JP2001006048A - データ供給装置 - Google Patents

データ供給装置

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JP2001006048A
JP2001006048A JP11301026A JP30102699A JP2001006048A JP 2001006048 A JP2001006048 A JP 2001006048A JP 11301026 A JP11301026 A JP 11301026A JP 30102699 A JP30102699 A JP 30102699A JP 2001006048 A JP2001006048 A JP 2001006048A
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Osamu Izumi
治 泉
Takashi Yoshida
吉田  孝
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Capcom Co Ltd
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Capcom Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯型電話機に対して音声データや画像デー
タなどを容易にかつ正確に供給することのできるデータ
供給装置を提供する。 【解決手段】 複数種類のデータを記憶するEEPRO
M14およびRAM13と、携帯型電話機Pと接続可能
なコネクタ5と、EEPROM14およびRAM13に
よって記憶されたデータをコネクタ5を介して携帯型電
話機Pに出力する通信部17と、ユーザの操作に応じて
操作信号を出力する表示操作部2と、表示操作部2から
の操作信号に基づいて、EEPROM14およびRAM
13によって記憶されたデータを選択的に読み出して通
信部17に転送する転送手段としてのCPU11とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、携帯型電話機に
対して着信音としての音声データなどを供給するデータ
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHS(personal hand
yphone system)などの携帯型電話機が著しく普及してい
る。この携帯型電話機では、着信したときの着信音をた
とえばヒット曲のメロディにして音声出力することがで
きる。携帯型電話機には、着信音としてヒット曲などの
メロディが携帯型電話機の供給会社によって予め登録さ
れている。
【0003】また、ユーザが所望のメロディを入力でき
る携帯型電話機も提供されている。すなわち、ユーザが
所有する携帯型電話機にメロディのリズムや音譜を所定
のキー操作により入力し、ユーザが作曲したオリジナル
のメロディや、予め供給会社によって登録されたメロデ
ィ以外のメロディ、たとえば、最新ヒット曲のメロディ
を登録することができる。そして、最近では、最新ヒッ
ト曲のメロディなどを登録するために、それらのリズム
や音譜、およびその入力の仕方が機種別に記載された書
籍も多数出版されている。
【0004】これにより、ユーザは、その携帯型電話機
に予め登録されている着信音に飽きてくれば、任意にそ
の着信音を変更入力することができ、楽しみを増やすこ
とができる。
【0005】しかしながら、着信音としての音声データ
の入力では、数百個にも及ぶ音譜をひとつひとつキー入
力しなければならない場合があり、手間と時間とを要す
るといった問題点がある。また、音声データの入力手順
は、携帯型電話機の機種により異なり、入力ミスがあれ
ば、そのための再入力を行わなければならず、煩わしさ
を伴うものである。
【0006】また、携帯型電話機には、静止画や動画を
表示したり、データを送受信したりする機能があるが、
予め携帯型電話機に登録されていない所望の画像を表示
させたり送信したりするために、画像データを携帯型電
話機に入力するに際しては、パーソナルコンピュータな
どを用いて所定の操作を行なわなければならず、操作に
専門的な知識を要していた。
【0007】
【発明の開示】本願発明は、上記した事情のもとで考え
出されたものであって、携帯型電話機に対して音声デー
タや画像データなどを容易にかつ正確に供給することの
できるデータ供給装置を提供することを、その課題とす
る。
【0008】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0009】本願発明の第1の側面によれば、複数種類
のデータを記憶する記憶手段と、携帯型電話機と接続可
能な接続手段と、記憶手段によって記憶されたデータを
接続手段を介して携帯型電話機に出力する出力手段と、
ユーザの操作に応じて操作信号を出力する操作手段と、
操作手段からの操作信号に基づいて、記憶手段によって
記憶されたデータを選択的に読み出して出力手段に転送
する転送手段とを備えたことを特徴とする、データ供給
装置が提供される。
【0010】好ましい実施の形態によれば、所定のコイ
ンが投入されたことを検出するコイン検出手段を有し、
コイン検出手段によりコインが検出されたことを条件と
して、出力手段を介して携帯型電話機にデータが出力さ
れる。
【0011】他の好ましい実施の形態によれば、転送手
段は、コイン検出手段によりコインが検出されたことを
条件として、データを記憶手段から読み出す。
【0012】他の好ましい実施の形態によれば、所定の
記憶媒体が投入されたときに、その記憶媒体の記憶内容
を読み取る読取手段を有し、読取手段によって読み取ら
れた記憶内容が適正であることを条件として、出力手段
を介して携帯型電話機にデータが出力される。
【0013】他の好ましい実施の形態によれば、転送手
段は、読取手段によって読み取られた記憶内容が適正で
あることを条件として、データを記憶手段から読み出
す。
【0014】他の好ましい実施の形態によれば、操作手
段からの所定の操作信号に基づいて、接続手段に接続さ
れた携帯型電話機に指示信号を供給する指示信号供給手
段を有し、出力手段を介して携帯型電話機に出力されて
携帯型電話機のメモリに記憶されたデータを、携帯型電
話機からユーザの所望する通信端末に送信するに際し
て、その送信のための操作をユーザによる操作手段に対
する操作により実行可能である。
【0015】他の好ましい実施の形態によれば、出力手
段によってデータを携帯型電話機に出力する際、予め携
帯型電話機のメモリの空き領域を調査する調査手段を有
する。
【0016】他の好ましい実施の形態によれば、コンピ
ュータとの間でデータ通信を行なうデータ通信手段を有
し、転送手段は、操作手段からの所定の操作信号に基づ
いて、記憶手段から読み出したデータを、データ通信手
段に転送してコンピュータに送信させる。
【0017】他の好ましい実施の形態によれば、データ
通信手段は、操作手段を用いてユーザにより入力された
メール本文に、転送手段によって読み出されたデータを
添付してコンピュータに送信し、コンピュータは、所定
のサーバであり、サーバは、データ通信手段により送信
されたメール本文およびデータを、操作手段の操作によ
りユーザが指定したメールアドレスに送信する。
【0018】他の好ましい実施の形態によれば、データ
通信手段は、操作手段を用いてユーザにより入力された
メール本文に、転送手段によって読み出されたデータを
添付してコンピュータに送信し、コンピュータは、所定
のサーバであり、サーバは、データ通信手段により送信
されたメール本文およびデータを記憶装置に保持し、添
付データを有するメールを預かっている旨を通知するた
めのメールを、操作手段の操作によりユーザが指定した
メールアドレスに送信する。
【0019】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段は、携帯型電話機で使用する着信音としての複数種類
