JP2000515922A - 濃化水性洗浄組成物並びにその製造方法および洗浄方法 - Google Patents

濃化水性洗浄組成物並びにその製造方法および洗浄方法

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Abstract

(57)【要約】 水溶液中において、漂白剤、コロイド濃化剤、および二価イオンカルシウム源を含む、研磨剤が入っていない洗浄組成物を提供する。組成物はさらに洗浄活性およびコロイド濃化剤と会合して濃化を与えるのに効果的な、少なくとも1つの界面活性剤を含む。組成物はまた、濃化を与えるようにコロイド濃化剤と界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的な電解質/緩衝液を含む。洗浄組成物は、所望の粘度および流動性を有し、大きな粘度安定性、相安定性および漂白剤安定性を示す。洗浄組成物は、典型的な貯蔵条件並びに長くされた時間および上昇した温度の下で、これらの望ましい特性を維持する。図は、与えられた洗浄組成物の粘度を、イオンカルシウムを含まない組成物の粘度と比較する。研磨剤が入っていない洗浄組成物を調整する方法および研磨剤が入っていない洗浄組成物で基質を洗浄する方法もまた、提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 濃化水性洗浄組成物並びにその製造方法および洗浄方法 技術分野 本発明は、一般的に、研磨剤が入っておらず、コロイド濃化剤および漂白源を 含む、濃化水性洗浄組成物に関する。本発明は特に、イオンカルシウム源を含み 、所望の粘度、流動性、相安定性、および漂白剤安定性を有するような組成物に 関する。本発明はまた、組成物を調製する方法および組成物を洗浄に使用する方 法に関する。 背景技術 研磨剤成分を含む洗浄組成物がよく知られている。典型的には、これらの研磨 剤クレンザーは、洗浄または硬表面の研磨に使用される。 研磨剤クレンザーは、炭酸カルシウムのような研磨剤がその中に安定的に懸濁 されるように製剤されなくてはならない。このようなクレンザーの製剤において 、研磨剤を安定的に懸濁しようとする試みはしばしば、例えば、時間が経過する と受容できないほど濃化されてしまう流動性の問題、および/または、時間が経 過すると組成物の固体部分と液体部分とが分離してしまう離液の問題を引き起こ している。漂白剤成分を含み、研磨剤を安定的に懸濁することを試みているこの ような研磨剤組成物は、しばしば漂白剤の不安定性という付加的な問題を引き起 こしている。 漂白剤を含み、安定的に研磨剤を懸濁する濃化水性洗浄組成物が開発されてい る。チョイ等の米国特許第4,599,186号(1986年7月8日発行)、4,657,692号(19 87年4月14日発行)および4,695,394号(1987年9月22日発行)、並びにアーゴ等 の米国特許第5,346,641号(1994年9月13日発行)を参照する。例えば、チョイ等 は、良好な相安定性を与えるために、無機コロイド濃化剤、すなわちアルミナが 、界面活性剤/電解質系と結合している、研磨剤、漂白剤含有の、硬表面クレン ザーを説明している。さらに例として、アーゴ等は、所望の流動性および洗浄性 を与えるためのアルミナ濃化剤、界面活性剤、電解質/緩衝液、ハロゲン漂白剤 、微粒研磨剤、および粘度安定量の多価塩を含む研磨剤硬表面クレンザーを開示 する。アーゴ等の研磨剤硬表面クレンザーは、良好な研磨剤懸濁能および粘度安 定性を提供し、塑性流動を示す。塑性流動は、濃化洗浄組成物にとってしばしば 望ましいが、これは、使用に適した流動性を促進するために、例えば組成物をせ ん断する必要がないためである。 研磨剤の入っていない洗浄組成物は、安定的に研磨剤を懸濁する負担およびそ れに関連した問題がなくなるため、一般的に、研磨剤の入ったクレンザーよりも 、製剤がより容易である。研磨剤の入っていない洗浄組成物およびそれに関連し た方法は、本発明の目的である。 ゲル化剤または安定剤を含むが、研磨剤または漂白剤 を含まない液体状またはゲル状の洗浄組成物が知られている。ヴィスタ・ケミカ ル・カンパニー(Vista Chemical Company)のベッグス等の国際公開番号WO94/1 6808号(1994年8月4日公開)、プロクター・アンド・ギャンブル社(Proctor & Gamble Company)のダイト等の国際公開番号WO94/05758号(1994年3月17日公開 )を参照する。例えば、ベッグス等は、ゲル化剤を含むアルミナ濃化洗浄組成物 を開示する。ゲル化剤はアルミナを固まりにするか、またはゲル状にすると言わ れているため、ベッグス等の組成物において、アルミナは組成物をチキソトロピ ーにするのに十分な量存在する。ベッグス等の組成物のチキソトロピー性は、濃 化洗浄組成物に所望される(上記の)塑性流動特性と大きく異なる。 さらに例として、ダイト等は、非イオン界面活性剤、アニオン硫酸塩および/ またはアニオンスルホン酸塩界面活性剤、カルシウムおよび/またはストロンチ ウムイオン、並びにリンゴ酸、マレイン酸および/または酢酸から選択される安 定剤を含む液体状またはゲル状の洗浄組成物を開示している。ダイト等は、油汚 れの洗浄のために、ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含む洗浄組成物において有用 であるとして、カルシウムを説明している。しかし、カルシウムは安定した液体 組成物中に製剤することが困難であることが知られている。このため、ダイト等 は、カルシウムまたはストロンチウムイオンを、そ の組成物中で安定させるために必要とされる安定剤、すなわちリンゴ酸、マレイ ン酸および/または酢酸を使用している。ダイト等はこれらの酸を、自らの漂白 剤の入っていない組成物において有用な安定剤であるとして開示しているが、こ れらの酸は、例えばハロゲン漂白剤のような漂白成分を使用する組成物の漂白剤 安定性に対して有害な効果を有する恐れがある。 アームド等は、漂白成分を含むことができるチキソトロピーで水性の、液体状 自動皿洗い器洗浄組成物を開示する。アームド等の米国特許第4,970,016号(199 0年11月13日発行)および5,089,161号(1992年2月18日発行)を参照する。漂白 成分に加えて、アームド等の洗浄組成物は、チキソトロピー濃化剤およびアルミ ナまたは二酸化チタンの膜張り防止成分を含む。チキソトロピー濃化剤は、有機 脂肪酸または脂肪酸多価金属塩および/または無機コロイド形成粘土物質であり 得る。アームド等の組成物の膜張り防止成分は、皿洗いに適用すると皿類または グラス類の膜張りを減少すると言われている。アームド等の組成物がチキソトロ ピーであるため、濃化洗浄組成物に所望される塑性流動性はみられない。 所望される粘度、塑性流動、相安定性および漂白剤安定性を有し、漂白剤およ びコロイド濃化剤を含み、研磨剤の入っていない、濃化された水性洗浄組成物が 必要とされたままである。 発明の開示 本発明の目的は、所望される粘度、塑性流動、相安定性および漂白剤安定性を 示す、研磨剤の入っていない、濃化された水性洗浄組成物を提供することである 。本発明の更なる目的は、このような組成物の調整方法およびこのような組成物 を使用して、基質を洗浄する方法を提供することである。 これらおよび他の目的は、水溶液中に、漂白剤、コロイド濃化剤および二価イ オンカルシウム源を含む研磨剤の入っていない洗浄組成物を提供する本発明によ って達成される。組成物はさらに、洗浄活性およびコロイド濃化剤と会合して濃 化を与えるのに効果的な、少なくとも1つの界面活性剤を含む。組成物はまた、 濃化剤と界面活性剤とが会合して適当な濃化を与える環境を促進するのに効果的 な電解質/緩衝液を含む。 本発明の研磨剤の入っていない洗浄組成物の製剤において、イオンカルシウム 源を含む本発明の洗浄組成物が、濃化水性洗浄組成物に特に所望される性質を示 すことが発見された。例えば、本発明の洗浄組成物は、次のような有利な性質、 (1)組成物の粘度が初期に上昇し、その粘度は、時間が経過しても実質的に安定 していること、(2)組成物の所望の流動性、または時間が経過しても実質的に安 定している塑性流動性、(3)相安定性、または離液がないこと、および(4)漂白剤 安定性を立証する。 本発明の洗浄組成物の先の有利な性質は、イオンカルシウム源成分を含むこと に帰因し得る。一般的に、先の洗浄組成物製剤において、イオンカルシウムは、 望ましくない沈殿または石けんの浮きかすの生成、組成物の流動性に及ぼす望ま しくない効果および/または組成物の安定性に及ぼす望ましくない効果が予想さ れることより、可能な成分とされていなかったため、この発見は、驚くべきもの である。 本発明の研磨剤の入っていない組成物は、濃化剤と界面活性剤成分とのみの会 合により与えられるよりも大きな初期粘度を示す。この組成物の粘度は、イオン カルシウム源の量を調節することにより、組成物が濃すぎたり薄すぎたりしない ように、調節することができる。このように調節するため、本発明の組成物の粘 度は、時間が経過しても、温度が上昇しても安定したままである。これらの望ま しい粘度特性に加えて、本発明の組成物は、望ましい塑性流動の流動性を示す。 