JP2001007041A - イオン注入装置の汚染された表面を除去する装置および方法 - Google Patents

イオン注入装置の汚染された表面を除去する装置および方法

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JP2001007041A
JP2001007041A JP2000135933A JP2000135933A JP2001007041A JP 2001007041 A JP2001007041 A JP 2001007041A JP 2000135933 A JP2000135933 A JP 2000135933A JP 2000135933 A JP2000135933 A JP 2000135933A JP 2001007041 A JP2001007041 A JP 2001007041A
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gas
plasma
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Ronald Joseph Eddy
ジョセフ エディー ロナルド
Peter Miltiadis Kopalidis
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    • H01J2237/022Avoiding or removing foreign or contaminating particles, debris or deposits on sample or tube

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Abstract

(57)【要約】 【課題】イオン注入装置の汚染された表面を洗浄して汚
染物質を取り除くようにした装置および方法を提供する
こと。 【解決手段】シリコン被膜表面からシリコンの一部分を
制御しながら取り除くための装置及び方法であり、この
装置は、部分的に反応性ガスを含むガス供給源80と、シ
リコン被膜表面の近くに配置され、反応性ガスを分離し
た反応性ガス原子のプラズマに変換し、かつ前記ガス原
子をシリコン被膜表面に向けるRFプラズマ源を含む分
離装置70とを有する。制御装置102が、分離室74に供給
するガスの流量比と電力量、及びシリコン表面をプラズ
マにさらす所要時間とを決定して前記表面からシリコン
を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にイオン注
入装置に関し、特に、イオン注入装置のシリコン被覆さ
れた表面を洗浄するための改良された装置および方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入装置は、集積回路の大規模製
造において、半導体に不純物を混入させるために、産業
界に望ましい技術として発展してきた。イオン線量およ
びイオンエネルギーは、注入工程を形成するために使用
される最も重要な2つの変数である。
【0003】イオン線量は、所定の半導体材料のための
注入されたイオンの集中に関する。一般的に、高電流イ
オン注入装置(イオンビーム電流が10mA以上のも
の)は、高いイオン線量の注入のために用いられ、一
方、中電流イオン注入装置(イオンビーム電流が約1m
Aまでの能力を有するもの)は、低いイオン線量の利用
に用いられる。
【0004】イオンエネルギーは、半導体素子における
ジャンクション深さを制御するのに用いられる良く知ら
れたパラメータである。イオンビームを作り上げるイオ
ンのエネルギーレベルは、注入されるイオンの深さの程
度により決まる。そのような高エネルギー処理では、半
導体素子にレトログレード・ウエル(retrograde wells)
を形成するために、注入において2〜3ミリオン電子ボ
ルト(MeV)を必要とする。一方、浅いジャンクショ
ンでは、1000電子ボルト(1KeV)以下の超低エネル
ギーレベル(ULE)を必要とするだけである。
【0005】一般的なイオン注入装置は、次の3つのセ
