JP2000516500A - 目の特徴を虚像を用いて測定する方法及び装置 - Google Patents

目の特徴を虚像を用いて測定する方法及び装置

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ジィエックス コーポレーション
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/107Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for determining the shape or measuring the curvature of the cornea

Abstract

(57)【要約】 角膜(140)のトポグラフィーを評価する技術を開示する。同技術はケラトスコープパターンの虚像を使用する。開示するトポグラフィーシステムはケラトスコープパターン(5)または他の診断パターンを形成するための構造光源(110)と、形成されたパターンを角膜上または角膜の背後にフォーカスし、患者の目から反射された像を捕獲し、さらに処理するために反射像をイメージング・システム(150,195)へ反射する光学アセンブリ(130)とを含む。光源(110)から放射された光線は患者の不快感を最小限に抑制すべく可視光線範囲でないことが好ましい。トポグラフィーは投射された虚像を用いて評価されるため、鼻または眼窩の影は存在しない。これによって、更に優れた角膜適用範囲の実現が可能である。光学システムは正常な角膜(140)の中心に近い開口ストップ(190)を有する。従って、イメージシステム(150,195)に到達する反射光線が角膜(140)の中心にその起源を有するように見えるため、広い角度での捕獲が実現される。診断パターンイルミネーションから独立して実施され、これによって虹彩検出を促進する虹彩検出機構を開示する。別の実施形態において、診断パターンは診断能力を提供する可変光線パターンジェネレータを使用して形成される。開示するトポグラフィーシステムは視野測定装置、即ち、ペリメータとして使用すべく構造を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】 目の特徴を虚像を用いて測定する方法及び装置 関連出願の引照 本願は1996年8月12日に出願された“目の特徴を虚像を用いて測定する 方法及び装置”と称される米国特許出願第08/695,616号の一部継続出 願であり、本明細書中に引用して組み込まれる。 発明の分野 本発明は目の角膜の曲率または形状を評価するための装置、より詳細には、角 膜の術前または術後測定、コンタクトレンズの装着及び角膜疾患の診断を補助す る角膜測定装置に関する。 発明の背景 目の前部表面である角膜は目の主要屈折面を提供し、かつ優れた視覚の実現に 重要な役割を果たす。最近、近視、遠視及び乱視などの視覚欠陥を補正する、多 数の角膜手術技術が開発されている。この種の手術技術を補助する、角膜のトポ グラフィー、即ち、形状または曲率を評価する多数の装置が提案または開発され ている。更に、この種の角膜トポグラフィー技術はコンタクトレンズの装着と、 円錐角膜及び他の拡張症などの角膜の病理学的状態の診断及び処置とにも効果的 である。例えば、屈折誤差を補正する角膜手術技術の実施前に、潜在性円錐角膜 の可能性を除外するために、患者を角膜トポグラフィー装置を用いて検査するこ とが好ましい。 角膜トポグラフィーは図1に示すケラトスコープパターン5として知られる一 群の同心光線リングを使用して一般的に測定される。図2に示す一般的な実施形 態では、ケラトスコープパターン5は複数の照明同心リングからなるケラトスコ ープターゲット10によって形成され、前記の複数の照明同心リングは患者の目 15の角膜上へ照射する光線を放射する。光線12、20は患者の角膜15から 反射され、光線20の一部は対物レンズ25へ入射し、かつビデオカメラなどの イメージングシステム30上へフォーカスされる。イメージングシステム30上 で捕捉された像内の歪みを同定し、患者の角膜内の変形を算出すべく、同捕捉さ れた像を格納された基準パターンまたは他の既知情報と比較するためにコンピュ ータ35は使用される。 従来の角膜トポグラフィー装置は大きな成果を果たしているが、この種の装置 は多数の制限を問題点として有している。これらの制限を解決できた場合、装置 の精度及び有用性を大幅に改善できる。特に、トポグラフィー装置の従来のデザ インは大きなケラトスコープターゲットを有しており、同ターゲットは従来の装 置のサイズを大きくしている。しかし、空間が不足する手術室または医師のオフ ィスでは、トポグラフィー装置のサイズを最小限に抑制することが望ましい。 更に、図2に示すデザインに代表される市販のトポグラフィー装置は角膜の比 較的狭い領域のトポグラフィーを一般的に測定する。例えば、図2に示すデザイ ンでは、光線ビームは大きく平坦なバックライト付きケラトスコープターゲット 10から照射され、次いで角膜15から反射される。その後、角膜15から反射 された光線20の一部はケラトスコープターゲット10の中心に位置する小さな 対物レンズ25によってCCDチップなどのイメージングシステム30上へフォ ーカスされる。しかし、角膜15の周辺部から反射された別の光線12は対物レ ンズ25へ入射しないため、像をイメージングシステム30上で形成しない。従 って、この種の従来の装置は周辺角膜を測定できない。 この問題を解決すべく、従来の装置はケラトスコープターゲット10’を図3 に示すような周辺角膜を取り囲む円筒形または円錐形にデザインすることによっ て角膜15の周辺部から反射された光線を捕捉することを試みている。これによ り、円筒形または円錐形のケラトスコープターゲット10’によって照射された 光線は照明リングのパターン5を形成し、同パターン5は角膜15から反射され る。角膜15の周辺部から反射された光線を含む反射光線は対物レンズ25へ入 射し、かつ像をイメージングシステム30上で形成する。しかし、効果的にする ためには、円筒形または円錐形のケラトスコープターゲット10’を目に非常に 隣接して位置決めする必要がある。この結果、同ターゲット10’は患者の眼窩 及び鼻に当接しやすい。潜在的に不快感を与え、かつ病気の蔓延に潜在的に貢献 すること以外に、アライメントまたはフォーカスにおける僅かな誤差が目に対す るケラトスコープリングの位置に大きな変化を招来するため、ケラトスコープタ ーゲット10’の近接は誤りを起こしやすいデザインを招来する。 更に、現在のシステムは精度の低い瞳孔検出を提供する傾向があるうえ、非点 収差を有する角膜等の非回転対称角膜を正確に測定できない。瞳孔の位置は視覚 欠陥を補正する手術を計画するうえで特に重要である。現在のシステムでは、瞳 孔の境界をケラトスコープリングの像から判読することにより、瞳孔は一般的に 検出される。これは従来のデザインでは特に困難である。しかし、明るいケラト スコープリング像から暗いリング間隙への強度遷移と比べて、黒い瞳孔から暗い 虹彩への強度遷移は最小限である。この結果、現在のシステムにおける瞳孔検出 アルゴリズムは役に立たないことが多い。 更に、現在のシステムはケラトスコープリングのエッジを検出することと、リ ング像を背景の虹彩の細部から分離することが困難である。従来の角膜トポグラ フィーシステムは虹彩をケラトスコープリングと一緒に像形成する。しかし、特 に、薄い色の虹彩を有する患者では、虹彩細部からの明るい光線反射はリングを 不鮮明にし、これによってリングエッジの検出が困難になる。最後に、従来のデ バイスはケラトスコープターゲットを照明するために光強度の高い可視光線を使 用しており、これによって患者に不快感を与える。比較的僅かな光線が角膜から 実際に反射され、かつ測定装置によって捕捉されるため、光強度の高い光線が必 要とされる。 前記の説明から明らかなように、更に小型のケラトスコープ装置が必要とされ る。更に、フォーカスの問題と、従来のデザインにおける侵襲的アプローチとを 伴うことなく大きな角膜適用範囲を実現可能にしたトポグラフィーシステムが必 要である。また、ケラトスコープリングを含まない像を使用することによって、 改善された虹彩検出を実現するシステムが必要である。更に、ケラトスコープパ ターンの角膜反射を虹彩細部から更に効果的に分離するトポグラフィー装置が必 要である。測定を受ける被験者にとって不快でない光線レベルを使用するトポグ ラフィーシステムが必要である。