JP2000515705A - Cdmaシステムにおける信頼性の高いシステム間ハンドオフ方法および装置 - Google Patents

Cdmaシステムにおける信頼性の高いシステム間ハンドオフ方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 通信ネットワークにおいて、ネットワークユーザは、1以上のベースステーション(150)を介して遠隔装置(155)によって通信する。通信ネットワークは、第1の組のベースステーション(102)による通信を制御する第1の移動通信スイッチングセンタ(100)と、第2の組のベースステーション(108)による通信を制御する第2の移動通信スイッチングセンタ(112)とを含んでいる。ネットワークはまた、第1の移動通信スイッチングセンタ(100)によって制御され、第1の疑似ランダム雑音コードを使用して第1の転移カバレージエリアにサービスを提供するサービス提供ベースステーション(102D)を含んでいる。第1の転移カバレージエリアは、第1の移動通信スイッチングセンタ(100)によって制御される第1のシステム(102)と、第2の移動通信スイッチングセンタ(112)によって制御される第2のシステム(108)との間の境界を規定する。さらにネットワークは、第2の移動通信スイッチングセンタ(112)によって制御され、第1の疑似ランダム雑音コードから第1の量だけ時間的にオフセットされた第2の疑似ランダム雑音コードを使用して、第1の転移エリアにサービスを提供する通路提供ベースステーション(108D)を含んでいる。通路提供ベースステーションは、遠隔装置(155)が第2のシステムを出て第1の転移カバレージエリアに入ってきているか、あるいは第2のシステムに入りながら第1の転移カバレージエリアを出ようとしている場合にのみ、遠隔装置(155)にサービスを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 CDMAシステムにおける信頼性の高いシステム間ハンドオフ方法および装置 [発明の背景] I.発明の技術分野 本発明は、一般にセルラー通信システムに関する。とくに、本発明は、異なっ たセルラーシステムのベースステーション間の通信をハンドオフする新しい改良 された技術に関する。 II.関連技術の説明 コード分割多重アクセス(CDMA)変調技術の使用は、非常に多数のシステ ムユーザが存在する通信を容易にするいくつかの技術の1つに過ぎない。時分割 多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)のような他の 技術が知られているが、CDMAは、これらの他の変調技術に勝る利点を有して いる。多重アクセス通信システムにおけるCDMA技術の利用は、本出願人に譲 渡され、ここにおいて参考文献とされている米国特許第4,901,307号明細書(”S PREAD SPECTRUM MULTIPLE ACCESS COMMUNICATION SYSTEM USING SATELLITE OR T ERRESTRIAL REPEATERS”)に記載されている。 上述の米国特許明細書において、トランシーバ(遠隔装置としても知られてい る)をそれぞれ有する非常に多数の移動電話システムのユーザが、CDMA拡散 スペクトル通信信号を使用して衛星中継器または地上ベースステーション(ベー スステーションまたはセルサイトとしても知られている)を介して通信している 多重アクセス技術が記載されている。CDMA通信を使用する際、周波数スペク トルは何回も再利用されることができる。CDMA技術を使用した結果、他の多 重アクセス技術を使用するよりもはるかに高いスペクトル効率が達成でき、した がってシステムユーザ容量の増加が可能になる。 米国内において使用されている通常のFMセルラー電話システムは、一般的に AMPS(Advanced Mobile Phone Service)と呼ばれており、文献(Electronic Industry Association standard EIA/TIA-553”Mobile Station-Land Station Compatibility Specification”)に詳細に記載されている。このような通常の FMセルラー電話システムでは、利用可能な周波数帯域は、典型的に30キロヘ ルツ(kHz)の帯域幅のチャンネルに分割される。システムのサービスエリア は、大きさが異なってもよいベースステーションのカバレージエリアに地理的に 分割される。利用可能な周波数チャンネルは、セットに分割される。周波数セッ トは、共用チャンネル干渉が発生する可能性を最小にするようにカバレージエリ アに割当てられる。たとえば、7つの周波数セットが存在し、カバレージエリア が同じ大きさの六角形であるシステムを考える。1つのカバレージエリアにおい て使用される周波数セットは、最も近くに隣接する6つのカバレージエリア内で は使用されない。 通常のセルラーシステムにおいて、ハンドオフ方式は、遠隔装置が2つの異な ったベースステーションのカバレージエリア間の境界を横断したときに通信接続 が連続することを可能にするために使用されている。AMPSシステムにおいて 、あるベースステーションから別のものへのハンドオフは、呼を処理している活 動的なベースステーション中の受信機が、遠隔装置から受信された信号強度が予 め定められたしきい値を下回ったことを認識したときに開始される。低い信号強 度の指示は、遠隔装置がベースステーションのカバレージエリア境界の近くに存 在しているに違いないことを意味する。信号レベルが予め定められたしきい値を 下回ったとき、現在通信しているベースステーションは、隣接するベースステー ションが現在のベースステーションよりも良好な信号強度で遠隔装置信号を受信 したかどうかを判断して決定するためにシステム制御装置に質問する。 システム制御装置は、現在通信しているベースステーションの問合せに応答し て、隣接するベースステーションにハンドオフリクエストと共にメッセージを送 る。現在通信しているベースステーションに隣接する各ベースステーションは、 それが動作しているチャンネル上における遠隔装置からの信号を探索する特別な 走査受信機を使用する。隣接するベースステーションの1つがシステム制御装置 に対して十分な信号レベルを報告した場合、この時点でターゲットベースステー ションとラベル付けされたその隣接するベースステーションに対するハンドオフ が試みられる。その後、このターゲットベースステーションにおいて使用された チャンネルセットからアイドルチャンネルを選択することによってハンドオフが 開始される。制御メッセージが遠隔装置に送られ、この遠隔装置に対して、現在 のチャンネルからターゲットベースステーションによってサポートされた新しい チャンネルに切換えるよう指令する。同時に、システム制御装置は、呼接続を現 在のベースステーションからターゲットベースステーションに切換える。このプ ロセスがハードハンドオフと呼ばれている。ハンドオフの“形成前の遮断”特性 を特徴付けるためにハードという用語を使用する。 通常のシステムにおいて、ターゲットベースステーションへのハンドオフが成 功しなかった場合、呼接続はドロップされる(すなわち、遮断される)。多くの 理由のために、ハードハンドオフが失敗する可能性がある。ターゲットベースス テーション中に利用できるアイドルチャンネルが全くない場合、ハンドオフは失 敗する可能性が高い。ベースステーションが遠く離れたベースステーションと通 信するために同じチャンネルを使用しながら異なった遠隔装置の信号を受信して いるときに、隣接するベースステーションの1つが遠隔装置からの信号の受信を 報告した場合にも、ハンドオフは失敗する可能性が高い。この報告エラーの結果 、呼接続は誤ったベースステーションに転送され、それは典型的に、実際の遠隔 装置からの信号強度が通信を維持するのに不十分なベースステーションである。 さらに、遠隔装置がチャンネルを切換えよという指令を受信できなかった場合、 ハンドオフは失敗する。実際の動作経験によれば、ハンドオフの失敗が頻繁に発 生し、それがシステムの信頼性を著しく低下させることが分かっている。 通常のAMPS電話システムにおける別の一般的な問題は、遠隔装置が2つの カバレージエリア間の境界付近に長時間とどまっているときに発生する。この状 況において、遠隔装置が位置を変更したために、あるいはそのカバレージエリア 内の別の反射性または減衰性の物体が位置を変更したために、信号レベルが各ベ ースステーションに関して変動する傾向がある。信号レベルの変動の結果、リク エストが繰り返され、呼が2つのベースステーション間において何度もハンドオ フされる“ピンポン”状態が発生する可能性が高い。このような付加的な必要の ないハンドオフは、呼が不注意に中断される確率を高める。さらに、反復された ハンドオフは、たとえ成功しても、信号品質に悪影響を及ぼす。 