JP2001005552A - 消費電力低減回路 - Google Patents
消費電力低減回路Info
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- 101710168120 Histone-lysine N-methyltransferase SETDB1 Proteins 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】LSIにおける消費電力の低減を目的とした回
路機能を簡素に実現し、機能ブロック数が増大するなど
LSIの規模の大きさに依存して消費電力低減機能が複
雑になることを抑える。 【解決手段】回路の外部から必要なときだけにクロック
が供給されるなど、消費電力低減機能を回路の外部に設
けるのではなく、各回路において、回路の動作スタート
・ストップを制御する信号から、内部の実質的なクロッ
クの供給・停止を内部機能として行う。
路機能を簡素に実現し、機能ブロック数が増大するなど
LSIの規模の大きさに依存して消費電力低減機能が複
雑になることを抑える。 【解決手段】回路の外部から必要なときだけにクロック
が供給されるなど、消費電力低減機能を回路の外部に設
けるのではなく、各回路において、回路の動作スタート
・ストップを制御する信号から、内部の実質的なクロッ
クの供給・停止を内部機能として行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消費電力低減回路、
特に論理(ロジック)LSI(大規模集積回路)の消費
電力を低減する為の回路に関する。
特に論理(ロジック)LSI(大規模集積回路)の消費
電力を低減する為の回路に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信端末の内蔵電池による連続使
用時間は、その携帯性能を表す重要な指標である。この
連続使用時間は内部に使用される回路、特にLSI(大
規模集積回路)の消費電力を低減することにより改善さ
れる。従って、論理回路、特に論理LSIの論理機能を
低消費電力で実現することが課題となる。
用時間は、その携帯性能を表す重要な指標である。この
連続使用時間は内部に使用される回路、特にLSI(大
規模集積回路)の消費電力を低減することにより改善さ
れる。従って、論理回路、特に論理LSIの論理機能を
低消費電力で実現することが課題となる。
【0003】CMOS(補助金属酸化物シリコン)トラ
ンジスタを使用するLSIの場合には、主として内部の
ゲートのスイッチング時に電力が消費される。この種の
回路の消費電力を低減させるには、回路が待機中や非動
作中には、その回路への入力クロックを制御するという
手法が提案されている。
ンジスタを使用するLSIの場合には、主として内部の
ゲートのスイッチング時に電力が消費される。この種の
回路の消費電力を低減させるには、回路が待機中や非動
作中には、その回路への入力クロックを制御するという
手法が提案されている。
【0004】従来、例えば特開平10−91272号公
報に開示される如く、低周波数のクロックに切替えて提
供したり、又はクロックの提供を遮断するようにしたク
ロック提供回路が提案されている。斯る回路を外部に設
けることにより、同期式回路のクロックラインの消費電
力を低減することが可能である。
報に開示される如く、低周波数のクロックに切替えて提
供したり、又はクロックの提供を遮断するようにしたク
ロック提供回路が提案されている。斯る回路を外部に設
けることにより、同期式回路のクロックラインの消費電
力を低減することが可能である。
【0005】図10に従来のクロック提供回路を設けた
クロック制御の一例をブロック図で示す。この従来例に
あっては、3個の回路(論理回路)1、2、3と、これ
らの回路1〜3にクロック(CLK)を提供するクロッ
ク供給回路4とを有する。このクロック供給回路4に
は、システムクロックとクロック選択制御信号5が入力
される。また、各回路1〜3には、クロック制御回路4
からのクロックが供給されると共にそれぞれ動作制御信
号が入力される。
クロック制御の一例をブロック図で示す。この従来例に
あっては、3個の回路(論理回路)1、2、3と、これ
らの回路1〜3にクロック(CLK)を提供するクロッ
ク供給回路4とを有する。このクロック供給回路4に
は、システムクロックとクロック選択制御信号5が入力
される。また、各回路1〜3には、クロック制御回路4
