JP2001001590A - プリンタ - Google Patents
プリンタInfo
- Publication number
- JP2001001590A JP2001001590A JP11176736A JP17673699A JP2001001590A JP 2001001590 A JP2001001590 A JP 2001001590A JP 11176736 A JP11176736 A JP 11176736A JP 17673699 A JP17673699 A JP 17673699A JP 2001001590 A JP2001001590 A JP 2001001590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- printer
- sheet
- paper
- cutting mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J23/00—Power drives for actions or mechanisms
- B41J23/02—Mechanical power drives
- B41J23/025—Mechanical power drives using a single or common power source for two or more functions
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/66—Applications of cutting devices
- B41J11/70—Applications of cutting devices cutting perpendicular to the direction of paper feed
- B41J11/703—Cutting of tape
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
- Common Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動系部材の重複を無くしてコストを軽減す
ると共に、プリンタ自体の小型化を図ることができるプ
リンタを提供すること。 【解決手段】 プラテンローラ2とプラテンローラ2の
回転軸に配設されたローラ駆動ギア4とを有する用紙搬
送機構と、前記プラテンローラ2により搬送される用紙
に記録を行うための印刷機構と、プリンタに固定配置さ
れた固定刃10、前記固定刃10の一面に摺動させて固
定刃10との間に介在する用紙を剪断可能とされた可動
刃11を備えている可動部材12、および前記可動部材
12を前記固定刃10の面方向に摺動させる移動手段1
6,17,18,19をそれぞれ設けた用紙切断機構と
を有するプリンタの前記用紙搬送機構と用紙切断機構と
を単一の駆動モータ5により選択的に駆動させる。
ると共に、プリンタ自体の小型化を図ることができるプ
リンタを提供すること。 【解決手段】 プラテンローラ2とプラテンローラ2の
回転軸に配設されたローラ駆動ギア4とを有する用紙搬
送機構と、前記プラテンローラ2により搬送される用紙
に記録を行うための印刷機構と、プリンタに固定配置さ
れた固定刃10、前記固定刃10の一面に摺動させて固
定刃10との間に介在する用紙を剪断可能とされた可動
刃11を備えている可動部材12、および前記可動部材
12を前記固定刃10の面方向に摺動させる移動手段1
6,17,18,19をそれぞれ設けた用紙切断機構と
を有するプリンタの前記用紙搬送機構と用紙切断機構と
を単一の駆動モータ5により選択的に駆動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙ロールから繰
り出される用紙に対し、所望の印刷後、その印刷部分を
適当長にカットする用紙切断機構を有するプリンタに関
する。
り出される用紙に対し、所望の印刷後、その印刷部分を
適当長にカットする用紙切断機構を有するプリンタに関
する。
【0002】
【従来の技術】用紙ロールから繰り出した用紙をプリン
タ内の用紙搬送経路を引き回し、プリンタの記録部にお
いて所望の印字を施した後に、前記用紙を必要長に切断
する構成とされたプリンタが、例えば、購買者等に領収
書として発行されるレシートを印刷するためのプリンタ
や、前記レシートと提供者側の商品管理等のために帳票
として保管されるジャーナルとの2種類の用紙に対する
印刷を一度に行なうことのできるレシート・ジャーナル
プリンタとして多用されている。
タ内の用紙搬送経路を引き回し、プリンタの記録部にお
いて所望の印字を施した後に、前記用紙を必要長に切断
する構成とされたプリンタが、例えば、購買者等に領収
書として発行されるレシートを印刷するためのプリンタ
や、前記レシートと提供者側の商品管理等のために帳票
として保管されるジャーナルとの2種類の用紙に対する
印刷を一度に行なうことのできるレシート・ジャーナル
