JP2000516622A - 交差防御的ウマヘルペスウイルス製剤並びにそれらの製造及び使用方法 - Google Patents

交差防御的ウマヘルペスウイルス製剤並びにそれらの製造及び使用方法

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Abstract

(57)【要約】 本明細書に開示されるものはEHV−1及びEHV−4と関係する疾病に対して防御を与えるEHV−1ワクチン並びにその製造及び使用方法である。

Description

【発明の詳細な説明】 交差防御的ウマヘルペスウイルス製剤並びにそれらの製造及び使用方法 本発明はウマヘルペスウイルス1型により引き起こされる流産及び呼吸器疾患 並びにウマヘルペスウイルス4型により引き起こされる呼吸器疾患を防ぐウマヘ ルペスウイルス製剤の発見に関する。より具体的には、本発明は有効なワクチン 並びにその製造及び使用方法に関する。 発明の背景 ウマの流産及びウマの鼻肺炎はウマヘルペスウイルス1(EHV−1)及び2 型に起因すると一般的に認められる疾病である。ウマヘルペスウイルス2型は分 子構造がEHV−1と著しく異なると決定されているので現在EHV−4と呼ば れる。EHV−1は主に呼吸器疾患を引き起こす原因である。若いウマにおいて EHVのいずれかのサブタイプにより引き起こされる呼吸器疾患に伴う経済的損 失は、競技会で走ることができないかまたは走る能力が損なわれる結果生じる。 妊娠している雌馬の感染の結果生じる経済的損失は流産に起因する。中枢神経系 症候群もEHV−1と関係しており、そのような疾病は上行性麻痺から完全麻痺 まで、そしてある場合には死に進行する。 EHV−1とEHV−4の間の相同性の欠如のために、サブタイプEHV−1 及びEHV−4の両方を含んだウマヘルペスウイルスワクチンのみが流産及び様 々な型の呼吸器疾患を防ぐことが提示されている。実際、米国特許第4,083 ,958号はEHV−1により引き起こされる流産及び呼吸器疾患のみを防ぐウ マヘルペスウイルスワクチンを記述 している。EHV−4により引き起こされる呼吸器疾患を防ぐことは特許請求し ていない。米国特許第5,084,271号は、生または不活化されたものであ ろうとEHV−1に子馬をさらすとEHV−1のみに対する抗体反応を生じるこ とを記述している。子馬をEHV−4にさらすとEHV−1及びEHV−4の両 方に対する血清学的反応を生じる。しかしながら、攻撃に対する実際の防御は示 されなかった。後者の特許は有効なワクチンがEHV−4のみまたはEHV−1 とEHV−4の組み合わせを含まなければならないことを請求している。従って 、一価のEHV−1ワクチンはEHV−1及びEHV−4呼吸器症候群並びにE HV−1により引き起こされる流産を防ぐと予想されない。 発明の要約 本発明はEHV−1及びEHV−4に対する防御免疫反応を誘導するための抗 原の調製に有用な本明細書においてAB69と命名されるウマヘルペスウイルス サブタイプ1(EHV−1)株またはその同等物を包含する。また本発明により 包含されるものは、幼い子馬、成長した馬または妊娠している雌馬のいずれかに ワクチン接種してEHV−1またはEHV−4のいずれかにより引き起こされる 呼吸器疾患からの防御を与え、そしてまたEHV−1による流産からの防御も与 えるために用いることができる、AB69を含有する1価のワクチンのような製 剤である。 本発明によりさらに包含されるものは馬を防御するための製剤の製造及び使用 方法である。本発明のワクチン製剤はEHV−1により引き起こされる中枢神経 系疾患の発症からの防御も与えることができると予想される。 