本発明の組成物はまた、漂白剤安定性を保持する一方で、流動安定性および相安 定性も与える。 本発明の先の利点は、ほんの微量または少量のイオンカルシウムが存在する場 合に得ることができる。例えば、本発明の1つの態様に従い、実質的に水溶性の 二価イオンカルシウムは、組成物の約0.0001〜1.0重量%、または好適には約0.0 001〜0.34重量%、またはさらに好適に は約0.0007〜0.07重量%のイオンカルシウムを与える。このように、本発明の組 成物は、経済的に製剤することができる。 本発明の組成物は、様々な洗浄用途に利用することができる。例として、本発 明の組成物は、組成物による布の予備洗い用途、洗濯用途における組成物の使用 など、並びにタイル、磁器、床、風呂場の壁、流し、浴槽、トイレなどの洗浄の ような、表面洗浄用途に利用することができる。 本発明の様々な態様の付加的な目的、利点および特徴は、次の好適実施例の説 明より明らかになり、説明は添付の図面を参照してなされる。 図面の簡単な説明 図1は、70カ氏度(°F)における、イオンカルシウムを有していない1つの 組成物、および本発明に従った、様々な濃度のイオンカルシウムを有する2つの 組成物の粘度安定性を示したグラフであり、縦座標は1000単位のセンチポアズ( cP)で示した粘度を表し、横座標は日にちで示した貯蔵時間を表す。 図2は、120カ氏度(°F)における、イオンカルシウムを有していない1つの 組成物、および本発明に従った、様々な濃度のイオンカルシウムを有する2つの 組成物の粘度安定性を示したグラフであり、縦座標は1000単位のセンチポアズ( cP)で示した粘度を表し、横座標は 日にちで示した貯蔵時間を表す。 図3は、70カ氏度(°F)における、イオンカルシウムを有していない1つの 組成物、および本発明に従った、様々な濃度のイオンカルシウムを有する3つの 組成物の相安定性を示したグラフであり、縦座標は離液の%を表し、横座標は日 にちで示した貯蔵時間を表す。 図4は、120カ氏度(°F)における、イオンカルシウムを有していない1つの 組成物、および本発明に従った、様々な濃度のイオンカルシウムを有する3つの 組成物の相安定性を示したグラフであり、縦座標は離液の%を表し、横座標は日 にちで示した貯蔵時間を表す。 図5は、120カ氏度(°F)における、イオンカルシウムの入っていない1つの 組成物、および本発明に従った、様々な濃度のイオンカルシウムを有する3つの 組成物の漂白剤安定性を示したグラフであり、縦座標は組成物の重量%濃度で示 した漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)濃度を表し、横座標は日にちで示した貯蔵 時間を表す。 発明を実施するための最良の形態 本発明は、大きな離液がなく、粘度または降伏応力の過度の増大がなく、完全 な漂白剤安定性を有する、研磨剤が入っていない洗浄組成物を提供する。先の利 点はすべて、時間が経過しても、上昇した温度で貯蔵しても存在する。 本発明の1つの態様に従い、アルカリ性の、研磨剤が入っていない、洗浄組成 物が提供され、この組成物は水溶液中で、コロイド酸化アルミニウム濃化剤、洗 浄活性および先の酸化アルミニウム濃化剤と会合して濃化を与えるのに効果的な 、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒にした、少なくとも1つの界面活 性剤、酸化アルミニウム濃化剤と界面活性剤とが会合して濃化を与える環境を促 進するのに効果的な電解質/緩衝液、ハロゲン漂白剤、および実質的に水溶性の 二価イオンカルシウム源を含む。二価イオンカルシウム源は、酸化アルミニウム 濃化剤と界面活性剤との会合により与えられるよりも大きな初期粘度を与え、流 動安定性および相安定性を与え、漂白剤安定性を保持するのに十分な量のイオン カルシウムを与える。本発明はこのように、物理的に、および洗浄効果において 、非常に安定的である、研磨剤が入っておらず、漂白剤を含む洗浄組成物を提供 する。 本発明のもう1つの態様に従い、アルカリ性の、研磨剤が入っていない、洗浄 組成物が与えられ、この組成物は水溶液中で、どれも上記のような、コロイド酸 化アルミニウム濃化剤、少なくとも1つの界面活性剤、電解質または緩衝液、お よびハロゲン漂白剤、脂肪酸石けん、並びに組成物の約0.0001〜1.0重量%のイ オンカルシウムを与える、実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源を含む。好 適には、源は約0.0001〜0.34重量%、さらに好適 には約0.0007〜0.07重量%のイオンカルシウムを与える。このように、本発明の 研磨剤が入っていない、漂白剤を含む組成物は、ごく微量、または少量のイオン カルシウムを使用して、経済的に製剤することができる。 本発明の洗浄組成物の個々の成分を、以下にさらに詳細に説明する。ここでは 、特に特定しない限り、“効果的な量”の語は、意図した目的、例えば濃化、洗 浄、および他の目的を達成するのに十分な量を意味し、“半減期”の語は、漂白 剤成分またはその安定剤の語において使用される場合、組成物中に存在する漂白 剤の最初の量が、分解されて50%になる時間を指す。 コロイド濃化剤 本発明の組成物のコロイド濃化剤成分は、組成物の約0.1〜25重量%、好適に は約0.1〜10重量%の量で存在するアルミナまたは酸化アルミニウム三水和物に より与えられる。典型的なアルミナは、ニューヨークのチャドウィックのレメッ ト・ケミカル・コーポレイテッド(Remet Chemical Corp.)により販売され、西 ドイツのブランスビュッテル(Brunsbuette)のコンデア・ケミー(Condea Chem ie)により製造されているDISPURALである。DISPURALは、安定的なコロイド水性 分散を形成する、酸化アルミニウム一水和物である。 これらの特定のタイプのアルミナは、チキソトロ ピー・ゲルから形成することができる粉末であり、シリカと他のセラミック基質 とを結合させることができ、これらの濃化剤が酸性溶媒に溶解された場合に正の 電荷を得ることができ、様々な表面に対して直接的である。DISPURALは、90%の アルファ酸化アルミニウム一水和物(ベーマイト)、9%の水、0.5%の炭素(第 一アルコールとして)、0.008%の二酸化ケイ素、0.005%の酸化鉄(III)、0.0 04%のケイ酸ナトリウム、および0.05%のイオウから成る典型的な化学組成を有 する。DISPURALは、約320m2/gmの表面領域(BET)、15%が45マイクロよりも大 きく、85%が45マイクロよりも小さい平均粒子サイズ(ふるいにかけて決定され た)、および0.0048マイクロのX線回折分散を有し、ルーズなバルク密度が45lb s./ft.3であり、詰め込んだバルク密度が50lbs./ft.3である。 その他の使用に適した商業的なアルミナ源は、テキサス州ヒューストンのヴィ スタ・ケミカル・カンパニー(Vista Chemical Company)により製造されている CATAPALA liminaである。CATAPAL SBは、74.2%のアルファ酸化アルミニウム一 水和物(ベーマイト)、25.8%の水、0.36%の炭素、0.008%の二酸化ケイ素、0 .005%の酸化鉄(III)、0.004%の酸化ナトリウム、および0.01%より少ないイ オウから成る典型的な化学組成を有する。CATAPAL SBは、約280m2/gmの表面領域 (BET)、38%が45マイクロよりも小さく、19%が90マイクロよりも大 きい平均粒子サイズ(ふるいにかけて決定された)を有する。CATAPAL Dは、73 %のアルミナ、0.15%の炭素、0.01%の二酸化ケイ素、0.01%の酸化鉄(III) 、0.03%の二酸化チタンおよび26.8%の水から成る典型的な化学組成を有する。 CATAPAL Dは、約220m2/gmのBET表面領域および35%が45マイクロよりも小さく 、17%が90マイクロより大きい平均粒子サイズ分布を有する。 これらのコロイドアルミナ濃化剤は、一般的に過度に小さい平均サイズ(すな わち、平均粒子サイズにおいて、ほぼ90%が50マイクロよりも小さい)を有し、 平均粒子サイズの直径は、40マイクロよりも小さく、より好適には30マイクロよ り小さく、最も好適には25マイクロよりも小さい。これらの濃化剤の、平均計測 された粒子サイズの直径は、供給されたように、1〜10マイクロあたりの傾向が ある。しかし、分散において、これらのアルミナの平均粒子サイズは、約1マイ クロよりも小さい。 この小さいサイズのために、無機的または化学的に不溶性であっても、これら のタイプのアルミナ粒子は、ほとんど、または実質的に全く、研磨作用を与えな い。さらに、好適な酸化アルミニウム三水和物は、鉱物、ベーマイト(典型的に 、ボーキサイト鉱物の沈殿中にみられる)から得られ、約3のモース硬度を有し 、これらのアルミナにより与えられるあらゆる研磨作用を実質的に緩和する、相 対的な軟らかさを示す。 ここで使用される酸化アルミニウム三水和物の重要な態様は、効果的な濃化並 びに安定性特性を有するために、酸化アルミニウム三水和物が化学的に不溶性で あること、すなわち酸性、塩基性または中性媒体に決して溶解してはならないと いうことである。