JP2001000584A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

ソリッドゴルフボール

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JP2001000584A
JP2001000584A JP11173636A JP17363699A JP2001000584A JP 2001000584 A JP2001000584 A JP 2001000584A JP 11173636 A JP11173636 A JP 11173636A JP 17363699 A JP17363699 A JP 17363699A JP 2001000584 A JP2001000584 A JP 2001000584A
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Japan
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solid core
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golf ball
specific gravity
core
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JP11173636A
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Inventor
Atsushi Nakamura
篤史 仲村
Hisashi Yamagishi
久 山岸
Takashi Maruko
高志 丸子
Hiroshi Masutani
寛 増谷
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Bridgestone Sports Co Ltd
Original Assignee
Bridgestone Sports Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 ソリッドコアにカバーを被覆してなるソ
リッドゴルフボールにおいて、上記ソリッドコアに、こ
のソリッドコア形成材料と異質の材料からなり、このソ
リッドコアとの比重差が±0.1であり、かつこのソリ
ッドコアの表面硬度より硬い粒子を混入したことを特徴
とするソリッドゴルフボールを提供する。 【効果】 本発明のゴルフボールは、良好な打感及び打
音を兼ね備え、シンメトリー性、耐久性にも優れたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、打感、打音が良好
で、耐久性、シンメトリー性に優れたゴルフボールに関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
ゴルフボールは、その飛び性能と耐久性のメリットよ
り、ゴム基材からなるコアにカバーを被覆したソリッド
タイプのボールが主流になってきている。
【0003】このソリッドゴルフボールは、糸巻きゴル
フボールに比べて飛び性能は優れているが、フィーリン
グが硬いという性質を持つため、ここ数年のゴムの反発
性を向上させる技術によって、飛び性能を損なわずにソ
フト化を達成するための開発も行われている。
【0004】しかしながら、これらソフトタイプのゴル
フボールは、フィーリングの改良に伴って今度は打音が
鈍くなるという問題を生じており、特に上級プレーヤー
などから打音が気に入らないという意見も寄せられてお
り、改良が求められている。
【0005】ところで、ゴルフボールには、いくつかの
ルールによる規定があり、対称性(シンメトリー性)も
厳しく規定されているが、市販されているマルチピース
タイプのゴルフボールの殆どは、このようなシンメトリ
ー性の要件を満たすべく、異なる部材を同心円状に組み
合わせた多層タイプであり、ソフト化に対する改良もボ
ールの多層化が主として行われている。
【0006】また、最近、ソリッドゴルフボールのコア
を内側と外側の層に多層化し、シンメトリー性が確保さ
れたマルチピースゴルフボールについて様々な提案がな
されているが、基本的には、打感のソフト化の改良に重
点が置かれており、打音の解決を図るものではなく、ソ
フト化に付随する「鈍い打音」の解決は依然として求め
られている。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、良好な打感、打音を兼ね備え、シンメトリー性、耐
久性に優れたゴルフボールを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、上記目的を達成するため、下記のソリッドゴル
