JP2001004018A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP2001004018A
JP2001004018A JP11172354A JP17235499A JP2001004018A JP 2001004018 A JP2001004018 A JP 2001004018A JP 11172354 A JP11172354 A JP 11172354A JP 17235499 A JP17235499 A JP 17235499A JP 2001004018 A JP2001004018 A JP 2001004018A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通なアキュムレータ背圧を用いつつ、N−
Dセレクトショック軽減を遅滞なく行わせ、且つ、N−
Rセレクトショックを確実に軽減可能にする。 【解決手段】 N−Dセレクト時に締結させるクラッチ
F/Cの油圧をアキュムレータ68で過渡制御し、3−
4変速に締結させるブレーキB/Bの4S/A圧をアキ
ュムレータ74で過渡制御し、これら制御のためのアキ
ュムレータ背圧P ACC をコントロールバルブ62で作
る。アキュムレータ74は更に、N−Rセレクト時に締
結させるクラッチR/Cの油圧により上記と逆向きにス
トロークされて当該油圧を過渡制御する。コントロール
バルブ62の元圧を、常時存在する回路90のライン圧
L とすることでN−Dセレクトショック軽減を遅滞な
く行わせる。N−Rセレクト時はアキュムレータコント
ロールバルブ62を回路88からのリバースクラッチ
(R/C)締結圧に応動させて背圧PACC を消失させ、
アキュムレータ74によるN−Rセレクトショック軽減
を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、 自動変速機の非走
行レンジから前進走行レンジへの切り換え時におけるN
−Dセレクトショックを軽減する機能に優れた変速制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は各種摩擦要素(油圧作動ク
ラッチや、油圧作動ブレーキ等)の選択作動(締結)に
より動力伝達経路を切換えて自動変速するように構成す
る。従って非走行レンジから前進走行レンジへの切り換
え時には、この時に締結される前発進摩擦要素の締結シ
ョック、所謂N−Dセレクトショックが発生するのを免
れず、また非走行レンジから後退走行レンジへの切り換
え時にも、この時に締結される後発進摩擦要素の締結シ
ョック、所謂N−Rセレクトショックが発生するのを免
れず、さらに変速段間(通常は前進変速段間のみ)での
変速時も、この変速時に締結される変速摩擦要素の締結
ショック、所謂変速ショックが発生するのを免れない。
【0003】これらのショック対策としては通常、対応
する摩擦要素の作動(締結)油圧に応動して当該作動油
圧の上昇を過渡制御するアキュムレータが用いられるの
が常套である。ところでアキュムレータは嵩高であるた
め占有スペースが大きく、これらを設置すると自動変速
機のコントロールバルブボディーが大型になることか
ら、同時に発生することのないN−Rセレクトショック
および変速ショック対策用のアキュムレータを兼用する
技術が従来、例えば特開平5−346157号公報など
により提案されており、同公報における3−4変速・N
−Rセレクト兼用のアキュムレータがこれに相当する。
【0004】一方で何れのアキュムレータも作動油圧の
上昇を過渡制御するに当たっては、これをエンジン負荷
状態に応じた時系列変化で上昇させるのがショック対策
上好ましく、N−Dセレクト用のN−Dアキュムレータ
および3−4変速・N−Rセレクト兼用のアキュムレー
タはそれぞれエンジン負荷対応のアキュムレータ背圧に
抗して発進摩擦要素および変速摩擦要素の作動油圧に応
動するよう構成される。なお、3−4変速・N−Rセレ
クト兼用のアキュムレータが後発進摩擦要素の作動油圧
に応動してN−Rセレクトショックを軽減する時は、N
−Rセレクトの発生頻度が少ないこともあって必ずしも
エンジン負荷状態に応じた制御である必要がないことか
ら、またコスト上の観点からも、N−Rセレクト時は3
−4変速・N−Rセレクト兼用のアキュムレータを3−
4変速時とは逆の方向へ内蔵スプリングに抗して後発進
摩擦要素の作動油圧に応動させるようにする。
【0005】そして上記の文献には、N−Dセレクト時
および3−4変速時にN−Dアキュムレータおよび3−
4変速・N−Rセレクト兼用のアキュムレータにそれぞ
れ供給すべきエンジン負荷対応のアキュムレータ背圧を
