JP2001005943A - 半導体メモリカード - Google Patents

半導体メモリカード

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JP2001005943A
JP2001005943A JP11241542A JP24154299A JP2001005943A JP 2001005943 A JP2001005943 A JP 2001005943A JP 11241542 A JP11241542 A JP 11241542A JP 24154299 A JP24154299 A JP 24154299A JP 2001005943 A JP2001005943 A JP 2001005943A
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card
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memory
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリカードのデザイン性の向上や理解の促
進、種別判別性の向上。 【解決手段】 メモリカード筐体の全部又は一部が透明
又は半透明とされ、内部の基板やメモリチップ等が視認
できるようにする。またカード筐体の一部が不透明とさ
れたり、或いは透明又は半透明とされる部位が着色され
たスケルトンカラーとなるようにする。又、メモリカー
ドの種別に応じて、カード筐体を、透明、半透明、不透
明のうちで異なるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発性メモリを記
憶媒体として用いる半導体メモリカードに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばフラッシュメモリなどの不
揮発性メモリを記録素子として搭載した小型のメモリカ
ードが開発されている。このようなメモリカードは、例
えば専用のドライブ装置により、或いはドライブ装置が
内蔵されたオーディオ/ビデオ機器、情報機器などによ
り、各種情報の書込/読出が可能とされる。例えばドラ
イブ装置を内蔵したデジタルスチルカメラにおいて撮影
されたスチルイメージデータを記憶させるようにした
り、さらにはコンピュータデータ、動画像データ、音楽
データ、音声データなどを記録できるようにするものも
開発されている。
【0003】特にこのようなメモリカードに対するドラ
イブ機構としては、ディスク状記録媒体やテープ状記録
媒体のように複雑な構成(例えば回転或いは走行機構、
ヘッド機構、サーボ系等)が必要なく、しかもアクセス
性や書込/読出速度の点で優れていることから、低コス
ト、低消費電力、小型/薄型化などが実現できるため、
各種装置に搭載しやすい。そしてそのような事情から半
導体メモリカードは非常に有用な記憶メディアとして開
発が進められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで既に普及して
いるディスクメディアやテープメディアの中には、例え
ばMD(ミニディスク)やフロッピーディスク、或いは
カセットテープ、DAT(デジタルオーディオテープ)
など、ディスク又はテープとしてのメディアがいわゆる
カートリッジ内に収納されたものがある。そしてこれら
のカートリッジとしては、一部が透明もしくは半透明と
され、内部のディスクやテープが視認できるようにした
ものもある。この場合、ユーザーは内部の機構を知るこ
とができたり、テープやディスクの様子を視覚的に確認
できたりし、またデザイン的にも楽しめるものとなって
いた。
【0005】しかしながら半導体メモリカードの場合、
特にディスクやテープのような動的な記録媒体が内蔵さ
れているものではないなどの事情から、カード筐体は不
透明なものとされている。ところがこれによって、一般
ユーザーには半導体メモリカードの構造がわかりにく
く、特に記憶メディアとしてのディスクやテープとの差
異も理解しにくいものとなっていた。さらにデザイン的
なおもしろさにも欠けることがあった。
【0006】また、半導体メモリカードにより、音楽や
映像データの記録再生が実現される状況となることに応
じて、データの違法コピー等を防止するなど著作権保護
を実現する必要が生じる。そこでメモリカード内に、認
証処理や暗号化処理の為の信号処理回路を搭載し、暗号
化やもしくは所定の認証処理などが行われるようにする
ことで、違法コピーを防止できるようにするものも開発
されている。ところが、メモリカードに音声や映像デー
タを記録するという用途に関しては、著作権保護が不要
な場合もある。例えば会議等の口述音声の記録やユーザ
ーのメモ録音などの用途では著作権保護は不要であり、
従ってそのような場合は従前の、著作権保護のための信
号処理回路を搭載していないメモリカードを用いること
が好適である。このような事情から、カード筐体内に著
作権保護用の処理を行う信号処理回路が搭載された半導
体メモリカードと、カード筐体内に上記信号処理回路が
搭載されていない半導体メモリカードの2種類が存在す
ることになり、例えばメモリカードに対応する1つの記
録再生装置において、その両方が装填可能な状況となっ
ている。
【0007】このような状況下では、ユーザーは使用目
的に応じてメモリカードを使い分けなければならない
が、互換性の維持等のため外形形状及びサイズが同一又
は略同一とされる上記2種類のメモリカードは、ユーザ
ーにとって見分けがつきにくく、うまく使い分けられな
いといった問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこれらの事情に
鑑みて、デザイン的なおもしろさや内部視認性を実現す
ること、及び、2種類の半導体メモリカードが存在する
状況下においての種別判別性の向上を目的とする。
【0009】このため本発明では、カード筐体内に不揮
