bは、ウエル2と同じP型で、それぞれ
ウエル2表面(チャネル領域2c)の不純物濃度以上、
具体的には2×1017cm-3〜1×1018cm-3の範囲
内のピーク不純物濃度を有していることから、ソース側
ハロー注入領域8a、ドレイン側ハロー注入領域8bの
エネルギバンドは、熱平衡状態では、チャネル領域2c
のエネルギバンドに対して、不純物濃度に応じ電子のポ
テンシャルエネルギが高くなる方向へ湾曲している。ま
た、図4(a)から分かるように、ソース側ハロー注入
領域8aのうちゲート電極5直下の部分14のピーク不
純物濃度が、ソース側ハロー注入領域8aのうち残りの
部分のピーク不純物濃度よりも低く、この例ではウエル
2表面(チャネル領域2c)の不純物濃度と同程度1×
1017cm-3〜5×1017cm-3に設定されていること
から、その部分14のエネルギバンドは、熱平衡状態で
は、チャネル領域2cのエネルギバンドと同レベルにあ
る。しかも、ドレイン側ハロー注入領域8bのうちゲー
ト電極5直下の部分15のピーク不純物濃度が、ドレイ
ン側ハロー注入領域8bのうち残りの部分のピーク不純
物濃度よりも高く、この例では8×1017cm-3〜1.
6×1018cm-3の範囲内に設定されていることから、
ドレイン側ハロー注入領域8bのピーク不純物濃度が均
一である場合に比してピンチオフ電圧が高くなり、飽和
ドレイン電流が大きくなる。したがって、トランジスタ
としての駆動能力が高まる。
縁ゲート型電界効果トランジスタを作製するための製造
プロセスを示している。
手法により、シリコン基板1の表面にP型ウエル領域
2、素子分離膜3,3、ゲート絶縁膜4を形成する。な
お、ゲート絶縁膜4は、通常はシリコン酸化膜とする
が、N2Oガスを用いて形成した低窒素濃度の窒化酸化
膜としても良い。続いて、全面に真性の多結晶シリコン
膜を例えば厚さ100nm〜200nmだけ堆積する。
そして、フォトリソグラフィおよびドライエッチングを
行って、素子分離膜3,3間のチャネル領域2c上に、
上記多結晶シリコン膜からなるゲート電極5をチャネル
方向(図において左右方向)に関して所定寸法に形成す
る。なお、ゲート電極(多結晶シリコン膜)5の厚さ1
00nm〜200nmの範囲内とする理由は、ゲート電
極5を低抵抗化するためにN型不純物をイオン注入する
とき(次述)、N型不純物(75As+)がゲート酸化膜
4を突き抜けることがなく、かつゲート電極5が空乏化
を起こさないようにするためである。
薄い絶縁膜、この例ではシリコン窒化膜6を厚さ5nm
〜20nm程度堆積する。続いて、図5(c)に示すよ
うに、その上から略垂直にN型不純物として例えば75A
s+をイオン注入して、ゲート電極5の両側の基板表面
にN型のLDD領域7s,7dを形成する。このとき、
75As+のイオン注入条件は、例えば加速エネルギ20
keV〜30keV、ドーズ量1×1014cm-2〜5×
1014cm-2とする。なお、N型不純物として 31P+を
用いても良いが、短チャネル効果改善のための浅接合化
と寄生抵抗低減の観点からは75As+が望ましい。LD
D領域は、ソース/ドレイン領域より浅く形成する必要
がある。
ト電極5をマスクとしてP型不純物として例えば11B+
を斜め回転イオン注入して、ウエル2と同じP型でウエ
ル2よりも高濃度の不純物を含むソース側ハロー注入領
域8a、ドレイン側ハロー注入領域8bを形成する。こ
のとき、11B+のイオン注入条件は、例えば傾斜角30
°、加速エネルギ25keV、ドーズ量5×1012cm
-2とする。これにより、ハロー注入領域8a,8bは、
N型LDD領域7s,7dとP型ウエル2との境界に沿
ってLDD領域7s,7dを囲み、かつゲート電極5の
直下に両側から所定距離だけ侵入した状態に形成され
る。
ト電極5をマスクとして、ゲート電極5に関してソース
側斜め方向からN型不純物として31P+をイオン注入し
て、ソース側ハロー注入領域8aのうちゲート電極5直
下の部分14の活性不純物量を減らす。このとき、31P
+のイオン注入条件は、例えば傾斜角60°、加速エネ
ルギ30keV、ドーズ量5×1012cm-2とする。ゲ
ート電極5に関してソース側斜め方向から比較的大きい
傾斜角60°で注入する理由は、ソース側ハロー注入領
域8aのうちゲート電極5直下の部分14に31P+を導
入する一方、ドレイン側ハロー注入領域8bのうちゲー
ト電極5直下の部分に31P+を導入しないようにするた
めである。このときの31P+のドーズ量は、ソース側ハ
