JP2001005866A - 患者待ち人数表示システム - Google Patents

患者待ち人数表示システム

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JP2001005866A
JP2001005866A JP17166899A JP17166899A JP2001005866A JP 2001005866 A JP2001005866 A JP 2001005866A JP 17166899 A JP17166899 A JP 17166899A JP 17166899 A JP17166899 A JP 17166899A JP 2001005866 A JP2001005866 A JP 2001005866A
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俊一 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の採血作業における問題点を解決し、採
血作業者の精神的負担を軽減し、採血作業の遅延や無駄
な人件費の発生等を防止することができる患者待ち人数
表示システムを提供すること。 【解決手段】 本発明は、患者待ち人数表示システム
は、採血を受ける患者の数を認識する手段と、採血が終
了した患者の数を認識する手段と、採血を待っている患
者の人数を表示する少なくとも一つの患者待ち人数表示
手段と、前記採血を受ける患者の数を認識する手段と、
採血が終了した患者の数を認識する手段とから得られる
情報に基づいて採血を待っている患者の人数を算出し、
前記患者待ち人数表示手段に患者の待ち人数を表示させ
る制御装置とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者から血液を採
取する採血作業の効率化を図るための患者待ち人数表示
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、検査のために患者から血液を
採取する採血作業は、各病院で日々行われている。検査
のために必要な検査項目は医師が決定し、その検査項目
に必要な採血管を用いて行う採血作業は、看護婦等の採
血作業者が行うが、通常、採血項目を決定する医師の場
所と採血作業を実際に行う採血場は離れているため採血
作業者は、どの程度の人数の患者に対して採血作業を行
わなければいけないかが分からないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に、採血作業者が採血を必要とする患者の数を把握して
いないと、採血作業者の人数を患者数に適した人数に合
わせることが困難なため、患者数が多いにも拘わらず採
血作業者の人数が足りずに採血作業を遅延させたり、患
者数が少ないにも拘わらず多くの採血作業者が待機して
いて無駄な人件費を病院が負担しなければならない等、
多くの問題が生じる。また、採血作業者が残りの患者数
が多いのか少ないのかが分からないと、全ての患者に対
する採血を時間内に終了させるために、採血作業者は、
常に残りの患者数が多いことを前提に採血作業を進めな
ければならなくなるので、精神的なゆとりが持てなくな
り、採血作業者に与える精神的負担が大きくなる。本発
明は、上記した従来の問題点を解決し、採血作業者の精
神的負担を軽減し、採血作業の遅延や無駄な人件費の発
生等を防止することができる患者待ち人数表示システム
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る患者待ち人数表示システムは、採
血を受ける患者の数を認識する手段と、採血が終了した
患者の数を認識する手段と、採血を待っている患者の人
数を表示する表示手段と、前記採血を受ける患者の数を
認識する手段と、採血が終了した患者の数を認識する手
段とから得られる情報に基づいて採血を待っている患者
の人数を算出し、前記患者待ち人数表示手段に患者の待
ち人数を表示させる制御装置とを有することを特徴とす
るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す一実施例を
参照しながら本発明に係る患者待ち人数表示システムの
実施の形態について説明していく。図1〜図4は、本発
明に係る患者待ち人数表示システムを適用した採血作業
準備システムの一実施例を示している。図1は採血作業
準備システムの概略上面図、図2は同システムの概略正