発性メモリが搭載された基板が配されている半導体メモ
リカードにおいて、カード筐体の全部又は一部が透明又
は半透明とされるようにするものである。もちろんデザ
イン上、もしくは機能上の事情により、一部を不透明と
することも考えられる。さらに、その透明又は半透明の
部分は着色されているようにする。
【0010】また本発明では、カード筐体内に著作権保
護用の処理を行う信号処理手段が搭載された第1の半導
体メモリカードと、カード筐体内に上記信号処理手段が
搭載されていない第2の半導体メモリカードとが存在す
る場合において、本発明の半導体メモリカードが、第1
又は第2の半導体メモリカードのうちの一方であるとき
は、そのカード筐体の全部又は一部が半透明とされ、本
発明の半導体メモリカードが、第1又は第2の半導体メ
モリカードのうちの他方であるときは、そのカード筐体
の全部又は一部が不透明とされるようにする。又は、一
方であるときはカード筐体の全部又は一部が透明とさ
れ、他方であるときはカード筐体の全部又は一部が半透
明とされるようにする。さらに又は、一方であるときは
カード筐体の全部又は一部が透明とされ、他方であると
きはカード筐体の全部又は一部が不透明とされるように
する。つまり、カード筐体を透明、半透明、不透明のう
ちで異ならせることにより、メモリカードが第1、第2
のうちのいずれの種別のメモリカードであるかが判別で
きるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。まず図1〜図5を参照しながら、請求項1
〜3にかかる第1の実施の形態及びその変形例について
述べる。
【0012】まず図1、図2により、本例の半導体メモ
リカード(以下、メモリカード)1の外形形状及び内部
構造について説明する。なお、後述するように本例のメ
モリカード1はカード筐体の全部又は一部が透明又は不
透明なものであるが、図1では外形の理解を容易とする
ために、外部から視認できる内部構造については図示を
省略している。
【0013】メモリカード1の外形は、例えば図1に示
すような板状のカード筐体により形成される。そしてそ
の内部に例えば所定容量のの半導体メモリ素子を備え
る。本例としては、この半導体メモリ素子としてフラッ
シュメモリ(Flash Memory)が用いられるものである。
図1に平面図、正面図、側面図、底面図として示す筐体
は例えばプラスチックモールドにより形成され、サイズ
の具体例としては、図に示す幅W11、W12、W13
のそれぞれが、W11=60mm、W12=20mm、
W13=2.8mmとなる。
【0014】筐体の正面下部から底面側にかけて例えば
10個の電極を持つ端子部2が形成されており、この端
子部2から、内部のメモリ素子に対する読出又は書込動
作が行われる。筐体の平面方向の左上部は切欠部3とさ
れる。この切欠部3は、このメモリカード1を、例えば
ドライブ装置側の着脱機構へ装填する際などに挿入方向
を誤ることを防止するためのものとなる。また筐体上面
から底面側にかけて、ラベル貼付面4が形成され、ユー
ザーが記憶内容を書いたラベルを貼付できるようにされ
ている。さらに底面側には、記録内容の誤消去を防止す
る目的のスライドスイッチ5が形成されている。
【0015】このようなメモリカード1においては、フ
ラッシュメモリ容量としては、4MB(メガバイト),
8MB,16MB,32MB,64MB,128MBの
何れかであるものとして規定されている。またデータ記
録/再生のためのファイルシステムとして、いわゆるF
AT(File Allocation Table)システムが用いられて
いる。
【0016】書込速度は1500KByte/sec〜
330KByte/sec、読出速度は2.45MBy
te/secとされ、書込単位は512バイト、消去ブ
ロックサイズは8KB又は16KBとされる。また電源
電圧Vccは2.7〜3.6V、シリアルクロックSC
LKは最高20MHzとされる。
【0017】図2に端子部2の電極構造及び内部の回路
構成を示す。図1からもわかるように端子部2は10個
の平面電極が1列に並んだ構造とされる。各電極(端子
T1〜T10)は次の通りである。
【0018】端子T1及びT10は検出電圧Vss端子
(グランド線GND)とされる。端子T2は、シリアル
プロトコルバスステート信号BSの入力端子とされる。
端子T3及びT9は電源電圧Vcc端子とされる。端子
T4はデータ端子、つまりシリアルプロトコルデータ信
号の入出力端子とされる。端子T5及びT7はリザーブ
(予備)とされる。端子T6は検出端子とされ、ドライ
ブ装置がメモリカードの装着検出に用いる。端子T8
は、シリアルクロックSCLKの入力端子とされる。
【0019】またメモリカード1の内部には、コントロ
ールIC10、フラッシュメモリ11、水晶発振器1
2、スイッチ5aが配される。コントロールIC10は
フラッシュメモリ11に対する書込/読出動作を実行す
る部位となる。図からわかるように、コントロールIC
10に対しては、端子T2からのシリアルプロトコルバ
スステート信号BS、端子T8からのシリアルクロック
SCLKが供給される。書込動作時には、コントロール
IC10は、これらのシリアルプロトコルバスステート
信号BS、シリアルクロックSCLKに従って、端子T
4から供給されるデータのフラッシュメモリ11への書
込を行う。また読出時には、シリアルプロトコルバスス
テート信号BS、シリアルクロックSCLKに従って、
フラッシュメモリ11からデータを読み出し、端子T4
から図示しないドライブ装置側に出力する。
【0020】また検出電圧Vssは、検出端子T6に供
給されており、ドライブ装置側では、図示するように抵
抗Rによって検出端子T6の端子電圧を検出すること
で、このメモリカード1が装着部(後述するコネクタ)
に接続されているか否かを検出できるようにされる。
【0021】スイッチ5aは上記スライドスイッチ5に
より開閉されるスイッチであり、コントロールIC10
はこのスイッチ5aの開閉状態に応じて、書込可能/書