プリンタとして多用されている。
【0003】これらのプリンタの前記用紙を切断する機
構(以下、用紙切断機構という)としては、簡単なもの
としては、例えば、印字後の用紙の搬送経路となるプリ
ンタのケースの開口部の長辺部に鋸歯状の切断用突起を
形成し、用紙を幅方向端部からこの切断用突起に押し当
てるようにして切り取るような構成が考えられる。
構(以下、用紙切断機構という)としては、簡単なもの
としては、例えば、印字後の用紙の搬送経路となるプリ
ンタのケースの開口部の長辺部に鋸歯状の切断用突起を
形成し、用紙を幅方向端部からこの切断用突起に押し当
てるようにして切り取るような構成が考えられる。
【0004】しかしながら、この構成の用紙切断機構に
よると、用紙が常に見た目のよい状態で切り取られると
は限らず、使用者の切断の仕方如何によっては、レシー
ト等として使用される用紙部分を破損してしまうような
ことも生じ得た。
よると、用紙が常に見た目のよい状態で切り取られると
は限らず、使用者の切断の仕方如何によっては、レシー
ト等として使用される用紙部分を破損してしまうような
ことも生じ得た。
【0005】そこで、印字後の用紙の切断を駆動手段に
より切断機構を駆動させて機械的に行なう用紙切断機構
を別ユニットとして搭載するプリンタが開発された。
より切断機構を駆動させて機械的に行なう用紙切断機構
を別ユニットとして搭載するプリンタが開発された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記用
紙切断機構は、その駆動手段を前記プリンタの駆動手段
とは別に要するため、モータ等の駆動手段を構成する部
材が重複することとなり、コストがかかり、また、用紙
切断機構を搭載したプリンタの全体サイズは大型化する
といった不具合があった。
紙切断機構は、その駆動手段を前記プリンタの駆動手段
とは別に要するため、モータ等の駆動手段を構成する部
材が重複することとなり、コストがかかり、また、用紙
切断機構を搭載したプリンタの全体サイズは大型化する
といった不具合があった。
【0007】本発明は前記した点に鑑みなされたもの
で、駆動系部材の重複を無くしてコストを軽減すると共
に、プリンタ自体の小型化を図ることができるプリンタ
を提供することを目的とするものである。
で、駆動系部材の重複を無くしてコストを軽減すると共
に、プリンタ自体の小型化を図ることができるプリンタ
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の請求項1に係るプリンタは、プラテンローラと
プラテンローラの回転軸に配設されたローラ駆動ギアと
を有する用紙搬送機構と、前記プラテンローラにより搬
送される用紙に記録を行うための印刷機構と、プリンタ
に固定配置された固定刃、前記固定刃の一面に摺動させ
て固定刃との間に介在する用紙を剪断可能とされた可動
刃を備えている可動部材、および前記可動部材を前記固
定刃の面方向に摺動させる移動手段をそれぞれ設けた用
紙切断機構とを有するプリンタであって、前記用紙搬送
機構と用紙切断機構とを単一の駆動モータにより選択的
に駆動させることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るプリンタは、プラテンローラと
プラテンローラの回転軸に配設されたローラ駆動ギアと
を有する用紙搬送機構と、前記プラテンローラにより搬
送される用紙に記録を行うための印刷機構と、プリンタ
に固定配置された固定刃、前記固定刃の一面に摺動させ
て固定刃との間に介在する用紙を剪断可能とされた可動
刃を備えている可動部材、および前記可動部材を前記固
定刃の面方向に摺動させる移動手段をそれぞれ設けた用
紙切断機構とを有するプリンタであって、前記用紙搬送
機構と用紙切断機構とを単一の駆動モータにより選択的
に駆動させることを特徴とするものである。
【0009】本発明によれば、このような構成を採用し
たことにより1のモータを併用し、用紙搬送時には用紙
搬送機構を駆動し、搬送後には用紙切断機構を駆動する
ことができる。
たことにより1のモータを併用し、用紙搬送時には用紙
搬送機構を駆動し、搬送後には用紙切断機構を駆動する
ことができる。
【0010】また、請求項2に係るプリンタは、請求項
1に記載のプリンタであって、記駆動モータに配設され
たモータギアに噛合する伝達ギアの回転軸に配設された
揺動腕と、前記揺動腕の先端部に配設した揺動ギアとを
有し、前記駆動モータを正逆回転させることで、前記揺
動腕をモータの回転方向に揺動させて、前記揺動ギアを
前記ローラ駆動ギアおよび前記用紙切断機構の最も上流
に位置するギアのいずれか一方に選択的に噛合させるよ
うに構成された駆動伝達手段を有することを特徴とする
ものである。
1に記載のプリンタであって、記駆動モータに配設され
たモータギアに噛合する伝達ギアの回転軸に配設された
揺動腕と、前記揺動腕の先端部に配設した揺動ギアとを
有し、前記駆動モータを正逆回転させることで、前記揺
