JP2001004825A - 光学フィルター - Google Patents

光学フィルター

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JP2001004825A
JP2001004825A JP11171375A JP17137599A JP2001004825A JP 2001004825 A JP2001004825 A JP 2001004825A JP 11171375 A JP11171375 A JP 11171375A JP 17137599 A JP17137599 A JP 17137599A JP 2001004825 A JP2001004825 A JP 2001004825A
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transmittance
optical filter
layer
light
plasma display
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JP11171375A
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Ryuta Suzuki
龍太 鈴木
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Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】色純度を低下させる波長の光を選択的にカット
し、色バランスを補正することのできる光学フィルター
を提供する。 【解決手段】 光吸収層を有する光学フィルターにおい
て、少なくとも560nm〜620nmの間に光透過率
の極小を有し、光透過率の極小を示す波長での透過率が
0.01〜90%である光学フィルターであり、該フィ
ルターに対し30℃〜80℃の環境温度において200
0万Lux・時間の光照射を行った場合に光透過率の極
小を示す波長での透過率が大きくなり、その透過率が
0.02〜95%である光学フィルター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明支持体および
フィルター層を有する光学フィルターに関する。特に、
本発明はプラズマディスプレイパネル(PDP)、液晶
表示装置(LCD)、エレクトロルミネッセンスディス
プレイ(ELD)、蛍光表示管、電界放射型ディスプレ
イのような画像表示装置の表面に、色再現性改良のため
取り付けられる光学フィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(PD
P)、液晶表示装置(LCD)、エレクトロルミネッセ
ンスディスプレイ(ELD)、陰極管表示装置(CR
T)、蛍光表示管、電界放射型ディスプレイのような画
像表示装置は、原則として、赤、青、緑の三原色の光の
組み合わせでカラー画像を表示する。しかし、表示のた
めの光を理想的な三原色にすることは、非常に難しい
(実質的には不可能である)。例えば、プラズマディス
プレイパネル(PDP)では、三原色蛍光体からの発光
に余分な光(波長が500乃至620nmの範囲)が含
まれていることが知られている。そこで、表示色の色バ
ランスを補正するため特定の波長の光を吸収するフィル
ターを用いて、色補正を行うことが提案されている。フ
ィルターによる色補正については、特開昭58−153
904号、同61−188501号、特開平3−231
988号、同5−205643号、同9−145918
号、同9−306366号、同10−26704号の各
公報に記載がある。しかしプラズマディスプレイパネル
は使用していくうちに蛍光体が劣化するという問題点が
ある。このとき蛍光体が劣化していない状態で最適化さ
れたフィルターは蛍光体が劣化した状態では透過率が低
すぎて表示を必要以上に暗くし、またカラーバランスを
最適に保つことができない。PDPで用いられる緑色発
光蛍光体としては、例えば、OPTRONICS(19
97年)No.6、149〜155頁等に記載のものが
有用であり、その中でも、Zn2SiO4:Mn蛍光体を用いるこ
とが好ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、色純
度を低下させる波長の光を選択的にカットし、色バラン
スを補正することのできる光学フィルターを提供するこ
と、およびそれを用いた画像表示装置(特に、プラズマ
ディスプレイ)を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は下記
(1)〜(8)の光学フィルター、前面板、プラズマデ
ィスプレイパネル、プラズマディスプレイ表示装置によ
って達成された。 (1) 光吸収層を有する光学フィルターにおいて、少
なくとも560nm〜620nmの間に光透過率の極小
を有し、光透過率の極小を示す波長での透過率が0.0
1〜90%である光学フィルターであり、該フィルター
に対し30℃〜80℃の環境温度において2000万L
ux・時間の光照射を行った場合に光透過率の極小を示
す波長での透過率が大きくなり、その透過率が0.02
〜95%であることを特徴とする光学フィルター。 (2) 光吸収層を有する光学フィルターにおいて、少
なくとも560nm〜620nmの間に光透過率の極小
を有する光学フィルターであり、10万Lux200時
間の光照射を行った場合に該フィルターの光透過率の極
小を示す波長が0.1〜30nm短波長側に移動するこ
とを特徴とする(1)に記載の光学フィルター。 (3) 光吸収層に色素を含有することを特徴とする
(1)または(2)に記載の光学フィルター。 (4) 光吸収層に含まれる色素が、少なくともシアニ
ン色素を含むことを特徴とする(1)〜(3)に記載の
光学フィルター。 (5) 光吸収層が透明支持体上に形成されていること
を特徴とする(1)〜(4)に記載の光学フィルター。 (6) (1)〜(5)のいずれかに記載の光学フィル
ターをその構成部分として含むことを特徴とするプラズ
マディスプレイ用前面板。 (7) プラズマディスプレイパネルの表面に(1)〜
(5)のいずれかに記載の光学フィルターを有すること
を特徴とするプラズマディスプレイパネル。 (8) (6)に記載のプラズマディスプレイ用前面板
および/または(7)に記載のプラズマディスプレイパ
ネルを有することを特徴とするプラズマディスプレイ表
示装置。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は下記に挙げるいくつかの
例により説明することができるが、特に断らない限りそ
れらの例に限定されるものではない。
【0006】本発明における光学フィルターとは、56
0nm〜620nmの間に透過率の極小を有していお
り、その初期状態での透過率は極小の波長において0.