の曲データを記憶する。
【0020】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段は、携帯型電話機で使用する着信音としての複数種類
の声データを記憶する。
【0021】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段は、携帯型電話機の表示画面を利用してゲームを実行
するためのプログラムを含むデータを記憶する。
【0022】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段は、携帯型電話機のメモリに記憶される複数種類の表
示データを記憶する。
【0023】他の好ましい実施の形態によれば、表示デ
ータは、動画を表示するための画像データを含む。
【0024】他の好ましい実施の形態によれば、被写体
を撮像して撮像画像に応じた画像データを出力する撮像
手段を有し、表示データは、撮像手段から出力された画
像データを含む。
【0025】他の好ましい実施の形態によれば、ユーザ
により装着された記録媒体に記録された画像データを読
み出す読出手段を有し、表示データは、読出手段によっ
て読み出された画像データを含む。
【0026】他の好ましい実施の形態によれば、ユーザ
により装着された紙媒体に描画された画像を読み取って
その画像に応じた画像データを出力するイメージスキャ
ナを有し、表示データは、イメージスキャナから出力さ
れる画像データを含む。
【0027】他の好ましい実施の形態によれば、ユーザ
によって手書き入力された文字や図形に応じた画像デー
タを出力する手書き入力手段を有し、表示データは、手
書き入力手段から出力された画像データを含む。
【0028】他の好ましい実施の形態によれば、表示デ
ータは、携帯型電話機の待ち受けあるいは着信時に携帯
型電話機の表示画面に表示される。
【0029】他の好ましい実施の形態によれば、表示デ
ータは、カラーデータである。
【0030】他の好ましい実施の形態によれば、操作手
段からの所定の操作信号に基づいて、転送手段によって
記憶手段から読み出されたカラーデータをモノクロデー
タに変換する変換手段を有し、転送手段は、変換手段に
よってモノクロデータに変換された画像データを出力手
段に転送する。
【0031】他の好ましい実施の形態によれば、転送手
段によって記憶手段から読み出された画像データに応じ
た画像を表示する表示手段を有する。
【0032】他の好ましい実施の形態によれば、表示手
段は、操作手段および手書き入力手段として兼用され
る。
【0033】他の好ましい実施の形態によれば、操作手
段からの所定の操作信号に基づいて、記憶手段に記憶さ
れている複数種類の画像データを選択的に合成する画像
合成手段と、画像合成手段によって合成された画像デー
タに応じた画像を表示手段に表示させる表示制御手段と
を有し、転送手段は、画像合成手段によって合成された
画像データを出力手段に転送する。
【0034】他の好ましい実施の形態によれば、記憶手
段は、揮発性メモリと不揮発性メモリとからなり、画像
合成手段は、揮発性メモリに供給された画像データと、
予め不揮発性メモリに格納されていて揮発性メモリに転
送された画像データとを、揮発性メモリを利用して合成
する。
【0035】本願発明によれば、ユーザによって操作手
段に所定の操作が行われると、転送手段が、記憶手段に
記憶された複数種類のデータの中からデータを選択的に
読み出し、出力手段を介して接続手段に接続された携帯
型電話機に出力する。これにより、携帯型電話機に対し
て、ユーザが所望する音声データや画像データなどを容
易にかつ正確に供給することができる。
【0036】本願発明のその他の特徴および利点は、添
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態を、添付図面を参照して具体的に説明する。
【0038】図1は、本願発明の一実施形態におけるデ
ータ供給装置の外観斜視図である。このデータ供給装置
M1は、ゲームセンターやショッピングセンターのゲー
ムコーナーなどに設置され、携帯電話やPHSなど(以
下、総称して「携帯型電話機」という)を接続して、携
帯型電話機に対してこれに使用される着信音としての音
声データを供給するものである。
【0039】データ供給装置M1は、本体1と、本体1
の前面上部に配され、データを供給する際に各種の案内
を表示したりユーザが操作するための表示操作部2と、
表示操作部2の上方左右に配され、音声を外部に出力す
るための2つのスピーカ3と、表示操作部2の下方に配
されたコイン投入口4と、コイン投入口4の両側にケー
ブルに接続されて設けられ、後述する携帯型電話機と接
続するための2つのコネクタ5と、コイン投入口4の下
方に配され、コインを返却するためのコイン返却口6と
を備えている。
【0040】コネクタ5およびそれに接続されたケーブ
ルは、略碗状に形成された載置部7内に配され、携帯型
電話機を接続するとき、携帯型電話機を載置部7内に載
置することができる。また、この載置部7の周囲には、
接続した携帯型電話機をデータの転送中にユーザが誤っ
て外さない様に注意を促すための発光ダイオードが設け
られてもよい。
【0041】また、2つのコネクタ5のうち、正面左側
に配されたコネクタ5に携帯電話を接続し、正面右側に
配されたコネクタ5にPHSを接続するように構成され
ている。左側のコネクタ5は、携帯電話の下側面に形成
された外部接続端子に接続され、右側のコネクタ5は、
PHSの側面に形成された接続端子に接続される構成に
なっている。もちろん、携帯電話は、その外部接続端子
が下側面以外の面に形成されたものを使用してもよい。
同様に、PHSは、その接続端子が側面以外の面に形成
されたものを使用してもよい。
【0042】また、図1には示していないが、データ供
給装置M1には、ユーザが着信音を試聴するためのヘッ
ドホンが設けられていてもよい。なお、図中8は、イン
ストラクションパネルを示し、図中9は、複数のネオン
管を内蔵したイルミネーション用のパネルを示す。もち
ろん、パネル9の内部には、ネオン管の代わりに、蛍光
管などのその他の光源を設置してもよい。
【0043】図2は、データ供給装置M1の回路ブロッ
ク図である。データ供給装置M1は、CPU11、それ
にバスラインを通じて接続されたROM12、RAM1
3、EEPROM14、およびインターフェース15を
備えている。CPU11には、インターフェース15を
介して表示操作部2、音声出力部16、通信部17、コ
イン検出器18、および接続検出器19がそれぞれ接続
されている。
【0044】ROM12には、実行用のプログラムが記
憶され、CPU11は、このプログラムに基づいてデー
タ処理を行う。
【0045】ROM12は、実行用プログラム以外に、
表示操作部2に表示させる各種の案内などの表示データ
や、音声出力部16からスピーカ3を通して出力される
効果音などの音響データが記憶されている。これらの表
示データおよび音響データは、CPU11の指令により
随時、表示操作部2および音声出力部16に出力され
る。
【0046】RAM13は、プログラム実行中における
変数データなどを一時記憶するものであり、CPU11
にワーキングエリアを提供する。
【0047】EEPROM14には、複数種類(たとえ
ば約200種)の音声データが記憶されている。この音
声データは、携帯型電話機Pに供給され、着信音として
出力される、たとえば、ヒット曲のメロディを有する曲
データである。曲データの他の例としては、定番ソン
グ、新曲、ナツメロ、季節に応じた歌、ドラマ、映画、
アニメーションの主題歌、コマーシャルソング、ゲーム
に用いられている歌などが挙げられるがこれらに限られ
ない。EEPROM14の代わりに、フラッシュメモリ
やハードディスク装置などを用いてもよい。
【0048】音声データとしては、上記曲データに代わ
