JP2000517109A - 可撓性テープの電気的なコネクタを有するハーメチックシールされたハウジング - Google Patents
可撓性テープの電気的なコネクタを有するハーメチックシールされたハウジングInfo
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Abstract
(57)【要約】
電気機器を保護するためのハーメチックシールされたハウジング・アセンブリ。ハウジング・アセンブリは、外壁および電気機器を収容する内部区域を有するハーメチックシールされたハウジング部材を含む。可撓性テープ信号線が外壁の開口を通して延び、内部区域の電気機器とハウジング部材外部の電気部品との間で電気信号を伝達する。可撓性テープ信号線はハウジング部材の外壁に開口で密封され、一定期間中の温度サイクルの後もハウジング部材のハーメチックシールの保全性が維持される。
Description
【発明の詳細な説明】
可撓性テープの電気的なコネクタを有する
ハーメチックシールされたハウジング
発明の背景
本発明は、電気機器を保護するためのハーメチックシールされたハウジングに
関する。特に、本発明の対象とするのは、ハーメチックシールされたハウジング
の内部および外部間に電気信号を通過させる可撓性テープの電気的コネクタを有
するハーメチックシールされたハウジングである。この可撓性テープの電気的コ
ネクタは、ハーメチックシールされないプラグ・コネクタを使用してもハウジン
グのハーメチックシールを維持する。
一定の環境においては、電気機器を外界から隔離することが必要である。多く
の場合、それは電気機器および他の必要な要素をある種のハウジングもしくは容
器内に置くことによって達成される。次いで、電気機器が湿気および/または望
ましからぬガス等によって環境汚染されるのを避けるため、ハウジングを密封す
る。
ハーメチックシールされたハウジングを使用する際に、ハウジング内部の電気
機器とハウジング外部の電気部品との間で電気信号を伝達することが一般的に必
要である。その電気信号は、たとえば、給電、制御信号あるいは読取り信号等で
あろう。一般的に、電気的プラグ・コネクタはハウジングに接着もしくは溶接さ
れ、それらの信号をハウジング壁を通してハウジング内部と外部との間で伝達す
るのに使用される。許容できる性能を与えるためには、プラグ・コネクタによっ
てハウジングのハーメチックシールの保全性が十分に維持されなければならない
。したがって、高価なハーメチックシールされたプラグ・コネクタが使用される
ことになる。
コストが高い上に、公知のハーメチックシールされたプラグ・コネクタには、
一定期間の温度サイクルを経た後はハーメチックシールの保全性を維持できない
という問題がある。プラグ・コネクタのハーメチックシールがいったん漏れを生
じ始めると、望ましくないガスと湿気がハウジング内に入り、ハウジング内部の
電気機器の作動に劣化を生じる原因となる。前述の漏れは封止技術が十分でない
ために生じることが多い。たとえば、使用するシーラントもしくは埋込用材料が
正しくないと、熱膨張係数(CTE)差によって不要の応力がプラグ・コネクタ
に加えられる。他に不十分な封止技術としては、封止工程中に気泡もしくは空隙
が構成部品内に取り込まれる場合がある。それらの空隙はCTE差の一因となり
、さらにはプラグ・コネクタに漏れ経路を与える。このシーラント内のCTE差
は、プラグ・コネクタ自体の固有のCTE差および/またはプラグ・コネクタお
よびハウジング間のCTE差と相俟って、熱サイクル中に、硬化したシーラント
に応力破損を生じさせる。この応力破損はハウジングのハーメチックシールの保
全性を損なう漏れの原因となる。
電気機器用の気密ハウジングの改良が必要とされている。特に、一定期間の温
度サイクルを経た後にもハウジングのハーメチックシールの保全性が維持される
電気的なコネクタを使用するハーメチックシールされたハウジングが必要とされ
ている。
発明の概要
本発明は、電気機器を保護するためのハーメチックシールされたハウジングの
アセンブリを目的とする。このハウジング・アセンブリは、電気機器を収容する
ための内部区域を決める外壁を有するハーメチックシールされたハウジング部材
を含む。外壁には内部区域とハウジング部材外部との間の通路を形成する開口が
延びる。電気的なコネクタ装置が内部区域の電気機器とハウジング部材外部との
間に電気信号を伝達する。電気的なコネクタ装置は、開口を通して電気機器およ
び電機部品に接続される可撓性テープ電気信号線を含む。可撓性テープ電気信号
