JP2001003461A - 伸縮継手装置 - Google Patents

伸縮継手装置

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JP2001003461A JP17596999A JP17596999A JP2001003461A JP 2001003461 A JP2001003461 A JP 2001003461A JP 17596999 A JP17596999 A JP 17596999A JP 17596999 A JP17596999 A JP 17596999A JP 2001003461 A JP2001003461 A JP 2001003461A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 追従性を低下することなしに簡単な構成で各
躯体間の広い空隙を塞いだ状態に維持する。 【解決手段】 可撓性および弾発性を有するシート状の
カバー体5の幅方向両端部6,10を、各躯体3,4に
固定手段9,15によって固定し、前記カバー体5の一
側部は外方に凸に湾曲させ、このカバー体5の幅方向両
端部6,10間の中間部16を、支持部材17によって
下方から弾発的に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に隣接する建
物間の空隙を塞ぎ、地震などによる水平方向および上下
方向の急激でかつ大きな変位を許容することができる伸
縮継手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】典型的な従来の技術は、たとえば特開平
6−322841号公報に開示されている。この従来の
技術では、相互に空隙をあけて隣接する2つの建物に幅
方向両端部が固定される伸縮継手装置において、ゴム製
のカバー体を建物用気密材として用いることが示されて
いる。この建物用気密材は、二次元的にほぼ均等に交互
に凹凸を成す波形に成形され、各建物の躯体が相対的に
上下方向、近接および離反方向、ならびに水平面上で前
記近接および離反方向に垂直な前後方向の各方向に追従
性を得ることができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の技術で
は、各躯体間の空隙の幅が大きくなるにつれて前記建物
用気密材の幅および重量も大きくなり、幅方向中間部が
自重によって垂れ下がってしまうという問題を生じる。
この問題を解決するためには、建物用気密材の厚みを大
きくして剛性を高くする必要があるが、このように厚み
を大きくして剛性を高くすると、各躯体が相対的に変位
を生じたときに追従性が低下し、破損しやすくなってし
まうという問題を生じるとともに、幅方向両端部を大き
な強度で各躯体に固定しなければならず、取付ボルトお
よび取付金具などの取付構造部の構成が大形化および大
強度化してしまうという問題が生じる。
【0004】本発明の目的は、各躯体間の相対的な変位
に対する追従性を低下することなしに、簡単な構成で幅
方向に広い空隙を塞ぐことができる伸縮継手装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、相互に空隙を
あけて隣接する2つの躯体に、可撓性および弾発性を有
するシート状のカバー体の幅方向両端部が水密に固定さ
れ、前記カバー体の幅方向両端部のうち少なくとも一方
の端部に連なる一側部は、外方に凸に湾曲させた状態で
折返され、前記カバー体の幅方向両端部間の中間部は、
少なくとも一方の躯体に弾発的に支持されることを特徴
とする伸縮継手装置である。
【0006】本発明に従えば、各躯体に固定された幅方
向両端部のうち少なくとも一方の端部に連なる一側部を
外方に凸に弯曲させた状態で折返して、シート状、すな
わち厚みがほぼ一様で偏平なカバー体を各躯体に水密に
固定し、このカバー体の幅方向両端部間の中間部を少な
くとも一方の躯体に弾発的に支持するので、前記外方に