面図、図3は同システムにおける搬送機能付き採血台の
概略側面図、及び図4は同システムにおけるデータの流
れ図を各々示している。
【0006】(採血作業準備システムの説明)図面に示
すように、この採血作業準備システムは、個々の患者が
所有するIDカードから各患者に与えられたID番号を
読み込むカードリーダA、患者のID番号や患者の氏名
及び生年月日等の患者の個人情報と、患者に必要な検査
の種類等に関する採血情報とを相互に対応付けして記憶
しているホストコンピュータB、採血が必要な患者に対
して採血の順番に関する整理番号が記載された整理券を
発行する整理券発行機C、患者の検査に必要な採血管の
準備処理を行う採血管自動準備システムD、採血作業者
の呼び出し指示に応じて、採血管自動準備システムで準
備された採血前トレイを前記準備システムから採血作業
者の搬送機能付き採血台まで搬送すると共に、各採血前
トレイに対応する個々の採血患者に関する情報(例え
ば、患者の個人情報、採血情報、及び整理番号)と採血
を待つ患者の待ち人数とを採血作業者に表示する搬送機
能付き採血台E、前記搬送機能付き採血台Eにおいて、
ラベルの再発行指示が発せられた時に、ラベルを再発行
するラベル発行装置G、及び前記ホストコンピュータか
ら得られる情報に基づいて、整理券発行機C、採血管自
動準備システムD、搬送機能付き採血台E、及びラベル
発行装置Gを制御する制御装置Fを備えている。
【0007】(採血管ラベル自動貼付システムの説明)
前記採血管自動準備システムは、患者に必要な採血管を
選択し、その採血管に患者に関する情報を印字したラベ
ルを貼り付けて搬出する採血管用ラベル自動貼付装置D
1と、必要に応じて、前記採血管用ラベル自動貼付装置
D1でラベル貼付処理ができない採血管に貼り付けるべ
き手張りラベルを発行する手張りラベル発行装置D2
と、ラベル貼付後の採血管と、必要に応じて発行される
手張りラベルとを患者毎にトレーに収容させる採血管収
容装置D3とを備えている。 ・採血管用ラベル自動貼付装置D1の説明 前記採血管用ラベル自動貼付装置D1は、採血管を収容
する複数の採血管収容部と、患者の採血情報に基づいて
患者の採血に必要な採血管を前記複数の採血管収容部か
ら選択して取り出し、ラベル印字・貼付手段まで移送す
る移送手段と、前記移送手段により移送されてきた採血
管に対応する患者に関する情報をラベルに印字し、印字
済みのラベルを採血管に貼り付けるラベル印字・貼付手
段と、ラベル貼付後の試験管を装置の外部に搬出する搬
出手段とを備えており、前記制御装置からの情報に基づ
いて、患者に必要な採血管を選択し、その採血管に患者
に関する情報を印字したラベルを貼り付けて搬出する。 ・手張りラベル発行装置D2の説明 手張りラベル発行装置D2は、前記採血管用ラベル自動
貼付装置D1でラベル貼付処理ができない採血管がある
場合等に、前記制御装置からの情報に基づいて、その採
血管に貼り付けるべき手張りラベルを発行する。また、
この手張りラベル発行装置D2は、後述する搬送機能付
き採血台Eにおける表示装置E5の故障時等に、必要に
応じて、表示装置E5に表示すべき内容の一部又は全部
を印字した採血指示書を発行するように構成され得る。 ・採血管収容装置D3の説明 採血管収容装置D3は、空トレイ用コンベアD31と採
血前トレイ用コンベアD32とを備えており、空トレイ
用コンベアD31の下流端部が採血管用ラベル自動貼付
装置D1の搬出口に隣接するように設置されている。ま
た、この採血管収容装置D3上には、前記手張りラベル
発行装置D2が、空トレイ用コンベアD31の下流端部
に位置する空トレイ内に手張りラベルを発行するように
置かれており、これにより、空トレイ用コンベアD31
の下流端部に位置する空トレイ内に、ラベル貼付後の採
血管及び必要に応じて手張りラベルが入れられる。ま
た、採血管収容装置D3は、その空トレイ用コンベアD
31の下流部分に、空トレイ用コンベアD31から採血
前トレイ用コンベアD32の上流部分にトレイを押し出
すトレイ押出手段(図示せず)が設けられており、さら
に、その採血前トレイ用コンベアD32の下流部分に
は、採血作業者の呼出指示に応じて採血前トレイを一つ
づつ解放することができる採血前トレイ維持手段(図示
せず)が設けられている。上記したように構成された採
血管収容装置D3は、空トレイ用コンベアにより、その
下流部分に空トレイが移送され、下流部分に位置する空