線は、ハウジング部材の外壁に開口で密封される。密封可撓性テープ電気信号線
により、一定期間の温度サイクルの後もハウジング部材のハーメチックシールの
保全性が維持される。
図面の簡単な説明
第1図は、分かりやすくするために可撓性テープ・コネクタを取り外した本発
明によるハーメチックシールされたハウジングの上面図である。
第2図は、可撓性テープ・コネクタを取り付けた本発明によるハーメチックシ
ールされたハウジングの第1図と同様の上面図である。
第3図は、可撓性テープ・コネクタを取り付けたハーメチックシールされたハ
ウジングの第2図の3−3線断面図である。
第4図は、第2図および第3図に示すU字形充填部材の拡大斜視図である。
第5図は、分かりやすくするために可撓性テープ・コネクタを取り外した本発
明によるハーメチックシールされたハウジングの代替実施形態の上面図である。
第6図は、可撓性テープ・コネクタを取り付けた本発明によるハーメチックシ
ールされたハウジングの代替実施形態の第5図と同様の上面図である。
第7図は、可撓性テープ・コネクタを取り付けたハーメチックシールされたハ
ウジングの代替実施形態の第6図の7−7線断面図である。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明によるハーメチックシールされたハウジング・アセンブリ10を第1図
から第3図に一般的に示す。第3図でよく分かるように、封止されたハウジング
・アセンブリ10は、ハーメチックシールされたハウジング部材12および可撓
性テープ・コネクタ装置14を含む。ハーメチックシールされたハウジング部材
12は、上部カバー要素16および底部カバー要素18により区画される。上部
および底部カバー要素16および18は、ラップ・ジョイント相互接合部20で
溶接もしくはエポキシ・ベース接着剤22により共に密封される。好ましい一実
施形態においては、上部および底部カバー要素16および18はアルミニウム製
であり、ミネソタ州セントポールの3M社製エポキシ・ベースの接着剤Scot
ch−weldTM 2214−High Tempを使用してラップ・ジョイン
ト相互接合部20を密封する。
第3図でよく分かるように、いったん上部および底部カバー要素16および1
8が相互に密封されると、上部カバーと底部カバー要素16、18でハウジング
部材12の外壁23を形成する。外壁23により、電気機器25を収容するため
の内部区域24が区画される。ハーメチックシールされたハウジング部材12は
、電気機器25を収容し、これを湿気および/または望ましからぬガス等による
環境汚染から保護する。電気機器25は、ラップ・ジョイント相互接合部20の
シーラント22による密封に先立ってハウジング部材12の内部区域24内に取
り付けられる。好ましい一実施形態においては、電気機器25はレーザ・ジャイ
ロおよびその関連する電子機器である。
第1図および第3図でよく分かるように、ハウジング部材12の上部カバー要
素16には長方形の凹部26があり、この凹部は周囲棚28を形成する外壁23
の一部によって形成されている。棚28は長方形の開口30を取り囲み、同開口
は外壁23を貫通して広がっており、内部区域24とハウジング部材12の外部
との間に通路を形成する。開口30は側面壁32を有する。
可撓性テープ・コネクタ装置14は、内部区域24内の電気機器25とハウジ
ング部材12外部の電気部品33との間で電気信号を伝達する。第2図および第
3図で分かるように、可撓性テープ・コネクタ装置14は、第1のプラグ・コネ
クタ36および第2のプラグ・コネクタ38を有する可撓性テープ信号線34を
含む。第1のプラグ・コネクタ36は信号線34の第1の端40に接続され、第
2のプラグ・コネクタ38は信号線34の相対する第2の端42に接続される。
第1および第2のプラグ・コネクタ36、38は、非密封プラグ・コネクタであ
る。第2のプラグ・コネクタ38は、外壁23に接着剤22と同様のエポキシ・
ベース接着剤39によって外壁23に固定される。
好ましい一実施形態においては、信号線34は銅箔付きポリイミド可撓性テー
プおよびミネソタ州リッチフィールドのLitchfield Precisi
on社製アクリル接着剤であり、第1および第2のプラグ・コネクタ36、38
は28ピン・マイクロDコネクタまたはカリフォルニア州サンタアナのITT
Cannon社もしくはカリフォルニア州サウスパサデナのMicrodot社
製マルチピン・カスタム・コネクタである。
第3図で分かるように、信号線34は開口30を通って延び、電気機器25と
電気部品33との間に接続される。そのため、第1のプラグ・コネクタ36は、
