JP2001002552A - 保護化粧料 - Google Patents

保護化粧料

Info

Publication number
JP2001002552A
JP2001002552A JP11176376A JP17637699A JP2001002552A JP 2001002552 A JP2001002552 A JP 2001002552A JP 11176376 A JP11176376 A JP 11176376A JP 17637699 A JP17637699 A JP 17637699A JP 2001002552 A JP2001002552 A JP 2001002552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cosmetic
vinylbenzyl
polymer
salt
sugar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11176376A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001002552A5 (ja
Inventor
Kazuko Jinbo
和子 神保
Hide Sakuyama
秀 作山
Koichi Iyanagi
宏一 井柳
Nobuhiro Ando
信裕 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP11176376A priority Critical patent/JP2001002552A/ja
Publication of JP2001002552A publication Critical patent/JP2001002552A/ja
Publication of JP2001002552A5 publication Critical patent/JP2001002552A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 敏感肌の人でも安心して使用できる、使用感
に優れる化粧料を提供する。 【解決手段】 1)ポリマー基体に糖類を構成単位に含
む基を共有結合した、糖結合ポリマーと2)水分保持性
成分とを化粧料に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、敏感肌の人に好適
な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の社会においては、種々のストレス
がそこで生活するものの上に降りかかってくる。この
為、現代社会に於いては、多くの人がストレスに由来す
る、疾病乃至は体の不調に悩んでいる。近年、化粧料の
世界に於いても、かつて経験したことがないほど、種々
の刺激に敏感な、いわゆる敏感肌の人が急増している背
景にも、この様なストレスの急増が原因となっていると
言われている。この様な、敏感肌の人は、普通の人が安
全に使用できる極めて安全性の高い原料成分などに対し
ても過敏に反応してしまうため、化粧料が殆ど使用でき
ないのが現状となっている。この為、肌の手入れなどに
不都合が生じ、この様な人たちが安心して使用できる化
粧料の開発が望まれていた。この様な状況の対応手段と
して、近年見出されてきた技術に、水分保持性成分であ
る、ポリメタクリロイルオキシエチルホスフォリルコリ
ン、胎盤エキス、トレハロース及びその誘導体、ヒアル
ロン酸、グルタミルリジン、ロイヤルゼリー並びに生理
的に許容されるこれらの塩等によって皮膚バリヤー機能
を向上させ、この様な刺激に対する抵抗力を向上させる
技術が挙げられる。しかしながら、この様な技術によっ
ても、全ての刺激を充分防げるものではなく、更なるこ
の様な防御手段の向上が望まれていた。
【0003】一方、ポリマー基体に糖類を構成単位に含
む基を共有結合した、糖結合ポリマーは、化粧料用の保
湿素材として開発され(特開平6−122609号、特
開平5−43418号)、近年スキンケア化粧料などに
広く使用されているが、このものを上記皮膚バリヤー能
を高める作用を有する水分保持性成分と組み合わせるこ
とにより、この様な刺激に対する抵抗力が著しく向上す
ることも、この様な組合せにより、敏感肌の人でも安心
して使用の出来、且つ使用感も優れる化粧料が提供でき
ることも全く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、敏感肌の人でも安心して使用
でき、使用感にも優れる化粧料を提供することを課題と
する。
【0005】
【課題の解決手段】本発明者らは、この様な状況に鑑み
て、敏感肌の人でも安心して使用でき、使用感にも優れ
る化粧料を求めて鋭意研究努力を重ねた結果、1)ポリ
マー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、糖
結合ポリマーと2)水分保持性成分とを含有することを
特徴とする、化粧料にその様な性質を見出し、発明を完
成させるに至った。以下、本発明について、実施の形態
を中心に詳細に説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の化粧料の必須成分
であるポリマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結