本発明の態様として、本発明は以下により完全に記述されるように、 AB69株またはその同等物を連続細胞培養で増殖させ、ウイルス上清から細胞 残渣を除くことにより採取及び精製し、濃縮し、化学的に不活化し、そして抗原 性を増強する(adjuvanting)ことによりそのような一価のEHV− 1ワクチンを製造する方法を包含する。 発明の詳細な説明 上に記述したように、本発明はワクチンのような製剤にして馬に非経口投与し た場合に、EHV−1及びEHV−4と関係する疾病からの全ての馬の防御を与 えるEHV−1ウイルスに関する。より具体的には、開示されるEHV−1ワク チンは妊娠している雌馬に対してEHV−1により引き起こされる流産からの防 御を与え、EHV−1またはEHV−4のいずれかにより引き起こされる呼吸器 疾患から馬を防御し、そしてEHV−1により引き起こされる中枢神経系疾患の 発症を減らす。このワクチンの調製のための有用なEHV−1ウイルス株は、攻 撃研究中に流産した胎児の感染した肺組織から単離された。AB69と命名され たこの単離物は受託番号 としてATCCに寄託されている。ウイルスをウ マ皮膚細胞系で2回培養して親種を樹立した。EHV−1及びEHV−4に対す る防御を与えるために免疫原として十分であるために十分な量(抗原質量)を生 じるために十分なレベルまでウイルスを効果的に複製する感染しやすい細胞系で ウイルスを増やることができる。以下のものはウイルスを複製し、そしてそれで ワクチンを製造する方法の限定されないが例示的な説明である。 この方法は1)感染しやすい細胞系をEHV−1で感染させ;2)該EHV− 1ウイルスを著しい細胞変性効果(CPE)が生じるまで増殖支持培地中で増殖 させ;3)該EHV−1ウイルス、死細胞、細胞残渣 及び感染細胞を含有する該増殖支持培地を採取して採取材料を生成し;4)該採 取材料を適当な不活化剤で不活化し;そして5)該不活化された採取材料の抗原 性を増強する工程を含んでなる。感染しやすい細胞系は好ましくはウマ起源のも のであり、より好ましくはウマ皮膚細胞系、ウマ腎臓細胞系またはウマ胎児肺細 胞系である。EHV−1株を高い力価まで増やすためにこの細胞系を用いる。細 胞の迅速な増殖を補助するあらゆる培地及び血清を用いてルー瓶、ローラー瓶中 または懸濁培養としてバイオリアクター中または微小担体ビーズ上で細胞系を増 やすことができる。好ましい培地はグルタミン及び非必須アミノ酸を添加したE arle’sまたはHank’s最小必須培地(それぞれ、MEME及びMEM H)である。細胞増殖のための好ましい血清はウマ胎仔、ウシ胎仔または仔牛血 清である。細胞系を融合するまで増やし、次に1ミリリットルの培地当たりウイ ルスの最大の感染性ウイルス粒子収量を生じることが示された感染多重度(MO I)でEHV−1ウイルスで感染させる。好ましくは、このMOIは0.000 1ないし1.0の間である。細胞が著しい細胞変性効果(CPE)を示すまで感 染した細胞系を増殖させる。著しいCPEは微小担体ビーズの増殖容器の表面の 徐々に失われる死細胞により顕微鏡で視覚化されるような、細胞の>80%破壊 として定義される。感染細胞、死細胞、細胞残渣及びEHV−1を含有する培地 を増殖させた容器からそれを取り出すことにより採取し、それをタンクまたは袋 のような保持容器へ移す。この採取材料を濾過または遠心分離により精製して細 胞及び細胞残渣を除き、その後、上清液を限外濾過、超遠心またはカラムクロマ トグラフィーにより濃縮する。ウイルスの抗原性を維持するあらゆる不活化剤の 添加により濃縮液を不活化す る。好ましい不活化剤はベータプロピオラクトン、ホルマリンまたは二成分(b inary)エチレンイミンである。