JP2000515231A - 回転機器を支持するための静圧ベアリング、連動する流体処理システム、そのための制御システム、並びに、方法及び装置 - Google Patents

回転機器を支持するための静圧ベアリング、連動する流体処理システム、そのための制御システム、並びに、方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 回転機器を支持するベアリング(14)、これと連動する流体処理システム(50)、そのための制御システム(200)、方法及び装置を開示する。回転シャフト(S)が、流体内に懸垂している。シャフトの歳差運動を監視し、補償用フィード・バック・ループを形成し、負荷の存在下において適切なシャフトの位置決めを維持する。

Description

【発明の詳細な説明】 回転機器を支持するための静圧ベアリング、連動する流体処理システム、 そのための制御システム、並びに、方法及び装置 技術分野 本発明は、一般的に、回転機器を特にシャフト上において支持する機材(instr umentality)に関する。更に特定すれば、本発明は、処理システムを介してベア リングに流体が供給される部分において回転シャフトを支持し、静止部品に対し てシャフトの隙間を保持する流体ベアリングに関する。本発明は、静的負荷及び 動的負荷の関数として、流体ベアリングによってシャフトの運動を動的に整合し つり合合わせる制御システムを含む。 背景技術 回転機器、特に、有害な環境や繰り返し負荷又は衝撃負荷状態に露呈される機 器は、これまで、回転部品や静止部品の摩擦に至る、厄介な回転運動を静的及び 動的に補償するベアリングの支持による恩恵を享受することができなかった。更 に、ベアリング支持に間欠的な負荷又は一定負荷を与える衝撃や、回転軸の移動 によって発生する力によるベアリング負荷(bearing loading)のような、その他 の変則的な負荷は、「応答が遅い」ベアリングでは対処することができない。 殆どのベアリングでは、ボール・ベアリング構造体、流体力学的ベアリング及 び磁気ベアリングのように、回転要素間の潤滑油の薄膜は欠くことができないが 、静圧流体力(hydrostatic fluid force)のみによってシャフトの支持を可能と する試みもいくつかなされている。 以下の特許は、本出願人が把握している技術的現状を反映するものであり、従 来技術を開示する出願人の義務を自認するために、ここに含めたものである。し かしながら、これらの特許には、以下に詳細に開示し特定的に特許請求する本発 明の関係(nexus)を単独で教示するものはなく、考えられるいずれの組み合わせ を考慮しても、本発明を自明とするものもない。 1977年7月12日発行のCunningham(カニンガム)の米国特許第4,035 ,037号は、複数の圧力板が、ロータと従来のベアリン構造体とをその間に受 容するように構成された中央口を有するハウジングと協同(coact)する、静圧ベ アリング支持体を開示している。この装置は、流体膜ベアリングを使用するが、 本発明とは異なり、ロータに隣接する流体に、直接その力特性(force profile) を変化させて、ロータを中心に支持することはできない。 1988年8月30日発行のGoodwin(グッドウイン)の米国特許第4,76 7,223号は、流体力学的ジャーナル・ベアリングの使用を開示している。こ こでは、駆動されない蓄圧器が、ジャーナルとその外接するベアリング・ブッシ ュとの間に存在する隙間内に発生する変化に応答しようとする。 1973年7月3日発行のKano,et al.(カノその他)の米国特許第3,7 42,653号は、シャフトの半径方向変位に対する制御装置の使用を開示して いる。ここでは、複数の円周方向に離間された圧力ポケットがシャフトを包囲し 、加圧流体が差動的に制御バルブを介して導入され、シャフトの軸の半径方向変 位を制御することができる。この装置の目的は、研削砥石へのフィードを制御し 、研削サイクル期間に完全な自動化をもたらすことであるので、サイクルは予測 可能な力特性を反映する。 1980年3月18日発行のMiyashita,et al.(ミヤシタその他)の米国特 許第4,193,644号は、工作機械のテーブルや回転シャフトのように静圧 的に支持された部材を位置決めするための、サーボ制御システムの使用を開示し ている。ここでは、閉ループ制御システムが、部材の変位量と基準信号量との間 の減算演算を行う差動増幅器を含む。サーボ増幅器が制御信号を送出し、一方、 サーボバルブが、部材への制御信号の受け取り時に、動作圧力を供給する。 具体的に論じた前述の特許全て、及び技術的現状を示すために引用した特許の いずれも、共振周波数及び振動の原因となって純粋な中心回転からシャフトを追 いやるシャフトの摂動に対してほぼ瞬時的な応答を与えることはできない。従来 技術が解決できない別の問題の1つは、回転部材とその静止支持部との間におい て圧縮不可能な流体が所望なクッションを理論上与えているので、圧縮不可能な 流体は、動的な変化、特に突発的な不意の負荷や高速変動に対する応答特性に、 遅れを有することである。 発明の開示 本発明は、多くの面において公知の従来技術に対して全く相違しているもので ある。まず第1に、静圧流体に伴う慣性の問題が、本発明によって解決されてい る。更に、迅速に静圧流体を送出する際の解決策は、必然的に、シャフトの中心 からの位置ずれを誘発する異常状態を、初期に高精度で検知する必要がある。一 旦検出されたならば、実質的に瞬時の補正流体の送出によって、異常を修正する 必要がある。この問題は、本発明によれば、流体分配ポートによって解決する。 これらのポートは、サーボバルブを介して、流体をベアリングの正面対向側に分 配する。実際には、サーボバルブは一定流量の大量の流体を、シャフトの正面対 向側に割り当てて、静圧の有効性を維持する。更に、本発明は、静的なバイアス 流に加えて、動的に流量が比例する流体流も与え、シャフト/システム力と反動 させる(react)ことにより、能動的に振動の減少を図る。その結果、補正流体の 送出に、本質的な時間遅れはなく、これによって、安定したシャフトの回転を確 立する。 加えて、従来技術の流体ベアリングは、「渦」(回転シャフトと流体との間の 表面摩擦であり、流体を回転中のシャフトに巻き込む)に伴う問題を有したが、 本発明は、とりわけ、静的バイアス流に加えて流量が動的に比例する流体流を供 給してシャフトと反動させることにより、流体渦に対する強力な防護手段を備え ている。 シャフトの位置は、異常変位を検出するために監視される。異常変位が検出さ れると、この異常を除去するように計算された方向に、流体力差の形態の補償を 行う。分配ポートとの組み合わせでは、異常に対する反動はほぼ瞬時であり、こ れによって、釣り合いの取れた高速回転が得られる。 産業上の応用可能性 本発明の産業上の応用可能性を、以下に続く本発明の目的の記載によって示す ことにする。 