JP2000515053A - スプレーモードが切り替わるシャワーヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ２つのプッシュボタンを作動させることにより切り換えることができる２つの異なるスプレーモードを提供し得る可撓性ホースを介して供給されるシャワーヘッドは、供給空間１２と、異なる形式の２つの供給部材と、供給空間１２と２つの供給部材との間の２つの連通通路と、２つの連通通路の各１つを制御するようにされた２つの別個のインターセプトバルブ１３，１４とを有している。各バルブは作動用プッシュボタンに接続されている。前記シャワーヘッドは、更に、バルブレバー１５を有している。該バルブレバー１５は２つのバルブ１３，１４を互いに結合するために該２つのバルブ１３，１４に接続されていて逆の方向に変位をさせるようになっている。好ましくは、インターセプトバルブ１３，１４の各々はピストンバルブであり、該ピストンバルブの上端は作動用プッシュボタンを構成している。好ましくは、供給部材の１つは中空部材からなっており、該中空部材の内面は複数個のスプリンクル供給ホース１９と、装置の他の部位へ取り付ける手段のためのシートとを表しており、また、中空部材は、中央に、ジェット曝気装置２３を収容するべくシートを有している。このシャワーヘッドは、低減された高さでもって作ることができ、また、それの組み立て及び分解が容易である。

Description

【発明の詳細な説明】 スプレーモードが切り替わるシャワーヘッド 発明の分野 この発明は、可撓性ホースを介して水を供給するようにされたシャワーヘッド に係わる。該シャワーヘッドは、２つのプッシュボタンを作動させることにより 切り替えることができる２つの異なるスプレーモードを提供する。 発明の背景 上記した種類のシャワーヘッドは既知であり、それらは２つのプッシュボタン を備えており、それら２つのプッシュボタンにより使用者は以下の２つの異なる スプレーモードからの選定を行うことができ、即ち、複数個の穴あるいは供給ダ クトを介して提供されるスプリンクルジェット、あるいは、ジェットブレーカま たはジェット曝気装置により提供される細分されあるいは曝気されたジェットの いずれか一方。在来の形態では、この切り替え作用は、２つの位置を備えたピス トン逸脱バルブにより達成され、該ピストン逸脱バルブは、それに直接接続され ているプッシュボタンを押すことにより２つの位置のうちの一方に移動すること ができ、また、該ピストン逸脱バルブは、バルブレバーにより他方の位置に移動 することができるようになっている。これらのシャワーヘッドは通例の態様で作 動するが、しかし、それらシャワーヘッドが備えられている機構の高さはかなり のものであり、そのかなりの高さでは、技術的需要及び現行の曝気要求事項によ り要求されているごとき低減された高さを備えているシャワーヘッドの構造が許 されない。更に、必要とされるダクトは複雑な形状を有しており、それ故、作る のがむずかしい。更に、これらシャワーヘッドの組み立て及び分解に伴う作動は 比較的複雑であり、それ故、製造段階時、組み立てを、実際上、自動化すること はできない。これらシャワーヘッドの形状はそれらの機構の構造によって決定さ れ、それ故、それらの外方形態を設計する人にはわずかな余裕しか残されていず 、特に、曝気目的にはわずかな余裕しか残されていない。 上述したことに鑑み、この発明の第１の目的は、低減された高さの形状で作る ことができるシャワーヘッドを提供することである。 本発明の別の目的は、組み立て及び分解作業をかなり簡略化するシャワーヘッ ドを提供することである。 本発明の尚別の目的は、作動用部品がかなりの程度の余裕を持って設計し得る 外部拘束素子を受領することができるシャワーヘッドを提供することである。 最後に、本発明の別の目的は、工業用生産が比較的経済的であるシャワーヘッ ドを提供することである。 