ロー注入領域8aのうちゲート電極5直下の部分14の
ピーク不純物濃度が、ウエル2表面(チャネル領域2
c)の不純物濃度と同程度になるように設定する。な
お、その部分14の導電型がチャネル領域2cの導電型
と逆のN型になってはならない。
厚い絶縁膜、この例ではシリコン酸化膜10を厚さ70
nm〜250nm程度堆積する。続いて、図7(g)に
示すように、異方性ドライエッチングによるエッチバッ
クを行って、ゲート電極5の両側に密着したシリコン酸
化膜からなるサイドウォール10a,10bを形成す
る。
シリコン窒化膜11を厚さ5nm〜20nm程度堆積す
る。続いて、図7(h)に示すように、その上から略垂
直にN型不純物として75As+をイオン注入して、サイ
ドウォール10a,10bの両側(外側)の基板表面に
N型で上記LDD領域7s,7dよりも高濃度のソース
領域12s,ドレイン領域12dを形成するとともに、
ゲート電極5に低抵抗化のための75As+を導入する。
このとき、75As+のイオン注入条件は、例えば加速エ
ネルギ40keV〜80keV、ドーズ量1×1015c
m-2〜5×1015cm-2とする。
ール(例えば1000℃、10秒間のRTA(ラピッド
・サーマル・アニール))を行って、注入した各不純物
を活性化するとともに結晶欠陥を回復させる。
グ等によってシリコン窒化膜11を除去する。そして、
図8(j)に示すように、スパッタリング等によって高
融点金属膜として例えばTi膜を厚さ35nm程度堆積
し、2ステップRTA法によって、ソース領域12s,
ドレイン領域12d,ゲート電極5上に自己整合的にそ
れぞれメタルシリサイド(TiSi2)膜13a,13
b,13gを形成する。詳しくは、まず全面にTi膜を
堆積した後、そのTiと下地のSi(ソース領域12
s,ドレイン領域12d,ゲート電極5に含まれてい
る)との間に熱処理によってTiSi2を形成する。続
いて、サイドウォール10a,10b上の未反応のTi
をウェットエッチングにより除去する一方、ソース領域
12s,ドレイン領域12d,ゲート電極5上に自己整
合的にTiSi2膜13a,13b,13gを残す。最
後に、安定化のための熱処理を行う。
3b,13gを形成しないのであれば、上記工程、
において、それぞれシリコン窒化膜以外の絶縁膜を「薄
い絶縁膜」として用いても良い。
ゲート型電界効果トランジスタを容易に作製できる。特
に、ソース側ハロー注入領域8aのうちゲート電極5直
下の部分の活性不純物量を減らす工程では、ゲート電
極5をマスクとして、ゲート電極5に関してソース側斜
め方向からN型不純物をイオン注入しているので、ドレ
イン側ハロー注入領域8bのうちゲート電極5直下の部
分の活性不純物量が減ることがない。したがって、作製
された絶縁ゲート型電界効果トランジスタの短チャネル
効果を抑制できる。
効果トランジスタを作製する場合は、上記工程と工程
との間で、図9に示すように、ゲート電極5をマスク
として、ゲート電極5に関してドレイン側斜め方向から
P型不純物として例えば11B +をイオン注入して、ドレ
イン側ハロー注入領域8bのうちゲート電極5直下の部
分15の活性不純物量を増やす。このときの11B+のイ
オン注入条件は、例えば傾斜角60°、加速エネルギ1
0keV、ドーズ量5×1012cm-2とする。ゲート電
極5に関してドレイン側斜め方向から比較的大きい傾斜
角60°で注入する理由は、ドレイン側ハロー注入領域
8bのうちゲート電極5直下の部分15に11B+を導入
する一方、ソース側ハロー注入領域8aのうちゲート電
極5直下の部分14に11B+を導入しないようにするた
めである。それ以外の工程は、上述の工程〜と同様
とする。
ート型電界効果トランジスタを容易に作製できる。ま
た、上述の工程のお陰で、作製された絶縁ゲート型電
界効果トランジスタの短チャネル効果を抑制できる。ま
た、ドレイン側ハロー注入領域8bのうちゲート電極5
直下の部分の活性不純物量を増やす工程(図9)では、
ゲート電極5をマスクとして、ゲート電極5に関してド
レイン側斜め方向からP型不純物をイオン注入している
ので、ソース側ハロー注入領域8aのうちゲート電極5
直下の部分14の活性不純物量が増えることがない。し
たがって、作製された絶縁ゲート型電界効果トランジス
タでは、しきい値電圧が高くなることがなく、低電圧で
高駆動が可能である。
電界効果トランジスタだけでなく、Pチャネル絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタにも全く同様に適用でき、同