チメロサールのような防腐剤を不活化され た液に添加することができる。不活化後、不活化された材料の抗原性を増強する 。カーボポル(Carbopol)934PR(商標)、ハブロゲンR(Havlo genR)(商標)、ポリゲンTM(PolygenTM)(商標)、ブロック共重 合体、重合体、油、水酸化アルミニウム及びリン酸アルミニウムのようなアルミ ニウム塩、サイトカイン及び免疫調節剤並びにそれらの組み合わせを初めとする がそれらに限定されないあらゆる数のアジュバントを用いることができる。抗原 性の増強後に、抗原安定性を向上するためにグリセロール/EDTAのような安 定剤を添加することができる。 当業者により理解されるように、いったんウイルスを上記のように増殖するこ とができると、ウイルスからの抽出のような当該技術分野で知られている方法に よりサブユニットを初めとするその誘導体を得ることができる。さらに、組み換 え技術を用いて防御抗原を分子レベルで同定し、再生産し、発現させることがで きる。 他に特定されない限り全ての割合及びパーセンテージが重量で示される以下の 実施例により本発明をさらに例示するが、それにより限定するものではない。 実施例 実施例1 MEME+10%仔牛胎児血清を用いて1750cm2のローラー瓶中で約9 0%の融合までウマ皮膚細胞系を増やした。融合した細胞にAB69と命名した EHV−1株を感染させ、非必須アミノ酸、グルタミ ン、ネオマイシン硫酸塩及び(ポリミキシンB(PolymyxinB))を含有 する(MEME)中に移した。感染した細胞培養物を37℃で3ないし6日間ま たは90−95%のCPEまでインキュベートし、その後、細胞及び液を無菌的 に単一容器中に採取した。次に、5μフィルターを通した濾過により採取物を清 澄化し、100,000MWカートリッジを通した限外濾過を用いて5倍に濃縮 した。pHを8.0ないし8.3の間に調整し、ベータプロピオラクトンを0. 05ないし0.15%の間の最終濃度まで添加し、そして10N NaOHでp Hを6.8ないし7.2の間に制御しながら37℃で3ないし6時間インキュベ ートすることにより濃縮された液を不活化した。後者のインキュベーション期間 によりベータプロピオラクトンは加水分解された。不活化を完了した後、ハブロ ゲンRの添加により液の抗原性を増強し、チメロサールを防腐剤として添加して ワクチン製造を完了した。この方法により製造されたワクチンをEHV−1 M HD 91−001と称した。 EHV−1 MHD 91−001ワクチンがEHV−1呼吸器疾患及びウマ ヘルペスウイルスにより引き起こされる流産から妊娠している雌馬を防御するこ とができるかどうかを決定するためにワクチン接種/攻撃研究を実施した。この 研究中に、妊娠第二期(平均は妊娠5カ月であった)の45匹の雌馬を2群に分 けた。22匹の妊娠している雌馬を含む片方の群は非ワクチン接種コントロール と称した。23匹の雌馬のもう片方の群には妊娠5カ月、7カ月及び9カ月中に 2.0mLのEHV−1 MHD91−001をワクチン接種した。1匹の雌馬 は滑って背骨を折った結果攻撃後に死亡したので、呼吸器攻撃にはワクチン接種 群は22匹の雌馬を含んだ。流産攻撃にはワクチン接種群は攻撃期間の終わ りまでに19匹のみの妊娠している雌馬を含んだ(1匹の雌馬は研究の初期に流 産し、1匹の雌馬は滑って背骨を折った結果攻撃後に死亡し、そして試験の開始 時に妊娠していないと分かった2匹の母馬はワクチン接種の第一日目にワクチン 接種群に無作為に割り当てられた)。 (呼吸器攻撃のためには妊娠していない雌馬をなお用いることができたので妊 娠していようとなかろうと)全ての雌馬を攻撃した。