電気機器25の対応する差込プラグ・コネクタ44に着脱自在に接続される。さ
らに、第2のプラグ・コネクタ38は、信号線48により電気部品33に接続さ
れる同等の差込プラグ・コネクタ46に着脱自在に接続される。好ましい一実施
形態においては、電気部品33は他のレーザ・ジャイロおよび慣性航法システム
の関連電子機器である。
第2図および第3図でよく分かるように、ハーメチックシールされたハウジン
グ・アセンブリ10の好ましい一実施形態においては、長方形の開口30は第1
および第2のプラグ・コネクタ36、38と信号線34が通ることができるよう
に寸法を決められる。このように開口30の寸法を決めることにより、第1およ
び第2のプラグ・コネクタ36、38は、コネクタ装置14を開口30へ通す前
に信号線34に取り付けることができる。いうまでもなく、上述の好ましい一実
施形態においては、第1および第2のプラグ・コネクタ36、38は同じもので
あり、したがって第1および第2のプラグ・コネクタ36、38はともに開口3
0を通ることができる。しかし、第1のプラグ・コネクタ36が第2のプラグ・
コネクタ38と寸法が同一でない場合には、開口30は信号線34と第1のプラ
グ・コネクタ36と第2のプラグ・コネクタ38のいずれかのみが通れるように
寸法を決めることもできる。この構成でも、寸法の異なる第1および第2のプラ
グ・コネクタ36、38をコネクタ装置14の開口30へ通す前に信号線34に
取り付けることができる。好ましい一実施形態においては、長方形の開口30は
、長さ1.25インチ、幅0.40インチであり、第1および第2のプラグ・コ
ネクタ36、38は、長さ1.20インチ、幅0.35インチ、および高さ0.
40インチである。
第2図および第3図で分かるように、結合機構50によりコネクタ装置14の
信号線34が開口30で外壁23に固定される。この結合機構50により信号線
34がハウジング部材12に密封されてハーメチックシールされたハウジング・
アセンブリ10が隔離される。結合機構50は、充填材要素52およびシーラン
ト54を含む。第4図でよく分かるように、充填材要素52は、曲部62に繋が
れた第1および第2の脚部58、60を有するU字形部材56(好ましくはアル
ミニウム製)である。第1および第2の脚部58、60と曲部62により、信号
線34を受けるように寸法を決められたスロット64が定められる。第2図およ
び第3図で分かるように、周囲棚28はU字形部材56をスロット64および開
口30を通る信号線34の一部とともに受けかつ支持するように寸法を決められ
る。U字形部材56は、開口30の側面壁32と信号線34との間の隙間を幾分
かブリッジ(橋渡し)する。信号線34だけでなくそれより大きな第1および第
2のプラグ・コネクタ36、38をも通せるように寸法を決められたオーバーサ
イズの開口30を使用したためにこの隙間ができたものである。好ましい一実施
形態では、長さ0.80インチ、幅0.01インチの信号線34を受けるため、
スロット64は長さ0.85インチ、幅0.05インチである。
シーラント54により、第2図および第3図でよく分かるように、信号線34
がU字形部材56に密封され、U字形部材56が外壁23の開口30の側面壁3
2に密封される。信号線34がU字形部材56に密封され、U字形部材56がハ
ウジング部材12に密封されることにより、ハウジング部材12内に入る湿気お
よび/または望ましからぬガス等による環境汚染から電気機器25を保護するハ
ーメチックシールされたハウジング・アセンブリ10が作られる。
シーラント54は、信号線34、U字形部材56および外壁23への強力な接
着を保証するための高度なラップ・シャー(lap shear)接着特性を有
する耐温度特性(温度に対する抵抗性)の高いコンパウンドである。さらに、シ
ーラント54は、このシーリング・コンパウンド全体に均一な熱膨張係数(CT
E)をもたらす。この均一なCTEにより、温度サイクル中の硬化したシーラン
ト54全体に安定した熱膨張および収縮が保証される。硬化したシーラント54
全体に熱膨張および収縮が安定していることにより、温度サイクルによって生じ
る硬化シーラントの応力破損は事実上無いといってよい。硬化シーラントの応力
破損が事実上無いため、ハウジング・アセンブリ10のハーメチックシールの保
全性を損なう漏れもまた実質的に無い。
シーラント54に使用されるコンパウンドの例としては、ミネソタ州セントポ
ールの3M社製Scotch−weldTM 2214、および同じくミネソタ州
セントポールの3M社製Cabosil(R)併用のScotch−weldTM