トレイに、一人分の採血管及び必要に応じて手張りラベ
ルが全て入ると、前記トレイ押出手段で、そのトレイ
(採血前トレイ)を空トレイ用コンベアD31から採血
前トレイ用コンベアD32の上流部分に押し出すと共
に、空トレイ用コンベアD31は次の空トレイを、その
下流部分まで移送する。採血前トレイ用コンベアD32
に押し出された採血前トレイは、採血前トレイ用コンベ
アD32の下流部分にまで前記コンベアD32で移送さ
れる。
【0008】(搬送機能付き採血台Eの説明)搬送機能
付き採血台Eは、本実施例では3台設置されており、各
搬送機能付き採血台Eは、その上で採血作業を行う採血
場としての採血板E1と、前記採血板E1の下方で、搬
送機能付き採血台Eの上流端から下流端に掛けて掛け渡
された2本の並行な供給コンベアE2及び回収コンベア
E3と、前記供給コンベアE2から採血作業者側にある
トレイ取出台E4へ採血前トレイを取り出すトレイ取出
手段(図示せず)と、採血作業者側に取り出されるべき
採血前トレイに対応する患者に関する情報を表示する表
示装置E5と、採血の順番を待っている患者を呼び出す
ために採血の整理番号を表示する整理番号表示装置E6
とを備え、前記採血管収容装置D31における採血前ト
レイ用コンベアD32と、各採血台Eの供給コンベアE
2とが直線上に連続し、かつ、前記採血管収容装置D3
1における空トレイ用コンベアD32と、各採血台Eの
回収コンベアE3とが直線上に連続するように並設され
ている。図5は、表示装置E5の表示内容の一例を示し
ており、この図に示すように、表示装置E5には、患者
氏名、患者番号、整理番号及び患者待ち人数が情報とし
て表示され、採血前トレイ呼出ボタン、ラベル再発行ボ
タン、不在ボタン及び終了ボタンがスイッチとして表示
され、さらに、不在者情報(不在者氏名並びに整理番
号)、採血内容情報、及び手張りラベル情報が情報とス
イッチとを兼ねて表示され得る。
【0009】(採血作業準備システム全体の作用説明)
次に、採血作業準備システム全体の作用について説明し
ていく。患者のIDカードをカードリーダAに通し、カ
ードリーダAで患者のID番号を読み取ると、カードリ
ーダAからID番号がホストコンピュータBに送られ
る。ホストコンピュータBは、患者のID番号や患者の
氏名等の個人情報、及び患者に必要な採血に関する採血
情報を相互に対応付けして記憶しており、カードリーダ
からID番号が送られてくると、そのID番号に対応す
る患者が採血検査を必要としているか否かを判断し、I
D番号に対応する患者が採血検査を必要としている場
合、制御装置Fに、患者のID番号を含む患者の個人情
報及びその患者の採血情報(以下、これらの情報を個別
情報と称する。)を送る。前記制御装置Fは、ホストコ
ンピュータBから個別情報が送られてくる毎に、その個
別情報に整理番号を付与し、整理券発行機Cに前記整理
番号を印字した整理券を発行させる。また、制御装置F
は、同時に、採血管自動準備システムDに、個別情報及
び整理番号を送信し、採血管自動準備システムDで、そ
の個別情報に対応する患者の採血前トレイの準備をさ
せ、個別情報及び整理番号を、採血管自動準備システム
Dに送信した順に記憶しておく。「採血前トレイ」と
は、前記したように、患者の検査に必要なラベル貼付後
の採血管及び必要に応じて手張りラベルを患者毎に収容
したトレイで、この採血前トレイは、採血管準備システ
ムDにおける採血前トレイ用コンベアD32上で待機さ
せられる。さらに制御装置Fは、ホストコンピュータB
から送られてくる個別情報の数と、搬送機能付き採血台
Eの表示装置E5から送られてくる採血作業終了情報と
に基づいて、採血を待っている患者の人数(以下、「患
者待ち人数」と称する。)を算出し、この患者待ち人数
情報を、各採血台Eの表示装置E5に表示させる。ま
た、制御装置Fは、前記患者待ち人数に、予め設定した
一人当たりの処理時間を乗算して、採血の待ち時間を算
出し、その待ち時間を前記患者待ち人数と共に表示装置
E5に表示させるようにも構成され得る。搬送機能付き
採血台Eにおいて、採血作業者が、その表示装置E5の
採血前トレイ呼出ボタンを押すと、制御装置Fは、採血
前トレイ用コンベアD32におけるトレイ維持手段を作
動させて、該コンベアD32上で待機している採血前ト
レイの先頭に位置する採血前トレイを解放させると共
に、その採血前トレイに対応する患者の個別情報及び整
理番号を呼出ボタンを押した表示装置E5に送信し、か