クション及びサブシステムを含む。 (a) イオンビームを出力するためのイオン源、(b ) イ
オンビームを質量分析するための質量分析磁石を含むビ
ームライン、(c) イオンビームによって注入されるべ
き半導体ウエハまたは他の基板を含むターゲット室、
【0006】イオン注入装置のイオン源は、一般的に、
イオン源室内でイオン源ガスをイオン化することにより
イオンビームを発生し、イオン源ガスの成分は、所望の
ドーパント要素であり、かつイオンビームの形でイオン
化ガスを引き出す。
【0007】ビームラインに沿ってかつターゲット室内
に配置されたイオン注入装置の内部部品は、連続作業の
工程中に、イオン注入されるイオン種によって汚染され
る。高電流イオン注入装置において、例えば、ターゲッ
トウエハが、ターゲット室内のアルミニウム製ディスク
の周囲に配置されている。このディスクは、イオンビー
ムがウエハの全表面にイオンを注入するように、固定の
イオンビームに対して回転運動と並進移動を共に行な
う。その結果、ウエハによって覆われないディスク部分
は、2つの理由で問題となるドーパント用のイオン種で
汚染されるようになる。
【0008】第1には、イオン注入装置は、種々の処理
方法を用いて操作されるので、種々のタイプのイオン源
ガスがイオン源に流れ込んで、所望のドーパントイオン
のイオン種からなるイオンビームが作られる。しかし、
ターゲットディスク(または他のビームライン構成要
素)は、前の処理工程中にイオン種の注入 (例えば、1
つのイオン種としてリンが含まれる)によって汚染され
る場合、後の処理工程(例えば、1つには、砒素を含
む)により、この相互汚染によって逆の影響が生じるこ
とがある。
【0009】第2には、特別の処理工程中に、イオンビ
ームがディスク表面と衝突することにより、ディスク材
料のスパッタリングが生じる場合に、アルミニウム汚染
の問題が発生することである。
【0010】ディスク表面材料のスパッタリングについ
ての問題を解決するための公知の方法は、ディスクをシ
リコンで被膜することである。しかし、この被覆された
ディスクは、ディスク上のシリコン層が特定のイオン種
で注入される時、相互汚染が生じる問題が残る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような事情に鑑み
て、本発明は、表面を洗浄して汚染を取り除くようにし
た装置および方法を提供することを目的としている。
【0012】また、本発明の更なる目的は、イオン注入
装置または他の真空処理装置における構成要素の表面を
洗浄するのに使用するための装置およびその方法を提供
することである。また、別の目的は、イオン注入装置の
ターゲットディスクを洗浄するための装置および方法を
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、各請求項に記載の構成を有する。本発明
は、シリコン被膜された表面、例えば、イオン注入装置
の内部部分から、シリコンの部分を制御しながら取り除
くための装置および方法である。この装置は、(a)少な
くとも部分的に反応性ガス(例えば、フッ素)を含むガ
ス供給源と、(b)シリコン被膜された表面の近くに配置
され、前記供給源のガスを、分離した反応性ガス原子を
含むプラズマに変換し、そして、除去される前記シリコ
ン被膜の表面に向けてプラズマ内の分離した反応性ガス
原子を指向するための無線周波帯の強力プラズマ源とし
ての分離装置とを有する。
【0014】また、他の実施形態によれば、制御装置
が、分離装置に供給されるガスの流量比と電力量、及び
シリコン被膜された表面をプラズマにさらしている所要
時間を制御することによって、前記表面から前記シリコ
ンを除去する比率を決定する。
【0015】本発明は、他のものの中で、イオン注入装
置内のウエハ支持ディスクから汚染物質が積載されたシ
リコン層を取り除くために有益であり、このシリコン被
膜された表面は、プラズマ強化された化学蒸着法(plasm
a enhanced chemical vapordeposition [PECVD])
により表面上にシリコン層を付着させることによって形
成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1は、参照符号10で示すイオン注入