フボールを提供する。 請求項1:ソリッドコアにカバーを被覆してなるソリッ
ドゴルフボールにおいて、上記ソリッドコアに、このソ
リッドコア形成材料と異質の材料からなり、このソリッ
ドコアとの比重差が±0.1であり、かつこのソリッド
コアの表面硬度より硬い粒子を混入したことを特徴とす
るソリッドゴルフボール。 請求項2:コア材が1,4−シスポリブタジエンを主材
とするゴム組成物により形成された請求項1記載のゴル
フボール。 請求項3:粒子が熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラストマ
ーを主材としてなる請求項1又は2記載のゴルフボー
ル。 請求項4:粒子の直径が1〜10mmである請求項1乃
至3のいずれか1項記載のゴルフボール。
【0009】即ち、本発明者は、ソフトタイプのソリッ
ドゴルフボールにおける鈍い打音を改良するために、シ
ンメトリー性確保のために鋭意検討を行った結果、上記
ソリッドコア中に異質材料の粒子を混入すると共に、こ
の粒子の比重と該粒子を混入するソリッドコアの比重と
の差を±0.1の範囲に局限し、かつこの粒子の硬度を
ソリッドコアの表面硬度より高くすることで、粒子がボ
ールの反発性やフィーリングを損ねることがない上、打
感、打音の双方が改良され、耐久性、シンメトリー性の
いずれにも満足できるものになることを知見したもので
ある。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のゴルフボールは、図1に示すように、ソリ
ッドコア1と、該ソリッドコア1を覆うカバー2とから
なるもので、ソリッドコア1中に粒子3が混入されたも
のである。
【0011】ここで、まず粒子3について説明すると、
本発明の粒子3は、上述したように、ソリッドコア中に
混入されて、特に打音の改良に寄与するものである。
【0012】混入される粒子は、後述するソリッドコア
の材料と異質の材料で形成され、かつ所定の比重、硬度
に調整できればよく、特に熱可塑性樹脂、熱可塑性エラ
ストマーにて形成することが好ましい。具体的には、ポ
リアミド樹脂、アイオノマー樹脂、ポリウレタン系熱可
塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ーなどを挙げることができ、市販品としてサーリン(デ
ュポン社製,アイオノマー樹脂)、ハイミラン(三井・
デュポン社製,アイオノマー樹脂)、アミランCM(東
レ社製,ポリアミド樹脂)などを好適に使用し得る。な
お、本発明の粒子は、市販されている小球粒子や、メー
カーから直接入手できるペレット状のものなどを使用す
ることができる。なお、本発明の粒子材としては、コア
材として後に例示するゴム組成物等を使用することも可
能であり、この場合は、実際にコアを形成する材料と成
分配合量、組成等を変えて調整すればよい。
【0013】また、本発明の粒子の形状は、特に制限さ
れるものではないが、実質的に球状であることが好まし
い。ここでいう球状とは、真球だけを意味するのではな
く、粒子表面に角のない曲面によって形成された立体の
ことをいい、視覚的に球状と認識できれば足りるが、比
較的真球性の高い球状のものが好ましい。
【0014】本発明において、上記粒子の直径は1mm
以上、好ましくは3mm以上、更に好ましくは4mm以
上であり、その上限は10mm以下、好ましくは9mm
以下、更に好ましくは8mm以下にすることが好まし
い。直径が小さいと、良好な打音を得ることができなく
なり、打音の改良効果が十分に発揮されず、直径が大き
いと、ボール全体としての性質が粒子の材質の影響を受
け、例えば粒子が低反発材料にて形成されている場合、
ボール全体としても低反発性になり、特に非常に硬い材
質を使用した場合に、ボールのフィーリングが硬くなっ
たり、後述するソリッドコア(マトリクス)に割れを生
じさせる場合もあり、耐久性が著しく劣化してしまう場
合がある。
【0015】本発明において、上記粒子の比重は、後述
するソリッドコア(マトリクス)の比重との差が±0.
1以内(−0.1以上0.1以下、以下同じ)にあるこ
と、好ましくは±0.09以内にあることを要し、比重
が上記範囲を逸脱すると、ボールの対称性が損なわれ、
所望のシンメトリー性が得られない。なお、ここでいう
比重差は、ソリッドコアの比重が大きくても、粒子の比
重が大きくてもいずれの場合であってもよく、その比重
差が上述した範囲内にあれば特に制限されるものではな
い。
【0016】また、粒子自体の比重は、上記範囲内に調
整されるものであれば特に制限されないが、1.00以
上、好ましくは1.03以上、更に好ましくは1.05
以上とすることができ、この場合の上限は、通常1.2
5以下、好ましくは1.22以下、更に好ましくは1.
