JP2001005420A - 有機エレクトロルミネセンス素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネセンス素子

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JP2001005420A
JP2001005420A JP11176045A JP17604599A JP2001005420A JP 2001005420 A JP2001005420 A JP 2001005420A JP 11176045 A JP11176045 A JP 11176045A JP 17604599 A JP17604599 A JP 17604599A JP 2001005420 A JP2001005420 A JP 2001005420A
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cathode
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Hitoshi Wakai
仁資 若井
Junichi Maruyama
淳一 丸山
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Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光強度に顕著なバラツキが生じない表示品
位を高めることを可能とする有機エレクトロルミネセン
ス素子の提供する。 【解決手段】 透明基板上に陽極2,ひとつ以上の層で
構成される有機層及び陰極4を少なくとも有している。
陽極2は、駆動回路とつながる配線部となる複数個の配
線21及び陰極4と対向して表示部となる複数個のドッ
ト22に分割形成されている。ドット22の各々と配線
21との間に調整抵抗5が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機エレクトロル
ミネセンス素子に関する。
【0002】
【従来の技術】図4,図5は、所謂マトリクス表示の有
機エレクトロルミネセンス素子10の断面図,要部平面
図であり、透明基板1上に酸化インジウム錫(ITO)
等の透明導電材料からなる複数個の短冊状の陽極2,ひ
とつ以上の層で構成される有機層(少なくとも有機発光
層の単層構造、あるいは、陽極側から正孔注入層,正孔
輸送層,(有機発光層)及び電子輸送層等の何れかを有
機発光層と共に積層形成した多層構造から成る)3及び
アルミニュウム(Al)等の金属導電材料からなる複数
個の短冊状の陰極4を少なくとも有しており、例えば特
開平10−112391号公報で開示されている。
【0003】斯かる有機エレクトロルミネセンス素子1
0は、データ電極となる陽極2と走査電極となる陰極4
との交点に表示部となる画素(ドット)が形成され、こ
のドットに数ボルト〜数十ボルトの直流電圧を印加する
ことにより、有機層からの前記ドットの形状に応じた発
光を透明基板を通して見ることができ、薄膜型や分散型
のエレクトロルミネセンス素子と比較して、低電圧駆動
が可能となる利点を有する。
【0004】また、陽極又は陰極の一方を表示部となる
複数個の表示画素(セグメント)に分割し、他方を共通
(コモン)として選択発光させる所謂セグメント表示の
有機エレクトロルミネセンス素子は、例えば特開平9−
106887号公報で開示されており、前記セグメント
の形状設定により好みの表示形状を得やすいという利点
を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マトリクス
表示にしろセグメント表示にしろ、斯かる有機エレクト
ロルミネセンス素子10においては、駆動回路から発光
表示を行うドットやセグメント等の表示部までの距離に
差があるため、表示部の位置により発光強度にバラツキ
が生じることとなって表示品位を低下させるという問題
がある。
【0006】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであり、表示部の発光強度に顕著なバラツキが
生じない、表示品位を高めることを可能とする有機エレ
クトロルミネセンス素子の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の有機エレクトロ
ルミネセンス素子は、請求項1に記載の通り、透明基板
上に透明導電材料からなる陽極、ひとつ以上の層で構成