装置が開示されており、このイオン注入装置10は、イ
オン源12、質量分析磁石14、ビームラインアセンブ
リ16、及びターゲット、即ち端部ステーション18か
ら構成されている。
【0017】本発明の1つの利用は、図1に示すような
低エネルギーイオン注入装置であり、この装置では、低
エネルギービームが伝播中に拡散(即ち、ブローアッ
プ)する性質により、ビームラインアセンブリ16は、
その長さが比較的短い。
【0018】イオン源12は、プラズマ室22とイオン
引き出しアセンブリ24を形成するハウジング20を含
んでいる。ビームラインアセンブリ16は、真空ポンプ
28によって排気される分析ハウジング26と、プラズ
マフラッド(plasma flood)38を含むビーム中和器36
を有する。分析ハウジング26は、ターミナル開口3
0、分析開口32、フラグファラデー34を含んでい
る。また、ビーム中和器36は、電子シャワー38を含
むが、これらは、本発明の一部分を構成していない。
【0019】ビーム中和器36の下流側には、端部ステ
ーション18が設けられ、この端部ステーションは、デ
ィスク形状のウエハ支持ディスク40を備え、このディ
スク上に、処理されるべきウエハWが取り付けられる。
ここに使用されるウエハWは、イオンビームで注入され
るどんな種類の基板も包含されるであろう。
【0020】エネルギーがイオン化可能なドーパントガ
スまたは気化物質に与えられて、プラズマ室22内にイ
オンを発生させる。一般的に、正のイオンが発生する
が、本発明では、イオン源によって負のイオンが発生す
るシステムにも利用可能である。複数の電極を含むイオ
ン引き出しアセンブリ24によってプラズマ室22に設
けたスリットを介して正のイオンが引き出される。した
がって、イオン引き出しアセンブリは、プラズマ室から
引き出し開口プレート46を介して正のイオンのビーム
44を引き出し、さらに、引き出されたイオンを質量分
析磁石14に向けて加速するように機能する。
【0021】質量分析磁石14は、適当な電荷対質量比
のイオンのみをビームラインアセンブリ16に通過させ
るように機能する。質量分析磁石14は、湾曲したビー
ム通路48を含み、この通路は、イオン源12に接続さ
れたアルミニウム製ビームガイド50によって形成され
る。この通路の排気は、真空ポンプ28,54によって
与えられる。この通路に沿って伝播するイオンビーム4
4は、質量分析磁石14によって発生した磁界によって
影響される。
【0022】磁界は、イオンビーム44を湾曲したビー
ム通路48に沿って、第1の、即ち、イオン源に近い入
口軌道56から第2の、即ち、分析ハウジング26に近
い出口軌道58に移動する。不適当な電荷対質量比を有
するイオンからなるビーム44の部分44’と44”
は、湾曲した軌道から離れて、アルミニウムのビームガ
イド50の壁に向かって偏向する。このように、質量分
析磁石14は、ビーム44内で所望の電荷対質量比を有
するイオンのみをビームラインアセンブリ16に通過さ
せる。
【0023】端部ステーションにあるウエハ支持ディス
ク40は、モータ62によって回転する。ディスク形状
の支持ディスク40は、そこに取り付けられたウエハW
を有し、モータ62によって一定の角速度で回転し、さ
らに、モータ64及びリードネジ(図示略)によって図
1の紙面を貫通する方向に垂直移動する。このように、
ウエハの全表面は、ある一定の時間でウエハの小さい部
分のみをカバーする固定のビームによってイオン注入さ
れる。ディスク40とこれに配置されたウエハは、処理
室ハウジング66内に置かれ、その内部室67が簡単な
ポンプ68によって排気される。
【0024】ウエハ支持ディスク40(図2および図3
を参照)は、イオン注入工程中アルミニウム表面のスパ
ッタリングを防止するために、アルミニウムで作られか
つシリコンで被膜されている。
【0025】本発明は、分離装置(dissociation)70の
形で具体化されており、この分離装置は、シリコン層内
に注入されたいかなる汚染物質をも除去するために、ウ
エハ支持ディスクからシリコンの限られた層を制御しな
がら取り除く。ここで用いられる用語「侵食」、「洗