からのクロックが供給されると共にそれぞれ動作制御信
号が入力される。
【0006】このクロック供給回路4により、論理動作
に破綻を生じることなくクロック周波数の切替及びクロ
ック(CLK)出力の停止/供給を行い、回路1〜3に
クロックを送出する。このクロックの切替は次のように
行う。先ず、クロック選択制御信号5の変化をスタート
タイミングとする。その時点のクロックの電圧レベルが
H(ハイ)ならH、L(ロー)ならLのまま電圧レベル
を保持する状態に入る。即ち、出力値は固定され、出力
クロックは止った状態となる。その間に内部で出力に使
うクロックに切替え、切替えたクロックのレベルを保持
している出力クロックのレベルが同じになったとき、切
替えたクロックを出力するというシーケンス動作を行
う。適宜クロック選択制御信号5を切替えて各回路1〜
3を集中制御する。
に破綻を生じることなくクロック周波数の切替及びクロ
ック(CLK)出力の停止/供給を行い、回路1〜3に
クロックを送出する。このクロックの切替は次のように
行う。先ず、クロック選択制御信号5の変化をスタート
タイミングとする。その時点のクロックの電圧レベルが
H(ハイ)ならH、L(ロー)ならLのまま電圧レベル
を保持する状態に入る。即ち、出力値は固定され、出力
クロックは止った状態となる。その間に内部で出力に使
うクロックに切替え、切替えたクロックのレベルを保持
している出力クロックのレベルが同じになったとき、切
替えたクロックを出力するというシーケンス動作を行
う。適宜クロック選択制御信号5を切替えて各回路1〜
3を集中制御する。
【0007】また、関連する従来技術は、特開平9−8
1604号公報の「ソフトウェア/ハードウェア協調設
計システム及びその設計方法」や特開平7−44265
号公報の「パイプライン処理回路」等にも開示されてい
る。
1604号公報の「ソフトウェア/ハードウェア協調設
計システム及びその設計方法」や特開平7−44265
号公報の「パイプライン処理回路」等にも開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術にあ
っては、消費電力の低減の為に入力クロックを制御する
回路が増加するにつれて、クロックの制御方法が複雑に
なるという問題があった。その理由は、各回路へのクロ
ックの供給を集中して制御する為に、クロック供給回路
がクロックをどの回路へ送るか判断選択し、回路全体で
論理の破綻なく供給するよう動作しなければならない為
である。更に、各回路のそれぞれ固有の動作タイミング
に合わせて、それぞれクロックを供給停止/再開しなけ
ればならない為である。また、クロック供給回路とクロ
ック制御される回路との間が密接な関係となっている為
に、機能的な切分けが明確にできない。それにも拘ら
ず、クロック選択制御信号によるクロック制御系と動作
制御信号による回路機能の動作制御系という独立した2
系統の制御系が存在する為である。
っては、消費電力の低減の為に入力クロックを制御する
回路が増加するにつれて、クロックの制御方法が複雑に
なるという問題があった。その理由は、各回路へのクロ
ックの供給を集中して制御する為に、クロック供給回路
がクロックをどの回路へ送るか判断選択し、回路全体で
論理の破綻なく供給するよう動作しなければならない為
である。更に、各回路のそれぞれ固有の動作タイミング
に合わせて、それぞれクロックを供給停止/再開しなけ
ればならない為である。また、クロック供給回路とクロ
ック制御される回路との間が密接な関係となっている為
に、機能的な切分けが明確にできない。それにも拘ら
ず、クロック選択制御信号によるクロック制御系と動作
制御信号による回路機能の動作制御系という独立した2
系統の制御系が存在する為である。
【0009】本発明の目的は、クロック制御が簡単であ
り、クロック制御を受ける回路のクロック供給回路から
の機能的独立を保ち、構造化設計を容易にする論理LS
Iの消費電力低減回路を提供することである。
り、クロック制御を受ける回路のクロック供給回路から
の機能的独立を保ち、構造化設計を容易にする論理LS
Iの消費電力低減回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による消費電力低減回路は、次のような特徴
的な構成を採用している。
め、本発明による消費電力低減回路は、次のような特徴
的な構成を採用している。
【0011】(1)スタート、クロック及びリセット信