される有機層及び前記陽極と対向するように金属導電材
料からなる陰極を少なくとも有することにより所定のパ
ターンで発光可能な有機エレクトロルミネセンス素子で
あって、前記陽極又は前記陰極の一方をデータ電極とし
て表示する形状に応じた表示部及び駆動回路に接続され
る配線部に分けて形成し、他方を他の駆動回路に接続さ
れる走査電極とし、前記表示部の各々と前記配線部との
間に調整抵抗を接続することを特徴とするものである。
特に、前記表示部の全てにおける電圧の最小値と最大値
の差が、その最大値の20%に相当する範囲に入るよう
に、前記調整抵抗の各抵抗値を設定することを特徴とし
(請求項4)、前記調整抵抗がトリミング抵抗であるこ
とを特徴とする(請求項5)。
【0008】また、本発明の有機エレクトロルミネセン
ス素子は、請求項2に記載の通り、透明基板上に透明導
電材料からなる陽極、ひとつ以上の層で構成される有機
層及び前記陽極と対向するように金属導電材料からなる
陰極を少なくとも有することにより所定のパターンで発
光可能な有機エレクトロルミネセンス素子であって、前
記陽極をデータ電極として表示する形状に応じた表示部
及び駆動回路に接続される配線部に分けて形成し、前記
陰極を他の駆動回路に接続される走査電極とし、前記表
示部の各々と前記配線部との間に調整抵抗を接続するこ
とを特徴とするものである。特に、前記表示部の全てに
おける電圧の最小値と最大値の差が、その最大値の20
%に相当する範囲に入るように、前記調整抵抗の各抵抗
値を設定することを特徴とし(請求項4)、前記調整抵
抗がトリミング抵抗であることを特徴とする(請求項
5)。
【0009】また、本発明の有機エレクトロルミネセン
ス素子は、請求項3に記載の通り、透明基板上に透明導
電材料からなる陽極、ひとつ以上の層で構成される有機
層及び金属導電材料からなる陰極を少なくとも有するこ
とにより所定のパターンで発光可能な有機エレクトロル
ミネセンス素子であって、前記陽極を表示部となる複数
個のセグメント及び駆動回路に接続される配線部に分け
て形成し、前記陰極をコモンとし、前記陽極はN(Nは
2以上の整数)個以下の個数の前記セグメントを直列接
続することによりグループ化してその各グループが駆動
回路へ接続され、前記陰極はN個に分割形成して夫々が
他の駆動回路へ接続され、前記各駆動回路は定電圧源で
ある電源回路へ接続され、前記各駆動回路により前記セ
グメント及び前記コモンが1/Nデューティのダイナミ
ック駆動により駆動されることを特徴とするものであ
る。特に、前記表示部の全てにおける電圧の最小値と最
大値の差が、その最大値の20%に相当する範囲に入る
ように、前記調整抵抗の各抵抗値を設定することを特徴
とし(請求項4)、前記調整抵抗がトリミング抵抗であ
ることを特徴とする(請求項5)。また、前記セグメン
トが7個のセグメントからなる日の字型に形成されてい
ることを特徴とし(請求項6)、前記Nが2以上4以下
の整数であることを特徴とする(請求項7)。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明によれば、
調整抵抗の抵抗値を調節することにより、表示部の発光
強度に顕著なバラツキが生じないようにすることができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、調整抵抗
の抵抗値を調節することにより、表示部の発光強度に顕
著なバラツキが生じないようにすることができる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、調整抵抗
の抵抗値を調節することにより、表示部の発光強度に顕
著なバラツキが生じないようにすることができる。
【0013】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
から請求項3において、調整抵抗の抵抗値を調節するこ
とにより、表示部の発光強度に顕著なバラツキが生じな
いようにすることができる。
【0014】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から請求項3において、発光強度を測定しながら調整抵
抗をレーザーで傷付けてそれらの抵抗値を簡単かつ正確
に調整することができる。
【0015】請求項6に記載の発明によれば、請求項3
において、調整抵抗の抵抗値を調節することにより、表
示部であるセグメントの発光強度に顕著なバラツキが生
じないようにすることができる。
【0016】請求項7に記載の発明によれば、請求項3