本出願人に譲渡された米国特許第5,101,501号明細書(”METHOD AND SYSTEM F OR PROVIDING A SOFT HANDOFF IN COMMUNICATIONS IN A CDMA CELLULAR TELEPHO NE SYSTEM”,issued March 31,1992)には、CDMA呼のハンドオフ中に1以上 のベースステーションによって遠隔装置と通信する方法およびシステムが記載さ れている。このタイプのハンドオフ通信をセルラーシステム内において使用する と、それは現在通信しているベースステーションからターゲットベースステーシ ョンへのハンドオフによって中断されない。第1の現在通信しているベースステ ーションとの通信が終了される前に、第2の通信するベースステーションとなる ターゲットベースステーションと同時の通信が設定されるため、このタイプのハ ンドオフを“ソフト”ハンドオフと考えてよい。 改良されたソフトハンドオフ技術は、本出願人に譲渡された米国特許第5,276, 261号明細書(”MOBIL STATION ASSISTED SOFT HANDOFF IN A CDMA CELLULAR CO MMUNICATIONS SYSTEM”,issued November 30,1993)に記載されており、以下、 これを'261号特許と呼ぶ。この'261号特許のシステムにおいて、ソフトハンドオ フプロセスは、システム内の各ベースステーションによって送信された“パイロ ット”信号の強度の遠隔装置における測定に基づいて制御される。これらのパイ ロット強度測定値は、実行可能なベースステーションハンドオフの候補の識別を 容易にすることによってソフトハンドオフプロセスを支援する。 遠隔装置支援ハンドオフは、遠隔装置によって測定されたベースステーション のいくつかのセットのパイロット信号強度に基づいて動作する。活動セットは、 通信が設定される活動的なベースステーションのセットである。隣接セットは、 通信を設定するのに十分なレベルの信号強度を有する確率が高いベースステーシ ョンから構成される活動的なベースステーションを取囲んでいるベースステーシ ョンのセットである。候補セットは、通信を設定するのに十分な信号レベルのパ イロット信号強度を有するベースステーションのセットである。残りのセットは 、活動セット、候補セットまたは隣接セットのメンバーでないベースステーショ ンのセットである。 通信が最初に設定されたとき、遠隔装置は第1のベースステーションを介して 通信し、活動セットは第1のベースステーションだけを含んでいる。遠隔装置は 、 活動セット、候補セットおよび隣接セットのベースステーションのパイロット信 号強度を監視する。隣接セット中のベースステーションのパイロット信号が予め 定められたしきい値レベルを越えたとき、T_ADDというそのベースステーシ ョンが遠隔装置において候補セットに追加され、隣接セットから除去される。遠 隔装置は第1のベースステーションにメッセージを送り、新しいベースステーシ ョンを識別する。システム制御装置は、新しいベースステーションと遠隔装置と の間に通信を設定するかどうかを決定する。システム制御装置は、設定を決めた 場合、遠隔装置に関する識別情報およびこれとの通信を設定せよという指令と共 に新しいベースステーションにメッセージを送信する。メッセージはまた、第1 のベースステーションを介して遠隔装置に送信される。このメッセージは、第1 および新しいベースステーションを含む新しい活動セットを識別する。遠隔装置 は、新しいベースステーションに送信された情報信号を探索し、第1のベースス テーションによる通信を終端せずに、通信が新しいベースステーションによって 設定される。このプロセスは、付加的なベースステーションにより連続すること ができる。 遠隔装置が多数のベースステーションによって通信している場合、それは活動 セット、候補セットおよび隣接セットのベースステーションの信号強度を継続的 に監視する。活動セットのベースステーションに対応した信号強度が予め定めら れた期間T_TDROPのあいだ予め定められたしきい値T_DROPを下回っ た場合、遠隔装置は、その事象を報告するようにメッセージを生成して送信する 。システム制御装置は、遠隔装置が通信している少なくとも1つのベースステー ションを介してこのメッセージを受取る。システム制御装置は、弱いパイロット 信号強度を有するベースステーションによる通信の終了を決定してもよい。 システム制御装置は、ベースステーションによる通信の終了を決定した時に、 ベースステーションの新しい活動セットを識別するメッセージを生成する。新し い活動セットは、通信が終了されることとなるベースステーションを含まない。 通信が設定されるベースステーションは、メッセージを遠隔装置に送る。システ ム制御装置はまた、遠隔装置との通信を終了するために情報をベースステーショ ンに送る。このようにして、遠隔装置の通信は、新しい活動セットにおいて識別 されたベースステーションによってのみ設定される。 遠隔装置からベースステーションに送られたメッセージは候補セットおよび活 動セットのメンバーのパイロット信号情報を含んでおり、これはパイロット強度 測定メッセージ(PSMM)と呼ばれている。PSMMは、ベースステーション からのリクエストに応答して遠隔装置によって送られるか、あるいは隣接セット のベースステーションの信号強度がしきい値を越えたために、または候補セット におけるベースステーションの信号強度が予め定められた量だけ活動セットのベ ースステーションの1つの強度を越えたために、もしくは活動セットのベースス テーションに対応した信号強度が予め定められた期間T_TDROPのあいだ予 め定められたしきい値T_DROPを下回ったために遠隔装置によって送られる 。 4つのパラメータがソフトハンドオフを制御する。第1に、パイロット検出し きい値T_ADDは、隣接セットのメンバーであるベースステーションのパイロ ット信号強度が、候補セットのメンバーとして分類されるために越えなければな らないレベルを特定する。パイロットドロップしきい値T_DROPは、活動ま たは候補セットのメンバーであるベースステーションのパイロット信号強度が、 タイマーをトリガーするために低下しなければならないレベルを特定する。トリ ガーされたタイマーの持続時間は、T_TDROPによって特定される。T_T DROPによって特定された時間が経過した後、パイロット信号強度が依然T_ DROPレベルより低い場合、遠隔装置は、それが現在属しているセットから対 応したベースステーションの除去を開始する。活動セット対候補セット比較しき い値T_COMPは、PSMMをトリガーするために候補セットのメンバーのパ イロット強度信号が活動セットのメンバーのパイロット強度信号を越えなければ ならない量を定める。これら4つの各パラメータは遠隔装置に記憶される。これ ら4つの各パラメータは、ベースステーションから送られたメッセージによって 新しい値にプログラムされることができる。 上述の技術は、同じシステム制御装置によって制御される同じセルラーシステ ム内のベースステーション間の呼転送によく適合するが、異なる制御装置によっ て制御されるベースステーションによりサービスされるカバレージエリアに遠隔 装置が移動することによって、困難な状況が発生する。異なる制御装置によって 制御されるベースステーション間においてハンドオフがなされなければならない とき、このハンドオフをシステム間ハンドオフと呼ぶ。このようなシステム間ハ ンドオフを複雑にする1つの要因は、一般に第1のシステムのベースステーショ ンと第2のシステムのシステム制御装置との間に、および第1のシステムのシス テム制御装置と第2のシステムのベースステーションとの間に直接的なリンクが 存在しないことである。したがって、2つのシステムは、ハンドオフプロセス中 に1以上のベースステーションによる同時的な遠隔装置通信を実行することがで きない。システム間ソフトハンドオフを容易にするために2つのシステム間のシ ステム間ハンドオフリンクの存在を利用できる場合でさえ、しばしば2つのシス テムの異なった特性がソフトハンドオフプロセスをさらに複雑にする。 システム間ソフトハンドオフを行うためにリソースを使用できないとき、中断 されないサービスを維持したければ、あるシステムから別のシステムに呼接続す る“ハード”ハンドオフの実行が重要になる。システム間ハンドオフは、システ ム間における呼接続の転送が結果的に成功するような時間および場所で実行され なければならない。したがって、たとえば: (i)ターゲットベースステーションにおいて、アイドルチャンネルが利用可 能であり、 (ii)遠隔装置がターゲットベースステーションおよび活動ベースステーショ ンの範囲内にあり、かつ (iii)遠隔装置がチャンネルを切換えよという指令を確実に受信する位置に ある場合だけしかハンドオフを試みるべきではない。