合した、糖結合ポリマー 本発明の化粧料は、ポリマー基体に糖類を構成単位に含
む基を共有結合した、糖結合ポリマーを含有することを
特徴とする。これらの糖結合ポリマーは、ポリマーの基
体に糖を含む基が共有結合した形の化合物であって、い
わゆるペンダントタイプのポリマーである。この様な糖
結合ポリマーは、糖の有する優れた保湿作用を皮膚上で
持続する作用に優れ、しかも角質細胞間を接着させる作
用を有することが既に知られている。該糖結合ポリマー
のポリマー基体となるものは、通常一般的使用されてい
るポリマーであれば特段の限定なく使用することが出
来、例えば、ポリスチレン、ポリ(ーαーメチルスチレ
ン)、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリア
シルビニル、ポリアルキルビニル、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ウレタン
樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン及びアクリル系樹脂が
好ましく例示できる。この中で特に好ましいポリマー
は、ポリスチレンやポリ(−α−メチルスチレン)等の
スチレン系樹脂とポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、
ポリアルキル酸エステル、ポリメタクリル酸エステルな
どのアクリル系樹脂である。更に、これらポリマーに共
有結合している糖構造を含有する基の糖の部分である
が、糖としては、通常の生体の構成要素として存在する
ものであれば特段の限定なく用いることが出来、例え
ば、グルコース、アラビノース、キシロース、ガラクト
ース、マンノース、フルクトース、グルコサミン、シア
ル酸及び/又はその塩、ムラミン酸及び/又はその塩、
グルクロン酸及び/又はその塩、ガラクツロン酸及び/
又はその塩並びにこれらの誘導体等が出来る。ここで、
誘導体とは、糖の水酸基をもとに容易に誘導しうる誘導
体であって、例えば、アセチル化体のようなアシル化
物、メチルエーテルのようなアルキル化物、スルホン酸
エステル及び/又はその塩等が好ましく例示できる。こ
れらは常法に従えば、容易に誘導できる。又、かかる糖
部分は、1ポリマー中に複数の種類が存在しても、唯一
種のみでも構わない。糖部分はポリマー基体に直接共有
結合で結合できるし、オキシ(C1−4)アルキル基等
の発明の効果を損なわない媒介基を介して共有結合して
も良い。この様な糖結合ポリマーの好ましい、構成モノ
マーとしては、N−p−ビニルベンジル−D−セロビオ
ンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミ
ド、N−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N
−p−ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシ
ルオキシエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプ
ロピルアクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリ
レートが挙げられ、これらから選ばれる1種乃至は2種
以上を構成モノマーとして含むポリマーが本発明の好ま
しいポリマーである。ここで、本発明のポリマーとして
は、糖構造を有する基を有するこれらのモノマー以外
に、通常ポリマーで使用されているモノマーを構成モノ
マーとして含み、共重合体とすることもできるし、該糖
構造を有するモノマーのみの重合体や共重合体とするこ
ともできるが、より好ましいものは、該糖構造を有する
モノマーのみの重合体や共重合体である。即ち、言い換
えれば、N−p−ビニルベンジル−D−セロビオンアミ
ド、N−p−ビニルベンジル−D−ラクトンアミド、N
−p−ビニルベンジル−D−マルトンアミド、N−p−
ビニルベンジル−D−グルコンアミド、グルコシルオキ
シエチルメタクリレート、ガラクトシルオキシプロピル
アクリレート、マンノシルオキシエチルメタクリレート
から選ばれる1種乃至は2種以上のホモポリマー乃至は
コポリマーが特に好ましい。中でも、N−p−ビニルベ
ンジル−D−ラクトンアミドホモポリマー(PVLA)
とグルコシルオキシエチルメタクリレートホモポリマー
(PGEMA)が特に好ましい。これらのポリマーは、
前記モノマーを単独乃至は2種以上、場合によっては任
意の糖構造を有さないモノマーを加えて、過硫酸アンモ
ニウムやアゾビスイソブチロニトリル等の重合開始剤の
存在下、重合を行えば容易に得ることが出来る。この様
なポリマーの詳しい製法については、特開平6−122
609号や特開平5−43418号に記載されている。
本発明の化粧料に於いては、この様にして得られた、ポ
リマー基体に糖類を構成単位に含む基を共有結合した、
糖結合ポリマーから選ばれる1種乃至は2種以上を必須
成分として含有する。これらの成分は、本発明の化粧料
に於いて、皮膚に優れた保湿作用を示すと同時に、皮膚
がアレルギー反応等の好ましくない反応を起こすのを抑
制する作用を示す。これらの糖結合ポリマーの本発明の
化粧料に於ける好ましい含有量は、0.01〜10重量