動腕をモータの回転方向に揺動させて、前記揺動ギアを
前記ローラ駆動ギアおよび前記用紙切断機構の最も上流
に位置するギアのいずれか一方に選択的に噛合させるよ
うに構成された駆動伝達手段を有することを特徴とする
ものである。
【0011】本発明によれば、用紙搬送機構と、用紙切
断機構を共用の駆動源としつつ、前記搬送モータの回転
方向により揺動腕を揺動させてギアの噛合を切換えるこ
とができる。
断機構を共用の駆動源としつつ、前記搬送モータの回転
方向により揺動腕を揺動させてギアの噛合を切換えるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1乃
至図4を参照して説明する。
至図4を参照して説明する。
【0013】図1に示すプリンタ1は、本発明の実施形
態のプリンタ1の要部を示しており、このプリンタ1の
ケーシングの対向する2枚のフレーム1Aには供給され
る用紙に対して印刷を行うためのプラテンローラ2が回
転駆動自在に懸架されている。前記プラテンローラ2の
近傍には、前記プラテンローラ2の中央部に対向するよ
うに直線状に整列配置された複数の発熱素子を有し、前
記プラテンローラ2の全幅に対して接離するサーマルヘ
ッド3が揺動可能に配設されている。
態のプリンタ1の要部を示しており、このプリンタ1の
ケーシングの対向する2枚のフレーム1Aには供給され
る用紙に対して印刷を行うためのプラテンローラ2が回
転駆動自在に懸架されている。前記プラテンローラ2の
近傍には、前記プラテンローラ2の中央部に対向するよ
うに直線状に整列配置された複数の発熱素子を有し、前
記プラテンローラ2の全幅に対して接離するサーマルヘ
ッド3が揺動可能に配設されている。
【0014】そして、図示しない用紙供給部に保持され
た用紙ロールから用紙端部が引出され、プリンタ1内の
用紙搬送経路を引き回されて、印刷部となる前記プラテ
ンローラ2とサーマルヘッド3との間に供給され、所望
の印字がなされるように構成されている。
た用紙ロールから用紙端部が引出され、プリンタ1内の
用紙搬送経路を引き回されて、印刷部となる前記プラテ
ンローラ2とサーマルヘッド3との間に供給され、所望
の印字がなされるように構成されている。
【0015】本実施形態においては、前記プラテンロー
ラ2は用紙搬送機構の1つを構成しており、プラテンロ
ーラ2と同軸に形成されたローラ駆動ギア4に対し、用
紙搬送の駆動源としての駆動モータ5の正転駆動力を、
駆動モータ5の回転軸5Aに形成されたモータギア6か
ら伝達ギア7、8および揺動ギア21を仲介させて伝達
することで、プラテンローラ2を回転させ、このプラテ
ンローラ2に周回する用紙の搬送が行なわれるように構
成されている。前述の駆動力の伝達機構(以下、駆動伝
達機構という)については後述する。
ラ2は用紙搬送機構の1つを構成しており、プラテンロ
ーラ2と同軸に形成されたローラ駆動ギア4に対し、用
紙搬送の駆動源としての駆動モータ5の正転駆動力を、
駆動モータ5の回転軸5Aに形成されたモータギア6か
ら伝達ギア7、8および揺動ギア21を仲介させて伝達
することで、プラテンローラ2を回転させ、このプラテ
ンローラ2に周回する用紙の搬送が行なわれるように構
成されている。前述の駆動力の伝達機構(以下、駆動伝
達機構という)については後述する。
【0016】また、本実施形態のプリンタにおいては、
用紙切断機構が一体形成されている。
用紙切断機構が一体形成されている。
【0017】この用紙切断機構は、プリンタ1の用紙搬
送経路において前記印刷部の下流側に配設されており、
本実施形態においては、前記プラテンローラ2の配設位
置に対応する前記ケーシング部分であり、印刷後の用紙
をケーシング外へ排出するための用紙排出口部分に配設
されているものとする。
送経路において前記印刷部の下流側に配設されており、
本実施形態においては、前記プラテンローラ2の配設位
置に対応する前記ケーシング部分であり、印刷後の用紙
をケーシング外へ排出するための用紙排出口部分に配設
されているものとする。
【0018】前記用紙切断機構は、図2に示すように、
プリンタ1に固定配置された固定刃10と、前記固定刃
10に対し前記固定刃10の面方向に揺動摺接して固定
刃10との間に介在する用紙を剪断可能とされた可動刃
11を有する可動部材12と、この可動部材12を固定
刃10の面方向に移動可能とする移動手段とから構成さ
れており、前記移動手段は、前記可動部材12に対し前
記固定刃10の面方向に一定の張力を付与するばね部材
14と、前記可動部材12の基部12Aに形成されたス
ライド孔15内に係合するピン16を有するカムギア1
7と、前記カムギア17に駆動力を伝達する複数の伝達
ギア18、18…とから構成されている。
プリンタ1に固定配置された固定刃10と、前記固定刃
10に対し前記固定刃10の面方向に揺動摺接して固定
刃10との間に介在する用紙を剪断可能とされた可動刃
11を有する可動部材12と、この可動部材12を固定