更に、非点収差を有する角膜等の非回転対称角 膜を正確に測定できるトポグラフィー装置が必要である。 発明の要約 一般的に、本発明の態様によれば、角膜のトポグラフィを測定する方法及び装 置が提供される。本方法及び装置はケラトスコープパターンまたはその他の診断 パターンの虚像を利用し、それは患者の眼前の所望の距離の所に投影される。ト ポグラフィは虚像で評価されるので、鼻やまゆ毛の陰がなく、角膜のより優れた 被写域を可能にし、焦点誤差に対して比較的鈍感であるデザインを提供する。 しかしながら、特定の態様では、ケラトスコープパターンの虚像を別の場所に 位置付けることが好ましいことが判明した。例えば、ケラトスコープパターンの 虚像は、角膜表面から反射された後、その眼前において再結像されるように、角 膜のすぐ後ろに形成されてもよい。しかしながら、同様に、角膜内のひずみがケ ラトスコープパターンの反射された実像内で観察される。 開示されるトポグラフィシステムは組織化された光源を含み、好ましくは、ケ ラトスコープパターンまたはその他の所望の診断パターンを作り出すために、照 明源と光線変調システムで構成される。患者の不快感を最小にするために、照明 源から放射される光は好ましくは可視範囲外のものである。さらに、照明源は好 ましくは単色である。 本発明の一態様によれば、光線変調システムは透明の背景上の不透明なマーキ ングで構成される写真のスライドフィルム、あるいは液晶ピクセルのアレイまた は発光ダイオードのアレイ等の可変光パターン発生器として具体化されてよい。 この方法で、光線変調システムはパターン像を選択する際の柔軟性を提供し、様 々な診断能力を達成することができる。 光学アセンブリは角膜上に作られたパターンに焦点を合わせるので、患者の眼 から反射された像を捉え、処理するために反射像をCCD等の結像システムに向 ける。発明の特徴によれば、光学アセンブリは、好ましくは患者の虹彩から反射 された散乱光がCCDによって結像されるのを防止する手段を含む。一態様では 、同じ偏りを持つ一対の偏光フィルタが、患者の虹彩から反射された散乱光を減 衰させ、それによって患者の角膜から反射されるように、CCDカメラ上にケラ トスコープパターンの完全な像を可能にする。 発明の更なる特徴によれば、光学システムは正常な角膜の曲率中心に近似する 角膜表面背後の点と好ましくは対になっている開口絞りを含むことによって、幅 広い角度捕捉を達成する。このように、結像システムに到達する反射光線は、あ たかもそれらの光線が角膜の曲率中心から生じたように見える。 角膜トポグラフィ装置は、好ましくは中心合わせ照明源と、患者の角膜に対し て角膜トポグラフィシステムを中心に置き、焦点を合わせるために利用される焦 点レーザとを含む。中心に置き、焦点を合わせる操作の間に、診断パターンを生 成させるために使用される組織化された光源を照らさないことが好ましい。この ように、瞳孔の境界はケラトスコープパターンの1つ以上のリングによって不明 確にされないので、瞳孔検出が容易になる。 発明の更に別の態様によれば、角膜トポグラフィ装置を検量する方法が開示さ れる。本方法は、所望の焦点において角膜のサイズに近似する検量範囲を位置付 けるステップと、検量範囲を診断パターンで照明するステップと、結像システム 上に、その範囲からの診断パターンの反射の第1の像を作成するステップと、第 1の像のほぼ中心に結像システムのカーソルを位置付けるステップと、結像シス テム上に、その範囲からの中心合わせ照明源の反射の第2の像を作成するステッ プと、第2の像が予め位置付けられているカーソルのほぼ中心にあるように、中 心合わせ照明源の位置を調節するステップ、及び未知の角膜に関するトポグラフ ィ情報を計算するために、基準像として第1の像を記憶するステップから成る。 発明の更に別の態様は、開示されたトポグラフィシステムにより患者の視野を 評価する視野計として再形成できるようにする。視野計として形成された場合、 組織化された光源は、好ましくは背面から照らされる液晶アレイ、陰極線管、ま たは発光ダイオードのアレイとして具体化される。患者の視野を測定するために 、患者は患者の眼前の距離の所に投影される、組織化された光源により作られる パターンの虚像を見る。加えて、赤外線レーザが赤外線で患者の瞳孔を照らす。 患者の虹彩から散乱する赤外線の反射がCCD上に結像される。 発明の更なる特徴によれば、光学システムは、視野測定の間に、患者の角膜か ら反射される光を減衰させる手段、例えば、光学距離に位置付けられる一対の垂 直偏光子を含む。システムは散乱した赤外線像を使用して、瞳孔の動きを追跡す ることによって、固視をモニターする。瞳孔の中心が予め定義されているしきい 値を超えて移動した場合、固視が失われた時をアラームが知らせる。 図面の簡単な説明 本発明の機能や利点ならびに本発明のさらなる完全な理解は、詳細な説明や図 面を参照することにより得られるであろう。 図1は、従来技術のケラトスコープパターンを示す図である。 図2は、従来技術のトポグラフィデバイスの光学的配置を示すブロック図であ る。 図3は、従来技術の代替トポグラフィデバイスデザインの光学的配置を示すブ ロック図である。 図4は、本発明の諸機能を組み込んでいる角膜トポグラフィデバイスのブロッ ク図である。 図5は、図4におけるケラトスコープパターンの実像と虚像の位置を示す。 図6は、本発明の機能による、虚像の広角捕捉の方法の拡大図である。 図7は、焦点合わせや集中オペレーション時の、図4の角膜トポグラフィデバ イスを示す。 図8Aは、本発明と共に使用される代替ケラトスコープパターンを示す。 図8Bは、本発明と共に使用される他の代替ケラトスコープパターンを示す。 図9は、本発明と共に使用されるもう一つの代替ケラトスコープパターンを示 す。 図10は、患者の視界を測定するための視野計として再構成されている、図4 の角膜トポグラフィデバイスを示す。 図11は、本発明の機能を組み込んでいる角膜トポグラフィデバイスの別の実 装のブロック図である。 図12は、角膜の曲率のベース半径の関数として、図11のデバイスにおける 射出瞳孔の位置を示すグラフである。 詳細な説明 図4に示すように、本発明に従った角膜トポグラフィデバイスは、ケラトスコ ープパターン5(図1)のような、診断パターンを作成するための組織的光源1 10と、患者の目の角膜140において作成されたパターン5に焦点を合わせ、 患者の目に反射されるパターンを捉え後で処理するためのCMOSデバイスを含 む、CCDチップやその他の画像センサーのような画像システム150に反射パ ターンを向けるための光学的アセンブリ130を含む。組織的光源110は、図 1に示ように、ケラトスコープパターン5、または以下で取り上げる代替パター ンを作成するための光源115とビーム変調システム120から構成されている 。1つの実施例では、組織的光源110は光を拡散するためのデフューザーを含 む。 本発明によれば、光源115から放出される光は好ましくは可視範囲にはない ので、強い光が患者に対してもたらす不快感を最小化する。1つの実施例におい ては、ケラトスコープパターン5を作成するためのビーム変調システム120は 、背景が透明な不透明なマークから構成される写真スライドフィルムとして実現 される。 図4に示すように、光学的アセンブリ130は、順に、角膜140にケラトス コープパターンを合わせるビームスプリッタ165と対物レンズ170で偏光を 捉え、偏光を方向付けるための偏光フィルタ154、焦点レンズ158を含んで いる。さらに、角膜140から反射される光175は、対物レンズ170によっ て捉えられ、ビームスプリッタ165によって第2のビームスプリッタ180へ と反射される。光は、公知の方法でビームスプリッタ180を通り、偏光フィル タ154と平行に向けられている偏光フィルタを通る。その後、光は、調整可能 な丸い穴または虹彩のような、反射光を開口絞り190を通るようにする焦点レ ンズ188を通り、CCDチップ150に至る。CDDチップ150は、捕捉し た画像をパーソナルコンピュータ195またはその他のプロセッサに伝送する。 そして、反射パターンの画像を、これらのパーソナルコンピュータまたはプロセ ッサのコンピュータ画面に表示し、オペレータが評価することができる。 本発明によると、偏光フィルタ154と同じ偏向を持っている偏光フィルタ1 85は、患者の虹彩142から反射する散乱がCCDチップ150に画像を結ぶ のを防ぐ。