浄」、「エッチング」、「取り除く」及び「脱着」等
は、全て、ウエハ支持ディスク40等の表面から汚染物
質を選択的に取り除くことを意味する。
【0026】分離装置70は、処理室ハウジング66に
ボルトまたは他の標準固定具を用いて開口又は孔73の
位置に取り付けられるハウジング72を含む。ハウジン
グ72の内側には、励起要素76によって駆動される分
離室74が設けられている。分離室74の内部が図示さ
れているが、励起要素76は、室74の外側に配置して
も良いし、また、分離が起こる室内にエネルギーを向け
るようにすることもできる。分離装置70は、また、分
離した反応性ガス原子を分離室74から支持ディスク4
0に指向させるためのノズル78を含む。取り除き用の
ガス供給源は、導管82およびハウジング入口84によ
ってハウジング72に接続される。
【0027】図2に示すように、支持ディスク40は、
アルミニウムからなるほぼ円形部材であり、この場合、
ウエハWが保持できるようにわずかに持ち上がった13
個のワーク受け台86を有する。図2に示すように、ウ
エハWは、支持ディスク上に位置決めされていない。ク
ランプピン88とストップ90がディスク上でウエハと
噛み合い位置にある。ディスクの流れスロット92は、
イオンビームの一部が分析されるべきディスクを貫通で
きるようにし、また、チャージセンサ94は、ウエハの
チャージングに関する情報を与える。
【0028】図3に示すように、ウエハ支持ディスク4
0は、シリコンの層98で被覆されている。このシリコ
ンは、ウエハが配置されるワーク受け台86と隣接する
ワーク受け台の間およびその回りのディスク部分を除い
たディスク全体を被覆する。シリコンの層98は、プラ
ズマ強化型の化学蒸着法(PECVD)によって付着さ
れる。
【0029】アメリカ合衆国、マサチューセッツ、バー
リングトンのサーメット社は、このようなPECVDシ
リコン被膜を提供する企業である。プラズマまたは火炎
溶射によるシリコンの被膜では、予想できないエッチン
グ特性を有するかなりざらざらした表面を与えるのに対
して、PECVDによるシリコンの被膜では、予想可能
なエッチング速度を示す祖粒構造において、同種均質な
表面を与えることができる。好ましくは、祖粒の寸法
は、十分に細かくかつ十分に高密度であり、Ra=0.2〜
0.4ミクロン(μm)の表面あらさを与えて、その結果、
予想可能な均一性と繰り返し可能なシリコンの除去を確
実にする。
【0030】ディスク40の表面に約25ミクロンの厚
さを有する層が形成されるように、シリコン被膜が付着
する。この厚さは、かなりのものであるが、ディスク4
0上に形成される層は、これと異なる厚さであってもよ
い。シリコン層の選択された厚さは、通常の作業時間で
本発明の洗浄装置および方法を用いて、均一に除去(エ
ッチング)することができることが予想される。
【0031】イオン注入中に、ワーク受け台68に配置
されたウエハと、隣接するワーク受け台の間およびその
回りのディスク部分100の両方が、ドーパントイオン
でイオン注入される。ウエハが配置された外側のディス
ク部分100内に注入されたイオンは、後に続く注入に
おいて汚染問題を呈することになる。
【0032】注入されたイオン(例えば、ボロンまたは
リン)は、約1000オングストロームまたは0.1ミクロン
までの厚さでディスク部分100に注入される。しか
し、約500オングストローム(0.0 5μm)だけシリ
コン層を除去することにより、注入されたイオン種の大
部分がディスク40から取り除かれることがわかってき
た。シリコン層98は、約25ミクロン(一般的に、1
8〜35ミクロンの範囲内)の元の厚さを有するので、
理論的に、ディスク40は、シリコン層98の全体がエ
ッチングで取り除かれる前に、500回まで剥ぎ取るこ
とができる。
【0033】分離装置70で使用される好ましい脱着、
洗浄、エッチング等の薬品は、いくつかの方法で得られ
た、化合していない塩素(free chlorine)又は好ましく
は化合していないフッ素(free fluorine)である。例え
ば、NF3,CF4,またはC26等のガスが商業的に利
用可能である。また、硫黄の汚染物質が増加しないよう