20以下とすることができる。
【0017】また、本発明の粒子は、その硬度が後述す
るソリッドコアの表面硬度よりも硬いものであり、これ
により、従来の多層化コアでは実現できない高い音(良
好な打音)を出すことができる。この場合のソリッドコ
ア表面と粒子との硬度差は、ショアD硬度で2以上、好
ましくは3以上、更に好ましくは5以上、特に10以
上、最も硬度差がある場合でショアD硬度70以下、好
ましくは65以下、更に好ましくは60以下であること
が推奨される。コア表面とのショアD硬度差が小さい
と、打音の改良が図れない場合がある。
【0018】また、粒子自体のショアD硬度として、具
体的には、40以上、好ましくは45以上、更に好まし
くは48以上、多くても100以下、好ましくは95以
下、更に好ましくは90以下であることが推奨される。
なお、粒子のショアD硬度はASTM−2240に基づ
く測定法によるものである。
【0019】本発明の粒子は、ソリッドコア中に1個以
上、好ましくは2個以上、更に好ましくは3個以上、ま
た多くても20個以下、好ましくは18個以下、更に好
ましくは15個以下混入することが推奨される。粒子が
混入していないと打音の改良効果が得られない。また、
多いと粒子の性質がボール全体の性質に影響を与えてし
まう場合がある。
【0020】なお、同一ソリッドコア中に混入される複
数個の粒子の直径及び材質は、同一でも異なっていても
よく、特に制限されるものではない。
【0021】次に、本発明のソリッドコアは、ポリブタ
ジエンを基材としたゴム組成物にて形成することが好ま
しいが、例えば、ポリエステル系熱可塑性エラストマ
ー、ポリアミド樹脂、アイオノマー樹脂、ポリウレタン
系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性樹脂又はエラスト
マーの中から粒子の硬度に応じて調整し得る材料を用い
て形成することもでき、後述するゴム組成物と熱可塑性
樹脂、熱可塑性エラストマーを混合して用いることもで
きる。なお、樹脂材料を使用してソリッドコアを得る場
合、射出成形法等を採用することができ、予め粒子を混
入させた樹脂材料を使用することにより、ソリッドコア
を得ることができる。
【0022】ここで、ポリブタジエンを基材とするゴム
組成物としては、1,4−シスポリブタジエン、特にシ
ス構造を40%以上有する1,4−シスポリブタジエン
を基材ゴムとしたものが好ましい。なお、この基材ゴム
中には、所望により該ポリブタジエンに天然ゴム、ポリ
イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴムなどを配合す
ることができる。
【0023】また、上記ゴム組成物には、架橋剤として
メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の
亜鉛塩、マグネシウム塩やトリメチルプロパンメタクリ
レート等のエステル化合物を配合し得るが、特に反発性
の高さからアクリル酸亜鉛を好適に使用し得る。これら
架橋剤の配合量は、上記基材ゴム100重量部に対し1
0重量部以上30重量部以下とすることが好ましい。
【0024】上記ゴム組成物中には、通常、加硫剤が配
合されているが、この加硫剤中には、1分間で半減期を
迎える温度を155℃以下とするパーオキサイドが含ま
れていることが推奨される。このようなパーオキサイド
としては、市販品を挙げることができ、例えばパーヘキ
サ3M(日本油脂社製,ジクミルパーオキサイド)等が
挙げられる。その配合量は、基材ゴム100重量部に対
し0.6重量部以上2重量部以下とすることができる。
【0025】更に、必要に応じて、老化防止剤や比重調
整の充填剤として酸化亜鉛や硫酸バリウム等の無機充填
剤を配合することができる。基材ゴム100重量部に対
する無機充填剤の配合量は40重量部以下、好ましくは
38重量部以下、更に好ましくは30重量部以下であ
り、また下限は5重量部以上とすることが混練工程等の
作業性の向上を図る上で好ましい。これらの配合量が多
いと、混練時の作業性が低下する場合がある。
【0026】本発明のソリッドコアを上記ゴム組成物か
ら得るには、加硫成形するなどの公知の方法により製造