このようにすることにより、患者の虹彩から反射した散乱光は弱めら れ、患者の虹彩142からのノイズやバックグランド詳細なしで、角膜140か らCCDカメラに反射されるように、鮮明なケラトスコープパターンの画像を可 能になり、以後の画像処理が簡単になる。 さらに、角膜トポグラフィデバイスは、集中光源125、照射レンズ135、 焦点レーザ155を含んでいる。これらについては、図7と合わせて以下で詳細 に説明する。これらは、患者の角膜140に対して角膜トポグラフィシステムの 焦点合わせをする時に利用される。さらなる実施例では、図10と共に以下で詳 細に説明するように、トポグラフィデバイスは、患者の視界を評価するための視 野計として構成することもできる。視野計として構成されている場合、集中光源 125は赤外線範囲の光を放出する。 光線がビーム変調システム120から光学的システム130の様々な要素を通 りCCDチップ150へと至るとき、図5に示すような、ケラトスコープパター ンの複数の画像(実像と虚像を含む)が作成される。画像KI1は、焦点レンズ 158によって作成されるケラトスコープパターン5の実像であり、対物鏡17 0の焦点内に入る。実像においては、光学的システムを通る、パターンの1点か らのすべての光は、実際に画像の1点を、またはその1点の近くを通る。言い換 えれば、KI1は実像なので、ケラトスコープパターン5は、紙がKI1の位置 で光学的アセンブリに挿入されたかのように、実際に紙で見ることができる。 さらに、対物レンズ170は、ケラトスコープパターン5の虚像KI2を作成 する画像KI1を投影し、患者の目の前の約0.3メートル以内に入り、直径は 約0.4メートルである。虚像では、光線は、そこに実際に焦点が結ばれること なく、特定の位置から偏向するする。言い換えれば、患者が対物レンズ170を 見るとき、ケラトスコープパターン5の虚像KI2は、虚像の位置から発してい るように見える。 対物レンズ170を見るとき、患者の角膜140は、知覚される虚像KI2を 反射し、現在での例では角膜140の約4mm後ろに位置する、第2の虚像KI 3を作成する。虚像KI3は、対物レンズ170と焦点レンズ188によって捉 えられる。これらのレンズが一体となって、CCD150に虚像KI3の実像K I4を作成する。 従って、本発明によれば、ケラトスコープパターン5の虚像KI2は、患者の 目の前の希望の距離に作成される。離れている画像が虚像なので、鼻や眉のシャ ドーもなく、角膜を広くカバーすることができ、焦点エラーから比較的影響を受 けないデザインを提供する。角膜へのケラトスコープパターン5の投影における 現在のトポグラフィシステムの精度は、目に対する対物レンズ170の実際の位 置ではなく、ケラトスコープ虚像KI2の見掛けの位置によって決まることが観 察されている。したがって、本発明は、図2と共に取り上げた従来技術のデザイ ンと同じように、比較的焦点合わせから影響を受けないデザインを提供し、図3 と共に取り上げた従来技術のデザインと同じように角膜を広くカバーする。 本発明のさらなる特徴によると、反射される虚像KI3の広角捕捉を組み込む ことによって、角膜の大きなエリアの測定が容易になる。図6に示すように、虚 像ケラトスコープパターンKI2からの光線200は、対物レンズ170を通り 、角膜表面にほぼ垂直な角度で角膜140に当たる。その後、光線200は、ケ ラトスコープパターン5の虚像KI2からの入力光線200とほぼ平行なパス2 10に沿って角膜から反射される。開口絞り(図5)は、対物レンズ170と焦 点レンズ188を通り、通常の角膜の曲率の中心に対応する、角膜表面の背後の 約7.8mmの点と共役し、図6に示すように、角膜の曲率のほぼ中心で、開口 絞り190の実像AIを作成する。 この光学的構成により、ケラトスコープパターンの明るい領域は、角膜の対応 する領域のみを照らすようになる。これは、従来技術とは対照的である。従来技 術では、ケラトスコープパターンの明るい領域は角膜全体と虹彩を散乱的に照射 し、画像コントラストが著しく低下していた。本発明では、角膜表面に達するケ ラトスコープパターンでの各部分からの光線は、光学的システムの高いf数によ り、小さな一定の角度に範囲を定められる。そのようにして、光を適切に制御で き、ケラトスコープパターンの暗い領域に対応する、虹彩の領域を照らすことが なくなる。有利なことに、画像のコントラストが改善され、画像の品質も向上す る。 また、この構成により、CCDチップ150に到達する光は、アパーチャ画像 AIから出ているかのように、入射光線200に沿って反射されるようになる。 したがって、目からかなりの(仮想)距離にある目標において、広い領域の角膜 範囲が可能になる。言い換えれば、これによって、CCDチップ150に到着す る反射光は、通常の角膜の曲率の中心から出たかのように反射する光に限定され 、本システムを特徴づけている広角捕捉が可能になっている。このようにして、 角膜140で反射される光線は、広角で反射され、大きな対物レンズによって捉 えることができる。(ここでは示されていないが)別の例では、開口絞り190 は、焦点レンズ158と対物レンズ170の間の光パスに置くことができる。し かし、対物レンズ170を通る通常の角膜の曲率の中心と共約している。この代 替実施例では、KI2から出る光線は、開口絞り190の画像AIに向けられる ので、KI3の広角捕捉を依然として実現することができる。 この図示された実施例と結び付けられているパラメータを達成するためには、 すなわち、開口絞り190の中心が(7.8mmの半径を持っている)一般の角 膜の中心とほぼ共役するようにするためには、また、直径が約0.4mである角 膜の前の約0.3mの距離に虚像を置くためには、対物レンズ170は、直径が 約5.5cmであり、約0.7のf数でなければならない。さらに、対物レンズ 170は、角膜表面から約2cmに置かなければならない。 中心合わせおよび焦点合わせ 角膜像の適切な中心合わせおよび焦点を達成するために、オペレータは、コン ピュータスクリーン上で画像を見るのが好ましく、同時に目に対する角膜トポグ ラフィー装置の位置を三次元で調整する。図7に示されるように、中心合わせお よび焦点合わせの操作中、中心合わせ照明源125および集束レーザ115は、 好ましくは同時に照明されるのに対して、照明源115は照明されない。中心合 わせ照明源125から放射される光線240、245は、コリメータレンズ13 5を通過し、ビームスプリッタ180およびビームスプリッタ165に反射する 。光線240、245は、対物レンズ170を通過し、光線240の一部は角膜 に反射するのに対して、他の光線245の一部は、角膜を通過し、患者の虹彩1 42に反射する。 角膜に反射された光線240は、対物レンズで捕捉され、ビームスプリッタ1 65に反射し、ビームスプリッタ180によって透過され、CCDチップ150 によって結像される。患者の角膜から反射される光線240は、中心合わせ照明 源125のCCD上に像を形成する。一方、角膜140を通過し、患者の虹彩1 42に反射される残りの光線245は、対物レンズ170によって獲得され、ビ ームスプリッタ165によって反射され、CCDチップ150上に結像される。 これにより、光線245は被写体の虹彩および瞳孔の像をCCDチップ上に形成 する。したがって、中心合わせ工程中、患者の虹彩、瞳孔および照明源125の 反射の合成像はCCDチップ上に形成される。 オペレータは、ディスプレイ上の合成像を観察し、例えば、ディスプレイ上の 十字線あるいは他の固定基準マークに対する照明源125の反射イメージの中心 合わせ度を判定し、トポグラフィー装置が患者の虹彩に対して適切に調整された 位置にあることを確実にする。 中心合わせと同時に、レーザダイオードのような集束レーザ155は、虹彩を レーザビーム247で斜めに照明していることが好ましい。レーザビーム247 の大部分は、ほとんど透明な角膜を通過し、患者の虹彩142に害を及ぼさずに 当たる。しかしながら、レーザビーム247の中の小さいパーセンテージは角膜 によって散乱される。散乱ビーム248は、対物レンズ170によって集められ 、ビームスプリッタ165によって反射され、CCDチップ150上に結像され る。オペレータは、患者の角膜のより近くあるいはより遠くに角膜トポグラフィ ーを移動させ、散乱ビーム248の像を中心合わせのために使用される同じ基準 マークと整列させる。中心合わせ照明源125の反射および集束レーザ155の 像が適切に整列される場合、オペレータは、スイッチを作動させ、トポグラフィ ーを測定する。