即ち、本発明の主要な目的は、新しくかつ新規の流体ベアリング・システムを 提供することである。 本発明の別の目的は、前述の特徴を有し、かつ、シャフトの偏倚運動(excursi on)での異常に対する応答を、ほぼ瞬時に行うことができる装置を提供すること である。 本発明の別の目的は、先に記載した特徴を有し、シャフトの回転によって流体 が影響を受ける傾向を最少に抑えることによって、渦の最少化を図る装置を提供 することである。 本発明の別の目的は、前述の特徴を有し、使用時の信頼性が極めて高く、その 影響を受ける機械の動作に関連する安全性を高める装置を提供することである。 本発明の別の目的は、前述の特徴を有し、差動流体力を(例えば、直結機械の )回転シャフトの対向エリアに送ることによって摂動を誘発し、次いで、リアル ・タイムの機械応答を監視し分析することにより、当該対象機械の診断用基線特 性即ち識別特性(signature)を得ることができる装置を提供することである。 本発明の別の目的は、前述の特徴を有し、流体処理及び制御信号を用いて内部 機械力を測定する装置を提供することである。 本発明の別の目的は、前述の特徴を有し、例えば、機械がタービンであり、ブ レードを落とした場合でも、機械の均衡を得て、破壊的な結果を招くことなく、 本発明によって機械を遮断する時間が得られる装置を提供することである。 本発明の別の目的は、前述の特徴を有し、隙間の範囲内で、直結機構部分の位 置合わせを行い、動力効率及び/又は安定性というような機械的特性を最適化す るツールをもたらす装置を提供することである。 第1の利点から見ると、本発明の目的は、シャフトと、このシャフトに外接す るベアリング・ブロックであって、シャフトに向かうポータル手段を有するブロ ックと、ポータル手段を通過し、シャフトをブロックから離して支持する非圧縮 性流体と、シャフトに結合された歳差運動検出手段と、検出手段によって駆動さ れ、シャフトの歳差運動に対抗するようにポータルを介して非圧縮性流体を駆動 する、非圧縮性流体送出手段との組み合わせからなる、シャフトの歳差運動を制 御するためのベアリング・システムを提供することである。 第2の利点から見ると、本発明の目的は、シャフトの歳差運動を監視するステ ップと、ポータルを介してシャフトに、正面から対向するストリームとして流体 を送り込むことを含み、シャフトとの流体接触によって、シャフトの歳差運動に 対抗するステップと、対向するストリームが圧力差を有するか否かについて判定 を行うステップと、差動圧力をポータルに送り出すステップとからなるシャフト の歳差運動を弱める方法を提供することである。 第3の利点から見ると、本発明の目的は、ベアリング・ブロックと、このベア リング・ブロックを通過するシャフトと、シャフトの歳差運動を監視するセンサ と、センサ出力を標準と比較する手段と、センサ・データに基づいて、ベアリン グ・ブロックに連続量の流体を送り込む手段と、シャフトとベアリング・ブロッ クとの間のエリアにおいて、渦を防止する手段との組み合わせから成るシャフト 支持体を提供することである。 第4の利点から見ると、本発明の目的は、システムの異常と相関的な刺激をロ ータ・シャフトに誘発するステップと、ロータ・シャフトのリアル・タイム応答 識別特性を監視するステップと、リアル・タイム応答識別特性を処理し、機械の 特性を得るステップと、相関的刺激をロータ・シャフトに加えるステップと、修 正すべき異常と相関的な、後続のアーチファクトを監視するステップとから成り 、差動シャフト力をシミュレートし、直結機械のロータ・シャフトの動作パラメ ータを識別する方法を提供することである。 第5の利点から見ると、本発明の目的は、制御信号の指揮の下で、少なくとも 1つのバルブから機械の回転シャフト上に、流体力を送出するステップと、シャ フトに送出した流体力に応答するシャフトを監視するステップと、少なくとも1 つのバルブに、補正制御信号を与えるステップと、シャフトを再度位置決めする まで、シャフト上の流体力を制御するステップとから成り、作動中の機械の回転 シャフト上に作用する内部機械力を測定する方法を提供することである。 第6の利点から見ると、本発明の目的は、シャフトに外接するベアリング・ブ ロックであって、シャフトに向かうポータル手段を有するブロックと、ポータル 手段を介して流体のバイアス流を与え、シャフトをブロックから離して支持する 流体処理手段と、静的バイアス流に加えて、ポータル手段を介して、動的に比例 する流体流を送出し、安定なシャフトの回転を確立する手段との組み合わせから なる、機械のシャフトを支持するための静圧流体ベアリングを提供することであ る。 これら及びその他の目的は、添付図面に関連付けながら以下の詳細な明細書を 検討すれば、明白となろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に係る、負荷がかけられる負荷ベアリングのシャフト、及び、 その両側に配置した静圧流体ベアリング装置の概略図である。 図2は、本発明に係る、シャフト及びベアリング上の負荷の影響を示す、図1 の線2−2に沿った部分断面図である。 図3は、負荷補正をした場合の、図2と同様の図である。 図4及び図5は、図3に示した補正を実行する流体を送るベアリングの一形態 を示す図である。 図6及び図7は、図3に示した補正を実行する流体を送るベアリングの別の形 態を示す図である。 図8は、流体をどのようにして図3の流体ベアリングに送るかを示すフロー図 である。 図9は、図8において、図3の流体ベアリングに流体を送る追加の手段を示す フロー図である。 図10は、流体を流体ベアリングに送るサーボバルブの詳細を示す図である。 図11は、制御信号を受け取る、図10のサーボバルブの簡略図である。 図12は、中心位置における、図10のサーボバルブのスプールの簡略図を示 す図である。 図13は、図2に示した各アダプタ・プレートの底面図を示す図である。 図14は、図2に示した各アダプタ・プレートの上面図を示す図である。 図15は、制御回路に制御信号を与え、図10のモータ、よってシャフトの位 置を制御するためのセンサの一構成を示す図である。 図16は、流体処理システム及びベアリング用電空制御システムの概略図であ る。 図17は、本発明による静圧流体ベアリング装置の単一チャネル制御ループの 簡略ブロック図である。 図18及び図19は、水平及び垂直制御回路の一形態を詳細に示す図である。 図20、図21及び図22は、図18及び図19を更に特定化した図である。 図23A及び図23Bは、水平及び垂直制御回路の別の形態を詳細に示す図で ある。 図24は、水平及び垂直制御回路の別の形態を詳細に示す図である。 図25及び図26は、システムのモダリング(modaling)を与える水平及び垂直 制御回路の一形態を詳細に示す図である。 図27は、負荷がかけられるシャフトの両側に配置され、軸方向にある距離だ け分離した1対の静圧流体ベアリングの概略図である。 図28は、シャフトに対する、X、Y、及びZセンサならびにモダル識別セン サの配置の概略図である。 