2216がある。好ましい一実施形態においては、Scotch−weldTM
2214をシーラント54として使用し、メーカー推薦にしたがって温度華氏2
50度で1時間乾燥機硬化させることにより、温度サイクル範囲華氏−65度〜
230度に暴露時に圧力差1気圧で漏れの率1×10-7atm.cm3/秒未満
を維持することができるハーメチックシールが生成された。これに代え、Cab
osil(R)併用のScotch−weldTM 2216をシーラント54とし
て使用しメーカー推薦にしたがって室温華氏77度で24時間乾燥機硬化させる
ことで、温度サイクル範囲華氏−65度〜230度に暴露時に圧力差1気圧で漏
れの率1×10-5atm・cm3/秒未満を維持することができるハーメチック
シールが生成された。
第5図から第7図は、代替実施形態によるハーメチックシールされたハウジン
グ・アセンブリ110を示す。同様部品には同じ符号に単にプレスクリプト1を
加えて付してある。ハウジング・アセンブリ110には、長方形の凹部26、周
囲棚28および充填材要素52は無い。さらに、長方形の開口30に代え、細長
い開口130が設けられている。細長い開口130は、信号線134のみ通るこ
とができ、第1および第2のプラグ・コネクタ136および138は通ることが
できないように寸法を決められる。細長い開口130の寸法をこのように決める
ため、第1のプラグ・コネクタ136または第2のプラグ・コネクタ138は(
もしくは第1および第2のプラグ・コネクタ136および138とも)、信号線
134を開口130へ通した後に信号線134に取り付ける必要がある。いうま
でもなく、上述の代替実施形態においては、第1および第2のプラグ・コネクタ
136、および138が同一であるにせよ異なるにせよ、第1および第2のプラ
グ・コネクタ136および138のうち少なくとも一つは信号線134を開口1
30へ通した後に信号線134に取り付けねばならない。好ましい一実施形態に
おいては、細長い開口130は、長さ0.85インチ、幅0.05インチであり
、信号線134は長さ0.80インチ、幅0.01インチである。第6図および
第7図で分かるように、シーラント154により信号線134は外壁123の開
口130の側面壁132に直接に密封される。
ハウジング部材12、112、コネクタ装置14、114、および結合機構5
0、150の組合せにより、一定期間の温度サイクルの後もハーメチックシール
の保全性を維持することが可能なハーメチックシールされたハウジング・アセン
ブリ10、110が作られる。
以上に本発明を好ましい実施形態に関して説明したが、当分野の技術者には本
発明の精神と範囲を逸脱することなく形式および細部の変更が可能であることを
理解するであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】平成10年8月7日(1998.8.7)
【補正内容】
コストが高い上に、公知のハーメチックシールされたプラグ・コネクタには、
一定期間の温度サイクルを経た後はハーメチックシールの保全性を維持できない
という問題がある。プラグ・コネクタのハーメチックシールがいったん漏れを生
じ始めると、望ましくないガスと湿気がハウジング内に入り、ハウジング内部の
電気機器の作動に劣化を生じる原因となる。前述の漏れは封止技術が十分でない
ために生じることが多い。たとえば、使用するシーラントもしくは埋込用材料が
正しくないと、熱膨張係数(CTE)差によって不要の応力がプラグ・コネクタ
に加えられる。他に不十分な封止技術としては、封止工程中に気泡もしくは空隙
が構成部品内に取り込まれる場合がある。それらの空隙はCTE差の一因となり
、さらにはプラグ・コネクタに漏れ経路を与える。このシーラント内のCTE差
は、プラグ・コネクタ自体の固有のCTE差および/またはプラグ・コネクタお
よびハウジング間のCTE差と相俟って、熱サイクル中に、硬化したシーラント
に応力破損を生じさせる。この応力破損はハウジングのハーメチックシールの保
全性を損なう漏れの原因となる。
1985年10月15日発行のTower他の米国特許第4547624号は
電気機器を保護するためのハーメチックシールされたアセンブリを教示している
が、電気機器用の気密ハウジングの改良が必要とされている。特に、一定期間の
温度サイクルを経た後にもハウジングのハーメチックシールの保全性が維持され
る電気的なコネクタを使用するハーメチックシールされたが必要とされている。
発明の概要
本発明は、電気機器を保護するためのハーメチックシールされたアセンブリを