り、たとえば、有名人などの声を登録したボイスデータ
であってもよい。ボイスデータとしては、動物や怪獣の
鳴き声、各種の擬音、波の音、などが挙げられるがこれ
らに限られない。また、音声データに代わり、後述する
携帯型電話機Pの表示画面に表示される、キャラクタな
どを描写する動画表示データなどでもよい。
【0049】なお、EEPROM14には、上記の曲デ
ータ、ボイスデータおよび動画表示データがともに記憶
されていてもよい。
【0050】このように、EEPROM14に着信音と
しての音声データを記憶させることにより、専用のデー
タ入力機などを用いて必要に応じて別の音声データに変
更することができる。すなわち、このデータ供給装置M
1によれば、人気のない曲の音声データを最新曲などの
音声データに容易に変更することができる。そのため、
ユーザは最新曲の着信音を取得しようとするので、デー
タ供給装置M1の稼動率が向上するといった利点があ
る。
【0051】また、曲ごとにユーザの選択した回数を記
憶できるようにし、ユーザによる選択回数の多い曲は、
他の曲より優先的に残しておくようにしてもよい。さら
には、選択回数の多い曲のランキングを表示するように
してもよい。
【0052】表示操作部2は、データを供給する際の各
種の案内を表示するためのものであり、液晶ディスプレ
イ、CRT、あるいはプラズマディスプレイなどが適用
される。表示操作部2は、インターフェース15を介し
て送られるROM12からの表示データを表示する。
【0053】また、表示操作部2の前面パネルは、表示
されている画面の所定箇所をユーザが指などで押下する
ことにより、その操作を検出することのできるタッチパ
ネルとされている。ユーザによってこのタッチパネルが
押下されると、その操作信号がCPU11に送られる。
【0054】音声出力部16は、CPU11の指示によ
りROM12から送られた音響データを音声信号に変換
し、その音声信号をスピーカ3に供給して音声を出力さ
せる。
【0055】通信部17は、着信音としての音声データ
などを携帯型電話機Pに出力する回路であり、コネクタ
5に接続されている。通信部17は、CPU11からの
指令に基づいて、EEPROM14から読み出された音
声データをコネクタ5に接続した携帯型電話機Pに出力
する。
【0056】コイン検出器18は、コイン投入口4とコ
インを収納しておくための図示しないコイン収納箱とを
接続する通路の途中に設けられ、コイン投入口4から投
入されたコインを検出し、投入されたコイン数をカウン
トする機能を有している。コイン検出器18によって検
出された検出信号は、インターフェース15を介してC
PU11に与えられる。
【0057】なお、コイン投入口4には、ロック機構が
設けられていてもよい。このロック機構は、携帯型電話
機Pがコネクタ5に良好に接続されていないときや、あ
るいはデータ設定中に、コインの投入を阻止するように
なっている。コイン投入のロックの指示は、CPU11
から送られる。
【0058】接続検出器19は、コネクタ5と携帯型電
話機Pの外部接続端子との接触状態を検出するものであ
り、携帯型電話機Pがコネクタ5に接続されたとき、携
帯型電話機Pを電気的に検出する。この検出信号はCP
U11に送られ、CPU11では、携帯型電話機Pに支
障なくデータを出力できる状態にあるか否かを判別す
る。
【0059】図3は、コネクタ5に接続される携帯型電
話機Pの一例を示す概略外観図である。携帯型電話機P
は、片手に収まる位の携帯可能な筐体21を有し、他の
電話機を使用するユーザと通話を行うことができる。携
帯型電話機Pは、通話を行うための複数の操作ボタンを
有する操作部22と、動作の状況や操作部22による操
作の内容を表示する表示部23と、スリット24を介し
て内蔵された後述する受話器と、小孔25を介して内蔵
された後述する送話器とを備えている。なお、この携帯
型電話機Pをデータ供給装置M1に接続する場合、同図
に示すように、筐体21の下側面に開閉自在に設けられ
た蓋26を開いて、外部接続端子27を露出させて行
う。なお、図中、28はアンテナを示す。
【0060】図4は、携帯型電話機Pの概略回路ブロッ
ク図である。携帯型電話機Pは、制御中枢となるプロセ
サを有する制御部31を備えている。制御部31には、
着信音としての音声データを記憶する、データの書き換
えが可能なメモリ部32、操作部22、表示部23、デ
ータ供給装置M1から出力される音声データを外部接続
端子27を介して受信するための通信部33、およびア
ンテナ28を介して他の電話機を使用するユーザと通話
を行うための通話部34がそれぞれ接続されている。通
話部34には、受話器35および送話器36がそれぞれ
接続されている。メモリ部32としては、EEPROM
あるいはフラッシュメモリなどを用いることができる。
【0061】携帯型電話機Pでは、データ供給装置M1
から送られる音声データなどを外部接続端子27および
通信部33を介して受信すると、音声データなどをメモ
リ部32に記憶する。そして、携帯型電話機Pにおいて
着信があれば、記憶された着信音としての音声データを
メモリ部32から読み出し、受話器35を介して音声出
力する。
【0062】次に、携帯型電話機Pに着信音としての音
声データを供給する場合の手順について、図5のCPU
11の制御動作を示すフローチャートを参照して説明
し、必要に応じて図6に示す模式図を参照する。
【0063】まず、ステップS1において、CPU11
は、表示操作部2にデモンストレーション表示を行う旨
の信号を送ると、表示操作部2ではデモンストレーショ
ン用の表示を行う。
【0064】次いで、CPU11は、コイン投入口4か
らコインが投入されたか否かの判別を行う(S2)。す
なわち、ユーザによってコイン投入口4から適正なコイ
ンが投入されると(図6(a) 参照)、コイン検出器18
は、投入されたコインを検出し、検出信号をCPU11
に送る。CPU11は、この検出信号によりコインがコ
イン投入口4から投入されたと判別する(S2:YE
S)。コインが投入されない場合(S2:NO)、ステ
ップS2に戻ってコインが投入されるのを待つ。
【0065】次いで、CPU11は、表示操作部2に、
ユーザによって着信音としての曲を設定するための案内
表示を行う(S3)。すなわち、CPU11は、ROM
12から案内表示用のデータを読み出し、表示操作部2
に表示データを出力する。ユーザは、この表示にしたが
って表示操作部2のタッチパネルを押下することによ
り、所望の曲を設定することができる(図6(b) 参
照)。
【0066】たとえば、表示操作部2には、EEPRO
M14に記憶されている着信音としての曲名が一覧表示
される。あるいは、曲を「最新曲」、「演歌」、ジング
ルベルなどの「季節歌」などといったジャンル別に表示
したメニュー画面を表示するようにし、そのメニュー画
面からジャンルを設定することにより、所望の曲名を選
択する。また、曲名を50音順にしたメニュー画面を表
示するようにしてもよい。
【0067】ユーザにより所望の曲が設定されれば、C
PU11は、その旨を判別し(S4:YES)、設定さ
れた曲に対応した音声データをEEPROM14から読
み出し、音声出力部16に出力する(S5)。音声出力
部16では、CPU11の指示により送られた音声デー
タをアナログの音声信号に変換し、スピーカ3から音声
を出力させる。この場合、携帯型電話機Pから出力され
る着信音と同様の音声が出力される。これにより、ユー
ザは、設定した所望の曲を試聴することができる(図6
(c) 参照)。曲が設定されなければ(S4:NO)、ス
テップS3に戻る。
【0068】このように、携帯型電話機Pに取り込む前
に、選択した曲の着信音を事前に試聴して、スピーカ3
から出力された音声が、ユーザ自身が予想していたイメ
ージと異なる場合や曲のタイトルを誤って設定した場合
に、所望の曲に変更することができるようにしている。
【0069】そして、CPU11は、音声出力した後、