図29、図30及び図31は、本発明の静圧流体ベアリング装置を用いて、ど のようにしてZ軸方向並進に対する流体補償を与えることができるのかを示す概 略図である。 発明を実施する最良の態様 図面について検討する。図面では、同様の参照番号は、種々の図面の図全体を 通じて同様の部分を示すものとする。参照番号10は、本発明による装置を示す 。 図面の図を参照すると、本発明は、基本的に、流体処理システム50(図8及 び図9)、及び制御システム200(図18)を含む、動的平衡型流体ベアリン グ・システム12(図2)を提供する。流体処理システム50は、好ましくは、 2つのサーボバルブ16、18(図2)を含み、これらがベアリング・ブロック 15の流体ベアリング14のポータル(portal)21、23、25、27(図5) を介して流体を送出することにより、機械Mのロータ・シャフトSに流体力「F 」を加えることができる。制御システム200は、サーボバルブ16、18を操 作する制御信号を出力して、ポータル21、23、25、27を通過する流体の フローを制御し、これらのポータルは、ロータ・シャフトSと静止流体ベアリン グ14との間にクリアランス(間隙:clearance)を提供している。流体は、ロー タ・シャフトSを機械Mのベアリング14から離れるように懸垂(suspend)させ つつ、ロータ・シャフトSの静的及び動的運動を能動的に制御する。 制御システム200の一実施形態は、少なくとも一対のXY対の近接トランス ジューサ(変換器)202、204(図16)を用い、ベアリングに対するロー タ・シャフトSの静的及び動的運動を測定する。近接トランスジューサ202、 204のXY対は、互いに直交して固定した場合、ベアリング内のロータ・シャ フトの位置の二次元座標を与える。第3の近接トランスジューサ206(図16 )を、X及びY近接トランスジューサ202、204の双方に対して直交するよ うに固定し、ベアリング14内のロータ・シャフトSの位置の三次元座標を得る ことも可能である。 各近接トランスジューサは、ロータ・シャフトの運動を電圧信号に変換する。 近接電圧信号は、制御回路220(図18及び図19)に出力される。制御回路 220は、電圧信号を入力信号として受け取り、これらの入力信号を、ベアリン グに対する所望のシャフト位置に相関を有する1組の基準電圧と比較し、入力信 号と基準電圧との間の差信号を得る手段を含む。比較手段の出力は、好ましくは 、制御回路の複数のPID(比例積分微分)回路に出力される。PID回路は、 比較手段の出力を入力信号として受け取り、比較手段からの入力信号の微分であ り、積分であり、比例するPID出力信号を出力する。次に、各PID回路のP ID出力信号は、各々利得によって重み付けされて、加算回路によって加算され る。次に、各加算回路は信号を電圧/電流変換回路に出力する。電圧/電流変換 回路は、それぞれのサーボバルブを駆動する電流信号を出力し、これによって流 体及び流体力をロータ・シャフト上に送出し、ロータ・システムの力と反動させ て、ロータの動的運動、位置及び安定性を能動的に制御する。 更に具体的に図1を参照して説明すると、この概略図は、シャフトの動きに対 する機械Mの3方向、即ち、ベアリングに対して半径方向及び軸方向の変位の状 態を示す。半径方向に対する典型的な変位は、図15に示されている。この図で は、シャフトSは、機械Mからその中に誘発される変動に基づいて動く。機械M は、タービン、ポンプ、原動機、発電機等のように、シャフトをベアリングで支 持する必要がある機材のいずれかとすることができる。第1及び第2のトランス ジューサ202、204はそれぞれ、シャフトSのトランスジューサに対する接 近によって影響を受ける。これによって、X及びY座標系での値が得られる。こ れは、トランスジューサ202、204が90度変位しているからである。トラ ンスジューサ202、204は、好ましくは、初期状態において、シャフトSか ら既知の距離だけ離れるように、それらの距離を較正するようにする。この較正 は、各トランスジューサそれぞれのねじ切りした外側ケーシング208を、ケー シング上のねじ山208に一致する内部ねじ山を有する支持体210に対して進 行させることによって行うことができる。導体212及び214が、「X」プロ ーブ202及び「Y」プローブ204に関する情報を転送する。 図16を参照すると、1対のXY監視プローブ202、204は、ベアリング 装置12の両側に配置され、ベアリング14の両側に隣接するシャフトを監視す る。これに加えて、1対のモダル・プローブ(modal probe)232、234を、 ベアリング装置12から離れたシャフトに隣接して配置するとよい。 図28を参照すると、ベアリング装置12の一方側に配置された監視プローブ 202、204が示されており、更にベアリング装置12の他方側に配置された モダル・プローブ232、234も示されている。これらは、ベアリング14に 隣接してシャフトを監視するためのものである。加えて、第2対のモダル・プロ ーブ236、238が、ベアリング14から離れかつシャフトSに隣接して配置 されている。これらは、モダル識別信号を与え、これらの信号を制御回路200 に入力して、共振によりベアリング特性を変化させることができる。更に、差動 膨張又は運動トランスジューサ206を、シャフトSのカラー(collar)に隣接し て動作的に結合することにより、シャフトSのZ方向の並進を測定することがで きる。 図2に示すように、流体ベアリング14を含むベアリング・ブロック15は、 シャフトSに外接する。この図では、シャフトSは、ベアリング14の隙間内に 対称的に配置されておらず、シャフトの上側のギャップGは下側よりも大きい。 本発明の心臓部では、図2に示すサーボバルブ16、18を介して、正面から対 向する対で流体を供給し、力F1をサーボバルブ16からの力F3と正面から対向 させ、一方、対向する力F2及びF4をサーボバルブ18を介して送り出す。これ ら対向する力は、図1のトランスジューサ202、204の読み取り値に基づい て、大きさを変動させることができる。したがって、図3は、適切な流体圧力補 正後の、ベアリング・ブロック14内に対称的に配置されたシャフトSを示して いる。ベアリング・ブロック14内部では、シャフトSに外接するギャップGに 異常状態は生じていない。この状態では、シャフトは安定的に支持されており、 ベアリング・ブロック14から均一に等距離となっている。 一方、流体ベアリング装置は、シャフト上に故意に流体力を与え、その結果シ ャフトをベアリングの隙間内において非対称的に配置させるようにすることがで きる。例えば、シャフトが均衡を失った場合、本発明は、シャフトの中心ずれを 生じる可能性がある摂動に対して瞬時的に応答し、不均衡及び/又は振動をなく しつつ、シャフトSとベアリング14との間に最少のデフォルト許容値(toleran ce)を維持することができる。 