攻撃前に、Bayer C orporationから入手可能なRompunR(商標)を母親に投与した 。次に、各雌馬を約105.0TCID50の投与量比率で初期培養AB69で攻撃 した。ウイルスを肺中へ押しやる細かいエアロゾルを生じる噴霧器を利用して鼻 内にこの攻撃を与えた。攻撃ウイルス及び方法は以前の攻撃滴定研究で妊娠して いる雌馬に流産及び呼吸器疾患を生じることが示されていた。 攻撃後、全ての雌馬を囲いをした畜舎中に入れ、そこで呼吸器疾患及び流産の 徴候に関してそれらを観察することができた。呼吸器疾患からの防御を測定する ために、攻撃後、11日間雌馬を観察し、毎日サンプルを抽出した。全ての雌馬 の攻撃後の毎日の観察は、鼻汁(滲出液)及び高い直腸体温を初めとする呼吸器 疾患の臨床徴候の評価及び評点を含んだ。さらに、血液サンプルを毎日採取した 。白血球数を測定し、毎日の血液サンプルから分離したバッフィコートからウイ ルス単離を試みた。また、各試験日に各雌馬の鼻孔をふき取り、そしてスワブを 後のウイルス単離のために輸送(transport)培地中に入れた。流産か らの防御を測定するために、全ての生きている子馬、死亡した子馬及び流産した 胎児をEHV−1感染の徴候に関して分析した。血液サンプル及び検死組織サン プルをウイルス単離を試みるために集めた。呼吸器評価 の結果を表1a、1b及び1cに示す。流産評価の結果を表2に示す。 表1aに示されるように、非ワクチン接種コントロールの雌馬と比較した場合 にワクチン接種を受けた雌馬は、鼻滲出液からのウイルス放出(sheddin g)の96.1%の減少を示した。EHV−1エアロゾル攻撃接種後に、ワクチ ン接種を受けた雌馬から集められた鼻のスワブからは単離を試みた242のうち 2個のみ(9.826%)でEHV−1ウイルスが回収され、一方、非ワクチン 接種コントロールの雌馬から集められたスワブの242のうち51個(21.0 7%)からEHV−1ウイルスが回収された。 表1bに示されるように、攻撃後の観察2日目に、ワクチン接種を受けた雌馬 の攻撃後の体温反応はコントロールの雌馬のものより著しく少なかった。この日 に、ワクチン接種を受けた雌馬は全て正常な直腸体温(98.0−100.9℃ )を示し、非ワクチン接種コントロールの雌馬の22匹のうち13匹(59.0 9%)が高い直腸体温(101℃またはそれより高い)を示した。 非ワクチン接種コントロールの雌馬におけるEHV−1呼吸器疾患の重さは、 それらの攻撃後の鼻滲出液評点によりさらに示された。表1cに記述されるよう に、4より大きいかまたは4に等しい個体の毎日の鼻滲出液評点は呼吸器疾患の 重大なレベルを示している。ワクチン接種を受けた雌馬22匹のうち2匹(9. 09%)及び非ワクチン接種コントロールの雌馬22匹のうち9匹(40.09 %)がこのレベルの疾病を生じた。コントロールの雌馬と比較した場合のワクチ ン接種を受けた雌馬における呼吸器疾患の差は統計的に有意である(p<0.0 3)。 非ワクチン接種コントロールの雌馬におけるEHV−1呼吸器疾患の 重さはそれらの攻撃後の白血球数(WBC)に示される傾向によりさらに示され 、これは示されない。攻撃後2日目ないし5日目の間に、非ワクチン接種コント ロールの雌馬はワクチン接種を受けた雌馬よりそれらの平均WBCのより顕著な 低下を示した。 要約すると、EHV−1株のみを含有するEHV−1 1価ワクチンは攻撃後 に非ワクチン接種コントロールの雌馬と比較した場合にEHV−1により誘導さ れる呼吸器疾患からの著しい防御を示した。 呼吸器観察を完了した後、攻撃後の流産に関する観察を続けた。先に記述した ように、畜舎当たり2匹の雌馬で畜舎中に雌馬を無作為に入れた。