号が入力され所定信号処理を行う信号処理回路を含む機
能ブロックより成り、クロックラインの消費電力を低減
する消費電力低減回路において、前記スタート、クロッ
ク及びリセット信号を入力とし、予め決めた個数のクロ
ック信号を発生するクロック制御部からの制御クロック
信号を前記信号処理回路に入力する消費電力低減回路。
号が入力され所定信号処理を行う信号処理回路を含む機
能ブロックより成り、クロックラインの消費電力を低減
する消費電力低減回路において、前記スタート、クロッ
ク及びリセット信号を入力とし、予め決めた個数のクロ
ック信号を発生するクロック制御部からの制御クロック
信号を前記信号処理回路に入力する消費電力低減回路。
【0012】(2)実質的に同様構成の複数の機能ブロ
ックを含み、前記制御クロック信号を発生するクロック
制御部を前記各機能ブロックに含む上記(1)の消費電
力低減回路。
ックを含み、前記制御クロック信号を発生するクロック
制御部を前記各機能ブロックに含む上記(1)の消費電
力低減回路。
【0013】(3)前記信号処理回路はカウンタ回路で
ある上記(1)又は(2)の消費電力低減回路。
ある上記(1)又は(2)の消費電力低減回路。
【0014】(4)前記信号処理回路はタイマ回路であ
る上記(1)又は(2)の消費電力低減回路。
る上記(1)又は(2)の消費電力低減回路。
【0015】(5)前記機能ブロックには更にストップ
信号が入力される上記(1)又は(2)の消費電力低減
回路。
信号が入力される上記(1)又は(2)の消費電力低減
回路。
【0016】(6)前記クロック制御部には、前記タイ
マ回路からストップ信号が入力される上記(4)の消費
電力低減回路。
マ回路からストップ信号が入力される上記(4)の消費
電力低減回路。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明による消費電力低減
回路の好適実施形態例を添付図、特に図1乃至図9を参
照して詳細に説明する。
回路の好適実施形態例を添付図、特に図1乃至図9を参
照して詳細に説明する。
【0018】先ず、図1は、本発明による消費電力低減
回路を適用したシステム構成例を示す。このシステム
は、3個の回路1´、2´、3´より構成され、各回路
1´〜3´は消費電力低減用クロック制御部20a〜2
0cと、その出力クロックで制御される回路10a〜1
0cをそれぞれ含んでいる。これら回路1´〜3´に
は、共通にシステムクロックが入力されると共にそれぞ
れ独立した動作制御信号が入力される。
回路を適用したシステム構成例を示す。このシステム
は、3個の回路1´、2´、3´より構成され、各回路
1´〜3´は消費電力低減用クロック制御部20a〜2
0cと、その出力クロックで制御される回路10a〜1
0cをそれぞれ含んでいる。これら回路1´〜3´に
は、共通にシステムクロックが入力されると共にそれぞ
れ独立した動作制御信号が入力される。
【0019】図1に示すシステムの具体的構成及び動作
は、以下の例に基づく詳細説明から明らかになろう。し
かし、後述は、単なる例示にすぎず、その他種々の応用
例が考えられること当業者には容易に理解できよう。
は、以下の例に基づく詳細説明から明らかになろう。し
かし、後述は、単なる例示にすぎず、その他種々の応用
例が考えられること当業者には容易に理解できよう。
【0020】図2は、本発明による消費電力低減回路が
適用可能なクロック制御される回路例であり、この特定
例ではカウンタ10である。このカウンタ10には、図
2に示す如く、START、STOP、CLK、RES
ETの4つの信号が入力され、COUNTEROUTを
出力する。このカウンタ回路10の動作タイミングチャ
ートを図5(a)〜(f)に示す。図5中、(a)はR
ESET信号、(b)はCLK(クロック)信号、
(c)はSTART信号、(d)はSTOP信号、
(e)はCOUNTEROUT出力信号及び(f)は最
低限必要なCLK数を示す。
適用可能なクロック制御される回路例であり、この特定
例ではカウンタ10である。このカウンタ10には、図
2に示す如く、START、STOP、CLK、RES
ETの4つの信号が入力され、COUNTEROUTを
出力する。このカウンタ回路10の動作タイミングチャ
ートを図5(a)〜(f)に示す。図5中、(a)はR
ESET信号、(b)はCLK(クロック)信号、
(c)はSTART信号、(d)はSTOP信号、
