JP2001000483A - コンベア装置付きベッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に下半身のみに障害のある病人等が、介護
者の手を借りることなくベッドから車椅子等への移乗あ
るいは車椅子等からベッドへの移乗を行うことが可能と
なるベッドを提供する。 【解決手段】 ベッド本体１の脚部１１に昇降装置１１
ａを設け、寝床面１２と車椅子３の座面３２とが面一と
なるように上下方向に位置変更させる。駆動プーリ及び
従動プーリ２２をベッド本体の縦方向両端部にそれぞれ
配設し、コンベアベルト２３とにより寝床面の一部を構
成する。コンベアベルト上には、マットレス２７と、リ
クライニング可能に構成された背もたれ部２８とを設け
る。背もたれ部には手すり２７ａを設け、リクライニン
グ機構、コンベア装置、及び昇降装置の操作スイッチ２
７ｂを設ける。病人等は、コンベアベルトによってベッ
ド本体の端部まで移動し、腕の力をつかって車椅子に移
乗する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病人、身体
障害者または高齢者が、介護者の手を借りることなく、
ベッドから車椅子等へ、あるいは車椅子等からベッドへ
移乗することを可能とするコンベア装置付きベッドに関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、一般の家庭、病院、あるいは
老人養護施設等において、病人、身体障害者、または高
齢者がベッドから車椅子等へ、あるいは車椅子等からベ
ッドへ移乗する場合には、複数人の介護者が、上記病人
等を抱きかかえるようにして移乗させるようにしてお
り、その作業は、極めて重労働である上に、非常に困難
であるという問題がある。

【０００３】そこで、例えば病人等を持ち上げるリフタ
ー装置や、ベッドの寝床面の一部が分離して車椅子を構
成するベッド等、ベッドから車椅子等あるいは車椅子等
からベッドへの移乗に伴う介護者の負担を軽減しようと
する装置が考えられている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の装置
は、そのほとんどが介護者の負担を軽減させることを目
的としているため、例えば下半身のみに障害を持つ病人
等が、これらの装置を用いたとしても、介護者の手を借
りずに自らベッドから車椅子等へ移乗することは極めて
困難なこととなってしまう。

【０００５】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、特に下半身の
みに障害のある病人等が、介護者の手を借りることなく
ベッドから車椅子等への移乗あるいは車椅子等からベッ
ドへの移乗を行うことが可能となるベッドを提供するこ
とにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は、ベッドの寝床面に沿って病人等が容易
に移動可能とすれば、このベッドの側部に配置された車
椅子等に移乗することが容易になる点に着目して本発明
を完成するに至ったものである。

【０００７】具体的に、本発明は、ベッドの縦方向の両
端部に配設された駆動プーリ及び従動プーリと、この両
プーリの間に巻き掛けられて上記ベッドの寝床面を構成
するコンベアベルトとを備えることを特定事項とするも
のである。ここで、コンベアベルトが例えばベッドの寝
床面の全面を構成するようにしてもよいし、これとは異
なり、コンベアベルトは、例えば上記病人などがその上
に載ることが可能な程度の幅に設定して、残りの寝床面
は通常のベッドと同様に構成するようにしてもよい。さ
らに、このコンベア装置付きベッドから移乗しようとす
る対象物としては、例えば車椅子、あるいは通常の椅子
等が挙げられ、特に、車椅子を例に本発明の作用を説明
する。

【０００８】本発明の場合、ベッドから車椅子に移乗を
する際には、まず、上記コンベアベルトの駆動する方向
の前方位置となるベッドの側部、例えばこのベッドに横
たわった病人等の足の方のベッドの側部に車椅子を配置
して固定する。このような固定は、例えば上記ベッドに
固定金具等を設けておき、これにより固定すればよい。
そして、コンベア装置を作動させれば、このコンベアベ
ルト上の病人等が上記ベッドの端部、すなわち車椅子の
位置まで移動する。そして、上記病人等の足が上記車椅
子の座面に位置する一方、上半身がベッドの端部に位置
すれば、上記コンベア装置を停止させる。そして、この
姿勢から上記病人等が、腕の力を使って車椅子へ移乗す
る。

【０００９】一方、車椅子からベッドに移乗する場合に
は、上記と逆の動作を行うようにすればよい。すなわ
ち、車椅子をベッドの側方に配置して、病人等が腕の力
を使って上半身をベッドのコンベアベルト上に移動させ
る。このとき、上記病人等の足が車椅子の座面上となる
ような姿勢となる。そして、上記コンベアベルトを、ベ
ッドから車椅子への移乗の際と逆方向に駆動させれば、
上記病人等は上記コンベアベルトによって車椅子から自
動的にベッドに移乗して、このベッドの中心の方に移動
する。このようにして車椅子からベッドへの移乗が容易
に行い得る。