表示操作部2に試聴した曲でよいか否かを問うメッセー
ジを表示し、試聴された曲の音声データを携帯型電話機
Pに転送するか否かの判別を行う(S6)。ユーザによ
って、試聴した曲でよい旨の入力がされれば(S6:Y
ES)、CPU11は、携帯型電話機Pをコネクタ5に
接続するよう指示メッセージを表示操作部2に出力する
(S7)。一方、ユーザによって、試聴した曲を拒否す
る旨の入力がされれば(S6:NO)、ステップS3の
曲設定の案内表示に戻る。
【0070】次いで、ユーザによって、コネクタ5に携
帯型電話機Pが接続されれば(図6(d) 参照)、CPU
11は、接続検出器19の検出出力に基づいて、携帯型
電話機Pが良好に接続されたか否かの判別を行う(S
8)。
【0071】携帯型電話機Pがコネクタ5に良好に接続
されていると判別すれば(S8:YES)、CPU11
は、表示操作部2に、接続された携帯型電話機Pの機種
を入力するよう指示する表示を行う(S9)。
【0072】一方、携帯型電話機Pが良好に接続されて
いないと判別すれば(S8:NO)、例えば表示操作部
2に「携帯型電話機を接続し直して下さい」などをメッ
セージとして表示し、携帯型電話機Pが良好に接続され
ているか否かの判別を再度行う。
【0073】ユーザによって、携帯型電話機Pの機種が
入力されれば、CPU11は、選択された曲の音声デー
タが携帯型電話機Pのメモリ部32内に格納できるか否
かの判別処理を行う。すなわち、携帯型電話機Pのメモ
リ部32に空き領域があるか否かを調査する(S1
0)。具体的には、たとえば、携帯型電話機Pが1〜3
曲のオリジナル曲が入力可能であるとすれば、CPU1
1は、携帯型電話機Pに対してこれから入力しようとす
る曲の音声データの空領域があるか否かを調査する旨の
指示信号を出力する。これに応答して、携帯型電話機P
の制御部31では、メモリ部32内を調査し、空領域の
有無をCPU11に返答する。
【0074】ステップS10において、制御部31から
空領域が無い旨の返答があった場合(S10:NO)、
CPU11は、「メモリの空領域を確保して下さい」と
いった注意の表示を行なった後(S11)、ステップS
10に戻る。これにより、ユーザは、既に登録されてい
る着信音の音声データを削除して空領域を確保する操作
を行う。
【0075】一方、携帯型電話機Pのメモリ部32内に
空領域があった場合(S10:YES)、CPU11
は、選択された曲のデータ量が収まるか否かを判別する
ために(S12)、空領域のデータ量を問う旨の指示信
号を出力する。これに応答して、携帯型電話機Pの制御
部31では、メモリ部32内の空領域の容量を調査し、
CPU11に返答する。
【0076】メモリ部32内の空領域に十分な容量があ
れば(S12:YES)、CPU11は、ユーザによっ
て選択された曲の音声データが携帯型電話機Pのメモリ
部32内に格納できると判別し、ステップS13に進
む。一方、着信音の音声データのデータ量がメモリ部3
2内の空領域の容量より大であって、メモリ部32内の
空領域に十分な容量がない場合(S12:NO)、曲の
再選択を行わせるために、ステップS3の曲設定の案内
表示に戻る。
【0077】次いで、CPU11は、曲の音声データが
所定の長さより短いか否かの判別を行い(S13)、音
声データが所定の長さより長い場合(S13:NO)、
ミニゲームの表示を開始する(S14)。これは、デー
タ量が長いと、音声データの転送に多少の時間を要する
ので、その場合、ユーザにミニゲームで遊んでもらうと
いった便宜を図ったものである。この場合、ミニゲーム
としては、ルーレットゲーム、ブロックくずしゲームな
どの比較的容易に決着がつくゲームが望ましい。
【0078】一方、音声データが所定の長さより短い場
合(S13:YES)、データ転送処理を行う(S1
5)。データ転送処理では、設定された曲に対応した着
信音としての音声データをEEPROM14から読み出
し、通信部17に出力する。通信部17は、出力された
音声データをコネクタ5を介して携帯型電話機Pに送る
(図6(e) 参照)。携帯型電話機Pでは、この音声デー
タを外部接続端子27を介して入力するとメモリ部32
に送り記憶する。
【0079】なお、このデータ転送処理が行われている
間は、CPU11は、接続検出器19からの検出信号を
常時監視し、携帯型電話機Pが支障なく接続されている
か否かのチェックを行っている。これにより、データを
確実に携帯型電話機Pに転送することができるといった
利点がある。
【0080】そして、ステップS16では、所定の音声
データが問題なく転送されたか否かの判別処理を行う。
この判別処理は、たとえばデータを全て転送した後に、
携帯型電話機Pからデータ供給装置M1に対して転送完
了信号を送るようにし、その転送完了信号を受信したこ
とにより判別する。
【0081】転送が終了すれば(S16:YES)、ミ
ニゲームが終了したか否かの判別を行う(S17)。転
送が終了していなければ(S16:NO)、ステップS
15に戻って転送を継続する。
【0082】ミニゲームが終了していなければ(S1
7:NO)、ステップS17に戻ってミニゲームが終了
するのを待つ。ミニゲームが終了していれば(S17:
YES)、データ転送が終了した旨の表示とともに着信
音を一度試聴するよう指示するメッセージを表示する
(S18)。これにより、ユーザが試聴の結果、良好に
音声データが転送できたと判断して、ユーザによって操
作完了の入力がされれば(S19のYES)、ステップ
S1に戻り、デモンストレーション表示を行う。ユーザ
は、コネクタ5から携帯型電話機Pを取り外し、以降、
良好にデータ供給装置Mから供給された音声データを着
信音として利用することができる(図6(f)参照)。
【0083】一方、音声データの転送の途中で伝送エラ
ーなどが起こり、着信音に異常がある場合(S19:N
O)、再度、音声データの転送を行うために、ステップ
S13の処理に戻る。
【0084】このように、携帯型電話機Pに対して着信
音としての音声データを容易にかつ正確に供給すること
ができる。そのため、従来のような、着信音としての音
声データを入力する際の手間と時間とを要するといった
問題点を、解消することができる。しかも、携帯型電話
機Pの機種を入力すれば、その機種に応じた手順で入力
ミスすることなく、音声データが供給されるので、信頼
性の高いデータ供給装置M1とすることができる。
【0085】図7は、別の実施形態におけるデータ供給
装置の外観斜視図である。このデータ供給装置M2は、
前面に携帯型電話機Pの外部接続端子27を直接接続す
るための差し込み端子41が設けられている。また、本
体42の左右両側面には、蛍光灯を有するイルミネーシ
ョン部43が形成され、本体42上部には、蛍光灯を有
する曲の早見表としてのインストラクションパネル44
が形成されている。その他の構成は、図1に示すデータ
供給装置M1とほぼ同様である。
【0086】図8は、さらに別の実施形態におけるデー
タ供給装置の外観斜視図である。このデータ供給装置M
3は、本体51の上部中央に、ユーザを撮像するための
撮像手段としてのカメラ52と、撮像時の照明光源とし
てのランプ53とが設置されている。スピーカ3とカメ
ラ52とランプ53とは、蛍光灯を内蔵したイルミネー
ション用のパネル9に取付けられている。本体51の載
置部7の右端部近傍には、ユーザが表示操作部2に文字
や図形を手書き入力するためのタッチペン54が配置さ
れている。本体51のコイン投入口4の左側には、ユー
ザが記憶媒体としてのカードを挿入するためのカード挿
入口55が形成されている。
【0087】カメラ52は、たとえばCCD(charge co
upled device) を備えており、ユーザの身体の少なくと
も一部を撮像する。もちろん、カメラ52として、CM
OS(complementary metal-oxide semiconducter) タイ
プの撮像素子を用いたカメラを用いてもよい。