01%〜90%の間が好ましく、より好ましくは0.1
%〜70%の間である。該透過率は光を照射することに
より変化し、変化後の極小の波長での透過率は0.02
%〜95%の間、より好ましくは0.2〜80%の間で
ある。
【0007】本発明における光学フィルターの光透過率
の極小の波長は560nm〜620nmの間であるが、
570〜600nmの間であることが好ましく、580
nm〜600nmの間であることがさらに好ましい。該
波長は光を照射することにより移動することも好まし
い。短波長側に移動する場合の大きさとしては0.1n
m〜30nmの間が好ましく、0.1nm〜10nmの
間がさらに好ましく、0.1nm〜5nmの間が最も好
ましい。長波長側に移動する場合の大きさとしては0.
1〜50nmの間が好ましく、0.1〜10nmの間が
さらに好ましい。本発明では短波長側に移動する場合の
方が長波長側に移動する場合よりより好ましい。
【0008】該光学フィルターは、560nm〜620
nmの透過率の極小に加えて、500nm〜550nm
に透過率の極小を持たせることもできる。500nm〜
550nmの範囲の透過率は20%〜85%の範囲であ
ることが好ましい。波長が500nm〜550nmの範
囲の透過率の極小は、視感度が高い緑の蛍光体の発光強
度を調整するために設定される。緑の蛍光体の発光域
は、なだらかにカットすることが好ましい。透過率の極
小は吸収の極大としても表現できる。波長が500nm
〜550nmの範囲の吸収極大での半値幅(吸収極大で
の吸光度の半分の吸光度を示す波長領域の幅)は、30
nm〜300nmであることが望ましく、40nm〜3
00nmであることがより好ましく、50nm〜150
nmであることがさらに好ましく、60nm〜150n
mであることが最も好ましい。
【0009】波長が560nm〜620nmの範囲の透
過率の極小は、なるべく緑の蛍光体の発光に影響を与え
ないよう選択的に光をカットするために吸収スペクトル
のピークをシャープにすることが好ましい。具体的に
は、波長が560nm〜620nmの範囲の吸収極大で
の半値幅は、5nm〜200nmであることが好まし
く、10nm〜100nmであることがより好ましく、
10nm〜50nmであることが最も好ましい。
【0010】本発明において上記の吸収スペクトルを付
与するために、色素(染料または顔料)を用いて、フィ
ルターを形成することが好ましい。波長が500nm〜
550nmの範囲に透過率の極小を持つ色素としては、
スクアリリウム系、アゾメチン系、シアニン系、オキソ
ノール系、アントラキノン系、アゾ系またはベンジリデ
ン系の化合物が好ましく用いられる。アゾ染料として
は、GB539703号、同575691号、US29
56879号および堀口 博著「総説 合成染料」三共
出版などに記載の多くのアゾ染料を使用することができ
る。波長が500nm〜550nmの範囲に透過率の極
小を持つ色素の例を以下に示す。
【0011】
【化1】
【0012】
【化2】
【0013】
【化3】
【0014】
【化4】
【0015】
【化5】
【0016】
【化6】
【0017】
【化7】
【0018】
【化8】
【0019】
【化9】
【0020】
【化10】
【0021】
【化11】
【0022】波長が560nm〜620nmの範囲に透
過率の極小を持つ色素としては、シアニン系、スクアリ
リウム系、アゾメチン系、キサンテン系、オキソノール
系またはアゾ系の化合物が好ましく用いられる。波長が
560nm〜620nmの範囲に透過率の極小を持つ色
素の例を以下に示す。好ましくはシアニン系色素であ
る。
【0023】
【化12】
【0024】
【化13】
【0025】
【化14】
【0026】
【化15】
【0027】
【化16】
【0028】
【化17】
【0029】
【化18】
【0030】
【化19】
【0031】
【化20】
【0032】
【化21】
【0033】
【化22】
【0034】
【化23】
【0035】
【化24】
【0036】
【化25】
【0037】フィルターには、以上のような2種類以上
の色素を組み合わせて用いることができる。また、波長
が500nm〜550nmの範囲と波長が560nm〜
620nmの範囲の両方に透過率の極小を持つ色素をフ
ィルターに用いることもできる。例えば、色素を微粒子
分散物のような会合体の状態にすると、一般に波長が長
波長側にシフトして、ピークがシャープになる。そのた
め、波長が500nm〜550nmの範囲に透過率の極
小を持つ色素には、その会合体が560nm〜620n
mの範囲に透過率の極小を持つものもある。そのような
色素が部分的に会合体を形成した状態で使用すると、波
長が500nm〜550nmの範囲と波長が560nm