(e)はCOUNTEROUT出力信号及び(f)は最
低限必要なCLK数を示す。
【0021】リセット時、即ちRESET信号(図5の
(a)参照)がLのとき、カウンタ回路10の出力CO
UNTEROUT(図5の(e)参照)は0である。S
TART信号(図5の(c)参照)がLとなり、CLK
(図5の(b)参照)が立上がると、次のCLKが立上
がりからカウンタ10はカウントアップする。STOP
信号(図5の(d)参照)がLとなり、CLKの立上が
りを検出すると、次のCLK立上がりからカウンタ10
のカウントアップ動作が中止される。ここで、注意すべ
きは、カウンタ10が最低限必要なクロックは図5
(f)に示す如く図5(b)中のタイミングt1からt
2までのクロックの立上がりである。
(a)参照)がLのとき、カウンタ回路10の出力CO
UNTEROUT(図5の(e)参照)は0である。S
TART信号(図5の(c)参照)がLとなり、CLK
(図5の(b)参照)が立上がると、次のCLKが立上
がりからカウンタ10はカウントアップする。STOP
信号(図5の(d)参照)がLとなり、CLKの立上が
りを検出すると、次のCLK立上がりからカウンタ10
のカウントアップ動作が中止される。ここで、注意すべ
きは、カウンタ10が最低限必要なクロックは図5
(f)に示す如く図5(b)中のタイミングt1からt
2までのクロックの立上がりである。
【0022】次に図3に図1の1つの回路1´の具体例
の詳細を構成図、即ち本発明による消費電力低減回路の
第1実施形態例のブロック図を示す。この消費電力低減
回路1´は、図2に示したカウンタ10とクロック制御
部20より構成される。
の詳細を構成図、即ち本発明による消費電力低減回路の
第1実施形態例のブロック図を示す。この消費電力低減
回路1´は、図2に示したカウンタ10とクロック制御
部20より構成される。
【0023】クロック制御部20には、START、S
TOP、CLK及びRESET信号が入力され、制御ク
ロック信号CTRLCLKを出力する。他方、カウンタ
10には、上述したSTART、STOP及びRESE
T信号と共にクロック制御部20の出力であるCTRL
CLK信号が入力され、COUNTEROUT信号を出
力する。
TOP、CLK及びRESET信号が入力され、制御ク
ロック信号CTRLCLKを出力する。他方、カウンタ
10には、上述したSTART、STOP及びRESE
T信号と共にクロック制御部20の出力であるCTRL
CLK信号が入力され、COUNTEROUT信号を出
力する。
【0024】クロック制御部20の詳細ゲート構成図を
図4に示し、その各部動作タイミングチャートを図6
(a)〜(h)に示す。先ず、図4のゲート構成図を参
照して説明する。このクロック制御部20は、ANDゲ
ート21、27、インバータ22、NORゲート23、
26及びD形フリップフロップ(DFF)24、25よ
り構成される。
図4に示し、その各部動作タイミングチャートを図6
(a)〜(h)に示す。先ず、図4のゲート構成図を参
照して説明する。このクロック制御部20は、ANDゲ
ート21、27、インバータ22、NORゲート23、
26及びD形フリップフロップ(DFF)24、25よ
り構成される。
【0025】ANDゲート21の一端にSTART信号
が入力され、インバータ22にSTOP信号が入力され
る。ANDゲート21とインバータ22の出力がNOR
ゲート23に入力される。NORゲート23の出力は、
CLK信号及びRESET信号と共にDFF24に入力
される。このDFF24のclkmask1出力は、C
LK信号及びRESET信号と共にDFF25に入力さ
れる。DFF24のclkmask1及びDFF25の
clkmask2信号の両反転出力はNORゲート26
に入力される。
が入力され、インバータ22にSTOP信号が入力され
る。ANDゲート21とインバータ22の出力がNOR
ゲート23に入力される。NORゲート23の出力は、
CLK信号及びRESET信号と共にDFF24に入力
される。このDFF24のclkmask1出力は、C
LK信号及びRESET信号と共にDFF25に入力さ
れる。DFF24のclkmask1及びDFF25の
clkmask2信号の両反転出力はNORゲート26
に入力される。
【0026】また、NORゲート26の出力とCLK信
号はANDゲート27に入力され、その出力が上述した
制御クロック信号CTRLCLKとしてクロック制御部
20から出力される。また、DFF24のclkmas