込不能を設定する。またコントロールIC10は、水晶
発振器12からの出力により所要の内部クロックを得
る。
【0022】この図1、図2により説明した本例のメモ
リカード1の実際の外観を表す斜視図を図3に示す。こ
の図からわかるように、メモリカード1のカード筐体は
その全体が透明樹脂により形成されている。例えばカー
ド筐体がABS(アクリルニトリルーブタジェンスチレ
ン共重合樹脂)、スチレン、又はポリカーボネートなど
に透明に形成する。そしてこれによって上述したような
内部の構造が視認できる。すなわち、基板13、及び基
板13上に配されているコントロールIC10、フラッ
シュメモリ11、水晶発振器12がカード上面側から視
認できる。また図示していないが、底面側からは基板1
3のプリントパターンやスライドスイッチ5の搭載部分
などが視認できることになる。
【0023】このようにカード筐体が透明に形成され、
ユーザーが内部構造が視認できるようにされていること
で、このメモリカード1は、デザイン的におもしろいも
のとすることができ、ユーザーの楽しみを広げることが
できる。また、メモリカード1の内部には半導体メモリ
(フラッシュメモリ11)などが搭載されていることを
ユーザーが知ることができ、例えばディスクやテープと
は全く異なったメディアであることを一見して理解でき
るものとなる。またユーザーの理解を広げることで、メ
モリカードの利点や多様な使用形態を一般に浸透させる
こともできる。
【0024】ところで、本発明としては多様な変形例が
考えられ、以下それらについて述べていく。まず、上記
図3の例はカード筐体の全体を透明としたが、カード筐
体の一部を透明とし、一部を不透明としてもよい。
【0025】例えば図4は、カード筐体においてラベル
貼付面4のみが透明とされ、他の部位は不透明とされて
いるものである。このようにすると、上述のようにデザ
イン的なおもしろさや、内部構成についてのユーザーの
理解を深めるという効果を得ることができると共に、例
えば内部が視認できることをデザイン上好まないユーザ
ーは、ラベルを貼付することで対応できることになる。
【0026】また図5は逆に、ラベル貼付面4のみが不
透明とされ、他の部位が透明とされている例である。こ
の場合は、ラベルを貼付するか否かにかかわらず、透明
部分は同一に保たれるため、透明筐体によって得られる
デザイン的効果は常に同一に保つことができる。
【0027】もちろん透明部分と不透明部分を混在させ
る場合において、透明部分の位置設定は、これら以外に
も多様に考えられる。例えば上面側のみ透明、底面側の
み透明、側面のみ透明などといった例もあり得る。
【0028】またこれまでの例ではカード筐体の全部又
は一部が透明であると述べたが、それらにおいて透明で
あると説明してきた部位が、半透明とされるものであっ
てもよい。さらには、それらの部位が、無色透明又は無
色半透明ではなく、着色された透明もしくは半透明であ
ってもよい。例えば一般に、スケルトンカラー、又はシ
ースルーカラー、又はトランスルーセントカラーなどと
呼ばれるように、赤、青など各種の色で着色された透明
又は半透明とされることで、デザイン的なおもしろさは
非常に向上される。さらに各種の色によるスケルトンカ
ラーのメモリカード1を提供することで、ユーザーは好
みに応じて購入したり、或いは他種類のカラーのメモリ
カードを購入して使用目的別やジャンル別に使い分けた
りすることも可能となる。またその場合はメモリカード
の整理がしやすいものとなる。特にメモリカード1は近
年のマルチメディアシステムに適合でき、音楽、映像、
データファイル等、多様な情報の記憶が想定されてい
る。従って色分けなどで使い分けたり整理可能とするこ
とは、ユーザーにとって非常に便利なものとできる。も
ちろんメーカー側が使用目的別に異なるカラーでメモリ
カードを提供するようにしてもよい。
【0029】また、1つのメモリカードに他種類の色を
用いることも考えられる。例えばレインボーカラーであ
ってかつ内部が視認できるようなメモリカード1も可能
である。さらに、以上のように透明、半透明、着色透
明、着色半透明などが考えられるが、これらが混在する
ようなメモリカードを形成してもよい。
【0030】さらに、内部構成についてのユーザーの理
解を促進するために、例えば内部のICチップに対する
名称が筐体上に表示されるようにすることも考えられ
る。例えばフラッシュメモリ11の直上面となる筐体上
に、「8Mbyteフラッシュメモリ」などと表示する(つ
まり、その文字の真下にメモリチップが見えるようにす
る)ことで、内部構造及び性能などが理解しやすいもの
となる。
【0031】また本発明の半導体メモリカードとして
は、上記例のような形状のもののみではなく、例えば名
刺サイズのメモリカードなど、あらゆる半導体メモリカ
ードとして適用できる。もちろん、内部構成や記憶容
量、使用対象、記憶するデータ内容などは、上記例に限
らず、あらゆるメモリカードに適用できる。
【0032】続いて、図6〜図9を参照しながら、請求
項4〜6にかかる第2の実施の形態及びその変形例につ
いて述べる。
【0033】この例は、基本的には上記図1〜図5で説
明したメモリカード1と同様の内部構成を持つものであ
るが、著作権対応の信号処理回路を搭載したメモリカー
ドと、そのような信号処理回路を搭載していないメモリ
カードという、2種類のメモリカードが存在する場合に
おいて、その種別をユーザーが容易に判別できるように
するために、種別に応じてメモリカード筐体を形成する
ものである。即ち、透明、半透明、不透明の違いによ
り、メモリカード種別を示すようにする。
【0034】ここでは、本例のメモリカードに対応する
記録再生装置の構成、及び2種類の各メモリカードの構
成、及び記録再生動作について説明していく。
【0035】図6に、本例のメモリカードを記録媒体と
して用いる記録再生装置(以下、レコーダ101)及び
本例のメモリカード40の構成を示す。このレコーダ1
01は、フラッシュメモリを内蔵したメモリカード40