様の作用効果を奏することができる。この発明の絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタは、ウエルが形成されてい
ない半導体基板の表面に、直接設けられても良い。
縁ゲート型電界効果トランジスタは、短チャネル効果を
抑制できる上、低電圧駆動が容易である。
スタでは、ドレイン側ハロー注入領域のピーク不純物濃
度が均一である場合に比してピンチオフ電圧が高くな
り、飽和ドレイン電流が大きくなる。したがって、トラ
ンジスタとしての駆動能力が高まる。
スタの製造方法によれば、請求項1に記載の絶縁ゲート
型電界効果トランジスタを容易に作製できる。また、ソ
ース側ハロー注入領域のうちゲート電極直下の部分の活
性不純物量を減らす工程では、ドレイン側ハロー注入領
域のうちゲート電極直下の部分の活性不純物量が減るこ
とがなく、したがって、作製された絶縁ゲート型電界効
果トランジスタの短チャネル効果を抑制できる。
スタの製造方法によれば、請求項2に記載の絶縁ゲート
型電界効果トランジスタを容易に作製できる。また、ソ
ース側ハロー注入領域のうちゲート電極直下の部分の活
性不純物量を減らす工程では、請求項3と同様に、ドレ
イン側ハロー注入領域のうちゲート電極直下の部分の活
性不純物量が減ることがなく、したがって、作製された
絶縁ゲート型電界効果トランジスタの短チャネル効果を
抑制できる。また、ドレイン側ハロー注入領域のうちゲ
ート電極直下の部分の活性不純物量を増やす工程では、
ソース側ハロー注入領域のうちゲート電極直下の部分の
活性不純物量が増えることがない。したがって、作製さ
れた絶縁ゲート型電界効果トランジスタでは、しきい値
電圧が高くなることがなく、低電圧で高駆動が可能であ
る。
ト型電界効果トランジスタを示す断面図である。
沿ったエネルギバンドダイヤグラムを示す図である。
果トランジスタの変形例を示す断面図である。
ったエネルギバンドダイヤグラムを示す図である。
果トランジスタを作成するための工程図である。
果トランジスタを作成するための工程図である。
果トランジスタを作成するための工程図である。
果トランジスタを作成するための工程図である。
果トランジスタを作成するために、図5〜図8の工程に
追加する工程を示す図である。図である。
ランジスタを作成するための工程図である。
ランジスタを作成するための工程図である。
ランジスタを作成するための工程図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 P型とN型とのうち一方の導電型を有す
るウエル又は半導体基板の表面に、P型とN型とのうち
他方の導電型を有し、互いに離間して設けられたソース
領域、ドレイン領域と、 上記他方の導電型を有し、上記ソース領域、ドレイン領
域からそれぞれ互いに接近する向きに延びるソース側L
DD領域、ドレイン側LDD領域と、 上記ソース側LDD領域と上記ドレイン側LDD領域と
の間のチャネル領域上にゲート絶縁膜を介して設けられ
たゲート電極と、 上記一方の導電型で上記ウエル又は半導体基板の表面不
純物濃度以上のピーク不純物濃度を有し、上記ソース側
LDD領域、ドレイン側LDD領域と上記ウエル又は半
導体基板との境界に沿って上記ソース側LDD領域、ド
レイン側LDD領域を囲むように設けられたソース側ハ
ロー注入領域、ドレイン側ハロー注入領域とを備え、 上記ソース側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極直下
の部分のピーク不純物濃度が、上記ソース側ハロー注入
領域のうち残りの部分のピーク不純物濃度よりも低く設
定されていることを特徴とする絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の絶縁ゲート型電界効果
トランジスタにおいて、 上記ドレイン側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極直
下の部分のピーク不純物濃度が、上記ドレイン側ハロー
注入領域のうち残りの部分のピーク不純物濃度よりも高
く設定されていることを特徴とする絶縁ゲート型電界効
果トランジスタ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の絶縁ゲート型電界効果