作り出すためのアキュムレータコントロールバルブも、
スペース上の制約およびコスト上の観点からこれら両ア
キュムレータに共通なものとすることが開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の変速
制御装置にあっては、共通なアキュムレータコントロー
ルバルブが元圧として、前進走行レンジで発生するDレ
ンジ圧を入力ポートに供給され、これを、エンジン負荷
状態に対応した制御圧に応じ減圧してエンジン負荷対応
のアキュムレータ背圧を作り出すものであったため以下
の問題を生ずることを確かめた。つまり、Dレンジ圧は
N−Dセレクト操作があってから発生するものであり、
当該セレクト操作から応答遅れの後に出現する。従って
この応答遅れの間、共通なアキュムレータコントロール
バルブがアキュムレータ背圧を予定通りにエンジン負荷
対応の値にし得ず、N−Dアキュムレータの設計通りの
機能を妨げる。上記Dレンジ圧の応答遅れは各種の条件
によってバラツキを持ったものであることもあり、N−
Dセレクトショックを確実に軽減することができない。
【0007】これに対する対策としては、自動変速機内
に常時発生しているライン圧を共通なアキュムレータコ
ントロールバルブの元圧として入力ポートに供給するこ
とが考えられるが、この場合、当該アキュムレータコン
トロールバルブが後退走行レンジでもアキュムレータ背
圧を発生し続け、当該アキュムレータ背圧が後退走行レ
ンジで3−4変速・N−Rセレクト兼用のアキュムレー
タを前記内蔵スプリングに抗してストロークさせた状態
に保持する。このことは、N−Rセレクト時に3−4変
速・N−Rセレクト兼用のアキュムレータが内蔵スプリ
ングに抗し後発進摩擦要素の作動油圧に応動し得なくな
ることを意味し、N−Rセレクト時に3−4変速・N−
Rセレクト兼用のアキュムレータがN−Rセレクトショ
ック軽減機能を果たし得なくなる。
【0008】かといってN−Dアキュムレータと、3−
4変速・N−Rセレクト兼用のアキュムレータとにそれ
ぞれ、専用のアキュムレータコントロールバルブを設け
るのではコスト的におよびスペース的に不利となり、現
実的な解決策とはなり得ない。
【0009】そこで請求項1に記載の本発明は、上記N
−Dアキュムレータおよび兼用アキュムレータのための
アキュムレータコントロールバルブは従前通り共通な1
個のみとし、その入力ポートに供給すべき元圧を、常時
発生しているライン圧とすることで先ず前記アキュムレ
ータ背圧の発生遅れに関する問題解決を実現し、更に、
かかる元圧の選択によってもN−Rセレクト時はアキュ
ムレータコントロールバルブがアキュムレータ背圧を確
実に消失させ得るようにして、当該N−Rセレクト時に
兼用アキュムレータがセレクトショック軽減作用を行い
得なくなることのないようにした自動変速機の変速制御
装置を提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的のため本発明
による自動変速機の変速制御装置は、元圧を制御圧に応
じ減圧してアキュムレータ背圧を作り出すアキュムレー
タコントロールバルブと、該アキュムレータ背圧に抗
し、非走行レンジから前進走行レンジへの切り換え時に
締結される前発進摩擦要素の作動油圧に応動して該作動
油圧の上昇を過渡制御するN−Dアキュムレータと、前
記アキュムレータ背圧に抗し、前進変速段間での変速時
に締結される変速摩擦要素の作動油圧に応動して該作動
油圧の上昇を過渡制御すると共に、非走行レンジから後
退走行レンジへの切り換え時に締結される後発進摩擦要
素の作動油圧に応動して逆方向へストロークすることに
より該作動油圧の上昇を過渡制御する兼用アキュムレー
タとを具えた自動変速機において、前記アキュムレータ
コントロールバルブの元圧として、常時発生しているラ
イン圧を該アキュムレータコントロールバルブの入力ポ
ートに供給し、該アキュムレータコントロールバルブの
制御用に、前記制御圧の他に、前記後退走行レンジで発
生する後退走行レンジ圧を供給して、アキュムレータコ
ントロールバルブが後退走行レンジで前記アキュムレー
タ背圧を消失させるよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の効果】本発明においてアキュムレータコントロ
ールバルブは、元圧を制御圧に応じ減圧してアキュムレ
ータ背圧を作り出し、N−Dアキュムレータおよび兼用
アキュムレータに供給する。N−Dアキュムレータは当
該アキュムレータ背圧に抗し、非走行レンジから前進走
行レンジへの切り換え時に締結される前発進摩擦要素の
作動油圧に応動して該作動油圧の上昇を過渡制御するこ
とで、当該レンジ切り換え時における前発進摩擦要素の