当業者は、トポグラフィー装置を適切に位置決めすることが、角 膜のベース曲率半径を正確に決定するために必要であることを容易に理解できる 。 それとは別に、角膜に反射されるレーザビーム247の一部は、反射ビームの 位置に比例する信号を発生する線形位置検出器(図示せず)上に結像される。も ちろん、直角位相位置検出器あるいは2次元位置検出器のような他の位置検出器 が使用されてもよい。反射ビームが線形位置検出器上に適切に中心に置かれる場 合、装置は角膜が適切に焦点が合っているように設計されている。さもなければ 、オペレータは、角膜のトポグラフィー装置を患者の角膜からより近くにあるい はより遠くに移動させ、反射ビームを線形位置検出器上の中心に置く。しかしな がら、万一患者が測定が行われる直前に移動する場合、いま中心からずれている 反射レーザビームの位置が記録される。当該技術分野で公知である三角測量を使 用する場合、反射レーザビームの位置のいかなる偏移も、集束させないことによ って起きる、計算されたベース曲率半径の誤差を補正するために使用される。 さらに、角膜測定を行う患者は、患者の視軸がトポグラフィー装置の光学軸と 整列することを保証するために、中心合わせ工程中中心合わせ照明源125を観 察する。他の実施例では、高輝度中心合わせ照明源125は、患者がより快適で あるように非可視光を照射し、光源115は測定中、患者に対し固視点を与える ように同時に照明される。 他の実施例において、中心合わせ照明源125は、当業者に明らかであるよう に、光学システム130の異なる位置に置くことができる。例えば、ビームスプ リッタ180は、再配置されたビームスプリッタ180を通して導入された中心 合わせ照明源125に対して、ケラトスコープターゲット120とビームスプリ ッタ165との間の光路に配置することができる。 したがって、本発明の特徴によれば、患者の虹彩142は、中心合わせ中、中 心合わせ照明源125によって拡散して照明され、それによって瞳孔の容易な可 視性を可能にする。さらに、好ましい実施例において、照明源115は中心合わ せ工程中照明されないので、このようにケラトスコープパターンが生成され、瞳 孔の境界は従来の装置の場合のように、反射されたケラトスコープパターンのI つあるいはそれ以上のリングによって不明瞭にはされない。形状測定 オペレータが、複合画像がコンピュータ画面上に正しくセンタリングされ、焦 点が合っているとして満足した場合、オペレータはスイッチを押し、角膜の測定 を開始する。この測定プロセスが開始されたとき、中心照明源125および集束 レーザー155が切られ、他方、照明源115が活性化されて角膜の測定を可能 にする。好ましい例として、パソコン195には少なくとも最後の2つの連続的 フレームが記憶されている。すなわち、照明源115が照射された直後において 、このトポグラフィーシステムはケラトスコープ画像を伴わない拡散的に照射さ れた瞳孔を含む1つのビデオフレームと、くすんだ細部を伴わない患者の虹彩1 42からの反射ケラトスコープ画像を有する1つのビデオフレームとを有する。 瞳孔画像を含むビデオフレームから、瞳孔の輪郭が容易に検出される。ケラトス コープ画像を含むビデオフレームからケラトスコープパターン画像のエッジ部が 容易に検出される。この検出されたケラトスコープパターン画像はその後、記憶 されている参照画像と比較され角膜形状についての情報が公知の方法で得られる 。 スムーズな面における曲率半径は測定の方向に依存することを理解すべきであ る。したがって、表面は多くの異なる曲率半径を有し得る。しかし、典型的には 互いに垂直な方向に沿って最大と最小の曲率半径を有する。数学上、最大曲率半 径と最小曲率半径との積は“ガウス曲率”と呼ばれている。 角膜の各点のおけるガウス曲率は反射ケラトスコープパターンから計算するこ とができ、例えば疑似カラーリングにより表示することができると考えられる。 このような情報は、乱視角膜切開のような外科手術によっても一般に変らないか ら、外科医師にとって有用であろう。更に、これは移植された角膜組織の規則性 、分布を分析する上で有用であろう。 その他、ガウス曲率の他の数学的導関数、例えばガウス曲率の平方根、逆数を 用いることもできる。同様に、ガウス曲率の種々の他の近似法を用いることもで きる。1つの近似法は例えば、2つの垂直方向、例えば矢および接線方向に沿う 曲率半径を単に積算することである。検量 本発明で検量を行うため、正常な角膜の大きさに近い約7.8mmの半径を有 する検量球(図示しない)を、例えばブラケットと共に配置させる。このブラケ ットは対物レンズ170に嵌合し検量球を所望の焦点に固定させるものである。 検量は3つの工程により行われる。第1に、オペレータは照明源115を点灯し コンピュータ画面のカーソルをケラトスコープパターン5の捕捉画像KI4の中 間に位置させる。次に、中央照明源125が点灯され、その位置を手動で調整し 、その反射画像がコンピュータ画面上のカーソルの周りに中心がくるようにする 。最後に、検量球から離れたケラトスコープパターン5の反射の画像KI4が記 憶され、これにより未知の角膜の形状を計算するのに必要な参照画像が与えられ る。 検量プロセスは既知の参照半径をコンピュータ画面上の各点について計算した 半径に対し比較することを含む。通常、広角光学系に依存する装置は可なりの光 収差に対処しなければならない。この提案の検量法はシステムの収差の中和化を 可能にする。コンピュータ画面の各点は検量球の中心におけるアパチャーストッ プ190の仮想画像から特定の方向に現れる主光線に相当する。光収差は、パラ アキシアル(paraxial)光学系により予測される位置からのケラトスコ ープリングまたはリングの一部のずれとして検量球画像に現れる。未知の角膜が 画像化されたとき、収差に基づくずれの量は変らず、これは引算プロセスにより 除去することができ、これにより収差のない画像が得られ、これにより正確な角 膜の形状を計算することができる。構築された光源 前述のように、角膜トポグラフィ・システムにはケラトスコープパターンまた は他の所望のパターンを形成するための構築された光源110が含まれる。この 構築された光源110は好ましくは照射源115およびビーム変調システム12 0を有する。照射源115はレーザー源、発光ダイオードまたは白熱ランプなど の任意の発光装置であってよい。照射源115からの光は、中心照明源125に よる光と同様に、例えばレーザー光のような自然の単色光、またはカラーフィル ターの使用による単色光であってもよい。このようにして、低f−ナンバーレン ズの使用で通常、予測される色収差を最小限にすることができる。 前述のように、1具体例として、ビーム変調システム120は、所望のパター ンを形成するため透明な背景に不透明なマーキングをしたものからなる写真スラ イドフィルムの片として具体化することができる。しかし、用途によっては、こ のビーム変調システム120は、種々のパターンを形成するためのプログラム化 可能な画質光パターンジェネレーターとして具体化することが望ましい。好まし い例として、プログラム化可能な光パターンジェネレーター120は、液晶画素 列であって1モードにおいて入射光を選択的にブロックし得るもの、すなわち、 散乱または吸収プロセスにより入射光を選択的にブロックし得るもの、および他 のモードにおいて光を透過させるものからなる。なお、このような装置は公知で ある。このようにして、液晶列は、“グレイ・スケール”に従って、列の各個々 の画素を選択的にゆるんだ(光阻止)状態、または配向(光通過)状態、あるい はこれらの2つの中間の状態にすることにより所望のパターンを形成することが できる。液晶列の画素は好ましくは、コンピュータ195により制御されるドラ イバーを介して選択的に付勢することが好ましい。 他の例として、構築された光源110は発光ダイオード(LEDs)の列、陰 極管(CRT)、X−Y検流計またはスキャナーにより制御されるレーザー、ま たは他の任意の光発生または伝達ディスプレイとして具体化することができる。 これらの具体例のそれぞれにおいて、付加的照射源は必要でない。さらに、より 簡単な例として、それぞれ特異なパターンを形成する複数の選択可能な位置を伴 う回転可能なパターン車を組込むことにより任意のパターンを形成することがで きる。パタン例 従来のケラトスコープパターンを変更することにより、角膜形状についての付 加的またはより正確な情報を得ることができることが認められた。