凸の一側部によって下方への曲げ荷重に対して適度の剛
性が得られ、しかもカバー体は可撓性および弾発性を有
する材料から成るシート状であるので、各躯体の近接お
よび離反する方向、この近接および離反する方向に水平
面上で垂直な前後方向、ならびに上下方向に柔軟に変形
して大きな応力を生じない。これによってカバー体の厚
みを大きくする必要がなく、簡単な構成で各躯体の相対
的な変位が生じたときに、前記外方に凸に弯曲させた折
返し部によって垂下がることなしに前記各躯体の相対的
な変位に伴うカバー体の幅方向両端部間の相対的変位を
許容することができる。このようにして急激でかつ大き
な各躯体間の任意の方向への相対的変位に対して高い追
従性を維持し、空隙を確実に塞ぎ、風雨の空隙内への侵
入を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
伸縮継手装置1を示す鉛直断面図である。本実施の形態
の伸縮継手装置1は、水平方向に空隙2をあけて隣接し
て設けられる2つの建物3,4間にわたって、前記空隙
2を上方から塞ぐように設けられる。この伸縮継手装置
1は、可撓性および弾発性を有する材料であるネオプレ
ンゴムから成るシート状のカバー体5、カバー体5の幅
方向一端部6を一方の建物3の躯体である外壁構造体7
の鉛直な対向壁面8に水密に固定する第1固定手段9、
カバー体5の幅方向他端部10を他方の建物4の屋根構
造体11の笠木12を覆う笠木カバー13の上面14に
水密に固定する第2固定手段15、およびカバー体5の
幅方向両端部6,10間の中間部16を下方から弾発的
に支持する支持部材17とを含む。
【0008】前記カバー体5は、平坦状に展開した状態
における幅が本実施の形態では約680mmであり、図
1の紙面に垂直な長手方向の長さが15mである。この
ような定尺のカバー体5は、工場において未加硫状態で
幅方向両端部を加熱してほぼ直角に曲げ加工した後、長
手方向一端部を厚み方向に約30〜45°に斜め切りし
た後、バフ掛けし、溶剤によって払拭して糊出しし、乾
燥した後、接着剤を塗布して対向する長手方向各端部を
突き合わせた状態に配置し、この状態でロールによって
圧着する。
【0009】次に、厚みがたとえば1mm幅が100m
m、カバー体5と同様な材料、すなわち本実施の形態で
はネオプレンゴムから成る未加硫の接続用補強テープを
厚み方向両側からカバー体5の幅方向全長にわたって貼
付け、同様にロールを用いて圧着する。このようにして
長手方向に突き合わせられた接続部分を挟んで厚み方向
両側に接続用補強テープが接着された領域を金型によっ
て厚み方向両側から挟持し、140℃に加熱した状態を
約30〜40分維持して加硫し、現場に応じた所要長さ
にわたって連続したカバー体5が形成される。
【0010】本実施の他の形態では、前記カバー体5の
材料として、前記ネオプレンゴムに代えて、クロロプレ
ンゴム(略称CR)またはエチレンプロピレンゴム(略
称EPDM)を用いることができる。このようなカバー
体5の長手方向の接続作業は、現場において行われ、こ
れによってむやみに長いカバー体5を運搬して現場に搬
入する必要がなく、資材搬入作業の手間が低減される。
【0011】前記第1固定手段9は、一方の建物3の対
向壁面8にボルト21およびナット22によって固定さ
れる縁材23と、縁材23にビス24によってカバー体
5の幅方向一端部6を挟んだ状態で固定される押え金具
25と、縁材23および押え金具25を上方から覆い、
前記対向壁面8上にタッピンねじ26によって固定され
る化粧カバー27とを有する。前記縁材23、押え金具
25および化粧カバー27は、図1の紙面に垂直な長手
方向に延びる長尺材である。
【0012】前記縁材23は、前記笠木カバー13の上
面14よりも上方に配置され、長手方向にたとえば60
0mm毎に間隔をあけて上下に延びる長孔28が形成さ
れる。各長孔28には前記ボルト21が挿通し、この状
態で縁材23を上下に位置決めしてナット22を締付
け、カバー体5の幅方向一端部6の取付け高さを調整す