畜舎の相手の 選択は適合性に基づいた。出産のあらゆる徴候に関して雌馬を毎日午前及び午後 に観察した。雌馬が生きているかもしくは死亡した子馬を出産し、そして/また は胎児を流産する度に、以下の手続きを開始した。 1) 出産中の雌馬が難産である場合には農場の獣医が分娩を補助した。 研究中の1匹の雌馬が補助を必要とした。 2) 生きている子馬−生きている子馬の発見時には、バッフィコートウイルス 単離研究及び必要な場合、EHV−1による新生児死亡の場合の血清学的研究の ために血液サンプルをすぐに採取した。 3) 流産した胎児及び死亡した子馬−自己分解を防ぐために、全ての流産した 胎児及び死亡した子馬をすぐに検死室冷蔵庫中に入れた。全ての検死は農場の獣 医及び本プロジェクトの任務についている研究スタッフにより実施された。全て の検死は以下のことを含んだ:a)総体的な病理の証拠に関する子馬の器官の視 覚による観察、b)血清学的及びウイルス単離研究のための血液サンプルの採取 ;及びc)胸腺、肺、心臓、肝臓、腎臓及び脾臓からの組織サンプルの採取で、 それらを組織病理学的研究のためには10%緩衝ホルマリンまたはウイルス単離 のためには5X濃度のネオマイシン及びポリマイシンBを含有するMEMEのい ずれかを含む個々の容器中に入れた。 雌馬の出産の要約を表2a及び2bに示す。表2a及び2bはワクチン接種及 び非ワクチン接種の各々の妊娠している雌馬からの以下の情報を含む:(1)雌 馬の番号;(2)雌馬の暦の出産日;(3)出産が起 こった攻撃後の日にち;(4)各試験雌馬が体験した分娩の様式;(5)出産時 の子馬の健康状態;並びに(6)胎児の死亡の可能性のある原因及び/または新 生児の死亡の一因となる感染性ウイルス。表の下に、各試験群の攻撃後の出産の 日にちの範囲及び平均を挙げる。 84.21%に相当するワクチン接種を受けた妊娠している雌馬19匹のうち 16匹はEHV−1攻撃後に正常な健康な子馬を出産した。1匹のワクチン接種 を受けた妊娠している雌馬は背横位の出産予定日間近の子馬の分娩を試みる間に 問題があった。胎児は機械的補助分娩中に死亡した。この異常分娩の新生児はウ イルス単離研究でEHV−1攻撃ウイルスに関して培養陰性であると分かった。 この子馬の死亡はワクチンにもEHV−1攻撃ウイルスにもよらなかった。ワク チン接種を受けた雌馬からの2匹の胎児が攻撃後にEHV−1ウイルスに関して 陽性であると分かった。非ワクチン接種コントロールの雌馬では、22匹のうち 15匹(68.20%)が正常な健康な子馬を出産した。全ての15匹の正常な 子馬はEHV−1攻撃ウイルスなしに培養された。しかしながら、非ワクチン接 種コントロール群の全ての7匹の流産または死亡した新生児の組織からEHV− 1ウイルスが単離された。従って、ワクチン接種を受けたものは非ワクチン接種 コントロールの雌馬と比較した場合にEHV−1に感染した胎児及び新生児の発 生の67%の減少を示した。これはEHV−1 1価ワクチンの効能が妊娠して いる雌馬の流産からの防御に関係したことを明確に示す。 これにより1価のEHV−1ワクチンが非ワクチン接種コントロールの雌馬と 比較した場合にワクチン接種を受けた雌馬においてEHV−1により引き起こさ れる呼吸器疾患の減少をもたらすことが示された。さ らに、1価のEHV−1ワクチンは攻撃ウイルスとしてEHV−1を用いるワク チン接種/攻撃研究において非ワクチン接種コントロールの妊娠している雌馬と 比較した場合にワクチン接種を受けた妊娠している雌馬からの流産または新生児 の死亡の減少をもたらした。出産の攻撃後の平均の日にちは58日であり、その範囲は16から87 日までである。