図4及び図5を参照すると、ベアリング14の一形態が開示されている。図2 に示したように、サーボバルブ16及び18(以下で説明する)からの流体は、 放射状ポータル及びポケットを介して、ベアリング内に入ることができる。すな わち、サーボバルブ16は、アダプタ・プレート17及びベアリング・ブロック 15を介して、ポータル21及び23に流体を送り込み、一方、サーボバルブ1 8は、アダプタ・プレート19及びベアリング・ブロック15を介して、ポータ ル25及び27に流体を送り込む。 全てのポートは、ポケット22を介して、ベアリング・ブロック15内部で連 通している。図4では、ポケット22はほぼ矩形状として示されている。しかし ながら、実際の幾何学的形態としては、いずれの形状でもよい。図5は、各ポケ ット22が、実質的に一定の曲率半径を有する円弧状切欠き28を有しているこ とを示している。 このようにする代わりに、図6及び図7に示すように、ベアリング14を第2 の形態とすることができる。図示のように、サーボバルブ16、18からの流体 は、ポケットを介して、放射状ポートに入ることができる。即ち、サーボバルブ 16は流体をポータル21及び23に送り込み、一方、サーボバルブ18はポー タル25及び27に送り込む。全てのポートは、ポケット22を介して、ベアリ ング14の内部では通じている。ポケット22は、図6では、ほぼ「カヌー」形 状として示されている。実際の幾何学的形態は、いずれの形状でもよく、恐らく は、楕円形又は卵形を採用可能であり、シャフトの軸に平行な幅24は、その円 周方向アスペクト(circumferential aspect)26よりも小さな寸法を有すること を特徴としている。図7は、ポケット22が、曲率半径一定の円弧状切欠き28 を有することを示している。 また、図7には、複数の抗渦ポート(anti-swirl port)32も示されている。 これらのポートは、各放射状ポートに隣接して追加の流体を導入するために用い ることができる。1対の抗渦ポート32が、放射状ポート・ポケット(図6)の 各側に配置され、シャフトSの軸方向の長さに沿って離間され、ポート・ポケッ ト22の幅24に沿って延びている。これらのポート32は、渦の形成を阻止す るものであり、図6に示すように、ほぼ涙粒の形状をしている。ポート32の先 縁34は、後縁36よりも寸法が小さい。先縁34は、図2に示すように、時計 方向であるシャフトの回転方向に面することができる。各抗渦ポート32は、狭 いチャンバ38を含む。狭いチャンバ38は、図8に記載する流体回路50から 別れた分岐通路からの流体の一部を受け取る、幅広注入ポート40と連通する。 図示のように、流体処理システム50は、高圧ポンプ54に流体を供給する主 貯蔵部52を含む。高圧ポンプ54は、制御された速度で、流体を放射状注入ポ ート21、23、25、27に送り込む。また、高圧ポンプ54は、流体を抗渦 注入ポート32にも送り込む。その間に、第1のサーボバルブ16及び第2のサ ーボバルブ18が挿入されている。流体は、2つの経路に分岐する。一方の経路 は各サーボバルブと連通する。サーボバルブ16、18は、上流高圧フィルタ5 6、高圧用減圧弁58、及び圧力ケージ59によって保護されている。これらの 全ては、流体の主貯蔵部52への不所望の逆流を生ずる可能性がある。 即ち、高圧フィルタ56がポンプ54とサーボバルブ16、18との間に挿入 されている。高圧フィルタ56の上流側には、主貯蔵部52に至る分岐路60を 有する減圧バルブ58がある。減圧バルブ58の上流には、主貯蔵部52に至る 更に別の分岐路64上に、安全バイパス62がある。以下で説明するサーボバル ブ16、18から出る流体は、シャフトSとベアリング14との間の隙間から逃 げ、還流貯蔵部66に排出される。ここで、70において濾過された後、ポンプ 68によって主貯蔵部52内に吸い上げられる。主貯蔵部は、流体の温度が制御 されており、また、感温排出口72を含む。感温排出口72は、冷却ポンプ74 と連通し、75で濾過した後の流体を熱交換器76に向けて送出する。熱交換器 76は、空冷式又は水冷式とすることができ、あるいは、その他の流体冷却を用 いることも可能である。熱交換ステージ(段)後の流体は、再度主貯蔵部52に 還流される。 図9を参照すると、主貯蔵部52は、第2の高圧ポンプ84にも流体を供給す る。高圧ポンプ84は、制御可能な速度で流体を、各サーボバルブ16、18の 「第5のポート」即ち第2ステージに送り出す。これについては、以下で説明す る。流体は、2つの追加経路に分岐される。一方の経路は、各サーボバルブの各 「第5のポート」と連通する。サーボバルブの第5のポートは、追加の上流高圧 フィルタ86及び高圧用減圧バルブ88によって保護されている。圧力ゲージ8 9及び圧力トランスジューサを用いて、流体の流れを監視し、そのフィードバッ クを「第5のポート」に与える。 いくつかのポンプのように、この環境において用いることを意図した機械Mの 多くが流体槽内で動作することは、注記すべきであろう。本発明は、特に、流体 槽を伴う環境において有利である。何故なら、機械内部にある同じ流体を、ベア リング・ブロック14内部でシャフトを支持する流体材として使用することがで きるからである。これが意味するのは、密封材や高価な流体潤滑システムを排除 又は削減可能であるということである。 図16を参照すると、トランスジューサ202、204から送られる信号は、 制御システム200によって処理され、次いで、対向する力F1及びF3、F2及 びF4を一致させ、シャフト歳差運動(shaft precession)及び振動を相殺するこ とができるように、各サーボバルブ16、18の入力リード90(図10)に、 入力される。トランスジューサ202,204によって発生する電気信号(以下 で説明する)が入力されると、制御信号がサーボバルブ16、18に伝達される 。入力リードは、図10では90として示されている。 図10及び図11を参照すると、各サーボバルブ16、18は、入力リード9 0を通じて、制御システム200に動作的に結合されている、第1ステージ・コ ントローラ、即ち、トルク・モータ92を含む。トルク・モータ92は、制御信 号(電流信号)を機械的な力即ち運動に変換する。可撓管98が、モータ92の 電機子96を支持し、かつ、サーボバルブ16、18それぞれの作動液部分と電 気部分との間の流体封止としても作用する。電機子96の中心には、フラッパ1 00及び一端にボール即ち宝石片104を有するフィードバック・ロッド102 が取り付けられている。フラッパ100及びフィードバック・ロッド102は、 可撓管98を貫通して下方に延びている。可撓管98は、フラッパ100の運動 を2つのノズル・シート106間に制限するためのばねとして、作用する。 入力90は、モータ92の1対のコイル94に動作的に結合され、制御システ ム200からの入力信号をコイル94に供給し、電機子端部に極性を与え(polar ize)、電機子96上に回転トルクを発生させ、それに応答して、双方向矢印「C 」に動く。