理想的には、異なったシス テムのベースステーション間の“ピンポン”ハンドオフリクエストを最小にする 方法で、このような各システム間ハンドオフを行なう必要がある。 既存のシステム間ハンドオフ技術のこれらおよびその他の欠点は、セルラー通 信の品質を損い、また競合するセルラーシステムが増え続けるために、おそらく 性能をさらに低下させると予想される。したがって、異なるシステムのベースス テーション間における呼のハンドオフを高い信頼性により行なうことができるシ ステム間ハンドオフ技術が要求されている。 [発明の概要] 本発明は、第1のシステム制御装置によって制御される第1のベースステーシ ョンから第2のシステム制御装置によって制御される第2のベースステーション へのハードハンドオフを容易にするために2つの同位置に配置されたベースステ ーションを使用する。両ベースステーションのカバレージエリアは、実質的に同 じであり、したがって一方から他方へのハードハンドオフの信頼性は、このカバ レージエリア内のどこであっても高いと予測できる。2つのベースステーション は、予め定められた量だけ互いからオフセットされたPNコードを使用しており 、それによって共通のカバレージエリア中の遠隔装置が2つの信号を区別するこ とができる。ベースステーション間の同時干渉の量を減少するために、2つのベ ースステーションの一方はサービス提供ベースステーションの役割を与えられ、 他方は通路提供ベースステーションの役割を与えられている。サービス提供ベー スステーションは、カバレージエリア内の多数の遠隔装置にサービスを提供する 。通路提供ベースステーションは、あるシステムから別のシステムに遠隔装置を 転移するために使用される。通路提供ベースステーションを制御する制御装置に よって制御されているシステムから共通のカバレージエリアに入ってきている遠 隔装置と、共通のカバレージエリアを出て通路提供ベースステーションを制御す る制御装置によって制御されているシステムに入ってきている遠隔装置だけが通 路提供ベースステーションを介してサービスを受ける。その他の遠隔装置は全て 、サービス提供ベースステーションを介してサービスを受ける。 [図面の簡単な説明] 本発明の特徴、目的および利点は、以下の詳細な説明および添付図面からさら に明らかになるであろう。なお、同じ参照符号は全図面を通して同じ素子を示し ている。 図1は、セルラーWLL,PCSまたは無線PBXシステムの一例を示す。 図2は、第1および第2のセルラーシステムから構成されているセルラー通信 ネットワークを示す。 図3Aは、FMシステムのハードハンドオフ領域の非常に理想化された概略図 を示す。 図3Bは、CDMAシステムのハードおよびソフトハンドオフ領域の非常に理 想化された概略図を示す。 図4は、1組の境界カバレージエリアのそれぞれが第1および第2のセルラー システムとそれぞれ関連付けられた第1および第2の同位置に配置されたベース ステーションを含んでいるセルラー通信ネットワークを示す。 図5は、2つの異なったシステムからのベースステーションを示し、遠隔装置 が種々のベースステーションのカバレージエリア間を移動したときに発生するハ ンドオフを示すために使用される。 [好ましい実施例の詳細な説明] セルラー電話システム、無線のプライベートブランチ交換(PBX)システム 、無線ローカルループ(WLL)、パーソナル移動通信システム(PCS)シス テム、ディスパッチシステムまたはその他の類似の無線通信システムの例示的な 図が図1で示されている。代わりの実施形態では、図1のベースステーションは 衛星ベースまたは航空機搭載のものであってもよい。図1で示されているシステ ムは多数の遠隔装置と複数のベースステーションとの通信を行う種々の多重接続 変調技術を使用してもよい。時分割多重接続(TDMA)、周波数分割多重接続 (FDMA)、コード分割多重接続等の多数の多重接続通信システム技術が技術 で知られている。しかしながら、CDMAの拡散スペクトル変調技術は多重アク セス通信システムのこれらの変調技術よりも非常に優れている。多重接続通信シ ステムでのCDMA技術の使用は“SPREAD SPECTRUM MULTIPLE ACCESS COMMUNIC ATION SYSTEM USING SATELLITE OR TERRESTRIAL REPEATERS”と題する1990年2 月13日出願の米国特許第4,901,307号明細書に開示されている。ここで説明する 好ましい実施形態がCDMAシステムを参照して説明されているが、ここで説明 する多数の考察は種々の通信技術により使用されることができる。 CDMA通信の使用において、複数の装置によって同じ周波数スペクトルが複 数の異なった通信信号の通信に使用される。CDMAの使用は、他の多重接続技 術を使用するよりも非常に高いスペクトル効率を実現することができ、したがっ てシステムのユーザ容量の増加を許容する。 典型的なCDMAシステムでは、各ベースステーションは特有のパイロット信 号を送信する。好ましい実施形態では、パイロット信号は、共通の擬似ランダム 雑音(PN)拡散コードを使用して各ベースステーションによって連続的に送信 される変調されていない直接シーケンス拡散スペクトル信号である。各ベースス テーションまたはベースステーションセクタは他のベースステーションから共通 のパイロットシーケンスの時間オフセットを送信する。遠隔装置はベースステー ションから受信したパイロット信号のコード位相オフセットに基づいてベースス テーションを識別することができる。パイロット信号はまたコヒーレント復調の 位相基準および、ハンドオフ決定に使用される信号強度測定の基礎を与える。 図1を再度参照すると、移動通信スイッチングセンタ(MSC)と呼ばれるシ ステム制御装置およびスイッチ10は典型的に、システム制御をベースステーショ ンに対して行うためのインターフェイスおよび処理回路を含んでいる。制御装置 10はまた適切な遠隔装置へ送信するために公衆交換電話網(PSTN)から適切 なベースステーションへの電話呼のルート設定を制御する。また、制御装置10は 少なくとも1つのベースステーションを経て遠隔装置からPSTNへの呼のルー ティングを制御する。制御装置10は適切なベースステーションを経て遠隔装置間 で呼を導いてもよい。 典型的な無線通信システムは、多数のセクタを有する幾つかのベースステーシ ョンを含んでいる。多セクタ化されたベースステーションは多数の独立した送信 および受信アンテナと、幾つかの独立した処理回路とを具備している。本発明は セクタ化されたベースステーションの各セクタと1つのセクタ化された独立した ベースステーションとに同等に適用する。用語“ベースステーション”はベース ステーションの1つのセクタまたは1つのセクタ化されたベースステーションを 意味すると仮定されることができる。 制御装置10は専用の電話線、光ファイバリンクまたはマイクロ波通信リンク等 の種々の手段によりベースステーションへ結合されてもよい。図1は例示的なベ ースステーション12、14、16と例示的な遠隔装置18を示している。遠隔装置18は 移動体ベースの電話機、ハンドヘルドポータブル装置、PCS装置、ディスパッ チネット装置、または固定した位置の無線ローカルループ装置またはその他の確 証音響またはデータ通信装置であってもよい。矢印20A−20Bはベースステーシ ョン12と遠隔装置18との間の可能な通信リンクを示している。矢印22A−22Bは ベースステーション14と遠隔装置18との間の可能な通信リンクを示している。同 様に矢印24A−24Bはベースステーション16と遠隔装置18との間の可能な通信リ ンクを示している。 ベースステーションの位置はカバレージエリア内に位置する遠隔装置へサービ スを与えるように設計されている。遠隔装置がアイドルであるとき、即ち呼びが 進行中でないとき、遠隔装置は各隣接するベースステーションからのパイロット 信号送信を常に監視している。図1で示されているように、パイロット信号はベ ースステーション12、14、16によりそれぞれ通信リンク20B、22B、24Bによっ て遠隔装置18へ送信される。一般的に、用語“順方向リンク”はベースステーシ ョンから遠隔装置への接続を意味する。一般的に、用語“逆方向リンク”は遠隔 装置からベースステーションへの接続を意味する。 図1で示されている例では、遠隔装置18はベースステーション16のカバレージ エリアにあると考えられてもよい。このような遠隔装置18はその他のパイロット 信号よりも高いレベルでベースステーション16からパイロット信号を受信するの で、監視を行う。遠隔装置18がトラフィックチャンネル通信(例えば電話呼)を 開始したとき、制御メッセージが遠隔装置18からベースステーション16へ送信さ れる。ベースステーション16は呼リクエストメッセージを受信したとき、制御装 置10へ通知し、呼出された電話番号を転送する。