%であり、更に好ましくは0.05〜1重量%である。
これは少なすぎると上記作用が発現しない場合があり、
多すぎてもこの様な作用は頭打ちになり、剤形的な制限
が生じることがあるためである。
【0007】(2)本発明の化粧料の必須成分である水
分保持性成分 本発明の化粧料は、水分保持性成分を含有することを特
徴とする。本発明で言う、水分保持性成分とは、水分を
分子内のファンデルワールス力など親和力によって、保
持する作用の強い成分であって、この様な成分は、濾紙
などにその水溶液を浸漬し、取り出し20℃、湿度50
%の条件で保存した場合、水のみに浸漬し同条件で保存
した場合に比べて、重量の減量が10%以上少なくなる
ような性質を有するものなどが好ましく例示でき、具体
的には、ポリメタクリロイルオキシエチルホスフォリル
コリン、胎盤エキス、トレハロース及びその誘導体、ヒ
アルロン酸、グルタミルリジン、ロイヤルゼリー並びに
生理的に許容されるこれらの塩が好ましく例示できる。
ここで、生理的に許容される塩としては、例えば、アミ
ノ基などの塩基性の基を有する成分であれば、塩酸塩、
硝酸塩、硫酸塩、燐酸塩等の鉱酸塩、クエン酸塩、シュ
ウ酸塩、乳酸塩等の有機酸塩、炭酸塩等が好ましく例示
でき、カルボキシル基や硫酸基、燐酸基、フェノール性
水酸基などの酸性基を有する成分であれば、ナトリウム
塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マ
グネシウム塩等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム
塩、トリエチルアミン塩やトリエタノールアミン塩等の
有機アミン塩、リジン塩やアルギン酸塩等の塩基性アミ
ノ酸塩等が好ましく例示できる。又、トレハロースの誘
導体としては、硫酸エステル及び/又はその塩、アセチ
ル化体やオレオイル化体等のアシル化体等が好ましく例
示される。これらは何れも化粧料の成分として知られて
いる成分であり、その多くのものは既に市販されてお
り、その入手はた易い。本発明の化粧料において、これ
らの成分は、これらの成分が有している保湿作用と共
に、上記糖結合ポリマーの有する刺激発現抑制作用を更
に強める作用も有する。本発明の化粧料に於いて、これ
ら水分保持性成分は唯一種を含有させることもできる
し、二種以上を組み合わせて含有させることも可能であ
る。これらの好ましい含有量は、総量で0.01〜10
重量%であり、更に好ましくは、0.05〜5重量%で
ある。これは、少なすぎると、前記効果を得られない場
合があり、多すぎるとこれらの成分のもっている、感触
上のぬめり感等の欠点が現れる場合があり好ましくない
からである。
【0008】(3)本発明の化粧料 本発明の化粧料は、通常市場に於いて使用されている化
粧料であれば、特段の制限なく、例えば、基礎化粧料、
メークアップ化粧料、毛髪化粧料、洗浄用化粧料など
に、適用することが出来るが、好ましいのは、敏感肌の
人が使用する皮膚化粧料である。本発明の化粧料の、糖
結合ポリマーと水分保持性成分との組合せに起因する、
安全性の高さは、例えばアトピー性皮膚炎患者などのよ
うな敏感肌の人であっても安心して使用できるからであ
る。従って、本発明の化粧料は、敏感肌用の化粧料に適
用するのが特に好ましい。しかしながら、通常の普通肌
の人が使用しても、何等問題がないばかりか、本発明の
化粧料の優れた保湿性は極めて好ましいものであること
は言うまでもない。本発明の化粧料に於いては、上記必
須成分以外に、通常化粧料で使用される任意成分を本発
明の化粧料の効果を損なわない範囲に於いて使用でき
る。かかる任意成分としては、例えば、ワセリンやマイ
クロクリスタリンワックス等のような炭化水素類、ホホ
バ油やゲイロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等の
トリグリセライド類、セタノール、オレイルアルコール
等の高級アルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の
脂肪酸、グリセリンや1,3−ブタンジオール等の多価
アルコール類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性
剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノー
ル、カーボポール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、
抗酸化剤、色素、粉体類等が好ましく例示できる。本発
明の化粧料は、これらの成分を常法に従って処理するこ
とにより製造することが出来る。
【0009】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ限
定を受けないことは言うまでもない。
【0010】<実施例1〜9>下記に示す処方に従っ
て、本発明の化粧料を作成した。即ち、イ、ロ、ハの成
分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを加え中和し、こ
れに徐々に撹拌しながらハを加え乳化し、ホモジナイザ
ーで粒子を均一にした後、撹拌冷却し、本発明の化粧料
である、乳液を得た。又、実施例1のPGEMAを全て
水に置換した比較例1と水分保持性分を全て水に置換し