特に、非回転 対称角膜、例えば乱視を伴ったものの検出、測定を向上させるため、反射光の源 の経線を識別できるケラトスコープパターンを利用することが好ましい。もし、 評価されている角膜が回転対称でない場合、角膜からの反射光が角張ったものに なり、光学システムから投影された目標パターンは角度的変位を生じないとする 従来の仮定は覆される。 すなわち、本発明の他の特徴によれば、向上したケラトスコープパターン、例 えば図8Aに示されたパターン250が利用される。この図8Aのケラトスコー プパターン250は複数の同心リング255、260および複数の放射線270 、275からなる。このようにして、患者の角膜から反射されたパターンがCC Dチップに画像化されたとき、各リング上の特徴により、このシステムの主軸を 含む面および角膜から反射された点から離れた光線の識別が可能となる。各リン グの部分を異ならしめる特徴を標的上に形成することにより、従来の非同一平面 性の問題を解決することができる。 この具体例の変形例として、周囲マーク、円形または四角形碁盤目パターンあ るいは垂直線のグリッドなどを放射線の270、275の代わりに使用しても同 様の結果を得ることができる。例えば、図8Bに示すように円形の碁盤目パター ン295を使用することができる。この円形碁盤目パターン295は明暗の交互 の区域を有する放射線297で切断された同心円296からなっている。この同 心円により公知のようにして形状を測定することができる。更に、この明暗の区 域により画定される放射線により角膜からの入射光の源の面を識別することが可 能となる。これは乱視の角膜について特に有用となる。更に明暗の交互区域の使 用は潜在的に放射線を画定しているから、線の厚みをゼロに減少させる。 異常な角膜、例えば著しく曲がったもの、異常に平坦なものなどの測定のため 、ケラトスコープターゲット上の同心リングの直径、間隔を変化させることも好 ましい。すなわち、ビーム変調システム120がプログラム可能な光パターンジ ェネレータ、例えば上述のように液晶列、容易に置換し得る写真スライドフィル ムとして具体化された場合、本発明でなし得る異なるパターンの数は実質的に無 限である。このようにして、本発明により提供されるパターン形成上の高度の柔 軟性は診断能力を著しく高めるものである。 さらに、本発明によれば、角膜を最初に図1のパターン5のような包括的パタ ーンで評価することができる。或る異常が検出された後は、特定の異常を識別す るために最適に評価し得る別のターゲットを用いて評価が更に行われる。 さらに他の例として、円形パターン290を用いて正常な角膜における垂直線 方向の角膜曲率の計算に利用することもできる(図9)。これにより本発明を検 眼に利用することができる。視野計 角膜形状の評価に有用なことに加えて、本発明を視野測定装置として利用する こともできる。視野は眼科および検眼診断の一部として検査されるもので、緑内 障、黄斑および視神経の診断の助けとして主に実施されている。一般に、患者の 視野は、患者の視野の一部に跨がる投影スクリーンまたはCRTなどの背景を患 者に見させて行われる。 患者の視野を測定するため、図4の光学システムが図10に示すように再構築 される。この場合の光源110としては、液晶表示(LCD)、薄膜トランジス ター(TFT)LCD表示、CRTまたはLED列が用いられ、これにより移動 、変位可能な固定ターゲットまたは他の活性マトリックス表示が形成される。光 線176で示したように、光源110により生成されたパターンは集束レンズ1 58により捕捉され、ビームスプリッター165および対物レンズ170を介し て方向づけられる。この対物レンズ170は、患者の角膜から好ましくは1m離 れた点に投影され、患者の視野の少なくとも25度に亘る光源110により形成 されたパターンの仮想画像を形成する。患者の視野の測定の間において、患者は 視覚的刺激を観察する。すなわち、対物レンズ170を介して見ることによりビ デオ表示120の仮想画像を観察する。 患者の視野を測定するため、中央照明源125として赤外線レーザーが好まし くは用いられ、患者の瞳孔が赤外線ビーム177により偏光フィルター191を 介して照射され、2つのビームスプリッター180、165から反射される。赤 外線ビーム177は患者の虹彩から散乱し、対物レンズ170により捕捉され、 ビームスプリッター165から反射され、ビームスプリッター180、偏光フィ ルター185および集束レンズ188を介して送られ、CCDチップ150上に 画像化され、コンピュータ195のスクリーン上に表示される。偏光フィルター 185は偏光フィルター191に対し垂直に配向されていて、好ましくは患者の 虹彩から散乱した光が伝達され、角膜からの反射光が阻止されるようになってい る。 操作において、この装置は患者の瞳孔のビデオ画像をセンタリングすることに より患者の瞳孔との関連で中央に位置される。このシステムは散乱した赤外画像 を利用して患者の瞳孔の動きを追跡することにより固視がモニターされる。瞳孔 の中央が所定の閾値を超えて移動したとき、警報が働き、固視が失われたことが 示される。好ましくは、ビーム変調システム120は種々のサイズまたは明度の 白色または灰色のターゲットに対して投影され、各点における限界感度を判定す る。種々の明度のターゲットは、各画像を形成するオン・オフモードにおける画 素の割合を調整することにより形成することができる。 実時間における瞳孔の位置を計算するため、重みつき限界計算法が好ましくは 利用される。最初に、ビデオ画像の全ての点の画像強度が反転され、明るい画素 が暗くし、またはその逆が行われる。これにより暗い背景に明るい瞳孔が発生す る。その後、所定の閾値以下の輝度のビデオ画像の全ての点が排除される。なぜ ならば、これらは虹彩点を表していると思われるからである。最後に、残る点の 重みづけのないベクトル・センター、すなわち虹彩センターを表すものが計算さ れる。 他の例において、照明源125は患者の視軸に配向され、瞳孔の明るい画像が 照明源125からの光が網膜から反射されて現われる。この場合、閾値測定は画 素の強度を反転することなしに行うことができ、重みづけのないベクトル・セン ターが計算される。 上記の例において、ケラトスコープ・パターンの仮想画像は患者の眼の前方約 30センチの位置に形成されるものと思われる。この構成は殆どの従来のシステ ムで使用されているケラトスコープ・パターンの機能に似せている。前述のよう に、この虚像は患者の角膜に向けられ、そこから反射され、この反射画像に角膜 の歪みが観察されることになる。しかし、或る用途においては、ケラトスコープ ・パターンを他の位置に置くことが好ましいことが見出された。従来の見識から 離れるが、そのようにすることにより複雑化を減少し、光学システムの効率を向 上させることが見出された。 図11は他の実施例を示すもので、特にケラトスコープ・パターンの画像が患 者の眼に対し画像として見ることができない位置に形成されている点で上記実施 例とは異なる。この実施例ではケラトスコープ・パターンの虚像が角膜の直後に 形成され、角膜の表面で反射されたのち、角膜の直前で再度、画像化される。し かし、同様に、角膜の歪みがケラトスコープ・パターンの反射実画像の中に観察 される。この画像はついでCCDに向けられ、電気信号に変換され、コンピュー タにより分析される。 この図11に示す実施例を参照して説明すると、ビームスプリッター1110 を用いてケラトスコープ・パターンの虚像KV1が患者の角膜に向けられる。好ま しくは、このケラトスコープ・パターンは、集束レンズ1120(f=9.5m m)の前方焦点面の内側4.4mmに好ましくは配置されたケラトスコープ・タ ーゲット1115を照射することにより形成される。しかし、他の例として、ケ ラトスコープ・ターゲット1115をKV1の位置に置くこともできるが、勿論、 このシステムの光軸を延長させることになる。ケラトスコープ・ターゲット11 15から発生する入射光は、光軸1125に沿って直径約0.3mmのアパチャ ーストップ1130を介して送られ、ビームスプリッター1110の反射面に当 たり、ついで光軸1135に沿って横方向に向けられ、非球面レンズ1140、 1145を介して患者の角膜1150の表面に送られる。好ましくはレンズ11 40は焦点距離が約74mmで、レンズ1145は焦点距離が約46mmである 。所望により、ビームスプリッター1110は回転角度が調整し得るように設置 される。ビームスプリッターの配向に誤りが生じた場合、再配向を直ちにおこな う ことができる。ビームスプリッターの代りにペリクルを使用してもよい。 