刃10の面方向に移動可能とする移動手段とから構成さ
れており、前記移動手段は、前記可動部材12に対し前
記固定刃10の面方向に一定の張力を付与するばね部材
14と、前記可動部材12の基部12Aに形成されたス
ライド孔15内に係合するピン16を有するカムギア1
7と、前記カムギア17に駆動力を伝達する複数の伝達
ギア18、18…とから構成されている。
【0019】前記用紙切断機構の固定刃10は、図2に
示すように、プリンタ1の前記プラテンローラ2とほぼ
同じ長さで、前記プラテンローラ2と平行かつその刃先
を用紙搬送経路側に向けて直線的に位置させるようにし
てプリンタ1のケーシングに固定配設されている。
示すように、プリンタ1の前記プラテンローラ2とほぼ
同じ長さで、前記プラテンローラ2と平行かつその刃先
を用紙搬送経路側に向けて直線的に位置させるようにし
てプリンタ1のケーシングに固定配設されている。
【0020】一方の可動刃11は、板状の可動部材12
前記固定刃10の配設方向に指向する辺に配設されてお
り、本実施形態においては、その延在方向中央部を前記
固定刃10の配設方向から離間させた略く字状とされて
いる。
前記固定刃10の配設方向に指向する辺に配設されてお
り、本実施形態においては、その延在方向中央部を前記
固定刃10の配設方向から離間させた略く字状とされて
いる。
【0021】可動部材12は全体形状を略Y字状に形成
されており、前記可動刃11の形成側と反対側、つま
り、用紙搬送経路から離間する側を基部12Aとされて
いる。そして、この基部12Aには、前記可動部材12
の長手方向(前記固定刃10の延在方向)中央部をプリ
ンタ1のケーシングに支承するための、前記移動手段を
構成するばね部材14が係止されており、前記基部12
Aの前記ばね部材14の係止位置の一側方(図において
下方)には、前記固定刃10の配設方向に延在する長溝
状のスライド孔15が形成されている。
されており、前記可動刃11の形成側と反対側、つま
り、用紙搬送経路から離間する側を基部12Aとされて
いる。そして、この基部12Aには、前記可動部材12
の長手方向(前記固定刃10の延在方向)中央部をプリ
ンタ1のケーシングに支承するための、前記移動手段を
構成するばね部材14が係止されており、前記基部12
Aの前記ばね部材14の係止位置の一側方(図において
下方)には、前記固定刃10の配設方向に延在する長溝
状のスライド孔15が形成されている。
【0022】そして、前記スライド孔15には、前記可
動部材12の背面側に配設されるカムギア17の上面に
形成されたピン16が係合している。
動部材12の背面側に配設されるカムギア17の上面に
形成されたピン16が係合している。
【0023】そして、前記カムギア17は、前記用紙切
断機構内において最も下流に配置されており、このカム
ギア17には、前記用紙切断機構内において最も上流に
配置されたカッタ駆動ギア19から順に、傘羽状のギア
をも含んだ複数の複数の伝達ギア18,18…を介して
前記プリンタ1の用紙搬送の駆動源としての駆動モータ
6が反転したときの駆動力が伝達されるように構成され
ている。
断機構内において最も下流に配置されており、このカム
ギア17には、前記用紙切断機構内において最も上流に
配置されたカッタ駆動ギア19から順に、傘羽状のギア
をも含んだ複数の複数の伝達ギア18,18…を介して
前記プリンタ1の用紙搬送の駆動源としての駆動モータ
6が反転したときの駆動力が伝達されるように構成され
ている。
【0024】ここで、本発明の駆動伝達機構について、
図3および図4を以て説明する。
図3および図4を以て説明する。
【0025】前記駆動モータ5の出力軸5Aにはモータ
ギア6が配設されており、モータギア6には前記駆動モ
ータ5の駆動力を用紙搬送機構または用紙切断機構のい
ずれかへ伝達するための伝達ギア7が噛合されている。
この伝達ギア7の回転軸7Aには前記駆動モータ5の正
逆回転により、その駆動力を伝達方向下流側に位置する
ギア4,19に伝達し得るように揺動する揺動腕20が
配設されている。
ギア6が配設されており、モータギア6には前記駆動モ
ータ5の駆動力を用紙搬送機構または用紙切断機構のい
ずれかへ伝達するための伝達ギア7が噛合されている。
この伝達ギア7の回転軸7Aには前記駆動モータ5の正
逆回転により、その駆動力を伝達方向下流側に位置する
ギア4,19に伝達し得るように揺動する揺動腕20が
配設されている。
【0026】この揺動腕20の先端部には小径・大径の
2つの揺動ギア21、22が同軸上に形成されており、
前記大径の揺動ギア22が前記伝達ギア7と同軸に配設
された小径の伝達ギア8に噛合し、前記駆動モータ5の
駆動力が伝達され、同軸に支持された揺動ギア21,2
2が回転するように構成されている。
2つの揺動ギア21、22が同軸上に形成されており、
前記大径の揺動ギア22が前記伝達ギア7と同軸に配設
された小径の伝達ギア8に噛合し、前記駆動モータ5の
駆動力が伝達され、同軸に支持された揺動ギア21,2