つ、整理番号を呼出ボタンが押された採血台Eにおける
整理番号表示装置E6に送信し、これにより、表示装置
E5に個別情報及び整理番号を表示させると共に、整理
番号表示装置E6に整理番号を表示させる。また、制御
装置Fは、採血前トレイ用コンベアD32と、該採血前
トレイ用コンベアD32から呼出ボタンを押した採血台
E迄の採血前トレイ移送経路上にある供給コンベアE2
と、呼出ボタンを押した採血台Eのトレイ取出手段とを
作動させて、解放された採血前トレイを呼出ボタンを押
した採血台Eにおけるトレイ取出台E4まで移送する。
上記したように、採血作業者が、表示装置E5の呼出ボ
タンを押すと、その採血作業者の採血台Eへの採血前ト
レイの移送が開始されると同時に、移送されてくる採血
前トレイに対応する患者の個別情報及び整理番号が表示
装置E5に表示されるので、採血作業者は、採血前トレ
イが手元に届く迄の時間を利用して、予め、前記個別情
報及び整理番号に基づいて、これから行う採血に必要な
準備(例えば、手張りラベルがある場合には、その手張
りラベルに対応する試験管の準備等)を行うことができ
るようになり、また、採血前トレイの移送開始と同時
に、移送されてくる採血前トレイに対応する患者の整理
番号が整理番号表示装置E6に表示されるので、採血前
トレイが手元に届く迄の時間を利用して患者の呼出を行
うことができるようになる。これにより、採血前トレイ
が手元に届くと直ぐに実際の採血作業を開始することが
できるようになるので、前処理を含む採血作業全体の処
理時間を効率良く短縮化することができるようになり、
上記した前処理や確認処理を慌てて行う必要がなくなる
ので、精神的及び時間的なゆとりを持って採血作業を行
うことができるようになり、より安全な採血作業を行う
ことができるようになる。採血作業者が、患者に対する
採血作業を終了し、表示装置E5の「終了ボタン」を押
すと、制御装置Fは、表示装置E5に表示させている
「患者待ち人数」を一人分減算する。そして、採血作業
者が、再び、表示装置E5の「呼出ボタン」を押すと再
び上述の処理が繰り返される。尚、制御装置Fは、ホス
トコンピュータBから個別情報が送られてくる度に、前
記「患者待ち人数」を一人分増やす。このように、採血
作業者が「患者待ち人数」をリアルタイムで確認するこ
とができるようにすることで、採血を待つ患者の人数に
合わせて採血作業者の増減を適切に行うことができるの
で、必要最低限の人数で採血作業をよりスムーズに進め
ることが可能になり、採血作業の安全性が高まり、ま
た、人件費も低減することができ、さらに、採血作業者
の休憩等を効率よく行うことができるようになるので採
血作業者に対する負担も軽減することができるようにな
る。また、整理番号表示装置E6に整理番号が表示され
ているにも拘わらず、該当する患者が採血台まで来ない
場合等に採血作業者が表示装置E5の「不在ボタン」を
押すと、制御装置Fは、その採血患者に関する情報を不
在者情報として記憶すると共に、表示装置E5に「不在
者氏名及び不在者整理番号」を表示させ、採血作業者が
再度、この「不在者氏名及び不在者整理番号」を押す
と、表示装置E5に、その採血患者に関する情報を表示
させると共に、整理番号表示装置E6に対応する整理番
号を表示させる。さらに、採血作業者が手張りラベルを
貼り損なったり、何らかの理由でラベル貼付後の採血管
が使用できなくなったりした場合等に、採血作業者が表
示装置E5の「再発行ボタン」と「採血内容及び/又は
手張り情報」の中の必要な項目(例えば、図示実施例で
は、「生化」「血液」「血糖」「凝固」「免疫」)のボ
タン)を押すと、制御装置Fは、ラベル再発行装置G
に、その患者に対応するラベルを再度発行させる。図示
実施例では、ラベル再発行装置Gは、3台の採血台Eの
後方に1台設置されているが、これは、本実施例に限定
されるものではなく、例えば、各採血台毎に設けてもよ
く、また、システム全体の設置の仕方に応じて、採血管
自動準備システムDにおける手張りラベル発行装置D2
を前記ラベル再発行装置Gとして使用してもよい。ま
た、この採血作業準備システムを導入している施設が、
採血患者の待機場所を採血台のある採血室内と、採血室
外とに分けている場合には、採血室外の待機場所に別途
外待ちディスプレイを設け、その外待ちディスプレイ
に、図6に示すように、採血室内に入るべき採血患者の
整理番号を表示させて、採血室内の待機患者数をコント
ロールすることができる。また、この場合には、図6に