に抑えることが望ましいが、SF6の使用も可能であ
る。また、F2は、別に可能なフッ素源であり、このよ
うな形式も取り扱いの困難性を小さくする。
【0034】好ましい実施形態では、フッ素含有ガス
が、供給源またはタンク80に蓄えられ、かつ導管82
およびハウジング入口84を介して分離室70に導び非
反応性ガスである。励起要素は、例えば、マイクロ波源
または無線周波帯(RF)源のいずれかによって駆動され
るアンテナ、または他の電気的に加熱されたフィラメン
トとすることができる。マイクロ波源のための一般的な
作動範囲は、2.45ギガヘルツ(GHz)、無線周波帯源の一
般的な作動範囲は、13.56メガヘルツ(MHz)の各オーダー
である。また、加熱されたフィラメントは、2000〜3000
℃のオーダーである。
【0035】全ての場合において、励起要素76は、フ
ッ素等の反応種の要素を含むイオン源ガスを活性化し、
プラズマまたは他の分離した反応性原子のフッ素原子基
(radicals)の供給源を作り出す。ノズル78がエッチン
グすべきディスク40への通路の両側に設けられてい
る。フッ素含有ガスが、反応性原子のフッ素原子基に分
離すると、プラズマ内の反応性原子のフッ素原子基がノ
ズル78によってシリコン層98の方に指向される。
【0036】ダミーウエハDWが、ワーク受け台86上
に設けられ、その結果、ディスク40のウエハ支持部分
は汚染されていないことから洗浄されない。こうして、
ワーク受け台86の間とその回りのディスク部分100
だけが、シリコン除去処理を受ける。非反応性のイオン
ビームは、固定式のままで、ディスク40が、回転しか
つ垂直に移動するので、ディスク部分100の全体が、
シリコン除去を成し遂げるためにプラズマ内の反応性の
原子種にさらされる。
【0037】シリコンの制御された除去作業のための機
構は、(a)反応性のフッ素原子基をシリコン表面に吸収
すること、(b)シリコンの表面と反応性のフッ素原子基
と反応させて、揮発性反応生成物を形成すること、(c)
この反応生成物を脱着させてガス相に変えること、の3
つのステップ工程を有すると考えられる。さらに、反応
生成物は、揮発性でありかつガス状のものであるので、
これらは、排気ポンプ68によって処理室67から連続
的に取り除かれる。
【0038】非イオン化されなかったフッ素原子は、除
去されるシリコン層98の部分100と最も良く反応す
ることがわかっている。F2、F+およびF−イオン
は、より反応が低くなることがわかる。反応性のフッ素
原子がシリコン層をエッチングする方法およびその反応
比率は、いくつかの作業パラメータを監視しかつ制御す
ることによって注意深く制御することができる。
【0039】第1に、タンク80から分離室74へのガ
スの流量比は、反応性のフッ素原子基に分離するのに役
立つガス量を決定するために制御することが可能であ
る。このガスの流量比は、排気ポンプ68の速度と処理
室67の容積が固定されたままであるので、一般的に、
処理室67の内圧を決定することになる。
【0040】他のファクターは、シリコンのエッチング
の方法と比率を決定する。例えば、処理室67に導かれ
るガスは、アルゴンまたは窒素等の不活性ガスで希釈す
ることにより、分離のために役立つフッ素の量を減少す
ることができる。次に、励起要素76に加えられる電力
は、分離率を決定するために制御される。励起要素に加
えられる電力に関連して、プラズマの形成または供給源
ガスの分離のやり方があり、この種のエネルギーに基づ
いてフッ素含有ガス(たとえば、マイクロ波、RF波、
又は温度)に分与される。さらに、シリコン層98が反
応性のフッ素原子にさらされる間の所要時間が制御され
る。この露出時間と関連させて、ディスク40の回転及
び並進速度を制御可能に変えることができる。
【0041】総合的な制御装置102または個別の制御
装置を用いて、これらのいくつかまたは全てのパラメー
タを監視しかつ制御して、シリコン層98のエッチング
速度および反応性フッ素原子によってエッチングされる
シリコンの総量または深さを正確に制御する。本発明の
一実施形態では、希釈されない6フッ化硫黄(SF6
ガスが、タンク80から分離室74に1分間当り、5.