提供することを目的とする。このハウジング・アセンブリは、電気機器を収容す
るための内部区域を決める外壁を有するハーメチックシールされた部材を含む。
外壁には内部区域とハウジング部材外部との間の通路を形成する開口が延びてい
る。電気的なコネクタ装置が内部区域の電気機器とハウジング部材外部との間に
電気信号を伝達する。電気的なコネクタ装置は、開口を通して電気機器および電
機部品に接続される可撓性テープ電気信号線を含む。可撓性テープ電気信号線は
、ハウジング部材の外壁に開口で密封される。密封可撓性テープ電気信号線によ
り、一定期間の温度サイクルの後もハウジング部材のハーメチックシールの保全
性が維持される。充填材要素52は、ハウジング部材の外壁の開口の側面壁、可
撓性テープ電気信号線およびシーラント間の隙間をブリッジする。
図面の簡単な説明
第1図は、分かりやすくするために可撓性テープ・コネクタを取り外した本発
明によるハーメチックシールされたハウジングの上面図である。
第3図で分かるように、信号線34は開口30を通って延び、電気機器25と
電気部品33との間に接続される。そのため、第1のプラグ・コネクタ36は、
電気機器25の対応する差込プラグ・コネクタ44に着脱自在に接続される。さ
らに、第2のプラグ・コネクタ38は、信号線48により電気部品33に接続さ
れる同等の差込プラグ・コネクタ46に着脱自在に接続される。好ましい一実施
形態においては、電気部品33は他のレーザ・ジャイロおよび慣性航法システム
の関連電子機器である。
第2図および第3図でよく分かるように、ハーメチックシールされたアセンブ
リ10の好ましい一実施形態においては、長方形の開口30は第1および第2の
プラグ・コネクタ36、38と信号線34が通ることができるように寸法を決め
られる。このように開口30の寸法を決めることにより、第1および第2のプラ
グ・コネクタ36、38は、コネクタ装置14の開口30へ通す前に信号線34
に取り付けることができる。いうまでもなく、上述の好ましい一実施形態におい
ては、第1および第2のプラグ・コネクタ36、38は同じものであり、したが
って第1および第2のプラグ・コネクタ36、38はともに開口30を通ること
ができる。しかし、第1のプラグ・コネクタ36が第2のプラグ・コネクタ38
と寸法が同一でない場合には、開口30は信号線34と第1のプラグ・コネクタ
36と第2のプラグ・コネクタ38のいずれかのみが通れるように寸法を決める
こともできる。この構成でも、寸法の異なる第1および第2のプラグ・コネクタ
36、38をコネクタ装置14の開口30へ通す前に信号線34に取り付けるこ
とができる。好ましい一実施形態においては、長方形の開口30は、長さ約3c
m、幅約1mであり、第1および第2のプラグ・コネクタ36、38は、長さ約
3cm、幅約1cm、および高さ約1cmである。
第2図および第3図で分かるように、結合機構50によりコネクタ装置14の
信号線34が開口30で外壁23に固定される。この結合機構50により信号線
34がハウジング部材12に密封されて、ハーメチックシールされたアセンブリ
10が完成する。結合機構50は、充填材要素52およびシーラント54を含む
。
第4図でよく分かるように、充填材要素52は、曲部62に繋がれた第1および
第2の脚部58、60を有するU字形部材56(好ましくはアルミニウム製)で
ある。第1および第2の脚部58、60と曲部62により、信号線34を受ける
ように寸法を決められたスロット64が形成される。第2図および第3図で分か
るように、周囲棚28は、スロット64および開口30を通る信号線34の一部
とともにU字形部材56を受け、かつ支持するように寸法を決められる。U字形
部材56は、開口30の側面壁32と信号線34との間の隙間を幾分かブリッジ
(橋渡し)する。信号線34だけでなくそれより大きな第1および第2のプラグ
・コネクタ36、38をも通せるように寸法を決められたオーバーサイズの開口
30を使用するのでこの隙間ができる。好ましい一実施形態では、長さ約2cm
、幅約0.03cmの信号線34を受けるため、スロット64は長さ約2cm、
幅約0.1cmである。
シーラント54により、第2図および第3図でよく分かるように、信号線34
がU字形部材56に密封され、U字形部材56が外壁23の開口30の側面壁3
2に密封される。信号線34がU字形部材56に密封され、U字形部材56がハ
ウジング部材12に密封されることにより、ハウジング部材12内に入る湿気お
よび/または望ましからぬガス等による環境汚染から電気機器25を保護するハ