発明の要約 本発明によれば、これらの目的は、範囲が定められた供給区間と、異なる形式 の２つの送り出し部材と、前記供給区間と２つの送り出し部材との間の２つの関 連する連通通路と、該２つの連通通路の各々１つを制御するよう構成された２つ の別個のインターセプトバルブと、反対方向での変位を遂行するようそれら２つ のバルブを互いに結合させるために前記２つのバルブに接続されているバルブレ バーとを有しており、各バルブは作動用プッシュボタンに接続されているシャワ ーヘッドにより主として達成される。 これらの特徴により、作動用プッシュボタンのうちの１つが押圧されてバルブ のうちの１つを開成し、あるいは、閉成する際、従って、２つの送り出し部材の うちの１つを供給し、あるいは、その１つの流れを止める際、バルブレバーによ り、他方のバルブに対して反対側の方向への変位が生じせしめられ、従って、他 の送り出し部材の流れが止められあるいは該他の送り出し部材の供給が生ぜしめ られ、かくて、逸脱バルブに関連して知られている効果に対応する全体的な効果 を達成している。この装置の高さ次元は、送り出し部材の高さによって、また、 それ自身のプッシュボタンを備えた１つのインターセプトバルブの高さによって のみ決定される。このことが、高さを非常に小さい限界内に保持しておくとがで きるのかの、従って、最小に低減させておくことができるのかの理由である。 好ましくは、各インターセプトバルブはピストンバルブであり、該ピストンバ ルブの上端は関連する作動用プッシュボタンを構成している。これにより、該イ ンターセプトバルブ及び関連する作動用プッシュボタンにより作られた組立体の 高さ次元を絶対的に最小に低減させることが可能となっている。 好ましくは、供給空間は上方支持部材により境界が定められており、作動用プ ッシュボタンは該上方支持部材を通って延在しており、また、該供給空間は下方 支持部材により境界が定められていて、前記インターセプトバルブのための閉止 用シートを表示しているとともに、前記送り出し部材を支持している。バルブレ バーは前記上方及び下方部材間に枢着されており、一方、それの反対側端部は前 記インターセプトバルブにより形成されている凹所に係合している。これらの特 徴により、作動用部品の構造が単純化されるのが可能になっているとともにそれ らの組み立て及び分解が容易になっている。 一実施例においては、バルブレバーは凸状の上面及び下面を有する部材であり 、該凸状の上面及び下面は前記上方及び下方支持部材に接して転がるようにされ ている。有利なことには、かようなバルブレバーはプラスチック材料で作ること ができる。 別の実施例においては、バルブレバーは、好ましくは、円形断面を備えた第１ の金属素子と、好ましくは、円形断面を備えた第２の金属素子とから成っており 、該円形断面を備えた第２の金属素子は前記下方支持部材に装荷されているとと もに、バルブレバーの前記第１の素子が延在している方向に対して直角である方 向に延在していて、該第１の素子の支持部及び枢動部を構成している。 好ましくは、送り出し部材のうちの１つは中空部材から成り、周方向に見た場 合、該中空部材の下面は複数個のスプリンクル送り出し穴と、装置の他の部品へ 取り付けるための手段用のシートとを有しているとともに、該中空部材はジェッ トブレーカあるいはジェット曝気装置を収容する中央シートを有している。 有利なことには、この取り付けるための手段は、前記スプリンクル送り出し部 材と前記上方及び下方支持部材とを互いに接続するネジであり得る。かくて、こ の１つのネジは装置全体を一体に保持するよう作用している。 別の実施例においては、前記取り付けるための手段は、前記スプリンクル送り 出し部材と前記下方支持部材とを互いに結合するネジであることができ、一方、 上方支持部材は、例えば、アンダーカットの引っ掛けにより、下方支持部材に別 個に接続されている。 有利なことには、前記作動用プッシュボタンは、エラストマーのごとき変形可 能な材料から成るカバーにより個々に、あるいは、全体的に頂部が覆われている 。 好ましくは、前記シャワーヘッドの作動用部品は外部シェル内に包囲されてお り、該外部シェルは湾曲されており、または、真っ直ぐであり、また、該外部シ ェルは、最大範囲まで、作動用部品から離隔されているとともにシャワーヘッド の美的外観を決定するよう機能するばかりでなく、断熱部材としても機能する。 