【0088】ランプ53は、たとえばハロゲンランプあ
るいは陰極線管であって、カメラ52による撮像時にユ
ーザを照明する。
【0089】タッチペン54は、ユーザがメッセージな
どを手書きで入力するためのものであって、ユーザがタ
ッチペン54を持って先端を表示操作部2の表示画面に
当接させた状態で任意に移動させることにより、その軌
跡に応じた文字や図形が入力される。すなわち、表示操
作部2の表示画面は、透明電極をマトリクス状に配置し
た透明パネルによって表面を覆われている。もちろん、
タッチペン54の代わりに、ユーザが指先を表示操作部
2の表示画面に接触させた状態で任意に移動させること
により、その軌跡に応じた文字や図形が入力されるよう
に構成してもよい。
【0090】カード挿入口55は、ユーザがプリペイド
カードなどのカードを挿入するためのものであって、カ
ードの使用を前提としない場合、もちろん設けなくても
よい。
【0091】図9は、図8に示すデータ供給装置M3の
回路ブロック図であって、図2に示す回路ブロックとの
相違点は、カード読書部61、モデム62、カメラ制御
部63、およびランプ制御部64を設けた点である。
【0092】カード読書部61は、カード挿入口55に
挿入されたカードに記憶された内容を読み取り、読み取
った記憶内容すなわちデータをCPU11に出力する。
また、カード読書部61は、CPU11によって制御さ
れて、カードの内容を書き換え、ユーザに返却する。も
ちろん、カードが使用できない不適切なものである場
合、カードの内容を書き換えずにそのままユーザに返却
する。
【0093】モデム62は、公衆電話回線などの通信回
線66に接続され、図外のサーバへの送信データを変調
し、サーバからの受信データを復調する。もちろん、通
信回線66として専用回線やISDN(integrated serv
ices digital network) などを用いてもよく、その場
合、モデム62の代わりに通信回線66の種類に応じた
通信機器を採用すればよい。あるいは、通信回線66を
使用せずに、データ供給装置M3の内部にPHSなどの
携帯型電話機を設置し、その携帯型電話機を用いてサー
バと通信を行なうようにしてもよい。
【0094】カメラ制御部63は、CPU11からの指
示に基づいてカメラ52を制御する。
【0095】ランプ制御部64は、CPU11からの指
示に基づいてランプ53を制御する。
【0096】この実施形態におけるデータ供給装置M3
は、予めEEPROM14に格納されている音声データ
や画像データの他、カメラ52によって撮像したユーザ
の画像とユーザが手書き入力した画像と予めEEPRO
M14に格納されている画像とを合成した画像の画像デ
ータなどを携帯型電話機Pに供給することができる。さ
らには、それらの音声データや画像データを、通信回線
66を介して所定のサーバに供給し、そのサーバを介し
てユーザの指定するメールアドレスに送信することがで
きる。
【0097】すなわち、ユーザがコイン投入口4に適正
なコインを投入すると、表示操作部2の表示画面にモー
ド選択画面が表示される。具体的には、コイン投入口4
に投入されたコインがコイン検出器18によって検出さ
れ、そのコインが適正なものであれば、CPU11によ
って表示操作部2が制御されて、モード選択画面が表示
される。
【0098】あるいは、ユーザがカード挿入口55に適
正なカードを挿入すると、表示操作部2の表示画面にモ
ード選択画面が表示される。具体的には、カード挿入口
55に挿入されたカードの記憶内容がカード読書部61
によって読み取られ、そのカードが適正なものであれ
ば、CPU11によって表示操作部2が制御されて、モ
ード選択画面が表示される。
【0099】モード選択画面では、モードを表す複数の
アイコンが表示されるので、ユーザがタッチペン54の
先端を所望のモードに対応するアイコンに接触させるこ
とにより、所望のモードが選択される。いま、ユーザが
画像取り込みモードを選択したとすると、図10の
(A)に示すように、表示操作部2の表示画面に複数種
類のフレームすなわち背景画像が表示される。もちろ
ん、ユーザは、全体が透明な背景画像を選択することも
でき、この場合、完成した合成画像には背景画像が存在
しないことになる。
【0100】ユーザがタッチペン54を用いて所望の背
景画像を選択すると、選択された背景画像が表示操作部
2の表示画面に大きく表示され、CPU11によって音
声出力部16、カメラ制御部63、およびランプ制御部
64が制御されて、カメラ52による撮像が開始され
る。すなわち、カメラ52によって捉えられたユーザの
画像が背景画像と合成されて表示操作部2の表示画面に
表示され、音声によるガイダンスがスピーカ3から出力
されて、図10の(B)のようにユーザが撮像される。
【0101】撮像が完了すれば、図10の(C)に示す
ように表示画面に操作パレットが表示される。ユーザ
は、タッチペン54によって適宜操作パレットを選択し
ながら、タッチペン54の先端を表示操作部2の表示画
面に当接させた状態で移動させることにより、図10の
(D)に示すように思い通りの手書きメッセージを描く
ことができる。もちろん、背景画像の部分だけではな
く、ユーザの画像の部分にも文字や図形を書き込むこと
ができる。また、操作パレットの選択により、手書きば
かりでなく、予めEEPROM14に記憶されている、
キャラクタ、ひらかな、かたかな、英文字、あるいは各
種の線などの画像を表示させて貼り付けることもでき
る。また、手書きしたあるいはEEPROM14から呼
び出した画像の色は、操作パレットの選択により個々に
かつ任意に指定できる。したがって、ユーザの画像をE
EPROM14から呼び出したキャラクタの画像で完全
に覆ってしまうなど、ユーザの好みに応じて任意の合成
画像に仕上げることができる。なお、撮像完了後のユー
ザによる合成画像作成動作には、たとえば300秒程度
の制限時間が設定されており、その残り時間が表示操作
部2の表示画面に表示されるので、ゲーム感覚を一層盛
り上げることができる。
【0102】このような画像の合成は、RAM13で行
われる。すなわち、CPU11は、ユーザの選択に応じ
てEEPROM14から読み出した背景画像などの画像
データと、カメラ52により撮像された撮像画像の画像
データと、ユーザによりタッチペン54を用いて手書き
入力された画像の画像データとを、RAM13に展開し
て合成する。このとき、カメラ52により撮像された撮
像画像の上にEEPROM14から読み出された背景画
像などの画像が貼り付けられ、さらにその上にユーザに
よりタッチペン54を用いて手書き入力された画像が貼
り付けられる結果となる。
【0103】合成画像の作成が完了すれば、ユーザがタ
ッチペン54により操作パレットの「OK」のアイコン
を選択する。これにより、図10の(E)に示すよう
に、操作パレットの表示が消え、合成画像のみが表示画
面に大きく表示されて、合成画像の画像データがコネク
タ5に接続されている携帯型電話機Pに供給される。な
お、携帯型電話機Pの表示部23がモノクロ表示専用の
場合、ユーザが表示操作部2に所定の操作を施すことに
より、合成画像のカラーの画像データがモノクロの画像
データに変換されて携帯型電話機Pに供給される。携帯
型電話機Pに供給された画像データは、メモリ部32に
格納される。
【0104】ユーザは、メモリ部32に格納された画像
データを、携帯型電話機Pの電子メール送信機能を利用
して、所望の相手に送信できる。このとき、携帯型電話
機Pをコネクタ5に接続した状態であれば、送信のため
の操作を表示操作部2によって行なうことができる。す
なわち、表示操作部2の表示画面に送信のための操作に
必要なアイコンが順次表示され、ユーザがそれらを適宜
選択していくことにより、CPU11から通信部17お
よびコネクタ5を介して携帯型電話機Pに各種の指令信
号が供給される。これにより携帯型電話機Pは、データ
供給装置M3からの指令信号に応じて動作し、画像デー