生成物の所望の流動性を得るために、酸性化したコロイドの中 性化が必要である。さらに、本発明の洗浄組成物のハロゲン漂白剤成分が酸の存 在下では不安定であるため、中性化が所望される。このように、酸性化され、希 釈されたコロイドは、好適には水酸化ナトリウム(例えば50%溶液)を使用し て中性化される。電解質/緩衝液が炭酸ナトリウムまたはケイ酸ナトリウムであ るならば、先の水酸化ナトリウムを別の成分とすることができる。さらに、アル カリ性中性剤を別に添加することができるが、その代わりにアニオン界面活性剤 をキャリアとして使用することもできる。 濃化に関して、多くのタイプの無機または有機濃化剤があるが、これらの濃化 剤のすべてが、本発明で所望される塑性流動、流動性を与えるわけではないこと に注意するべきである。例えば、一般的な粘土(common clays)は、偽固体流動 性を導く傾向があり、また、静止して、非常に粘度が高くなる傾向がある。チキ ソトロピー状態においては、静止した液体もまた、劇的に濃化されるため、チキ ソトロピー流動性もまた、本発明において望ま しくない。チキソトロープ(thixotrope)が、典型的に粘土濃化液体媒体にみら れるような降伏応力値を有するならば、静止した流体は振とうまたは撹拌なしに は、流動可能な状態に戻ることができない。コロイドアルミナのみが濃化剤とし て使用されていたとしても、高い降伏応力値をもつチキソトロープは、そのよう になる。 本発明の洗浄組成物において、界面活性剤は、下記のように、所望のクリーム 状の塑性流動を達成するために重要である。塑性流動特性をもつ本発明の組成物 は、流動性を促進するためにせん断する必要がない。このため、本発明の洗浄組 成物は、一般的に、容器またはディスペンサーから流すために、圧搾、振とうま たは撹拌が必要ない。 界面活性剤 本発明において使用するのに適した界面活性剤は、アニオン、非イオン、両性 、双性界面活性剤およびこれらの混合物である。アニオン界面活性剤と、漂白剤 安定性の非イオン界面活性剤とを組み合わせて使用することが、特に好適である 。 アニオン界面活性剤は、アルカリ金属アルキル硫酸塩、第二アルカン・スルホ ナート(パラフィン・スルホナートとも記載されている)、アルキル・ジフェニ ル・エーテル・ジスルホナート、脂肪酸石けん、およびこれらの混合物のような 、漂白剤安定性の組成物から選択さ れる。このようなアニオン界面活性剤は、好適には平均約8〜20の炭素原子をも つアルキル基を有する。実施において、ハイポハライト(hypohalite)、例えば 次亜塩素酸塩、漂白剤の類と接触しても、化学的に変衰しないあらゆる他のアニ オン界面活性剤もまた、使用することができる。 特に好適な第二アルカン・スルホナートの例は、西ドイツのフランクフルトの 、ファーブヴェルク・ホエスト・エー・ジー(Farbwerke Hoechst A.G.)により 製造されるHOSTAPUR SASである。アルキル・ベンゼン・スルホン酸の典型的なア ルカリ金属塩の例は、CALSPFTの商標名で販売され、パイロット・ケミカル・カ ンパニー(Pilot Chemical Company)により製造されているものである。典型的 なアルカリ金属アルキル硫酸酸の例は、約16の炭素原子をもつアルキル基を有す る、コンチネンタル・ケミカル・カンパニー(Continental Chemical Company) により販売されているCONCO SULFATE WRである。使用される電解質がアルカリ金 属ケイ酸塩であるとき、C6-14脂肪酸石けんのような、脂肪酸の水溶性アルカリ 金属石けんを含むことが最も望ましい。ラウリン酸またはミリスチン酸のナトリ ウムおよびカリウム石けんが特に好適である。本発明の洗浄組成物の成分として 使用される場合、脂肪酸のアルカリ金属石けんは、組成物の約0〜10重量%の量 で存在する。 好適な漂白剤安定性、非イオン性の界面活性剤の例は、酸化アミン、特に下に 示したようなトリアルキル酸化アミンである。 上の構造において、R'およびR"は、炭素原子1〜3のアルキル基であり得て、最 も好適には、メチル基であり得て、Rは炭素原子10〜20のアルキル基である。R 'およびR"の両方がメチル基であり、Rが平均炭素原子約12のアルキル基である 場合、酸化ジメチルドデシルアミンの構造、特に好適な酸化アミンの構造が得ら れる。漂白剤安定性の、非イオン界面活性剤のこれらの特定のタイプの代表的な 例が、AMMONYX LOの商標名でステファン・ケミカル社(Stepan Chemica)により 販売されている酸化ジメチルドデシルアミンを含む。他の好適な酸化アミンは、 BARLOXの商標名で、ロンツァ社(Lonza)により販売されているもの、コンチネ ンタル・ケミカル・カンパニー(Continental Chemical Company)により販売さ れているCONCO XA、アクゾ社(Akzo)により販売されているAROMAX、およびスカ ー・ブラザーズ・インコーポレイテッド(Scher Brothers,Inc.)により販売さ れているSCHRCAMOXがある。これらの酸化アミンは、好適には 平均炭素原子約10〜20の主アルキル鎖基(main alkyl chain groups)を有す る。 適当な界面活性剤の他のタイプは、例えば、ベタイン、イミダゾリン、および ある第四ホスホニウムと第三スルホニウムとの化合物を含む。 少なくとも2つの界面活性剤を組み合わせることが特に好適であり、最も好適 には、アニオン性界面活性剤と漂白剤安定性の非イオン性界面活性剤を組み合わ せる。これらのタイプの界面活性剤の組み合わせは、特に、長時間、上昇した温 度の下での次亜塩素酸塩の半減期の安定性を維持するために、好適である。本発 明の組成物において、全界面活性剤は、組成物の約0.1〜20重量%の範囲の量で 存在する。 アルミナと界面活性剤との適切な混合を決定することが、本発明にとって非常 に重要である。大量の混合した界面活性剤系のみの使用は、漂白剤の半減期を短 くするが、アルミナの使用は、それにより、組成物に受容できない離液を起こす 。理論的には、適当な流動性(塑性流動)、所望の漂白剤安定性があり、相分離 または離液という結果がない限り、組成物の約0.1〜25重量%のアルミナ、組成 物の約0.1〜20重量%の全界面活性剤(アニオン界面活性剤、漂白剤安定性の非 イオン界面活性剤、またはこれらの混合物)を本発明において使用することがで きる。実施において、最少量のアルミナおよび界面活性 剤を使用することが好適である。通常使用される量は、洗浄に効果的な量である 。 本発明の一態様に従い、アルミナおよび全界面活性剤は、次の範囲で使用する ことができる。アルミナは、好適には組成物の約0.1〜10重量%、最も好適には 約0.5〜6重量%であり、仝界面活性剤は、好適には組成物の約0.1〜20重量%、 より好適には約0.5〜5重量%である。上記の範囲のアルミナおよび界面活性剤は 、所望の離液値、最適な漂白剤半減期、および組成物中の活性剤の量が減少する ことによる、より低い全製造コストを結果として有する組成物を表すことがわか る。 電解質/緩衝液 洗浄組成物の電解質/緩衝液成分は、アルミナと界面活性剤とが結合すること ができる好ましい環境を促進することがわかる。電解質は、水溶液中にイオン( 一般的にアニオン)の源を与えるように働く。電解質はこのように、アルミナ濃 化剤と界面活性剤とが、本発明の濃化または好ましい塑性流動を与えるために会 合することができる帯電媒体を与える。緩衝液は、pHを維持するように作用す ることができる。本発明において、所望の流動性の達成およびハロゲン漂白剤安 定性の維持という両目的のために、アルカリpHが好ましい。 いくつかの化合物は、電解質と緩衝液との両方として与えられる。これらの特 別の電解質/緩衝液化合物は、 一般的に、様々な無機酸、例えばポリリン酸塩、ピロリン酸塩、三リン酸塩、テ トラリン酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩および水酸化物 、このような無機塩のアルカリ金属塩、並びにこれらの混合物である。ある二価 塩、例えばリン酸塩、炭酸塩、水酸化物などのアルカリ土類塩は、単独で緩衝液 として作用し得る。これらの二価塩化合物が使用されると、その二価塩化合物は 、適当なpH調製を与えるために、上記の電解質/緩衝液化合物のうちの少なく とも1つと結合する。アルミノケイ酸塩(ゼオライト)、ホウ酸塩、アルミン酸 塩、および緩衝液としてグルコナート、コハク酸塩およびマレイン酸塩のような 漂白剤安定性の無機物質のような物質を使用することもまた、適当である。所望 の流動性のためのイオン強度の必要性を維持するために、必要ならば、塩化ナト リウムまたは硫酸ナトリウムを電解質として使用することはできるが、緩衝液と して使用することはできない。 特に好適な電解質/緩衝液化合物は、アルカリ金属ケイ酸塩であり、これは本 発明に所望される塑性流動を与えるために、アルカリ金属脂肪酸石けんと組み合 わせて利用される。好適なケイ酸塩は、ケイ酸ナトリウムであり、これは、Nao: SiO2の実験式を有する。