〜620nmの範囲の両方に透過率の極小を得ることが
できる。そのような色素の例は上記(b12)及び(b
13)である。
【0038】本発明に用いることのできる光学フィルタ
ー(波長選択吸収フィルター)の厚さは0.1μm乃至
5cmであることが好ましく、0.5μm乃至100μ
mであることがさらに好ましい。
【0039】フィルターは、さらにポリマーバインダー
を含むことが好ましい。天然ポリマー(例、ゼラチン、
セルロース誘導体、アルギン酸)または合成ポリマー
(例、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルピロリドン、ポビニルアルコール、ポリ
塩化ビニル、スチレン−ブタジエンコポリマー、ポリス
チレン、ポリカーボネート、水溶性ポリアミド)をポリ
マーバインダーとして用いることができる。親水性ポリ
マー(上記天然ポリマー、ポリビニルブチラール、ポリ
ビニルピロリドン、ポビニルアルコール、水溶性ポリア
ミド)が特に好ましい。
【0040】本発明における光照射の条件とは光学フィ
ルターに対し2000万Lux・時間の光を照射するこ
とである。このとき光学フィルター周辺の環境温度は3
0℃〜80℃、であるように保持される。環境湿度は1
0%RH〜95%RHの範囲に制御することが好まし
い。ここで環境温度、環境湿度とはサンプルが囲まれる
周囲の環境の温度、湿度であってサンプル本体の温度、
湿度ではない。光照射は間欠であっても連続であっても
構わないが、4時間の光照射状態と1時間の暗状態の繰
り返しである間欠照射が好ましい。また光照射強度は積
算光量を合わせれば特に制限はないが、100Lux〜
20万Luxで照射することが好ましい。光照射環境の
雰囲気に特に制限はないが、空気、窒素、炭酸ガス、不
活性ガス雰囲気など挙げることができる。この中で空気
が好ましい。また、本発明に用いることのできる光源と
はキセノンランプが好ましい。光照射積算量が2000
万Lux・時間から増減したとき、また、環境温度、環
境湿度が上記範囲からはずれたときでも本発明の効果の
発現を確認することはできるが、上記条件にて光照射を
行った場合に本発明の効果の確認が容易である。
【0041】本発明においてプラズマディスプレイパネ
ル(PDP)とは、ガス、ガラス基板、電極、電極リー
ド材料、厚膜印刷材料、蛍光体により構成される。ガラ
ス基板は、前面ガラス基板と後面ガラス基板の二枚であ
る。二枚のガラス基板には電極と絶縁層を形成する。後
面ガラス基板には、さらに蛍光体層を形成する。二枚の
ガラス基板を組み立てて、その間にガスを封入する。前
面板とは該プラズマディスプレイパネルの前面に位置す
る基板のことである。前面板はプラズマディスプレイパ
ネルを保護するために充分な強度を備えていることが好
ましい。前面板はプラズマディスプレイパネルと隙間を
置いて使用することもできるし、プラズマディスプレイ
本体に直貼りして使用することもできる。本発明におけ
るプラズマディスプレイ表示装置とは少なくともプラズ
マディスプレイパネル本体と筐体をふくむ表示装置全体
のことである。前面板を有する場合はこれもプラズマデ
ィスプレイ表示装置に含まれる。プラズマディスプレイ
パネル(PDP)は、既に市販されている。プラズマデ
ィスプレイパネルについては、特開平5−205643
号、同9−306366号の各公報に記載がある。
【0042】本発明で使用することのできる透明支持体
を形成する材料の例には、セルロースエステル(例、ジ
アセチルセルロース、トリアセチルセルロース(TA
C)、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、
アセチルプロピオニルセルロース、ニトロセルロー
ス)、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエステル
(例、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4
−シクロヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリエチ
レン−1,2−ジフェノキシエタン−4,4’−ジカル
ボキシレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリス
チレン(例、シンジオタクチックポリスチレン)、ポリ
オレフィン(例、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
メチルペンテン)、アクリル(ポリメチルメタクリレー
ト)、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリエー
テルケトン、ポリエーテルイミドおよびポリオキシエチ
レンを挙げることができ、トリアセチルセルロース、ポ
リカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチ
レンテレフタレートおよびポリエチレンナフタレートが
好ましい。透明支持体の透過率は80%以上であること
が好ましく、86%以上であることがさらに好ましい。
ヘイズは、2%以下であることが好ましく、1%以下で
あることがさらに好ましい。屈折率は、1.45乃至
1.70であることが好ましい。
【0043】本発明における光吸収層を透明基板上に形
成した光学フィルターとは例えば上記透明基板(支持
体)上に光吸収層を形成したものを言う。光吸収層は、
一般的な塗布方法により形成することができる。塗布方
法の例には、ディップコート法、エアーナイフコート
法、カーテンコート法、ローラーコート法、ワイヤーバ
ーコート法、グラビアコート法およびホッパーを使用す
るエクストルージョンコート法(米国特許268129
4号明細書記載)が含まれる。二以上の層を同時塗布に
より形成してもよい。同時塗布法については、米国特許
2761791号、同2941898号、同35089
47号、同3526528号の各明細書および原崎勇次
著「コーティング工学」253頁(1973年朝倉書店
発行)に記載がある。また塗布方法以外にも、スパッタ
リング法、真空蒸着法、イオンプレーティング法、プラ
ズマCVD法あるいはPVD法も適宜選択することがで
きる。この中においてワイヤーバーコート法、グラビア
コート法、エクストルージョンコート法を用いることが
好ましい。塗布液は色素を分散または溶解させた水性、
油性または両親媒性液を用いることが好ましい。該塗布
液中にはポリマーバインダーなどの添加剤、硬化剤、界
面活性剤、pH調整剤などを好ましく含むことができ
る。
【0044】透明支持体に、赤外線吸収剤あるいは紫外
線吸収剤を添加してもよい。赤外線吸収剤の添加量は、
透明支持体の0.01乃至20重量%であることが好ま
しく、0.05乃至10重量%であることがさらに好ま
しい。さらに滑り剤として、不活性無機化合物の粒子を
透明支持体に添加してもよい。無機化合物の例には、S
iO2 、TiO2 、BaSO4 、CaCO3 、タルクお
よびカオリンが含まれる。
【0045】透明支持体には下塗り層との接着性をより
強固にするために表面処理を施すことが好ましい。表面
処理の例には、薬品処理、機械的処理、コロナ放電処
理、火炎処理、紫外線照射処理、高周波処理、グロー放
電処理、活性プラズマ処理、レーザー処理、混酸処理、
およびオゾン酸化処理を挙げることができ、グロー放電
処理、紫外線照射処理、コロナ放電処理および火炎処理
が好ましく、コロナ放電処理がさらに好ましい。
【0046】本発明では、透明支持体に下塗り層を設け
ることができる。下塗り層としては柔らかいポリマーが
好ましい。その厚みは2nm乃至20μm、好ましくは
5nm乃至5μm、さらに好ましくは50nm乃至5μ
mである。下塗り層に使用されるポリマーはガラス転移
温度が−60℃以上60℃以下のものが好ましい。ガラ
ス転移温度が−60℃以上60℃以下のポリマーの例と
しては、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル、ブ
タジエン、ネオプレン、スチレン、クロロプレン、アク
リル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリロニト
リルまたはメチルビニルエーテルの重合または共重合さ
せたものを挙げることができる。また下塗りは複数層設
けることができ2層設けることができる。
【0047】本発明では反射防止層を設けることができ
る。求める反射率としては正反射率として3.0%以
下、好ましくは1.8%以下である。反射防止層として
は通常低屈折率層を設ける。低屈折率層の屈折率は、そ
の下層の屈折率よりも低い。低屈折率層の屈折率は、
1.20乃至1.55であることが好ましく、1.20
乃至1.50であることがさらに好ましい。低屈折率層
の厚さは、50乃至400nmであることが好ましく、
50乃至200nmであることがさらに好ましい。低屈
折率層の例としては、屈折率の低い含フッ素ポリマーか
らなる層(特開昭57−34526号、特開平3−13
0103号、同6−115023号、同8−31370
2号、同7−168004号の各公報記載)、ゾルゲル
法により得られる層(特開平5−208811号、同6
−299091号、同7−168003号の各公報記
載)、あるいは微粒子を含む層(特公昭60−5925
0号、特開平5−13021号、同6−56478号、