た比較例2、PGEMAと水分保持性成分とを水に置換
した対照例1も作成してみた。 イ 水分保持性分* 0.1重量部 PGEMA(分子量100000) 0.1重量部 アクリル酸・メタクリル酸(C10−30)共重合体 0.2重量部 グリセリン 3 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 メチルパラベン 0.1重量部 水 50 重量部 ロ 水酸化カリウム 0.2重量部 水 31.3重量部 ハ スクワラン 5 重量部 グリセリンモノオレイルエーテル 2 重量部 セタノール 3 重量部 *詳細は表1に示す。
【0011】
【表1】
【0012】<実施例10〜18>実施例1〜9のPG
EMAをPVLAに変え、同様に実施例10〜18の乳
液を得た。同様に水分保持性成分を水に置換した比較例
3も作成した。
【0013】
【表2】
【0014】<実施例19>上記実施例1〜18」、比
較例1〜3及び対照例1の乳液について、モルモット損
傷皮膚を用いた皮膚刺激試験を行った。即ち、ハートレ
ー系白色種モルモット(雄性、300〜400g)1群
6匹の背部を剃毛し、ガムテープストリッピングした
後、上記検体を48時間クローズドパッチした。パッチ
絆創膏の除去後1時間に、皮膚反応をドレーズの基準に
従って判定した。即ち、++:浮腫を伴う反応、+:明
らかな紅斑を伴う反応、±:微弱な紅斑を伴う反応、
−:無反応である。結果を表3に示す。これより、本発
明の化粧料である乳液は極めて安全性に優れることがわ
かる。
【0015】
【表3】
【0016】<実施例20>実施例1、10、比較例1
〜3及び対照例1のサンプルについて、アレルギー惹起
抑制作用を調べた。即ち、モルモット50匹をマキシマ
イゼーションテストの手法に従って、0.5%ホルマリ
ン水溶液で、4回の皮内注射(フロインドのコンプリー
トアジュバント存在下)と2回の48時間クローズドパ
ッチの処理により、感作し、2週間の休止期間の後に、
0.05%ホルマリン水溶液の24時間クローズドパッ
チで陽性になった動物8匹の背部を剃毛し、2cm×2
cmの部位を6つ作成し、これらのサンプルを各部位に
0.05ml投与した。その後、部位全体を0.1%の
ホルマリン水溶液を含浸したパッチ絆創膏で覆い、24
時間クローズドパッチした。パッチ絆創膏の除去後1時
間にドレーズの基準で皮膚反応を判定した。結果を表4
に示す。これより、本発明の化粧料はアレルギー惹起抑
制作用を有することがわかる。このことから、本発明の
化粧料はアトピー性皮膚炎など外部刺激に敏感になって
いる人に適用するのに適していることがわかる。
【0017】
【表4】
【0018】<実施例21>実施例1と10の化粧料に
ついて、敏感肌の自覚のあるパネラー1群7名、計14
名を用いて、3カ月間の使用テストを行い安全性とその
効果を確かめた。即ち、パネラーには朝・晩2回これら
の乳液を連日使用してもらい、皮膚に異常がでた場合に
は直ちに使用を中止してもらうプロトコールで試験を行
った。試験終了後に肌の改善度を++:使用以前に比し
て著しく改善した、+:使用以前に比して明らかに改善
した、±:使用以前に比しやや改善した、−:改善しな
かったの基準を用いて、アンケートにより評価してもら
った。結果を表5に出現例数として記す。これより、本
発明の化粧料は敏感肌の人に好適であることがわかる。
【0019】
【表5】
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、敏感肌の人でも安心し
て使用でき、使用感にも優れる化粧料を提供することが
できる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/50 A61K 7/50 (72)発明者 安藤 信裕 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町560 ポーラ 化成工業株式会社戸塚研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA072 AB032 AB052 AC022 AC072 AC122 AC172 AC482 AC902 AD021 AD071 AD091 AD092 AD151 AD201 AD202 AD332 AD412 CC03 CC05 CC11 CC31 EE10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1)ポリマー基体に糖類を構成単位に含
    む基を共有結合した、糖結合ポリマーと2)水分保持性
    成分とを含有することを特徴とする、化粧料。
  2. 【請求項2】 ポリマー基体が、ポリスチレン、ポリ
    (ーαーメチルスチレン)、ポリアミド、ポリエステ
    ル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ウレタン樹
    脂、フッ素系樹脂、シリコーン及びアクリル系樹脂から
    選ばれるものであることを特徴とする、請求項1に記載
    の化粧料。
  3. 【請求項3】 糖類が、グルコース、アラビノース、キ
    シロース、ガラクトース、マンノース、フルクトース、
    グルコサミン、シアル酸及び/又はその塩、ムラミン酸