トランジスタを作製する絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタの製造方法であって、 P型とN型とのうち一方の導電型を有するウエル又は半
導体基板の表面に、ゲート絶縁膜を形成し、このゲート
絶縁膜上に所定寸法のゲート電極を形成する工程と、 上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基
板の表面に略垂直に上記他方の導電型の不純物をイオン
注入して、上記ソース側LDD領域、ドレイン側LDD
領域を形成する工程と、 上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基
板の表面に上記ゲート電極に関して少なくとも両側斜め
方向から上記一方の導電型の不純物をイオン注入して、
上記ソース側ハロー注入領域、ドレイン側ハロー注入領
域を形成する工程と、 上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基
板の表面に上記ゲート電極に関してソース側斜め方向か
ら上記他方の導電型の不純物をイオン注入して、上記ソ
ース側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極直下の部分
の活性不純物量を減らす工程と、 上記ゲート電極の両側に密着した絶縁膜からなるサイド
ウォールを形成する工程と、 上記ゲート電極およびサイドウォールをマスクとして上
記ウエル又は半導体基板の表面に略垂直に上記他方の導
電型の不純物をイオン注入して、上記ソース領域、ドレ
イン領域を形成する工程を有することを特徴とする絶縁
ゲート型電界効果トランジスタの製造方法。 - 【請求項4】 請求項2に記載の絶縁ゲート型電界効果
トランジスタを作製する絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタの製造方法であって、 P型とN型とのうち一方の導電型を有するウエル又は半
導体基板の表面に、ゲート絶縁膜を形成し、このゲート
絶縁膜上に所定寸法のゲート電極を形成する工程と、 上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基
板の表面に略垂直に上記他方の導電型の不純物をイオン
注入して、上記ソース側LDD領域、ドレイン側LDD
領域を形成する工程と、 上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基
板の表面に上記ゲート電極に関して少なくとも両側斜め
方向から上記一方の導電型の不純物をイオン注入して、
上記ソース側ハロー注入領域、ドレイン側ハロー注入領
域を形成する工程と、 上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基
板の表面に上記ゲート電極に関してソース側斜め方向か
ら上記他方の導電型の不純物をイオン注入して、上記ソ
ース側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極直下の部分
の活性不純物量を減らす工程と、 上記ゲート電極をマスクとして上記ウエル又は半導体基
板の表面に上記ゲート電極に関してドレイン側斜め方向
から上記一方の導電型の不純物をイオン注入して、上記
ドレイン側ハロー注入領域のうち上記ゲート電極直下の
部分の活性不純物量を増やす工程と、 上記ゲート電極の両側に密着した絶縁膜からなるサイド
ウォールを形成する工程と、 上記ゲート電極およびサイドウォールをマスクとして上
記ウエル又は半導体基板の表面に略垂直に上記他方の導
電型の不純物をイオン注入して、上記ソース領域、ドレ
イン領域を形成する工程を有することを特徴とする絶縁
ゲート型電界効果トランジスタの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17962799A JP4481388B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
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JP17962799A JP4481388B2 (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | 絶縁ゲート型電界効果トランジスタおよびその製造方法 |
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