ることができる。
【0013】この縁材23の前記ビス24が螺着される
上端部と対向壁面8との間には、縁材23の長手方向全
長にわたって上方に開放した凹溝29が形成され、この
凹溝29にはバックアップ材30を嵌め込んで、その上
方にシール材31が打設され、縁材23と対向壁面8と
の間を水密に塞いでいる。
【0014】このような縁材23の前記長孔28が形成
される基部32と対向壁面8との間には、補助止水シー
ト33の幅方向一端部が挟持される。この補助止水シー
ト33は、厚さ1.0mmのエチレンプロピレンゴムま
たはブチルゴムなどの可撓性および耐候性を有する材料
から成り、取付状態においては、図1に示されるよう
に、上方に開放したU字状に下方に垂下して設けられ、
幅方向他端部は前記第2固定手段15の縁材34によっ
て笠木カバー13の上面14上に挟持されている。
【0015】押え金具25は、L字状断面を成し、アル
ミニウム合金の押出し形材から成る。この押え金具25
が前述したようにビス24によって縁材23に固定され
た状態では、この縁材23と押え金具25との間に介在
されるカバー体5の幅方向一端部6を大きな強度で挟持
するとともに、この幅方向一端部6にほぼ直角に屈曲し
て連なる付け根部分35を支持部材17上で押え付け、
カバー体5の垂下がりを防止して水密に固定している。
【0016】支持部材17の基端部は、カバー体5の前
記中間部16から付け根部分35を経て縁材23の基部
上で下方に屈曲し、縁材23上に座板36によって押え
付けられた状態で固定されている。この支持部材17
は、長手方向に垂直な断面形状が大略的にL字状であ
り、その厚みが1.6mm程度の鋼鉄製である。先端部
37は屋根構造体11の笠木12の直上近傍まで張り出
し、カバー体5の中間部16を下方から弾発的に支持し
ている。このような支持部材27は、図1の紙面に垂直
な方向の幅が、本実施の形態では47mmに選ばれ、前
記座板36およびナット22によって固定される取付部
38と、前記先端部37とを含む。カバー体5の前記取
付部38と中間部16を支持する支持部39とは、約8
6°程度の角度を成して屈曲されている。
【0017】このような支持部材17によってカバー体
5の中間部16が下方から支持されるので、前記中間部
16のうち付け根部分35から湾曲開始部分40にわた
る平坦状の領域は、対向壁面8から離反するにつれて下
方に排水勾配iを成して傾斜している。この排水勾配i
は、たとえば5%に選ばれる。
【0018】前記化粧カバー27は、タッピンねじ26
によって対向壁面80に固定される取付部分41と、取
付部分41の上端部に連なり、上方になるにつれて対向
壁面8から離反する方向に傾斜する上屈曲部分42と、
取付部分41の下端部から壁面に対して離反する方向に
屈曲して連なり、壁面8から離反するにつれて下方に傾
斜する排水勾配を有する水切部分43と、水切部分43
の先端部から下方に屈曲して連なる側壁部分44と、側
壁部分44の下端部から対向壁面8に近接する方向にほ
ぼ直角に屈曲して連なる下屈曲部分45とを有する。
【0019】下屈曲部分45と押え金具25との間に
は、バックアップ材46が嵌め込まれ、下屈曲部分45
とカバー体5の付け根部分35との間にはシール材47
が打設される。このようなシール材47によって化粧カ
バー27とカバー体5との間の水密性が達成される。前
記上屈曲部分42と対向壁面8との間には、シール材4
8が打設される。このシール材48によって、化粧カバ
ー27と対向壁面8との間の水密性が達成される。取付
部分41から突出するタッピンねじ26の頭部は、シー
ル材49によって覆われ、このシール材49によって取
付部分41とタッピンねじ26との間の隙間が塞がれ、
水密性が達成される。
【0020】このようにして第1固定手段9は、カバー
体5の幅方向一端部6を一方の建物3の外壁構造体7の
対向壁面8に水密に固定する。
【0021】前記カバー体5の幅方向両端部6,10の
