JP2001001992A - 船内外機のシフト切換方法 - Google Patents

船内外機のシフト切換方法

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JP2001001992A
JP2001001992A JP11178213A JP17821399A JP2001001992A JP 2001001992 A JP2001001992 A JP 2001001992A JP 11178213 A JP11178213 A JP 11178213A JP 17821399 A JP17821399 A JP 17821399A JP 2001001992 A JP2001001992 A JP 2001001992A
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hydraulic
clutch
shift switching
solenoid valve
outboard motor
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JP11178213A
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English (en)
Inventor
Yuji Hashimoto
裕治 橋本
Junichi Hitachi
純一 常陸
Shigeaki Nakagawa
茂明 中川
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for outboard marine engines

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、前後進及び中立の切換機構を有した油
圧継手は、切換弁、緩嵌入弁、及び、低速弁により制御
され、大型で高価となり、エンジンの据え付け位置から
ドライブ装置据え付け位置までの寸法が長くなってい
た。また、エンジンとドライブ装置とを直結した船内外
機においては、シフト切換時のショックや操作力が大き
くなっていた。 【解決手段】 船内外機のシフト切換を、油圧継手3を
低油圧で接続した後にシフト切換クラッチ6を接続し、
エンジン2が設定回転数に達した後に、低油圧で接続し
た油圧継手3の油圧を設定圧まで立ち上げて行い、該シ
フト切換方法により接続したシフト切換クラッチ6を、
油圧継手3が切断された後に切断し、油圧制御を電磁弁
23・24により行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶等に搭載
される船内外機のシフト切換方法であって、特に、エン
ジンとドライブ装置との間に配置した油圧継手をコンパ
クトで安価な構成としながら、シフト切換時のショック
や操作力を低減することができる船内外機のシフト切換
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、小型船舶等に搭載される推進
駆動装置として、プロペラを備えたドライブ装置を船体
に対して可動的に設置し、プロペラを駆動するためのエ
ンジンを船体内に固定的に設置し、エンジンの回転をプ
ロペラに伝達するための推進動力伝達機構を船体内から
船体外部に渡って配設した船内外機が広く知られてお
り、該エンジンとドライブ装置との間に、油圧式クラッ
チからなる油圧継手を配置したものがあった。このよう
な船内外機におけるドライブ装置には前後進及び中立の
切換機構がなく、前後進及び中立の切り換えは油圧式ク
ラッチにより行っていた。例えば、特開平8−2169
88号公報に示す如くである。また、船内外機として
は、前後進及び中立の切換機構をドライブ装置に持たせ
て、エンジンとドライブ装置との間に油圧継手を配置せ
ずに、エンジンとドライブ装置とを直結したものもあっ
た。そして、油圧クラッチ接続・切断の切り換えやトロ
ーリング制御等のシフト切り換えは、切換弁、緩嵌入
弁、及び、低速弁を用いて行っていた。例えば、実開平
6−78637の如くである。さらに、シフト切換装置
としては、例えば、特開平4−159195に示される
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前後進及び中
立の切換機構を有した油圧継手は、切換弁、緩嵌入弁、
及び、低速弁により制御され、逆転機能をも有している
ので大型で高価となり、該油圧継手をエンジンとドライ