同7−92306号、同9−288201号の各公報に
記載)を挙げることができる。微粒子を含む層では、微
粒子間または微粒子内のミクロボイドとして、低屈折率
層に空隙を形成することができる。微粒子を含む層は、
3乃至50体積%の空隙率を有することが好ましく、5
乃至35体積%の空隙率を有することがさらに好まし
い。
【0048】広い波長領域の反射を防止するためには、
低屈折率層に、屈折率の高い層(中・高屈折率層)を積
層することが好ましい。高屈折率層の屈折率は、1.6
5乃至2.40であることが好ましく、1.70乃至
2.20であることがさらに好ましい。中屈折率層の屈
折率は、低屈折率層の屈折率と高屈折率層の屈折率との
中間の値となるように調整する。中屈折率層の屈折率
は、1.50乃至1.90であることが好ましい。中・
高屈折率層の厚さは、5nm乃至100μmであること
が好ましく、10nm乃至10μmであることがさらに
好ましく、30nm乃至1μmであることが最も好まし
い。中・高屈折率層のヘイズは、5%以下であることが
好ましく、3%以下であることがさらに好ましく、1%
以下であることが最も好ましい。中・高屈折率層は、比
較的高い屈折率を有するポリマーを用いて形成すること
ができる。屈折率が高いポリマーの例には、ポリスチレ
ン、スチレン共重合体、ポリカーボネート、メラミン樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂および環状(脂環式
または芳香族)イソシアネートとポリオールとの反応で
得られるポリウレタンが含まれる。その他の環状(芳香
族、複素環式、脂環式)基を有するポリマーや、フッ素
以外のハロゲン原子を置換基として有するポリマーも、
屈折率が高い。二重結合を導入してラジカル硬化を可能
にしたモノマーの重合反応によりポリマーを形成しても
よい。
【0049】さらに高い屈折率を得るため、ポリマーバ
インダー中に無機微粒子を分散してもよい。無機微粒子
の屈折率は、1.80乃至2.80であることが好まし
い。無機微粒子は、金属の酸化物または硫化物から形成
することが好ましい。金属の酸化物または硫化物の例に
は、二酸化チタン(例、ルチル、ルチル/アナターゼの
混晶、アナターゼ、アモルファス構造)、酸化錫、酸化
インジウム、酸化亜鉛、酸化ジルコニウムおよび硫化亜
鉛が含まれる。酸化チタン、酸化錫および酸化インジウ
ムが特に好ましい。無機微粒子は、これらの金属の酸化
物または硫化物を主成分とし、さらに他の元素を含むこ
とができる。主成分とは、粒子を構成する成分の中で最
も含有量(重量%)が多い成分を意味する。他の元素の
例には、Ti、Zr、Sn、Sb、Cu、Fe、Mn、
Pb、Cd、As、Cr、Hg、Zn、Al、Mg、S
i、PおよびSが含まれる。被膜形成性で溶剤に分散し
得るか、それ自身が液状である無機材料、例えば、各種
元素のアルコキシド、有機酸の塩、配位性化合物と結合
した配位化合物(例、キレート化合物)、活性無機ポリ
マーを用いて、中・高屈折率層を形成することもでき
る。
【0050】本発明においては電磁波遮蔽効果を有する
層を設けることができる。電磁波遮蔽効果を有する層の
表面抵抗は0.01乃至500Ω/□、より好ましくは
0.01乃至10Ω/□である。電磁波遮蔽効果を付与
するには、前面板の透過率を低下させないため透明導電
層を用いることが好ましい。透明導電層としては、金属
層、金属酸化物層、導電性ポリマー層等を挙げるこがで
きる。透明導電層を形成する金属としては、例えば銀、
パラジウム、金、白金、ロジウム、アルミニウム、鉄、
コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ルテニウム、錫、タン
グステン、イリジウム、鉛単独もしくはこれらの2種以
上の合金を挙げることができるが、好ましくは銀、パラ
ジウム、金、白金、ロジウム単独もしくはこれらの合金
である。この中で銀とパラジウムの合金が好ましく、こ
のとき銀の含有率は60重量%乃至99重量%が好まし
く、80重量%乃至98重量%が更に好ましい。金属層
の膜厚は1〜100nmが好ましく、5〜40nmが更
に好ましく、10〜30nmが最も好ましい。膜厚が1
nm未満では電磁波遮蔽効果が乏しく、100nmを超
えると可視光線の透過率が低下する。透明導電層を形成
する金属酸化物としては、例えば酸化錫、酸化インジウ
ム、酸化アンチモン、酸化亜鉛、ITO、ATOなどを
挙げることができる。この膜厚は20〜1000nmが
好ましい。さらに好ましくは40〜100nmである。
これら金属透導電層と酸化物透明導電層を合わせて用い
るのも好ましい。また、同一層内に金属と導電性金属酸