に対してデジタルオーディオ信号等についての記録再生
を行う。ただし、このレコーダ101及びメモリカード
40による記録再生システムは、ディジタルオーディオ
信号以外に動画データ、静止画データ等の記録/再生も
実行可能である。
【0036】図6においては、破線で囲むそれぞれの部
位としてレコーダ101及びメモリカード40の構成を
示している。メモリカード40はレコーダ101に対し
て着脱自在とされる。なお、メモリカード40は著作権
対応の信号処理回路(セキュリティブロック52)を搭
載したメモリカードであり、著作権対応の信号処理回路
を搭載していないメモリカードは、メモリカード40’
として後述する。
【0037】レコーダ101は、CPU102と、この
CPU102に対してバスで接続されたセキュリティブ
ロック103と、操作部104と、表示デバイス105
とを有している。セキュリティブロック103は、DE
S(Data Encryption Standard)の暗号化回路や認証処理
のための回路を含む。
【0038】操作部104としてはユーザーが各種操作
を行うために、記録や再生に関する各種のキー、ボタ
ン、ジョグダイヤルなどが設けられる。そして操作部1
04からのユーザの操作に応じて発生した録音指令、再
生指令等の操作情報は、バスを介してCPU102に与
えられる。表示デバイス105は、例えば液晶パネルな
どで形成され、CPU102の制御に基づいて、種々の
情報やレコーダ101の動作状態等が表示される。
【0039】さらにレコーダ101には、オーディオイ
ンターフェース106、エンコーダ/デコーダ107、
A/D変換器109、D/A変換器112が設けられ
る。オーディオインターフェース106は、外部入出力
と内部のエンコーダ/デコーダ107との間のオーディ
オデータのインターフェース処理を行う。
【0040】エンコーダ/デコーダ107は、ディジタ
ルオーディオ信号を高能率符号化し、また、高能率符号
化データを復号する。高能率符号化方法としては、ミニ
ディスクシステムで採用されているATRAC(Adaptiv
e Transform Acoustic Coding)を改良した方式(ATR
AC3と表記する)が使用できる。ATRAC3では、
44.1kHzでサンプリングした1サンプル16ビット
のオーディオデータを処理する。ATRAC3でオーデ
ィオデータを処理する時の最小のデータ単位がサウンド
ユニット(SU)である。1SUは、1024サンプル
分(1024×16ビット×2チャンネル)を数百バイ
トに圧縮したものであり、時間にして約2.3m秒であ
る。このようなATRAC3によりオーディオデータが
約1/10のデータ量に圧縮される。なお圧縮/伸長処
理による音質の劣化は少ない。
【0041】外部のオーディオ出力機器、例えばCDプ
レーヤやMD(ミニディスク)プレーヤの再生出力、チ
ューナの出力、テーププレーヤの再生出力等として、ア
ナログオーディオ信号が当該レコーダ101に供給され
る場合は、そのアナログオーディオ信号は端子108か
らA/D変換器109に供給されてディジタルオーディ
オ信号へ変換され、オーディオインターフェース106
に供給される。また、例えば同じく外部のオーディオ出
力機器からの再生出力や、ディジタル放送の受信デー
タ、ネットワークで配信されたオーディオデータ等とし
てデジタルオーディオ信号がレコーダ101に供給され
る場合は、そのデジタルオーディオ信号は端子110か
らオーディオインターフェース106に供給される。こ
のディジタルオーディオ信号は、外部機器から例えば光
ケーブルを介してレコーダ101に伝送される。
【0042】オーディオインターフェース106では、
このように入力されるオーディオ信号の選択処理が行わ
れ、選択されたオーディオ信号がエンコーダ/デコーダ
107に供給される。エンコーダ/デコーダ107で
は、供給されるディジタルオーディオ信号に対して上記
の高能率符号化の処理を行い、符号化データをセキュリ
ティブロック103に供給する。
【0043】セキュリティブロック103においては、
供給された符号化データを暗号化する。セキュリティブ
ロック103及び後述するメモリカード40内のセキュ
リティブロック52は、コンテンツ(ここでは、ディジ
タルオーディオ信号)の著作権を保護するために備えら
れているもので、レコーダ101のセキュリティブロッ
ク103は、複数のマスターキーと機器毎にユニークな
ストレージキーを持つ。そしてこれらキーを用いて暗号
化及び暗号解読処理を行うことができる。さらにセッシ
ョンキーを生成する乱数発生回路を持つ。そして当該レ
コーダ101にセキュリティブロック52を内蔵するメ
モリカード40が装着された時に、装着されたメモリカ
ード40が真正なものであるか否かを確認する認証を行
い、正しく認証できれば、セキュリティブロック52と
の間でセッションキーを共有することができる。またセ
キュリティブロック103、52は、それぞれが所定の
認証処理を行うための機能を備えている。
【0044】詳しくは後述するが、メモリカード40
は、フラッシュメモリ(不揮発性メモリ)42、DES
の暗号化回路を含むセキュリティブロック52、通信用
インターフェース、レジスタ等が1チップ上にIC化さ
れたものである。このメモリカード40は、レコーダ1
01に対して着脱自在とされている。なお本例のレコー
ダ101では、暗号化機能を有しないメモリカード、す
なわち、セキュリティブロックを有しない、後述するメ
モリカード40’を使用することも可能とされている。
【0045】上述のように入力され、エンコーダ/デコ
ーダ107での高能率符号化処理及びセキュリティブロ
ック103での暗号化処理が施されたオーディオデータ
はCPU102に供給される。CPU102は、図示し
ない着脱機構に装着されたメモリカード40と、メモリ
インタフェース111を介して通信を行なう。なお、メ
モリインタフェース111によって、CPU102とメ
モリカード40との間では、シリアル通信がなされる。