    及び/又はその塩、グルクロン酸及び/又はその塩、ガ
    ラクツロン酸及び/又はその塩並びにこれらの誘導体か
    ら選ばれる1種乃至は2種以上であることを特徴とす
    る、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 糖結合ポリマーがN−p−ビニルベンジ
    ル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−
    D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マ
    ルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコン
    アミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラ
    クトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキ
    シエチルメタクリレートから選ばれる1種乃至は2種以
    上を構成単量体として含むホモポリマー乃至はコポリマ
    ーであることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項
    に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 糖結合ポリマーがN−p−ビニルベンジ
    ル−D−セロビオンアミド、N−p−ビニルベンジル−
    D−ラクトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−マ
    ルトンアミド、N−p−ビニルベンジル−D−グルコン
    アミド、グルコシルオキシエチルメタクリレート、ガラ
    クトシルオキシプロピルアクリレート、マンノシルオキ
    シエチルメタクリレートから選ばれる1種乃至は2種以
    上のホモポリマー乃至はコポリマーであることを特徴と
    する、請求項1〜4の何れか一項に記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 水分保持性成分が、ポリメタクリロイル
    オキシエチルホスフォリルコリン、胎盤エキス、トレハ
    ロース及びその誘導体、ヒアルロン酸、グルタミルリジ
    ン、ロイヤルゼリー並びに生理的に許容されるこれらの
    塩から選ばれる1種乃至は2種以上である、請求項1〜
    5の何れか一項に記載の化粧料。
  7. 【請求項7】 敏感肌の人用であることを特徴とする、
    請求項1〜6の何れか一項に記載の化粧料。
JP11176376A 1999-06-23 1999-06-23 保護化粧料 Pending JP2001002552A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176376A JP2001002552A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 保護化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11176376A JP2001002552A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 保護化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001002552A true JP2001002552A (ja) 2001-01-09
JP2001002552A5 JP2001002552A5 (ja) 2004-11-18

Family

ID=16012561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11176376A Pending JP2001002552A (ja) 1999-06-23 1999-06-23 保護化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001002552A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003160462A (ja) * 2001-11-21 2003-06-03 Pola Chem Ind Inc バリアー機能を有する機能性皮膚外用剤
JP2004107233A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Kuraray Co Ltd 皮膚外用剤

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03157312A (ja) * 1989-11-13 1991-07-05 Kanebo Ltd 皮膚化粧料
JPH0543418A (ja) * 1991-08-14 1993-02-23 Pola Chem Ind Inc 化粧料
JPH05301814A (ja) * 1992-02-25 1993-11-16 Pola Chem Ind Inc 化粧料