うち少なくとも一方の端部である幅方向他端部10に連
なる一側部50は、外方に凸に湾曲させた状態で折返さ
れ、湾曲部51が形成される。この湾曲部51は、前記
湾曲開始部分40から大略的に半円筒状を成す湾曲終了
部分52にわたって半径Rで湾曲して形成され、この湾
曲終了部分52は付け根部分53を介してほぼ直角に屈
曲された幅方向他端部10に連なる。この付け根部分5
3および幅方向他端部10は、前記第2固定手段15に
よって他方の建物4の屋根構造体10の上方に立上がる
笠木12に固定される。
【0022】第2固定手段15は、タッピンねじ61に
よって笠木カバー13および笠木12に固定される前述
した縁材34と、この縁材34にビス62によって取付
けられる押え金具63とを有する。カバー体5の幅方向
一端部10およびその付け根部分53は縁材34および
押え金具63によって挟持され、幅方向他端部10の先
端部分64は図1の紙面に垂直な長手方向全長にわたっ
て笠木カバー13の上面14に弾発的に当接している。
これによってカバー体5の幅方向他端部10と笠木カバ
ー13との間の水密性が向上される。
【0023】また前記笠木カバー13の上面14と押え
金具63との間および前記笠木カバー13の上面14と
カバー体5の湾曲終了部分62付近との間には凹溝65
が形成され、この凹溝65にはバックアップ材66が嵌
め込まれ、シール材67が打設される。このシール材6
7によってカバー体5と笠木カバー13との間の水密性
が達成される。笠木カバー13の下端部とその下方に配
置される水切りカバー68の上端部とはビス69によっ
て笠木12に固定され、このビス69の頭部が露出する
凹溝70にはバックアップ材71が嵌まり込み、シール
材72が打設されて水切りカバー68および笠木カバー
13間の水密性が達成されている。前記笠木12、笠木
カバー13、縁材34、押え金具63および水切りカバ
ー68は、図1の紙面に垂直な長手方向に延びる長尺材
である。このようにして第2固定手段15は、カバー体
5の幅方向他端部10を他方の建物4の屋根構造体11
の笠木12に水密に固定する。
【0024】上記のような構成を有する伸縮継手装置1
は、図1の紙面に垂直な長手方向に上方に凸に湾曲して
各建物3,4間にわたって設けられ、各建物3,4が地
震または地盤の不等沈下などによって相互に近接/離反
する方向、上下方向、および図1の紙面に垂直な前後方
向に相対的な変位を生じても、これらのあらゆる方向の
変位を許容して、空隙2を塞ぎ、外部から空隙2内へ風
雨が浸入することを確実に防止することができる。各躯
体3,4の相互に近接/離反する方向、すなわち図1の
左右方向の空隙2を形成する間隔Lは、約30cm程度
である。このような大きな間隔Lを、図1の紙面に垂直
な長手方向に上方に凸に湾曲して設けられるカバー体5
によって塞ぐことができ、上記の各方向への変位に対し
て高い追従性を達成し、簡単な構成で、幅Lが約30c
m程度の広い空隙2を塞いだ状態に維持することができ
る。
【0025】図2は、図1に示される伸縮継手装置1の
一端部付近の外観を示す斜視図であり、図3は図2の矢
視Aから見た伸縮継手装置1の一端部付近の平面図であ
り、図4は図2の矢視Bから見た伸縮継手装置1の一端
部付近の正面図であり、図5は図2の矢視Cから見た伸
縮継手装置1の一端部付近の側面図である。前述したよ
うに伸縮継手装置1は、図4に示す正面側から見て一端
部から他端部にわたって上方に凸に湾曲して設けられ、
その曲率半径R1は、たとえば80〜120m程度であ
る。カバー体5の長手方向両端部には、カバー体5と同
一材料から成る小口蓋体75が熱融着または接着剤によ
ってカバー体5の長手方向両端部の小口に固着され、カ
バー体5の長手方向両端部の開口を塞いでいる。このよ
うな小口蓋体75が設けられる長手方向両端部の下方の
領域は、上下に延びる一対の延在カバー76a,76b
間にカバープレート77が挟持された状態で保持される
竪型伸縮継手装置78によって塞がれている。
【0026】図6は、本発明の実施の他の形態の伸縮継