酸化ナトリウム:二酸化ケイ素の割合は、約1:4〜1 :1であり、より好適には約1:2である。ケイ酸塩は、ピー・ キュー・コーポレイション(PQ Corporation)のような多くの源から入手するこ とができる。電解質/緩衝液化合物は、本発明の洗浄組成物のpHの範囲を、7. 0以上、より好適には約10.0〜14.0の間に維持するように作用する。電解質/緩 衝液の量は、組成物の約0.1〜25重量%、より好適には約0.1〜10重量%、最も好 適には約0.5〜5重量%の間で変化させることができる。 ハロゲン漂白剤 漂白剤の源は、本発明の目的のために特に好ましい様々なハロゲン漂白剤から 選択することができる。例として、漂白剤は、好適には、本質的にハイポハライ ト、ハイポハライト添加生成物、ハロアミン、ハロイミン、ハロイミドおよびハ ロアミドのアルカリ金属塩およびアルカリ土類塩から成る群より選択される。こ れらの漂白剤はまた、ハイポハロウス漂白剤種(hypohalous bleaching species )をその場で(in situ)生成する。 好適なハロゲン漂白剤は、次亜塩素酸塩および次亜塩素酸塩を水溶液中で生成 する化合物を含むが、次亜臭素酸塩もまた、もう1つの可能なハロゲン漂白剤で ある。代表的な次亜塩素酸塩生成化合物は、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸 カリウム、次亜塩素酸リチウムおよび次亜塩素酸カルシウム、塩素化リン酸三ナ トリウム十二水化物(ハイポハライト添加生成物)、ジクロロイソシアヌレート ・カリウムおよびジクロロイソシアヌレー ト・ナトリウム、トリクロロシアヌル酸、ジクロロジメチル・ヒダントイン、ク ロロブロモ・ジメチル・ヒダントイン、N-クロロスルファミド(ハロアミド)、 並びにクロラミン(ハロアミン)を含む。ハロゲン漂白剤は、組成物の約0〜15 重量%、より好適には約0.5〜5重量%の範囲で存在する。本発明において特に好 適なのは、NaOClの化学式を有し、組成物の約約0.1〜15重量%、より好適には約 0.1〜10重量%、さらに好適には約0.25〜5重量%、最も好適には約0.5〜2重量% の範囲で存在する次亜塩素酸ナトリウムである。 漂白剤が例えば有機的なしみのような酸化可能なしみに対して、非常に効果的 な酸化洗浄剤として知られているため、漂白剤の目的は明らかである。漂白剤が 、水系中のほとんどの活性剤と結合すると、酸化が起こり、漂白効果が大きく減 少してしまうことが知られているため、漂白剤に関する本質的な問題点もまた明 らかである。商業的な供給において、漂白剤の安定性は、貯蔵寿命を通じて効果 を維持する貯蔵安定的な生成物を販売するために必要な要件である。次亜塩素酸 塩漂白剤生成物の場合、次亜塩素酸塩の過度の分解は、生成物のパッケージに圧 力をかけ得る酸素ガスを生成し、生成物が泡立ってしまうため、有害である。 本発明において、漂白剤の半減期がこんなにも完全であることは、特に驚くべ き事である。理論に基づくわけ ではないが、本発明の洗浄組成物の漂白剤安定性は、後述するように、イオンカ ルシウム源成分に帰因すると信じられる。 イオンカルシウム源 本発明において、イオンカルシウム源が洗浄組成物の初期粘度を増加させるよ うに作用することは、驚くべき発見である。さらに、洗浄組成物中にイオンカル シウムを含有することは、所望の粘度安定性、塑性流動、流動性安定性、相安定 性および漂白剤安定性という成分特性を生じることがわかる。 本発明の組成物はこのように、実質的に二価イオンカルシウムの水溶性の源を 含む。適当な水溶性のために、イオンカルシウム源の水溶性生成物またはKspは 、少なくとも約10-30、好適には約10-10、最も好適には10-1〜約10-2である。イ オンカルシウム源は、イオンの形態または塩の形態でカルシウムを含むことがで きる。例として、そして好適には、イオンカルシウム源は、塩化カルシウムであ り得る。 本発明の一態様に従って、イオンカルシウム源は、先述のように、アルミナ濃 化剤と界面活性剤との会合によって与えられるよりも大きい初期粘度を与えるた めに十分な量のイオンカルシウムを供給し、流動性安定性、相安定性を与え、漂 白剤安定性を維持する。本発明のもう一つの態様に従い、イオンカルシウム源は 、組成物の 約0.0001〜1.0重量%の量のイオンカルシウムを供給する。好適には、イオンカ ルシウム源は、組成物の約0.0001〜0.34重量%の量のイオンカルシウムを供給す る。より好適には、イオンカルシウム源は、組成物の約0.0007〜0.07重量%の量 のイオンカルシウムを供給する。 理論に基づく意図はないが、カルシウムイオンは、好適には、水酸化物イオン のような、組成物中に存在するアニオンに対抗して、組成物のアルミナ、界面活 性剤、および/または電解質/緩衝液成分と相互作用し得ることが示唆される。 このように、正に荷電したカルシウムイオンは、組成物のアルミナ、界面活性剤 、および/または電解質/緩衝液成分を安定化することが示唆される。カルシウ ムイオンと異なり、マグネシウムイオンおよびアルミナイオンの両者は、組成物 のアルミナ、界面活性剤、および/または電解質/緩衝液成分よりも、組成物中 に存在するアニオンに対して、より大きな親和力を有することが明らかである。 このため、マグネシウムイオンおよびアルミナイオンは、組成物中の水酸化物イ オンのようなアニオンとイオン対を形成し、そのことにより組成物の成分pHが より低くなり、組成物の漂白剤安定性と反対の効果を生じると信じられる。マグ ネシウムイオンおよびアルミナイオンは、例えば、本発明のイオンカルシウム成 分に帰因し得ることが明らかである初期の組成物粘度の増加のような利点を与え ない。 先述のように、比較的少量のイオンカルシウムが、初期粘度、粘度安定性、塑 性流動および流動性安定性、相安定性および漂白剤安定性の点から、望ましい成 分特性を与える。微量または少量のみのイオンカルシウムが使用されるため、洗 浄組成物を経済的に製造することができる。 他の添加剤 本発明の組成物は、さらに、例えば、組成物の作用、安定性または美的アピー ルを強化する、香料、着色剤、顔料(例えばウルトラマリンブルー)、漂白剤安 定染料(例えばアントラキノン染料)、白色化剤、溶剤、キレート剤およびビル ダーのような添加剤を含んで製剤することができる。一般的に、このような添加 剤は、例えば、それぞれ組成物の約0.001〜5.0重量%というような、比較的少量 を加えることができる。 例として、インターナショナル・フレーバーズ・アンド・フレグランス・イン コーポレイテッド(International Havors and Fragrance,Inc.)から商業的に 入手することができる香料のような香料を、本発明の組成物中に、組成物の約0. 01〜0.5重量%含むことができる。染料および顔料は少量含むことができ、ウル トラマリンブルー(UMB)および銅フタロシアニンは、本発明の組成物に組み入 れることができる、広く使用されている顔料の例である。例えば炭酸塩、ケイ酸 塩およびポリアクリレートの ような緩衝液物質もまた、添加することができるが、このような緩衝液は、組成 物のイオン強度を上昇させるほどの量は存在するべきではない。さらに、組成物 の平衡を調製するために、本発明の洗浄組成物に、水を添加することができる。 溶剤もまた、本発明の洗浄組成物に添加することができる。例えば、水にやや 不溶性の、または分散可能なある有機溶剤(これらのうちのいくつかは次亜塩素 酸塩漂白剤の存在下において有利に安定している)を含めることができる。これ らの漂白剤安定性の溶剤は、一般的にテルペン誘導体のような、所有権を主張で きる香料ブレンドの構成要素として使用されているものを含む。 本発明に適当なテルペン誘導体は、官能基をもつテルペン炭化水素を含む。官 能基をもつ有効なテルペンは、限定するわけではないが、アルコール、エーテル 、エステル、アルデヒドおよびケトンを含む。上記の官能基をもつテルペンのそ れぞれの代表的な例は、限定するわけではないが、次の通りである。