JP2000516998A - 吹込みランスをコレクタに連結するための装置 - Google Patents

吹込みランスをコレクタに連結するための装置

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JP2000516998A
JP2000516998A JP10511202A JP51120298A JP2000516998A JP 2000516998 A JP2000516998 A JP 2000516998A JP 10511202 A JP10511202 A JP 10511202A JP 51120298 A JP51120298 A JP 51120298A JP 2000516998 A JP2000516998 A JP 2000516998A
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ストン,ユベール
デヴィレ,セルジュ
パラシュ,フレッド
フリエ,ダニエル
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ポール ワース ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 吹込みランスをヘッダーと連結するための装置が開示されており、この装置ではヘッダー(2)とランス(4)間の密封連結を作り出すために必要な力が冷却流体及び/または吹込み流体によって発揮される。好ましい実施例では、前記冷却流体及び/または吹込み流体はヘッダー(2)とランス(4)間の連結部に加圧表面(32)を介して作用し、加圧表面は圧力を前記連結部に伝達するピストン(22)と一体化されている。ランスは好ましくは第一連結表面(12)を持ち、一方ヘッダー(2)は第二連結表面(14)を持ち、前記連結表面の一つ(12または14)は前記ピストン(22)と一体化されている。

Description

【発明の詳細な説明】 吹込みランスをコレクタに連結するための装置 本発明は吹込みランス(blowing lance)をコレクタ(collector)に連結するため の装置に関する。 吹込みランスは例えば転炉中の金属浴上に酸素を吹込むことによる銑鉄の鋼へ の転換のために、使用される。転炉中の高温度によるランスの早期損傷を避ける ために、吹込みランスは一般的に冷却回路中を循環する冷却流体、例えば水を用 いて冷却される。この目的のために、ランスは一般的にランスの酸素流路の周り に共軸的に配置された二つの環状室を含み、冷却流体のための供給流路及び返還 流路(両者共環状である)を形成するようにランスのノーズ部の部域に連結され ている。従って、その作動中はこのようなランスは冷却及び吹込みのための流体 を運ぶ少なくとも三つのダクトに連結されねばならない。 吹込みランスは所定の期間の使用後に摩耗のために交換されねばならない。損 傷したランスを新しいランスで早くかつ容易に置き換える観点から、ランスのそ の作動のために必要なダクトへの連結を部分的に自動化するための、すなわち全 ての必要なダクトの同時連結を可能とする多くの装置が提案されている。このよ うな装置は第一連結表面を持つ連結ヘッド及びこの第一連結表面を不浸透性の態 様でランスの第二連結表面上に押圧するための締付装置を含む。連結ヘッドは数 個の共軸的流路を含み、この流路の第一端は冷却及び吹込み流体を運ぶダクトの 一つに連結されており、その第二端は第一連結表面中に開口している。同様に、 ランスの共軸的流路は第二連結表面中に開口しており、従って締付装置による二 つの要素間の不浸透性接触の確立後に、流体の移動がヘッドとランス間の連結部 で可能となる。 かくして、文献DE−A−2512487はランスが連結ヘッドから吊り下げ られ、二つの固定ボルトとそれと組み合わされたナットを用いて連結ヘッドに固 定された連結装置を提案している。ボルトは連結ヘッドの水準で横方向に傾くよ うな方式で取り付けられており、ランスのフランジ形成部の二つの切欠内に係合 される。