k1の反転出力は、ANDゲート21の他端にも入力さ
れる。
号はANDゲート27に入力され、その出力が上述した
制御クロック信号CTRLCLKとしてクロック制御部
20から出力される。また、DFF24のclkmas
k1の反転出力は、ANDゲート21の他端にも入力さ
れる。
【0027】次に、図6のタイミングチャートにおい
て、(a)はRESET信号、(b)はCLK信号、
(c)はSTART信号、(d)はSTOP信号、
(e)はDFF24のclkmask1出力、(f)は
DFF25のclkmask2出力、(g)はNORゲ
ート26からのmask信号及び(h)は制御クロック
信号CTRLCLK信号を示す。
て、(a)はRESET信号、(b)はCLK信号、
(c)はSTART信号、(d)はSTOP信号、
(e)はDFF24のclkmask1出力、(f)は
DFF25のclkmask2出力、(g)はNORゲ
ート26からのmask信号及び(h)は制御クロック
信号CTRLCLK信号を示す。
【0028】図6(e)に示す如く、clkmask1
は、START信号(図6の(c)参照)がLでHにな
り、STOP信号(図6の(d)参照)がLでLに戻
る。それ以外は自分の値を保持する。clkmask1
をリタイミングしたclkmask2(図6(f)参
照)とclkmask1(図6の(e)参照)のNOR
で作られたmaskでクロック(CLK)をマスクした
CTRLCLK(図6の(h)参照)は、上述の必要な
クロックエッジを満たしている。これにより、カウンタ
回路10は、動作中の回路機能を破綻されることなく、
非動作中、実質的な入力クロックであるCTRLCLK
(図6の(h)参照)の変化を抑制して消費電力を低減
させることが可能である。ここで、注目すべきは、入力
信号が増加する訳でもなく、入出力インタフェースは変
わらない。
は、START信号(図6の(c)参照)がLでHにな
り、STOP信号(図6の(d)参照)がLでLに戻
る。それ以外は自分の値を保持する。clkmask1
をリタイミングしたclkmask2(図6(f)参
照)とclkmask1(図6の(e)参照)のNOR
で作られたmaskでクロック(CLK)をマスクした
CTRLCLK(図6の(h)参照)は、上述の必要な
クロックエッジを満たしている。これにより、カウンタ
回路10は、動作中の回路機能を破綻されることなく、
非動作中、実質的な入力クロックであるCTRLCLK
(図6の(h)参照)の変化を抑制して消費電力を低減
させることが可能である。ここで、注目すべきは、入力
信号が増加する訳でもなく、入出力インタフェースは変
わらない。
【0029】次に、図7は、本発明による消費電力低減
回路の第3実施形態例の構成図を示す。この消費電力低
減回路1″は、図3の回路1′と同様のクロック制御部
20とTIMER(タイマ)回路30とを有する。この
消費電力低減回路1″にあっては、START信号、C
LK信号及びRESET信号が入力される。これら3信
号はクロック制御部20に入力され、その出力であるC
TRLCLKは、START信号及びRESET信号と
共にTIMER回路30に入力される。このTIMER
回路30からのINT出力は、消費電力低減回路1″の
出力となると共にクロック制御部20へSTOP信号と
して入力される。TIMER回路30からのINT出力
は、このTIMER回路30がある決められた時間が経
過後、即ちこのTIMER回路30が所定数のクロック
(CLK)を計数する時出力される。
回路の第3実施形態例の構成図を示す。この消費電力低
減回路1″は、図3の回路1′と同様のクロック制御部
20とTIMER(タイマ)回路30とを有する。この
消費電力低減回路1″にあっては、START信号、C
LK信号及びRESET信号が入力される。これら3信
号はクロック制御部20に入力され、その出力であるC
TRLCLKは、START信号及びRESET信号と
共にTIMER回路30に入力される。このTIMER
回路30からのINT出力は、消費電力低減回路1″の
出力となると共にクロック制御部20へSTOP信号と
して入力される。TIMER回路30からのINT出力
は、このTIMER回路30がある決められた時間が経
過後、即ちこのTIMER回路30が所定数のクロック
(CLK)を計数する時出力される。
【0030】信号処理回路としてTIMER回路30を
使用する図7の消費電力低減回路1″の動作を説明す