タを送信する。もちろん、図8に示すデータ供給装置M
3は図1に示すデータ供給装置M1と同様に、ユーザの
選択した音声データを携帯型電話機Pに供給することも
できるので、画像データに加えて音声データを携帯型電
話機Pに供給し、画像および音声を添付した電子メール
を携帯型電話機Pから送信することができる。なお、デ
ータ供給装置M3の設置場所における電波状態が悪い場
合、ユーザは、携帯型電話機Pをデータ供給装置M3の
コネクタ5から取り外し、電波状態の良好な場所まで移
動して、携帯型電話機Pを操作して画像データなどを添
付した電子メールを送信すればよい。
【0105】一方、データ供給装置M3のコネクタ5に
携帯型電話機Pが接続されていなくても、ユーザはデー
タ供給装置M3で作成した画像データや音声データを所
望の相手に届けることができる。すなわち、データ供給
装置Mのモデム62は通信回線66に接続されているの
で、ユーザの指示に応じて、CPU11は画像データあ
るいは音声データをモデム62を介してサーバに送信さ
せる。このとき、画像データなどは、ユーザによって入
力されたメール本文の添付データとして、サーバに送信
される。また、ユーザが送信先のアドレスを入力する労
力を軽減するために、送信先が携帯型電話機以外のパー
ソナルコンピュータなどである場合と、送信先がインタ
ーネットメール機能を有する自己の携帯型電話機Pの場
合と、送信先がインターネットメール機能を有する相手
の携帯型電話機の場合とに分けて、アドレスの固有番号
部分以外を表示操作部2の表示画面に表示させ、ユーザ
がアドレスの固有番号部分のみを入力すればよいように
構成されている。上記サーバは、各地に設置されたデー
タ供給装置M3から送信された画像データや音声データ
を、ユーザの指定したメールアドレスに送信するための
コンピュータであって、ユーザが所望のメールアドレス
を指定することにより、画像データなどが添付データと
して添付されたメールが、サーバを介して指定されたメ
ールアドレスに送信される。
【0106】もちろん、上記のサーバにインターネット
のホームページを開設しておき、上記のサーバに画像デ
ータなどが添付データとして添付されたメールを保持し
ておいて、上記のサーバからユーザによって指定された
メールアドレスに、添付データを有するメールを預かっ
ている旨および発信元を通知するためのメールを送信す
るように構成してもよい。この場合、メールを受け取っ
た者は、上記サーバのホームページにアクセスすること
により、画像データなどが添付データとして添付された
メールを見ることができる。このようにすれば、送信先
がメールの添付データを直接受け取ることができないイ
ンターネットメール機能を有する携帯型電話機であって
も、添付データとしての画像データなどを得ることがで
きる。なお、上記サーバが画像データなどが添付データ
として添付されたメールを保持しておく期間を、たとえ
ば1週間というように予め限定しておいてもよい。
【0107】ユーザによるデータ供給装置M3の使用が
終了すれば、カード挿入口55にカードが挿入されてい
る場合、CPU11がカード読書部61を制御して、カ
ードの記憶内容を書き換え、すなわち所定の料金を徴収
し、カードの一部がカード挿入口55から飛び出すよう
にカードを移動させて、ユーザがカードをカード挿入口
55から抜き取れるようにする。
【0108】また、この実施形態におけるデータ供給装
置M3から合成画像などの画像データを受け取った携帯
型電話機Pは、ユーザの所望に応じて、図11の(A)
に示すように、携帯型電話機Pの待ち受け時に表示部2
3の表示画面に合成画像を表示させたり、図11の
(B)に示すように、携帯型電話機Pの着信時に表示部
23の表示画面に合成画像を表示させたり、図11の
(C)に示すように、携帯型電話機Pの表示部23の表
示画面にスクリーンセーバーとして合成画像を表示させ
たりすることができる。着信時に表示部23の表示画面
に合成画像を表示させる場合、合成画像とともにデータ
供給装置M3から取り込まれた音声、あるいは予め携帯
型電話機Pのメモリ部32に格納されている音声を、呼
出音として受話器35から出力させることができる。音
声には、人間の声、動物の鳴き声、自然界における風や
水流の音、電子的に生成された音、あるいは楽曲などが
含まれる。もちろん、携帯型電話機Pの起動時や、ユー
ザの設定した時刻にアラーム音を鳴らす際に、表示部2
3の表示画面に合成画像を表示させてもよい。
【0109】さらに、この実施形態におけるデータ供給
装置M3は、図12の(A)に示すように、携帯型電話
機Pの待ち受け時あるいは着信時に表示部23の表示画
面に表示されるアニメーションのソフトウェアを、ユー
ザの選択により携帯型電話機Pに供給することもでき
る。このアニメーションのソフトウェアは、データ供給
装置M3のEEPROM14に予め格納されている。着
信時に表示部23の表示画面にアニメーションを表示さ
せる場合、アニメーションとともにデータ供給装置M3
から取り込まれた音声、あるいは予め携帯型電話機Pの
メモリ部32に格納されている音声を、アニメーション
の動画と同期させて、呼出音として受話器35から出力
させることができる。音声には、人間の声、動物の鳴き
声、自然界における風や水流の音、電子的に生成された
音、あるいは楽曲などが含まれる。
【0110】また、この実施形態におけるデータ供給装
置M3は、図12の(B)に示すように、携帯型電話機
Pの表示部23の表示画面を利用して行なうゲームのソ
フトウェアを、ユーザの選択により携帯型電話機Pに供
給することもできる。このゲームのソフトウェアは、デ
ータ供給装置M3のEEPROM14に予め格納されて
いる。ゲームとしては、携帯型電話機Pのメモリ部32
の空き容量を考慮すると、ミニゲームが好ましいが、メ
モリ部32の空き容量さえ十分にあれば、いかなるゲー
ムであってもよい。
【0111】このように、カード挿入口55およびカー
ド読書部61を設けたので、コインの他に、プリペイド
カードなどのカードを使用することができる。
【0112】所定のコインが投入されない場合や、所定
のプリペイドカードが挿入されないかあるいは挿入され
ても残高不足の場合、CPU11はデータを出力させな
い。この具体的な方法としては、たとえばCPU11が
RAM13からデータを読み出さないように構成するこ
とが考えられるが、もちろんこれに限定されるものでは
ない。
【0113】また、携帯型電話機Pをデータ供給装置M
3のコネクタ5に接続した状態で、データ供給装置M3
の表示操作部2を操作することにより、携帯型電話機P
のメール送信機能を利用してデータを送信できるので、
便利である。すなわち、携帯型電話機Pの小さな表示部
23の表示画面を見ながら小さなキーの操作部22を操
作するよりも、データ供給装置M3の大きな表示画面の
表示操作部2を操作するほうが、ユーザにとって操作を
容易に行なえる。
【0114】また、データ供給装置M3にモデム62を
設け、所定のサーバとの通信を可能にしたので、ユーザ
が携帯型電話機Pを所持していなくても、画像データや
音声データを、ユーザの所望する相手に送信することが
可能になる。
【0115】また、携帯型電話機Pにゲームのソフトウ
ェアを供給できるので、データ供給装置M3を利用する
ことによって携帯型電話機Pのゲームをユーザの所望に
応じて更新することができ、同じゲームに飽きたユーザ
にとってたいへん便利である。
【0116】また、カメラ52によりユーザを撮像し、
タッチペン54により手書き入力可能にして、それらの
画像とEEPROM14に格納されている画像とを任意
に合成できるようにしたので、ユーザの思い通りの合成
画像を作成して送信することができる。したがって、た
とえば旅行先から絵葉書感覚のオリジナル画像付き電子
メールを送信できるなど、ユーザのアイデア次第で各種
各様の楽しみを味わうことが可能になる。
【0117】また、携帯型電話機Pの待ち受け時や着信