ケラトスコープ・パターンKV2の虚像は角膜の後方、約2.8mmの位置に形 成され、そこからの反射光によりケラトスコープ・パターンKr1の画像が角膜の 前方10.6mmの位置に形成される(ベース曲率半径7.8mm)。角膜の異 常形状により歪められるのはこの後者の実画像である。レンズ1140、114 5により、このケラトスコープ・パターンKr1の歪められた画像は、互いに2. 8mm離間して設けられたレンズ1160(f=27mm)およびレンズ116 5(f=6mm)からなる光学アセンブリー1155を通過する。この光学アセ ンブリーはこの歪められた画像ケラトスコープ・パターンKr1をCCD1170 上に結像させ、これによりこの画像がコンピュータなどによる画像処理のための ビデオ信号に変換される。このCCD1170はレンズ1160の後方、2.5 mmの位置に配置される。 前記実施例同様に、レンズ1140、1145は、ケラトスコープ・ターゲッ ト1115からの主光線が角膜にその表面に実質的に垂直な角度で当たるように 特に設計されていることが理解されるであろう。光学的分析および光線トレーシ ングはこの条件が特に角膜の曲面の名目上中心の近傍でアパチャーストップ11 30にイメージされており、この曲面はベース半径が7.8mmで円錐定数が約 0.25と近似される。このアパチャーストップ1130のイメージは図に11 30として示されている。この条件を課し、さらにアパチャーストップの大きさ を十分に制限することにより、角膜から反射される全ての光線は対応する入射光 線の平行な通路に実質的に沿って通過する。好ましくは、この光学システムは稼 働f−ナンバーが約360である。 この実施例は眼に対し広範囲に順応し、あるいは異常な角膜の測定を行う特異 な方法を使用する。ケラトコナスの炎症のある眼は一般に角膜の中央近傍におけ る曲率半径が小さく、例えば4mm程度である。他方、後屈折外科を行った眼は 曲率半径が11mmと大きい。不幸にも、この曲率半径の変化はケラトスコープ ・パターンの名目画像面および出口瞳孔の画像面を移動させる。この光学システ ムのアパチャーストップの大きさを十分に制限することにより、画像面が著しく シフトするが画像が許容し得る程度にとどまるような深さ(フィールド)まで延 びている限り、前者を補償することができる。 出口(exit)瞳孔に関し、出口面の位置をCCDの面を通って移動させる ことにより画像品質が退化することが認められた。これを補償するため、出口瞳 孔を無限大を通過するように制限することにより、角膜の形状の大きい変化につ いても、許容し得る画像が得られることが見出された。この条件をより理解する ため、図12に出口瞳孔の位置(名目画像面からの位置)が角膜のベース曲率半 径の関数としてグラフに表されている。この名目画像面は反射されたケラトスコ ープ・パターンの画像が名目角膜について形成された位置であり、CCDの面と 一致することを理解すべきである。 最初に、4mmの小さいベース曲率半径の角膜を考えて見る。この後者の例に おいて、出口瞳孔1130”はCCDの面の前方直前(2.1mm)に位置して いる。曲率半径が制限半径R0に近づいたとき、出口瞳孔1130”の位置はマ イナス無限大に近づく。さらに曲率半径を増大させると、出口瞳孔1130”の 位置はCCDの面に向かって移動し、それは説明したとおり、プラス無限大から そうなる。7.8mmのベース曲率半径の名目角膜においては、出口瞳孔113 0”はCCDの面の後方、約26.4mmに位置している。 一般に、出口瞳孔の位置は以下の式をほぼ満足している。 L=C1/(R0−r) ここで、LはCCDの面からの出口瞳孔の距離、R0は7.51、C1は−7. 55、rは角膜のベース曲率半径である。 従つて、上記光学システムは出口瞳孔の位置がCCDの面を通過しないから、 曲率半径の変化を補償するのに非常に適している。これは出口瞳孔の位置がCC Dの面の一方から他方へ移動したとしても同じである。 先の実施例では、装置の光軸に沿ってケラトスコープ・パターンの中央を患者 に見させることにより固視を容易に達成することができた。しかし、この実施例 では全体の照明として以外はケラトスコープ・パターンは患者の眼に見えないこ とに注意すべきである。なぜならば、ケラトスコープ・パターンは患者の角膜の すぐ背後に焦点が位置されているからである。従って、この実施例では別の可視 固視パターンが設けられ、患者の視軸が装置の光軸に確実に整合し得るようにな っている。具体的に述べると、小さなブラックパターンを有する透明ガラス板か らなる固定ターゲット1175が、レンズ1140、1145から形成されたレ ンズシステムの後方焦点面内に配置されている。このようにして、仮想固定パタ ーンを患者の眼の前方、約40cmの位置に形成させることができる。勿論、固 定ターゲット内の特徴は、患者がそのパターンを見るとき、角膜からの反射光を 阻止しないよう十分に小さいが、焦点が結ばれるように(〜5−10円弧、分) 十分な大きさに旨く選択されている。 同様に、瞳孔の検出も前記実施例で説明したようにオン−軸照明を用いて行う ことができる。結像も上記同様にして、角膜から散乱された、または反射された ビームの一部を用いて行うことができる。しかし、オフ−軸照明も瞳孔の検出に 使用することも考えられる。図11に戻って説明すると、レンズ1140、11 45を患者の虹彩に対しオフ−軸照明源1180を画像化するのに使用してもよ い。この虹彩からの散乱光はCCD1170上に同様にして集められ、画像化さ れ、上記同様に瞳孔の縁が検出され、位置づけられる。オフ−軸照明は角膜から の鏡のような反射を防止し、網膜が瞳孔の縁の位置づけと干渉するのを防止し得 るので好ましい。 上記実施例および変形例は本発明の原理を説明するに過ぎず、従って、本発明 の範囲、趣旨を逸脱しない範囲での種々変更も当業者にとって自明であろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BR ,CA,CN,CZ,IL,JP,KP,KR,MX, NO,NZ,PL,RO,SG (72)発明者 トゥルオックス,ブルース,イー. アメリカ合衆国 06489 コネティカット 州,サウシントン,オルソン ドライブ 189 【要約の続き】 によって虹彩検出を促進する虹彩検出機構を開示する。 別の実施形態において、診断パターンは診断能力を提供 する可変光線パターンジェネレータを使用して形成され る。開示するトポグラフィーシステムは視野測定装置、 即ち、ペリメータとして使用すべく構造を変更できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 角膜の形状を評価するための装置であって、 診断パターンを発生させるための構造化光源と、 前記角膜の前面の所定距離に前記診断パターンの虚像を投影し、前記角膜から の前記虚像の反射を受け、結像システムに対して前記反射を投影するための光学 システムと、 前記結像システムによって検出された前記反射像と記憶されている参照情報と を比較して前記角膜の形状を決定するための処理手段とを備える角膜形状評価装 置。 2. 前記診断パターンは、1つ以上の同心リングから構成されている請求項1 に記載の装置。 3. 前記診断パターンは、さらに前記リングを区分するための手段を有してい る請求項2に記載の装置。 4. 前記前記構造化光源は、光ビームを発生させるための投影光源と、前記診 断パターンを発生させるためのビーム変調システムとを備えている請求項1に記 載の装置。 5. 前記ビーム変調システムは、前記診断パターンを発生させるための液晶ア レイを備えている請求項4に記載の装置。 6. 前記ビーム変調システムは、複数の診断パターンを発生させるためのプロ グラム可能な光パターン発生器を備えている請求項4に記載の装置。 7. 前記投影光源は、不可視光を発生する請求項4に記載の装置。 8. 前記光学システムはさらに、瞳の光彩からの光散乱を減衰するための手段 を備えている請求項1に記載の装置。 9. 瞳検知機構は、前記構造化光源とは独立して照射を行う照射光源を備えて いる請求項1に記載の装置。 10. 前記光学システムはさらに、前記角膜面の背後の点と前記光学システム を通して共役となるアパーチャストップを備えており、前記点は、正常な角膜の 曲率中心に略対応し、前記アパーチャストップは、光線が前記角膜面の後ろ側の 前記点から照射されたようにして前記結像システムに到達するように構成されて いる請求項1に記載の装置。 11. 