2が回転するように構成されている。
【0027】本実施形態においては、前記小径の揺動ギ
ア21は、図3に示すように、前記駆動モータ5が正転
したときに、前記揺動腕20が伝達ギア7の回転軸7A
の回転に伴って揺動することにより、前記プラテンロー
ラ2に形成されたローラ駆動ギア4に噛合して、その駆
動力を用紙搬送機構にのみ伝達可能とされている。一
方、大径の揺動ギア22は、図4に示すように、前記駆
動モータ5が反転したときに、前記揺動腕20が伝達ギ
ア7の回転軸7Aの回転に伴って揺動することにより前
記用紙切断機構の最上流に配設されたカッタ駆動ギア1
9に噛合して、その駆動力を用紙切断機構にのみ伝達可
能とされている。
ア21は、図3に示すように、前記駆動モータ5が正転
したときに、前記揺動腕20が伝達ギア7の回転軸7A
の回転に伴って揺動することにより、前記プラテンロー
ラ2に形成されたローラ駆動ギア4に噛合して、その駆
動力を用紙搬送機構にのみ伝達可能とされている。一
方、大径の揺動ギア22は、図4に示すように、前記駆
動モータ5が反転したときに、前記揺動腕20が伝達ギ
ア7の回転軸7Aの回転に伴って揺動することにより前
記用紙切断機構の最上流に配設されたカッタ駆動ギア1
9に噛合して、その駆動力を用紙切断機構にのみ伝達可
能とされている。
【0028】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0029】本実施形態においては、前述のように、用
紙搬送機構と用紙切断機構とを同一の駆動手段を以て駆
動可能とされている。
紙搬送機構と用紙切断機構とを同一の駆動手段を以て駆
動可能とされている。
【0030】つまり、本実施形態のプリンタにおいて、
前記用紙は前記用紙搬送機構の駆動により用紙ロールか
ら繰り出され、印刷部において所望の印刷に供されたあ
と、前記用紙排出口からケーシング外へ排出されるとと
もに、カットされることとなる。
前記用紙は前記用紙搬送機構の駆動により用紙ロールか
ら繰り出され、印刷部において所望の印刷に供されたあ
と、前記用紙排出口からケーシング外へ排出されるとと
もに、カットされることとなる。
【0031】その際、印刷中など用紙搬送を行う場合に
は、前記駆動モータ5を正転駆動させて、前記揺動ギア
21をローラ駆動ギア4に噛合させ、その駆動力を用紙
搬送機構にのみ伝達させる。つまり、このときは、前記
カッタ駆動ギア19には、揺動ギア22が噛合しないの
で、用紙切断機構が駆動することはない。
は、前記駆動モータ5を正転駆動させて、前記揺動ギア
21をローラ駆動ギア4に噛合させ、その駆動力を用紙
搬送機構にのみ伝達させる。つまり、このときは、前記
カッタ駆動ギア19には、揺動ギア22が噛合しないの
で、用紙切断機構が駆動することはない。
【0032】そして、所定の印刷が終了したら適当長の
用紙搬送を行い、印刷が施された用紙部分をプリンタ1
外へ排出し、その後、前記駆動モータ5を反転駆動させ
る。
用紙搬送を行い、印刷が施された用紙部分をプリンタ1
外へ排出し、その後、前記駆動モータ5を反転駆動させ
る。
【0033】この駆動モータ5の反転駆動により、前記
揺動腕20を揺動させ、前記揺動ギア22を用紙切断機
構のカッタ駆動ギア19に噛合させ、その駆動力を用紙
切断機構にのみ伝達させる。
揺動腕20を揺動させ、前記揺動ギア22を用紙切断機
構のカッタ駆動ギア19に噛合させ、その駆動力を用紙
切断機構にのみ伝達させる。
【0034】このようにしてカッタ駆動ギア19に伝達
された駆動モータ5の駆動力は、用紙切断機構内に配設
された伝達ギア18,18…を介してカムギア17にま
で伝達される。カムギア17においては、この駆動力を
受けて回転する際に、その上面に形成されたピン16を
前記可動部材12のスライド孔15内においてスライド
しつつ前記可動刃11を、前記ねじ部材14の張力に抗
いながら、前記固定刃10との関係において摺接させる
ように水平方向に揺動させることとなる。この水平方向
の揺動により、前記固定刃10と可動刃11との間に介
在する用紙を剪断することができる。
された駆動モータ5の駆動力は、用紙切断機構内に配設
された伝達ギア18,18…を介してカムギア17にま
で伝達される。カムギア17においては、この駆動力を
受けて回転する際に、その上面に形成されたピン16を
前記可動部材12のスライド孔15内においてスライド
しつつ前記可動刃11を、前記ねじ部材14の張力に抗
いながら、前記固定刃10との関係において摺接させる
ように水平方向に揺動させることとなる。この水平方向
の揺動により、前記固定刃10と可動刃11との間に介
在する用紙を剪断することができる。
【0035】なお、本発明は前記実施形態のものに限定
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
されるものではなく、必要に応じて種々変更することが
可能である。
【0036】例えば、前記実施形態において、可動刃の