(1)例えば ベルベノール(verbenol)、トランスピノカーベオール(transpinocarveol)、 シス-2-ピナノール(cis-2-pinanol)、ノポールnopol、イソ-ボルネオール(is o-borneol)、カーベオール(carbeol)、ピペリトール(piperitol)、チモー ル、α-テルピネオール(α-terpineol)、テルピネン-4-オール(terpinen-4-o l)、メントール、1,8-テルピン、ジヒドロテ ルピネオール(dihydro-terpineol)、ネロール(nerol)、ゲラニオール、リナロ ール、シトロネロール、ヒドロキシシトロネロール、3,7-ジメチル・オクタノー ル、ジヒドロミルセノール(dihydromyrcenol)、β-テルピネオール(β-terpi neol)、テトラヒドロ-アルローシメノール(tetrahydro-alloocimenol)および ペリルアルコール(perillalcohol)を含む、テルペン・アルコール、(2)例えば 1,8-シネオール(1,8-cineole)、1,4-シネオール(1,4-cineole)、イソボルニ ル・メチルエーテル、ローズ・ピラン(rose pyran)、α-テルピニル・メチル ・エーテル、メントフラン(menthofuran)、トランス・アネトール、メチル・ カビコール、アロシメネ・ジエポキシド(allocimene diepoxide)、リモネン・ モノ-エポキシド、酢酸イソカルボニル、酢酸ノーピル(nopylacetate)、α-酢 酸テルピニル、酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、酢酸シトロネリル(citronellyl acetate)、酢酸ジヒドロ-テルピニルおよび酢酸ネリル(neryl acetate)を含 む、テルペン・エーテルおよびエステル、および(3)例えばミルテナル(myrtena l)、ショウノウ・アルデヒド(campholenic aldehyde)、ペリルアルデヒド (perillaldehyde)、シトロネラール、シトラール、ヒドロキシ・シトロネラー ル、ショウノウ、ベルベノン(verbenone)、カルベノン(carvenone)、ジヒド ロ-カルボン、カルボン、ピペリトン(piperitone)、メントン、酢酸ゲラニル 、プソイド−イ オノン、α-イオノン、β-イオノン、イソ-プソイド-メチル・イオノン、ノーマ ル-プソイド-メチル・イオノン、イソ-メチル・イオノンおよびノーマル-メチル ・イオノンを含む、テルペン・アルデヒドおよびケトンである。本発明で使用す るのに適当であることが明らかな、官能基をもつテルペン炭化水素は、本発明に 引用文献として組み入れられる、シモンセンとロスによる、1947年第2版発行の ケンブリッジ大学出版のThe Terpensの第。〜・巻に実質的に非常に詳細に論じら れている。また、本発明に全体を引用文献として組み入れられる、チョイ等によ り、1994年1月18日に発行され、全体が普通に譲渡された米国特許第5,279,758 号も参照する。 調整方法 本発明の組成物の調製において、どのような添加の順番においても、二価イオ ンカルシウム源は、アルミナの添加の後で、界面活性剤の添加の前に添加される という制限を受けて、成分は適当な混合手段により混合される。実施において、 アルミナは、酸と混合されることにより活性化し、この活性化したアルミナは、 次に水酸化ナトリウムにより中和される。この中和に続いて、ハロゲン漂白剤が 添加される。例えば、二価のイオンカルシウム、界面活性剤並びに香料および溶 剤を含む選択的な添加剤のような本発明の付加的な成分は、どのような順番で添 加することもできるが、電解質/緩衝液成分は、 ハロゲン漂白剤および界面活性剤の後に添加される。好適には、電解質/緩衝液 成分は、均一で、やや不透明な組成物を生じるように、適当に混合しながら添加 される。 洗浄方法 本発明の組成物による基質の洗浄において、本発明の組成物は、汚れたり、し みが付いたり、またはそれ以外に洗浄が必要な表面または布のような基質と接触 させられる。基質と本発明の組成物との接触は、先述のように、例えば洗浄され る汚れた布の予備洗浄用途のように、基質の実際の洗浄または洗濯の前にさせる ことができる。この代わりに、基質と本発明の組成物との接触は、実際の基質の 洗浄または洗濯の間にさせることができる。 例 本発明の洗浄組成物の実施例の例は、下記の例1に挙げた成分を含む。それぞ れの成分の好適な量は、組成物に関する成分の重量%で与えられている。例1の 洗浄組成物は、ここで述べた本発明の利点を証明する。例1 成 分 重量%(%) アルミナ1 2.57 塩酸(13%) 0.2229 次亜塩素酸ナトリウム 1.57 水酸化ナトリウム 0.80 ラウリン酸 0.96 第二アルカン・スルホナート 2.50 酸化アミン2 1.29 ケイ酸ナトリウム3(47%) 2.37 塩化カルシウム 0.07 香料油 0.057 水 バランス 1 ヴィスタ・ケミカル・カンパニーにより製造されているCATAPAL D。 2 ステファン・ケミカル社によるLO/CO。 3 ペンシルバニア州ヴァレイ・フォージのピー・キュー・コーポレイションよ り商業的に入手できるRU。 図1および2は、下記の表1に挙げた共通の成分を有する、A、BおよびCと された3つの製剤の、それぞれ70および120カ氏度(°F)における粘度安定性を 示す。これらの共通の成分のそれぞれの量は、組成物に対する成分の重量%で与 えられている。表1 成 分 重量%(%) アルミナ1 4.3 塩酸(13%) 0.55 次亜塩素酸ナトリウム 1.48 水酸化ナトリウム 0.56 ラウリン酸 1.00 第二アルカン・スルホナート 1.2 酸化アミン2 0.90 ケイ酸ナトリウム3(47%) 2.0 香料油 0.06 水 バランス 1 ヴィスタ・ケミカル・カンパニーにより製造されているCATAPAL D。 2 ステファン・ケミカル社によるLO/CO。 3 ペンシルバニア州ヴァレイ・フォージのピー・キュー・コーポレイションよ り商業的に人手できるRU。 製剤Aは、表1に挙げた成分のみを含み、洗濯用途における予備洗浄処理のため に適当な汚れ除去ゲルを表す。この汚れ除去ゲルは、付加的なイオンカルシウム 成分を全く含まない。製剤Bは、本発明に従って、付加的に0.0007重量%のイオ ンカルシウムを含む。製剤Cもまた、本発明に従って、付加的に0.07重量%のイ オンカルシウムを含む。 それぞれの製剤について、70°Fで貯蔵されたものも 120°Fで貯蔵されたものも、Brookfield Mode DV2-RV粘度計で、70°Fにおい て5rpmで、粘度を計測された(すなわち120°Fで貯蔵された製剤は、粘度の計測 のために、70°Fまで冷却された)。図1および2に示したように、本発明の製 剤であるBおよびCは、両者とも、実際の貯蔵条件とされる70°Fにおいても、 温度が上昇した条件とされる120°Fにおいても、商業的な製剤Aよりも大きな初 期粘度を有する。本発明の製剤BおよびCの粘度は、例えば、70°Fにおいて約2 50日の貯蔵時間を経過した粘度を表す図1に示したように、時間が経過しても安 定している。本発明の製剤BおよびCの粘度はまた、例えば、120°Fにおいて約 27日の貯蔵時間を経過した粘度を表す図2に示したように、温度が上昇しても安 定している。 図3および4は、先述のような商業的な製剤Aおよび本発明の組成物Bおよび Cの、それぞれ70°Fおよび120°Fにおける相安定性を示す。これらの2つの図 はまた、前記の表1に掲載した、製剤A、BおよびCと共通の成分を含み、本発 明に従って、さらに0.35重量%のイオンカルシウムを含む製剤Dの、70°Fおよ び120°Fにおける相安定性も示す。 図3および4で使用される相安定性の語は、時間が経過しても、製剤に離液が ないことを意味する。それぞれの製剤について、例えば高密度ポリエチレンであ る均一 で透明なプラスチックの容器(ガラスではない)で製剤を観察し、定規で離液相 と、もしあるならば、離液していない相の高さとを計測して離液を決定した。 図3および4に図示したように、商業的な製剤Aは、時間が経つと比較的大き な離液を示すが、製剤CおよびDは、あったとしても、ごくわずかな離液を示す のみで、製剤Bはわずかな離液を示すのみである。例えば、70°Fにおいて約250 日間貯蔵したときの離液を表す図3に示されているように、本発明の製剤B、C およびDの相安定性のデータは、時間が経過しても安定的である。例えば、120 °Fにおいて約27日間貯蔵したときの離液を表す図4に示されているように、本 発明の製剤B、CおよびDの相安定性のデータは、温度が上昇して時間が経過し ても安定的である。 図5は、120°Fにおける商業的製剤Aおよび上記の本発明の製剤B、Cおよび Dの漂白剤安定性を示す。これらの4つの製剤は、ハロゲン漂白剤、特に、表1 に示したように、次亜塩素酸ナトリウムを含む。製剤A、B、CおよびDにおい て、水酸化ナトリウムは、イオンカルシウムの添加の前に、製剤のpHを適当な レベル(すなわちアルカリ性)に調製するために加えられた。 図5で使用されている漂白剤安定性の語は、製剤において、時間が経過しても 、次亜塩素酸ナトリウムの分解がないか、または次亜塩素酸ナトリウムの濃度の 減少が ないことを意味する。データ収集を急ぐために、すなわち、貯蔵時間を経過した 漂白剤安定性のデータを収集するために、より長い貯蔵時間のデータを収集する のではなく、120°Fの温度を使用して、約40日間の貯蔵時間のデータを収集した 。それぞれの製剤について、漂白剤安定性は、ヨウ素滴定により決定された。 図5に示したように、製剤A、BおよびCは、時間が経過しても、同じレベル の次亜塩素酸ナトリウム濃度を有する。これらのレベルは、本発明に適当な漂白 剤安定性を表す。製剤Dは、時間が経過すると、製剤A、BおよびCが示すより も大きく次亜塩素酸ナトリウム濃度の減少を示す。理論に基づくのではないが、 本発明の製剤Dの濃度レベルのイオンカルシウムは、製剤A、BおよびCと比較 して、漂白剤と何らかの相互作用をするか、またはより高いイオン強度を与え、 このことが時間が経過すると次亜塩素酸ナトリウム濃度の減少を起こし得ると信 じられている。