フラッパ100及びフィード・バック・ロッド102は、トルク・モ ータ92に従属し、双方向矢印「C」に沿った揺動運動によって、矢印「D」方 向にも同様に影響を受ける。これは、フラッパ100の両側にありこれと対応す る(addressing)、1対のノズル・シート106に流体流バイアスを与えることが わかる。フラッパ100のノズル・シート106に対する関係は、入力作動液が 「P5」ポートから第1の流体分岐路108又は第2の流体分岐路110のいず れかに移る度合いに影響を与える。これらの分岐路への流体は、図9に示す流体 回路から得られる。 油圧増幅(hydraulicamplification)の後、「P5」ポート(図11)からのフ ローが生じて、ノズル・シート106に供給され、リード90からの入力信号に 比例して、より大きな第2ステージのフロー制御を行う。フラッパ100に取り 付けられたフィードバック・ロッド102の使用によって、内部フィードバック が行われる。ボール端部104は、第2ステージ・スプール・バルブ120に密 接に嵌め込まれている。 図11を参照し、入力信号がフラッパ100をノズル・シート106に向けて 移動させると想定する。この結果、経路110に入る流体の方が多くなり、右側 のスプール・ヘッド122上の圧力が増大し、スプールの左への移動、及びそれ ぞれのボートから出る流体の静的バイアス流に加えて、ポート「A」及び「B」 からの動的に比例する流体流が発生する。流体は、通路110を通過し、スプー ル・バルブ120のスプール・ヘッド122の右側により大きな圧力を加えるこ とによって、スプール・バルブ120上にバイアスをかける。これによって、ス プール・バルブは、矢印「E」の方向に沿ってシフトする。しかしながら、流体 の流れが他方の経路108に多い場合、矢印「E」の方向は逆となる。これは、 逆の電気入力信号によって生じる。最適なフロー制御は、フィードバックによっ て行われる。サーボバルブ16、18への供給圧力及びフローが一定であれば、 出力制御流は、入力信号及びデフォルトの流量値に無限に比例する。 フィードバック・ロッド102は屈曲し、フラッパ100に力を加える。フラ ッパ100は、ノズル・シート106間の中央に、再びフラッパ100を位置付 けようとする。加えて、ロッド102のフィードバック力が、入力信号(電流) によって誘発されるトルク・モータ92の力と等しくなる点で、スプール100 の位置決めが行われる。スプール100は、この位置で停止し、入力信号が新し いレベルに変化するまで、フラッパ100は中心に位置する。 各スプール・バルブ100は、スプール・バルブの対向端に2つのヘッド98 を含む。加えて、スプール・バルブは、中央コア102を有する。ヘッド98及 びコア102は、その周囲の流体の流れを制御するために、ある程度の封止を行 う。図8からの作動液は、ポータルを介してサーボバルブ16、18内に入り、 サーボバルブ16、18のポート「I」へのデフォルト送出圧力によって制御さ れる流速で、更に外接するハウジング110に関するスプール・バルブ120の 相対的位置で、スプール100の一部を通過する。ハウジング110は、ヘッド 122、124と内部口132との間に、制御された隙間を含む。したがって、 通路「I」に流れ込む流体は、矢印「N」に沿って移動し、図2に示した力F1 及びF3ならびにF2及びF4として、サーボバルブ16及び18から出て来る。 スプール片120の各ヘッド122、124は、加工された圧力ランド130 を有し、ヘッド122、124は、スプール・バルブ120の内部口132と接 触している。圧力ランドは、通路104からの流体の流れが一定に巡回して流体 の力F1、F3を与え、シャフト・ジャーナルが常に流体を受けることを確実にす る。これは、デフォルト機構の一形態を規定し、ジャーナルが常に適当な流体支 持を受けていることを確実にする。更に、別の「R」が、過剰な圧力蓄積から防 護するヘッド134によって、フローを受けることから保護されている。コア1 26は、宝石片104に動作的に結合されている。宝石片104は、強い機械的 及び電気的パルスに応答することによって、スプール・バルブ120の過剰補償 を防止する。即ち、宝石片104は、スプール・バルブ120の過度な揺動(ス ロットリング)に対して反動し、ロッド102を介して釣り合わせフィードバッ ク(counterbalancing feedback)を与えて、バルブ106の均衡を取り直す。 図8及び図9からの作動液は、サーボバルブ16、18(図11)のそれぞれ 「I」及び「P5」で示したポートに導く、各アダプタ・プレート17及び19 (図2、図15及び図16を参照のこと)の通路「I」及び「P5」を介して、 サーボバルブ16、18に流れ込む。図8における分岐路によってサーボバルブ に送り込まれる流体は、各サーボバルブ16、18の「I」通路及びポートに送 り込まれる。この流体は、矢印「N」に沿って通過する際に、各ヘッド122、 124のアンダーラップ圧力ランド(underlapped pressure land)130の脇を 流れ、そして吐出し、ベアリング・ブロック14及びシャフトSが常に流体のデ フォルト量だけ分離することを確実にする。したがって、スプール・バルブ12 0が中心に位置する場合でも、流体ベアリング・ブロック14には流体の流れが ある。 図9に示したように、サーボバルブ16、18に送出された流体は、各アダプ タ・プレート17、19及びサーボバルブ16、18の「P5」通路及びポート に送り出される。したがって、フラッパ100が右側のノズル・シート106側 に移動した場合、振動又は不均衡に応答した入力信号によって、各サーボバルブ 16、18の「P5」ポートからの圧力が右側のスプール・ヘッド122に向け られ、スプールの左への移動が生じ、静的なバイアス流に加えて、流量が動的に 比例する流体が供給され、ロータの運動に反動する。こうして、補正流体を送出 する際に生じるあらゆる時間遅れを排除する。 制御回路の概略図を図10に示し、関連するブロック図を図9に示す。図10 に示す演算増幅器(オペアンプ)は、標準的なクアドループル低電力型とすれば よい。Motorola(モトローラ社)が製造するMC3403Pオペアンプは、クア ドループル低電力オペアンプの一例である。好適には、デュアル電源を用いて、 オペアンプに36ボルトの直流差電圧を供給する。 図10及び図9双方を参照する。XY近接トランスジューサの電圧出力は、そ れぞれ、オペアンプ1c及び2cの非反転入力(ピン10)に直接結合されてい る。これらからの近接信号は、いずれの時点におけるロータ・シャフトの位置に 関して、各軸における全ての情報を含む。これらの信号は、ロータ・シャフトの 静止位置を表す負のDCギャップ電圧、及びロータ・シャフトの動的運動を表す 動的電圧を含む。