異なる形状を備えたシェルを有するシャワーヘッドの供給に役立つため、少な くとも１つの傾けられた端部を有している供給接続部を提供することができ、該 供給接続部は、シェルの特性に従って１８０°回転している２つの位置に装荷す ることができる。 図面の簡単な説明 図１は、真っ直ぐな外部シェルを有している本発明の第１の実施例によるシャ ワーヘッドの断面側面図であり； 図２は、図１と同様の図で、外部シェルが湾曲している第１の実施例の変形体 を図示しており； 図３は、第１の実施例の別の変形体を図示していて作動用部品を含んでいるシ ャワーヘッドの遠位端を示しており； 図４は、図３に示されているシャワーヘッドの一部分解図であり； 図５は、図４に示された構成部品のうちの１つを構成するインターセプトバル ブを有しているブロックの側面図であり； 図６は、分解された状態の図５のバルブのブロックの側面図であり； 図７は、図４の線ＶＩＩに沿って取られたシャワーヘッドの送り出し部材を示 しており； 図８は、図４の線ＶＩＩＩ−ＶＩＩＩに沿って取られたプロフィールを示して おり； 図９は、本発明の第２の実施例の断面側面図であり； 図１０は、図９のシャワーヘッドのエプロードされたeploded）図であり； 図１１は、図９の線ＸＩ−ＸＩに沿って取られた図である。 好適実施例の詳細な説明 図１に関し、本発明のシャワーヘッドは定着用装置１、例えば、在来の可撓性 供給ホース図示せず）を接続するためのネジを有している。取付装置１は、概ね 筒状の外部シェル２の近位部分を支持しており、該外部シェル２は、この特定実 施例においては、真っ直ぐであり、また、シャワーヘッドの作動用部品の全てを 包囲している。これらの作動用部品はシェル２の遠位部分に内蔵されているとと もに接続用部材３により取付装置１に流体圧式に接続されており、該接続用部材 ３の端部フランジ４のうちの１つはアンダーカットされたスナップ結合部により シャワーヘッドの作動用部品に接続されている。 シャワーヘッドの作動用部品は、接続用部材３を接続させるための手段６を有 する下方支持部材５と、ピストンを備えている２つのインターセプトバルブのた めの２つの閉止用シート７及び８と、送り出し部材を接続するための手段９とを 有している。好ましくは、下方支持部材５は端歯部１０も有しており、該端歯部 １０はシェル２の対応する凹所に、これらの部品を互いに一体にするために引っ 掛けられている。 下方支持部材５に重ねられているのは上方支持部材１１であり、該上方支持部 材１１は、下方支持部材５とともに、供給空間１２の範囲を定めており、該供給 空間１２は、接続用部材３を介して、シャワーヘッドの取付装置１に連通してい る。上方支持部材１１は弾性のアンダーカットスナップ嵌合により下方支持部材 ５に取り付けられており、また、該上方支持部材１１は２つのピストン式インタ ーセプトバルブ１３及び１４のための支持体及び案内体を構成しており、該ピス トン式インターセプトバルブ１３及び１４の下端はバルブ７及び８のシートと共 同しており、一方、それらの上端は作動用プッシュボタンを構成している。有利 なことには、２つの作動用プッシュボタンは、双方とも、可撓性カバー1６によ り覆われており、該可撓性カバー1６は、例えば、シェル２の対応する窓部に挿 入されたエラストマー材料で作られている。 バルブレバー1５は下方支持部材５と上方支持部材１１との間に装荷されてお り、また、それの両端はピストンバルブ１３及び１４に形成された凹所に係合し ている。この実施例において、バルブレバー1５は、凸状の且つアーチ形の下面 を備えた実質状平坦な形状を有しており、該凸状の且つアーチ形の下面は下方支 持部材５に転がり接触することができ、もって、ある範囲内では、バルブレバー １５の、それ自身の中央軸線の回りでの揺動を可能にしている。このように、ピ ストンバルブ１３及び１４は互いに結合されていて反対方向の変位を行うように なっている。 