製剤Dに関して、時間が経過すると、大きく次亜塩素酸ナトリウ ム濃度が減少するが、やはり本発明に適当な漂白剤安定性を示す。 表1で挙げた成分およびそれぞれの製剤における濃度が0.007、0.07および0.2 8重量%である付加的なイオンマグネシウム成分を含む3つの製剤は、70°Fで約 63日間貯蔵したときの漂白剤安定性は、商業的な製剤Aとそれほど変わらない。 図1に関連して述べたように、商業的な製 剤Aの70°Fにおける初期粘度は、イオンカルシウムを含んだ本発明の組成物で ある製剤BおよびCほどは高くなかった。このため、イオンマグネシウムを含ん だ製剤は、本発明で所望されるような、初期的な構成要素の粘度の上昇を示さな い。 0.28重量%のイオンマグネシウム濃度を有する製剤において、120°Fで約40日 間貯蔵したときの漂白剤安定性は受容できないほど低かったが、それぞれ0.0007 および0.07重量%のイオンマグネシウム濃度を有する上記の製剤において、120 °Fにおいて約40日間貯蔵したときの漂白剤安定性は、商業的な製剤Aとそれほ ど変わらなかった。 これらのイオンマグネシウムを含む製剤すべてにおいて、イオンカルシウムを 含む製剤において行われていたように、イオンマグネシウムの添加に先立って、 製剤のpHを適当なレベル(すなわちアルカリ性)に調製する(すなわち上昇さ せる)ために、水酸化ナトリウムが添加された。イオンマグネシウムを含む製剤 のそれぞれの第一の実験において、イオンマグネシウムの添加は、製剤のpHの 即時の低下と、その結果としての漂白剤安定性の損失を引き起こす。このpHの 低下を、イオンマグネシウムが引き起こしたのか、それとも十分な水酸化ナトリ ウムがなかったことが引き起こしたのかを決定するために、その後に添加される イオンマグネシウムの平衡をとるために、化学量論的な量の水酸化ナトリウムが 添 加されたそれぞれのイオンマグネシウムを含んだ製剤について、第二の実験を行 った。第二の実験において、イオンマグネシウムが添加されても、製剤の漂白剤 安定性および流動性に対して、何の影響も観察されなかった。これらの第一およ び第二の実験は、イオンマグネシウムが、優先的に水酸化物イオンのような製剤 中に存在するアニオンとイオン対となり、このことによりpHが低下し、反対に 漂白剤安定性に影響することを示していると信じられる。このため、イオンマグ ネシウムを含んだ製剤は、本発明のイオンカルシウムを含んだ製剤のような漂白 剤安定性という特徴を与えないことが明らかである。 重要なことに、先述のような、イオンマグネシウムを含んだ製剤により示され た実験結果およびイオンマグネシウムを含んだ製剤に帰因する機構は、先述のよ うな、イオンカルシウムを含んだ製剤により示された実験結果およびイオンカル シウムを含んだ製剤に帰因する機構とは異なる。例えば、pHを調製するために 水酸化ナトリウムを添加されたイオンカルシウムを含んだ製剤において、イオン カルシウムの添加は即時のpHの低下およびそれに続く漂白剤安定性の損失を引 き起こさない。このように、イオンマグネシウムを含んだ製剤に必要とされるよ うな付加的な水酸化ナトリウムは、イオンカルシウムを含んだ製剤には必要とさ れない。イオンカルシウム を含んだ製剤において、イオンカルシウムは、溶液中に存在する水酸化イオンの ようなアニオンとの相互作用に優先して、製剤のアルミナ、界面活性剤および/ または電解質/緩衝液成分と相互作用し、これらの成分を安定化させると信じら れている。イオンカルシウムを含んだ製剤は、それに続く製剤のpHの低下およ び漂白剤安定性と逆の効果なしに、このように本発明の有利な粘度および流動性 を与える点で、ユニークなものと考えられている。このように、イオンカルシウ ムを含んだ本発明の組成物は、粘度安定性、流動性安定性、相安定性および漂白 剤安定性という、予測できない有利な性質を与える。 上記のような望ましい性質に加えて、本発明は、所望の弾性を示す洗浄組成物 を提供する。一般的に、濃化された洗浄組成物に所望される弾性は、貯蔵率(G' )の比率が、損失率(G")よりも高いときに表れるが、これは貯蔵率(G')の損 失率(G")に対する比率がより高くなることと、相安定性が高くなることとが関 連するためである。与えられた粘度をもつ組成物のG':G'の比率において上昇が 見られるということは、構成要素の弾性の改良および相安定性が改良されたとい うことを示す。本発明の洗浄組成物において、G'のG"に対する比率は、イオンカ ルシウム濃度の上昇と共に高くなる。このように、上昇したカルシウム濃度を有 する本発明の組成物は、改 良された相安定性を示す。 さらに、本発明の洗浄組成物において、流動を起こすように系にかけられる応 力の量である降伏応力値は、イオンカルシウム濃度の上昇と共に高くなる。一般 的に、濃化された水性洗浄組成物について、より低い降伏応力値は、組成物の流 動を起こすために必要とされる力がより少なくてよいことを示す。濃化された水 性洗浄組成物の適当な調剤性のために、組成物は流動に対して抵抗性が極端にな かったり、また極端にあったりするべきではない。粘度安定性および相安定性量 のイオンカルシウムをもつ本発明の洗浄組成物の降伏応力値は、濃化水性洗浄組 成物に所望されるレベルに維持される。このため、本発明は、所望の粘度、相安 定性および調剤性を与える。 先述のように、本発明の製剤であるB、CおよびDはさらに、ずり減粘プロフ ィルまたはずり速度に対する粘度のプロット(図示せず)により決定されるよう に、所望のずり減粘特性を示す。一般的に、ずり減粘プロフィルはオリフィスを 通して圧力をかけられたときに、どのように製剤が減粘されるかの表示、さらに 調剤性の表示を与える。濃化された水性洗浄組成物に所望される調剤性に関して はそれほど重要ではないが、本発明の製剤B、CおよびDのずり減粘プロフィル は、商業的製剤Aのずり減粘プロフィルよりも高い。本発明の製剤B、C およびDのずり減粘プロフィルは、本発明の製剤Dのずり減粘プロフィルよりも 低く、2つの本発明の製剤BおよびCの調剤性は、比較的低いが、まだ所望され る調剤性をもつ本発明の製剤Dよりも望ましいことが示唆される。本発明は、こ のように、良好な調剤性を有する洗浄組成物を提供する。 実験データは、本発明の組成物が、完全な粘度特性および流動性、並びに相安 定性および漂白剤安定性を有することを示す。本発明の組成物のこれらの有利な 特徴は、典型的な貯蔵条件および長くされた時間および上昇した温度の下で、維 持される。 好適な特定の実施例により本発明を説明してきたが、説明および例は、本発明 の範囲を限定するものではなく、図示を目的とし、本発明の範囲は、請求の範囲 により決定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月6日(1998.4.6) 【補正内容】 請求の範囲 1.アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物であって、 水溶液中に、 組成物の約0.1〜10重量%の量の酸化コロイドアルミナ濃化剤、 組成物の約0.1〜20重量%の量の少なくとも1つの界面活性剤、 組成物の約0.1〜25重量%の量の電解質/緩衝液、 組成物の約0.1〜15重量%の量のハロゲン漂白剤、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し 、洗浄活性および前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに 効果的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸化コロイドアルミナ濃 化剤と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的 であり、 前記二価イオンカルシウム源は、組成物の約0.0001〜1.0重量%の量のイ オンカルシウムを提供する、 ところの組成物。 2.請求項1に記載の組成物であって、 前記ハロゲン漂白剤は、ハイポハライト、ハイポハライト添加生成物、ハ ロアミン、ハロイミン、ハロアミドおよびハロイミドのアルカリ金属塩およびア ルカリ土類塩から成る群より選択される、 ところの組成物。 3.請求項1に記載の組成物であって、 前記電解質/緩衝液は、リン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩、三リン 酸塩、テトラリン酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩および 水酸化物、並びにこれらのアルカリ金属塩、並びにこれらの混合物から成る群よ り選択される、 ところの組成物。 4.請求項1に記載の組成物であって、 前記二価イオンカルシウム源は、塩化カルシウムである、 ところの組成物。 5.請求項1に記載の組成物であって、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.0007〜0.07重量%である、 ところの組成物。 6.請求項1に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アニオン、非イオン、両性、双性界面活性剤およびこ れらの混合物から成る群より選 択される、 ところの組成物。 