JP2001006806A - 筐体の結合と共に嵌合されるコネクタ装置 - Google Patents

筐体の結合と共に嵌合されるコネクタ装置

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JP2001006806A
JP2001006806A JP11179400A JP17940099A JP2001006806A JP 2001006806 A JP2001006806 A JP 2001006806A JP 11179400 A JP11179400 A JP 11179400A JP 17940099 A JP17940099 A JP 17940099A JP 2001006806 A JP2001006806 A JP 2001006806A
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JP
Japan
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connector
housing
lever
casing
female connector
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Application number
JP11179400A
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English (en)
Inventor
Ken Koyata
憲 小八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体の結合と共にコネクタが嵌合される装置
において、筐体の結合方向に多少の誤差があってもコネ
クタを正常に嵌合させられるようにする。 【解決手段】 互いに結合される第一及び第二の筐体1
0、12と、第一の筐体10に組み込まれた雄コネクタ14
と、第二の筐体12に回動可能に取り付けられたレバー26
と、このレバー26の先端に回動可能に取り付けられた雌
コネクタ18とを備える。雄コネクタ14は、雌コネクタ18
との嵌合方向Qが前記筐体10、12の結合方向Pと直交す
るように組み込まれており、その嵌合口から雌コネクタ
18が嵌合してくる方向に延びる雌コネクタ案内面24を有
している。レバー26は、筐体10、12を互いに結合させる
方向の力がかかると雌コネクタ18を案内面24に押し付け
ながらその案内面24に沿って雄コネクタ14に嵌合させる
方向に回動するように第二の筐体12に取り付けられてい
る。レバー26は筐体10、12の結合が終了したときにコネ
クタ14、18の嵌合も終了する長さに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに結合される
二つの筐体に組み込まれた二つのコネクタが、二つの筐
体の結合と同時に、互いに嵌合されるようになっている
コネクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の車内配線においては、互
いに嵌合する一方のコネクタを予め取り付けた機器を、
他方のコネクタを予め取り付けた他の機器(例えば車体
側の機器)に組み付ける過程で、両コネクタが互いに嵌
合するようになっているコネクタ装置が使用されてい
る。
【0003】従来のこの種のコネクタ装置を図5に示
す。図において、10は例えば自動車のインスツルメント
パネル側の電気装置を収容した第一の筐体、12は第一の
筐体10に結合される第二の筐体、14は第一の筐体10に組
み込まれた雄コネクタ、16は雄コネクタ14内の雄端子、
18は雄コネクタ14に嵌合される雌コネクタ(雌端子は図
示を省略)、20は雌コネクタ18と第二の筐体12内の電気
装置とを接続するリード線である。雌コネクタ18は弾性
部材22を介して第二の筐体12のパネル12aに取り付けら
れており、弾性部材22が許容する範囲でパネル12aに沿
って移動可能である。
【0004】このコネクタ装置は、第二の筐体12を矢印
P方向に移動させて第一の筐体10と結合させると同時
に、雄コネクタ14と雌コネクタ18を嵌合させるものであ
る。弾性部材22が設けられているのは、雄コネクタ14と
雌コネクタ18間に矢印P方向と直角な方向の位置ずれが
あっても、弾性部材22の弾性変形によりその位置ずれを
吸収し、雄コネクタ14と雌コネクタ18が嵌合できるよう
にするためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のコネクタ装置に
おいては、雌コネクタ14と雄コネクタ18の、筐体の結合
方向(矢印P方向)と直角な方向の位置ずれは弾性部材
22の弾性変形で吸収できるが、筐体の結合方向の位置ず
れ(誤差)は補正できない。このため雌コネクタ18の雄
コネクタ14に対する押し込み量が過少になったり過多に
なったりすることがあり、押し込み量が過少であれば電
気的接続状態が不完全となり、また過多であれば雄コネ
クタ又は雌コネクタの破損を招くおそれがある。
【0006】本発明の目的は、筐体の結合方向に多少の
誤差があってもコネクタを正常に嵌合させることのでき
る、筐体の結合と共に嵌合されるコネクタ装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明に係るコネクタ装置は、互いに結合される第
一及び第二の筐体と、前記第一の筐体に組み込まれた第
一のコネクタと、前記第二の筐体に回動可能に取り付け
られたレバーと、このレバーの先端に回動可能に取り付
けられた第二のコネクタとを備え、前記第一のコネクタ
は、第二のコネクタとの嵌合方向が前記筐体の結合方向
と交差するように第一の筐体に組み込まれており、かつ
嵌合口から第二のコネクタが嵌合してくる方向に延びる
第二のコネクタの案内面を有しており、前記レバーは、
筐体を互いに結合させる方向の力がかかると第二のコネ
クタを前記案内面に押し付けながらその案内面に沿って
第一のコネクタに嵌合させる方向に回動するように第二
の筐体に取り付けられており、かつ前記筐体の結合が終
了したときにコネクタの嵌合も終了する長さに設定され
ている、ことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1ないし図4は本発明の一
実施形態を示す。図において、10は第一の筐体、12は第
一の筐体10に結合される第二の筐体、14は第一の筐体10
に組み込まれた雄コネクタ、16は雄コネクタ14内の雄端