ネジ１７により下方支持部材５に取り付けられているのは第１の送り出し部材 １８であり、該第１の送り出し部材１８は中空部材でなっており、該中空部材は 、周方向に、取り付けネジ１７のヘッドのためのシートと、スプリンクルジェッ トを送り出すのに適した一連の穴１９とを有している。穴１９は内部室２０に連 通しており、該内部室２０は、次いで、バルブ７のシートに連通している。 第１の送り出し部材１８は中央室２１を有しており、該中央室２１はバルブ８ のシートに連通しているとともに、ジェットブレーカあるいはジェット曝気装置 でなっている第２の送り出し部材２３を収容するようにされている。好ましくは 、取り付けネジ１７に対して反対側の部位からの第１の送り出し部材１８も歯２ ０を有しており、該歯２０は下方支持部材５の対応する凹所に係合して第１の送 り出し部材１８の取り付けを安定化させることができるようになっている。 詳細には述べない適宜の在来のパッキンが、流体圧シールを確実にすると述べ られた部品間の適宜の点に配備されている。 シャワーヘッドは以下のように作動する。バルブ１３の上端を作り上げている プッシュボタンを押圧する可撓性カバー1６を介してバルブ７のシートは閉塞さ れており、一方、同時に、バルブレバー1５はバルブ１４をバルブシート８から 遠去かる方向に移動させて該バルブシート８を何もない状態にしておく。これは 図１に示された状態である。この状態において、取付具１及び接続用部材３を介 して可撓性供給ホースからやって来る水はバルブシート８を介して供給空間１２ から流れて空間２１を開放し、そして、そこから、ジェットブレーカあるいはジ ェット曝気装置２３を通って出る。閉じているバルブシート７は室２０への供給 及び穴へ１９の供給を許さない。かくて、細分化されあるいは曝気された水ジェ ットが送り出される。 バルブ１４の上方端部からなるプッシュボタンを、可撓性カバー１６を介して 押圧することにより、バルブ８のシートは閉塞され、一方、同時に、バルブレバ ー1５はバルブシート７から遠去かる方向にバルブ１３を移動させて、該バルブ シート７を何もない状態にしておく。これは、図１に示されたものと逆の状態で ある。この状態において、取付具１及び接続用部材３を介して可撓性供給ホース からやって来る水はバルブ７のシートを介して供給空間１２から通り、室２１を 開放し、そこから、送り出し穴１９を通って出、一方、閉じているバルブシート ８は室２１の供給及びジェットブレーカあるいは曝気装置２３の供給を許さない 。かくて、スプリンクルジェットが送り出される。 ここに記載されている本装置の低減された高さ次元は図１から見ることができ る。複数の部品の簡単な分解を、特定の実施例変形体に関連して後に記載する。 図２は図１に示された実施例の変形体を示しており、違いは、外部シェル２が 実質的に真っ直ぐである代わりに湾曲しているだけである。この場合、取付具１ を供給空間１２に接続するためには、取付用部材３が傾けられていることが必要 である。図１及び図２は、双方の場合、ある接続用部材３及び同じ接続用部材３ をどのようにして用いることができるのかを示している。接続用部材３は傾けら れた端部フランジ４を有しており、また、該接続用部材３の軸線を備えたフラン ジ４の平面に対する垂線Ｐは、図２に示されているごとき湾曲したシェルの場合 に接続用部材３に必要とされる傾斜角の半分に等しい角度を形成している。接続 用部材３は、１８０°回転した２つの位置で下方支持部材５に結合されている。 これらの位置のうちの１つ図１）において、接続用部材３は真っ直ぐなシェル２ に対して、及び、取付具１に対して同心円関係をなしており、一方、他方の位置 図２）では、該接続用部材３は、先に検討された位置に対して、フランジ４の傾 斜角度の２倍の角度だけ、言い換えれば、図２の湾曲されたシェル２の場合に遭 遇する角度だけずらされている。このように、幅広い異なる外部形態を有するシ ャワーヘッド間の有利な設計の併合を達成することができる。 図３に例示されている図１に示された実施例の変形体は、設計詳細部を除いて 、接続用部材３のフランジ４が下方支持部材５に結合されている点でのみ異なっ ている。