EHV−1による流産/死亡は2/19または10.5%であっ た。 正常な子馬:16/19(84.2%)出産の攻撃後の平均の日にちは56日であり、その範囲は20から83日までで ある。EHV−1による流産/死亡は7/22(31.8%)であった。 正常な子馬:15/22(68.2%) 実施例2 実施例1に記述したシリーズ(serial)EHV−1 MHD91−00 1をEHV−4により引き起こされる呼吸器疾患から幼い血清陰性の離乳馬(w eanlings)を防御するその能力に関してワクチン接種/攻撃研究で試験 した。20匹のEHV−1及びEHV−4血清陰性の生来の離乳馬をこの研究に 用いた。全ての馬は出産され、隔離して収容され、従って、以前にEHV−4ま たはEHV−1のいずれにもさらされていなかった。1回目のワクチン接種の1 カ月前及び1回目のワクチン接種の日に、離乳馬の全てから血液を抜き取って全 てが血清陰性であることを確かめた。10匹の離乳馬に1mlの投与量のEHV −1 1価ワクチンEHV−1MHD91−001を接種した。1回目のワクチ ン接種の28日後に1mlのブースター投与量をワクチン接種を受けた離乳馬に 投与した。ブースター後14日目に全ての離乳馬をT446と命名された異種起 源のEHV−4株で攻撃した。全ての離乳馬をEHV−4呼吸器疾患の臨床徴候 に関して攻撃後11日間観察した。各離乳馬を先に記述した噴霧器を用いて104.0 TCID50のEHV−4ウイルスで鼻内に攻撃した。 呼吸器疾患の臨床徴候は鼻滲出液及び高い体温の観察により示された。観察の 一貫性を保つために一人の人間により鼻滲出液を毎日評点した。疾病の重さに基 づいて0ないし6の評点尺度を設けた。4またはそれよ り大きい評点を重大な呼吸器疾患を示すと決定した。さらに、WBC数及び血清 学的力価反応の評価のために血液サンプルを採取し、そしてウイルス単離のため に鼻のスワブサンプルを取った。 ウイルス単離及び鼻滲出液結果を表3a及び3bに示し、血清学的結果を表4 に挙げる。体温反応は白血球数と同様に著しかった。これはEHV−4と関係す る呼吸器疾患にとって珍しくはない。 鼻のスワブからのウイルス単離により測定されるウイルス放出において差があ った(図3a)。6.7の平均数の非ワクチン接種コントロールは11日の攻撃 後の期間にわたってそれらの鼻滲出液中にウイルスを放出し、一方、3.4の平 均数のワクチン接種を受けたものがウイルスを放出した。これはウイルス放出の 52%の減少であった。 ワクチン接種を受けたものと非ワクチン接種コントロールの間の鼻滲出液評点 の差は統計的に有意であった(図3b)。非ワクチン接種コントロール動物の8 0%が重い呼吸器疾患を表す鼻滲出液評点>4を示し、一方、ワクチン接種を受 けた動物の20%のみが鼻滲出液評点>4を示した。これはワクチン接種を受け たものにおける呼吸器疾患の75%の減少を表す。なおさらに重要であるのは、 ワクチン接種を受けたものが2日のみの鼻滲出液評点>4を示し、一方、非ワク チン接種コントロールが10日の鼻滲出液評点>4を示したことである。 表4にワクチン接種後、ブースターの日、攻撃の日及び攻撃の14日後の離乳 馬の血清学的反応(血清中和力価)を示す。攻撃前にEHV−4またはEHV− 1のいずれにも前以てさらされなかった証拠として、非ワクチン接種コントロー ルは両方のウイルスサブタイプに対して血清陰性のままであった。全ての離乳馬 は攻撃後にEHV−4に対して陽性 の血清学的力価を示した。他の科学者等による報告と異なり、1匹を除く全ての ワクチン接種を受けた離乳馬は1回目及び2回目目のいずれかのワクチン接種の 結果としてEHV−1及びEHV−4の両方の血清中和力価を生じた。