二つの連結表面間の不浸透性連結を形成するに必要な力は二つのナット を締付けることにより確立される。 それは非常に単純で小型であるけれども、この装置は幾つかの不利を有する。 事実、ランスの交換はまず第一にボルトをゆるめかつ締付けるという手動作業を 必要とし、この作業が実行される環境を考慮すると事故の危険性を包含しており 、第二に不浸透性を達成する静的方法、すなわち二つの連結表面を一緒に直接締 付けることが冷却及び吹込み流体の圧力の急激な変化時の問題を提起することを 意味する。過渡的影響として例えばハンマリングの形で起こる、このような変化 は冷却システム中を伝播し、連結ヘッドとランス間の連結部で不浸透性の一時的 破壊を起こすかもしれない。このような破壊を救済する一つの方法は二つの連結 表面を一緒に押圧する力を増大するためにナットを更にいつそう締付けることで あろう。しかし、二つの連結表面間の締付け力は連結表面の不浸透性が破壊され る場合には無限に増大させることはできない。 本発明の目的はコレクタとランス間の圧力を冷却及び/または吹込み流体の圧 力変化の関数として動的に適合させることを可能とする、吹込みランスのための 連結装置を提案することにある。 この発明によれば、この目的は吹込みランスをコレクタに連結するための装置 であってレクタとランス間の不浸透性連結のために必要な力が冷却及び/または 吹込み流体により発揮される装置により達成される。このような装置において、 ランスとコレクタ間の加圧力は通常の締付手段により静的に発揮されず、ランス の機能のために必要な流体の一つにより動的に発揮される。これはコレクタとラ ンス間の加圧力が対象流体の圧力と共に変わることを意味する。従って、流体圧 力の急激な変化は動的に補償され、従って非常に激しいハンマリングでさえシス テムの不浸透性の破壊のどのような危険にも導かない。更に、この装置が極端な 条件、すなわち高流体圧で用いられるときでも締付手段の締付力の調整は必要な い。事実、二つの連結表面を一緒に押圧する力の動的適用は流体の圧力が増大す るや否や自動的に加圧力を増やし、かくして予め確立された基本的不浸透性を一 定の安全限界を持って保存する。 好ましい実施例では、前記冷却及び/または吹込み流体はコレクタとランス間 の連結部の加圧表面を介して作用する。コレクタとランス間の加圧力は流体圧力 及び加圧表面の面積に比例することは知られている。これは加圧表面の有効面積 に明らかに関係する。所定の流体圧力に対する加圧力の値は従って前記加圧表面 の寸法を適当に選ぶことにより予め決定することができる。 加圧表面は例えば前記連結部に加圧力を伝達するピストンの一体化部分である 。好ましくは、ランスは第一連結表面を持ち、コレクタは第二連結表面を持ち、 二つの前記連結表面の一つは前記ピストンの一体化部分であり加圧表面に対向し ている。ピストンはランスまたはコレクタの一部を同じようにうまく形成するこ とができる。ピストンは連結部のために必要な二つの連結表面の一つを含み、前 記連結表面を二つの連結表面の他方に対して不浸透性の態様で締付ける。 好ましい実施例では、ピストンはコレクタの凹所内に埋設されており、従って 前記加圧表面は前記凹所の底に加圧室を規定する。この方式で、加圧室は冷却及 び/または吹込み流体の供給ダクトに直接連結されることができる。ピストンの コレクタ中への一体化はまた精練装置が個々のコレクタ毎に幾つかのランスを含 むことが与える投資費用を減少する。 有利には、ピストンはピストンにより発揮される前記加圧力が前記コレクタ及 び前記ランス間の連結部の面上に作用する反力より大きくなるような方式で作ら れる。この場合、加圧力により得られる不浸透性と必要な不浸透性間の差(これ が安全限界を形成する)が冷却及び/または吹込み流体の圧力が増大するにつれ 漸次増大する。 この発明の好ましい実施例は吹込み及び冷却流体を運ぶダクトに連結されてい るコレクタに吹込みランスを連結するための装置からなり、このランスがこのラ ンスを通って延びておりかつ一端が第一連結表面中に開口する前記流体のための 第一流路を含み、前記コレクタが前記流体のための第二流路を含み、前記第二流 路の各々が前記第一流路の一つと組み合わされており、かつ前記ダクトの一つに 連結されており、かつ一端が第二連結表面中に開口しており、前記第二連結表面 が前記第一連結表面と組み合わされておりかつ前記第一と第二の組み合わされた 流路間の不浸透性連結部を形成するように締付手段を用いて前記第一連結表面に 対して押圧されることが可能となっている。