る。図8は、TIMER回路30のタイミングチャート
を示す。図8中、(a)はRESET信号、(b)はC
LK(クロック)信号、(c)はSTART信号、
(d)は内部カウンタの計数値、(e)はINT出力信
号及び(f)は最低限必要なクロック数を示す。TIM
ER回路30中には、図示しないが内部でクロックエッ
ジを数えている信号カウンタがある。このカウンタは、
図2のカウンタ回路10と同様に、RESET信号によ
って外部出力INT信号及び内部信号カウンタがO及び
Hにリセットされる。START信号(図8中(c)参
照)は、Lがアクティブ状態とする。このSTART信
号がLになった後のCLK信号(図8中(b)参照)の
立上がりの次の立上がりタイミングt3からクロックを
数え始める。予め決められた数(この例では10とす
る)を計数した後、出力INT(図8中(e)参照)を
L(アクティブ)とする。このTIMER回路30の機
能の実施に最低限必要なクロック数は、図8(f)に示
すとおりとする。
使用する図7の消費電力低減回路1″の動作を説明す
る。図8は、TIMER回路30のタイミングチャート
を示す。図8中、(a)はRESET信号、(b)はC
LK(クロック)信号、(c)はSTART信号、
(d)は内部カウンタの計数値、(e)はINT出力信
号及び(f)は最低限必要なクロック数を示す。TIM
ER回路30中には、図示しないが内部でクロックエッ
ジを数えている信号カウンタがある。このカウンタは、
図2のカウンタ回路10と同様に、RESET信号によ
って外部出力INT信号及び内部信号カウンタがO及び
Hにリセットされる。START信号(図8中(c)参
照)は、Lがアクティブ状態とする。このSTART信
号がLになった後のCLK信号(図8中(b)参照)の
立上がりの次の立上がりタイミングt3からクロックを
数え始める。予め決められた数(この例では10とす
る)を計数した後、出力INT(図8中(e)参照)を
L(アクティブ)とする。このTIMER回路30の機
能の実施に最低限必要なクロック数は、図8(f)に示
すとおりとする。
【0031】次に、図7の消費電力低減回路1″の動作
を図9のタイミングチャートに示す。図9中、(a)は
RESET信号、(b)はCLK信号、(c)はSTA
RT信号、(d)はCOUNTER計数値、(e)はI
NT出力信号、(f)はclkmask1信号、(g)
はclkmask2信号、(h)はmask信号及び
(i)は制御クロック信号CTRLCLKを示す。ST
ART信号のL時のクロック(CLK)の立上がりでC
OUNTERは、clkmask1をHとする。INT
出力信号は、COUNTERがタイミングt3のCLK
立上がりで計数開始後、所定の計数を行った時点でLと
なり、その次のCLK信号の立上がりタイミングt4で
クロック制御部20へSTOP信号として入力される。
このタイミングt4でclkmask1信号はLに戻
る。他方、clkmask2信号(図9の(g)参照)
は、clkmask1信号がLに戻った後のCLK信号
の立上がりでLへ復帰する。そこで、mask信号(図
9の(h)参照)は、clkmask1信号のHへの移
行時点からclkmask2信号のLへの復帰時点まで
発生し、その間のCLK信号がCTRLCLK信号(図
9の(i)参照)としてTIMER回路30に入力され
る。
を図9のタイミングチャートに示す。図9中、(a)は
RESET信号、(b)はCLK信号、(c)はSTA
RT信号、(d)はCOUNTER計数値、(e)はI
NT出力信号、(f)はclkmask1信号、(g)
はclkmask2信号、(h)はmask信号及び
(i)は制御クロック信号CTRLCLKを示す。ST
ART信号のL時のクロック(CLK)の立上がりでC
OUNTERは、clkmask1をHとする。INT
出力信号は、COUNTERがタイミングt3のCLK
立上がりで計数開始後、所定の計数を行った時点でLと
なり、その次のCLK信号の立上がりタイミングt4で
クロック制御部20へSTOP信号として入力される。
このタイミングt4でclkmask1信号はLに戻
る。他方、clkmask2信号(図9の(g)参照)
は、clkmask1信号がLに戻った後のCLK信号
の立上がりでLへ復帰する。そこで、mask信号(図
9の(h)参照)は、clkmask1信号のHへの移
行時点からclkmask2信号のLへの復帰時点まで
発生し、その間のCLK信号がCTRLCLK信号(図