形状は、く字状とせず直線的な形状とすることも可能で
ある。また、揺動ギアも、本実施形態においては大径お
よび小径の2つのギアを配設したが1の揺動ギアとして
もよい。
形状は、く字状とせず直線的な形状とすることも可能で
ある。また、揺動ギアも、本実施形態においては大径お
よび小径の2つのギアを配設したが1の揺動ギアとして
もよい。
【0037】また、前記実施形態については、プリンタ
として、印字ヘッドとしてサーマルヘッドを用いるサー
マルプリンタについて説明したが、インクジェットプリ
ンタであってもよいことはもちろんである。
として、印字ヘッドとしてサーマルヘッドを用いるサー
マルプリンタについて説明したが、インクジェットプリ
ンタであってもよいことはもちろんである。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係るプリンタ
によれば、印刷に供される用紙の搬送と、印刷後の用紙
の切断とを共用の駆動源の駆動を以て行なうことがで
き、部材の削減によるコストの低廉化とプリンタ自体の
小型化を図ることができる等の効果を奏する。
によれば、印刷に供される用紙の搬送と、印刷後の用紙
の切断とを共用の駆動源の駆動を以て行なうことがで
き、部材の削減によるコストの低廉化とプリンタ自体の
小型化を図ることができる等の効果を奏する。
【図1】 本実施形態のプリンタの用紙搬送機構におけ
る要部を示す説明図
る要部を示す説明図
【図2】 本実施形態のプリンタの用紙切断機構におけ
る要部を示す説明図
る要部を示す説明図
【図3】 図1のプリンタにおいて駆動モータが正転す
る場合のギアの噛合状態を示す説明図
る場合のギアの噛合状態を示す説明図
【図4】 図2のプリンタにおいて駆動モータが反転す
る場合のギアの噛合状態を示す説明図
る場合のギアの噛合状態を示す説明図
1 プリンタ 2 プラテンローラ 3 サーマルヘッド 4 ローラ駆動ギア 5 駆動モータ 5A 駆動モータ軸 6 モータギア 7,8 (駆動伝達機構内の)伝達ギア 10 固定刃 11 可動刃 12 可動部材 17 カムギア 18 (用紙切断機構内の)伝達ギア 19 カッタ駆動ギア 20 揺動腕 21 (小径の)揺動ギア 22 (大径の)揺動ギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB02 AC06 AD09 AE04 AF29 AF31 AF51 LA03 LB09 LB17 LB36 LB40 LC11 2C064 FF01 FF06 FF10
Claims (2)
- 【請求項1】 プラテンローラとプラテンローラの回転
軸に配設されたローラ駆動ギアとを有する用紙搬送機構
と、 前記プラテンローラにより搬送される用紙に記録を行う
ための印刷機構と、 プリンタに固定配置された固定刃、前記固定刃の一面に
摺動させて固定刃との間に介在する用紙を剪断可能とさ
れた可動刃を備えている可動部材、および前記可動部材
を前記固定刃の面方向に摺動させる移動手段をそれぞれ
設けた用紙切断機構とを有するプリンタであって、 前記用紙搬送機構と用紙切断機構とを単一の駆動モータ
により選択的に駆動させることを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】 前記駆動モータに配設されたモータギア
に噛合する伝達ギアの回転軸に配設された揺動腕と、前
記揺動腕の先端部に配設した揺動ギアとを有し、前記駆
動モータを正逆回転させることで、前記揺動腕をモータ
の回転方向に揺動させて、前記揺動ギアを前記ローラ駆
動ギアおよび前記用紙切断機構の最も上流に位置するギ
アのいずれか一方に選択的に噛合させるように構成され
た駆動伝達手段を有することを特徴とする請求項1に記
載のプリンタ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11176736A JP2001001590A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | プリンタ |
DE2000604735 DE60004735T2 (de) | 1999-06-23 | 2000-06-09 | Drucker mit Antrieb durch einen Motor, sowohl für Blattvorschub, als auch Blattschneidemechanismus |