締結ショックであるN−Dセレクトショックを軽減する
ことができる。
【0012】他方で兼用アキュムレータは上記アキュム
レータ背圧に抗し、前進変速段間での変速時に締結され
る変速摩擦要素の作動油圧に応動して該作動油圧の上昇
を過渡制御すると共に、非走行レンジから後退走行レン
ジへの切り換え時に締結される後発進摩擦要素の作動油
圧に応動して逆方向へストロークすることにより該作動
油圧の上昇を過渡制御する。前者による変速摩擦要素に
関した作動油圧の過渡制御により、該当変速時における
変速摩擦要素の締結に伴う変速ショックを軽減すること
ができる。また後者による後発進摩擦要素に関した作動
油圧の過渡制御により、非走行レンジから後退走行レン
ジへの切り換え時における後発進摩擦要素の締結ショッ
クであるN−Rセレクトショックを軽減することができ
る。
【0013】ところで本発明においては特に、上記アキ
ュムレータコントロールバルブの元圧として、常時発生
しているライン圧を該アキュムレータコントロールバル
ブの入力ポートに供給したから、アキュムレータコント
ロールバルブの元圧が、N−Dセレクト操作瞬時に既に
規定通りに存在することとなり、全くの応答遅れなしに
出現する。この応答遅れがあると、その間アキュムレー
タコントロールバルブがアキュムレータ背圧を、上記制
御圧で狙った通りの値にし得ず、N−Dアキュムレータ
の設計通りの機能を妨げるが、本発明によればかかる問
題を生ずることがなく、N−Dセレクトショックを確実
に軽減することができる。
【0014】なお上記本発明のごとく、常時発生してい
るライン圧をアキュムレータコントロールバルブの元圧
とする場合本来なら、当該アキュムレータコントロール
バルブが後退走行レンジでもアキュムレータ背圧を発生
し続け、このアキュムレータ背圧が後退走行レンジで兼
用アキュムレータを前記変速時とは逆の方向へストロー
クさせた状態に保持して、兼用アキュムレータによるN
−Rセレクトショック軽減作用を得られなくするところ
ながら、本発明においては更に、アキュムレータコント
ロールバルブの制御用に、前記制御圧の他に、後退走行
レンジで発生する後退走行レンジ圧を供給して、アキュ
ムレータコントロールバルブが後退走行レンジで前記ア
キュムレータ背圧を消失させるよう構成したから、上記
のごとくライン圧をアキュムレータコントロールバルブ
の元圧にすると雖も、後退走行レンジで兼用アキュムレ
ータがストローク不能になってN−Rセレクトショック
軽減作用を果たし得なくなるといった問題を回避するこ
とができる。
【0015】なお当該問題回避に際して、N−Dアキュ
ムレータと兼用アキュムレータとにそれぞれ、専用のア
キュムレータコントロールバルブを設けることにしなか
ったために、コスト的およびスペース上の不利益を被ら
ずに上記の問題回避を実現することができて大いに現実
的である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。図1〜図5は、本発明一実施
の形態になる変速制御装置を具えた自動変速機を示し、
図1はその動力伝達列、図2は同動力伝達列における摩
擦要素の締結論理、図3は同締結論理を実現させるため
の変速制御油圧回路、図4および図5は本発明に係わる
ため後で詳述するが、同変速制御油圧回路における兼用
アキュムレータおよびアキュムレータコントロールバル
ブの詳細を示す。
【0017】先ず図1の動力伝達列を説明するに、この
動力伝達列はエンジン出力軸1からの回転を入力軸2に
伝達するトルタコンバータ3、第1遊星歯車4、第2遊
星歯車組5、出力軸6および後述の各種摩擦要素により
構成する。トルクコンバータ3は、エンジン出力軸1に
より駆動され、オイルポンプ0/Pの駆動にも用いられ
るポンプインベラ3Pと、このポンプインベラにより内
部作動流体を介して流体駆動され、動力を入力軸2に伝
達するタービンランナ3Tと、ワンウェイクラツチ7を
介して固定軸上に置かれ、タービンランナ3Tへのトル
クを増大するステータ3Sとで構成し、これにロックア
ップクラッチ3Lを付加した通常のロックアップトルク
コンバータとする。
【0018】そしてこのトルタコンバータ3は、レリー
ズ室3Rから作動流体の供給を受け、アプライ室3Aよ
り作動流体を排除される間、ロックアップクラッチ3L
を釈放されてエンジン動力をポンプインベラ3Pおよび
タービンランナ3Tを介し(コンバータ状態で)入力軸
2にトルク増大しつつ流体伝動し、逆にアプライ室3A
から作動流体の供給を受け、レリーズ室3Rより作動流
体を排除される間、ロックアップクラッチ3Lを締結さ
れてエンジン動力をそのままこのロックアップクラッチ
3Lを介し(ロックアップ状態で)入力軸2に伝達する
ものとする。