9の(i)参照)としてTIMER回路30に入力され
る。
【0032】この第2実施形態と、図3の第1実施形態
例との相違点は、INT信号がLからHへ復帰するタイ
ミングt4でclkmask1が同時にSTOPするこ
とである。
例との相違点は、INT信号がLからHへ復帰するタイ
ミングt4でclkmask1が同時にSTOPするこ
とである。
【0033】以上、本発明による消費電力低減回路の好
適実施形態例を詳述した。しかし、本発明は斯かる特定
例のみに限定されるべきではなく、本発明の要旨を逸脱
することなく種々の変形変更が可能であることが当業者
には容易に理解できよう。
適実施形態例を詳述した。しかし、本発明は斯かる特定
例のみに限定されるべきではなく、本発明の要旨を逸脱
することなく種々の変形変更が可能であることが当業者
には容易に理解できよう。
【0034】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
の消費電力低減回路によると、多数の機能ブロックを結
合してLSIを構成する際に、機能ブロックを機能的ブ
ラックボックスとして扱い階層構造を適用するのが一般
的であるが、この際に消費電力低減回路の為に追加され
ているクロック制御機能がトップ階層、即ち機能ブロッ
クの外部において考慮しなくてもよいという効果があ
る。その為に、クロック制御を行いたい機能ブロックが
多くなっていてもクロック制御が複雑になることはな
い。その理由は、回路の入出力インタフェースを変更す
ることなく、非動作中の消費電力を低減している為であ
る。
の消費電力低減回路によると、多数の機能ブロックを結
合してLSIを構成する際に、機能ブロックを機能的ブ
ラックボックスとして扱い階層構造を適用するのが一般
的であるが、この際に消費電力低減回路の為に追加され
ているクロック制御機能がトップ階層、即ち機能ブロッ
クの外部において考慮しなくてもよいという効果があ
る。その為に、クロック制御を行いたい機能ブロックが
多くなっていてもクロック制御が複雑になることはな
い。その理由は、回路の入出力インタフェースを変更す
ることなく、非動作中の消費電力を低減している為であ
る。
【図1】本発明による消費電力低減回路を適用した回路
システムの構成図である。
システムの構成図である。
【図2】図1の回路ブロックの1つの信号処理回路の例
である。
である。
【図3】本発明による消費電力低減回路の第1実施形態
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図4】図3中のクロック制御部の詳細構成図である。
【図5】図3中のカウンタ回路の動作タイミングチャー
トである。
トである。
【図6】図3中のクロック制御部の動作タイミングチャ
ートである。
ートである。
【図7】本発明による消費電力低減回路の第2実施形態
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図8】図7中のタイマ回路の動作タイミングチャート
である。
である。
【図9】図7中のクロック制御部の動作タイミングチャ
ートである。
ートである。
【図10】従来の消費電力低減の為クロック制御部の構
成図である。
成図である。
1〜3、1′〜3、1″ 回路(機能ブロック) 10 カウンタ回路(信号処理回
路) 20 クロック制御部 30 タイマ回路(信号処理回路) CTRLCLK 制御クロック信号
路) 20 クロック制御部 30 タイマ回路(信号処理回路) CTRLCLK 制御クロック信号
Claims (6)
- 【請求項1】スタート、クロック及びリセット信号が入
力され所定信号処理を行う信号処理回路を含む機能ブロ
ックより成り、クロックラインの消費電力を低減する消
費電力低減回路において、前記スタート、クロック及び
リセット信号を入力とし、予め決めた個数のクロック信
号を発生するクロック制御部からの制御クロック信号を
前記信号処理回路に入力することを特徴とする消費電力
低減回路。 - 【請求項2】実質的に同様構成の複数の機能ブロックを
含み、前記制御クロック信号を発生するクロック制御部
を前記各機能ブロックに含むことを特徴とする請求項1
に記載の消費電力低減回路。 - 【請求項3】前記信号処理回路はカウンタ回路であるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の消費電力低減回
路。 - 【請求項4】前記信号処理回路はタイマ回路であること