前記コレクタは連結ヘッドを含み、 前記第二連結表面は前記連結ブロックの軸方向凹所内に埋設されているピストン の一体化部分であり、従って加圧表面が前記凹所の底に加圧室を規定し、このピ ストンの前記加圧表面が第二連結表面に対向している。供給ダクトが前記加圧室 に前記供給ダクトを通して供給された流体が前記加圧表面上に圧力を発揮するよ うな方式で連結されており、かくしてピストンが前記第一連結表面上に加圧力を 及ぼす。 この装置においては、連結ヘッドとランス間の連結部を不浸透性とするに必要 な押圧力の一部のみが通常の締付手段により、すなわち静的に発揮される。これ は必要最低限の不浸透性を保証する一定の基本的加圧力を作り出す。精練中に、 加圧室に連結されたダクトにより供給された流体圧、好ましくは冷却流体圧はピ ストンの加圧表面上に圧力を発揮し、結果としてピストンはランスの第一連結表 面上に加圧力を発揮する。流体に対する有効加圧表面及び冷却システムにおける 供給ダクトと返還ダクト間のヘッド損失のために、この加圧力は連結ヘッドとラ ンス間の連結部に働く反力に等しいかまたはそれより大きい。この結果二つの連 結表面を一緒に押圧する力、従って連結部の不浸透性が増大する。上述の如く、 この装置は締付手段により確立された必要最低限の不浸透性の形の安全限界を維 持しながら、流体圧の急激な変化に対して動的に補償することかつ極端な条件、 すなわち高流体圧に対して自動的に適合させることを可能とする。 この発明の好ましい実施例において、この装置は前記連結ヘッドからランスを 吊り下げるための連結手段を含む。前記連結手段は例えばフックを含み、このフ ックは前記連結ヘッド上に旋回するように取り付けられておりかつ前記ランスか ら半径方向に延びる筒耳(trunnions)と係合できるようになっている。他の実 施例では、前記連結手段は前記連結ヘッド上に旋回するように取り付けられてい る施錠棒と一緒に第一連結表面の側の前記ランス上の半径方向フランジを含み、 前記半径方向フランジは前記施錠棒のヘッドが第一連結表面と対向する前記フラ ンジの側を支えるように施錠棒を受けるように設計された半径方向切欠を有して いる。連結手段のこれらの二つの実施例はナットを締付けかつゆるめるような手 動作業の必要性を排除する。連結はより早く実行されスタッフに対する危険を一 層少なくする。施錠棒の助けによる固定は特に有利である。なぜならピストンの 行程を最低迄減少することができるからである。事実、連結されたランスを交換 するために、ランスは施錠棒のヘッドが横方向に離れるように動かされるために 前記フランジの下縁を通り過ぎるまで連結ヘッドの方向にある距離だけ動かされ ねばならない。ピストンはランスの上を押圧しているので、ピストンはまた同じ 距離だけ動かされねばならず、これはもし必要なら締付手段の作用に対抗して行 われねばならない。動かされる距離は従って例えば締付手段またはその重量の作 用に対抗してピストンを動かすためになされねばならない作業を制限するために 制限されるべきである。 締付手段は好ましくは連結ヘッドと前記ピストン間に配置されているばねを含 み、前記ばねはランスを連結ヘッドに連結する時にプレストレス(pre-stressed )される。 前記二つの連結表面の中心合わせを容易とするために、前記二つの連結表面の 一つは有利には軸方向に延びる突出した環状縁を含み、前記環状縁は前記連結表 面の他方の外径にほぼ等しい内径を持っている。 更に進めるために、この発明の好ましい実施例が図1の助けにより説明される 。図1は吹込みランスのための連結部の垂直断面を示す。連結部は冷却及び吹込 み流体(表示なし)のためのダクトに連結されている連結ヘッド2を含み、この 連結ヘッドに吹込みランス4が連結されている。