において、セグメント表示の有機エレクトロルミネセン
ス素子をダイナミック駆動した際に生じる表示ムラを抑
えることができる。
【0017】
【実施例】本発明を、添付図面に示した実施例に基づき
説明するが、図1は第1実施例の要部を説明する平面
図、図2は第2実施例の要部を説明する平面図、図3は
同実施例の回路図であって、図4,図5で示した前記従
来技術と同一もしくは相当個所には同一符号を付してそ
の詳細な説明を省く。
【0018】図1は、本発明に係るマトリクス表示の有
機エレクトロルミネセンス素子10の電極2,4の形状
と位置関係を示しており、走査電極となる陰極4は前記
従来技術と同じであるが、データ電極となる陽極2は、
定電圧電源(図示しない)に接続される駆動回路(図示
しない)とつながって給電するための配線部となる複数
個の配線21と、陰極4と対向して表示部を形成するた
めの複数個のドット22とに分割形成されており、ドッ
ト22の各々と配線21との間に調整抵抗5が接続され
ている。
【0019】この調整抵抗5は、陽極2(配線21及び
ドット22)と同一材料により同一製造工程で形成さ
れ、或いは、トリミング抵抗やチップ抵抗のような別な
材料を用いて陽極2の形成前又は形成後に形成されるも
ので、何れも基板1上に形成される。そして、ドット2
2の各々における前記駆動回路からの抵抗値Rが所定の
範囲内に入るように、調整抵抗5の抵抗値rが決められ
いる。
【0020】すなわち、表示部の発光強度は、その表示
部における陽極2(ドット22)と陰極4との間の電圧
差に比例し、陰極4には比較的低抵抗値を有する金属材
料が用いられることにより全域において電圧に殆ど差を
生じないため、発光強度は陽極2における電圧の影響を
受ける。
【0021】このため、各表示部における発光強度のバ
ラツキが視認されないように、各ドット22における電
圧を調整するために調整抵抗5の抵抗値rを設定する。
具体的には、全てのドット22における電圧の最小値と
最大値の差が、その最大値の20%に相当する範囲に入
っていれば、表示部の発光強度に顕著な差が認められな
いことを実験により確認した。すなわち、全てのドット
22における電圧の最小値と最大値の差が、その最大値
の20%に相当する範囲に入るように、調整抵抗5の抵
抗値rを設定するものである。
【0022】これにより、各表示部の発光強度に顕著な
バラツキが生じないため、表示品位を高めることができ
る。
【0023】図2は、本発明に係るセグメント表示の有
機エレクトロルミネセンス素子10の電極2,4の形状
と位置関係を示しており、陽極2と陰極4の夫々に駆動
回路となるスイッチング回路20,30が接続してあ
り、これらスイッチング回路20,30に電源回路40
が接続されている。
【0024】斯かる有機エレクトロルミネセンス素子1
0は、陽極2と陰極4との後述する形状により所定のパ
ターンで発光可能となるもので、陽極2と陰極4との間
に数ボルト〜数十ボルトの電源を用意することにより、
有機層3(図4,図5参照)からの発光を透明基板1
(図4,図5参照)を通して見ることができる。
【0025】本実施例では、陽極2を表示部となる複数
個のセグメントに分割し、陰極4を共通コモンとして選
択発光させることにより、例えば数字の「0」〜「9」
を表示することのできる所謂セグメント型表示の有機エ
レクトロルミネセンス素子10としている。
【0026】具体的に説明すると、陽極2は、図2
(a)で示すように、頂点から時計方向に向かって順次
位置する6個のセグメント2a〜2f及び中央に位置す
る1個のセグメント2gの合計7個のセグメントからな
る日の字型に構成され、セグメント2a,2g(グルー
プA)、セグメント2b,2c(グループB)、セグメ
ント2d(グループC)、セグメント2e,2f(グル
ープD)のようにグループ化されており、セグメント2
a〜2fは各グループA〜D単位で配線21を介して外
部の駆動回路(後述する)と接続されている。なお、図
2(a)では、7個のセグメント2a〜2fで1個の日
の字を形成すると共に、これが6個並設している構成の
陽極2を示しており、その内の右端に位置するもののみ
グループ化しているが、他も同様な電気的接続がされて
いることは言うまでもない。
【0027】また、図2(b)で示すように、陰極4
は、陽極2と対抗する形状である2個のコモン4a,4
bとに区分け形成されており、コモン毎に外部の駆動回
路(後述する)と接続されている。なお、同一のコモン
4a(4b)には、同一グループを構成するセグメント