5標準リッターの割合で供給され、マイクロ波の励起要
素76が2キロワット(kW)の電力レベルで作動し
た。また、ディスク40のシリコン被膜された層98
は、マイクロ波で発生したプラズマに60秒間さらされ
た。
【0042】図4は、ディスク40から取り除かれるシ
リコンの結果を示す。60秒間経過すると、0.9ミク
ロン(μm)のシリコンが、取り除いた材料内に含まれ
る汚染物質(例えば、リン)と共にディスク40から除
去される。40秒間では、0.6ミクロン(μm)のシ
リコンが除去される。シリコンの除去される割合は、時
間に比例しているので、0.05μm(500オングス
トローム)のシリコンは、約3.33秒で取り除かれ
る。この評価は、以下の公式に基づいている。 除去される厚さ(TR)=0.015×時間(t)[秒]
【0043】上記露出時間は、ディスク40表面上で約
1インチ平方面積に関する。それゆえ、洗浄すべきディ
スク全体に対する全露出時間は、洗浄すべき全面積を乗
算することにより得られる。もちろん、シリコン除去率
は、上述で要約した種々の要因に基づいて変えられるで
あろう。
【0044】例えば、本発明において有効であろう1つ
の形式の分離装置70は、アメリカ合衆国、マサチュー
セッツのウォバーンにあるApplied Science and Techno
logy社のブランド名「Astex」シリーズの登録商標「Ast
ron 」モデルとして販売されている無線周波帯(RF)
プラズマ発生器である。一般的に、このようなプラズマ
発生器は、上記データに示された値よりも高いレベルの
出力(例えば、3kW)ではあるが、低流量比(およ
び、ここでは低圧力)で作動する。
【0045】光学発光分光学(OES)装置を用いて、
処理室ハウジング66内のディスクの表面に存在するガ
スの構成要素を監視する。例えば、リンの汚染物質がデ
ィスクから除去されるシリコン層98の部分にある場
合、作り出された反応生成物は、フッ化リン(例えば、
PF、PF2、またはPF3)の族の中にある。
【0046】監視工程のある時点では、リンの汚染物質
の大部分が、シリコン層98から取り除かれることを示
すフッ化リンの量は、低下するであろう。このように、
洗浄工程は、シリコンが不必要に大量に除去されずに、
時間とシリコンが浪費されることがないように、最適化
することができる。
【0047】以上、シリコン被膜された表面を選択的に
かつ制御したエッチングを行なうための方法及び装置の
好ましい実施形態について説明してきた。しかし、上述
の記載は、一例としてのみ作られたものであり、本発明
は、ここに記載した特定の実施形態に制限されるもので
はなく、種々の再構成、修正、置換が、特許請求の範囲
およびこれに等価な構成によって限定されるものである
限り、本発明の範囲から逸脱しないで作ることができる
ことは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理に従って構成された除去装置の一
実施形態を包含するイオン注入装置の断面図である。
【図2】2‐2線に沿って見た図1のイオン注入装置に
おけるウエハ支持ディスクの平面図である。
【図3】3‐3線に沿って見た図2のウエハ支持ディス
クの断面図である。
【図4】本発明を用いて達成される時間の関数として見
たシリコン除去の代表値を示すグラフである。
【符号の説明】
10 イオン注入装置 12 イオン源 14 質量分析磁石 16 ビームラインアセンブリ 18 端部ステーション 22 プラズマ室 24 イオン引き出しアセンブリ 26 分析ハウジング 36 ビーム中和器 40 ウエハ支持ディスク 44 イオンビーム 67 内部室(真空室) 68 ワーク受け台 70 分離装置 74 分離室 76 励起要素 78 ノズル 80 供給源 98 シリコン 100 ディスク部分
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 14/48 C23C 14/48 Z 16/24 16/24 16/50 16/50 C23F 4/00 C23F 4/00 A H01L 21/3065 H01L 21/302 N (71)出願人 390033020 Eaton Center,Clevel and,Ohio 44114,U.S.A. (72)発明者 ピーター ミルティアディス コパリディ ス アメリカ合衆国 マサチューセッツ 02474 アーリントン アパートメント 6 アリゾナ テラス 19

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン被膜された表面からシリコン(9
    8)の一部分を制御しながら取り除くための装置であっ
    て、 (a)少なくとも部分的に反応性ガスを含むガス供給源(8
    0)と、 (b)シリコン被膜された表面の近くに配置され、前記供
    給源のガスを分離した反応性のガス原子を含むプラズマ
    に変換するための分離装置(70)とを有し、 この分離装置は、ガスからプラズマへの変換を生じさせ
    る分離室(74)内にエネルギーを集中させるための励起
    要素(76)と、前記シリコン被膜の表面に向けてプラズ
    マ内の前記分離した反応性ガス原子を指向するためのノ
    ズル(78)とを含むことを特徴する装置。
  2. 【請求項2】前記供給源から分離室(74)内へのガスの
    流量比と、前記ガスからプラズマへの変換率を制御する
    ために前記励起要素(76)に供給する電力と、前記反応
    性ガス原子にシリコン被膜された表面をさらしている所
    要時間とを制御することによって、前記表面から前記シ
    リコン(98)を除去する比率を決定するための制御装置