CPU102は、セキュリティブロック103での暗号
化処理が施されたオーディオデータを、メモリインター
フェース111を介してメモリカード40に供給し、フ
ラッシュメモリ42に書き込む。以上の経路で、入力さ
れたオーディオ信号がメモリカード40に記録される。
【0046】メモリカード40に記録されたオーディオ
データを再生する際には、CPU102はメモリインタ
ーフェース11を介してフラッシュメモリ42から読み
出させたオーディオデータを転送させて取り込む。そし
て読み出されたオーディオデータ、即ち暗号化されてい
るオーディオデータをセキュリティブロック103に供
給して暗号解読としての復号化を実行させる。さらに解
読されたオーディオデータをエンコーダ/デコーダ10
7によって圧縮処理に対する復号化処理を実行させる。
【0047】エンコーダ/デコーダ107での復号処理
により44.1kHzサンプリングで1サンプル16ビッ
トのデータとされたオーディオ信号は、オーディオイン
ターフェース106を介してD/A変換器112に供給
されてアナログオーディオ信号とされ、端子113から
外部機器に出力される。又は、エンコーダ/デコーダ1
07からのオーディオデータ、並びにセキュリティブロ
ック103からの復号化データは、オーディオインター
フェース106を介してディジタルデータとして端子1
14および端子115から外部機器に出力される。
【0048】なお、以上の説明において、メモリカード
40へのオーディオデータの記録の際の暗号化、及びメ
モリカード40からの再生時の暗号解読は、レコーダ1
01側のセキュリティブロック103で行われるように
したが、これらがメモリカード1内のセキュリティブロ
ック52で行われるようにしてもよい。また、記録時に
はセキュリティブロック103で暗号化され、再生時に
はセキュリティブロック52で暗号解読が行われるよう
にしてもよいし、逆に記録時にはセキュリティブロック
52で暗号化され、再生時にはセキュリティブロック1
03で暗号解読が行われるようにしてもよい。さらに、
記録時にセキュリティブロック103とセキュリティブ
ロック52で2重に暗号化され、再生時にはセキュリテ
ィブロック52とセキュリティブロック103で暗号解
読が行われるようにしてもよい。セキュリティブロック
103、52は、それぞれ同様の暗号化機能を持つもの
とすることで、暗号化及び解読のためのキーの共有、授
受などの設定により、これらのうちの任意の方式を実現
できる。
【0049】またセキュリティブロック103、52
は、暗号化及び暗号解読機能以外に、認証機能を備える
ものであり、レコーダ101にメモリカード40が装着
された際には、セキュリティブロック103とセキュリ
ティブロック52の間での認証データの送受信を行い、
そのデータ通信の結果により、認証OK/NGの判断を
行う。そして例えば認証NGの場合は、レコーダ101
はそのメモリカード40に対して記録/再生動作を実行
させないなどとする処理方式も実現可能となる。認証処
理の具体的な方式としては、レコーダ101にメモリカ
ード40が装着された際に、レコーダ101側がセキュ
リティブロック103内に保持している或る第1の認証
データをメモリカード40側に送信する。メモリカード
40のセキュリティブロック52は、送信されてきた或
る第1の認証データに対して、予め決められている方式
で対応する第2の認証データを発生させ、第1の認証デ
ータに第2の認証データを付加してレコーダ101側に
送信する。レコーダ101側では、CPU102が、メ
モリカード40から第1の認証データに対して適正に対
応する第2の認証データが送信されてきたか否かを監視
することにより認証OK/NGを判断できる。このよう
な認証機能と、暗号化/解読機能は、上述のように主に
著作権保護のために設けられているものである。
【0050】図7はメモリカード40の構成を示す。こ
のメモリカード40は、コントロールブロック41とフ
ラッシュメモリ42が1チップICとして構成されたも
のである。即ち基本的には図2で説明したメモリカード
1と同様であるが、図7は著作権対応のメモリカード4
0としての構成を詳しく示したものである。
【0051】レコーダ101のCPU102とメモリカ
ード40との間の双方向シリアルインタフェース(メモ
リインタフェース111)は、端子T1〜T10を介し
た10本の信号線からなる。これらの各信号線は、図2
で説明したとおりである。
【0052】又、メモリカード40の内部にはコントロ
ールブロック41及びフラッシュメモリ42が設けられ
る。これは図2のコントロールIC10、フラッシュメ
モリ11に相当する。
【0053】コントロールブロック41のシリアル/パ
ラレル変換・パラレル/シリアル変換・インタフェース
ブロック(S/P,P/S,IFブロックと略す)43
は、上述した複数の線を介して接続されたレコーダ10
1のメモリインタフェース11とコントロールブロック
41とのインタフェースである。このS/P,P/S,
IFブロック43は、レコーダ101から受け取ったシ
リアルデータをパラレルデータに変換してコントロール
ブロック41内に取り込み、またコントロールブロック
41からのパラレルデータをシリアルデータに変換して
レコーダ101に送る処理を行う。
【0054】また、S/P,P/S,IFブロック43
は、データ線DIOを介して伝送されるコマンドおよび
データを受け取った時に、フラッシュメモリ42に対す
る通常のアクセスのためのコマンドおよびデータと、暗
号化に必要なコマンドおよびデータとを分離する。つま
り、データ線DIOを介して伝送される信号フォーマッ
トとしては、最初にコマンドが伝送され、その後にデー
タが伝送されるため、S/P,P/S,IFブロック4
3は、コマンドのコードを見て、通常のアクセスに必要
なコマンドおよびデータか、暗号化が必要なコマンドお
よびデータかを判別する。この判別結果に従って、通常
のアクセスに必要なコマンドをコマンドレジスタ44に
格納し、データをページバッファ45およびライトレジ