時のアニメーションなどの画像データや音声データを供
給できるので、データ供給装置M3を利用することによ
って待ち受け時や着信時の画像や音声をユーザの所望に
応じて更新することができ、同じ画像や音声に飽きたユ
ーザにとってたいへん便利である。
【0118】また、携帯型電話機Pに画像データとして
カラーデータを供給できるので、カラー表示が可能な表
示部23を備えた携帯型電話機Pを所持しているユーザ
は、極めてカラフルな美しいカラー画像を楽しむことが
できる。
【0119】また、カラーデータをモノクロデータに変
換して携帯型電話機Pに供給することができるので、モ
ノクロ表示専用の表示部23を備えた携帯型電話機Pを
所持しているユーザは、より鮮明なモノクロ画像を楽し
むことができる。
【0120】もちろん、この発明の範囲は上述した実施
の形態に限定されるものではない。例えば、上述したデ
ータ供給装置M1,M3には、携帯電話機用およびPH
S用に2つのコネクタ5を設けているが、これ以外の種
類の異なる携帯型電話機の外部接続端子の仕様に合うよ
うに、さらに異なる仕様のコネクタ5を設けるようにし
てもよい。あるいは、コネクタ5をユニット化し、所定
の携帯型電話機Pの仕様に応じて、コネクタ5を交換可
能にするようにしてもよい。
【0121】また、データ転送する場合、携帯型電話機
Pのメモリ部32の記憶領域および容量に応じてされて
もよい。たとえば、着信音としての曲を複数曲一度に転
送してもよく、上記ボイスデータや動画表示データと組
み合わせて転送してもよい。
【0122】また、携帯型電話機Pは、データ供給装置
M1,M2,M3からデータを供給した後、外部接続端
子27を通じて家庭用電話機と接続するようにしてもよ
い。そして、操作部22あるいは家庭用電話機からの指
示により、メモリ部32に記憶された音声データを家庭
用電話機に供給するようにしてもよい。この場合、家庭
用電話機に空メモリがあることが条件となる。
【0123】こうすれば、たとえば、着信音としての音
声データが家庭用電話機に予め登録されていない着信音
であれば、家庭用電話機でそのような着信音を出力する
ことができる。
【0124】また、本体1の内部に、コネクタ5に接続
された携帯型電話機Pの内容を記録用紙に記録するため
の記録装置を設けてもよい。たとえば、携帯型電話機P
のメモリ部32に記憶されている電話番号などのデータ
を受け取り、そのデータをプリンタにより所定の用紙に
印刷して、本体1から排出するように構成してもよい。
【0125】また、本体1の内部に、コネクタ5に接続
された携帯型電話機Pの充電電池を充電する充電装置を
設けてもよい。
【0126】また、上記実施形態においては、カメラ5
2によって撮像した撮像画像の画像データと、タッチペ
ン54を用いてユーザが手書き入力した画像の画像デー
タとをRAM13に格納し、これらの画像データとEE
PROM14から読み出した画像データとをRAM13
を利用して合成するように構成したが、カメラ52によ
って撮像した撮像画像の画像データと、タッチペン54
を用いてユーザが手書き入力した画像の画像データとを
一旦EEPROM14に格納し、合成すべき画像データ
の全てをEEPROM14からRAM13に転送して合
成するように構成してもよい。あるいは、RAM13お
よびEEPROM14の代わりに、FRAM(ferroelec
tric random access memory)などの強誘電体メモリ、ま
たは充電電池などによって電源バックアップが施された
RAMを用いて、予め格納されている音声データや画像
データの保存と、画像データの合成とを、共通のメモリ
を利用して行うように構成してもよい。
【0127】また、上記実施形態においては、カメラ5
2によって静止画を撮像するように構成したが、カメラ
52によって動画を撮像し、その動画を背景画像と合成
して、携帯型電話機Pの表示画面に表示させるようにし
てもよい。さらには、カメラ52によってたとえば数枚
の静止画を撮像し、それらの静止画を背景画像と合成し
て、携帯型電話機Pの表示画面にそれらが所定時間毎に
順次表示されるようにしてもよい。もちろん、ユーザが
透明な背景画像を選択した場合には、背景画像は表示さ
れないことになる。また、ユーザが静止画と動画とのう
ちの一方を選択できるようにしてもよい。
【0128】さらには、カメラ52に代えて、あるいは
カメラ52に加えて、ユーザがたとえば電子スチルカメ
ラあるいはディジタルビデオカメラなどで撮像した画像
の画像データを格納した記録媒体を挿入できるように構
成し、その記録媒体に記録された画像データを読み出す
ドライブを設けて、その画像と背景画像とを合成するよ
うにしてもよい。さらには、イメージスキャナを内蔵さ
せることにより、ユーザの持参した写真や書籍などの紙
媒体に描画された画像を取込み、その画像と背景画像と
を合成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態におけるデータ供給装置
の外観斜視図である。
【図2】図1に示すデータ供給装置の回路ブロック図で
ある。
【図3】携帯型電話機の一例を示す概略外観斜視図であ
る。
【図4】図3に示す携帯型電話機の概略回路ブロック図
である。
【図5】CPUの制御動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】音声データの入力手順を示す模式図である。
【図7】別の実施形態におけるデータ供給装置の外観斜
視図である。
【図8】さらに別の実施形態におけるデータ供給装置の
外観斜視図である。
【図9】図8に示すデータ供給装置の回路ブロック図で
ある。
【図10】手書き入力を含む画像合成時における表示画
面の表示内容の変化を説明する説明図である。
【図11】データ供給装置から携帯型電話機に供給され
た合成画像の画像データの使用状態を説明する説明図で
ある。
【図12】データ供給装置から携帯型電話機に供給され
たアニメーションやゲームのプログラムの使用状態を説
明する説明図である。
【符号の説明】
2 表示操作部 5 コネクタ 11 CPU 14 EEPROM 17 通信部 31 制御部 52 カメラ 53 ランプ 54 タッチペン 55 カード挿入口 61 カード読書部 62 モデム 63 カメラ制御部 64 ランプ制御部 66 通信回線 M1,M2,M3 データ供給装置 P 携帯型電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BB01 BB05 BC16 BC23 BD02 BD04 BD08 BD14 5K067 AA21 BB04 BB21 EE02 FF13 FF23 FF25 HH23 KK00

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のデータを記憶する記憶手段
    と、 携帯型電話機と接続可能な接続手段と、 前記記憶手段によって記憶されたデータを前記接続手段
    を介して前記携帯型電話機に出力する出力手段と、 ユーザの操作に応じて操作信号を出力する操作手段と、 前記操作手段からの操作信号に基づいて、前記記憶手段
    によって記憶されたデータを選択的に読み出して前記出
    力手段に転送する転送手段とを備えたことを特徴とす
    る、データ供給装置。
  2. 【請求項2】 所定のコインが投入されたことを検出す
    るコイン検出手段を有し、 前記コイン検出手段によりコインが検出されたことを条
    件として、前記出力手段を介して前記携帯型電話機に前
    記データが出力される、請求項1に記載のデータ供給装
    置。
  3. 【請求項3】 前記転送手段は、前記コイン検出手段に
    よりコインが検出されたことを条件として、前記データ
    を前記記憶手段から読み出す、請求項2に記載のデータ
    供給装置。
  4. 【請求項4】 所定の記憶媒体が投入されたときに、そ