ーメチックシールされたアセンブリ10が作られる。
シーラント54は、信号線34、U字形部材56および外壁23への強力な接
着を保証するための高度なラップ・シャー(lap shear)接着特性を有
する耐温度特性の高いコンパウンドである。さらに、シーラント54はこのシー
リング・コンパウンド全体に均一な熱膨張係数(CTE)を示す。この均一なC
TEにより、温度サイクル中の硬化したシーラント54全体に安定した熱膨張お
よび収縮が保証される。硬化したシーラント54全体が熱膨張および収縮が安定
していることにより、温度サイクルによって生じる硬化シーラントの応力破壊は
事実上無いといってよい。硬化シーラントの応力破壊が事実上無いため、ハウジ
ング・アセンブリ10のハーメチックシールの保全性を損なう漏れもまた実質的
に無い。
シーラント54に使用されるコンパウンドの例としては、ミネソタ州セントポ
ールの3M社製Scotch−weldTM 2214、および同じくミネソタ州
セントポールの3M社製Cabosil(R)併用のScotch−weldTM
2216がある。好ましい一実施形態においては、Scotch−weldTM
2214をシーラント54として使用し、メーカー推薦にしたがって温度約12
0℃で1時間乾燥機硬化させることで、温度サイクル範囲約−55℃〜110℃
に暴露時に圧力差1気圧で漏れの率1×10-7atm.cm3/秒未満を維持す
ることができるハーメチックシールが生成された。これに代え、Cabosil(R)
併用のScotch−weldTM 2216をシーラント54として使用し
メーカー推薦にしたがって室温約25℃で24時間乾燥機硬化させることで、温
度サイクル範囲約−55℃〜110℃に暴露時に圧力差1気圧で漏れの率1×1
0-5atm・cm3/秒未満を維持することができるハーメチックシールが生成
された。
第5図から第7図は、代替実施形態によるハーメチックシールされたアセンブ
リ110を示す。同様部品には同じ符号に単にプレスクリプト1を加えて付して
ある。ハウジング・アセンブリ110には、長方形の凹部26、周囲棚28およ
び充填材要素52は無い。さらに、長方形の開口30に代え、細長い開口130
が設けられる。細長い開口130は、信号線134のみ通ることができ、第1お
よび第2のプラグ・コネクタ136および138は通ることができないように寸
法を決められる。細長い開口130の寸法をこのように決めたため、第1のプラ
グ・コネクタ136または第2のプラグ・コネクタ138は(もしくは第1およ
び第2のプラグ・コネクタ136および138とも)、信号線134を開口13
0へ通した後に信号線134に取り付ける必要がある。いうまでもなく、上述の
代替実施形態においては、第1および第2のプラグ・コネクタ136、および1
38が同一であるにせよ異なるにせよ、第1および第2のプラグ・コネクタ13
6および138のうち少なくとも一つは信号線134を開口130へ通した後に
信号線134に取り付けねばならない。好ましい一実施形態においては、細長い
開口130は、長さ約2cm、幅約0.1cmであり、信号線134は長さ約2
cm、幅約0.03cmである。第6図および第7図で分かるように、シーラン
ト154により信号線134は外壁123の開口130の側面壁132に直接に
密封される。
ハウジング部材12、112、コネクタ装置14、114、および結合機構5
0、150の組合せにより、一定期間の温度サイクルの後もハーメチックシール
の保全性を維持することが可能なハーメチックシールされたアセンブリ10、1
10が作られる。
以上に本発明を好ましい実施形態に関して説明したが、当分野の技術者には本
発明の精神と範囲を逸脱することなく形式および細部の変更が可能であることを
理解するであろう。補正請求の範囲
1.電気機器25を保護するためのハーメチックシールされたアセンブリ10で
あって、
電気機器25を収容するための内部区域24を区画する外壁23を有し、前記
外壁23が同壁を貫通し内部区域24とハウジング部材12との間に通路を形成
する開口30を有するハーメチックシールされた部材12と、
内部区域24内の電気機器25とハウジング部材12外部の電気部品との間に
電気信号を伝達するための電気コネクタ装置14であって、
開口30を通して延び、内部区域24内の電気機器25およびハウジング
部材12外部の電気部品に接続される可撓性テープ電気信号線34と、
可撓性テープ電気信号線34を開口30で外壁23に接合し、信号線34
をハウジング部材12に密封してハーメチックシールされたアセンブリ10を形
成する手段と、