2a〜2fが対向しないように陽極2の形状を設定して
いる。
【0028】図3は、有機エレクトロルミネセンス素子
10と前記駆動回路であるスイッチング回路20,30
及び電源回路40の関係を示す回路図であり、セグメン
ト2a〜2fに対応する各表示画素をダイオードとして
表示しており、有機エレクトロルミネセンス素子10を
所謂ダイナミック駆動するものである。
【0029】各グループA〜Dはスイッチング回路20
を構成する各スイッチ20A〜20Dを介して電源回路
40の高電位側に接続され、コモン4a,4bはスイッ
チング回路30を構成するスイッチ31,32の各共通
接点31a,32aに接続され、これらスイッチ31,
32の一方の切替接点31b,32bは電源回路40の
高電位側、他方の切替接点31c,32cは接地側に夫
々接続されている。
【0030】スイッチング回路30は、1/2デューテ
ィで駆動されるもので、例えばスイッチ31が電源回路
40の高電位側と接続されている(接点31aと接点3
1bが通電状態)場合には、スイッチ32は接地側と接
続されており(接点32aと接点32cが通電状態)、
反対にスイッチ32が電源回路40の高電位側と接続さ
れている(接点32aと接点32bが通電状態)場合に
は、スイッチ31は接地側と接続される(接点31aと
接点31cが通電状態)。
【0031】従って、数字の「1」を表示する場合に
は、セグメント2b,2cの個所が発光するように、ス
イッチング回路20のスイッチ20Bのみをオンして、
その他はオフとする。
【0032】また、数字の「2」を表示する場合には、
セグメント2a,2b,2d,2e,2gの個所が発光
するように、スイッチング回路20のスイッチ20A,
20Cは常時オンとし、スイッチ20B、20Dはスイ
ッチング回路30のスイッチ31の接点31aと接点3
1cが通電状態の場合にオンで、スイッチ32の接点3
2aと接点32cが通電状態の場合にオフするように切
替る。
【0033】数字「3」〜「9」を表示する場合も同様
であってそれらの具体的な説明は省略し、このように、
スイッチング回路20,30によって、有機エレクトロ
ルミネセンス素子10はダイナミック駆動される。斯か
るダイナミック駆動は、セグメント2a〜2gの切替時
に駆動条件(電圧値)を変える必要がないため、回路全
体の構成を簡素化でき、これに応じてコストの低減を図
ることができる。
【0034】斯かる構成において、電源回路50を定電
圧源とするダイナミック駆動を行うと、駆動回路20か
ら発光表示を行うセグメント2a〜2gまでの距離に差
があるため、表示部により発光強度にバラツキが生じる
可能性があるが、これを防ぐために、各表示部における
発光強度のバラツキが視認されないように、各セグメン
ト2a〜2gにおける電圧を調整するために調整抵抗5
の抵抗値rを設定する。具体的には、全てのセグメント
2a〜2gにおける電圧の最小値と最大値の差が、その
最大値の20%に相当する範囲に入っていれば、表示部
の発光強度に顕著な差が認められないことを実験により
確認した。すなわち、全てのセグメント2a〜2gにお
ける電圧の最小値と最大値の差が、その最大値の20%
に相当する範囲に入るように、調整抵抗5の抵抗値rを
設定するものである。
【0035】これにより、各表示部の発光強度に顕著な
バラツキが生じないため、表示品位を高めることができ
る。
【0036】なお、調整抵抗5としてトリミング抵抗を
用いることにより、実際の通電状態においてセグメント
2a〜2gの個所における発光強度を測定しながら、調
整抵抗5をレーザーで傷付けてそれらの抵抗値rを簡単
かつ正確に調整することができ、作業性向上に寄与する
ものとなる。
【0037】また、陽極2を2個以下の個数のセグメン
トを直列接続し、陰極4を2個のコモン4a,4bとし
て、スイッチング回路20,30により1/2デューテ
ィのダイナミック駆動する構成を示したが、これに限ら
ず陽極2をN(Nは2以上の整数)個以下の個数のセグ
メントを直列接続し、陰極4をN個のコモンに分割形成
して1/Nデューティで駆動する構成としても良い。N
が大きくなるほど前記グループの数が減少して接続配線
の個数が減り、よって表示に供されるセグメント2a〜
2fの領域を増やせる利点を有するものの、Nが大きく
なる程スイッチングが頻繁になり表示ムラを発生させる
等の欠点も顕在化するため、実際の使用に際しては有機
エレクトロルミネセンス素子10全体としてバランスの
とれた表示動作を実現する条件として、N=2〜4が最