手装置1aを示す鉛直断面図である。本実施の形態は、
図1〜図5に示される前述の実施の形態に類似し、対応
する部分には同一の数字または同一の数字に添字a,b
を付し、重複を避けて説明は省略している。本実施の形
態の伸縮継手装置1aは、カバー体5aの幅方向両端部
6,10に連なる両側部に前述の実施の形態と同様な湾
曲部51a,51bが形成され、幅方向両端部6,10
は前述の第2固定手段15と同様な固定手段87a,8
7b、によって、各建物3,4の笠木12a,12bに
笠木カバー13a,13bを介して固定されている。こ
のようなカバー体5の幅方向両端部6,10間の中間部
6は、そのほぼ中央部で支持部材17aによって下方か
ら弾発的に支持される。この支持部材17aは、一対の
逆V字状の脚部81と、脚部81の上部に幅方向中央部
が固定される支持板82とを有する。これらの脚部81
および支持板82はたとえば薄いステンレス鋼板から成
り、図6の紙面に垂直なカバー体5の長手方向に間隔を
あけて設けられる。脚部81の両端部はビス83a,8
3bおよび押え板84a,84bによって、長尺の取付
板85a,85bにそれぞれ固定され、各取付板85
a,85bは屋根構造体11a,11bの対向部に溶接
などによって平行に固定されている。
【0027】このような構成によってもまた、各建物
3,4の上下方向、相互に近接/離反する方向および図
6の紙面に垂直な前後方向の大きな変位を許容し、空隙
2を確実に塞いだ状態に維持し、外部からの風雨の浸入
を防止することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、可撓性および弾発的を
有するシート状のカバー体の幅方向一端部に連なる少な
くとも一側部を外方に凸に湾曲させた状態で各躯体に設
けられ、このカバー体の幅方向両端部間の中間部を弾発
的に支持するように構成されるので、前記従来の技術に
関連して述べたように、カバー体の厚みをむやみに大き
くすることなしに垂れ下がりを防止し、かつ各躯体の相
互に近接/離反する方向、上下方向および水平面上で近
接/離反する方向に対して垂直な前後方向に相対的な変
位を許容し、簡単な構成で各躯体間の空隙を確実に塞い
だ状態に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の伸縮継手装置1を示す
鉛直断面図である。
【図2】図1に示される伸縮継手装置1の一端部付近の
外観を示す斜視図である。
【図3】図2の矢視Aから見た伸縮継手装置1の一端部
付近の平面図である。
【図4】図2の矢視Bから見た伸縮継手装置1の一端部
付近の正面図である。
【図5】図2の矢視Cから見た伸縮継手装置1の一端部
付近の側面図である。
【図6】本発明の実施の他の形態の伸縮継手装置1aを
示す鉛直断面図である。
【符号の説明】
1,1a 伸縮継手装置 2 空隙 3,4 建物 5,5a カバー体 6 幅方向一端部 7 外壁構造体 8 対向壁面 9 第1固定手段 10 幅方向他端部 11 屋根構造体 12;12a,12b 笠木 13;13a,13b 笠木カバー 15 第2固定手段 16 中間部 17,17a 支持部材 23,34 縁材 25,63 押え金具 33 補助止水シート 51;51a,51b 湾曲部 80a,80b 固定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に空隙をあけて隣接する2つの躯体
    に、可撓性および弾発性を有するシート状のカバー体の
    幅方向両端部が水密に固定され、 前記カバー体の幅方向両端部のうち少なくとも一方の端
    部に連なる一側部は、外方に凸に湾曲させた状態で折返
    され、 前記カバー体の幅方向両端部間の中間部は、少なくとも
    一方の躯体に弾発的に支持されることを特徴とする伸縮
    継手装置。
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