示すように、外待ちディスプレイに不在者整理番号を表
示し、採血処理をより促進することができる。また、こ
のように外待ちディスプレイに不在者整理番号を表示す
る場合、各採血台に採血台番号を明示しておき、不在者
用の採血前トレイを持っている採血台の採血台番号も合
わせて表示するように構成してもよい。
【0010】以上説明した実施例では、各表示装置E6
に「患者待ち人数」を表示するように構成しているが、
これは本実施例に限定されることなく、採血作業者若し
くは患者の何れか一方又は両方が視認することができる
位置に「患者待ち人数」を表示できるように構成されて
いれば任意の位置に表示させてよく、例えば、整理番号
表示装置の採血作業者側に表示させてもよく、また、全
ての採血作業者及び/又は患者が視認することができる
位置に「患者待ち人数」を表示する表示装置を設けても
とく、どの場合でも、「患者待ち人数」と共に、「採血
待ち時間」を表示するように構成され得る。また、本実
施例では、本発明に係る患者待ち人数表示システムを、
採血作業準備システムに適用した例を示しているが、本
発明に係る患者待ち人数表示システムの構成は、実施例
中の採血作業準備システムに制限されるものではなく、
単独で設置してもよい。また、採血作業準備システムの
全体構成や、採血作業準備システムにおけるカートリー
ダ、ホストコンピュータ、整理券発行機、採血管自動準
備システム、及び搬送機能付き採血台等の各要素の構成
は、本実施例に限定されることなく、任意の構成でよ
く、例えば、上記した実施例では、「終了ボタン」と
「呼出ボタン」とを別々に設け、「終了ボタン」を押す
と「患者待ち人数」が減るように構成されているが、こ
れは本実施例に限定されることなく、例えば、「終了ボ
タン」を設けずに、「呼出ボタン」を押すと、「患者待
ち人数」が減るように構成してもよく、また、本実施例
では、表示装置E5に、「呼出ボタン」等の各種ボタン
を表示させているが、これは本実施例に限定されること
なく、表示装置E5とは別にボタンを設けてもよく、さ
らにまた、表示装置E5に表示されている情報の内容
は、本実施例に限定されることなく、採血作業者が、採
血前トレイが手元に来る前に、必要な採血処理の準備及
び/又は患者の確認を行うことができる個々の採血患者
に関する情報であれば任意の情報でよく、また、本実施
例では、「呼出ボタン」を押すと同時に、制御装置F
で、整理番号表示装置E6に、整理番号を表示させるよ
うに構成しているが、これは、本実施例に限定されるこ
となく、例えば、各採血台Eに、バーコードリーダを設
け、採血指示書に整理番号をバーコードで印字させ、採
血前トレイが手元に届いた時点で、採血指示書のバーコ
ードをバーコードリーダーで読ませて整理番号表示装置
E6に整理番号を表示させるように構成してもよく、ま
た、採血作業者が表示装置E5に表示された整理番号又
は採血指示書に表示された整理番号を見て、キーボード
等で整理番号を入力した時点で、整理番号表示装置E6
に整理番号を表示させてもよく、さらに、本実施例で
は、各採血台に整理番号表示装置E6を設けているが、
これは本実施例に限定されることなく、例えば、各採血
台Eに採血台番号を明示しておき、一つの整理番号表示
装置に、整理番号とそれに対応する採血台番号を表示す
るように構成してもよく、また、本実施例では、患者の
ID番号や患者の氏名等を含む患者の個人情報と患者に
必要な採血に関する採血情報とをホストコンピュータが
記憶しているが、この構成は本実施例に限定されること
なく任意の構成でよく、例えば、制御装置が全ての情報
を記憶しておき、カートリーダAを制御装置に直接接続
してもよい。また、本実施例では、ホストコンピュータ
と制御装置とをオンラインで接続しているが、これは本
実施例に限定されることなく、例えば、制御装置に入力
装置を設け、ホストコンピュータからの情報を文字、バ
ーコード、又はマークシート等で印字したカルテ等の情
報伝達用紙や、ホストコンピュータからの情報を記憶し
たICカード等に基づいて、これらの情報を制御装置に
入力するように構成してもよい。さらにまた、本実施例
では、カートリーダAにより患者のID番号を読み取
り、このID番号に基づいて患者の個別情報の処理を行
っているが、これは本実施例に限定されることなく、例
えば、人間がID番号を入力するように構成してもよ
く、また、ID番号以外の同等の代用情報、例えば、指
紋や虹彩等で患者個人を識別するように構成してもよ
