JP2001001828A - 移動フロア装置 - Google Patents

移動フロア装置

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JP2001001828A
JP2001001828A JP11174024A JP17402499A JP2001001828A JP 2001001828 A JP2001001828 A JP 2001001828A JP 11174024 A JP11174024 A JP 11174024A JP 17402499 A JP17402499 A JP 17402499A JP 2001001828 A JP2001001828 A JP 2001001828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rear cover
protective material
floor
moving floor
chain
Prior art date
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Pending
Application number
JP11174024A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakao
正廣 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKAO KOGYO KK
Original Assignee
NAKAO KOGYO KK
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Application filed by NAKAO KOGYO KK filed Critical NAKAO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックの荷台などに設ける移動フロア装置
は、リヤカバーの全体を金属で形成しており、そのリヤ
カバーの先端と移動中のフロアバーとの間に指などが巻
込まれて怪我をする虞れがあるので、リヤカバーを改善
して安全性を高める。 【解決手段】 リヤカバー8の先端部を、ゴム等で形成
された防護材10で形成する。この防護材10は、中央
部の肉厚を厚くして強度を高め、先端側は肉薄にして弾
性変形し易くした。また、後ろ側上部に接合一体化され
た補強プレート11を設け、そのプレートをリヤカバー
に取付けて防護材が締結力で圧縮されるのを防止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラックなどの
荷物搬送用車輌に主に利用される移動フロア装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】移動フロア装置は、図3に示すように、
平行配置の左右のエンドレスチエン(ローラチエン)
1、1を前後のスプロケットホイール2、3間にかけ渡
し、さらに、各チエン1、1間にチエンピッチP(図4
参照)の2倍弱の幅を有する偏平なフロアバー4をチエ
ン1の各コネクチングリンクで支持して横架し、そのフ
ロアバー4を敷き詰めて移動フロア5を構成し、その移
動フロア5上に荷物を積むようにしてある。図中6は、
荷室の奥端の壁となる移動仕切板であり、チエン1に取
り付けられている。この移動仕切板6の設置点からチエ
ンの長さの約半分の領域にフロアバー4が取付けられ
る。
【0003】この移動フロア装置は、スプロケットホイ
ール2を駆動手段7によって駆動し、チエン1を正逆走
行させる。そのチエン1の走行に伴ってフロアバー4が
移動し、移動フロア5上に積み込んだ荷物も一緒に移動
する。従って、人手で荷物を荷室の奥に移動する必要が
無く、作業性に優れることから、この種の装置はトラッ
クによく利用されている。
【0004】図4は、図3の装置の後部の詳細である。
この種の装置をトラックの荷台に組付けるときには、フ
ォークリフトのフーク等がフロアバー4に当たらないよ
うにするために、移動フロア5のターン部(荷室の入口
側)を覆うリヤカバー8を設けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のリヤカバー8
は、強度が要求されるので、金属で形成している。とこ
ろが、この金属のリヤカバーは、フロアバー4との間に
作業者の指や異物が巻込まれたときに問題が起こる。
【0006】リヤカバーの先端は可及的にフロアバーに
近づけているが、それでも両者間には不可避の隙間がで
きる。フロアバー4の両側縁を、フロア面Fから浮き上
がらないようにするために図4のように面取りする場合
には特に、前述の隙間が大きくなってリヤカバー8とフ
ロアバー4との間に指を巻込むなどのトラブルが起こり
易くなる。このとき、金属製のリヤカバーでは全く保護
がなされず、挟んだ指を傷付けてしまう。また、硬い異
物を噛込んだときには、フロアの移動が止まったり、フ
ロアバーやリヤカバーが変形するなどの不具合が生じ
る。
【0007】この発明は、かかる不具合を無くして移動
フロア装置の安全性を高めることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、上述した移動フロア装置にお
いて、移動フロアのターン部を覆うリヤカバーに弾性を
有する材料で形成された防護材を含ませ、中央部を肉
厚、先端部を肉薄にしたこの防護材の後ろ側上部に補強
プレートを接合一体化して設け、防護材の上面からリヤ
カバーの厚み相当分位置を低くしたこの補強プレートを
リヤカバーの先端下部に取付けてリヤカバーの先端部を
前記防護材で形成したのである。
【0009】なお、リヤカバーは、エプロン部の上側を
後ろ下りの斜面にすると好ましい。
【0010】
【作用】この発明の装置は、リヤカバーとフロアバーと
の間に例えば指が巻込まれたとき、リヤカバー先端の防
護材が弾性変形して逃げる。そのために巻込まれた指を
簡単に引抜くことができ、指に加わる圧力も緩和されて
指を怪我することがなくなる。