理解される通り、この接続は、いずれの態様でも、即ち、弾性アンダー カットスナップ嵌合により、あるいは、例えば、ネジにより、あるいは、膠付け または溶接により、のいずれかにより、達成することができる。以下の図面を参 照して、装置全体がどのようにしてそれの構成要素部品に簡単に分解され、また 、 それがどのようにしてそれの製造段階で簡単に組み立てられ得るのかを、さて、 説明する。 図４に示されているごとく、可撓性カバー１６をシェル２の対応する窓部から 取り外すことができ、ネジ１７を巻き解くことにより、第１の送り出し部材１８ を下方支持部材５から取り外すことができる。その下方支持部材５にはバルブの システム全体を備えた上方支持部材１１も結合されている。明らかな通り、この 時点で、下方支持部材５及び上方支持部材１１でなる群を本体２からネジ解くこ とができ、また、接続用部材３から取り外すことができる。この群それ自体は図 ５に図示されている。 さて、上方支持部材１１を、図６に示されているごとく、下方支持部材５から 取り外すことができ、かくて、バルブ１３及び１４並びにバルブレバー1５を解 除することが可能となる。例えば、支持部材５及び支持部材１１間の接続を、図 ８に示されているごとく、弾性アンダーカットスナップ嵌合により達成すること ができる。 かくて、理解され得る通り、シャワーヘッドの工業的組み立ては簡単になされ た。この組み立ては簡単に自動化され、また、分解は、例えば、検査の目的で容 易ならしめられている。 図７は、ジェットが送り出される表面の上方部位から見た送り出し部材を図示 している。この図は、図１、図２及び図９に示された実施例にも当てはまる。 図９に示された実施例は、ピストンバルブ１３及び１４の上方端部により作ら れたプッシュボタンがシェル２から頂部に突出しているという事実により、主に 、先のものと異なっている。この場合、各々はエラストマー材料１６’及び１６ ”でなる個々のカバーを収容することができる。しかし、このカバーは絶対必要 なものでなく、省略することができる。 明らかな通り、かような実施例においては、分解を、図１０に示されているご とく下方部位から進めて、シェル２のネジ解きを可能にしなければならない。こ の場合、接続用部材３のフランジ４には、下方支持部材５よりもむしろ上方支持 部材１１が接続されている。接続は、この場合、ピン２４の助けをかりてなされ ており、シェル２と係合するための歯１０は上方支持部材１１によりなされてい る。更に、ネジ１７は第１の送り出し部材１８を上方支持部材１１に取り付けて おり、該上方支持部材１１は、なかでも、下方支持部材５を含んでいてネジ１７ を用いて装置全体を一体にすることができるようになっている。それでもなお、 有利なことには、図１１に示されているごとく、ネジ２５により、あるいは、ス ナップ嵌合により、下方支持部材５及び上方支持部材１１を組み立て、かくて、 予め組み立てることができるバルブを有するユニットを形成することができるよ うになっている。 図９及び図１０は、バルブレバー１５が２つの部位で作ることができることを 示しており、該２つの部位には、レバー１５’と枢軸１５”とが含まれており、 該レバー１５’はピストンバルブ１３及び１４により提供される凹所に係合する 金属性補強用ロッドでなっており、該枢軸１５”も金属性補強用ロッドから成る ことができ、該金属性補強用ロッドは、レバー１５’の方向に関して直角である 方向に沿って下方支持部材５に装荷されている。 理解される通り、本発明は例として記載され且つ図示された実施例に限定され るものでない。同じような変形はこの技術に精通した技術者の手の届く範囲内で ある。例えば、シェル２は熱水への接触を受ける内部部位を熱的に絶縁するとい う理由で、また、美的理由との双方で有用かも知れないけれども、ある実施例で は、そのシェル２を省くことができ、あるいは、そのシェル２を、取付部１の適 宜の形態と、接続用部材３の適宜の形態と、また、支持部材５及び１１の適宜の 形態と交換することができる。更に、送り出し部材は、上述したものと異なるや り方で残りの装置に接続することができる。 これらの、及び、他の変形例は、本発明の範囲を逸脱することなくなし得るも のである。