【００１０】このようなコンベア装置付きベッドに用い
る車椅子としては、従来のものをそのまま用いるように
してもよい。また、例えば、肘掛け部が備えられている
車椅子であれば、この肘掛け部が取り外し可能、または
跳ね上げ可能に構成されて、上記車椅子の座面の横側が
開放されるものがより好ましい。この場合、上記車椅子
を上記ベッドの側部に横付けするように配置し、病人等
はこの車椅子に直交する向きに移乗した後、その体の向
きを変えて上記車椅子に着座するようにすればよい。

【００１１】また、上記車椅子としては、例えばその背
もたれ部分が下方に移動して、その座面の後側が開放さ
れるように構成したものとするのもよい。この場合、上
記車椅子の後側がベッド側になるような向きに、上記車
椅子をベッドの側部に配置すればよい。そして、病人等
は、コンベア装置によって移動して、その足が車椅子の
座面に位置した状態となれば、そのまま腕の力によって
前方に移動するようにして車椅子の着座姿勢をとること
が可能となる。このため、ベッドから車椅子への移乗
が、より一層容易に行い得る。

【００１２】ここで、ベッドから車椅子への移乗、ある
いは車椅子からベッドへの際には、病人等の上半身が起
きあがっている方が、腕の力を使っての移乗が容易に行
い得ることから好ましい。そこで、例えば請求項２記載
の如く、コンベアベルトに、このコンベアベルトによっ
て構成された寝床面に対して起倒可能に取り付けられた
背もたれ部を設けるようにしてもよい。ここで、「背も
たれ部」としては、例えばその傾斜角度が変更可能なリ
クライニング式としてもよい。また、この背もたれ部
に、例えば手すり等を設けるようにしてもよく、さら
に、この手すりに上記コンベアベルトの駆動スイッチ、
また、この背もたれ面の傾斜角度を調節するスイッチ等
の各種操作スイッチを設けるようにして、病人等が自ら
操作可能となるようにしてもよい。

【００１３】そして、この場合、病人等は、まず、背も
たれ部を起立させて自身の上半身を起きあがらせる。そ
して、コンベア装置を作動させて車椅子等の位置まで移
動する。そして、上述したように、腕の力をつかって車
椅子に移乗する。このとき病人等の上半身が起きあがっ
ているため、より容易に車椅子への移乗が可能となる。

【００１４】また、このようなコンベア装置付きベッド
においては、例えば請求項３記載の如く、ベッドの脚部
に、寝床面を上下方向に位置変更させる昇降装置を設け
るようにしてもよい。ここで、「昇降装置」としては、
例えば駆動モータを用いたものとしてもよい。

【００１５】そして、この場合、車椅子の座面と、ベッ
ドの寝床面とを面一にすることが可能となり、病人等が
より一層スムーズにベッドから車椅子への移乗、あるい
は車椅子からベッドへの移乗をすることが可能となる。

【００１６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明におけるコ
ンベア装置付きベッドによれば、特に下半身のみに障害
をもつ病人等が、介護者の手を借りることなく、自らベ
ッドから車椅子等への移乗、あるいは車椅子等からベッ
ドへの移乗が可能となり、介護者等の負担を極めて低減
することができる。

【００１７】さらに、例えば車椅子等には特別な変更が
必要ではないため、従来のものをそのまま使用できる。
その結果、コスト等の増大を回避することができる。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。

【００１９】図１は、本発明の実施形態に係るコンベア
装置付きベッドを示し、１はベッド本体、２はこのベッ
ド本体１に設けられたコンベア装置、３は車椅子であ
る。

【００２０】なお、図１のベッド本体１において、その
右奥側を頭側、左手前側を足側、右手前側を左側、左奥
側を右側と呼ぶことにする。

【００２１】上記ベッド本体１には、図１または図３に
示すように、その四隅にそれぞれ脚部１１，１１，…が
配設されており、この各脚部１１の下端には、図示省略
の駆動モータによって駆動する昇降装置１１ａ，１１
ａ，…が設けられている。そして、各昇降装置１１ａを
作動させることによって、ベッドの寝床面１２が上下に
位置変更するようになっている。また、上記寝床面１２
の略右半分には通常のベッドと同様にマットレス１３が
設けられている一方、その左半分には、上記コンベア装
置２が設けられている。