を特徴とする請求項1又は2に記載の消費電力低減回
路。 - 【請求項5】前記機能ブロックには更にストップ信号が
入力されることを特徴とする請求項1又は2に記載の消
費電力低減回路。 - 【請求項6】前記クロック制御部には、前記タイマ回路
からストップ信号が入力されることを特徴とする請求項
4に記載の消費電力低減回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172664A JP2001005552A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 消費電力低減回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11172664A JP2001005552A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 消費電力低減回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001005552A true JP2001005552A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15946094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11172664A Pending JP2001005552A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 消費電力低減回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001005552A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075973A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Canon Inc | 電子機器及び当該電子機器の電力制御方法 |
US7773817B2 (en) | 2006-08-15 | 2010-08-10 | Fujitsu Semiconductor Limited | JPEG image processing circuit |
JP2011248579A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Canon Inc | クロック供給装置 |
CN104777760A (zh) * | 2014-01-13 | 2015-07-15 | 上海华虹集成电路有限责任公司 | 超低功耗mcu的安全启动方法及电路 |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP11172664A patent/JP2001005552A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7773817B2 (en) | 2006-08-15 | 2010-08-10 | Fujitsu Semiconductor Limited | JPEG image processing circuit |
JP2009075973A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Canon Inc | 電子機器及び当該電子機器の電力制御方法 |
JP2011248579A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Canon Inc | クロック供給装置 |
CN104777760A (zh) * | 2014-01-13 | 2015-07-15 | 上海华虹集成电路有限责任公司 | 超低功耗mcu的安全启动方法及电路 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060512 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071109 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080123 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080411 |