    の記憶媒体の記憶内容を読み取る読取手段を有し、 前記読取手段によって読み取られた記憶内容が適正であ
    ることを条件として、前記出力手段を介して前記携帯型
    電話機に前記データが出力される、請求項1に記載のデ
    ータ供給装置。
  5. 【請求項5】 前記転送手段は、前記読取手段によって
    読み取られた記憶内容が適正であることを条件として、
    前記データを前記記憶手段から読み出す、請求項4に記
    載のデータ供給装置。
  6. 【請求項6】 前記操作手段からの所定の操作信号に基
    づいて、前記接続手段に接続された前記携帯型電話機に
    指示信号を供給する指示信号供給手段を有し、 前記出力手段を介して前記携帯型電話機に出力されて携
    帯型電話機のメモリに記憶された前記データを、前記携
    帯型電話機からユーザの所望する通信端末に送信するに
    際して、その送信のための操作をユーザによる前記操作
    手段に対する操作により実行可能な、請求項1ないし5
    のいずれかに記載のデータ供給装置。
  7. 【請求項7】 前記出力手段によって前記データを前記
    携帯型電話機に出力する際、予め前記携帯型電話機のメ
    モリの空き領域を調査する調査手段を有する、請求項1
    ないし6のいずれかに記載のデータ供給装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータとの間でデータ通信を行な
    うデータ通信手段を有し、 前記転送手段は、前記操作手段からの所定の操作信号に
    基づいて、前記記憶手段から読み出したデータを、前記
    データ通信手段に転送して前記コンピュータに送信させ
    る、請求項1ないし7のいずれかに記載のデータ供給装
    置。
  9. 【請求項9】 前記データ通信手段は、前記操作手段を
    用いてユーザにより入力されたメール本文に、前記転送
    手段によって読み出されたデータを添付して前記コンピ
    ュータに送信し、 前記コンピュータは、所定のサーバであり、 前記サーバは、前記データ通信手段により送信された前
    記メール本文および前記データを、前記操作手段の操作
    によりユーザが指定したメールアドレスに送信する、請
    求項8に記載のデータ供給装置。
  10. 【請求項10】 前記データ通信手段は、前記操作手段
    を用いてユーザにより入力されたメール本文に、前記転
    送手段によって読み出されたデータを添付して前記コン
    ピュータに送信し、 前記コンピュータは、所定のサーバであり、 前記サーバは、前記データ通信手段により送信された前
    記メール本文および前記データを記憶装置に保持し、添
    付データを有するメールを預かっている旨を通知するた
    めのメールを、前記操作手段の操作によりユーザが指定
    したメールアドレスに送信する、請求項8に記載のデー
    タ供給装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段は、前記携帯型電話機で
    使用する着信音としての複数種類の曲データを記憶す
    る、請求項1ないし10のいずれかに記載のデータ供給
    装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段は、前記携帯型電話機で
    使用する着信音としての複数種類の声データを記憶す
    る、請求項1ないし11のいずれかに記載のデータ供給
    装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段は、前記携帯型電話機の
    表示画面を利用してゲームを実行するためのプログラム
    を含むデータを記憶する、請求項1ないし12のいずれ
    かに記載のデータ供給装置。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段は、前記携帯型電話機の
    メモリに記憶される複数種類の表示データを記憶する、
    請求項1ないし13のいずれかに記載のデータ供給装
    置。
  15. 【請求項15】 前記表示データは、動画を表示するた
    めの画像データを含む、請求項14に記載のデータ供給
    装置。
  16. 【請求項16】 被写体を撮像して撮像画像に応じた画
    像データを出力する撮像手段を有し、 前記表示データは、前記撮像手段から出力された画像デ
    ータを含む、請求項12または15に記載のデータ供給
    装置。
  17. 【請求項17】 ユーザにより装着された記録媒体に記
    録された画像データを読み出す読出手段を有し、 前記表示データは、前記読出手段によって読み出された
    画像データを含む、請求項12ないし16のいずれかに
    記載のデータ供給装置。
  18. 【請求項18】 ユーザにより装着された紙媒体に描画
    された画像を読み取ってその画像に応じた画像データを
    出力するイメージスキャナを有し、 前記表示データは、前記イメージスキャナから出力され
    る画像データを含む、請求項14ないし17のいずれか
    に記載のデータ供給装置。
  19. 【請求項19】 ユーザによって手書き入力された文字
    や図形に応じた画像データを出力する手書き入力手段を
    有し、 前記表示データは、前記手書き入力手段から出力された
    画像データを含む、請求項14ないし18のいずれかに
    記載のデータ供給装置。
  20. 【請求項20】 前記表示データは、前記携帯型電話機
    の待ち受けあるいは着信時に携帯型電話機の表示画面に
    表示される、請求項14ないし19のいずれかに記載の
    データ供給装置。
  21. 【請求項21】 前記表示データは、カラーデータであ
    る、請求項14ないし20のいずれかに記載のデータ供
    給装置。
  22. 【請求項22】 前記操作手段からの所定の操作信号に
    基づいて、前記転送手段によって前記記憶手段から読み
    出された前記カラーデータをモノクロデータに変換する
    変換手段を有し、 前記転送手段は、前記変換手段によってモノクロデータ
    に変換された画像データを前記出力手段に転送する、請
    求項21に記載のデータ供給装置。
  23. 【請求項23】 前記転送手段によって前記記憶手段か
    ら読み出された画像データに応じた画像を表示する表示
    手段を有する、請求項14ないし22のいずれかに記載
    のデータ供給装置。
  24. 【請求項24】 前記表示手段は、前記操作手段および
    前記手書き入力手段として兼用される、請求項23に記
    載のデータ供給装置。
  25. 【請求項25】 前記操作手段からの所定の操作信号に
    基づいて、前記記憶手段に記憶されている複数種類の画
    像データを選択的に合成する画像合成手段と、 前記画像合成手段によって合成された画像データに応じ
    た画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを有
    し、 前記転送手段は、前記画像合成手段によって合成された
    画像データを前記出力手段に転送する、請求項23また
    は24に記載のデータ供給装置。
  26. 【請求項26】 前記記憶手段は、揮発性メモリと不揮
    発性メモリとからなり、 前記画像合成手段は、前記揮発性メモリに供給された画
    像データと、予め前記不揮発性メモリに格納されていて
    前記揮発性メモリに転送された画像データとを、前記揮
    発性メモリを利用して合成する、請求項25に記載のデ
    ータ供給装置。
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