スタ46に格納する。
【0055】ライトレジスタ46と関連してエラー訂正
符号化回路47が設けられている。エラー訂正符号化回
路47は、ページバッファ45に一時的に蓄えられたデ
ータに対してエラー訂正符号の冗長コードを生成する。
コマンドレジスタ44、ページバッファ45、ライトレ
ジスタ46およびエラー訂正符号化回路47の出力デー
タがフラッシュメモリインタフェースおよびシーケンサ
(メモリIF,シーケンサと略す)51に供給される。
【0056】メモリIF,シーケンサ51は、コントロ
ールブロック41とフラッシュメモリ42とのインタフ
ェースであり、両者の間のデータのやり取りを制御す
る。このメモリIF,シーケンサ51を介してデータが
フラッシュメモリ42に書き込まれることになる。
【0057】データの読出時には、フラッシュメモリ4
2から読み出されたデータがメモリIF,シーケンサ5
1を介してページバッファ45、リードレジスタ48、
エラー訂正回路49に供給される。ページバッファ45
に記憶されたデータはエラー訂正回路49によってエラ
ー訂正がなされる。そしてエラー訂正がされたページバ
ッファ45の出力およびリードレジスタ48の出力がS
/P,P/S,IFブロック43に供給され、上述した
シリアルインタフェースを介してレコーダ101のCP
U102に供給される。
【0058】なお、コンフィグレーションROM50
は、メモリカード40のバージョン情報、各種の属性情
報等が格納されている部位である。またメモリカード4
0には、ユーザが必要に応じて操作可能な誤消去防止用
のスイッチ60が備えられている。このスイッチ60が
消去禁止の接続状態にある場合には、フラッシュメモリ
42内のデータを消去することを指示するコマンドがレ
コーダ101側から送られてきても、フラッシュメモリ
42の消去が禁止される。発振器61は、メモリカード
40の処理のタイミング基準となるクロックを発生する
部位である。
【0059】上述したように著作権保護のために、レコ
ーダ101のセキュリティブロック103とメモリカー
ド40のセキュリティブロック52とによって、認証処
理や、フラッシュメモリ42に書き込まれるコンテンツ
(ATRAC3により圧縮されたオーディオデータ、以
下ATRAC3データと表記する)の暗号化が行われ
る。セキュリティブロック52は、バッファメモリ5
3、DESの暗号化回路54、不揮発性メモリ55等を
有する。
【0060】このセキュリティブロック52は、複数の
認証キーとメモリカード毎にユニークなストレージキー
を持つ。不揮発性メモリ55は、暗号化に必要なキーを
格納するもので、外部からは見えない(読み出せない)
ものとされている。例えばストレージキーが不揮発性メ
モリ55に格納される。
【0061】さらに、乱数発生回路を持ち、専用(ある
決められたデータフォーマット等の使用が同じシステム
内の意味)レコーダ101と正しく認証ができ、セッシ
ョンキーを共有できる。ATRAC3データを暗号化す
るためのコンテンツキーは、セッションキーで暗号化さ
れてレコーダ101とメモリカード40との間で伝送さ
れる。またメモリカード40のセキュリティブロック5
2と同様に、レコーダ101のセキュリティブロック1
03もセット固有のストレージキーを有する。例えば暗
号化されたコンテンツを移動する時に、ストレージキー
を使用してコンテンツキーが掛け直される。
【0062】図8は、暗号化機能を有しない(すなわ
ち、著作権に関するセキュリティに対応していない)メ
モリカード40’を示す。なお、図7のメモリカード4
0と同一部分は同一符号を付し、説明を省略する。即ち
このメモリカード40’も、基本的には図2で説明した
メモリカード1と同様であるが、図8は非著作権対応の
メモリカード40’としての構成を詳しく示したもので
ある。
【0063】図7により説明したメモリカード40と比
較すると、S/P,P/S,IFブロック43に対し
て、セキュリティブロック52が接続されていないこと
が異なる。その他の構成に関してはメモリカード40と
40’は同一である。また図示していないが、形状、サ
イズもメモリカード40、40’は同一(図1に示した
形状及びサイズ)とされている。
【0064】図7に示すレコーダ101は、著作権対応
のものであるので、メモリカードとの相互認証、暗号処
理に用いるキーの通信等を行う。もしレコーダ101
に、非著作権対応のメモリカード40’を装着すると、
レコーダ101は、そのメモリカード40’を使用でき
ない(少なくとも著作権保護が必要なデータの記録用途
には使用できない)ものと判定する。
【0065】レコーダ101がメモリカードの種類を判
定する方法としては、幾つかの方法がある。一つの方法
では、認証時の応答状態を監視する。メモリカードが装
着された時には、上述したようにレコーダ101(CP
U102)は認証を行うためにメモリカードに対して第
1の認証データを伝送するが、メモリカード40’が装
着されていた場合は、セキュリティブロック52が存在
しないため、メモリカード40’からは、正規の応答
(上述した第2の認証データ)を受信できない。従って
CPU102は、第1の認証データの送信後、或る時間
を経過しても正規の応答が得られなかった場合は、装着
されたメモリカードが非著作権対応のものと判定でき
る。
【0066】他の方法としては、メモリカードの領域
(ブート領域)中に、セキュリティ対応/非対応の識別
情報を記録しておく方法がある。即ちCPU102はメ
モリカードが装着された時に、最初にレコーダ101に
読み込まれるブート領域のデータ中における、セキュリ
ティ対応/非対応の識別情報を読み取り、この識別情報
に基づいてレコーダ101がメモリカードの種類(40
又は40’)を判定することができる。
【0067】ところで、図1に示すレコーダ101に限
らず、セキュリティ非対応のメモリカード40’を使用
するようにした機器(レコーダ)も存在する。例えばC
CDカメラで撮影した画像をメモリカードに記録し、メ