制御装置10はPSTNによって 呼を目的とする受信者へ接続する。 呼がPSTNから開始されたならば、制御装置10は、遠隔装置がそれ自体を最 も最近登録した位置に隣接して位置する1組のベースステーションへ呼情報を送 信する。ベースステーションは折返してページングメッセージを放送する。目的 とする遠隔装置がそのページングメッセージを受信したとき、これは最も近いベ ースステーションへ送信された制御メッセージに応答する。制御メッセージは制 御装置10に、この特定のベースステーションが遠隔装置と通信中であることを通 知する。制御装置10はこのベースステーションを通じて遠隔装置へ呼を最初にル ート設定する。 遠隔装置18が最初のベースステーション、例えばベースステーション16のカバ レージエリア外に移動したならば、通信は別のベースステーションへ転送される 。 通信を別のベースステーションへ転送するプロセスはハンドオフと呼ばれる。好 ましい実施形態では遠隔装置はハンドオフプロセスを開始し補助する。 単にIS-95と呼ばれる“Mobile Station-Base Station Compatibility Standar d for Dual-Mode Wideband Spread Spectrum Cellular System”、TIA/EIA/IS-9 5にしたがって、“遠隔装置補助”ハンドオフは遠隔装置自体により開始されて もよい。遠隔装置には、他の機能の実行に加えて隣接するベースステーションの パイロット信号の送信を走査するために使用されるサーチ受信機が設けられてい る。隣接するベースステーションのうちの1つ、例えばベースステーション12の パイロット信号が所定のしきい値よりも強いことが発見されたならば、遠隔装置 18はメッセージを現在のベースステーション、即ちベースステーション16へ送信 する。情報はベースステーション16を経て制御装置10へ通信される。この情報を 受信したとき制御装置10は遠隔装置18とベースステーション12との間に接続を開 始する。制御装置10はベースステーション12がリソースを呼びに割当てるように リクエストする。好ましい実施形態では、ベースステーション12はチャンネル素 子を割当てて呼びを処理し、このような割当てを制御装置10へ報告する。制御装 置10はベースステーション16を通じて遠隔装置18にベースステーション12からの 信号を探索するように通知し、ベースステーション12に遠隔装置の通信チャンネ ルパラメータを通知する。遠隔装置18はベースステーション12と16の両者を通じ て通信する。このプロセス中に、遠隔装置は受信するパイロット信号の信号強度 を識別し測定し続ける。このようにして遠隔装置補助ソフトハンドオフが実現さ れる。 前述のプロセスは遠隔装置が1以上のベースステーションと同時に通信するの で“ソフト”ハンドオフであると考えられている。ソフトハンドオフ中、制御装 置は遠隔装置が通信する各ベースステーションから受信された信号を結合するか その中から選択することができる。制御装置はPSTNからの信号を、遠隔装置 が通信している各ベースステーションへ中継する。遠隔装置は各ベースステーシ ョンから受信した信号を結合して、加算した結果を生成する。遠隔装置が同一の セルラーシステム内にはない、即ち同一の制御装置により制御されない2以上の ベースステーションのカバレージエリア内に位置されるならば、遠隔装置補助ハ ンドオフはより複雑になりがちである。 図2はそれぞれ第1および第2の制御装置100、112の制御下で、第1および第 2のセルラーシステムを具備するセルラー通信ネットワーク30を示している。制 御装置100、112は専用の電話線、光ファイバリンク等の種々の手段またはマイク ロ波通信リンクによりそれぞれ第1および第2のセルラーシステムのベースステ ーションに結合されている。図2では、第1のシステムのカバレージエリア104 A−104Eをそれぞれ与える5つの例示的なベースステーション102A−102Eと 、第2のセルラーシステムのカバレージエリア110A−110Eをそれぞれ与える5 つのベースステーション108A−108Eが存在する。 図面の便宜性で、図2のカバレージエリア104A−104Eとカバレージエリア11 0A−110Eと、その後でここで紹介する図4で示されているカバレージエリアは 円形または六角形で示されており、非常に理想化されている。実際の通信環境で は、ベースステーションカバレージエリアは大きさと形態が異なってもよい。ベ ースステーションカバレージエリアはオーバーラップする傾向にあり、理想的な 円形または六角形とは異なったカバレージエリアの形態を限定する。さらに、ベ ースステーションは技術でよく知られているように3セクタ等に分割されてもよ い。 さらに、カバレージエリア104C−104Eとカバレージエリア110C−110Eはこ れらのカバレージエリアが第1と第2のセルラーシステム間の境界に近接してい るので、ボーダまたは転移カバレージエリアと呼ばれる。各システム内の残りの カバレージエリアは内部または内側カバレージエリアと呼ばれる。 図2を素早く観察すると、制御装置112はベースステーション102A−102Eと 通信するための直接アクセスをもたず、制御装置100はベースステーション108 A−108Eと通信するための直接アクセスをもたないことが明らかである。図2 で示されているように制御装置100と112は相互に通信することができる。例えば “Cellular Radio Telecommunication Intersystem Operations”と題するEIA/T IA/IS-41とその後の改訂は、図2のシステム間データリンク34により示されてい るように異なった動作領域のスイッチ間の通信の標準を定めている。ベースステ ーション102A−102Eのうちの1つとベースステーション108A−108 Eのうちの1つとの間でソフトハンドオフを行うために、呼信号とパワー制御情 報が制御装置100と102間で転送されなければならない。制御装置同志の接続特性 はこのようなデータの転送を支持しない可能性がある。また、制御装置100によ り制御されるシステムと、制御装置112により制御されるシステムのアーキテク チャは異なっている。それ故、本発明はソフトハンドオフが有効ではない2つの システム間にハードハンドオフのメカニズムを与えることに関する。 遠隔装置は1組の隣接するベースステーションからのパイロット信号の送信を 監視するようにプログラムされている。遠隔装置がカバレージエリア104D内に 位置するがカバレージエリア110Dに接近している場合を考える。この状況では 、遠隔装置がベースステーション108Dから使用可能な信号レベルを受信し始め たならば、このことはベースステーション102Dと、遠隔装置が現在通信中の任 意の他のベースステーションに報告される。遠隔装置による使用可能な信号レベ ルの受信は、信号強度、信号対雑音比、フレームエラー率、フレーム削除率、ビ ットエラー率および/または受信信号の相対的な時間遅延等の1以上の定量パラ メータを測定することによって決定されることができる。好ましい実施形態では 、測定は遠隔装置により受信されたときのパイロット信号強度に基づいている。 遠隔装置の使用可能な受信信号レベルを検出し、信号強度メッセージを使用して それをベースステーション102Dに報告した後、ベースステーション102Dからベ ースステーション108Dへの同一周波数の遠隔装置補助ハードハンドオフは以下 のように進行されることができる。 (i)ベースステーション102Dは、ベースステーション108Dから受信された 遠隔装置が報告した信号レベルを制御装置100へ中継し、制御装置100はベースス テーション108Dが制御装置112により制御されていることを認知する。 (ii)制御装置100は、ベースステーション108Dから制御装置112を経てシス テム間データリンク34による2つのシステム間のチャンネルリソースおよびシス テム間トランク装置をリクエストする。 (iii)制御装置112はシステム間データリンク34を経て情報を制御装置110へ 与えることによってリクエストに応答し、これは他の情報と同様に通信が設定さ れているチャンネルを識別する。さらに制御装置はベースステーション108D 内に、遠隔装置とトランクリソースと通信するための指定されたチャンネルを保 留する。 (iv)制御装置100はベースステーション102Dを経て新しいチャンネル情報を 遠隔装置へ供給し、遠隔装置がベースステーション108Dと通信を開始する時間 を特定する。 (v)通信が特定された時間にハードハンドオフにより、遠隔装置とベースス テーション108D間で設定される。 (vi)制御装置112は制御装置100に遠隔装置がシステムへ適切に転移すること を承認する。 この方法の1つの難点は、ベースステーション108Dが遠隔装置から使用可能 な信号レベルをまだ受信していないことである。