化物が共存することも好ましい。金属層の保護、酸化劣
化防止および可視光線の透過率を高めるために透明酸化
物層を積層することができる。この透明酸化物層は導電
性があってもなくてもかまわない。透明酸化物層として
は例えば2〜4価金属の酸化物、酸化ジルコニウム、酸
化チタン、酸化マグネシウム、酸化ケイ素、酸化アルミ
ニウムおよび金属アルコキサイド化合物等の薄膜が挙げ
られる。透明導電層、透明酸化物層を形成する方法とし
ては特に制限はなく、任意の加工処理方法を選択するこ
とが可能である。例えばスパッタリング法、真空蒸着
法、イオンプレーティング法、プラズマCVD法あるい
はPVD法、該当する金属あるいは金属酸化物の超微粒
子の塗布、金属シートの接着等いずれの公知技術も用い
ることが可能である。
【0051】本発明においては赤外遮蔽効果を有する層
を設けることができる。800nmから1200nmま
での赤外線が最も問題であり、この領域に対し遮蔽効果
を有することが好ましい。赤外線遮蔽効果を付与するに
は透明プラスチック支持体に近赤外吸収性化合物を混合
する方法を用いることができる。例えば銅原子を含有す
る樹脂組成物(特開平6−118228号公報)、銅化
合物、リン化合物を含有する樹脂組成物(特開昭62−
5190号公報)、銅化合物、チオ尿素誘導体を含有す
る樹脂組成物(特開平6−73197号公報)、タング
ステン系化合物を含有する樹脂組成物(US36477
29号公報)などを形成することによって容易に製造で
きる。銀を透明上に成膜する方法が電磁遮蔽に加えて赤
外線遮蔽効果を持たせる方法として安価であり好まし
い。
【0052】本発明には、ハードコート層、潤滑層、防
汚層、帯電防止層あるいは中間層を設けることもでき
る。ハードコート層は、架橋しているポリマーを含むこ
とが好ましい。ハードコート層は、アクリル系、ウレタ
ン系、エポキシ系、シロキサン系のポリマー、オリゴマ
ーまたはモノマー(例、紫外線硬化型樹脂)を用いて形
成することができる。シリカ系のフィラーをハードコー
ト層に添加することもできる。反射防止膜の最表面には
潤滑層を形成してもよい。潤滑層は、反射防止膜表面に
滑り性を付与し、耐傷性を改善する機能を有する。潤滑
層は、ポリオルガノシロキサン(例、シリコンオイ
ル)、天然ワックス、石油ワックス、高級脂肪酸金属
塩、フッ素系潤滑剤またはその誘導体を用いて形成する
ことができる。潤滑層の厚さは、2乃至20nmである
ことが好ましい。または反射防止膜の最表面に防汚層を
設けることもできる。防汚層は反射防止層の表面エネル
ギーを下げ、親水性、親油性の汚れを付きにくくするも
のである。そのほか防汚層は含フッ素ポリマーを用いて
形成することができる。防汚層の厚さは2nm乃至10
0nm、好ましくは5nm乃至30nmである。
【0053】本発明においては、表面をアンチグレア機
能(入射光を表面で散乱させて、膜周囲の景色が膜表面
に移るのを防止する機能)を付与することができる。例
えば、透明フィルムの表面に微細な凹凸を形成し、そし
てその表面に反射防止層を形成するか、あるいは反射防
止層を形成後、エンボスロールにより表面に凹凸を形成
することにより、アンチグレア機能を得ることができ
る。アンチグレア機能を有する反射防止層は、一般に3
乃至30%のヘイズを有する。
【0054】本発明における種々の層、すなわち反射防
止層(低屈折率層)、フィルター層、赤外線や電磁波の
遮蔽層、下塗り層、ハードコート層、潤滑層、防汚層、
その他の層は、一般的な塗布方法により形成することが
できる。塗布方法の例には、ディップコート法、エアー
ナイフコート法、カーテンコート法、ローラーコート
法、ワイヤーバーコート法、グラビアコート法およびホ
ッパーを使用するエクストルージョンコート法(米国特
許2681294号明細書記載)が含まれる。二以上の
層を同時塗布により形成してもよい。同時塗布法につい
ては、米国特許2761791号、同2941898
号、同3508947号、同3526528号の各明細
書および原崎勇次著「コーティング工学」253頁(1
973年朝倉書店発行)に記載がある。また、本発明に
おける層の形成方法として、スパッタリング法、真空蒸
着法、イオンプレーティング法、プラズマCVD法ある
いはPVD法も適宜選択することができる。
【0055】本発明は、液晶表示装置(LCD)、プラ
ズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロルミネ
ッセンスディスプレイ(ELD)や陰極管表示装置(C
RT)のような画像表示装置に用いられる。本発明の前
面板は特に、プラズマディスプレイパネル(PDP)お
よび陰極管表示装置(CRT)の前面板として使用する
と、顕著な効果が得られる。