することができる。ソリッドコア中への粒子の混入は、
例えば、コア用スラグを作成する時点で所望の個数の粒
子をランダムに混入しておき、加硫成形する方法などを
採用することができ、粒子をソリッドコア中にランダム
に分散させることができる。
【0027】なお、得られるソリッドコアそのもの(マ
トリクス)の比重は、上述したように、粒子の比重に応
じてその差が±0.1以内、好ましくは±0.09以内
になるように調整される。
【0028】本発明において、ソリッドコアの表面硬度
は、製造したソリッドコアの表面の硬度を測定した値で
あり、内部に混入される粒子の硬度よりもショアD硬度
が低いことが必要で、好適な粒子とのショアD硬度差は
上述した通りであるが、コア表面自体のショアD硬度と
しては、通常30以上、好ましくは33以上、更に好ま
しくは35以上、上限としては70以下、好ましくは6
5以下、更に好ましくは50以下であることが推奨され
る。ソリッドコアの表面ショアD硬度が粒子より硬いか
同じであると、軟らかい打感と良好な打音が両立できな
くなる。
【0029】ソリッドコアの直径は、公知のソリッドコ
アと同様に形成することができ、通常34.0mm以
上、好ましくは34.5mm以上であり、また上限は4
1.0mm以下、好ましくは40.0mm以下であるこ
とが推奨される。直径が小さいと反発性が得にくくな
り、また大きいとカット耐久性などの性能が劣る傾向に
なる場合がある。
【0030】本発明のゴルフボールは、上記ソリッドコ
アにカバーを被覆形成してなるもので、公知のカバー材
料を使用して形成できるが、カバー材として具体的に
は、アイオノマー樹脂、バラタゴム、ポリウレタン系,
ポリアミド系,ポリエステル系などの熱可塑性エラスト
マー等を挙げることができる。また、カバーの形成に
は、通常の射出成形などが好適に採用し得る。
【0031】また、カバーの厚さは特に制限されるもの
ではないが、通常1.0mm以上、好ましくは1.4m
m以上、更に好ましくは1.6mm以上、厚くても3.
0mm以下、好ましくは2.5mm以下、更に好ましく
は2.3mm以下であることが推奨される。カバーの厚
さが薄いとボールの耐久性に問題が生じ、厚いとフィー
リングを損なうおそれがある。
【0032】本発明のカバーの具体的なショアD硬度と
しては、通常45以上、好ましくは50以上、硬くても
70以下、特に68以下であり、硬度が低すぎるとボー
ルの反発性が十分得られない場合があり、硬すぎるとフ
ィーリングを損なうと共に、耐久性に問題を生じる場合
がある。なお、カバーは1層に限られず、2層以上の複
数層構成とすることもでき、この場合の厚さ及び硬度な
どは、カバー全体としての値が上記範囲内になるように
調整すればよい。なお、カバーのショアD硬度はAST
M−2240に基づく測定法での値である。
【0033】また、本発明のゴルフボールは、通常のゴ
ルフボールと同様にして、カバー表面に多数のディンプ
ルを形成するが、ディンプル総数は350個以上、好ま
しくは370個以上、更に好ましくは390個以上であ
り、その上限は500個以下、好ましくは480個以
下、更に好ましくは450個以下とすることができ、ま
たその幾何学的配列としては、8面体、20面体配列な
どが挙げられ、ディンプルの模様としては、円形に限ら
れず、スクウェアー型、ヘキサゴン型、ペンタゴン型、
トライアングル型などであってもよい。
【0034】なお、本発明のゴルフボールは、その直
径、重さをゴルフ規則に従い、直径42.67mm以上
42.75mm以下にすることができ、また重量は4
5.1g以上、好ましくは45.2g以上、上限は4
5.93g以下、好ましくは45.8g以下にすること
ができる。
【0035】
【発明の効果】本発明のゴルフボールは、ソフトなフィ
ーリングと良好な打音を兼ね備え、シンメトリー性、耐
久性に優れたものである。
【0036】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるもの
ではない。
【0037】[実施例,比較例]粒子として、表1に示
した粒子の配合成分を混練後、射出成形により表1に示
す直径、比重の球状粒子を製造した。