【００２２】上記コンベア装置２は、図２に示すよう
に、上記ベッド本体１の足側の端部に設けられ、図示省
略の伝動モータが駆動連結した駆動プーリ２１と、頭側
の端部に設けられた従動プーリ２２とを備え、両プーリ
２１，２２の間にコンベアベルト２３が巻き掛けられて
構成されている。上記コンベアベルト２３は、そのベル
ト長手方向に互いに等間隔だけ離されて形成された歯を
有する歯付ベルトに構成されている。一方、上記駆動及
び従動プーリ２１，２２は、上記コンベアベルト２３の
歯に対応する歯溝が形成された歯付プーリに構成されて
いる。この駆動及び従動プーリ２１，２２は共に、図３
に示すように、ベッドの縦方向に延びるように配設さ
れ、横方向にコンベアベルト２３の幅分だけ互いに離さ
れて配設されたフレーム１４，１４に対し回転可能に取
り付けられるようになっている。また、上記フレーム１
４，１４には、上記駆動及び従動プーリ２１，２２の他
に、図２に示すように、上記コンベアベルト２３に張力
を付与する第１及び第２テンションローラ２４，２５、
及び寝床面１２に沿って並んで配設されたガイドローラ
２６，２６，…がそれぞれ回転可能に取り付けられてい
る。また、上記駆動モータは正逆回転のいずれも可能に
構成されており、上記コンベアベルト２３は、頭側から
足側、足側から頭側へのいずれの方向にも駆動可能にな
っている。

【００２３】そして、上記コンベアベルト２３の張り側
には、マットレス２７が一体に取り付けられている。こ
のマットレス２７は、山形に形成された複数の空気室２
７ａ，２７ａ，…を有するいわゆるエアマットに構成さ
れている。そして、上記コンベアベルト２３が駆動すれ
ば、マットレス２７がこのコンベアベルト２３と一体に
移動して、上記ベッド本体１の下側に回り込むようにな
っている（図２または図４参照）。そして、上記マット
レス２７よりも頭側には、図１に示すように、背もたれ
部２８が設けられている。この背もたれ部２８は、その
基端位置に設けられた駆動モータ２８ａによって、その
基端位置を中心として起倒可能に構成されている（図１
の矢印参照）。また、この背もたれ部２８は、その傾斜
角度が変更可能となるリクライニング機構を有するよう
になっている。そして、上記背もたれ部２８の側部には
手すり２８ｂが設けられており、この手すり２８ｂに
は、上記背もたれ部２８のリクライニング機構、昇降装
置１１ａ，１１ａ，…の作動及びコンベア装置２の駆動
用の操作スイッチ２８ｃが設けられている。

【００２４】また、上記コンベア装置２には、図示は省
略するが、後述するように上記病人等がベッド本体１の
端部まで移動した際に、その作動を停止する安全装置が
設けられている。このような安全装置としては、例えば
コンベアベルト２３の一カ所にターゲットを設け、この
ターゲットを検出するセンサをベッド本体１に取り付け
るようにすればよい。

【００２５】そして、図３に示すように、上記ベッド本
体１の足側（同図の上側）の端部には、この端部から突
出するように配設された一対の固定金具１５，１５が設
けられている。この各固定金具１５は、車椅子３を固定
するために用いられるものであり、上記車椅子３のポー
ルの部分を把持することにより、この車椅子３を固定す
るようになっている。

【００２６】上記車椅子３は、図１に示すように、その
肘掛け部３１，３１が後方に跳ね上げ可能に構成されて
おり（同図の矢印参照）、これにより、後述するよう
に、病人等が車椅子３の横方向から進入して座面３２に
着座することが可能になっている。このような車椅子３
としては、例えばその後輪３３の頂部が座面３２よりも
上方に位置するものでは、たとえ肘掛け部３１，３１が
跳ね上がったとしても、車椅子３に対して横方向から進
入して座面３２に着座することが不可能であるために用
いることができないが、後輪３３の頂部が座面３２より
も下方に位置するものであれば、通常の車椅子３を用い
ればよい。

【００２７】次に、上記コンベア装置付きベッドの動作
について説明しつつ、上記実施形態の作用・効果を説明
する。

【００２８】まず、上記コンベア装置２には、ガイドロ
ーラ２６，２６，…が設けられているため、病人等が横
たわったときにコンベアベルト２３に落ち込まないよう
になっている。

【００２９】そして、このベッド本体１に横たわってい
る病人等が、車椅子３に移乗する場合には、まず、布団
などは、このコンベア装置２の横のマットレス１３の部
分に置くようにする。そして、手すり２８ｂに設けられ
た操作スイッチ２８ｃを操作することによって、寝床面
１２が車椅子３の座面３２の高さになるように上下動さ
せる。次に、リクライニング機構を作動させて、背もた
れ部２８を起立させる。そして、コンベア装置２を作動
させて、マットレス２７及び背もたれ部２８を共にベッ
ド本体１の足側の方に移動させる。このようにすれば上
記背もたれ部２８によって上半身が起きあがり、マット
レス２７上に足を伸ばした姿勢の病人等がベッド本体１
の足側の端部に移動するようになる。