【0019】第1遊星歯車組4はサンギヤ4S、リング
ギヤ4R、これらに噛合するピニオン4P、およびこれ
らピニオン4Pを回転自在に支持するキヤリア4Cより
なる通常の単純遊星歯車組とし、第2遊星歯車組5もサ
ンギヤ5S、リングギヤ5R、ピニオン5Pおよびキヤ
リア5Cよりなる単純遊星歯車組とする。次に、これら
遊星歯車組4,5を経由する動力伝達経路(変速段)を
決定する前記の各種摩擦要素を鋭明する。キャリア4C
はハイクラッチH/Cを介して入力軸2に結合可能と
し、サンギヤ4SはバンドブレーキB/Bにより適宜固
定可能とする他、リバースクラッチR/Cにより入力軸
2に結合可能とする。キャリア4Cは更にエンジンブレ
ーキ用摩擦要素としての多板式のローリバースブレーキ
LR/Bにより適宜固定可能にすると共に、ローワンウ
ェイクラッチLO/Cを介して逆転(エンジンと逆方向
の回転)を不能にする。
【0020】リングギヤ4Rはキャリア5Cに一体結合
して出力軸6に駆動結合し、サンギヤ5Sを入力軸2に
結合する。リングギヤ5RはオーバーランクラッチOR
/Cを介してキャリア4Cに結合可能とする他、フォワ
ードワンウェイクラツチFO/Cおよびフォワードクラ
ッチF/Cを順次介してキャリア4Cに相関させる。フ
ォワードワンウェイクラッチFO/Cはフォワードクラ
ッチF/Cの結合状態でリングギヤ5Rを逆転方向(エ
ンジン回転と逆の方向)においてキャリア4Cに結合さ
せるものとする。
【0021】ハイクラッチH/C、リバースクラッチR
/C、ローリバースブレーキLR/B、オーバーランク
ラツチOR/CおよびフォワードクラッチF/Cは夫
々、油圧の供給により作動されて前記の結合および固定
を行なうものであるが、バンドブレーキB/Bは特に図
3に示すように2速サーボアプライ室2S/A、3速サ
ーボレリーズ室3S/Rおよび4速サーボアプライ室4
S/Aを有し、2速サーボアプライ室2S/Aに2速選
択圧が供給される時に締結され、この状態で3速サーボ
レリーズ室3S/Rにも3速選択圧が供給される時、受
圧面積の大小関係によって釈放され、その後4速サーボ
アプライ室4S/Aにも4速選択圧が供給される時、再
締結されるものとする。
【0022】図1の動力伝達列は、変速摩擦要素B/
B,H/C,F/C,OR/C,LR/B,R/Cを図
2に〇印により示す組み合わせで締結作動させることに
より、ワンウェイクラッチFO/C,LO/Cの適宜係
合と相まって同図に示す通りに前進第1速〜第4速と、
後退の変速段を得ることができる。なお図2において△
印は、エンジンブレーキが必要な時に締結作動させるべ
き摩擦要素を示す。そして図2から明らかなように、非
走行レンジから前進走行レンジにした時に締結される摩
擦要素はフォワードクラッチF/Cであり、これが本発
明における前発進摩擦要素を構成し、非走行レンジから
後退走行レンジにした時に締結される摩擦要素はリバー
スクラッチR/Cであり、これが本発明における後発進
摩擦要素を構成する。
【0023】図3は、上記動力伝達列を変速制御するた
めの油圧回路に本発明の着想を適用して具体化したもの
で、基本的には本願出願人が開発して実用中のRE4R
01A型オートマチックトランスミッションに同じ、つ
まり同願人が昭和62年3月に発行した同オートマチッ
クトランスミッションの整備要領書(A261C07)
に記載の変速制御油圧回路に同じものとし、プレッシャ
レギュレータバルブ20と、プレッシャモデイファイア
バルブ22と、モディファイアアキュームバルブ24
と、パイロットバルブ26と、ロックアップコントロー
ルバルブ28と、トルクコンバータリリーフバルブ30
と、ライン圧ソレノイド32と、マニュアルバルブ34
と、第1シフトバルブ36と、第2シフトバルブ38
と、4−2リレーバルブ40と、4−2シーケンスバル
ブ42と、オーバーランクラッチコントロールバルブ4
4と、オーバーランクラッチレデューシングバルブ46
と、ファーストレデューシングバルブ48と、シャトル
シフトバルブ50と、第1シフトソレノイド52と、第
2シフトソレノイド54と、オーバーランクラッチソレ
ノイド56と、3−2タイミングバルブ58と、シャト
ルシフトバルブ60と、アキュムレータコントロールバ
ルブ62と、サーボチャージャバルブ64と、ロックア
ップソレノイド66と、N−Dアキュムレータ68と、
2−3アキュムレータ70と、1−2アキュムレータ7
2と、3−4変速・N−Rセレクト兼用アキュムレータ
74とを主たる構成要素とする。
【0024】これら主たる構成要素を前記トルクコンバ
ータ3、フォワードクラッチF/C、ハイクラッチH/
C、バンドブレーキB/B、リバースクラッチR/C、
ローリバースブレーキLR/B、オーバーランクラッチ