ブ装置との間に配置することにより、エンジンの据え付
け位置からドライブ装置据え付け位置までの寸法が長く
なっていた。また、エンジンとドライブ装置とを直結し
た船内外機においては、シフト切換時のショックや操作
力が大きくなってしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、船体内
に設置されたエンジンと、船体外に設置されシフト切換
クラッチを有するドライブ装置との間に、油圧式クラッ
チからなる油圧継手を配置した船内外機において、該油
圧継手が切断された状態で、シフト切換クラッチを接続
した後に油圧継手を低油圧で接続し、油圧継手の接続が
完了した後に該油圧継手の油圧を設定圧まで立ち上げ
る。
【0005】また、請求項2においては、船体内に設置
されたエンジンと、船体外に設置されシフト切換クラッ
チを有するドライブ装置との間に、油圧式クラッチから
なる油圧継手を配置した船内外機において、油圧継手が
低油圧で接続された状態でシフト切換クラッチを接続
し、その後油圧継手の油圧を設定圧まで立ち上げる。
【0006】また、請求項3においては、請求項1に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手が切断された後に切断する。
【0007】また、請求項4においては、請求項2に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手が切断された後に切断する。
【0008】また、請求項5においては、請求項1に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手の油圧が低下した後に切断す
る。
【0009】また、請求項6においては、請求項2に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手の油圧が低下した後に切断す
る。
【0010】また、請求項7においては、船体内に設置
されたエンジンと、船体外に設置されシフト切換クラッ
チを有するドライブ装置との間に、油圧式クラッチから
なる油圧継手を配置した船内外機において、シフト切換
クラッチが操作される間、油圧継手が切断される。
【0011】また、請求項8においては、船体内に設置
されたエンジンと、船体外に設置されシフト切換クラッ
チを有するドライブ装置との間に、油圧式クラッチから
なる油圧継手を配置した船内外機において、シフト切換
クラッチが操作される間、油圧継手の油圧を低下させ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明のシフト切換方法を適用するシフト
切換装置が搭載された船内外機を示す側面図、図2は油
圧継手における油圧式クラッチの油圧回路を示す図、図
3は前後進及び中立の切り換えを行うリモコンスタンド
を示す図、図4は本シフト切換方法によりシフト切り換
えを行った場合の回転数及び作動油圧の変化を示す図、
図5はトローリング制御を行うトローリングダイヤルを
油圧継手コントローラに接続した場合の油圧式クラッチ
の油圧回路を示す図、図6はトローリングダイヤル目盛
と作動油圧との関係を示す図、図7はトローリングダイ
ヤル目盛と回転数との関係を示す図、図8は比例電磁弁
と直結電磁弁を用いて本シフト切換方法によりシフト切
り換えを行った場合の作動油圧の変化を示す図である。
【0013】また、図9は本シフト切換方法によりシフ
ト切換クラッチを嵌入して接続する場合のフローチャー
トを示す図、図10は同じくフローチャートを示す図、
図11は同じくフローチャートを示す図、図12は本シ
フト切換方法によりシフト切換クラッチを切断する場合
のフローチャートを示す図、図13は電磁弁として二個
の高速電磁弁を用いた場合の油圧式クラッチの油圧回路
を示す図、図14は二個の高速電磁弁を用いて本シフト
切換方法によりシフト切り換えを行った場合の作動油圧
の変化を示す図、図15は二個の高速電磁弁を用いた場
合のトローリングダイヤル目盛と作動油圧との関係及び
トローリングダイヤル目盛と回転数との関係を示す図、
図16は電磁弁として単一の比例電磁弁を用いた場合の
油圧式クラッチの油圧回路を示す図、図17は単一の比
例電磁弁を用いて本シフト切換方法によりシフト切り換
えを行った場合の作動油圧の変化を示す図、図18は図
2における油圧式クラッチの油圧回路の別実施例を示す
図、図19は図5における油圧式クラッチの油圧回路の
別実施例を示す図である。