ロータ・シャフトがいずれかの近接トランスジューサから離れ るように移動すると、当該変換器からの信号電圧は更に負側に振れ、ロータ・シ ャフトがいずれかの近接トランスジューサに向かって移動すると、当該トランス ジューサからの信号電圧は正側に振れる。 任意の時点において、ロータが所望の位置にあるか否かについて判定するため には、実信号(近接電圧信号)を、ロータ・シャフトの所期位置を表す基準信号 (静止設定点)と比較しなければならない。水平(X)及び垂直(Y)基準信号 がそれぞれ、オペアンプ1b及び2bから供給される。これらのオペアンプは、 可調整のDC電圧入力が供給され、単位フィードバック(unity feedback)を有す る非反転電圧フォロワとして構成される。したがって、オペアンプ1b及び2b の出力は、オペアンプに入力される近接電圧信号と同相である。ベアリング・ブ ロックの隙間内におけるロータ・シャフトの所望位置を表す時間変動信号の代わ りとして、手動設定(又は自動設定)した負のDC電圧を用いることを注記して おく。双方の電気回路経路(プローブから回路へ、作動中のサーボバルブへ)を 互いに直交するよう固定することによって、これら2つは、ベアリング・ブロッ ク内の位置の二次元座標を形成する。 静止設定点を実際の静的及び動的近接電圧信号と比較するために、複数の精密 な差動増幅器(計測用増幅器)を用いる。水平信号経路では、オペアンプ1c, 1d及び3aならびに付随する抵抗を、水平計測用増幅器として構成し、一方垂 直経路では、オペアンプ2c、2d及び4aならびに付随する抵抗を、垂直計測 用増幅器として構成する。水平及び垂直計測用増幅器双方の利得は、1である。 したがって、各増幅器の出力は、各設定点電圧と各近接電圧信号との間の差とな る。双方の信号が負であるので、近接電圧信号が設定点よりも正側にある場合、 差動出力は正となる。また、その逆も成り立つ。水平及び垂直計測用増幅器から 出力される差動電圧信号は、各々制御システムのPID(比例積分微分)回路に 接続されている。 水平PID回路はオペアンプ3b、3c及び3dを含み、垂直PID回路はオ ペアンプ4b、4c及び4dを含む。水平比例回路はオペアンプ3cを中心に形 成され、垂直比例回路はオペアンプ4c中心に形成されている。オペアンプ3c 及び4cは、フィードバック抵抗及び入力抵抗の各オペアンプ3c、4cの反転 入力端子に対する比率によって設定される利得を有する反転増幅器として構成さ れている。オペアンプ3cの出力は、第1のディップ・スイッチのスイッチS2 に接続され、オペアンプ4cの出力は、第2のディップ・スイッチのスイッチS 2に接続されている。ディップ・スイッチについては、以下で説明する。 水平微分回路はオペアンプ3bを含み、垂直微分回路はオペアンプ4bを含ん でいる。水平及び垂直微分回路は、各々、入力コンデンサ及びフィードバック抵 抗によって構成されている。したがって、水平微分回路及び垂直微分回路は、各 々、計測用増幅器からの各差動信号の瞬時導関数(instantaneous derivative)に 比例する電圧を出力する。その結果、各微分回路は、計測用増幅器からの入力信 号の変化率に基づく制御信号を出力する。このようにして、水平及び垂直微分制 御信号が生成される。これらは、計測用増幅器からの入力信号の変化率と相関を 有し、制御回路を迅速な変化に応答させる。微分回路は、水平及び垂直微分制御 信号の各々に、90度の位相進みを追加するように作用する。したがって、これ は、制御回路に対する加算の先取り(adding anticipation)として見ることもで きる。微分回路の利得は、単純に、フィードバック抵抗値に各回路の入力容量を 乗算したものである。理想的な微分に対する最も低い周波数は、フィードバック 抵抗値及び入力容量によって決まり、理想的な微分に対する最も高い周波数は、 入力抵抗及び入力容量によって決まることを注記しておく。水平及び垂直微分回 路の出力は、それぞれ、第1のディップ・スイッチのスイッチS1及び第2のデ ィップ・スイッチのスイッチS1に結合されている。 PID回路は、更に、水平及び垂直双方の積分回路も含む。水平積分回路は、 標準的な反転積分増幅器として構成された、オペアンプ3dを中心に形成されて いる。水平積分回路は、同様に反転積分増幅器として構成された、オペアンプ4 dを中心に形成されている。両積分回路は、それぞれの計測用増幅器から差動電 圧信号を受け取り、受け取った信号の積分に比例する積分差動電圧出力を生成す る。言い換えると、ロータ・シャフトの実際の運動と設定点との差が大きい程、 制御回路はベアリング・ブロック内のシャフト位置の制御量を多くするように制 御する。この結果、定常状態が減少し、長時間の位置誤差状態が減少する。各積 分回路の利得は、その入力抵抗値に、位相を反転したフィードバック容量を乗算 したものの逆数である。水平及び垂直積分回路の積分出力はそれぞれ、第1のデ ィップ・スイッチのスイッチS3及び第2のディップ・スイッチのスイッチS3 に結合されている。 更に、制御回路は、オペアンプ5a及び5bならびに付随する構成部品を用い て、ディザ発生器を構成する。好ましくは、ウイーン・ブリッジ発振器の構成を 、ディザ(dither)発生器として用いる。ディザ発生器は、サーボバルブ のあらゆるヒステリシスの減少を補助するために用いられ、可変出力周波数及び 可変出力振幅を有するように設計されている。好ましくは、第1のディップ・ス イッチ及び第2のディップ・スイッチのS4に結合できるような、1つのディザ 発生器を備える。このように、各サーボバルブには、ヒステリシス補償手段が備 えられる。 ディップ・スイッチは、制御方式の種々の組み合わせで指示する(dialing)柔 軟性を与え、各制御方式の全体的な利得を互いに独立して決定できるようにする 。 オペアンプ6aを使用する第1の反転加算増幅器を用いて、水平比例、積分、 及び微分回路の出力を結合する。オペアンプ7aを使用する第2の反転加算増幅 器を用いて、垂直比例、積分及び微分回路からの出力を結合する。第1及び第2 の反転加算増幅器は、各PID回路からの比例、積分及び微分信号の各々に、別 々に利得を調節可能であることを注記しておく。 好ましくは、可調節利得を得るには、トリムポット(trimpot)を加算増幅器の 入力抵抗として用いる。加算増幅器の利得は、フィードバック抵抗値の大きさを 入力抵抗値(トリムポットの抵抗値)の大きさで除算した値に等しい。 各加算増幅器の出力は、電圧/電流変換回路に結合されている。水平電圧/電 流変換回路は、オペアンプ6bを中心に構築され、垂直電圧/電流変換器は、オ ペアンプ7bを中心に構築されている。第1のサーボバルブの第1の直列接続ト ルク・コンバータが、水平変換回路のフィードバック・ループ内に動作的に結合 されており、第2のサーボバルブの第2の直列接続トルク・コンバータが、垂直 変換回路のフィードバック・ループ内に結合されている。各変換回路は、各オペ アンプの入力と回路接地との間に結合されたトリムポットを含む。