OR/C、およびオイルポンプO/Pに対し図3のごと
く接続して本実施の形態になる変速制御装置は構成する
が、本発明に係わる部分についての詳細説明に先立って
先ず、その理解を容易にするために変速作用を概略説明
する。
【0025】プレッシャレギュレータバルブ20、プレ
ッシャモデイファイアバルブ22およびライン圧ソレノ
イド32は、ライン圧ソレノイド32がプレッシャモデ
イファイアバルブ22への制御圧PC をエンジン出力ト
ルクに対応した値に制御することにより、オイルポンプ
O/Pからのオイルをエンジン出力トルクに比例して高
くなるライン圧PL に調圧し、このライン圧PL を常時
ライン圧回路76に出力している。 (P、Nレンジ)運転者が走行を希望しないためマニュ
アルバルブ34を駐車(P)レンジ又は停車(N)レン
ジにしている場合、マニュアルバルブ34のDレンジ圧
出力ポート34D 、IIレンジ圧出力ポート342 、I
レンジ圧出力ポート341 、後退レンジ圧出力ポート3
R の全ての出力ポートがドレンポートとなり、これら
ポートにライン圧回路76のライン圧PL が出力される
ことはないので、全ての摩擦要素が非作動状態となり釈
放されることとなり、自動変速機を中立状態にしておく
ことができる。
【0026】(Dレンジ)運転者が前進走行を希望して
マニュアルバルブ34を前進自動変速走行(D)レンジ
にした状態では、以下の如くに自動変速が行なわれる。 「第1速」マニュアルバルブ34をPレンジ又はNレン
ジから当該Dレンジにすると、そのポート34D に回路
76のライン圧PL がDレンジ圧として出力されるよう
になり、このDレンジ圧は回路78によりフォワードク
ラッチF/Cに向かってその締結に供される。一方、D
レンジにした停車状態ではコンピュータが、第lシフト
ソレノイド52および第2シフトソレノイド54を共に
ONにしているため、上記Dレンジ圧の出力によっても
第lシフトバルブ36および第2シフトバルブ38がハ
イクラッチH/Cを非作動状態にし続け、バンドブレー
キB/Bを2速サーボアプライ室2S/A、3速サーボ
レリーズ室3S/R、4速サーポアプライ室4S/Aの
ドレンにより非作動状態にし続ける。従って、自動変速
機は中立状態から上記フォワードクラッチF/Cの締結
により第1速選択状態になり、当該変速段での動力伝達
が可能である。
【0027】ところで上記フォワードクラッチF/Cの
締結を司るDレンジ圧の上昇は、これに応動するN−D
アキュムレータ68が、アキュムレータコントロールバ
ルブ62から回路80へ出力されるエンジン出力対応の
アキュムレータ背圧PACC に抗してストロークしつつ過
渡制御することからDレンジ圧の上昇が緩やかなものと
なり、Pレンジ又はNレンジからDレンジへのセレクト
時におけるフォワードクラッチF/Cの締結ショック、
つまりN−Dセレクトショックを軽減することができ
る。
【0028】「第2速」上記第1速での発進後、第2速
を選択すべき運転状態になるとコンピュータは第1シフ
トソレノイド52をOFFに切換えて第lシフトバルブ
36を状態変化させることにより、バンドブレーキB/
Bの2速サーボアプライ室2S/AにDレンジ圧を供給
し、当該バンドブレーキB/Bを締結作動させる。これ
がため自動変速機は、フォワードクラッチF/Cの作動
保持およびフォワードワンウェイクラッチFO/Cの係
合と相まって第1速から第2速選択状態となる。この
時、2速サーポアプライ室2S/Aの油圧上昇は、これ
に応動する1−2アキュムレータ72が、アキュムレー
タコントロールバルブ62から回路80へ出力されるエ
ンジン出力対応のアキュムレータ背圧PACC に抗してス
トロークしつつ過渡制御することから、1−2変速時に
おけるバンドブレーキB/Bの締結ショック、つまり1
−2変速ショックを軽減することができる。
【0029】「第3速」その後第3速を選択すべき運転
状態になると、コンピュータは第2シフトソレノイド5
4をもOFFして第2シフトバルブ38を状態変化させ
ることにより、Dレンジ圧をハイクラッチH/Cに供給
してこれを締結作動させると同時に、3速サーボレリー
ズ室3S/RにもDレンジ圧を供給してバンドブレーキ
B/Bを非作動にする。従つて、自動変速機はハイクラ
ッチH/Cの締結作動、バンドブレーキB/Bの非作動
により、フォワードワンウェイクラッチFO/Cの係合
と相まって第3速を選択することができ、第2速から第
3速へのアップシフト変速を行うことができる。なお、
この第2速から第3速へのアップシフト変速を司るハイ
クラッチH/Cおよび3速サーボレリーズ室3S/Rへ
の圧力上昇は、2−3アキュムレータ70が回路82か