適である。
【0038】以上述べたように本発明によれば、表示部
の発光強度に顕著なバラツキが生じない表示品位を高め
るた有機エレクトロルミネセンス素子を提供することが
できるが、配線部たる配線21と陰極4とが交差する個
所も発光する可能性があるため、配線21と陰極4との
間には絶縁層を介在させることにより有機層3へ電圧が
印加されない構成とする必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の陽極と陰極の説明図。
【図2】 本発明の第2実施例の陽極と陰極の説明図。
【図3】 同上実施例の回路図。
【図4】 従来技術の断面図。
【図5】 同上従来技術の一部を切欠いた斜視図。
【符号の説明】
1 基板 2 陽極 21 配線(配線部) 22 ドット(表示部) 2a〜2g セグメント(表示部) 4 陰極 4a,4b コモン 5 調整抵抗 10 有機エレクトロルミネセンス素子 20,30 スイッチング回路(駆動回路) 40 電源回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板上に透明導電材料からなる陽
    極、ひとつ以上の層で構成される有機層及び前記陽極と
    対向するように金属導電材料からなる陰極を少なくとも
    有することにより所定のパターンで発光可能な有機エレ
    クトロルミネセンス素子であって、前記陽極又は前記陰
    極の一方をデータ電極として表示する形状に応じた表示
    部及び駆動回路に接続される配線部に分けて形成し、他
    方を他の駆動回路に接続される走査電極とし、前記表示
    部の各々と前記配線部との間に調整抵抗を接続すること
    を特徴とする有機エレクトロルミネセンス素子。
  2. 【請求項2】 透明基板上に透明導電材料からなる陽
    極、ひとつ以上の層で構成される有機層及び前記陽極と
    対向するように金属導電材料からなる陰極を少なくとも
    有することにより所定のパターンで発光可能な有機エレ
    クトロルミネセンス素子であって、前記陽極をデータ電
    極として表示する形状に応じた表示部及び駆動回路に接
    続される配線部に分けて形成し、前記陰極を他の駆動回
    路に接続される走査電極とし、前記表示部の各々と前記
    配線部との間に調整抵抗を接続することを特徴とする有
    機エレクトロルミネセンス素子。
  3. 【請求項3】 透明基板上に透明導電材料からなる陽
    極、ひとつ以上の層で構成される有機層及び金属導電材
    料からなる陰極を少なくとも有することにより所定のパ
    ターンで発光可能な有機エレクトロルミネセンス素子で
    あって、前記陽極を表示部となる複数個のセグメント及
    び駆動回路に接続される配線部に分けて形成し、前記陰
    極をコモンとし、前記陽極はN(Nは2以上の整数)個
    以下の個数の前記セグメントを直列接続することにより
    グループ化してその各グループが駆動回路へ接続され、
    前記陰極はN個に分割形成して夫々が他の駆動回路へ接
    続され、前記各駆動回路は定電圧源である電源回路へ接
    続され、前記各駆動回路により前記セグメント及び前記
    コモンが1/Nデューティのダイナミック駆動により駆
    動されることを特徴とする有機エレクトロルミネセンス
    素子。
  4. 【請求項4】 前記表示部の全てにおける電圧の最小値
    と最大値の差が、その最大値の20%に相当する範囲に
    入るように、前記調整抵抗の各抵抗値を設定することを
    特徴とする請求項1から請求項3に記載の有機エレクト
    ロルミネセンス素子。
  5. 【請求項5】 前記調整抵抗がトリミング抵抗であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3に記載の有機エレ
    クトロルミネセンス素子。
  6. 【請求項6】 前記セグメントが7個のセグメントから
    なる日の字型に形成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の有機エレクトロルミネセンス素子。
  7. 【請求項7】 前記Nが2以上4以下の整数であること
    を特徴とする請求項3又は請求項4に記載の有機エレク
    トロルミネセンス素子。
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