【0014】まず、本発明のシフト切換方法を適用する
シフト切換装置が搭載された船内外機の概略構成につい
て説明する。図1において、船内外機は、船体1内に固
設されたエンジン2と、船体1の後端部に可動的に取り
付けられたドライブ装置4と、エンジン2の回転力を推
進力として伝達するために船体1内と船体外部のドライ
ブ装置4とに渡って配設された推進動力伝達機構とによ
って構成されている。 ドライブ装置4は船体1の後尾
板に対して上下方向及び水平方向に回動可能に取り付け
られており、該ドライブ装置4の下部にはプロペラ5が
回転可能に取り付けられている。
【0015】エンジン2の回転をプロペラ5に伝達する
ための推進動力伝達機構は、その船体1内側と船体1外
側とがユニバーサルジョイント15で連結されているも
のであり、船体1内側においてはエンジン2の後端部に
油圧継手3が連結されて、該油圧継手3の出力部である
出力軸12にユニバーサルジョイント15の前端部を連
結するようにしている。一方、推進動力伝達機構の船体
1外側においては、前記ユニバーサルジョイント15の
後端部に続いて、ドッグクラッチやコーンクラッチ等の
切換クラッチ機構とベベルギア等とを組み合わせたシフ
ト切換クラッチ6が配置されており、該シフト切換クラ
ッチ6により角度を変えて連結される動力伝達軸16か
ら、さらに連結角度を変えるためのベベルギア17を介
してプロペラ5の回転軸18が連結されて、エンジン2
の回転をプロペラ5へ伝達するようにしている。そし
て、該シフト切換クラッチ6及び油圧継手3等により全
体的にシフト切換装置が構成されている。尚、ドライブ
装置4の中には、シフト切換クラッチ6をプロペラ軸上
に配置したものや、動力伝達軸16上又は上部ベベルギ
ア部にエンジン2冷却用の海水ポンプを備えたものもあ
る。
【0016】また、前記油圧継手3には、エンジン2か
らの回転が入力される入力軸11と、油圧継手3の出力
部であり前記ユニバーサルジョイント15の前端部が連
結される出力軸12とが設けられており、該入力軸11
と出力軸12との間には油圧クラッチ13を介装して、
入力軸11に入力された回転の出力軸12への伝達を断
接可能に構成している。
【0017】次に、シフト切換方法について説明する。
図2には、シフト切換装置を構成している油圧継手3に
おける油圧式クラッチ13の油圧回路を示している。油
圧式クラッチ13には、オイルポンプ21により、オイ
ルタンク30から調圧弁22を介して潤滑油が供給され
て、該油圧式クラッチ13の摩擦板等を潤滑するように
構成している。また、オイルポンプ21により、直結電
磁弁23及び比例電磁弁24を介して作動油が圧送さ
れ、油圧式クラッチ13を作動するように構成してい
る。直結電磁弁23及び比例電磁弁24は、油圧継手コ
ントローラ25と接続されてその動作を制御され、該油
圧継手コントローラ25は、リモコンスタンド26と接
続されるとともに、エンジン回転数のデータが入力され
るように構成している。
【0018】図3、図4に示すように、シフト切換クラ
ッチ6が切断され、リモコンスタンド26のリモコンレ
バー27が中立位置に位置する状態101においては、
直結電磁弁23及び比例電磁弁24は共にONされて、
油圧式クラッチ13の作動油圧は最低トローリング相当
の低い油圧(以降ベース圧と記載する)となっており、
油圧継手3の出力軸12は、エンジン2により回転駆動
される入力軸11と連れ回り状態で低回転数で回転して
いる。この状態では、プロペラ5は回転せずに船体1は
停止状態である。この状態から、船体を前進させるべ
く、リモコンレバー27を前進側の状態102の位置ま
で操作すると、リモコンスタンド26とリモコンケーブ
ル28により接続された前記シフト切換クラッチ6が嵌
入して接続され、この負荷により出力回転数が若干低下
する。
【0019】シフト切換クラッチ6が嵌入して接続され
た後に、リモコンレバー27が状態102からさらに前
進側へ操作されて状態103へ達すると、油圧継手コン
トローラ25へ嵌入信号が入力される。この嵌入信号に
より比例電磁弁24が制御されて、油圧式クラッチ13
の作動油圧が上昇するとともに、出力回転数が上昇す
る。そして、状態104の如く出力回転数が規定回転数
まで達すると、直結電磁弁23がOFFされて、作動油
が比例電磁弁24を介さずに直接油圧式クラッチ13へ
圧送されることとなり、作動油圧が規定圧まで上昇す
る。これにより、出力軸12の出力回転数が、入力軸1
1の入力回転数と等しくなる状態105となって、エン