前記光学システムは、前記診断パターンの前記虚像を投射するための対 物レンズを有し、前記対物レンズは、前記角膜の表面から略2cmに配置されて いる請求項1に記載の装置。 12. 前記角膜面から反射し、前記結像システムにより検出される光線は、前 記角膜面の後ろ側にある仮想的アパーチャから照射されたように構成されている 請求項1に記載の装置。 13. 前記構造化光源は、本質的に白黒光である請求項1に記載の装置。 14. 測定刺激(measuring stimulus)と、光学的要素から構成される光学シ ステムと、結像デバイスと、を備える角膜測定デバイスであって、前記測定刺激 の虚像は前記光学的要素によって投射され、前記測定刺激の前記虚像からの光線 は角膜から反射されて前記結像デバイスにより検出され、該反射光を解析して前 記角膜の形状を決定する角膜測定デバイス。 15. 患者の視野を評価するための装置であって、該装置は、 可視的刺激を発生するための光パターン発生器と、 前記可視的刺激の虚像を前記患者の目の前方の所定距離に投射するための光学 システムと、 前記可視的刺激の瞳孔への固視が失われた時を決定するための処理手段とを有 する視野評価装置。 16. 前記可視的刺激は、可動固視ターゲットである請求項15に記載の装置 。 17. 前記光学システムは、前記虚像の反射及び瞳からの照射光源とを検出す るとともに、前記反射を結像システムに反射させる請求項15に記載の装置。 18. 前記光学システムは、前記瞳の前記角膜から反射された光線を減衰させ るための手段を備えている請求項17に記載の装置。 19. さらに結像システムへの前記瞳孔の像をモニタし、前記可視的刺激に応 じた前記瞳孔の運動を追跡するための手段を備えている請求項15に記載の装置 。 20. さらに、前記患者の前記瞳孔を照射するための赤外照射光源を備えてい る請求項15に記載の装置。 21. 前記処理手段は、重み付けしきい値アルゴリズムを用いて各フレーム内 での前記瞳孔の位置を決定する請求項15に記載の装置。 22. 角膜の形状を評価するための方法であって、前記方法は、 診断パターンを発生させるステップと、 前記角膜の前面の所定距離に前記診断パターンの仮想的像を投影するステップ と、 前記角膜からの前記虚像の反射を検出するステップと、 結像システムへと前記反射を反射するステップと、 前記結像システムによって検出された前記反射像と記憶されている参照情報と を比較して前記角膜の形状を決定するステップとを備える角膜形状評価方法。 23. 前記診断パターンを発生させるステップは、1つ以上の同心リングを発 生させるステップを有する請求項22記載の方法。 24. 前記診断パターンを発生させるステップは、前記リングを区分するため の手段を有する請求項23に記載の方法。 25. さらに、瞳の光彩からの光散乱を減衰するステップを有する請求項22 に記載の方法。 26.さらに、前記像内で瞳孔を検出するステップを有し、前記瞳孔は、前記診 断パターンとは独立して照射を行う照射光源を用いて検出される請求項22に記 載の方法。 27. 診断パターンを発生させるためのパターン発生器と、患者の角膜に対し て中心決めを行うとともに焦点を合わせるための中心照射光源と、所望する焦点 位置に前記パターンを集光させ、前記焦点に対して所定の位置における物体から の前記パターンの反射を前記結像システムへと投影するための結像及び光学アッ センブリとを備える角膜トポグラフィーデバイスを校正するための方法であって 、該方法は、 前記所定位置における前記角膜の概略寸法とされた校正球面を配置するステッ プと、 前記球面に前記診断パターンを照射するステップと、 前記球面からの前記パターンの前記結像システムへの反射から第1の像を発生 させるステップと、 前記第1の像の略中心において前記結像システムへとカーソルを位置決めする ステツプと、 前記球面からの前記中心照射光源の反射による前記結像システムへの第2の画 像を発生させるステップと、 前記中心照射光源の位置を調節して、前記第2の像を前記カーソルの中心に位 置決めするステップと、 未知角膜のトポグラフィカル情報を算出するための参照像として前記第1の像 を記憶するステップとを有する方法。 28. さらに、前記第1の像を未知角膜の像から差し引いて収差のない像を得 ることにより前記未知角膜の前記形状を評価するステップを有する請求項27に 記載の方法。 29. 角膜の形状を評価するための装置であって、該装置は、 診断パターンを発生するための白黒光の構造化光源と、 前記角膜からの前記診断パターンの反射を検出し、該反射を結像システムに反 射するための光学システムと、 前記結像システムによって検出された前記反射パターンを記憶されている参照 情報とを比較して前記角膜の前記形状を決定する処理手段とを備える装置。 30. 角膜の形状を評価するための装置であって、該装置は、 診断パターンを発生させるための構造化光源と、 前記角膜からの前記診断パターンの反射を検出し、前記結像システムへと前記 反射を反射するための光学システムとを備え、前記光学システムは、瞳の光彩か らの光散乱を減衰するための偏光手段を備えており、さらに、 前記結像システムによって検出された前記反射パターンを記憶されている参照 情報とを比較して前記角膜の前記形状を決定する処理手段とを備える装置。 31. 角膜と、瞳孔とを備えた瞳の特性を評価するための装置であって、該装 置は、 診断パターンを発生させるための第1の光源と、 前記瞳孔を照射するための第2の光源と、 前記第1の光源とは独立して前記第2の光源を照射させるための手段と、 前記瞳からの前記照射の反射を検出し、該反射を結像システムに反射するため の光学システムと、 前記反射された照射を解析することによって前記瞳孔の位置を検出するための 処理手段とを備える装置。 32. 物体のトポグラフィーを得るための装置であって、 前記物体の背後の所定距離に診断パターンの虚像を形成させるように光線で前 記物体を照射するための手段と、 前記物体からの反射光を検出するための手段と、 前記反射光から像を形成するための手段とを備え、前記物体の前記形状の異常 を前記診断パターンの前記反射像の歪みとして観測する装置。 33. さらに、前記診断パターンの前記反射を処理するための手段を備える請 求項32に記載の装置。 34. 前記処理手段は、2つの直交する方向に沿って前記物体の曲率半径を計 算する手段を備える請求項33に記載の装置。 35. 前記処理手段は、前記物体の異なった点におけるガウシアン曲率を算出 するための手段を備えている請求項32に記載の装置。 36. 前記診断パターンの実像は、前記物体から反射された光線により前記物 体の前面に形成される請求項32に記載の装置。 37. 前記物体は、患者の角膜である請求項32に記載の装置。 38. 前記診断パターンは、ケラトスコープパターンを含む請求項32に記載 の装置。 39. 前記診断パターンは、明部と暗部とが交互とされた領域を備える径方向 のラインによって横切られた同心円から構成される円形のチェックボードパター ンを有している請求項32に記載の装置。 40. 前記診断パターンは虚像である請求項32に記載の装置。 41. 前記物体の略曲率中心において結像するアパーチャストップを有してい る請求項32に記載の装置。 42. 反射させるための瞳孔が下記式、 を満足する請求項32に記載の装置(上式中、Lは前記診断パターンの正常な結 像面からの射出瞳の位置、C1及びR0は正の定数、rは前記物体の曲率半径)。 43. 前記処理手段は、イメージセンサを備えている請求項32に記載の装置 。 44. 前記イメージセンサは、CMOS型のイメージセンサである請求項43 記載の装置。 45. 前記イメージセンサは、電荷結合素子(CCD)である請求項43記載 の装置。 46. 患者の角膜のトポグラフィーを測定するための光学的装置であって、該 装置は、 診断パターンの虚像を前記角膜の背後の所定距離へと投影するための光学シス テムと、 前記角膜から反射された光線から前記診断パターンの像を形成するための手段 とを備え、前記角膜の前記形状の異常を前記診断パターンの前記反射像の歪みと して観測し、さらに、 前記診断パターンの前記歪んだ像を処理するための手段を備える光学的装置。 47. 前記処理手段は、2つの直交する方向に沿って前記角膜の曲率半径を計 算するための手段を備えている請求項46に記載の光学装置。 48. 前記処理手段は、前記角膜の異なった点におけるガウシアン曲率を算出 するための手段を備えている請求項46に記載の光学装置。 