7.請求項6に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アルカリ金属アルキル硫酸塩、第二アルカン・スルホ ナート、アルキル・ジフェニル・エーテル・ジスルホナート、およびこれらの混 合物から成る群より選択されるアニオン界面活性剤である、 ところの組成物。 8.請求項6に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、酸化アミンである、 ところの組成物。 9.請求項6に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アニオン界而活性剤と漂白剤安定性の非イオン界面活 性剤との混合物を含む、 ところの組成物。 10.請求項9に記載の組成物であって、 前記アニオン界面活性剤は、第二アルカン・スルホナートであり、 前記漂白剤安定性の非イオン界面活性剤は、酸化アミンである、 ところの組成物。 11.請求項1に記載の組成物であって、 さらに、C6-14石けんを含む、 ところの組成物。 12.請求項11に記載の組成物であって、 前記C6-14石けんは、ラウリン酸のアルカリ金属石けんである、 ところの組成物。 13.請求項1に記載の組成物であって、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.0007〜0.07重量%である、 ところの組成物。 14.請求項1に記載の組成物であって、 さらに、染料、顔料、着色剤、白色化剤、香料、溶剤、キレート剤、ビル ダーおよびこれらの混合物から成る群より選択される添加剤を含む、 ところの組成物。 15.アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物であって、 水溶液中に、 組成物の約0.1〜10重量%の量の酸化コロイドアルミナ濃化剤、 組成物の約0.1〜20重量%の量の少なくとも1つの界面活性剤、 組成物の約0.1〜25重量%の量の電解質/緩衝液、 組成物の約0.1〜15重量%の量のハロゲン漂白剤、 脂肪酸石けん、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し 、洗浄活性および前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに 効果的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸化コロイドアルミナ濃 化剤と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的 であり、 前記二価イオンカルシウム源は、組成物の約0.0001〜1.0重量%の量のイ オンカルシウムを提供する、 ところの組成物。 16.請求項15に記載の組成物であって、 前記ハロゲン漂白剤は、ハイポハライト、ハイポハライト添加生成物、ハ ロアミン、ハロイミン、ハロアミドおよびハロイミドのアルカリ金属塩およびア ルカリ土類塩から成る群より選択される、 ところの組成物。 17.請求項15に記載の組成物であって、 前記電解質/緩衝液は、リン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩、三リン 酸塩、テトラリン酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩および 水酸化物、並びにこれらのアルカリ金属塩、並びにこれら の混合物から成る群より選択される、 ところの組成物。 18.請求項15に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アニオン界面活性剤と漂白剤安定性の非イオン界面活 性剤との混合物を含む、 ところの組成物。 19.請求項18に記載の組成物であって、 前記アニオン界面活性剤は、第二アルカン・スルホナートであり、 前記漂白剤安定性の非イオン界面活性剤は、酸化アミンである、 ところの組成物。 20.請求項15に記載の組成物であって、 前記脂肪酸石けんは、ラウリン酸のアルカリ金属石けんである、 ところの組成物。 21.請求項15に記載の組成物であって、 前記二価イオンカルシウム源は、塩化カルシウムである、 ところの組成物。 22.請求項15に記載の組成物であって、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.0007〜0.07重量%である、 ところの組成物。 23.請求項15に記載の組成物であって、 前記脂肪酸石けんは、組成物の約10重量%に至る量で存在する、 ところの組成物。 24.請求項15に記載の組成物であって、 さらに、染料、顔料、着色剤、白色化剤、香料、溶剤、キレート剤、ビル ダーおよびこれらの混合物から成る群より選択される添加剤を含む、 ところの組成物。 25.基質を洗浄する方法であって、 基質と、アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物との接触を含み 、 前記洗浄組成物は、水溶液中に、 組成物の約0.1〜10重量%の量の酸化コロイドアルミナ濃化剤、 組成物の約0.1〜20重量%の量の少なくとも1つの界面活性剤、 組成物の約0.1〜25重量%の量の電解質/緩衝液、 組成物の約0.1〜15重量%の量のハロゲン漂白剤、 脂肪酸石けん、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し 、洗浄活性および前記酸化コロイド アルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに効果的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸化コロイドアルミナ濃 化剤と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的 であり、 前記二価イオンカルシウム源は、組成物の約0.0001〜1.0重量%の量の二 価イオンカルシウムを与える、 ところの方法。 26.請求項25に記載の方法であって、 前記基質は、汚れた、またはしみが付いた硬表面である、 ところの方法。 27.請求項25に記載の方法であって、 前記基質は、汚れた、またはしみが付いた布である、 ところの方法。 28.請求項25に記載の方法であって、 前記基質と組成物との接触は、基質の洗浄または洗濯の前に起こる、 ところの方法。 29.アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物を調製する方法であって 、 組成物の約0.1〜10重量%の量の酸化コロイドアルミナ濃化剤、 組成物の約0.1〜20重量%の量の少なくとも1つの界 面活性剤、 組成物の約0.1〜25重量%の量の電解質/緩衝液、 組成物の約旧〜15重量%の量のハロゲン漂白剤、 脂肪酸石けん、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 の水溶液中における結合を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し、洗 浄活性および前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに効果 的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸化コロイドアルミナ濃化剤 と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的であ り、 前記二価イオンカルシウム源は、組成物の約0.0001〜1.0重量%の量の二価イ オンカルシウムを与える、 ところの組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物であって、 水溶液中に、 酸化コロイドアルミナ濃化剤、 少なくとも1つの界面活性剤、 電解質/緩衝液、 ハロゲン漂白剤、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し 、洗浄活性および前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに 効果的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸化コロイドアルミナ濃 化剤と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的 であり、 前記二価イオンカルシウム源は、前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と前記 少なくとも1つの界面活性剤との会合により与えられるよりも大きな初期粘度を 与え、流動性安定性および相安定性を与え、漂白剤安定性を維持するのに十分な 量のイオンカルシウムを提供する、 ところの組成物。 2.