【0011】また、硬い異物を巻込んだときには防護材
が変形して異物がリヤカバーの内側に取り込まれるの
で、噛み込みによるフロアの移動停止、フロアバー等の
変形も起こらない。
【0012】なお、荷物の重みで防護材が変形すると上
に載せた荷物がぐらつくので防護材は肉厚にするほどよ
いが、これでは先端側の弾性変形、撓みが起こり難くな
り、巻込まれた指等の保護効果が薄れるので、その不具
合を無くすために防護材の中央部を肉厚、先端部を肉薄
にした。
【0013】また、補強プレートを防護材の下側ではな
く上側に接合一体化すると、補強プレートの締結によっ
て防護材が圧縮されることがなく、圧縮による防護材の
早期の疲労、劣化が生じない。そのため防護材の耐久性
が向上し、メンテナンスやコスト面で有利になる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、この発明の移動
フロア装置の実施形態の要部を示す。この図は図4に対
応させた図である。装置の基本構成は、図3で述べたの
で再説明を省く。
【0015】図1、図2に示すように、移動フロア5の
ターン部を覆うリヤカバー8は、先端に防護材10を備
えている。
【0016】リヤカバー8は、主体部(先端を除く部
分)を金属で形成して装置のサイドフレーム9に取付け
ている。
【0017】防護材10は、弾性を有する材料、例えば
ゴムで形成されている。ここでは、耐油性があり、強度
も高いクロロプレンゴムを使用したが、これに限定され
るものではない。物性がゴムに近い軟質樹脂などで形成
してもよい。また、この防護材10は、中央部を肉厚に
し、先端側に向かってその厚みを漸減させている。後部
側は、中央部と同様に肉厚にしてもよいが、材料費削減
の面からは後部側も薄くするのが好ましい。
【0018】11は、防護材に含ませた補強プレートで
ある。この補強プレート11は、鉄板を用いたがこれに
限定されない。また、例示の防護材10は、プレート1
1を焼付けて直接付着させたが、接着剤等を用いて貼り
付けてもよい。
【0019】補強プレート11は、防護材10の後部側
上面に接合一体化している。また、リヤカバー8の上面
と防護材10の上面の位置を揃えるために補強プレート
11は、その位置を防護材10の上面からリヤカバーの
厚み相当分下に下げている。この補強プレート11を、
図のようにリヤカバー8の先端下部に添わせてねじ12
でリヤカバー8に取付けると、リヤカバー8の先端部が
防護材10で形成されて防護材10による保護効果が生
じる。
【0020】なお、図1の装置は、リヤカバー8のエプ
ロン部8aを垂直にしたが、図2のように、エプロン部
8aの上側を後ろ下がりの方向に傾けると、フォークリ
フトのフォークがエプロン部(斜面)に当ったときに力
が分散されるので、リヤカバーが損傷し難くなる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の移動フロ
ア装置は、リヤカバーの先端部をゴム等から成る防護材
で形成したので、安全性が高まる。また、リヤカバーと
フロアバーとの間に硬い異物が挟まることも無くなり、
異物の噛み込みによる装置の停止や破損等も無くなる。
【0022】さらに、防護材に補強プレートを含ませ、
その補強プレートを防護材の上面側に接合一体化して防
護材を圧縮力を加えずにリヤカバーに取付けられるよう
にしたので、防護材は疲労、劣化も少なく、耐久性にも
優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の移動フロア装置の実施形態の要部を
示す断面図
【図2】他の実施形態の要部の断面図
【図3】移動フロア装置の基本構成を示す斜視図
【図4】従来の移動フロア装置のリヤカバー取付部の断
面図
【符号の説明】
1 エンドレスチエン 2、3 スプロケットホイール 4 フロアバー 5 移動フロア 6 移動仕切板 7 駆動手段 8 リヤカバー 8a エプロン部 9 サイドフレーム 10 防護材 11 補強プレート 12 ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数条のエンドレスチエンを平行配置に
    してそれぞれのチエンを前後のスプロケットホイール間
    にかけ渡し、各チエン間に偏平なフロアバーを各チエン
    のコネクチングリンクで個々に支持して横架し、そのフ
    ロアバーを敷き詰めて構成される移動フロアをチエンの
    正逆回転駆動によって移動させる移動フロア装置におい
    て、移動フロアのターン部を覆うリヤカバーに弾性を有
    する材料で形成された防護材を含ませ、中央部を肉厚、
    先端部を肉薄にしたこの防護材の後ろ側上部に補強プレ
    ートを接合一体化して設け、防護材の上面からリヤカバ
    ーの厚み相当分位置を低くしたこの補強プレートをリヤ
    カバーの先端下部に取付けてリヤカバーの先端部を前記
    防護材で形成したことを特徴とする移動フロア装置。
  2. 【請求項2】 リヤカバーのエプロン部の上側を後ろ下
    がりの斜面にした請求項1記載の移動フロア装置。
JP11174024A 1999-06-21 1999-06-21 移動フロア装置 Pending JP2001001828A (ja)

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ID=15971312

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168206A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Hitachi Constr Mach Co Ltd 木材破砕機
JP2022044089A (ja) * 2020-09-07 2022-03-17 株式会社高橋ボデー トラック及びトラックの被搬送物の制御方法

Cited By (2)

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