各トリムポッ トは、水平及び垂直制御電圧と、サーボバルブのそれぞれのトルク・コンバータ に送出される水平及び垂直制御電流との間で、所望のスケール変換を行うように 調節することができる。 更に、オペアンプ5c及び7cは、それぞれ、水平及び垂直非反転単位電圧フ ォロワとして構成されている。水平電圧フォロワは第1の加算増幅器に動作的に 結合されており、垂直電圧フォロワは第2の加算増幅器に動作的に結合されてい る。水平及び垂直電圧フォロワは、加算増幅器からコンピュータ化捕捉システム への、プロセス変動単位として使用するそれぞれの水平及び垂直制御電圧をバッ ファするように作用する。 図16に見られるように、原動機MのY、Y、及びZ軸偏倚運動のために、あ る種のシステムが用意されている。流体処理は、ベアリング・システム12に進 む。流体の効果は、前述のように処理した信号を発生するトランスジューサ20 2、204によって示される。プロセッサ250内に格納され、モニタ252に よって監視されるアーカイブ・データが、流体処理システムへの信号を調整した り、あるいは遮断及び/又は保守を実施したり、その表示を行うことができる。 ベアリング・システム12は、制御システム200及び流体処理システム50 と協動して、機械の動作中即ち直結中に、ロータ・シャフトの位置決めを行う手 段を備える。ベアリング・システムは、機械の温度が上昇し、熱成長が生じてい る間に、ロータ・シャフトの連続的位置決めを行う。実際には、ベアリング・シ ステム12及び流体処理システム50は、制御の下で、大量の一定流量の流体を シャフトに割り当て、静圧の有効性を維持する。加えて、本発明は、静的バイア ス流に加えて、動的に比例する流体流を供給し、機械の動作中即ち直結中に、能 動的にシャフトの位置決めを行い、制御システム200は、とりわけ、シャフト 位置フィードバックを与える。したがって、ベアリング・システムは、最適な機 械性能が得られる隙間が見つかるまで、ベアリング・システムに対してロータ・ シャフトの異なる隙間位置によって実験することも可能にする。プロセッサ25 0及びモニタ252は、実験データを処理し、格納し、表示するために用いるこ とができる。 加えて、ベアリング・システムは、シャフトの不均衡を瞬時的に制御する機能 を備え、機械を停止するか、あるいは適切な処置の進行が決定するまで、動作を 係属させる時間をオペレータに与えることができる。例えば、タービン・ブレー ド部又はブレード全体が、外れる(break loose)ことがある。機械の不均衡は非 常に激烈で素早く発生するので、機械のオペレータは機械を停止する機会がなく 、迅速な判断を行う機会は更に少なく、この種の破壊に反応することは全く不可 能であろう。本ベアリング・システムは、激烈な不均衡に瞬時に応答し、破壊的 な機械の故障を防止することによって、この問題を解決する。例えば、シャフト が不均衡になった場合、本発明においては、回転シャフトの対向エリアに瞬時差 動流体力を供給し、その結果、シャフトの中心を外して、極度の不均衡及び振動 を排除しつつ、シャフトSとベアリング14との間に最少のデフォルト許容量を 維持する。 本ベアリング・システムの更に別の重要な属性は、機械の力や応力に対する応 答である、ロータ・シャフトの動的な応答を見る必要なく、シャフト上に作用す る機械の力を直接測定することを可能にする点にある。本ベアリング・システム によって、機械力に相関する不均衡の原因を検知することが可能となる。 機械力は、とりわけ、不均衡力、重力、前負荷(preload)力、及び流体力を含 んでいる。これらの力は全て、ロータ・シャフトに作用し、ロータ・シャフトは 、これらの力に応じて反動する。本ベアリング・システムは、機械力に反動し、 機械を安定化する。したがって、ロータにかかる流体の力は、流体にかかる機械 力と相関する。このように、ロータ上の流体力に関与する(responsible)制御信 号を処理することによって、機械力に相関するリアル・タイム信号を得る。この ように、機械力は、直接識別するのであり、シャフト監視装置から推論している のではない。 また、本ベアリング・システムは、機械パラメータを識別するために用いる、 摂動装置としても採用することができる。例えば、図16において、コントロー ラからの制御信号をサーボバルブに送り、ロータ・シャフト上に外部から加えた 摂動力を生成することができる。外部から加えた力によってロータから応答が得 られ、これを図16のトランスジューサによって監視し、機械パラメータを確認 しつつ、機械を直結状態のまま維持する。 図23A及び図23Bは、水平及び垂直コントローラ回路の第2の形態を詳細 に示す。図24は、水平及び垂直コントローラの更に別の形態として、直接(同 方向)及び直交補償回路を詳細に示す。 図25及び図26は、システム・モダリング(system modaling)を提供するた めの、水平及び垂直制御回路の一形態を詳細に示す。これは、例えば、図16を 参照すると、ベアリング装置12から離れシャフトに隣接したモダル・プローブ 232、234、及びベアリング14から離れシャフトSに隣接して配置した第 2の対のモダル・プローブ236、238(図28)を用いて、システムの共振 特性を示すモダル識別信号を提供する。更に、差動拡大又は運動トランスジュー サ(differential expansion or motion transducer)206を制御回路に動作的 に結合し、シャフトSのZ並進を測定することができる。 図27は、本ベアリング・システムの重要な実施態様を示す。これは、負荷を かけるシャフトの各側に、軸方向距離Xだけ分離して配置された、1対の静圧流 体ベアリングを含んでいる。機械Mの両側にある2つの近接するベアリングが、 機械の剛度、したがってその安定性を大幅に高めている。 図29、図30、及び図31に、本ベアリング・システムの更に別の重要な実 施態様を示す。これらの図は、本発明による静圧流体ベアリング・システムを用 いて、どのようにX、Y、及びZ軸方向に流体補償を行うのかについて示す概略 図である。図29では、軸方向即ちZ方向の流体力が、シャフトS上に配置され たエレメントに作用する。図30は、シャフト内に形成された凹部に作用し、流 体補償を得る流体力を示している。図31では、シャフトの傾斜部に作用し、安 定性を与え位置決めを行う流体力を示している。 更に、これまで本発明について説明してきたが、先に明記しかつ以下の特許請 求の範囲に記載する本発明の範囲及び正当な意味から逸脱することなく、多数の 構造的な修正や適合化が可能であることは明白であろう。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.シャフトの歳差運動を制御するためのベアリング・システムであって、 シャフトと、 前記シャフトに外接するベアリング・ブロックであって、前記シャフトに向か っているポータル手段を有するベアリング・ブロックと、 前記ポータル手段を通過し、前記シャフトを前記ベアリング・ブロックから離 して支持する、非圧縮性流体と、 前記シャフトに結合された歳差運動検出手段と、 前記検出手段によって駆動され、シャフトの歳差運動に対抗するように前記ポ ータルを介して前記非圧縮性流体を駆動する非圧縮性流体送出手段と の組み合わせからなることを特徴とするベアリング・システム。 