請求項1に記載の組成物であって、 前記ハロゲン漂白剤は、ハイポハライト、ハイポハライト添加生成物、ハ ロアミン、ハロイミン、ハロアミドおよびハロイミドのアルカリ金属塩およびア ルカリ土類塩から成る群より選択される、 ところの組成物。 3.請求項1に記載の組成物であって、 前記電解質/緩衝液は、リン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩、三リン 酸塩、テトラリン酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩および 水酸化物、並びにこれらのアルカリ金属塩、並びにこれらの混合物から成る群よ り選択される、 ところの組成物。 4.請求項1に記載の組成物であって、 前記二価イオンカルシウム源は、塩化カルシウムである、 ところの組成物。 5.請求項1に記載の組成物であって、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.001〜1.0重量%である、 ところの組成物。 6.請求項5に記載の組成物であって、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.0007〜0.07重 量%である、 ところの組成物。 7.請求項1に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アニオン、非イオン、両性、双性界面活性剤およびこ れらの混合物から成る群より選択される、 ところの組成物。 8.請求項7に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アルカリ金属アルキル硫酸塩、第二アルカン・スルホ ナート、アルキル・ジフェニル・エーテル・ジスルホナート、およびこれらの混 合物から成る群より選択されるアニオン界面活性剤である、 ところの組成物。 9.請求項7に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、酸化アミンである、 ところの組成物。 10.請求項7に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アニオン界面活性剤と漂白剤安定性の非イオン界面活 性剤との混合物を含む、 ところの組成物。 11.請求項10に記載の組成物であって、 前記アニオン界面活性剤は、第二アルカン・スルホナートであり、 前記漂白剤安定性の非イオン界而活性剤は、酸化アミンである、 ところの組成物。 12.請求項1に記載の組成物であって、 さらに、C6-14石けんを含む、 ところの組成物。 13.請求項12に記載の組成物であって、 前記C6-14石けんは、ラウリン酸のアルカリ金属石けんである、 ところの組成物。 14.請求項1に記載の組成物であって、 前記酸化アルミナ濃化剤は、組成物の約0.1〜10重量%の量で存在し、 前記界面活性剤は、組成物の約0.1〜20重量%の量で存在し、 前記電解質/緩衝液は、組成物の約0.1〜25重量%の量で存在し、 前記ハロゲン漂白剤は、組成物の約0.1〜15重量%の量で存在し、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.0001〜1.0重量%である、 ところの組成物。 15.請求項14に記載の組成物であって、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.0007〜0.07 重量%である、 ところの組成物。 16.請求項1に記載の組成物であって、 さらに、染料、顔料、着色剤、白色化剤、香料、溶剤、キレート剤、ビル ダーおよびこれらの混合物から成る群より選択される添加剤を含む、 ところの組成物。 17.アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物であって、 水溶液中に、 酸化コロイドアルミナ濃化剤、 少なくとも1つの界面活性剤、 電解質/緩衝液、 ハロゲン漂白剤、 脂肪酸石けん、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し 、洗浄活性および前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに 効果的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸化コロイドアルミナ濃 化剤と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的 であ り、 前記二価イオンカルシウム源は、組成物の約0.0001〜1.0重量%の量のイ オンカルシウムを与える、 ところの組成物。 18.請求項17に記載の組成物であって、 前記ハロゲン漂白剤は、ハイポハライト、ハイポハライト添加生成物、ハ ロアミン、ハロイミン、ハロアミドおよびハロイミドのアルカリ金属塩およびア ルカリ土類塩から成る群より選択される、 ところの組成物。 19.請求項17に記載の組成物であって、 前記電解質/緩衝液は、リン酸塩、ポリリン酸塩、ピロリン酸塩、三リン 酸塩、テトラリン酸塩、ケイ酸塩、メタケイ酸塩、ポリケイ酸塩、炭酸塩および 水酸化物、並びにこれらのアルカリ金属塩、並びにこれらの混合物から成る群よ り選択される、 ところの組成物。 20.請求項17に記載の組成物であって、 前記界面活性剤は、アニオン界面活性剤と漂白剤安定性の非イオン界面活 性剤との混合物を含む、 ところの組成物。 21.請求項20に記載の組成物であって、 前記アニオン界面活性剤は、第二アルカン・スルホナートであり、 前記漂白剤安定性の非イオン界面活性剤は、酸化アミンである、 ところの組成物。 22.請求項17に記載の組成物であって、 前記脂肪酸石けんは、ラウリン酸のアルカリ金属石けんである、 ところの組成物。 23.請求項17に記載の組成物であって、 前記二価イオンカルシウム源は、塩化カルシウムである、 ところの組成物。 24.請求項17に記載の組成物であって、 イオンカルシウムの量は、組成物の約0.0007〜0.07重量%である、 ところの組成物。 25.請求項17に記載の組成物であって、 前記酸化アルミナ濃化剤は、組成物の約0.1〜10重量%の量で存在し、 前記界面活性剤は、組成物の約0.1〜20重量%の量で存在し、 前記電解質/緩衝液は、組成物の約0.1〜25重量%の量で存在し、 前記ハロゲン漂白剤は、組成物の約0.1〜15重量%の量で存在し、 前記脂肪酸石けんは、組成物の約10重量%に至る量で存在する、 ところの組成物。 26.請求項17に記載の組成物であって、 さらに、染料、顔料、着色剤、白色化剤、香料、溶剤、キレート剤、ビル ダーおよびこれらの混合物から成る群より選択される添加剤を含む、 ところの組成物。 27.基質を洗浄する方法であって、 基質と、アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物との接触を含み 、 前記洗浄組成物は、水溶液中に、 酸化コロイドアルミナ濃化剤、 少なくとも1つの界面活性剤、 電解質/緩衝液、 ハロゲン漂白剤、 脂肪酸石けん、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し 、洗浄活性および前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに 効果的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸 化コロイドアルミナ濃化剤と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境 を促進するのに効果的であり、 前記二価イオンカルシウム源は、組成物の約0.0001〜1.0重量%の量の二 価イオンカルシウムを与える、 ところの方法。 28.請求項27に記載の方法であって、 前記基質は、汚れた、またはしみが付いた硬表面である、 ところの方法。 29.請求項27に記載の方法であって、 前記基質は、汚れた、またはしみが付いた布である、 ところの方法。 30.請求項27に記載の方法であって、 前記基質と組成物との接触は、基質の洗浄または洗濯の前に起こる、 ところの方法。 31.アルカリ性の、研磨剤の入っていない洗浄組成物を調製する方法であって 、 酸化コロイドアルミナ濃化剤、 少なくとも1つの界面活性剤、 電解質/緩衝液、 ハロゲン漂白剤、 脂肪酸石けん、および 実質的に水溶性の二価イオンカルシウム源、 の水溶液中における結合を含み、 前記界面活性剤は、それのみか、または複数の界面活性剤を一緒に使用し 、洗浄活性および前記酸化コロイドアルミナ濃化剤と会合して濃化を与えるのに 効果的であり、 前記電解質/緩衝液は、濃化を与えるように前記酸化コロイドアルミナ濃 化剤と前記少なくとも1つの界面活性剤とが会合する環境を促進するのに効果的 であり、 前記二価イオンカルシウム源は、組成物の約0.0001〜1.0重量%の量の二 価イオンカルシウムを与える、 ところの組成物。
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