ジン2からの回転駆動力がプロペラ5へ伝達されて船体
1が前進運転されることとなる。
【0020】逆に、前進運転状態から中立状態へ切り換
える場合は、前進運転状態である状態106から、リモ
コンレバー27を中立側へ戻して状態107とすると、
嵌入信号が入力されなくなって、直結電磁弁23及び比
例電磁弁24がONされる。そして、作動油圧をベース
圧まで低減すると出力回転数が急激に減少し、状態10
8の如く出力回転数が低下した後にシフト切換クラッチ
6が切断される。即ち、油圧継手3の油圧式クラッチ1
3を切断した後、又は伝達容量を低下した後に、シフト
切換クラッチ6を切断するように構成している。
【0021】このように、油圧継手3を低油圧で接続し
た後にシフト切換クラッチ6を接続することにより、シ
フト切換クラッチ6を、切断された中立状態から嵌入し
て接続する際には、油圧継手3の出力回転は低回転であ
るので、該シフト切換クラッチ6の嵌入時の衝撃を低減
することができる。また、エンジン2が設定回転数に達
した後に、低油圧で接続した油圧継手3を設定圧まで立
ち上げることにより、エンジン2が設定回転数に達する
までの間はエンジン2へかかる負荷を小さくすることが
できるので、該エンジン2の回転数の立ち上がりを早く
することができる。そして、接続状態のシフト切換クラ
ッチ6を、油圧継手3が切断された後に切断することに
より、シフト切換クラッチ6の切断時には該シフト切換
クラッチ6へ大きな力がかからない状態にすることがで
き、シフト切換クラッチ6の切断操作力を低減すること
ができる。
【0022】次に、前述の構成と同様の効果が得られる
シフト切換方法について説明する。図2において、シフ
ト切換クラッチ6が切断されリモコンスタンド26のリ
モコンレバー27が中立位置に位置する状態にある場合
は、直結電磁弁23がオフされて油圧ポンプ21から供
給される作動油を遮断しているとともに、緩嵌入弁とし
ての比例電磁弁24がオフされて油圧クラッチ13のク
ラッチ室につながる回路をオイルタンク30と連通する
ドレン回路に開いている。これにより、油圧クラッチ1
3は切断されて、油圧継手の出力軸12は停止してい
る。この状態から船体を前進させるべく、リモコンレバ
ー27を前進側へシフト操作すると、リモコンケーブル
28によりリモコンレバー27と接続されたシフト切換
クラッチ6が嵌入して接続される。但し、このときは油
圧継手が切れているため、プロペラ5は停止したままで
ある。
【0023】シフト切換クラッチ6が嵌入して接続され
た後に、リモコンレバー27がさらに前進側へ操作され
ると、嵌入信号が発せられて直結電磁弁23及び比例電
磁弁24が作動しオンされる。このとき、直結電磁弁2
3はポンプ21から供給された作動油を油圧クラッチ1
3のクラッチ室へ導くように回路を開く。また、該油圧
クラッチ13につながる回路に設けられている比例電磁
弁24もオンされる。このとき、該比例電磁弁24が制
御されて油圧継手は低油圧で接続され、続いて比例電磁
弁24を制御することにより油圧が設定圧まで立ち上げ
られる。
【0024】逆に、前進運転状態から中立状態へ切り換
える場合は、リモコンレバー27を前進状態から中立状
態へ戻す途中で嵌入信号がなくなり、直結電磁弁23及
び比例電磁弁24がオフされるため、油圧クラッチ13
のクラッチ室への作動油の供給が断たれ、油圧が下が
り、油圧継手の伝達能力が低下する。その後、リモコン
レバー27が中立側へシフトされると、シフト切換クラ
ッチ6が切断される。以上の如く、油圧継手が切断され
ている状態でシフト切換クラッチ6を接続するように構
成することにより、接続時の衝撃発生を抑えることがで
き、また、動力の伝達開始時は油圧継手の油圧クラッチ
13を低油圧で接続するので滑らかなつながりが得られ
る。また、接続状態のシフト切換クラッチ6を切断する
ときは、前述の場合と同様に操作力の低減を図ることが
できる。
【0025】また、エンジン冷却用の海水ポンプを備え
たドライブ装置においては、中立状態であっても、該海
水ポンプを駆動するための回転が伝達されている必要が
ある。従って、この場合には、次のようなシフト切換方
法によりシフト切り換えを行うようにしている。即ち、
油圧クラッチ13の油圧回路を、図18に示す如く、図
2に示す構成における緩嵌入弁としての比例電磁弁24
と油圧クラッチ13との間に、開側71aと絞り側71
bとに切り換え可能な開閉弁71を介装した構成として
いる。そして、シフト切換クラッチ6が切断され、リモ