ランス4は吹込みガス、例えば 酸素のための中心流路6を含み、この中心流路は共軸的に環状断面を持つ二つの 室8,10により取り囲まれている。二つの室8,10は冷却流体のための環状 断面を持つ供給流路8及び返還流路10を形成するようにランス4のノーズ部( 表示なし)の部域に連結されている。ランスは他の吹込みガスのための追加の流 路を含むことができることは注目されるべきである。これらの流路はそのときは 中心流路及び冷却回路流路の間に共軸的に設けられよう。 ランス4の連結端で、流路6,8及び10は第一連結表面12中に開口してお り、この第一連結表面は連結ヘッド2の第二連結表面14と組み合わされている 。前記第一連結表面12内で、流路6,8及び10はそのとき共軸的環状出口を 形成し、この環状出口は別個の流路の管状壁16,18及び20の環状前面によ り半径方向に分離されている。壁16,18及び20は第一連結表面12の部域 内で補強されており、それらの前面は不浸透性表面の形に作られている。 連結ヘッド2からランス4への冷却及び吹込み流体の移動を可能とするために 、第一連結表面12は第二連結表面14に対して不浸透的に押圧されねばならず かつ流路6,8及び10とそれぞれの冷却及び吹込み流体を運ぶダクト間の連結 が確立されねばならない。 これを達成するために、連結ヘッド2は有利には連結ヘッド2の凹所24内を 摺動するように軸方向に取り付けられており、かつ締付手段25の作用の下に第 一連結表面12と不浸透的な接触を確立することができるピストン22を含む。 このピストン22はランス4の方を向いた端部に第二連結表面14を持ちかつラ ンス4の流路6,8及び10に対して配置されている冷却及び吹込み流体のため の流路26,28及び30を含む。各流路26,28及び30の一端は第一連結 表面12中への流路6,8及び10の出口及び第二連結表面14中のそれぞれの 流路26,28及び30の出口が連結時に互いの上に正確に載るような方式で第 二連結表面14中に開口する。この場合、第二連結表面14内の流路26,28 及び30の出口は第一連結表面12内の流路6,8及び10の出口と類似の方式 で、別個の流路26,28及び30を分離する管状壁の環状前面により、分離さ れている。これらの環状前面はそのときまた不浸透性表面の形に作られ、かつ連 結時に第一連結表面12のそれぞれの環状前面に対して押圧される。 ピストン22の第二連結表面14をランスの第一連結表面12に対して押圧す る締付手段25は好ましくは連結ヘッド2の前面の溝の中に置かれておりピスト ンからの半径方向突起27に対して押圧するばねを含む。これらのばね25はラ ンス4の連結時にプレストレスされており、かくしてピストン22上にランス4 の方向の力を発揮する。他の如何なる締付手段もピストン22をランス4に対し て押圧するために適しているであろうことは明らかであり、例えば水力ジャッキ 、あらゆる形式のモーター等によって起動されるエンドレススクリュー、または これらの組み合わせがある。 第二連結表面14に対向するその一端に、ピストン22は加圧表面32を持ち 、これにより凹所24の底に加圧室34を規定する。例示された実施例では連結 パイプ36を介して冷却流体供給ダクトに連結されているこの加圧室34を通し て、ランス4は冷却流体を供給される。この目的のために、冷却流体供給流路2 8が加圧室34に連通するように加圧表面32中に開口している。冷却流体返還 流路30は有利にはピストンの周辺溝40及び凹所24の側壁により境界付けら れている環状室38中に開口する。この環状室38はそのとき冷却流体返還ダク ト42に連結するためのパイプに連結される。周辺溝40の軸方向寸法は排出パ イプ42の口の軸方向寸法より大きいことは注目されるべきで、かくして排出パ イプ42の口はピストンの軸方向移動中にピストンの横方向表面によりふさがれ ない。 吹込み流体流路26はピストン22の加圧表面32中に開口して管44を介し て加圧室34を通って不浸透的に延びており、管44の一端はそれが不浸透的に 前記流路26中を摺動するように埋設されており、その他端は凹所24の底を通 つて延び連結ヘッド2の頂部で外に出ており、そこで吹込み流体ダクトに連結す るためのパイプ46で終っている。