【0056】
【実施例】実施例1 厚さ175μmの透明な2軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートフィルムの両面をコロナ処理した後、両面に屈折
率1.55、ガラス転移温度37℃のスチレン−ブタジ
エンコポリマーからなるラテックス(日本ゼオン(株)
製、LX407C5)を塗布し、下塗り層を形成した。
乾燥後の膜厚さとして、片面には厚さ300nm、もう片
面には厚さ150nmとなるように塗布した。
【0057】ゼラチンの10重量%水溶液180gにp
Hが7になるように1規定の水酸化ナトリウム溶液を添
加し、色素b7を添加し、30℃で24時間攪拌した。
得られたフィルター層用塗布液を透明支持体の厚さ30
0nmの下塗り層側に、乾燥膜厚が3.5μmとなるよ
うに塗布し、120℃で10分間乾燥してフィルター層
を形成した。色素b7の量は595nmにおける透過率
が0.01、2.0、20、60、90、95%になる
ように調整し、試料A−1〜A−6を作成した。
【0058】実施例2 色素b7を色素b9に変更した以外は試料A−1と同様
に、585nmでの透過率が2.0、20%に成るよう
に色素2の量を調整した試料B−1、B−2を作成し
た。
【0059】実施例3 色素b7を色素b11に変更した以外は試料A−1と同
様に、580nmでの透過率が2.0、20%に成るよ
うに色素b11の量を調整した試料C−1、C−2を作
成した。
【0060】実施例4 色素b7を色素b14に変更した以外は試料A−1と同
様に、595nmでの透過率が2.0、20%に成るよ
うに色素b14の量を調整した試料D−1、D−2を作
成した。
【0061】比較例 色素b7をオクチル酸ネオジム一水和物に変更した以外
は試料A−1と同様にオクチル酸ネオジム一水和物の量
を585nmでの透過率が30%に成るように調整した
比較用の試料E−1を作成した。
【0062】評価 概念図(図1)に示されるプラズマディスプレイ表示装
置を用いて本発明の評価を行った。実施例1〜4の試料
A−1〜A−6、B―1、B―2、C―1、C―2、D
―1、D―2、比較例の試料E−1を図1の概念図に示
されるD面に貼り付けて官能評価を行った。その後試料
を剥離し、Xe照射試験機(アトラス社製、ウエザーO
メーターCi65)により10万Lux200時間の光
照射を行った。光源と試料の間にパイレックスガラス製
のフィルターとソーダライムガラス製のフィルターを設
置した。この試料を10000時間使用し蛍光体の劣化
したプラズマディスプレイ表示装置の該念図に示される
D面に貼り付けて官能評価を行った。実施例の試料も比
較例の試料も貼り付けない状態では10000時間使用
したプラズマディスプレイ表示装置は白の発光が使用前
に比較して赤っぽい白に変化していた。光照射後の比較
例の試料を貼り付けた10000時間使用後のプラズマ
ディスプレイの光照射前の比較例の試料を貼り付けた新
しいプラズマディスプレイ表示装置に対する色の差は、
なにも貼り付けないものと同様であり、白色の発光が赤
っぽい白に変化していた。これに対し本発明の試料A−
1〜A−6、B―1、Bー2、C―1、C―2、D―
1、D―2を用いたものは各光照射後の試料を1000
0時間使用後のプラズマディスプレイ表示装置に貼り付
けた際の赤っぽさが低減されていた。この中で特にA−
2、A−3、A−4、B―2、C―2を用いたものの赤
っぽさの低減効果が大きかった。またプラズマディスプ
レイ表示装置に対する試料の貼付け面をD面からE面、
C面に変更した場合でも同様の効果が得られた。 実施例1 透過率(%T) 極小透過波長(nm) 試料 色素 光照射前 光照射後 光照射前 光照射後 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― A−1 1 0.01 0.4 594.5 585.5 A−2 1 2.0 10 594.5 585.5 A−3 1 20 40 594.5 585.4 A−4 1 60 75 594.5 585.4 A−5 1 90 93 594.5 585.2 A−6 1 95 95 594.5 585.0 ──────────────────────────────────── 実施例2 透過率(%T) 極小透過波長(nm) 試料 色素 光照射前 光照射後 光照射前 光照射後 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― B−1 2 2.0 2.5 576.0 575.9 B−2 2 20 22 576.0 575.9 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例3 