子、18は雄コネクタ14に嵌合される雌コネクタ、20は雌
コネクタ18と第二の筐体12内の電気装置とを接続するリ
ード線である。
【0009】図1は第一の筐体10と第二の筐体12を結合
する前の状態を示す。第一の筐体10は第二の筐体12を矢
印P方向に案内するガイド壁10aを有している。雄コネ
クタ14は、このガイド壁10aの奥部に、雌コネクタ18と
の嵌合方向(矢印Q方向)が筐体の結合方向(矢印P方
向)と直角になるように組み込まれている。また雄コネ
クタ14は、その嵌合口から雌コネクタ18が嵌合してくる
方向に延びる雌コネクタ案内面24を有している。
【0010】一方、第二の筐体12にはレバー26が第一の
軸ピン28を中心として回動可能に取り付けられており、
雌コネクタ18はこのレバー26の先端に第二の軸ピン30を
中心として回動可能に取り付けられている。第二の筐体
12の第一の軸ピン28の付近にはストッパー32が突設さ
れ、レバー26の基端側にはこのストッパー32に引っ掛か
る係止爪34が形成されている。レバー26は図示しないコ
イルバネにより第一の軸ピン28を中心として図1におい
て時計回りの回転力を付与されているが、係止爪34がス
トッパー32に引っ掛かることで図示の位置(内側へ傾い
た状態)に保たれている。
【0011】図1の状態から第二の筐体12を第一の筐体
10と結合するために矢印P方向へ移動させていくと、ま
ず雌コネクタ18の一部が案内面24に突き当たり、第二の
軸ピン30を中心に回動して、図2に示すように雄コネク
タ14と嵌合可能な姿勢に案内される。この状態ではレバ
ー26はまだ回動していない。
【0012】図2の状態からさらに第二の筐体12を矢印
P方向へ押し込んでいくと、図3に示すようにレバー26
は第一の軸ピン28を中心として反時計回りに回動し、こ
のため雌コネクタ18は案内面24に沿って矢印Q方向に押
され、雄コネクタ14に向けて押し込まれることになる。
第二の筐体12の矢印P方向への押し込みが進むにつれ、
レバー26の案内面24に対する角度が徐々に小さくなって
行き、この角度が小さくなるほど、第二の筐体12の矢印
P方向への押し込み距離に対する雌コネクタ18の矢印Q
方向への移動距離の割合が小さくなっていく。
【0013】図4は第二の筐体12の矢印P方向への押し
込みが終了した状態を示す。雌コネクタ18は雄コネクタ
14に嵌合し、レバー26は案内面24とほぼ平行になる。こ
の状態で第一の筐体10と第二の筐体12は適当な係止手段
(図示省略)で結合され、雄コネクタ14と雌コネクタ18
の嵌合状態が保たれる。つまりレバー26の長さは筐体1
0、12の結合が終了したときにコネクタ14、18の嵌合も
終了する長さに設定されている。
【0014】上記の機構では、第二の筐体12の押し込み
が終了する直前の時点では、レバー26の案内面24に対す
る角度が小さくなって、矢印P方向の押し込みに対する
雌コネクタ18の矢印Q方向の移動距離がきわめて小さく
なる。このため第二の筐体12の第一の筐体10への押し込
み距離に誤差があっても、その影響は大幅に軽減され、
雌コネクタ18と雄コネクタ14の嵌合を正常に行うことが
できる。なお図4の状態から第二の筐体12を矢印Pとは
反対の方向に引き抜けば、以上の説明とは逆の過程を経
て図1の状態にもどすことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、筐
体の結合と共にコネクタが嵌合される装置において、筐
体の結合方向に多少の誤差があってもコネクタを正常に
嵌合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るコネクタ装置の一実施形態で、
筐体を結合する前の状態を示す断面図。
【図2】 同実施形態で、筐体の結合を開始したときの
状態を示す断面図。
【図3】 同実施形態で、筐体の結合が途中まで進行し
た状態を示す断面図。
【図4】 同実施形態で、筐体の結合が終了した状態を
示す断面図。
【図5】 従来のコネクタ装置の代表例を示す断面図。
【符号の説明】
10:第一の筐体 12:第二の筐体 14:雄コネクタ 16:雄端子 18:雌コネクタ 20:リード線 24:案内面 26:レバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに結合される第一及び第二の筐体(1
    0、12)と、前記第一の筐体(10)に組み込まれた第一
    のコネクタ(14)と、前記第二の筐体(12)に回動可能
    に取り付けられたレバー(26)と、このレバー(26)の
    先端に回動可能に取り付けられた第二のコネクタ(18)
    とを備え、 前記第一のコネクタ(14)は、第二のコネクタ(18)と
    の嵌合方向(Q)が前記筐体(10、12)の結合方向
    (P)と交差するように第一の筐体(10)に組み込まれ
    ており、かつ嵌合口から第二のコネクタ(18)が嵌合し
    てくる方向に延びる第二のコネクタの案内面(24)を有
    しており、 前記レバー(26)は、筐体(10、12)を互いに結合させ
    る方向の力がかかると第二のコネクタ(18)を前記案内
    面(24)に押し付けながらその案内面(24)に沿って第
    一のコネクタ(14)に嵌合させる方向に回動するように
    第二の筐体(12)に取り付けられており、かつ前記筐体
    (10、12)の結合が終了したときにコネクタ(14、18)
    の嵌合も終了する長さに設定されている、 ことを特徴とする筐体の結合と共に嵌合されるコネクタ
    装置。
JP11179400A 1999-06-25 1999-06-25 筐体の結合と共に嵌合されるコネクタ装置 Pending JP2001006806A (ja)

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ID=16065212

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7327064B2 (en) * 2004-02-16 2008-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7327064B2 (en) * 2004-02-16 2008-02-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Brushless motor

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