い。また、本実施例では、供給コンベアが患者側に位置
し、回収コンベアが採血作業者側に位置し、採血作業者
側にトレイ取出台を設け、供給コンベアからトレイ取出
台まで採血前トレイを取り出すトレイ取出手段を備えた
採血台Eを例に挙げて説明しているが、採血台Eの構成
は、本実施例に限定されることなく、呼出ボタンを備
え、その呼出ボタンからの呼出情報に応じて採血前トレ
イを対応する採血台まで移送してくるように構成されて
いる採血台であれば任意の構成でよく、例えば、供給コ
ンベア自体を間欠動作させるように構成していてもよ
い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る患者
待ち人数表示システムは、採血を受ける患者の数を認識
する手段と、採血が終了した患者の数を認識する手段
と、採血を待っている患者の人数を表示する少なくとも
一つの患者待ち人数表示手段と、前記採血を受ける患者
の数を認識する手段と、採血が終了した患者の数を認識
する手段とから得られる情報に基づいて採血を待ってい
る患者の人数を算出し、前記患者待ち人数表示手段に患
者の待ち人数を表示させる制御装置とを備えているの
で、患者の待ち人数に応じた適当な人数の採血作業者で
採血作業を行うことが可能になり、採血作業者の不足に
よる採血作業の遅延や、採血作業者の無駄な待ち時間等
をなくすことが可能になり、採血処理の効率化と共に、
採血処理に係るコストの低減を図ることもできるように
なる。また、前記患者待ち人数表示手段を、採血作業者
若しくは患者の何れか一方、又は両方が視認できる位置
に設けられているので、採血作業効率をあげることがで
きる他、採血を待つ患者が自分の待ち時間をある程度予
測できるようになり、待ち時間を長く感じたりする等の
ストレスを患者に与えることがなくなり、また、待ち時
間が分からないがためにトイレにもいけない等の負担を
患者に与えることがなくなる。さらに、前記制御装置
で、患者待ち人数に基づいて、採血の待ち時間を算出
し、該待ち時間を前記患者待ち人数表示手段に表示させ
ることにより、患者待ち人数から待ち時間を予測するま
でもなく、待ち時間を確認することができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 採血作業準備システムの概略上面図である。
【図2】 同システムにおける一部を省略した概略正面
図である。
【図3】 同システムにおける搬送機能付き採血台の概
略側面図である。
【図4】 同システムにおけるデータの流れ図である。
【図5】 表示装置の一例を示す図である。
【図6】 外待ちディスプレイの一例を示す図である。
【符号の説明】
A カートリーダ B ホストコンピュータ C 整理券発行機 D 採血管自動準備システム D1 採血管用ラベル自動貼付装置 D2 採血指示書発行装置 D3 採血管収容装置 D31 空トレイ用コンベア D32 採血前トレイ用コンベア E 搬送機能付き採血台 E1 採血板 E2 供給コンベア E3 回収コンベア E4 トレイ取出台 E5 表示装置 E6 整理番号表示装置 F 制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採血を受ける患者の数を認識する手段
    と、 採血が終了した患者の数を認識する手段と、 採血を待っている患者の人数を表示する少なくとも一つ
    の患者待ち人数表示手段と、 前記採血を受ける患者の数を認識する手段と、採血が終
    了した患者の数を認識する手段とから得られる情報に基
    づいて採血を待っている患者の人数を算出し、 前記患者待ち人数表示手段に患者の待ち人数を表示させ
    る制御装置とを有することを特徴とする患者待ち人数表
    示システム。
  2. 【請求項2】 前記患者待ち人数表示手段が、採血作業
    者若しくは患者の何れか一方、又は両方が視認できる位
    置に設けられていることを特徴とする患者待ち人数表示
    システム。
  3. 【請求項3】前記制御装置が、患者待ち人数に基づい
    て、採血の待ち時間を算出し、該待ち時間を前記患者待
    ち人数表示手段に表示させることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の患者待ち人数表示システム。
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