モリカードから撮影画像を再生する機能を有する、ディ
ジタルハンディムービーなどとしての機器は、メモリカ
ード40’を使用できる。そして、かかるディジタルハ
ンディムービーなどは、セキュリティ対応のメモリカー
ド40を使用できないのが普通である。更に、テープレ
コーダに替わる口述記録を上記メモリカードに行う所謂
ICレコーダに関しては、記録する会議の内容に対して
は通常著作権を気にしなくてよいものであるため、上記
メモリカード40’を使用するようにする。つまり、記
録内容として著作権がからまない音声データを対象とす
る機器では、メモリカード40’を使用するものとされ
る。このような機器としてのレコーダは、例えば図1の
構成からセキュリティブロック103を除いた構成とさ
れる。
【0068】なお、このようなレコーダでメモリカード
40’にオーディオデータ等を記録する場合、暗号化処
理は行われないが、圧縮処理は行われる。その圧縮方式
は上記レコーダ101と同様にATRAC3でもよい
し、或いはATRAC、もしくはADPCMなど他の圧
縮方式が採用されてもよい。つまり上述のように、メモ
リカード40には、ATRAC3圧縮処理及び暗号化処
理が施されたデータが記録されるが、メモリカード4
0’には、ATRAC3もしくは他の方式での圧縮処理
が施され、暗号化処理は施されていないデータが記録さ
れるものとなる。
【0069】一方、同じくオーディオデータを記録対象
とするレコーダでも、CDプレーヤ等のデジタルオーデ
イオ機器から出力されたデジタルオーデイオ信号に圧縮
を施してメモリカードに記録する音楽用のレコーダ(携
帯端末)においては、著作権保護を実現しなければなら
ないため、メモリカード40を使用するようにし、認
証、及び暗号化が実行できるようにしている。
【0070】このように著作権の保護の必要の有無の事
情から、本例のレコーダ101については、メモリカー
ド40が使用されるべきものとなるが、上述のようにメ
モリカード40とメモリカード40’は外観形状及びサ
イズが同一であり、見分けがつきにくいことで、ユーザ
ーが正確に使い分けを行うことが困難であり、結果とし
て、レコーダ101にメモリカード40’を装着してし
まうということが、多々発生すると考えられる。
【0071】そこで本例では、メモリカード40、4
0’を、ユーザーが一目で見分けがつくようにするもの
である。即ち、メモリカード40とメモリカード40’
では、そのカード筐体が、透明、不透明、半透明のうち
で互いに異なるものとされるようにすることで、ユーザ
ーが判別できるようにする。
【0072】著作権対応のメモリカード40と非著作権
対応のメモリカード40’におけるカード筐体の設定の
各種例を図9にまとめて示す。
【0073】図9に示す例1は、著作権対応のメモリカ
ード40のカード筐体は、図1〜図3で示したように、
その一部又は全部が透明のものとする。一方、非著作権
対応のメモリカード40’は、その一部又は全部が不透
明のものとする。これにより、ユーザーはカード筐体の
全部又は一部が透明であれば、そのメモリカードはメモ
リカード40であると判別でき、一方、透明でなければ
そのメモリカードはメモリカード40’であると判別で
きる。
【0074】他の例2〜例6も、同じくユーザーが一目
でメモリカード種別を判別できる例である。例2の場合
は、著作権対応のメモリカード40のカード筐体は、そ
の一部又は全部が不透明のものとする。一方、非著作権
対応のメモリカード40’は、その一部又は全部が透明
のものとする。例3の場合は、著作権対応のメモリカー
ド40のカード筐体は、その一部又は全部が半透明のも
のとする。一方、非著作権対応のメモリカード40’
は、その一部又は全部が透明のものとする。例4の場合
は、著作権対応のメモリカード40のカード筐体は、そ
の一部又は全部が透明のものとする。一方、非著作権対
応のメモリカード40’は、その一部又は全部が半透明
のものとする。例5の場合は、著作権対応のメモリカー
ド40のカード筐体は、その一部又は全部が半透明のも
のとする。一方、非著作権対応のメモリカード40’
は、その一部又は全部が不透明のものとする。例6の場
合は、著作権対応のメモリカード40のカード筐体は、
その一部又は全部が不透明のものとする。一方、非著作
権対応のメモリカード40’は、その一部又は全部が半
透明のものとする。
【0075】これら例1〜例6のいずれが採用される場
合であっても、ユーザーは、メモリカードを見ただけ
で、そのメモリカードが著作権対応のメモリカード40
であるか非著作権対応のメモリカード40’であるかが
認識できるようになり、従って用途やレコーダの種別に
応じて適切にメモリカードを選択できるようになる。
【0076】なお、以上の例では、カード筐体について
透明、不透明、半透明のうちで互いに異なるものとする
ことで、メモリカード40、40’を識別できるように
したが、さらに多様な変形例が考えられる。例えば透
明、不透明、半透明の設定とともに、カード筐体のカラ
ーを互いに異なるものとすることでも、容易な判別を実
現できる。
【0077】また、上記実施の形態で説明した、2種類
存在する半導体メモリカードとしては、上記例のような
形状のもののみではなく、例えば名刺サイズのメモリカ
ードなど、あらゆる半導体メモリカードとして適用でき
る。もちろん、内部構成や記憶容量、使用対象、記憶す
るデータ内容などは、上記例に限らず、あらゆるメモリ
カードに適用できる。さらに、2種類のメモリカードの
識別について説明してきたが、同一形状及びサイズの3
種類以上のメモリカードが存在する場合についても、本
発明を応用できることはいうまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明で
は、カード筐体の全部又は一部が透明又は半透明とさ
れ、内部の基板やメモリチップ等が視認できるようにさ
れているため、デザイン的に多様かつ面白味のある半導
体メモリカードを提供できるという効果がある。さら