コンスタンド26のリモコンレバー27が中立位置に位
置する状態においては、中立信号が発せられており、直
結電磁弁23及び比例電磁弁24がオンされている。こ
の場合、直結電磁弁23の二次側から取り出された圧油
により開閉弁71は開側71aに切り換えられており、
油圧クラッチ13へ作動油が供給され、該油圧クラッチ
13が接続された状態を保っている。この状態において
は、エンジン2の回転は油圧継手を経てドライブ装置に
伝達され、海水ポンプを駆動している。また、シフト切
換クラッチ6が切断されているため、プロペラ5は停止
している。
【0026】この状態から船体を前進させるべくリモコ
ンレバー27を前進側に操作すると、中立信号が停止さ
れ、直結電磁弁23及び比例電磁弁24がオフされる。
これにより、直結電磁弁23と油圧クラッチ13とを直
接連結するバイパス回路から供給される作動油はドレン
回路に導かれて、油圧クラッチ13の油圧を遮断するよ
うに働くが、該バイパス回路から取り出された圧油によ
り開閉弁71が絞り側71bへ切り換わるため、油圧ク
ラッチ13は完全には切断されずに、油圧継手の伝達動
力が低下した状態で接続されている。さらにリモコンレ
バー27が操作されて、シフト切換クラッチ6の接続が
行われるシフト位置に達すると、シフト切換クラッチ6
が嵌入して接続される。シフト切換クラッチ6が嵌入し
て接続された後に、リモコンレバー27がさらに前進側
に操作されると、嵌入信号が発せられ、直結電磁弁23
及び比例電磁弁24がオンされて開閉弁71が開側71
aへ切り換わり、油圧クラッチ13が接続される。この
とき、油圧クラッチ13は比例電磁弁24の制御により
低油圧で接続され、その後に比例電磁弁24の制御によ
り設定圧まで徐々に油圧が立ち上げられる。
【0027】このように、シフト切換クラッチ6が中立
位置及び前進位置にシフトされているときには、油圧継
手は接続されており、同様にシフト切換クラッチ6が後
進位置にシフトされているときにも油圧継手が接続され
るように構成している。そして、シフト切換クラッチ6
が操作されるときには、油圧クラッチ13へ供給する作
動油の圧力を低下させて該油圧クラッチ13を切断し、
伝達動力を低下させた上で、該シフト切換クラッチ6を
接続又は切断するように構成しているので、接続時の衝
撃が低減され、切断時の操作力を低減することができ
る。尚、この場合、ドライブ装置の海水ポンプが駆動さ
れないのはリモコンレバー27によるシフト操作がなさ
れている間だけで短時間であるため、エンジン2に悪影
響を及ぼすこともない。
【0028】また、前述の如く、油圧継手3の油圧式ク
ラッチ13の接続・切断(ON−OFF)の切り換え
や、該油圧式クラッチ13の接続(ON)時の油圧制御
を直結電磁弁23及び比例電磁弁24といった電磁弁に
より行うようにしているが、該油圧式クラッチ13のト
ローリング制御も電磁弁により行うことができる。即
ち、図5に示すように、油圧式クラッチ13の油圧回路
に配設された直結電磁弁23及び比例電磁弁24を制御
する油圧継手コントローラ25に、トローリングダイヤ
ル29を接続して、該トローリングダイヤル29によ
り、図6、図7に示す如く油圧式クラッチ13の作動油
圧力31や出力回転数32を調節するように構成してい
る。尚、図19に示すように、比例電磁弁24と油圧ク
ラッチ13との間に緩嵌入弁71を介装した場合にも同
様に構成することができる。
【0029】そして、油圧式クラッチ13のON時の油
圧制御に関しては、図8に示すように、比例電磁弁24
がOFFで直結電磁弁23がONである油圧式クラッチ
13の切断状態から、比例電磁弁24をONして作動油
圧を低圧に制御した状態としてシフト切換クラッチ6を
嵌入して接続し、その後作動油圧を規定圧まで上昇する
ように構成して、ショックなくシフト切換クラッチ6を
接続できるようにしている。作動油圧が規定圧まで上昇
した後は、直結電磁弁23及び比例電磁弁24を共にO
FFして電源回路等に異常が生じた場合でも油圧式クラ
ッチ13が接続状態を保持するように構成して、安全性
に考慮している。
【0030】即ち、図9に示すように比例電磁弁24が
OFF及び直結電磁弁23がONで油圧継手が中立の状
態から、リモコンレバー26を前進(又は後進)側へ操
作すると、嵌入信号が入力されて比例電磁弁24及び直
結電磁弁23が共にON状態となって、その後油圧継手
3の油圧式クラッチ13の作動油圧が上昇し、規定圧ま
で上昇すると、比例電磁弁24及び直結電磁弁23が共