この理由または通常ハードハン ドオフに関するその他の理由で、呼接続は制御を制御装置112へ転送するプロセ ス中に遮断される可能性がある。呼接続が遮断されたならば、承認ではなくエラ ーメッセージが制御装置112から制御装置100へ送信される。 ハードハンドオフを行う別の難点はCDMAシステムのカバレージエリアの境 界特性である。AMPS等のFMシステムでは、カバレージエリアのオーバーラ ップ領域はある程度広い。カバレージエリアのオーバーラップ領域は、通信が遠 隔制御装置と2つの異なったベースステーションのいずれか1つとの間で支持さ れることができる区域である。FMシステムでは、遠隔装置がカバレージエリア のオーバラップ領域に位置するときのみ、ハードハンドオフが適切に行われるの で、このようなカバレージエリアのオーバーラップ領域は広くなければならない 。例えば、図3Aは非常に理想的なFMシステムの表示である。ベースステーシ ョン150とベースステーション165は順方向リンクと逆方向リンクのFM通信を遠 隔装置155へ与えることができる(順方向リンクはベースステーションから遠隔 装置への接続を意味し、逆方向リンクは遠隔装置からベースステーションへの接 続を意味する)。領域160内で、ベースステーション150とベースステーション16 5の両者からの信号強度は遠隔装置155との通信を支持するのに十分なレベルであ る。FMシステム特性のために、ベースステーション150と165は遠隔装置155と 同時に通信することができないことに留意する必要がある。ベースステー ション150からベースステーション165へのハードハンドオフが領域160内で行わ れたとき、ベースステーション150と遠隔装置155との間で使用された周波数では なく、新しい周波数がベースステーション165とベースステーション155との間の 通信に使用される。ベースステーション165はベースステーション150により使用 された任意の周波数で送信せず、したがってベースステーション165はベースス テーション150とそれが通信している遠隔装置との間の通信に公称上干渉しない 。境界182はベースステーション165から遠隔装置155への通信が可能ではなくな る位置を示している。同様に、境界188はベースステーション150から遠隔装置15 5への通信が可能ではなくなる位置を示している。明らかに図3Aおよび図3B は実際のスケールでは示されておらず、実際にはカバレージエリアのオーバーラ ップ領域は各ベースステーションのカバレージエリア全体と比較して比較的狭い 。 CDMAソフトハンドオフにより、通信が2つのうちの一方のベースステーシ ョンにより完全に支持されるカバレージエリアのオーバーラップ領域の存在は臨 界的ではない。ソフトハンドオフが行われる領域では、同時に2以上のベースス テーションとの通信が行われるならば、信頼性のある通信が維持されるのに十分 である。CDMAシステムでは、典型的に活動ベースステーション(即ち現在通 信中)および隣接ベースステーションは同一周波数で動作する。したがって遠隔 装置が隣接ベースステーションのカバレージエリアに接近するとき、活動ベース ステーションからの信号レベルは低下し、隣接ベースステーションからの干渉レ ベルが増加する。隣接ベースステーションからの干渉の増加のため、ソフトハン ドオフが設定されないならば、活動ベースステーションと遠隔装置との間の接続 は危険になる。信号が隣接ベースステーションに関してではなく活動ベースステ ーションに関して弱化するならば、接続は特に危険になる。 図3BはCDMAシステムの非常に理想化された表示である。CDMAベース ステーション200とCDMAベースステーション205は遠隔装置155へ順方向リン クと逆方向リンクのCDMA通信を行うことができる。最も黒い領域170内で、 ベースステーション200またはベースステーション205の一方のみとの通信が行わ れても、ベースステーション200とベースステーション205との両者からの信 号強度は遠隔装置155との通信を支持するのに十分である。境界184を越えると、 ベースステーション205のみによる通信は確実性がない。同様に、境界186を越え ると、ベースステーション200のみによる通信は確実性がない。 領域175A、170、175Bは遠隔装置がベースステーション200とベースステーシ ョン205との間でソフトハンドオフする可能性のある区域を表している。領域175 A内の遠隔装置によるベースステーション205への通信リンクが単独では通信の 支持に確実性がなくても、ベースステーション200とベースステーション205との 両者による通信の設定はシステムの信頼性全体を改良する。境界180を越えると 、ベースステーション205からの信号レベルはソフトハンドオフであっても遠隔 装置155との通信を支持するのに不十分である。境界190を越えると、ベースステ ーション200からの信号レベルはソフトハンドオフであっても遠隔装置155との通 信を支持するのに不十分である。 図3A、3Bは相互に参照して図示されている。境界180、182、184、186、18 8、190を示すことに使用される参照符号はベースステーション150とベースステ ーション200からの距離の増加と共に値が増加することが認められる。このよう に、境界180と190との間のソフトハンドオフ領域は最も広い領域である。境界18 2と188との間のFMカバレージエリアのオーバーラップ領域はCDMAソフトハ ンドオフ領域内に位置する。CDMA“ハードハンドオフ”領域は境界184と186 との間の最も狭い領域である。 ベースステーション200が第1のシステムに属し、ベースステーション205が第 2のシステムに属すならば、ベースステーション200とベースステーション205 は遠隔装置155と同時に通信ができないことに留意すべきである。したがって、 通信がベースステーション200からベースステーション205へ転送される必要があ るならば、ベースステーション200からベースステーション205へのハードハンド オフが実行される必要がある。遠隔装置は成功する確率を高くするように、ハー ドハンドオフの領域170の境界184と186との間のCDMAハードハンドオフ領域 に位置されなければならない。ハードハンドオフ領域170が非常に狭く、遠隔装 置155がハードハンドオフ領域170中へ、またはそこからその外部へ移動する時間 が非常に短いという難点が存在する。さらに、遠隔装置155がハードハ ンドオフ領域170内に存在するか否かを見分けることは難しい。遠隔装置155がハ ードハンドオフ領域170内に存在することが一度決定されると、ハンドオフがど のベースステーションに対して行われるか、それが何時行われるかに関する決定 を行わなければならない。 図4を参照すると、制御装置120、140の制御下で、第1、第2のセルラーシス テムに含まれるセルラー通信ネットワーク40が示されている。図4では、第1の システムのベースステーション122C−122Eと、第2のシステムのベースステー ション132C−132Eはそれぞれボーダカバレージエリア126、128、130内で同一 位置に配置されている。ネットワーク40はまた、制御装置120により制御されそ れぞれカバレージエリア124Aと124Bを与えるベースステーション122A−122 Bと、制御装置140により制御されそれぞれカバレージエリア134A−134Bを与 えるベースステーション132C−132Eを具備している。カバレージエリア126、1 28、130はそれぞれ制御装置120と140の両者の制御下にあるベースステーション を具備しているので、ネットワーク40はシステム間ハードハンドオフがカバレー ジエリア126、128、130内のあらゆるところで行われることを可能にするのに十 分な信号強度を与える。好ましい実施形態では、ベースステーションは実際にあ る装置を共用する。例えば、ベースステーションは同一のアンテナと、受信低雑 音増幅器(LNA)と、送信電力増幅器と、周波数の上方/下方変換器と、IF サブシステムを使用することができる。さらに、ベースバンドデジタル処理で使 用されるあるチャンネル装置(即ちモデム)は同一位置に存在するベースステー ションによって使用されてもよい。 好ましい実施形態では、同一位置に存在するベースステーションは受信および 送信アンテナの共通のセットを共用する。アンテナの共通のセットを共用するこ とによって2つの利点が得られる。アンテナの共用は、各ベースステーションに 対応するカバレージエリアが実際に同一であることを確実にする。また、アンテ ナの共用は遠隔装置が受けるフェーディングが両ベースステーションに対して同 一であることを確実にする。各ベース局からの信号のフェーディングが相関する ことは重要であり、通路提供ベースステーションによってサービスされる遠隔装 置が受けた信号対干渉比はフェーディングが存在しても一定のままであることを 確実にする。