管44と流路26間の連結部は管44の埋設 端周りに配置された数個のO−リング48により不浸透性とされている。同様に 、加圧室34と環状室38は例えばピストン22の周辺溝に配置されているO− リングにより不浸透性とされている。流路26のそれぞれの供給ダクトへの連結 のための実行代替方式は流路26を圧力表面32を越えて延ばし、加圧室34を 貫通して凹所24の底の孔を通して延ばし、連結ヘッド2の頂部で外に出すこと である。この場合、流路26は凹所の底の孔を通して軸方向に摺動させて不浸透 的に案内される。連結ヘッド2の外側で、流路26はそのとき柔軟な伸縮継手を 介して吹込みガス供給ダクトに連結されることができ、この伸縮継手が不浸透性 の連結を作り出すことを可能とし、かつ流路26の軸方向移動に適合させること ができる。 この連結装置にランス4を連結するために、ランスを連結ヘッド2の連結表面 14の下にランスの連結表面12配置させるブリッジまたはそのための取扱いシ ステムによりランスは運ばれ、かくしてランス4と連結ヘッド2の軸は整合させ られる。ピストン22の重量または締付手段25のいずれかの作用の下に、ピス トン22と第二連結表面14はこの時連結ヘッド2に関してそれらの最下方の位 置に位置している。ランス4はそれから二つの連結表面12と14が接触するま で上昇させられる。二つの連結表面12と14の中心合わせを容易とするために 、二つの表面の一つ(図1では第一連結表面12)が軸方向に延びかつ前記連結 表面の他方14の外径にほぼ等しい内径を持つ環状縁48を含む。 二つの連結表面間の接触を確立した後、ランス4は更に上昇させられピストン 22はばね25の作用に抗して動かされる。コレクタ及びその周辺装置の重量が ここで反力として作用し、従ってばね25はこの重量にほぼ等しい力によってプ レストレスされることは注目されるべきである。ランス4はそれから連結ヘッド 2の両側に取り付けられかつランス4の半径方向フランジ54の二つの切欠52 によって受けられた二つの施錠棒50により有利に結合され、かくして施錠棒5 0のヘッド56はフランジ54の下面に対して押圧する。ランス4を取り外すこ とを可能とするために、施錠棒50は連結ヘッド2に旋回可能に取り付けられて おり、従ってそれらのヘッド56は横向きに(図に示される如く)離れる方向に 動かされることができる。 この方式で、“基本的”連結、すなわち冷却流体の供給開始のために必要な最 低限の不浸透性を持つ連結、はばね25の作用の下に達成される。冷却流体が供 給されている間は、冷却流体の圧力がピストン22の加圧表面32上に圧力を発 揮し、従ってピストン22はランス4の第一連結表面12上に加圧力を発揮する 。ピストン22は、流体に対する有効加圧表面及び供給ダクトと返還ダクト間の 冷却システムのヘッド損失のために、ピストンによって発揮される加圧力が連結 ヘッドとランス間の連結部に及ぼされる反力より大きいかまたは等しくなるよう な寸法であるべきことは当業者には明らかであろう。この場合、結果として二つ の連結表面を一緒に押圧する力が増加し、従って連結の不浸透性が増加する。こ の装置はかくして流体圧力の急激な変化に対して動的に補償することそして極端 な条件に自動的に適合させることを可能とする。 更に、ピストンは冷却流体の圧力に対する如く吹込みガスの圧力に対しても同 等にうまく対応させることができることは指摘されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN (72)発明者 フリエ,ダニエル ベルギー,ベ―6700 アルロン,ル ド リューロプ,11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 吹込みランスをコレクタに連結するための装置において、コレクタ(2) とランス(4)間の不浸透性連結部のために必要な力が冷却流体及び/または吹 込み流体によって発揮されることを特徴とする連結装置。 2. 