らのライン圧PL をアキュムレータ背圧として過渡制御
するため、当該2−3変速時の変速ショックを軽減する
ことができる。
【0030】「第4速」その後第4速を選択すべき運転
状態になると、コンピュータは第1シフトソレノイド5
2をONに切換えて第1シフトバルブ36を元の状態に
切換えることにより、Dレンジ圧を4速選択圧P4 とし
て4速サーボアップライ室4S/Aに供給することでバ
ンドブレーキB/Bを再び締結作動させ、フォワードク
ラッチF/C、ハイクラッチH/Cの作動保持と相まっ
て自動変速機を第4速選択状態にすることができ、第3
速から第4速へのアップシフト変速を可能にする。ここ
で、上記第3速から第4速へのアップシフト変速を司る
4速サーボアプライ室4S/Aへの4速選択圧P4 の上
昇は、これに応動する3−4変速・N−Rセレクト兼用
アキュムレータ74が、アキュムレータコントロールバ
ルブ62から回路80へ出力されるエンジン出力対応の
アキュムレータ背圧PACC に抗してストロークしつつ過
渡制御することから、3−4変速時におけるバンドブレ
ーキB/Bの締結ショック、つまり3−4変速ショック
を軽減することができる。
【0031】(Rレンジ)運転者が後退走行を希望して
マニュアルバルブ34をPレンジ又はNレンジから後退
走行(R)レンジにすると、このマニュアルバルブ34
はポート34R のみに回路76のライン圧PL を後退走
行レンジ圧PR として出力する。この後退走行レンジ圧
R はマニュアルバルブ34のポート34R から回路8
4を経由し、リバースクラッチR/Cに供給されてこれ
を締結作動すると同時に、ローリバースブレーキLR/
Bにも供給されてこれを締結作動させ、これにより自動
変速機を後退変速段選択状態にすることができる。とこ
ろで、リバースクラッチR/Cに向かう後退走行レンジ
圧PR は、回路86を経て3−4変速・N−Rセレクト
兼用アキュムレータ74にも達し、これを前記の3−4
変速時とは逆の方向にストロークさせつつ過渡制御下に
上昇するため、P又はNレンジからRレンジへの切換時
におけるリバースクラッチR/Cの締結ショック、つま
りN−Rセレクトショックを軽減することができる。
【0032】次いで、本発明に係わる3−4変速・N−
Rセレクト兼用アキュムレータ74、および当該アキュ
ムレータ74と、N−Dアキュムレータ68と、1−2
アキュムレータ72とに共通なアキュムレータコントロ
ールバルブ62について、図4および図5に基づき詳細
に説明する。図4に示すように3−4変速・N−Rセレ
クト兼用アキュムレータ74は、段付きピストン74a
を内蔵スプリング74bにより図中左半部位置に弾支し
て構成し、段付きピストン74aの両端間に密閉室74
cを画成すると共に、段付きピストン74aの小径端面
および大径端面を夫々密閉室74d,74eに臨ませ
る。
【0033】そして、密閉室74cには図3における回
路80を接続してアキュムレータコントロールバルブ6
2からのアキュムレータ背圧PACC を供給し、密閉室7
4dには図3の回路86を接続してリバースクラッチR
/Cに向かう後退走行レンジ圧PR を供給し、密閉室7
4eには4速サーボアプライ室4S/Aへ向かっている
4速選択圧P4 を供給する。
【0034】図5に示すように共通なアキュムレータコ
ントロール弁62は、スプリング62aにより図中右半
部位置に弾支された段付きスプール62bを具え、スプ
リング62aを作用させた段付きスプール62bの大径
側端面が臨む室62cに、図3のライン圧ソレノイド3
2からのエンジン出力トルク対応の制御圧PC を供給
し、スプリング62aから遠い段付きスプール62bの
小径側端面が臨む室62dに、回路88を介し図3の回
路84を接続して後退走行レンジ圧PR を供給する。ア
キュムレータコントロール弁62は、段付きスプール6
2bがスプリング62aおよび制御圧PC により図中右
半部位置に弾支されている間、出力ポート62eを入力
ポート62fに通じて出力ポート62eからのアキュム
レータ背圧P ACC を上昇させ、かように上昇されたアキ
ュムレータ背圧PACC が段付きスプール62bの両端間
受圧面積差に作用して当該スプール62bを押し戻す。
段付きスプール62bが図中左半部に示す調圧位置を超
えて押し戻されるようなアキュムレータ背圧PACC にな
ると、アキュムレータコントロール弁62は出力ポート
62eをドレンポート62gに通じてアキュムレータ背
圧PACC を低下させ、段付きスプール62bが図中左半
部に示す調圧位置に戻った時に調圧を終了する。かくし
てアキュムレータ背圧PACC は制御圧PC に応じた値に
調圧されるが、この制御圧PC がエンジン出力トルク対
応の値であることから、アキュムレータ背圧PACC もエ