各ベースステーションからの信号のフェーディングが相関されない ならば、信号がサービス提供ベースステーションに関してではなく通路提供ベー スステーションに関して弱化するならば、通路提供ベースステーションと遠隔装 置との間の通信リンクは危険に陥る。 2つのベースステーションが同一位置に存在しない場合のように、各ベースス テーション122C−122Eとベースステーション132C−132Eは予め定められた量 だけパイロット信号オフセットを使用して共通の周波数で送信する。この装置の 欠点は、各ベースステーション122C−122Eからの送信がそれぞれ各ベースステ ーション132C−132Eからの送信に干渉し、それ故、カバレージエリア126、128 、130のうちの1つに位置する遠隔装置は干渉が増加する。本発明は干渉が増加 する不所望な副作用なく、同一位置に存在するベースステーション間で同一の周 波数ハードハンドオフをする方法および装置を提供する。 本発明の前提は、各2つの同一位置に存在するベースステーションがサービス 提供ベースステーションまたは通路提供ベースステーションとしての地位を割当 てられることである。サービス提供ベースステーションは対応するカバレージエ リア内で動作する大部分の遠隔装置にサービスを提供する。通路提供ベースステ ーションは、それと同一のシステム制御装置により制御される隣接ベースステー ションからカバレージエリアにソフトハンドオフ能力を与えるために使用される 。 図5は図4で示されているベースステーション122B、122D、132D、132Aの “側面図”を示している。図5は、それぞれ図4でも示されているカバレージエ リア132Aと128のカバレージエリアとカバレージエリア122Bとの間で遠隔装置 が移動するときに生じるハンドオフを示すために使用されている。ベースステー ション122Bは、太線の矢印で示されているように制御装置120により指令される 信号を与える。ベースステーション122Dは太線の矢印で示されているように制 御装置120により指令される信号を与える。ベースステーション132Dは細線の矢 印で示されているように制御装置140により指令される信号を与える。ベースス テーション132Aは細線の矢印で示されているように制御装置140により指令され る信号を与える。 この場合、ベースステーション122Dはサービス提供ベースステーションとし て示されており、ベースステーション132Dは通路提供ベースステーションとし て示されている。図5では、2つのソフトハンドオフ領域が示されている。領域 210はソフトハンドオフがベースステーション122B122Dとの間で可能である領 域を示している。境界222を越えると、ベースステーション122Bからの信号レベ ルはソフトハンドオフでさえも、通信を支持するのに不十分である。境界220を 越えると、ベースステーション122Dからの信号レベルはソフトハンドオフでさ えも通信を支持するのに不十分である。領域212はソフトハンドオフがベースス テーション132Bと132Aとの間で可能である領域を示している。境界226を越え ると、ベースステーション132Dからの信号レベルはソフトハンドオフでさえも 通信を支持するのに不十分である。境界224を越えると、ベースステーション132 Aからの信号レベルはソフトハンドオフでさえも通信を支持するのに不十分であ る。 転移線230と232は制御装置120により制御されるシステムから制御装置140によ り制御されるシステムへの転移を示しており、上部レベルはその位置の遠隔装置 が制御装置120により制御されているシステムで通信していることを示しており 、下部レベルはその位置の遠隔装置が制御装置140により制御されているシステ ムで通信していることを示している。転移線230はベースステーション122Bから 離れベースステーション132A方向に移動する遠隔装置に関し、転移線232はベー スステーション132Aから離れベースステーション122B方向に移動する遠隔装置 に関する。 遠隔装置がベースステーション132Aのカバレージエリアにあり、領域212に入 ったとき、ベースステーション132Aとベースステーション132Dとの間のソフト ハンドオフに入る。ベースステーション122Dからのパイロット信号も遠隔装置 により検出されることに留意すべきである。好ましい実施形態では、遠隔装置が ベースステーション132Aと通信しているとき、ベースステーション122Dは活動 (アクティブ)セットのメンバになることができないので、ベースステーション 122Dは遠隔装置の近接セットのメンバではない。ベースステーション122Dが近 接セットまたは残留セットのメンバであるならば、遠隔装置、ベースステーショ ンまたはその両者はベースステーション122Dに対応するパイロット信 号強度情報を単に無視してもよい。遠隔装置がさらにベースステーション132D のカバレージエリアに移動したとき、ベースステーション132Aからの信号レベ ルはT_DROPより下に落ち、ベースステーション132Aは活動セットのメン バではない。これが生じたとき、通路提供ベースステーション132Aは遠隔装置 に、ベースステーション122Dへのハードハンドオフを行うように命令を送信す る。ハンドオフを行うために、単に制御装置120と制御装置140との間のリソース の調整を必要とするだけである。2つのベースステーションが同一位置に配置さ れているので、どのベースステーションに対してハードハンドオフが行われ、そ れが何時行われるべきかについての決定は既に回答されている。好ましい実施形 態では、活動セットが通路提供ベースステーションだけからなるときにハードハ ンドオフが行われる。ハードハンドオフはベースステーションまたは活動セット のメンバと同一位置に存在するベースステーションに対して行われる。ハードハ ンドオフは、制御装置がリソースを割当てて適切な情報を送った後の任意の時間 に行われ、これが生じた直後に行われることが好ましい。 前述したように、好ましい実施形態では、活動セットが通路提供ベースステー ションだけからなるとき、ハードハンドオフが行われる。他の状態もハードハン ドオフを開始するために使用される。例えば、ハードハンドオフは、ベースステ ーション122Dとベースステーション132Dの一方または双方の信号レベルがしき い値を越えたときに行われる。ベースステーション132Aからの信号レベルがし きい値よりも下に落ちたときにハードハンドオフが行われる。 遠隔装置がベースステーション122Bのカバレージエリアにあり領域210に入っ たとき、ベースステーション122Dとベースステーション122Bとの間のソフトハ ンドオフに入る。ベースステーション132Dからのパイロット信号も遠隔装置に より検出されることに留意すべきである。好ましい実施形態では、遠隔装置がベ ースステーション122Bと通信しているとき、ベースステーション132Dは活動セ ットのメンバになることができないので、ベースステーション102Dは遠隔装置 の近接セットのメンバではない。ベースステーション132Dが近接セットまたは 残留セットのメンバであるならば、遠隔装置、ベースステーションまたはその両 者はベースステーション122Dに対応するパイロット信号強度情報を単に 無視してもよい。遠隔装置がさらにベースステーション132Dのカバレージエリ アに移動したとき、ベースステーション122Aからの信号レベルはT_DROP より下に落ち、ベースステーション122Aは活動セットのメンバではない。 遠隔装置がベースステーション132Aのカバレージエリアの方向に移動し続け るならば、最終的に領域212に入る。遠隔装置がベースステーション132Aのカバ レージエリアの方向に移動し続けるならば、境界226に到達する前に、ベースス テーション132Dへハードハンドオフしなければならない。図3Bを参照して前 述したように、ベースステーション122Dと遠隔装置との間の接続は、遠隔装置 がベースステーション132Aの方向に移動するとき、ベースステーション122Dか らの信号レベルが減少し、ベースステーション132Aからの干渉が増加している ので信頼性が少なくなる。接続が危険な状態になる前に、ベースステーション12 2Dからベースステーション132Dへのハードハンドオフが行われる。ハードハン ドオフが行われた後、遠隔装置はベースステーション132Dとベースステーショ ン132Aとの間のソフトハンドオフに入る。 通路提供ベースステーション132Dへのハードハンドオフは種々の状態に基づ いて行われる。例えばハードハンドオフが行われた後まで活動セットのメンバに なることができなくても、ベースステーション132Aは候補セットのメンバにな ることができる。遠隔装置がベースステーション132Aに接近するとき、ベース ステーション132Aからの信号レベルはT_ADDを越え、ベースステーション1 32Aは候補セットのメンバになる。