EP20000304893 EP1063094B1 (en) | 1999-06-23 | 2000-06-09 | Printer with driving mechanism by single motor for both sheet transferring mechanism and sheet cutting mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11176736A JP2001001590A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | プリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001001590A true JP2001001590A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16018906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11176736A Withdrawn JP2001001590A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | プリンタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1063094B1 (ja) |
JP (1) | JP2001001590A (ja) |
DE (1) | DE60004735T2 (ja) |
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CN103241013A (zh) * | 2012-02-01 | 2013-08-14 | 精工爱普生株式会社 | 驱动装置、具有驱动装置的印刷装置及驱动装置控制方法 |
US9123395B2 (en) | 2007-11-09 | 2015-09-01 | SK Hynix Inc. | Stack bank type semiconductor memory apparatus capable of improving alignment margin |
KR101618599B1 (ko) | 2014-04-30 | 2016-05-10 | 주식회사 신흥정밀 | 프린터의 동력 전환장치 |
KR20230157166A (ko) | 2022-05-09 | 2023-11-16 | 주식회사 렉소드 | 프린터용 인쇄용지 절단장치 |
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JP6297773B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2018-03-20 | 富士通コンポーネント株式会社 | プリンタ装置 |
KR101282299B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2013-07-10 | 이일복 | 프린터의 커터 |
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1999
- 1999-06-23 JP JP11176736A patent/JP2001001590A/ja not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-06-09 EP EP20000304893 patent/EP1063094B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-06-09 DE DE2000604735 patent/DE60004735T2/de not_active Expired - Fee Related
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EP3020561A1 (en) | 2014-04-30 | 2016-05-18 | Shin Heung Precision Co.,ltd | Power conversion apparatus for printer |
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KR20230157166A (ko) | 2022-05-09 | 2023-11-16 | 주식회사 렉소드 | 프린터용 인쇄용지 절단장치 |
Also Published As
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---|---|
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EP1063094B1 (en) | 2003-08-27 |
DE60004735D1 (de) | 2003-10-02 |
EP1063094A1 (en) | 2000-12-27 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050916 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051018 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051130 |