ハウジング部材12の外壁23の開口30の側面壁32、可撓性テープ電
気信号線34およびシーラント54間の隙間をブリッジする充填材要素52とを
含む電気的コネクタ装置14と
を備えるハーメチックシールされたアセンブリ10。
2.可撓性テープ電気信号線34が第1の端40および相対する第2の端42を
有し、第1の端40が電気機器25と電気部品の一方のプラグ・コネクタ46に
対応するプラグ・コネクタ44を含む請求項1に記載のハウジング・アセンブリ
10。
3.可撓性テープ電気信号線34の第2の端42が電気機器25と電気部品の他
方のプラグ・コネクタと対応するプラグ・コネクタを含む請求項2に記載のハウ
ジング・アセンブリ10。
4.可撓性テープ電気信号線34が、
信号線34の第1の端40に接続され、ハウジング部材12の内部区域24の
電気機器25に対応するプラグ・コネクタ44に差し込まれる第1のプラグ・コ
ネクタ36と、
信号線34の第2の端42に接続され、ハウジング部材12外部の電気部品の
同等のプラグ・コネクタ46に差し込まれる第2のプラグ・コネクタ38と
を含む請求項1に記載のハウジング・アセンブリ10。
5.第1および第2のプラグ・コネクタ36、38がそれぞれ密封プラグ・コネ
クタでない請求項4に記載のハウジング・アセンブリ10。
6.ハウジング部材12の外壁23に設けた開口30が可撓性テープ電気信号線
34を通すことができるように寸法を決められている請求項1に記載のハウジン
グ・アセンブリ10。
7.ハウジング部材12の外壁23に設けた開口30が可撓性テープ電気信号線
34のみを通すことができるように寸法を決められている請求項4に記載のハウ
ジング・アセンブリ10。
8.ハウジング部材12の外壁23に設けた開口30が可撓性テープ電気信号線
34および第1および第2のプラグ・コネクタ36、38の少なくとも一つを通
すことができるように寸法を決められている請求項4に記載のハウジング・アセ
ンブリ10。
9.開口30が第1のプラグ・コネクタ36を通すことができるように寸法を決
められている請求項8に記載のハウジング・アセンブリ10。
10.開口30が第2のプラグ・コネクタ38を通すことができるように寸法を
決められている請求項8に記載のハウジング・アセンブリ10。
11.開口30が第1および第2ののプラグ・コネクタ36、38を共に通すこ
とができるように寸法を決められている請求項8に記載のハウジング・アセンブ
リ10。
12.シーラント54が高度のラップ・シャー接着特性を有する耐温度特性の高
いシーリング・コンパウンドである請求項1に記載のハウジング・アセンブリ1
0。
13.シーラント54がScotchweld 2214である請求項12に記
載のハウジング・アセンブリ10。
14.シーラント54がCabosilを伴うScotchweld 2216
である請求項12に記載のハウジング・アセンブリ10。
15.充填材要素52が可撓性テープ信号線34のスロット64を形成する曲部
62に繋がれる第1および第2の脚部58、60を有するU字形部材56であり
、かつシーラント54が可撓性テープ信号線34をU字形部材56に密封し、U
字形部材56をハウジング部材12の外壁23の開口30の側面壁32に密封し
てハーメチックシールされたアセンブリ10を形成する請求項1に記載のハウジ
ング・アセンブリ10。
16.シーラント54が高度のラップ・シャー接着特性を有する耐温度特性の高
いシーリング・コンパウンドである請求項15に記載のハウジング・アセンブリ
10。
17.シーラント54がScotchweld 2214である請求項16に記
載のハウジング・アセンブリ10。
18.シーラント54がCabosil併用Scotchweld 2216で
ある請求項16に記載のハウジング・アセンブリ10。
19.接合手段が、
シーラント54と、
可撓性テープ信号線34のスロット64を形成する曲部62に繋がれる第1お
よび第2の脚部58、60を有するU字形部材56とを含み、前記シーラント5
4が可撓性テープ信号線34をU字形部材56に密封し、U字形部材56をハウ
ジング部材12の外壁23の開口30の側面壁32に密封してハーメチックシー
ルされたアセンブリ10を形成する請求項8に記載のハウジング・アセンブリ1