通路提供ベースステーションを制御する制御 装置によって制御された内部ベースステーションは候補セットのメンバになり、 ハードハンドオフがトリガされてもよい。ベースステーション122Dとベースス テーション132Dの一方または双方の信号レベルがしきい値より下に落ちたとき にもハードハンドオフが行われる。ベースステーション132Aからの信号レベル がT_ADDを別として幾つかのその他のしきい値を越えたときにハードハンド オフが生じる。 好ましい実施形態では、ベースステーション132Aが候補セットのメンバにな ったときにハードハンドオフが行われる。2つのベースステーションが同一位置 に配置されるならば、どのベースステーションに対してハードハンドオフが行わ れ、それが何時行われるべきかについての決定は既に回答されている。通路提供 ベースステーションを制御する制御装置によって制御された内部ベースステーシ ョンが候補セットのメンバになったときにハードハンドオフが行われる。ハード ハンドオフは通路提供ベースステーションまたは活動セットのメンバと同一位置 に配置するベースステーションに対して行われる。ハードハンドオフは制御装置 がリソースを割当て適切な情報が送られた後の時間に行われ、これが生じた直後 に行われることが好ましい。 図5を観察すると、幾つかの有効な特性が明らかにされている。通路提供ベー スステーションを制御する制御装置によって制御されるシステムから共通のカバ レージエリアに入る遠隔装置と、共通のカバレージエリアを出て、通路提供ベー スステーションを制御する制御装置により制御されるシステムに入るこれらの遠 隔装置だけが通路提供ベースステーションを通じてサービスを受信する。全ての 他の遠隔装置はサービス提供ベースステーションを通じてサービスを受信する。 図5では、ソフトハンドオフが可能である領域の大きさはカバレージエリアの大 きさ全体と比較して、非常に誇張されている。したがって、共通のカバレージエ リア内の大部分の遠隔装置に対する干渉量は最小に維持される。 別の利点はハードハンドオフプロセスにおけるヒステリシスの存在である。例 えば遠隔装置216はハードハンドオフプロセスのヒステリシス領域内に位置され る。遠隔装置の以前の位置についての履歴を知らなければ、遠隔装置216がベー スステーション122Dまたはベースステーション132Dと通信しているか否かを知 ることができない。行われるハードハンドオフの数が最小であるときにシステム は最も実効的に動作するのでヒステリシスは重要である。ヒステリシスは2つの システム間で遠隔装置が“ピンポン”(行き来)状態になることを防止する。例 えば、ヒステリシスが存在しないならば、通路提供ベースステーションに戻るよ うにハンドオフすることが適切な転移のときに、遠隔装置は通路提供ベースステ ーションからサービス提供ベースステーションへハードハンドオフする可能性が ある。この場合、遠隔装置はシステムに不必要な負担をかける機能的でない一連 のハードハンドオフを受ける可能性がある。 本発明のヒステリシスはこのピンポン状態に対する解決策を与える。遠隔装置 がベースステーション122Dとベースステーション132Dのカバレージエリアに向 かって矢印232の通路をたどったならば、矢印232で示されている転移線に到達す るまでハードハンドオフを行わないことに留意しなければならない。遠隔装置が 、その通路を反対に移動し、転移線に到達する前の時間にカバレージエリアを出 たならば、遠隔装置はハードハンドオフを実行しない。遠隔装置が他の方向から 同一領域に入ったならば、矢印230にしたがって動作する。遠隔装置が矢印230上 のハードハンドオフ転移線に到達するまで遠隔装置はハードハンドオフを完了し ないことに注目すべきである。それ故、矢印230により示されている通路をたど る遠隔装置が丁度矢印230上の転移線を通過したならば、ハードハンドオフを完 了し、移動方向を反対にし、矢印232にしたがって動作し、矢印232により示され ている転移線を通過しなければ別のハードハンドオフを完了しない。 また、前述したように、好ましい実施形態では、候補セットと活動セットから のベースステーションエントリの付加および除去は矢印230、232上の転移線の位 置を設定する。しきい値T_ADD、T_TDROP、T_DROPは、エント リがそれぞれ候補セットに付加され活動セットから除去される点を設定する。前 述したように、T_ADD、T_TDROP、T_DROPは遠隔装置内に記憶 されベースステーションにより設定されたパラメータである。それ故、同一位置 に存在するベースステーションでは、T_ADD、T_TDROP、T_DRO Pのレベルはヒステリシス区域を制御するために操作されてもよい。例えば、T _DROPの値は下げられ、それによってT_DROPよりも下に低下したすぐ 後のT_ADDしきい値を越えるパイロット信号レベルの確率は最小にされる。 本発明の技術的範囲内で本発明の多数の変形が存在する。例えば本発明はセク タ化されたベースステーション形態と共に良好に作用する。セクタ化された形態 が使用されるならば、通路提供ベースステーションの信号パワーはセクタにのみ 設けられる必要があり、これらのセクタは、通路提供ベースステーションに対応 するシステム境界を境界部とするカバレージエリアを有する。 好ましい実施形態の以上の説明を当業者が本発明を実行または使用することが できるように行った。これらの実施形態の種々の変形は当業者に容易に明白であ り、ここで限定されている一般的な原理は本発明の能力を使用せずに他の実施形 態にも応用されよう。したがって、本発明はここで示されている実施形態に限定 されるのではなく、ここで説明した原理および優れた特性と一貫する最も広い範 囲に従うことを意図するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】 1の転移エリアにサービスを提供する通路提供ベースス テーション(108D)を含んでいる。通路提供ベースステー ションは、遠隔装置(155)が第2のシステムを出て第1 の転移カバレージエリアに入ってきているか、あるいは 第2のシステムに入りながら第1の転移カバレージエリ アを出ようとしている場合にのみ、遠隔装置(155)にサ ービスを提供する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ネットワークユーザが遠隔装置によって少なくとも1つのベースステーショ ンを介して別のユーザと通信し、第1の組のベースステーションによる通信を制 御する第1の移動通信スイッチングセンタと、第2の組のベースステーションに よる通信を制御する第2の移動通信スイッチングセンタとを含んでいる通信ネッ トワークにおいて、 前記第1の移動通信スイッチングセンタによって制御され、前記第1の移動通 信スイッチングセンタによって制御される第1のシステムと前記第2の移動通信 スイッチングセンタによって制御される第2のシステムとの間の境界を規定する 第1の転移カバレージエリアに対して第1の疑似ランダム雑音コードを使用して サービスを提供するサービス提供ベースステーションと、 前記第2の移動通信スイッチングセンタによって制御され、前記第1の疑似ラ ンダム雑音コードから第1の量だけ時間的にオフセットされた第2の疑似ランダ ム雑音コードを使用して、第1の転移カバレージエリアにサービスを提供し、前 記遠隔装置が前記第2のシステムを出て前記第1の転移カバレージエリアに入っ たきた場合、あるいは前記第2のシステムに入って前記第1の転移カバレージエ リアを出ようとしている場合にのみ、遠隔装置にサービスを提供する通路提供ベ ースステーションとを含んでいる通信ネットワーク。 2.前記サービス提供ベースステーションおよび前記通路提供ベースステーショ ンは、共通のアンテナを共用している請求項1記載のネットワーク。 3.前記遠隔装置は、前記サービス提供ベースステーションによって送信された パイロット信号と、前記通路提供ベースステーションによって送信されたパイロ ット信号とを測定する請求項1記載のネットワーク。 4.前記遠隔装置は、通信が設定された活動ベースステーションのリストと、通 信を設定するのに十分な強度の信号レベルを有するが、通信は設定されていない 候補ベースステーションのリストとを含んでいる請求項3記載のネットワーク。 5.前記サービス提供ベースステーションは、前記遠隔装置との設定された通信 リンクを有しており、さらに、前記通路提供ベースステーションではなく前記第 2の移動通信スイッチングセンタによって制御されるベースステーションが、前 記遠隔装置の前記候補ベースステーションのリスト上にエントリを有している場 合に、前記通路提供ベースステーションに通信をハンドオフせよという指令を前 記遠隔装置に送信する請求項4記載のネットワーク。 6.