2.請求項1記載のベアリング・システムにおいて、前記非圧縮性流体送出手段 が、前記ポータル手段を通過し、前記シャフトを前記ベアリング・ブロックから 離して支持する、非圧縮性流体のデフォルト流速を与える手段を含むことを特徴 とするベアリング・システム。 3.請求項1記載のベアリング・システムにおいて、前記非圧縮性流体送出手段 が、前記歳差運動検出手段の制御の下で、非圧縮性流体の差動流を、前記ポータ ル手段を介して、シャフトの歳差運動に対抗するように駆動することを特徴とす るベアリング・システム。 4.請求項3記載のベアリング・システムにおいて、前記ポータル手段が、前記 非圧縮性流体送出手段に動作的に結合された少なくとも1対の対向するポータル を含み、前記歳差運動検出手段の制御の下で、前記1対の対向するポータルを介 して非圧縮性流体の差動流を駆動し、シャフトの歳差運動に対抗するように正面 から対向する流体力を与えることを特徴とするベアリング・システム。 5.請求項4記載のベアリング・システムにおいて、前記ポータル手段が、前記 非圧縮性流体送出手段に動作的に結合された2対の対向するポータルを含み、前 記歳差運動検出手段の制御の下で、前記2対の対向するポータルを介して非圧縮 性流体の差動流を駆動し、シャフトの歳差運動に対抗するように、前記ポータル の対の各々から、正面から対向する流体力を与えることを特徴とするベアリング ・システム。 6.請求項5記載のベアリング・システムにおいて、前記歳差検出手段が、シャ フトの歳差運動を電気信号に変換する少なくとも1対のXYセンサと、これらの 入力信号を、前記ベアリングに対する所期のシャフト位置に対応する1組の基準 信号と比較する手段を含む制御回路とを含むことを特徴とするベアリング・シス テム。 7.請求項6記載のベアリング・システムにおいて、前記制御回路が更に、前記 比較手段に動作的に結合され、前記比較手段の出力を入力信号として受けとるP ID制御回路であって、前記比較手段からの入力信号の微分、積分及び比例関係 にある、PID出力制御信号を与える、複数のPID制御回路を含むことを特徴 とするベアリング・システム。 8.請求項7記載のベアリング・システムにおいて、各PID回路の前記PID 出力信号は、フィードバック信号を出力する変換回路によって変換され、前記デ フォルト流速に加えて、前記非圧縮性流体送出手段を駆動して、システム力に対 して反動する差動流体の流れ、従って差動流体力を前記シャフト上に送出し、前 記シャフトの動的運動、位置、及び安定性を能動的に制御することを特徴とする ベアリング・システム。 9.シャフトの歳差運動を弱める方法であって、 シャフトの歳差運動を監視するステップと、 ポータルを介して前記シャフトに、正面から対向するストリームが形成される よう流体を送り込み、前記シャフトとの流体接触によって、シャフトの歳差運動 に対抗するステップと、 前記対向するストリームが圧力差を有するか否かについて判定を行うステップ と、 前記差動圧力を前記ポータルに送り出すステップと からなることを特徴とする方法。 10.請求項9記載の方法であって、該方法は更に、前記ポータルを介して前記 シャフトへ、非圧縮性流体をデフォルト流速で送り込むステップを含むことを特 徴とする方法。 11.シャフト支持体であって、 ベアリング・ブロックと、 前記ベアリング・ブロックを通過するシャフトと、 シャフトの歳差運動を監視するセンサと、 センサ出力を標準のものと比較する手段と、 センサ・データに基づいて、前記ベアリング・ブロックに連続量の流体を送り 込む手段と、 前記シャフトとベアリング・ブロックとの間のエリアにおいて、渦を防止する 手段と の組み合わせから成ることを特徴とするシャフト支持体。 12.差動シャフト力をシミュレートし、直結の機械のロータ・シャフトの動作 パラメータを識別する方法であって、 システムの異常と相関する剌激をロータ・シャフトに誘発するステップと、 前記ロータ・シャフトのリアル・タイム応答識別特性を監視するステップと、 前記リアル・タイム応答識別特性を処理し、機械の特性を得るステップと、 相関的刺激を前記ロータ・シャフトに加えるステップと、 修正すべき異常に相関的する、後続のアーチファクトを監視するステップと、 からなることを特徴とする方法。 13.請求項12記載の方法において、剌激を誘発するステップが、ポータルを 介して前記シャフトに向けて流体を注入するステップを含むことを特徴とする方 法。 14.請求項13記載の方法において、相関的刺激を前記ロータ・シャフトに加 えるステップが、前記ポータルを介して、前記シャフトに異なる流速の流体を注 入するステップを含むことを特徴とする方法。 15.作動中の機械の回転シャフト上に作用する内部機械力を測定する方法であ って、 制御信号の指揮の下で、少なくとも1つのバルブから、前記機械の前記回転シ ャフト上に、流体力を送出するステップと、 前記シャフトに送出した前記流体力に応答する前記シャフトを監視するステッ プと、 少なくとも1つのバルブに、補正制御信号を与えるステップと、 前記シャフトを再度位置決めするまで、前記シャフト上の流体力を制御するス テップと からなることを特徴とする方法。 16.請求項15記載の方法において、該方法は更に、少なくとも1つのバルブ から、前記機械の前記回転シャフト上に、デフォルト流速の連続流体を送出する ステップを含むことを特徴とする方法。 17.機械のシャフトを支持するための静圧流体ベアリングであって、 前記シャフトに外接するベアリング・ブロックであって、前記シャフトに向か うポータル手段を有するベアリング・ブロックと、 前記ポータル手段を介して流体のバイアス流を与え、前記シャフトを前記ベア リング・ブロックから離して支持する流体処理手段と、 前記静的バイアス流に加えて、前記ポータル手段を介して、動的に比例する流 体流を送出し、安定なシャフトの回転を確立する手段と の組み合わせから成ることを特徴とする静圧流体ベアリング。 18.請求項17記載の装置において、該装置は更に、前記シャフトの動的位置 情報を監視する手段を含むことを特徴とする装置。 19.請求項18記載の装置において、該装置は更に、前記監視手段からの前記 動的位置情報を、制御信号に変換する手段を含むことを特徴とする装置。 20.請求項19記載の装置において、該装置は更に、制御信号をフィードバッ クして、動的に比例する流体流を供給する前記手段を制御し、流体の前記ポータ ル手段の通過を制御し、前記シャフトと反動する流体力を与えて、機械の振動を 能動的に低減し、安定したシャフトの回転をもたらすフィードバッタ手段を含む ことを特徴とする方法。
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