にOFFとなるのである。この場合、図10、図11に
示すように、作動油圧は、該作動油圧及びエンジン2の
回転速度が規定値に達するまで上昇し、作動油圧及び回
転速度が規定値に達すると、比例電磁弁24及び直結電
磁弁23がOFFするように構成している。
【0031】一方、前進(又は後進)状態から中立の状
態へ戻す場合は、図12に示すように、前進(又は後
進)状態において、油圧継手3の油圧式クラッチ13及
びドライブ装置4のシフト切換クラッチ6が嵌入して接
続されており、比例電磁弁24及び直結電磁弁23は共
にOFF状態となっている。そして、リモコンレバーを
前進(又は後進)位置から中立位置へ戻すと、嵌入信号
がOFFされて、比例電磁弁24がOFF、直結電磁弁
23がONの状態となる。これにより、油圧継手3の油
圧式クラッチ13は切断された中立状態となり、その
後、ドライブ装置4のシフト切換クラッチ6を切断する
のである。
【0032】また、油圧式クラッチ13のスリップ状態
を制御するトローリング制御では、トローリングダイヤ
ル29の操作により比例電磁弁24を制御して、図6、
図7に示す如く、トローリングダイヤル29の目盛に応
じて作動油圧31が高圧から低圧まで変化するように、
また、トローリングダイヤル29の目盛に応じて出力回
転数32が入力回転数33から低回転数まで変化するよ
うに制御を行うように構成している。
【0033】このように、油圧式クラッチ13のON−
OFFの切り換え、ON時の油圧制御、及び、トローリ
ング制御を、切換弁や緩嵌入弁や低速弁を用いることな
く、直結電磁弁23及び比例電磁弁24にて行うことに
より、油圧継手3をコンパクトで安価な構成とすること
ができる。また、直結電磁弁23を比例電磁弁24と併
用することにより、電源回路等に異常が生じた場合でも
油圧式クラッチ13は接続状態を保持することができ、
安全である。
【0034】また、油圧継手3の油圧式クラッチ13の
ON−OFFの切り換え、ON時の油圧制御、及び、ト
ローリング制御を行う電磁弁は、図13に示すように、
第一高速電磁弁35及び第二高速電磁弁36を用いても
よい。第一・第二高速電磁弁35・36を用いた場合
の、油圧式クラッチ13を、切断された中立状態からO
Nさせる際の油圧制御に関しては、図14に示すよう
に、第一高速電磁弁35がONで第二高速電磁弁36が
OFFである油圧式クラッチ13の切断状態から、リモ
コンレバー27の前進(又は後進)側への操作によって
嵌入信号を油圧継手コントローラ25へ入力して、第一
高速電磁弁35をOFFするとともに、第二高速電磁弁
36を繰り返し高速でON−OFF動作させる。この作
動油圧が低い状態でシフト切換クラッチ6を嵌入して接
続し、その後、第一・第二高速電磁弁35・36を共に
OFFして作動油圧を規定値まで上昇させるように構成
して、ショックなくシフト切換クラッチ6を接続できる
ようにしている。
【0035】また、トローリング制御を行う場合は、図
15に示すように、トローリングダイヤル29の操作に
より第二高速電磁弁36のON−OFF動作を制御して
作動油圧37及び出力回転数38の制御を行うように構
成している。このように、油圧式クラッチ13のON−
OFFの切り換え、ON時の油圧制御、及び、トローリ
ング制御を、切換弁や緩嵌入弁や低速弁を用いることな
く、二個の高速電磁弁35・36にて行うことにより、
油圧継手3をコンパクトで安価な構成とすることができ
るのである。
【0036】さらに、油圧継手3の油圧式クラッチ13
のON−OFFの切り換え、ON時の油圧制御、及び、
トローリング制御を行う電磁弁として、図16に示すよ
うに、単一の比例電磁弁24を用いてもよい。単一の比
例電磁弁24を用いた場合の、油圧式クラッチ13を中
立状態からONさせる際の油圧制御に関しては、図17
に示すように、リモコンレバー27を中立位置からの前
進(又は後進)側へ操作し、嵌入信号を油圧継手コント
ローラ25へ入力することで、比例電磁弁24をONす
る。そして、作動油圧を低圧に保った状態でシフト切換
クラッチ6を嵌入して接続し、その後、作動油圧を規定
値まで上昇させるように構成して、ショックなくシフト
切換クラッチ6を接続できるようにしている。
【0037】また、トローリング制御を行う場合は、図
6、図7に示すように、トローリングダイヤル29の操
作により比例電磁弁24の動作を制御して作動油圧31
及び出力回転数32の制御を行うように構成している。
このように、油圧式クラッチ13のON−OFFの切り