    (102)をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の
    装置。
  3. 【請求項3】シリコン被膜された表面は、真空処理装置
    (10)の部品の内側部分を形成することを特徴とする請
    求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】反応性ガス原子は、フッ素原子であること
    を特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】シリコン被膜された表面は、プラズマ強化
    型の化学蒸着法(PECVD)によって表面上にシリコ
    ンの層(98)を付着して形成されることを特徴とする請
    求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】シリコン被膜された表面は、18〜35ミ
    クロン(μm)の範囲内の厚さを有するシリコン層(9
    8)を付着して形成されることを特徴とする請求項5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】シリコン被膜された表面は、イオン注入装
    置の内側部分を形成することを特徴とする請求項5記載
    の装置。
  8. 【請求項8】イオン注入装置の内側部分は、ウエハ支持
    ディスク(40)であることを特徴とする請求項7記載の
    装置。
  9. 【請求項9】制御装置(102)は、前記反応性ガス原子
    にシリコン被膜された表面をさらす所要時間を制御する
    ために、前記ノズル(78)の先にある前記ウエハ支持デ
    ィスクを回転しかつ垂直方向に並進移動させることを特
    徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】分離装置(70)は、無線周波帯(RF)
    プラズマ源であることを特徴とする請求項8記載の装
    置。
  11. 【請求項11】真空室(67)内のシリコン被膜された表
    面からシリコン(98)の一部分を制御しながら除去する
    方法であって、(a) 少なくとも部分的に反応性ガスを
    含むガス供給源(80)を設け、(b) 分離室(74)内
    で、前記供給源のガスを、励起要素(76)からのエネル
    ギーを用いて分離した反応性ガス原子を含むプラズマに
    変換し、(c) 前記プラズマ内の前記分離した反応性ガ
    ス原子の流れを前記シリコン被膜された表面に指向さ
    せ、(d) このシリコン表面上または表面内に前記分離
    した反応性ガス原子を吸収させ、(e) 前記シリコン表
    面と前記分離した反応性ガス原子とを反応させて、揮発
    性反応生成物に形成し、(f) この揮発性反応生成物を
    ガス相に脱着させる、各工程を含むことを特徴とする方
    法。
  12. 【請求項12】前記真空室(67)をポンプ(68)によっ
    て排気することによって、前記真空室から前記ガス相内
    の前記反応生成物を取り除く工程をさらに含むことを特
    徴とする請求項11記載の方法
  13. 【請求項13】反応性ガス原子がフッ素原子であること
    を特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】不活性ガスを含むガス供給源(80)を希
    釈する工程をさらに含むことを特徴とする請求項13記
    載の方法。
  15. 【請求項15】シリコンの表面から概略500オングス
    トローム(0.5μm)厚さのシリコンが除去されること
    を特徴とする請求項13記載の方法。
  16. 【請求項16】前記供給源から分離室(74)内へのガス
    の流量比と、前記ガスからプラズマへの変換率を制御す
    るために前記励起要素(76)に供給する電力と、前記反
    応性ガス原子にシリコン被膜された表面をさらしている
    所要時間とを制御することによって、前記表面から前記
    シリコン(98)を除去する比率を決定する工程をさらに
    含むことを特徴とする請求項13記載の方法。
  17. 【請求項17】シリコン被膜された表面は、プラズマ強
    化型の化学的蒸着法(PECVD)によって表面上にシ
    リコンの層(98)を付着して形成されることを特徴とす
    る請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】真空室(67)は、イオン注入装置(10)
    の一部分であり、かつシリコン被膜された表面は、前記
    真空室内に配置されたウエハ支持ディスク(40)である
    ことを特徴とする請求項16記載の方法。
  19. 【請求項19】前記反応性ガス原子にシリコン被膜され
    た表面をさらす所要時間を制御する工程は、前記分離し
    た反応性ガス原子の流れの先で、前記ウエハ支持ディス
    クを回転しかつ垂直方向に並進移動させることを特徴と
    する請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】前記供給源ガスからプラズマに変換し、
    さらに前記分離した反応性ガス原子をシリコン被膜され
    た表面に指向する工程は、無線周波帯の強力プラズマ源
    を用いて達成されることを特徴とする請求項18記載の
    方法。
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