前記冷却流体及び/または吹込み流体が加圧表面(32)を介してコレク タ(2)とランス(4)間の連結部に作用することを特徴とする請求の範囲1に 記載の連結装置。 3. 加圧表面(32)が加圧力を前記連結部に伝達するピストン(22)の一 体化部分であることを特徴とする請求の範囲2に記載の連結装置。 4. ランス(4)が第一連結表面(12)を持つこと、コレクタ(2)が第二 連結表面(14)を持つこと、及び二つの連結表面の一つ(12または14)が 前記ピストン(22)の一体化部分であることを特徴とする請求の範囲3に記載 の連結装置。 5. ピストン(22)がコレクタの凹所(24)内に埋設されており、従って 前記加圧表面(32)が前記凹所(24)の底に加圧室(34)を規定すること を特徴とする請求の範囲3または4に記載の連結装置。 6. ピストン(22)が前記ピストン(22)により発揮される前記加圧力が 前記コレクタ(2)とランス(4)間の連結部の面上に作用する反力より大きく なるような方式で作られていることを特徴とする請求の範囲3から5の一つに記 載の装置。 7. 吹込み及び冷却流体を運ぶダクトに連結されているコレクタに吹込みラン スを連結するための装置であって、ランス(4)が前記ランス(4)を通って延 びておりかつ一端が第一連結表面(12)中に開口する前記流体のための第一流 路(6,8,10)を含み、コレクタが前記流体のための第二流路(26,28 ,30)を含み、前記第二流路(26,28,30)の各々が前記第一流路(6 ,8,10)の一つと組み合わされており、かつ前記ダクトの一つに連結されて おり、かつ一端が第二連結表面(14)中に開口しており、前記第二連結表面( 14)が前記第一連結表面(12)と組み合わされておりかつ前記第一(6,8 ,10)と第二(26,28,30)の組み合わされた流路間の不浸透性連結部 を形成するように締付手段(25)を用いて第一連結表面に対して押圧されるこ とが可能となっているものにおいて、前記コレクタが連結ヘッド(2)を含むこ と、第二連結表面(14)が前記連結ヘッド(2)内の軸方向凹所(24)内に 埋設されているピストン(22)の一体化部分であり従って加圧表面(32)が 前記凹所(24)の底に加圧室(34)を規定する(ただしピストン(22)の 前記加圧表面(32)は第二連結表面(14)に対向している)こと、及び供給 ダクトを通して供給された流体が前記加圧表面(32)上に圧力を発揮するよう な方式で前記加圧室(34)に供給ダクトが連結されており、従ってピストン( 22)が前記第一連結表面(12)上に加圧力を発揮することを特徴とする装置 。 8. ランス(4)を前記連結ヘッド(2)から吊り下げるための連結手段を特 徴とする請求の範囲7に記載の装置。 9. 連結手段がフックを含み、このフックが前記連結ヘッド上に旋回するよう に取り付けられており、かつ前記ランス(4)から半径方向に延びる筒耳と係合 することができることを特徴とする請求の範囲8に記載の装置。 10.連結手段が前記連結ヘッド(2)上に旋回するように取り付けられている 施錠棒(50)と第一連結表面(12)の側の前記ランス(4)上の半径方向フ ランジ(54)を含み、前記半径方向フランジ(54)bS前記施錠棒(50) のヘッド(56)が第一連結表面(12)に対向している前記フランジ(54) の側を支えるように施錠棒(50)を受けるように設計された半径方向切欠(5 2)を持つことを特徴とする請求の範囲8に記載の装置。 11.前記締付手段(25)が連結ヘッド(2)と前記ピストン(22)間に配 置されているばねを含み、前記ばねがランス(4)を連結ヘッド(2)に連結す るときにプレストレスされることを特徴とする請求の範囲7から10の一つに記 載の装置。 12.前記二つの連結表面の一つ(12または14)が軸方向に延びる突出する 環状縁(48)を含み、前記環状縁(48)が前記連結表面の他方(14または 12)の外径にほぼ等しい内径を持つことを特徴とする請求の範囲7から11の 一つに記載の装置。
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