ンジン出力トルク対応のものとなる。
【0035】なお上記アキュムレータコントロール弁6
2によるアキュムレータ背圧PACCの調圧作用は、回路
88から室62dに後退走行レンジ圧PR が供給されな
い場合に、つまりRレンジ以外で行われ得るもので、後
退走行レンジ圧PR が発生するRレンジでは当該圧力
が、スプリング62gのバネ力および制御圧PC に関係
なく段付きスプール62bを図5において左半部に示す
調圧位置以上に上昇させ、アキュムレータ背圧PACC
消失させるものとする。そして本実施の形態において
は、アキュムレータコントロール弁62の元圧である入
力ポート62fへの入力圧を、自動変速機内で常時発生
しているライン圧PL とするために、入力ポート62f
は回路90を経て図3に示すようにライン圧回路76に
接続する。
【0036】上記した図4および図5に示す3−4変速
・N−Rセレクト兼用アキュムレータ74および共通な
アキュムレータコントロールバルブ62の構成、そし
て、これらの上記した図3に示す接続配置によれば、ア
キュムレータコントロールバルブ62の元圧として、回
路76(90)内に常時発生しているライン圧PL を該
アキュムレータコントロールバルブ62の入力ポート6
2fに供給するようになしたから、アキュムレータコン
トロールバルブ62の元圧が、N−Dセレクト操作瞬時
に既に規定通りに存在していることとなり、当該元圧は
N−Dセレクト操作瞬時に全くの応答遅れなしに出現す
る。
【0037】この応答遅れがあると、その間アキュムレ
ータコントロールバルブ62が出力ポート62eからの
アキュムレータ背圧PACC を、制御圧PC で狙った通り
の値にし得ずにN−Dアキュムレータ68の設計通りの
機能を妨げ、N−Dセレクトショックを前記した通りに
軽減することができなくなる。しかして本実施の形態に
よれば、アキュムレータコントロールバルブ62の元圧
として、常時発生しているライン圧PL を用いることか
ら、アキュムレータコントロールバルブ62が出力ポー
ト62eからのアキュムレータ背圧PACC を、N−Dセ
レクト操作瞬時より全くの応答遅れなしに、制御圧PC
で狙った通りの値にし得ることとなり、アキュムレータ
背圧PACC を受けて作動するN−Dアキュムレータ68
の前記したN−Dセレクトショック軽減効果を確実なも
のにすることができる。
【0038】なお上記のごとく、常時発生しているライ
ン圧PL をアキュムレータコントロールバルブ62の元
圧とする場合本来なら、当該アキュムレータコントロー
ルバルブ62が後退走行(R)レンジでもアキュムレー
タ背圧PACC を発生し続けようとし、このアキュムレー
タ背圧が後退走行レンジで3−4変速・N−Rセレクト
兼用アキュムレータ74を図4の右半部位置にストロー
クさせた状態に保持して、室74dへの後退走行レンジ
圧PR が発生した時にその上昇を過渡制御し得なくし、
前記したN−Rセレクトショック軽減作用を得られなく
する。
【0039】ところで本実施の形態によれば、後退走行
レンジ圧PR が発生するRレンジでは前記した通り、当
該後退走行レンジ圧PR が図5に示すアキュムレータコ
ントロールバルブ62の室62dに達し、スプリング6
2gのバネ力および制御圧P C に関係なく段付きスプー
ル62bを図5において左半部に示す調圧位置以上に上
昇させ、アキュムレータ背圧PACC を消失させるよう機
能する。これがため本実施の形態によれば、常時発生し
ているライン圧PL をアキュムレータコントロールバル
ブ62の元圧とすると雖も、N−Rセレクト操作瞬時に
アキュムレータ背圧PACC の消失により3−4変速・N
−Rセレクト兼用アキュムレータ74を図4の左半部位
置にストロークさせることができる。
【0040】よって、N−Rセレクト操作時に発生する
後退走行レンジ圧PR が、図4に示す3−4変速・N−
Rセレクト兼用アキュムレータ74の段付きピストン7
4aを、同図の左半部位置から内蔵スプリング74bに
抗してストロークさせつつ制御下に上昇し得ることとな
り、当該後退走行レンジ圧PR の前記した過渡制御を可
能ならしめ、予定通りにN−Rセレクトショックを軽減
することができる。
【0041】なお3−4変速・N−Rセレクト兼用アキ
ュムレータ74は、4速選択圧P4が発生しない4速選
択時以外の前進走行(D)レンジでアキュムレータ背圧
AC C により内蔵スプリング74bに抗し図4の右半部
位置にストロークされており、4速選択時に4速選択圧
4 が発生した時に当該圧力P4 の上昇をアキュムレー
タ背圧PACC に応じた特性で過渡制御することができ、