に、内部構成が視認できることから、ユーザーが半導体
メモリカードが、ディスクメディアやテープメディアと
は全く異なったものであることを認識でき、その理解を
深めることができるとともに、それによってメモリカー
ドの特徴、使用方法や使用形態、取り扱いなどにも理解
を進めることができる。またカード筐体の一部が不透明
とされていることで、デザイン的な多様性をより広げる
ことができる。さらに、透明又は半透明とされる部位
は、着色されていることで、視覚的なおもしろさの向上
やデザインの多様性をさらに広げたり、或いはメモリカ
ードの整理や使い分けに役立てるということも可能とな
る。
【0079】また本発明では、カード筐体内に著作権保
護用の処理を行う信号処理手段が搭載された第1の半導
体メモリカードと、カード筐体内に上記信号処理手段が
搭載されていない第2の半導体メモリカードとが存在す
る場合において、本発明の半導体メモリカードが、第1
又は第2の半導体メモリカードのうちの一方であるとき
は、そのカード筐体の全部又は一部が半透明とされ、本
発明の半導体メモリカードが、第1又は第2の半導体メ
モリカードのうちの他方であるときは、そのカード筐体
の全部又は一部が不透明とされるようにしている。又
は、一方であるときはカード筐体の全部又は一部が透明
とされ、他方であるときはカード筐体の全部又は一部が
半透明とされるようにしている。さらに又は、一方であ
るときはカード筐体の全部又は一部が透明とされ、他方
であるときはカード筐体の全部又は一部が不透明とされ
るようにしている。これによりユーザーはカード筐体が
透明、半透明、不透明の別によって、そのメモリカード
が第1の半導体メモリカードであるか第2の半導体メモ
リカードであるかが一目で判別できるようになり、従っ
て用途や記録再生装置の種別に応じて適切に半導体メモ
リカードを選択して使用できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のメモリカードの外形形状
を示す平面図、正面図、側面図、底面図である。
【図2】実施の形態のメモリカードの内部構造の説明図
である。
【図3】実施の形態のメモリカードの外観を示す斜視図
である。
【図4】他の実施の形態のメモリカードの外観を示す斜
視図である。
【図5】さらに他の実施の形態のメモリカードの外観を
示す斜視図である。
【図6】実施の形態のメモリカードを用いるレコーダの
ブロック図である。
【図7】実施の形態の著作権対応のメモリカードのブロ
ック図である。
【図8】実施の形態の非著作権対応のメモリカードのブ
ロック図である。
【図9】実施の形態のメモリカードのカード筐体設定例
の説明図である。
【符号の説明】
1 メモリカード、2 端子部、3 切欠部、4 ラベ
ル貼付面、5 スライドスイッチ、10 コントロール
IC、11,42 フラッシュメモリ、12水晶発振
器、40 著作権対応のメモリカード、40’ 非著作
権対応のメモリカード、41 コントロールブロック、
52 セキュリティブロック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード筐体内に不揮発性メモリが搭載さ
    れた基板が配されている半導体メモリカードにおいて、 前記カード筐体の全部又は一部が透明又は半透明とされ
    ていることを特徴とする半導体メモリカード。
  2. 【請求項2】 前記カード筐体の一部が不透明とされて
    いることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリカ
    ード。
  3. 【請求項3】 前記カード筐体の透明又は半透明とされ
    る部位は、着色されていることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体メモリカード。
  4. 【請求項4】 カード筐体内に著作権保護用の処理を行
    う信号処理手段が搭載された第1の半導体メモリカード
    と、カード筐体内に上記信号処理手段が搭載されていな
    い第2の半導体メモリカードとが存在するとともに、 当該半導体メモリカードが、前記第1又は第2の半導体
    メモリカードのうちの一方であるときは、そのカード筐
    体の全部又は一部が半透明とされ、当該半導体メモリカ
    ードが、前記第1又は第2の半導体メモリカードのうち
    の他方であるときは、そのカード筐体の全部又は一部が
    不透明とされていることを特徴とする半導体メモリカー
    ド。
  5. 【請求項5】 カード筐体内に著作権保護用の処理を行
    う信号処理手段が搭載された第1の半導体メモリカード
    と、カード筐体内に上記信号処理手段が搭載されていな
    い第2の半導体メモリカードとが存在するとともに、 当該半導体メモリカードが、前記第1又は第2の半導体
    メモリカードのうちの一方であるときは、そのカード筐
    体の全部又は一部が透明とされ、当該半導体メモリカー
    ドが、前記第1又は第2の半導体メモリカードのうちの
    他方であるときは、そのカード筐体の全部又は一部が半
    透明とされていることを特徴とする半導体メモリカー
    ド。
  6. 【請求項6】 カード筐体内に著作権保護用の処理を行
    う信号処理手段が搭載された第1の半導体メモリカード
    と、カード筐体内に上記信号処理手段が搭載されていな
    い第2の半導体メモリカードとが存在するとともに、 当該半導体メモリカードが、前記第1又は第2の半導体
    メモリカードのうちの一方であるときは、そのカード筐
    体の全部又は一部が透明とされ、当該半導体メモリカー
    ドが、前記第1又は第2の半導体メモリカードのうちの
    他方であるときは、そのカード筐体の全部又は一部が不
    透明とされていることを特徴とする半導体メモリカー
    ド。
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