換え、ON時の油圧制御、及び、トローリング制御を、
切換弁や緩嵌入弁や低速弁を用いることなく、単一の比
例電磁弁24にて行うことにより、油圧継手3を、さら
にコンパクトで安価な構成とすることができるのであ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、油圧継手が切断された状態で、シフト切換クラッチ
を接続した後に油圧継手を低油圧で接続するので、該シ
フト切換クラッチの接続時の衝撃発生を抑えることがで
き、また、油圧継手の接続が完了した後に該油圧継手の
油圧を設定圧まで立ち上げるので、油圧継手の油圧クラ
ッチにおいて滑らかなつながりが得られる。
【0039】更に、請求項2記載の如く、油圧継手が低
油圧で接続された状態でシフト切換クラッチを接続し、
その後油圧継手の油圧を設定圧まで立ち上げるので、該
シフト切換クラッチの接続時の衝撃発生を抑えることが
できるとともに、油圧継手の油圧クラッチにおいて滑ら
かなつながりが得られる。
【0040】更に、請求項3記載の如く、請求項1に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手が切断された後に切断するの
で、切断時に該シフト切換クラッチへ大きな力がかから
ない状態にすることができ、該シフト切換クラッチの切
断操作力を低減することができる。
【0041】更に、請求項4記載の如く、請求項2に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手が切断された後に切断するの
で、切断時に該シフト切換クラッチへ大きな力がかから
ない状態にすることができ、該シフト切換クラッチの切
断操作力を低減することができる。
【0042】更に、請求項5記載の如く、請求項1に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手の油圧が低下した後に切断する
ので、切断時に該シフト切換クラッチへ大きな力がかか
らない状態にすることができ、該シフト切換クラッチの
切断操作力を低減することができる。
【0043】更に、請求項6記載の如く、請求項2に記
載の船内外機のシフト切換方法により接続したシフト切
換クラッチを、油圧継手の油圧が低下した後に切断する
ので、切断時に該シフト切換クラッチへ大きな力がかか
らない状態にすることができ、該シフト切換クラッチの
切断操作力を低減することができる。
【0044】更に、請求項7記載の如く、シフト切換ク
ラッチが操作される間、油圧継手が切断されるので、該
シフト切換クラッチの接続に伴う衝撃が低減され、該シ
フト切換クラッチの切断時の操作力を低減することがで
きる。
【0045】更に、請求項8記載の如く、シフト切換ク
ラッチが操作される間、油圧継手の油圧を低下させるの
で、該シフト切換クラッチの接続に伴う衝撃が低減さ
れ、該シフト切換クラッチの切断時の操作力を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシフト切換方法を適用するシフト切換
装置が搭載された船内外機を示す側面図である。
【図2】油圧継手における油圧式クラッチの油圧回路を
示す図である。
【図3】前後進及び中立の切り換えを行うリモコンスタ
ンドを示す図である。
【図4】本シフト切換方法によりシフト切り換えを行っ
た場合の回転数及び作動油圧の変化を示す図である。
【図5】トローリング制御を行うトローリングダイヤル
を油圧継手コントローラに接続した場合の油圧式クラッ
チの油圧回路を示す図である。
【図6】トローリングダイヤル目盛と作動油圧との関係
を示す図である。
【図7】トローリングダイヤル目盛と回転数との関係を
示す図である。
【図8】比例電磁弁と直結電磁弁を用いて本シフト切換
方法によりシフト切り換えを行った場合の作動油圧の変
化を示す図である。
【図9】本シフト切換方法によりシフト切換クラッチを
嵌入して接続する場合のフローチャートを示す図であ
る。
【図10】同じくフローチャートを示す図である。
【図11】同じくフローチャートを示す図である。
【図12】本シフト切換方法によりシフト切換クラッチ
を切断する場合のフローチャートを示す図である。
【図13】電磁弁として二個の高速電磁弁を用いた場合
の油圧式クラッチの油圧回路を示す図である。
【図14】二個の高速電磁弁を用いて本シフト切換方法
によりシフト切り換えを行った場合の作動油圧の変化を
示す図である。
【図15】二個の高速電磁弁を用いた場合のトローリン