0。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.電気機器を保護するためのハーメチックシールされたハウジング・アセンブ リであって、 電気機器を収容するための内部区域を画定する外壁を有し、前記外壁が同壁に 延在し内部区域とハウジング部材との間に通路を形成する開口を有する、ハーメ チックシールされたハウジング部材と、 内部区域内の電気機器とハウジング部材外部の電気部品との間に電気信号を伝 達するための電気コネクタ装置であって、 開口を通して延び、内部区域内の電気機器およびハウジング部材外部の電気 部品に接続される可撓性テープ電気信号線と、 可撓性テープ電気信号線を開口で外壁に接合し信号線をハウジング部材に密 封してハーメチックシールされたハウジング・アセンブリを画定する手段とを含 む、 電気的コネクタ装置と を備えるハーメチックシールされたハウジング・アセンブリ。 2.可撓性テープ電気信号線が第1の端および相対する第2の端を有し、第1の 端が電気機器と電気部品の一方の対応するプラグ・コネクタと対合するプラグ・ コネクタを含む請求項1に記載のハウジング・アセンブリ。 3.可撓性テープ電気信号線の第2の端が電気機器と電気部品の他方の対応する さらなるプラグ・コネクタと対合するさらなるプラグ・コネクタを含む請求項2 に記載のハウジング・アセンブリ。 4.可撓性テープ電気信号線が、 信号線の第1の端に接続され、ハウジング部材の内部区域の電気機器の対応す るプラグ・コネクタと対合することが可能な第1のプラグ・コネクタと、 信号線の第2の端に接続され、ハウジング部材外部の電気部品の同等のプラグ ・コネクタと対合することが可能な第2のプラグ・コネクタと を含む請求項1に記載のハウジング・アセンブリ。 5.第1および第2のプラグ・コネクタがそれぞれ密封プラグ・コネクタでない 請求項4に記載のハウジング・アセンブリ。 6.ハウジング部材の外壁に延びる開口が可撓性テープ電気信号線を通すことが できるように寸法を決められている請求項1に記載のハウジング・アセンブリ。 7.ハウジング部材の外壁に延びる開口が可撓性テープ電気信号線のみを通すこ とができるように寸法を決められている請求項4に記載のハウジング・アセンブ リ。 8.ハウジング部材の外壁に延びる開口が可撓性テープ電気信号線および第1お よび第2のプラグ・コネクタの少なくとも一つを通すことができるように寸法を 決められている請求項4に記載のハウジング・アセンブリ。 9.開口が第1のプラグ・コネクタを通すことができるように寸法を決められて いる請求項8に記載のハウジング・アセンブリ。 10.開口が第2のプラグ・コネクタを通すことができるように寸法を決められ ている請求項8に記載のハウジング・アセンブリ。 11.開口が第1および第2ののプラグ・コネクタを共に通すことができるよう に寸法を決められている請求項8に記載のハウジング・アセンブリ。 12.接合手段がシーラントを含む請求項1に記載のハウジング・アセンブリ。 13.シーラントが高度のラップ・シャー接着特性を有する耐温度特性の高いシ ーリング・コンパウンドである請求項12に記載のハウジング・アセンブリ。 14.シーラントがScotchweld 2214である請求項13に記載の ハウジング・アセンブリ。 15.シーラントがCabosilを伴うScotchweld 2216であ る請求項13に記載のハウジング・アセンブリ。 16.接合手段がさらにハウジング部材の外壁の開口の側面壁、可撓性テープ電 気信号線およびシーラント間の隙間にブリッジする充填材要素を含む請求項12 に記載のハウジング・アセンブリ。 17.充填材要素が可撓性テープ信号線のスロットを画定する曲部に繋がれる第 1および第2の脚部を有するU字形部材であり、かつシーラントが可撓性テープ 信号線をU字形部材に密封し、U字形部材をハウジング部材の外壁の開口の側面 壁に密封してハーメチックシールされたハウジング・アセンブリを画定する請求 項16に記載のハウジング・アセンブリ。 18.シーラントが高度のラップ・シャー接着特性を有する耐温度特性の高いシ ーリング・コンパウンドである請求項17に記載のハウジング・アセンブリ。 19.シーラントがScotchweld 2214である請求項18に記載の ハウジング・アセンブリ。 20.シーラントがCabosil併用Scotchweld 2216である 請求項18に記載のハウジング・アセンブリ。 21.接合手段が、 シーラントと、 可撓性テープ信号線のスロットを画定する曲部に繋がれる第1および第2の脚 部を有するU字形部材とを含み、前記シーラントが可撓性テープ信号線をU字形 部材に密封し、U字形部材をハウジング部材の外壁の開口の側面壁に密封してハ ーメチックシールされたハウジング・アセンブリを画定する請求項8に記載のハ ウジング・アセンブリ。
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