透過率(%T) 極小透過波長(nm) 試料 色素 光照射前 光照射後 光照射前 光照射後 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― C−1 3 2.0 3.0 600.2 604.0 C−2 3 20 24 600.2 604.0 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例4 透過率(%T) 極小透過波長(nm) 試料 色素 光照射前 光照射後 光照射前 光照射後 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― D−1 1 2.0 10 595.2 565.6 D−2 1 20 40 595.2 565.6 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 比較例 透過率(%T) 極小透過波長(nm) 試料 光照射前 光照射後 光照射前 光照射後 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― E−1 30 30 577.0 577.0 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0063】
【発明の効果】本発明では例えば、プラズマディスプレ
イパネルの蛍光体の劣化に応じて透過率が大きくなり、
さらにカラーバランスを最適に保つ光学フィルタ−が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマディスプレイ表示装置の概念図であ
る。
【符号の説明】
A 前面板 B プラズマディスプレイパネル C 前面板の観察側の面 D 前面板のプラズマディスプレイパネル側の面 E プラズマディスプレイの観察側表面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光吸収層を有する光学フィルターにおい
    て、少なくとも560nm〜620nmの間に光透過率
    の極小を有し、光透過率の極小を示す波長での透過率が
    0.01〜90%である光学フィルターであり、該フィ
    ルターに対し30℃〜80℃の環境温度において200
    0万Lux・時間の光照射を行った場合に光透過率の極
    小を示す波長での透過率が大きくなり、その透過率が
    0.02〜95%であることを特徴とする光学フィルタ
    ー。
  2. 【請求項2】 光吸収層を有する光学フィルターにおい
    て、少なくとも560nm〜620nmの間に光透過率
    の極小を有する光学フィルターであり、該フィルターに
    対し10万Lux200時間の光照射を行った場合に光
    透過率の極小を示す波長が0.1〜30nm移動するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光学フィルター。
  3. 【請求項3】 光吸収層に色素を含有することを特徴と
    する請求項1または2に記載の光学フィルター。
  4. 【請求項4】 光吸収層に含まれる色素が、少なくとも
    シアニン系色素を含むことを特徴とする請求項1〜3に
    記載の光学フィルター。
  5. 【請求項5】 光吸収層が透明支持体上に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4に記載の光学フィルタ
    ー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の光学フ
    ィルターをその構成部分として含むことを特徴とするプ
    ラズマディスプレイ用前面板。
  7. 【請求項7】 プラズマディスプレイパネルの表面に請
    求項1〜5のいずれかに記載の光学フィルターを有する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のプラズマディスプレイ
    用前面板および/または請求項7に記載のプラズマディ
    スプレイパネルを有することを特徴とするプラズマディ
    スプレイ表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003029235A (ja) * 2001-07-17 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd フィールドシーケンシャル型液晶ディスプレイ

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