グダイヤル目盛と作動油圧との関係及びトローリングダ
イヤル目盛と回転数との関係を示す図である。
【図16】電磁弁として単一の比例電磁弁を用いた場合
の油圧式クラッチの油圧回路を示す図である。
【図17】単一の比例電磁弁を用いて本シフト切換方法
によりシフト切り換えを行った場合の作動油圧の変化を
示す図である。
【図18】図2における油圧式クラッチの油圧回路の別
実施例を示す図である。
【図19】図5における油圧式クラッチの油圧回路の別
実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 船体 2 エンジン 3 油圧継手 4 ドライブ装置 5 プロペラ 6 シフト切換クラッチ 13 油圧式クラッチ 15 ユニバーサルジョイント 21 オイルポンプ 23 直結電磁弁 24 比例電磁弁 25 油圧継手コントローラ 26 リモコンスタンド 27 リモコンレバー 29 トローリングダイヤル 35 第一高速電磁弁 36 第二高速電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 茂明 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内 Fターム(参考) 3J057 AA04 BB04 GA66 GB02 GB28 GC12 GD08 HH07 JJ01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体内に設置されたエンジンと、船体外
    に設置されシフト切換クラッチを有するドライブ装置と
    の間に、油圧式クラッチからなる油圧継手を配置した船
    内外機において、該油圧継手が切断された状態で、シフ
    ト切換クラッチを接続した後に油圧継手を低油圧で接続
    し、油圧継手の接続が完了した後に該油圧継手の油圧を
    設定圧まで立ち上げることを特徴とする船内外機のシフ
    ト切換方法。
  2. 【請求項2】 船体内に設置されたエンジンと、船体外
    に設置されシフト切換クラッチを有するドライブ装置と
    の間に、油圧式クラッチからなる油圧継手を配置した船
    内外機において、油圧継手が低油圧で接続された状態で
    シフト切換クラッチを接続し、その後油圧継手の油圧を
    設定圧まで立ち上げることを特徴とする船内外機のシフ
    ト切換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の船内外機のシフト切換
    方法により接続したシフト切換クラッチを、油圧継手が
    切断された後に切断することを特徴とする船内外機のシ
    フト切換方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の船内外機のシフト切換
    方法により接続したシフト切換クラッチを、油圧継手が
    切断された後に切断することを特徴とする船内外機のシ
    フト切換方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の船内外機のシフト切換
    方法により接続したシフト切換クラッチを、油圧継手の
    油圧が低下した後に切断することを特徴とする船内外機
    のシフト切換方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の船内外機のシフト切換
    方法により接続したシフト切換クラッチを、油圧継手の
    油圧が低下した後に切断することを特徴とする船内外機
    のシフト切換方法。
  7. 【請求項7】 船体内に設置されたエンジンと、船体外
    に設置されシフト切換クラッチを有するドライブ装置と
    の間に、油圧式クラッチからなる油圧継手を配置した船
    内外機において、シフト切換クラッチが操作される間、
    油圧継手が切断されることを特徴とする船内外機のシフ
    ト切換方法。
  8. 【請求項8】 船体内に設置されたエンジンと、船体外
    に設置されシフト切換クラッチを有するドライブ装置と
    の間に、油圧式クラッチからなる油圧継手を配置した船
    内外機において、シフト切換クラッチが操作される間、
    油圧継手の油圧を低下させることを特徴とする船内外機
    のシフト切換方法。
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