【００３０】そして、上記病人等がベッド本体１の足側
の端部に移動すれば、上記安全装置によって、コンベア
装置２の作動が停止される。このとき、上記病人等は、
その足が車椅子３の横方向から挿入して座面３２上に位
置する一方、上半身をベッド本体１のマットレス２７上
に位置した姿勢となる。この姿勢から腕の力を使って車
椅子３に上半身を移動させ、体の向きを変えて車椅子３
に着座するようにする。このとき、ベッド本体１の寝床
面１２と車椅子３の座面とが面一となるようになってい
るため、移乗を容易に行うことができるようになる。

【００３１】一方、上記車椅子３からベッド本体１に移
乗する際には、上記とは逆の動作を行うようにすればよ
い。すなわち、まず、車椅子３をベッド本体１の固定金
具１５，１５によって固定した状態とし、病人などが腕
の力を使ってその上半身がベッド本体１のマットレス２
７の上に位置する一方、その足が車椅子３の座面３２に
位置する姿勢をとる。この状態で、コンベア装置２を作
動させて、上記とは逆方向にマットレス２７、及び背も
たれ部２８を移動させる。これにより病人等が、自動的
に上記車椅子３からベッドへ移乗することができるよう
になる。

【００３２】このように、病人等は、介護者の手を借り
ることなく、ベッド本体１から車椅子３への移乗、ある
いは車椅子３からベッド本体１への移乗を行うことがで
きるようになる。その結果、介護者の負担を軽減するこ
とができるようになる。また、病人等も、移乗の際には
自らの力によって移乗を行うことが必要となるため、寝
たきりになることなく、自立を助ける効果も期待でき
る。

【００３３】なお、上記実施形態では、車椅子３として
通常のものを用いるようにしているが、例えば以下のよ
うに構成された車椅子４を用いるようにしてもよい（図
５または図６参照）。

【００３４】すなわち、図６に示すように、その背もた
れ４２がスライドするようなガイドレール４２ａを設
け、この背もたれ部４２が下方に移動することによっ
て、上記車椅子４の座面４１の後側が開放されるように
してもよい。このような車椅子４であれば、図５に示す
ように、この車椅子４の後ろ側をベッド本体１の方に向
けて、このベッド本体１の端部に配置することが可能に
なる。そして、病人等がコンベア装置２によって移動す
れば、その足が上記車椅子４の座面に位置した姿勢とな
る。そして、病人等は、この姿勢から腕の力を使って前
方に移動すれば、体の向きを変えることなくそのまま着
座姿勢をとることができるようになる。逆に、車椅子４
からベッド本体１に移乗する場合にも、上記車椅子４の
後ろ側をベッド本体１の方に向けて、この車椅子４をベ
ッド本体１の端部に配置させる。そして、病人等がその
着座した姿勢から上半身を後方に移動させて、この上半
身をベッド本体１の上に移動させる。この姿勢でコンベ
ア装置２を作動させることにより、車椅子４からベッド
本体１への移乗を行うことができる。 ＜他の実施形態＞なお、本発明は上記実施形態に限定さ
れるものではなく、その他種々の実施形態を包含するも
のである。すなわち、上記実施形態では、ベッドから車
椅子３，４への移乗、あるいは車椅子３，４からベッド
への移乗としてしているが、車椅子３，４に限らず、例
えば通常の椅子等への移乗する場合であっても、コンベ
ア装置付きベッドを用いれば、介護者の手を借りること
なくその移乗を行うことができるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態に係るコンベア装置付きベッ
ドを示す斜視説明図である。

【図２】図１のＡ−Ａ断面を示す断面斜視説明図であ
る。

【図３】コンベア装置付きベッドの平面図である。

【図４】コンベアベルトを移動させた状態を示す図１対
応図である。

【図５】図６に示す車椅子を用いる場合のコンベア装置
付きベッドを示す図１対応図である。

【図６】図１示す車椅子とは異なる車椅子を示す側面説
明図である。

【符号の説明】

１ ベッド本体（ベッド） ２ コンベア装置 １１ 脚部 １２ 寝床面 ２１ 駆動プーリ ２２ 従動プーリ ２３ コンベアベルト ２８ 背もたれ部 １１ａ 昇降装置

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベッドの縦方向の両端部に配設された駆
   動プーリ及び従動プーリと、この両プーリの間に巻き掛
   けられて上記ベッドの寝床面を構成するコンベアベルト
   とを備えていることを特徴とするコンベア装置付きベッ
   ド。
2. 【請求項２】 請求項１において、 コンベアベルトには、このコンベアベルトによって構成
   された寝床面に対して起倒可能に取り付けられた背もた
   れ部が設けられていることを特徴とするコンベア装置付
   きベッド。
3. 【請求項３】 請求項１または請求項２において、 ベッドの脚部には、寝床面を上下方向に位置変更させる
   昇降装置が設けられていることを特徴とするコンベア装
   置付きベッド。