49. 前記診断パターンの実像は、前記角膜から反射された光線により前記角 膜の前面に形成される請求項46に記載の光学装置。 50. 前記診断パターンは、ケラトスコープパターンを含む請求項46に記載 の光学装置。 51. 前記診断パターンは、明部と暗部とが交互とされた領域を備える径方向 のラインによって横切られた同心円から構成される円形のチェックボードパター ンを有している請求項46に記載の光学装置。 52. 前記診断パターンは、虚像である請求項46に記載の光学装置。 53. 前記光学システムは、前記虚像の光線を屈折して前記角膜の表面を垂直 に照射するレンズを備える請求項46に記載の光学装置。 54. 反射させるための瞳孔が下記式、 を満足する請求項46に記載の光学装置(上式中、Lは前記診断パターンの正常 な結像面からの射出瞳の位置、C1及びR0は正の定数、rは前記角膜の曲率半径 )。 55. 前記処理手段は、イメージセンサを備えている請求項46に記載の装置 。 56. 前記イメージセンサは、CMOS型のイメージセンサである請求項46 記載の装置。 57. 前記イメージセンサは、電荷結合素子(CCD)である請求項55記載 の装置。 58. 患者の角膜のトボグラフィーを測定するための装置であって、該装置は 、 診断パターンの虚像を前記角膜に対して前記診断パターンの光線を前記角膜に 向かって実質的に直角に照射するための光学システムと、 前記角膜から反射された光線から前記診断パターンの像を形成するための手段 とを備え、前記角膜の前記形状の異常を前記診断パターンの前記反射像の歪みと して観測する装置。 59. さらに、前記診断パターンの前記反射を処理するための手段を備える請 求項58に記載の装置。 60. 前記診断パターンは、前記角膜の背後の所定距離へと照射される請求項 58に記載の装置。 61. 前記診断パターンの実像は、前記角膜から反射された光線により前記角 膜の前面に形成される請求項58に記載の装置。 62. 前記診断パターンは、ケラトスコープパターンを含む請求項58に記載 の装置。 63. 前記診断パターンは、明部と暗部とが交互とされた領域を備える径方向 のラインによって横切られた同心円から構成される円形のチェックボードパター ンを有している請求項58に記載の装置。 64. 前記診断パターンは虚像である請求項58に記載の装置。 65. 前記光学システムは、下記式、 を満足する反射させるための瞳孔を有している請求項58に記載の装置(上式中 、Lは前記診断パターンの正常な結像面からの射出瞳の位置、C1及びR0は正の 定数、rは前記角膜の曲率半径)。 66. 患者の角膜のトポグラフィーを測定するための装置であって、該装置は 、 前記角膜の前記形状の異常を診断パターンの歪みとして観測するための前記 診断パターンを前記角膜に投影し、反射瞳孔を備える光学システムと、 前記角膜からの反射光線からの前記診断パターンの像を形成するための手段と を備え、前記像は、正常な曲率半径の角膜について第1の面に位置決めされ、前 記正常な曲率半径からずれた曲率半径に対しては、前記反射瞳孔は、その位置が 前記第1の面の一端から他端へと前記角膜の曲率半径の変動内で移動しても前記 第1の面を通過しないようにされている装置。 67. 前記診断パターンの歪んだ像を処理するための手段を備えている請求項 66に記載の方法。 68. 前記診断パターンは、前記角膜の背後へと投射される請求項66に記載 の装置。 69. 前記診断パターンの実像は、前記角膜から反射された光線により前記角 膜の前面に形成される請求項66に記載の装置。 70. 前記診断パターンは、ケラトスコープパターンを含む請求項66に記載 の装置。 71. 前記診断パターンは、明部と暗部とが交互とされた領域を備える径方向 のラインによって横切られた同心円から構成される円形のチェックボードパター ンを有している請求項66に記載の装置。 72. 前記診断パターンは虚像である請求項66に記載の装置。 73. 患者の角膜のトポグラフィーを得るための方法であって、 第1の照射光源によって前記角膜を拡散照射するステップと、 前記角膜から反射された光線から前記第1の照射光源を結像させるステップと 、 前記角膜を通過した光線から瞳孔と前記角膜の光彩とを結像させ、その後前記 光彩から反射させるステップと、 前記瞳孔のアウトラインを得るために前記第1の照射光源で前記光彩の複合像 を検出するステップと、 前記角膜に対してケラトスコープパターンを投影するため、第2の照射光源で 前記角膜を照射するステップと、 前記角膜からの反射光によるケラトスコープパターンの像を検出するステップ と、 前記ケラトスコープパターンの像を処理して、前記角膜の前記表面のトポグラ フィーを得るステップとを有する方法。 74. さらに、第1のビデオフレーム上の前記複合画像を記憶し、かつ第2の ビデオフレーム上の前記ケラトスコープパターンの前記像を記憶するステップを 備える請求項73に記載の方法。 75. 患者の角膜のトポグラフィーを測定するための装置であって、該装置は 、 前記角膜に対して明部と暗部とを有する診断パターンの光線を照射するため の光学システムと、 前記角膜からの反射光線から前記診断パターンの像を形成し、前記角膜の前記 形状の異常を前記診断パターンの前記反射像の歪みとして観測するための手段と 、 前記診断パターンの前記反射像を処理して、前記角膜の前記表面のトポグラフ ィーを得るための手段とを備えており、前記光学システムは、充分高いf−ナン バーを有していて前記診断パターンの明部領域のそれぞれを、前記角膜の対応す る領域のみに照射する装置。 76. 前記診断パターンは、前記角膜の背面の所定距離に投影される請求項7 5に記載の装置。 77. 前記診断パターンの実像は、前記角膜から反射された光線により前記角 膜の前面に形成される請求項75に記載の装置。 78. 前記診断パターンはケラトスコープパターンを含む請求項75に記載の 装置。 79. 前記診断パターンは、明部と暗部とが交互とされた領域を備える径方向 のラインによって横切られた同心円から構成される円形のチェックボードパター ンを有している請求項75に記載の装置。 80. 前記診断パターンは虚像である請求項75に記載の装置。 81. さらに、前記角膜の略正常な曲率中心に結像されるアパーチャストップ を備える請求項75に記載の装置。 82. 前記光学システムは、反射させるための瞳孔が下記式、 を満足する請求項58に記載の装置(上式中、Lは前記診断パターンの正常な結 像面からの射出瞳の位置、C1及びR0は正の定数、rは前記角膜の曲率半径)。 83. 患者の角膜のトポグラフィーを測定するための装置であって、該装置は 、 前記角膜に対して明部と暗部とを有する診断パターンの光線を照射するための 光学システムと、 前記角膜からの反射光線から前記診断パターンの像を形成し、前記角膜の前記 形状の異常を前記診断パターンの前記反射像の歪みとして観測するための手段と 、 集光されたビームによって前記角膜を照射する手段と、 位置検出器と、 前記角膜から反射された集光ビームの部分を、前記反射された集光ビームの位 置に比例した信号を発生させる前記位置センサへと結像させるための手段と、 前記診断パターンの前記反射像を処理して、前記角膜の前記表面のトポグラフ ィーを得るための手段とを備える装置。 84. 前記位置検出器は、リニア型の位置検出器である請求項83に記載の装 置。 85. 前記診断パターンは、前記角膜の背面の所定距離に投影される請求項8 3に記載の装置。 86. 前記診断パターンの実像は、前記角膜から反射された光線により前記角 膜の前面に形成される請求項83に記載の装置。 87. 前記診断パターンは、ケラトスコープパターンとされている請求項83 に記載の装置。 88. 前記診断パターンは、明部と暗部とが交互とされた領域を備える径方向 のラインによって横切られた同心円から構成される円形のチェックボードパター ンを有している請求項83に記載の装置。 89. 前記診断パターンは虚像である請求項83に記載の装置。 90. さらに、前記角膜の略正常な曲率中心に結像されるアパーチャストップ を備える請求項83に記載の装置。 91. 前記光学システムは、下記式、 を満足する反射瞳孔を有する請求項58に記載の装置(上式中、Lは前記診断パ ターンの正常な結像片面からの反射瞳孔の位置、C1及びR0は正の定数、rは前 記角膜の曲率半径)。
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