前記した通りの3−4変速ショック軽減作用を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態になる変速制御装置を
具えた自動変速機の動力伝達列を示す模式図である。
【図2】 同動力伝達列における摩擦要素の締結の組み
合わせと、選択変速段との関係を示す摩擦要素の締結論
理説明図である。
【図3】 同動力伝達列における摩擦要素の締結論理を
実現する変速制御油圧回路に本発明の着想を適用した一
実施の形態を示す変速制御装置の油圧回路図である。
【図4】 同変速制御油圧回路における3−4変速・N
−Rセレクト兼用アキュムレータを示す詳細断面図であ
る。
【図5】 同変速制御油圧回路におけるアキュムレータ
コントロールバルブを示す詳細断面図である。
【符号の説明】
1 エンジン出力軸 2 変速機入力軸 3 トルタコンバータ 4 第1遊星歯車 5 第2遊星歯車 6 変速機出力軸 H/C ハイクラッチ B/B バンドブレーキ(変速摩擦要素) R/C リバースクラッチ(後発進摩擦要素) LR/Bローリバースブレーキ F/C フォワードクラッチ(前発進摩擦要素) OR/Cオーバーランクラッチ O/P オイルポンプ 20 プレッシャレギュレータバルブ 22 プレッシャモデイファイアバルブ 24 モディファイアアキュームバルブ 26 パイロットバルブ 28 ロックアップコントロールバルブ 30 トルクコンバータリリーフバルブ 32 ライン圧ソレノイド 34 マニュアルバルブ 36 第1シフトバルブ 38 第2シフトバルブ 40 4−2リレーバルブ 42 4−2シーケンスバルブ 44 オーバーランクラッチコントロールバルブ 46 オーバーランクラッチレデューシングバルブ 48 ファーストレデューシングバルブ 50 シャトルシフトバルブ 52 第1シフトソレノイド 54 第2シフトソレノイド 56 オーバーランクラッチソレノイド 58 3−2タイミングバルブ 60 シャトルシフトバルブ 62 アキュムレータコントロールバルブ 64 サーボチャージャバルブ 66 ロックアップソレノイド 68 N−Dアキュムレータ 70 2−3アキュムレータ 72 1−2アキュムレータ 74 3−4変速・N−Rセレクト兼用アキュムレータ 76 ライン圧回路 78 Dレンジ圧回路 80 アキュムレータ背圧回路 84 後退走行レンジ圧 90 アキュムレータコントロールバルブ入力圧回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 元圧を制御圧に応じ減圧してアキュムレ
    ータ背圧を作り出すアキュムレータコントロールバルブ
    と、 該アキュムレータ背圧に抗し、非走行レンジから前進走
    行レンジへの切り換え時に締結される前発進摩擦要素の
    作動油圧に応動して該作動油圧の上昇を過渡制御するN
    −Dアキュムレータと、 前記アキュムレータ背圧に抗し、前進変速段間での変速
    時に締結される変速摩擦要素の作動油圧に応動して該作
    動油圧の上昇を過渡制御すると共に、非走行レンジから
    後退走行レンジへの切り換え時に締結される後発進摩擦
    要素の作動油圧に応動して逆方向へストロークすること
    により該作動油圧の上昇を過渡制御する兼用アキュムレ
    ータとを具えた自動変速機において、 前記アキュムレータコントロールバルブの元圧として、
    常時発生しているライン圧を該アキュムレータコントロ
    ールバルブの入力ポートに供給し、 該アキュムレータコントロールバルブの制御用に、前記
    制御圧の他に、前記後退走行レンジで発生する後退走行
    レンジ圧を供給して、アキュムレータコントロールバル
    ブが後退走行レンジで前記アキュムレータ背圧を消失さ
    せるよう構成したことを特徴とする自動変速機の変速制
    御装置。
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WO2020084948A1 (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 ジヤトコ株式会社 動力伝達装置

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US8632433B2 (en) 2010-03-31 2014-01-21 Aisin Aw Co., Ltd. Hydraulic control system for automatic transmission and control system for automatic transmission
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