【0038】一方、コア基材として、表1に示したゴム
組成物を調製し、ゴムをシート状に圧延して、上記粒子
を分散させて所望の大きさにスラグを形成し、これを1
55℃,25分間で加硫し、上記球状粒子がランダムに
分散、混入したソリッドコアを得た。
【0039】次いで、ソリッドコアを金型内に配備し、
表1に記載のカバー材を射出し、表面に同一形状、配列
のディンプルを有するゴルフボールを製造した。
【0040】得られたゴルフボールについて下記の通り
諸性能を調べた。結果を表1に示す。なお、コア表面硬
度は上記方法で得られたコアの表面の硬度を計測し、粒
子の硬度及びカバーの硬度はASTM−2240に基づ
いて測定したものである。
【0041】打感及び打音 ヘッドスピード約45m/sのプレイヤー3名が各ボー
ルを打撃した際の打感及び打音を下記基準で判断し、平
均をボールの打感及び打音とした。 打感 ○:適度なソフト感としっかり感がある ×:硬すぎる 打音 ○:良好な打音 ×:鈍い音耐久性 ドライバーを取り付けたスイングロボットで、各ボール
に対して50回繰り返し打撃を行った後のボールの表面
状態を下記基準で評価し、その平均を示した。 ○:表面に傷や割れは発生していない ×:ボール割れ(ソリッドコアと粒子との間の界面割
れ,コア割れ)が発生したシンメトリー性 実施例,比較例の各種ボールを24個ずつ用意し、ゴル
フ規則に従ってポール打ちとシーム打ちを行い、それぞ
れの打撃を行った時に、飛距離、飛行時間を測定し、下
記の通り評価した。 ○:シンメトリー性に優れている(打撃による飛距離、
飛行時間にばらつきがない) ×:シンメトリー性に劣る(打撃による飛距離、飛行時
間にばらつきがある)
【0042】
【表1】
【0043】表1の結果より、本発明のゴルフボール
は、いずれも良好な打感と打音を兼ね備え、耐久性、シ
ンメトリー性にも優れたものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソリッドゴルフボールの一実施例を示
す断面図である。
【符号の説明】 1 ソリッドコア 2 カバー 3 粒子 4 ソリッドコア(マトリクス)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸子 高志 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 増谷 寛 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 Fターム(参考) 4J002 AC05W BB23X CF00X CK02X CL00X GC01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソリッドコアにカバーを被覆してなるソ
    リッドゴルフボールにおいて、上記ソリッドコアに、こ
    のソリッドコア形成材料と異質の材料からなり、このソ
    リッドコアとの比重差が±0.1であり、かつこのソリ
    ッドコアの表面硬度より硬い粒子を混入したことを特徴
    とするソリッドゴルフボール。
  2. 【請求項2】 コア材が1,4−シスポリブタジエンを
    主材とするゴム組成物により形成された請求項1記載の
    ゴルフボール。
  3. 【請求項3】 粒子が熱可塑性樹脂又は熱可塑性エラス
    トマーを主材としてなる請求項1又は2記載のゴルフボ
    ール。
  4. 【請求項4】 粒子の直径が1〜10mmである請求項
    1乃至3のいずれか1項記載のゴルフボール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140080635A1 (en) * 2012-09-13 2014-03-20 Acushnet Company Golf ball compositions
JP2014184139A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Acushnet Co ゴルフボール組成物

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