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 ３を収容するべくシートを有している。このシャワーヘ ッドは、低減された高さでもって作ることができ、ま た、それの組み立て及び分解が容易である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．２つのプッシュボタンを作動させることにより切り換えることができる２ つの異なるスプレーモードを提供し得る可撓性ホースを介して供給されるシャワ ーヘッドにして、範囲の定められたスプレー空間と、異なる形式の２つの供給部 材と、前記供給空間と前記２つの供給部材との間の２つの関連する連通通路と、 前記２つの連通通路の各１つを制御するようにされた２つの別個のインターセプ トバルブとを有しており、各バルブは作動用プッシュボタンに接続されており、 更に、前記２つのバルブに接続されていて反対方向の変位をなすために該２つの バルブに結合されているバルブレバーを有しているシャワーヘッド。 ２．前記インターセプトバルブの各々はピストンバルブであり、該ピストンバ ルブの上端は前記関連する作動用プッシュボタンを有している請求項１記載のシ ャワーヘッド。 ３．前記供給空間は作動用プッシュボタンが延在している上方支持部材により 、また、下方支持部材により範囲が定められていて、前記インターセプトバルブ のための閉止用シートを示しているとともに前記送り出し部材を支持しており、 前記バルブレバーは前記下方支持部材に枢着されており、一方、それの反対側の 端部は、前記インターセプトバルブにより示される凹所に係合している請求項１ 記載のシャワーヘッド。 ４．前記バルブレバーは、前記下方支持部材に接して転がるようにされた凸状 の上面及び下面を有する部材であり、前記バルブレバーはプラスチック材料ある いは金属からなっている請求項３記載のシャワーヘッド。 ５．前記バルブレバーは円形断面を備えた第１の金属性素子と、円形断面を備 えた第２の金属性素子とでなっており、該第２の金属性素子は前記下方支持部材 に装荷されているとともに、前記バルブレバーの前記第１の素子が延在している 方向に対して直角な方向に延在していて、該第１の素子の支持体及び枢動体を有 している請求項３記載のシャワーヘッド。 ６．前記送り出し部材のうちの１つは中空部材を有しており、該中空部材の下 面は、周方向に、複数個のスプリンクル送り出し穴と、前記装置の他の部位へ取 り付ける手段のためのシートとを有しており、また、前記中空部材の下面は、中 央に、ジェットブレーカあるいはジェット曝気装置を収容するためのシートを有 している請求項１記載のシャワーヘッド。 ７．前記取り付ける手段は、前記スプリンクル送り出し部材と前記上方及び下 方支持部材とを互いに結合するネジである請求項６記載のシャワーヘッド。 ８．前記取り付ける手段は、前記スプリンクル送り出し部材と前記下方支持部 材とを互いに接続するネジであり、一方、前記上方支持部材は、アンダーカット スナップ嵌合により、あるいは、ネジにより前記下方支持部材に別個に結合され ている請求項６記載のシャワーヘッド。 ９．前記作動用プッシュボタンは、それの頂部がエラストマーのごとき変形可 能な材料でなるカバーによって、個々に、あるいは、全体的に覆われている請求 項１記載のシャワーヘッド。 １０．前記シャワーヘッドの前記作動用部品は外部の真っ直ぐなあるいは湾曲 されたシェル内に、該作動用部品から離隔され且つ該シャワーヘッドの美的外観 を決定し、また、熱絶縁材料として作用するよう双方として機能するかなりの範 囲まで包囲されている請求項１記載のシャワーヘッド。 １１．前記供給接続部は少なくとも１つの傾斜された端部を有しており、該少 なくとも１つの傾斜された端部は１８０°だけ相対的に回転された２つの位置に 装荷することができる請求項１０記載のシャワーヘッド。 １２．さまざまな構成部品間の前記接続部は、弾性アンダーカットスナップ嵌 合により成し遂げられている請求項１記載のシャワーヘッド。 １３．さまざまな構成部品はネジにより互いに接続されている請求項１記載の シャワーヘッド。