JPH06157269A (ja) * 1992-11-17 1994-06-03 Pola Chem Ind Inc 化粧料
JPH0948719A (ja) * 1995-08-03 1997-02-18 Shiseido Co Ltd 皮膚外用剤
JPH0952848A (ja) * 1995-08-07 1997-02-25 Pola Chem Ind Inc 皮膚外用剤
JPH1017430A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Pola Chem Ind Inc 刺激防御剤及びそれを含有する刺激防御用の化粧料
JPH1149631A (ja) * 1997-08-05 1999-02-23 Pola Chem Ind Inc 含水化粧料

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03157312A (ja) * 1989-11-13 1991-07-05 Kanebo Ltd 皮膚化粧料
JPH0543418A (ja) * 1991-08-14 1993-02-23 Pola Chem Ind Inc 化粧料
JPH05301814A (ja) * 1992-02-25 1993-11-16 Pola Chem Ind Inc 化粧料
JPH06157269A (ja) * 1992-11-17 1994-06-03 Pola Chem Ind Inc 化粧料
JPH0948719A (ja) * 1995-08-03 1997-02-18 Shiseido Co Ltd 皮膚外用剤
JPH0952848A (ja) * 1995-08-07 1997-02-25 Pola Chem Ind Inc 皮膚外用剤
JPH1017430A (ja) * 1996-07-01 1998-01-20 Pola Chem Ind Inc 刺激防御剤及びそれを含有する刺激防御用の化粧料
JPH1149631A (ja) * 1997-08-05 1999-02-23 Pola Chem Ind Inc 含水化粧料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003160462A (ja) * 2001-11-21 2003-06-03 Pola Chem Ind Inc バリアー機能を有する機能性皮膚外用剤
JP2004107233A (ja) * 2002-09-17 2004-04-08 Kuraray Co Ltd 皮膚外用剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60028435T2 (de) Verwendung mindestens eines Siliconpfropfpolymers als Straffungsmittel
JP5433128B2 (ja) 皮膚外用剤
JPH0768148B2 (ja) 治療用薬剤組成物
JP2931703B2 (ja) 化粧料
WO2003026583A2 (en) Pullulan based film forming cosmetic compositions
MXPA06012191A (es) Composiciones para el cuidado personal que depositan agentes beneficos solidos hidrofilos.
JP2000119131A (ja) 親水性の増粘化合物と増粘コポリマ―を含有するエマルション及び該エマルションを含有する組成物及びその使用
WO2000040255A1 (en) Cream composition comprising dead sea mud
KR20110125594A (ko) 손상된 장벽을 갖는 피부를 세정하는 방법
US6540987B2 (en) Polyesters based on hydroxy fatty acids and lower hydroxy alkyl acids and uses thereof
JP2000273033A (ja) 天然素材ゲル
JPS6145607B2 (ja)
WO2003028635A2 (en) Pullulan and polyvinyl alcohol based film forming compositions
KR101106320B1 (ko) 비단 같은 느낌의 화장용 에멀션 섀시
JP4616327B2 (ja) ピーリング化粧料及びその使用方法
JP2000273031A (ja) 保護化粧料
JPS59110612A (ja) 毛髪処理剤
JP2001002552A (ja) 保護化粧料
JP3291195B2 (ja) ジェル状化粧料
JP2007084539A (ja) メイクアップ除去組成物
JP2001002554A (ja) 皮膚保護組成物
JP3633822B2 (ja) 保護化粧料
JP2003342146A (ja) 敏感肌用の皮膚外用剤
JP2002308720A (ja) 皮膚保護化粧料
JP2000281524A (ja) 保護化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040914

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050125