これによ りこのEHV−1 1価ワクチンがEHV−1及びEHV−4の両方に対する血 清学的反応を起こすことに有効であることが確かめられる。 攻撃接種後14日目のEHV−1及びEHV−4血清中和力価の全般的な減少 は、EHV−4攻撃ウイルスが1価EHV−1ワクチンにより生じたEHV−1 及びEHV−4抗体の両方を中和していることを示唆する。 要約すると、本発明の1価EHV−1ワクチンがEHV−4呼吸器攻撃に対す る防御を引き起こし、そしてEHV−1またはEHV−4のいずれのサブタイプ にも以前にさらされなかった離乳馬においてこれらの両方のウイルスに対する血 清学的反応を生じることが示された。 本発明はこのように記述されるが、それが多様に変えられる可能性があること は明らかである。そのような変形は本発明の意図及び範囲からの逸脱とみなされ るものではなく、そして全てのそのような変更は以下の請求の範囲の範囲内に含 まれると考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU (72)発明者 ムーア,ボビイ・オー アメリカ合衆国カンザス州66204メリア ム・エビイドライブ7261ナンバー204

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. EHV−1及びEHV−4と関係する疾病に対する防御を与える1価の EHV−1ワクチン。 2. EHV−1、EHV−4及びそれらの組み合わせの両方により引き起こ される呼吸器疾患に対する防御を与える請求の範囲1のワクチン。 3. AB69と命名されたEHV−1株または同等な株を含んでなる請求の 範囲1のワクチン。 4. a.感染しやすい細胞系をEHV−1ウイルスで感染させ; b.著しいCPEが生じるまで該EHV−1ウイルスを増殖支持培地中 で増殖させ; c.該EHV−1ウイルス、死細胞、細胞残渣及び感染細胞を含有する 該増殖支持培地を採取して採取材料を生成し; d.該採取材料を適当な不活化剤で不活化し;そして e.該不活化された採取材料の抗原性を増強する 工程を含んでなる請求の範囲1のワクチンの製造方法。 5. 該細胞系がウマ細胞系である請求の範囲4の方法。 6. 該ウマ細胞系がウマ皮膚細胞系、ウマ腎臓細胞系及びウマ胎児肺細胞系 よりなる群から選択される請求の範囲5の方法。 7. 不活化剤がベータプロピオラクトン、ホルマリン及び2成分エチレンイ ミンよりなる群から選択される請求の範囲4の方法。 8. アジュバントがハブロゲンR(HavlogenR)、カーボポル934 PR(Carbopol 934PR)、ポリゲンTM(PolygenTM)、ブロ ック共重合体、重合体、油、アルミニウム塩、サイト カイン、免疫調節剤及びそれらの組み合わせよりなる群から選択される請求の範 囲4の方法。 9. 安定剤がワクチンに添加される請求の範囲4の方法。 10. 不活化する前に該採取材料が精製される請求の範囲4の方法。 11. 該精製が濾過、限外濾過、カラムクロマトグラフィーまたはそれらの 組み合わせを含んでなる請求の範囲10の方法。 12. 不活化する前に該採取材料が濃縮される請求の範囲4の方法。 13. 請求の範囲1に記載されたワクチンをウマに投与することを含んでな る、EHV−1、EHV−4またはそれらの組み合わせと関係する疾病に対する ウマの防御方法。 14. 請求の範囲3に記載されたワクチンをウマに投与することを含んでな る、EHV−1、EHV−4またはそれらの組み合わせと関係する疾病に対する ウマの防御方法。
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