前記通路提供ベースステーションは、前記遠隔装置との設定された通信リン クを有しており、さらに、前記通路提供ベースステーションだけが前記遠隔装置 の前記活動ベースステーションのリスト上にエントリを有している場合に、前記 サービス提供ベースステーションに通信をハンドオフせよという指令を前記遠隔 装置に送信する請求項4記載のネットワーク。 7.前記遠隔装置は、活動的な通信が設定される各ベースステーションに対応し たエントリを含む活動ベースステーションのリストを記憶し、 前記遠隔装置は、活動的な通信が可能かもしれないが、設定されていない各ベ ースステーションに対応したエントリを含む候補ベースステーションのリストを 記憶し、 前記遠隔装置は、前記候補ベースステーションのリストが選択される隣接ベー スステーションのリストを記憶し、 前記遠隔装置は、前記隣接ベースステーションのリストにおける第1のエント リに対応したパイロット信号のパワーレベルを測定し、前記パワーレベルが追加 しきい値を越えた場合に、前記隣接ベースステーションのリストにおける前記第 1のエントリが前記候補ベースステーションのリストに追加され、 前記遠隔装置が前記サービス提供ベースステーションと通信している場合、前 記遠隔装置は前記ネットワーク中の別の遠隔装置とは異なる前記追加しきい値を 有している請求項1記載のネットワーク。 8.前記遠隔装置は、活動的な通信が設定される各ベースステーションに対応し たエントリを含む活動ベースステーションのリストを記憶し、 前記遠隔装置は、前記活動ベースステーションのリストにおける各ベースステ ーションの信号品質を測定し、前記信号品質がドロップしきい値より低い場合、 前記活動ベースステーションのリストにおける対応したエントリが除去され、 前記遠隔装置が前記通路提供ベースステーションと通信している場合、前記遠 隔装置は前記ネットワーク中の別の遠隔装置とは異なる前記ドロップしきい値を 有している請求項1記載のネットワーク。 9.前記遠隔装置は、活動的な通信が設定される各ベースステーションに対応し たエントリを含む活動ベースステーションのリストを記憶し、 前記遠隔装置は、前記活動ベースステーションのリストにおける各ベースステ ーションの信号品質を測定し、前記パワーレベルが予め定められた時間量より長 くドロップしきい値より低い場合、前記活動ベースステーションのリストにおけ る対応したエントリが除去され、 前記遠隔装置が前記通路提供ベースステーションと通信している場合、前記遠 隔装置は前記ネットワーク中の別の遠隔装置とは異なる値の前記予め定められた 時間量を有している請求項1記載のネットワーク。 10.1以上のベースステーションが第1の組のベースステーションによる通信 を制御する第1の移動通信スイッチングセンタによって、あるいは第2の組のベ ースステーションによる通信を制御する第2の移動通信スイッチングセンタによ って制御される、遠隔装置と前記1以上のベースステーションとの間に通信を設 定する方法において、 前記第1の移動通信スイッチングセンタによって制御されている前記サービス 提供ベースステーションによってアンテナから第1のパイロット信号を送信し、 前記第2の移動通信スイッチングセンタによって制御されている前記通路提供 ベースステーションによって前記アンテナから第2のパイロット信号を送信し、 前記遠隔装置によって前記第2の組のベースステーションのうちの1つのベー スステーションおよび前記通路提供ベースステーションと同時に通信し、 前記第2の組の前記ベースステーションの信号品質の測定値が予め定められた レベルを下回ったとき、前記サービス提供ベースステーションへの通信のハード ハンドオフを実行せよという指令を前記通路提供ベースステーションによって前 記遠隔装置に送信するステップを含んでいる方法。 11.前記予め定められたレベルは、前記遠隔装置と前記第2の組の前記ベース ステーションとの間の通信の終了を開始するT_DROPレベルである請求項1 0記載の方法。 12.前記ハードハンドオフ後に前記遠隔装置によって前記サービス提供ベース ステーションと通信し、 前記第2の組の前記ベースステーションによって第3のパイロット信号を送信 し、 前記遠隔装置によって第3のパイロット信号の信号品質を測定し、 前記第3のパイロット信号の信号品質測定値が第2の予め定められたレベルを 越えたとき、前記通路提供ベースステーションへの通信の第2のハードハンドオ フを実行せよという指令を前記サービス提供ベースステーションによって送信す るステップをさらに含んでいる請求項10記載の方法。 13.前記第2の予め定められたレベルは、T_ADDレベルである請求項12 記載の方法。 14.1以上のベースステーションが第1の組のベースステーションによる通信 を制御する第1の移動通信スイッチングセンタによって、あるいは第2の組のベ ースステーションによる通信を制御する第2の移動通信スイッチングセンタによ って制御される、遠隔装置と前記1以上のベースステーションとの間に通信を設 定する方法において、 前記第1の移動通信スイッチングセンタによって制御されているサービス提供 ベースステーションによってアンテナから第1のパイロット信号を送信し、 前記第2の移動通信スイッチングセンタによって制御されている通路提供ベー スステーションによって前記アンテナから第2のパイロット信号を送信し、 前記遠隔装置によって前記第2の組のベースステーションのうちの1つのベー スステーションおよび前記通路提供ベースステーションと同時に通信し、 前記第1のパイロット信号の信号品質測定値が予め定められたレベルを越えた たとき、前記サービス提供ベースステーションへの通信のハードハンドオフを実 行せよという指令を前記通路提供ベースステーションにより前記遠隔装置に送信 するステップを含んでいる含んでいる方法。 15.1以上のベースステーションが第1の組のベースステーションによる通信 を制御する第1の移動通信スイッチングセンタによって、あるいは第2の組のベ ースステーションによる通信を制御する第2の移動通信スイッチングセンタによ って制御される、遠隔装置と前記1以上のベースステーションとの間に通信を設 定する方法において、 前記第1の移動通信スイッチングセンタによって制御されているサービス提供 ベースステーションによってアンテナから第1のパイロット信号を送信し、 前記第2の移動通信スイッチングセンタによって制御されている通路提供ベー スステーションによって前記アンテナから第2のパイロット信号を送信し、 前記遠隔装置によって前記第2の組のベースステーションのうちの1つのベー スステーションおよび前記通路提供ベースステーションと同時に通信し、 前記第2のパイロット信号の信号品質測定値が予め定められたレベルを越えた とき、前記サービス提供ベースステーションへの通信のハードハンドオフを実行 せよという指令を前記通路提供ベースステーションにより前記遠隔装置に送信す るステップを含んでいる方法。 16.前記ハードハンドオフ後に前記遠隔装置によって前記サービス提供ベース ステーションと通信し、 前記第2の組の前記ベースステーションによって第3のパイロット信号を送信 し、 前記遠隔装置によって第3のパイロット信号の信号品質を測定し、 前記第3のパイロット信号の測定値が第2の予め定められたレベルを越えたと き、前記通路提供ベースステーションへの通信の第2のハードハンドオフを実行 せよという指令を前記サービス提供ベースステーションによって送信するステッ プをさらに含んでいる請求項15記載の方法。 17.前記第2の予め定められたレベルは、T_ADDレベルである請求項16 記載の方法。 18.1以上のベースステーションが第1の組のベースステーションによる通信 を制御する第1の移動通信スイッチングセンタによって、あるいは第2の組のベ ースステーションによる通信を制御する第2の移動通信スイッチングセンタによ って制御される、遠隔装置と前記1以上のベースステーションとの間に通信を設 定する方法において、 前記第1の移動通信スイッチングセンタによって制御されている前記サービス 提供ベースステーションによってアンテナから第1のパイロット信号を送信し、 前記第2の移動通信スイッチングセンタによって制御されている前記通路提供 ベースステーションによって前記アンテナから第2のパイロット信号を送信し、 前記遠隔装置によって前記サービス提供ベースステーションを介して通信し、 前記第2の組の前記ベースステーションによって第3のパイロット信号を送信 し、 前記遠隔装置によって前記第3のパイロット信号の信号品質を測定し、 前記第3のパイロット信号の信号品質測定値が第2の予め定められたレベルを 越えたとき、前記通路提供ベースステーションへの通信の第2のハードハンドオ フを実行せよという指令を前記サービス提供ベースステーションによって前記遠 隔装置に送信するステップを含んでいる含んでいる方法。
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