JP2000513699A - 硫黄プラント廃ガスに含まれる硫黄化合物h▲下2▼、so▲下2▼、cos及び/又はcs▲下2▼を除去し、該化合物を硫黄の形態で回収する方法 - Google Patents

硫黄プラント廃ガスに含まれる硫黄化合物h▲下2▼、so▲下2▼、cos及び/又はcs▲下2▼を除去し、該化合物を硫黄の形態で回収する方法

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Abstract

(57)【要約】 廃ガス(6)を接触加水分解(1)して、(i)H2SおよびSO2を含有し、COSおよびCS2を含まない加水分解ガス(15)を形成する。この加水分解されたガスを冷却(17)後、並列に設置された2つのクラウス接解ゾーン(2a、2b)のうちの1つ(2a)に導入する。他の接解ゾーン(2b)は再生次いで冷却に供される。再生は開回路で、冷却(17)前のガス(15)から抜き出したガス流(19、36)により実施し、再生流出ガス(24b)は抜出(19)と冷却(17)の間でガス(15)に再注入する(29、20)。リアクター(2b)の冷却は開回路で、廃ガス(6)から抜き出したガス流(11、36)により実施し、冷却流出ガス(24b)は抜出(11)と加熱(8)の間で廃ガス(6)に再導入する(29、13)。

Description

【発明の詳細な説明】硫黄プラント廃ガスに含まれる硫黄化合物H2S、SO2、COS及び/又はCS 2を除去し、該化合物を硫黄の形態で回収する方法 本発明は、硫黄プラント廃ガスに含まれる硫黄化合物H2S、SO2、COS及 び/又はCS2を除去し、該化合物を硫黄の形態で回収する方法に関する。 遊離酸素を含有するガスによってH2Sを含有する酸性ガスの制御された酸化 を行うクラウス法によって硫黄が生成される硫黄プラントからの残留(廃)ガス は、0.2容量%ないし4容量%のオーダーの硫黄化合物を含有し、その大きな 割合H2Sからなり、残りはSO2、COS、CS2および硫黄蒸気及び/又は粒 状硫黄よりなる。 このタイプの残留ガスは、普通、処理されて、できる限りその全硫黄化合物含 有量を低下させて、大気汚染法によって課された基準に適合させつつ、灰化され た後に大気に放出され、同時に、これらの硫黄化合物を、硫黄プラントで処理さ れた酸性ガスから形成された有用な生成物の収率を増大させるのに寄与 する形態にて回収する。 EP−A−0346218は、(i)H2SおよびSO2を含有し、COSおよ びCS2が実質的にない加水分解残留ガスを生じるのに十分な温度で作動させつ つ、硫黄プラントからの残留ガスを、加水分解ユニットに配置された、化合物C OSおよびCS2をH2Sに加水分解するための触媒と接触させ、(ii)ガス中 の硫黄の露点未満の温度に冷却する工程の後に、加水分解された残留ガスを、複 数の触媒(接触)ゾーンよりなる精製ユニットに運び、各ゾーンはクラウス触媒 というクラウス反応を促進する触媒を含有し、各ゾーンは、いずれの時点におい ても、反応相にある少なくとも1つの触媒ゾーンおよび再生または冷却相にある 1つの触媒ゾーンがあるように、反応相、次いで再生相および最後に冷却相にて 作動され、(iii)ガスに存在する化合物H2SおよびSO2が相互に反応して 硫黄を形成し、これが該ゾーンに含有されたクラウス触媒上に沈積するように、 および実質的に精製された残留ガスが精製ユニットの出口で得られるように、硫 黄の露点未満の温度で作動しつつ、精製ユニットに運ばれた加水分解残留ガスを 反応相にある触媒ゾーンもしくは触媒複数ゾーンに通し、(iv)200℃およ び500℃、より特別には250℃および400℃の間の温度を有する非酸化性 ガス流を、硫黄を負荷したクラウス触媒を含有する再生相にある触媒ゾーンに循 環して、該触媒を再生させ、気化硫黄を負荷した流出ガスを形成させ、次いで、 (v)160℃未満の温度を有するガス流を、再生されたばかりの触媒を含有す る触媒ゾーンに通して、それを加水分解残留ガスと再度接触させるのに必要な温 度まで該触媒を冷却することよりなる、残留硫黄プラントガスに含有される硫黄 化合物H2S、SO2、COS及び/又はCS2を除去し、該化合物を硫黄の形態 で回収する方法を記載する。 EP−A−0424259に記載されているごとくこの方法の変法において、 遊離酸素を含有するガス流を加水分解ユニットに導入し、H2SのSO2への、お よび所望により硫黄への部分的酸化を、該加水分解ユニットに含有されたH2S 酸化触媒と接触する該ガス流によってこのユニット中で行い、該触媒は化合物C OSおよびCS2をH2Sに加水分解する触媒からなることができ、該ガス流の流 量は精製ユニットに入る加水分解残留ガス中のH2S:SO2モル比が2:1に実 質的に等しい値に維持されるように制御される。 本出願人名義で1995年11月3日に出願された仏国特許出願第95129 88号の主題を形成し、EP−A−0346218の方法およびEP−A−04 24259の方法双方に適用できるもう1つの変法において、採用される手法は 、精製ユニットを去る実質的に精製された残留ガスが0.5容量%未満の濃度の 唯一の硫黄化合物としてH2Sを含有し、該実質的に精製された残留ガスが、低 温で、すなわち150℃未満の温度で、例えば、90℃ないし130℃の範囲の 温度で作動する、残存H2Sを硫黄に接触酸化するためのユニットを通されて、 ガスの精製を完了するというものである。 前記方法およびその変法において、硫黄を負荷された触媒の再生および再生さ れた触媒の冷却は、再生ガスおよび冷却ガスをブロアーによって閉回路に循環す ることによって行われ、加熱および冷却装置が使用されて再生ガスおよび冷却ガ スを適当な温度とする。 今回、硫黄が負荷された触媒の再生および再生された触媒の冷却は、該再生お よび該冷却を行うのに必要な温度にて、当該プロセスから出て開回路に流入する ガス流を用いて簡便かつ効果的に行い得ることが判明した。これは、もし触媒の 再生およ び冷却を閉回路で行うならば必須である、再生ガスを加熱しおよび冷却する装置 ならびにブロアーを不要とする。 従って、本発明は、(i)H2SおよびSO2を含有し、COSおよびCS2が 実質的にない加水分解残留ガスを生じるのに十分な温度で作動させつつ、硫黄プ ラントからの残留ガスを、加水分解ユニットに配置された、化合物COSおよび CS2をH2Sに加水分解するための触媒と接触させ、(ii)硫黄の露点未満の 温度に冷却する工程の後に、加水分解された残留ガスを、複数の触媒ゾーンより なる精製ユニットに運び、各ゾーンはクラウス触媒というクラウス反応を促進す る触媒を含有し、各ゾーンは、いずれの時点においても、反応相にある少なくと も1つの触媒ゾーンおよび再生または冷却相にある1の触媒ゾーンがあるように 、反応相、次いで再生相および最後に冷却相にて作動し、(iii)ガスに存在 する化合物H2SおよびSO2が相互に反応して硫黄を形成し、これが該ゾーンに 含有されたクラウス触媒上に沈積するように、および実質的に精製された残留ガ スが精製ユニットの出口で得られるように、硫黄の露点未満の温度で操作しつつ 、精製ユニットに運ばれた加水分解残留ガスを反応相にある触媒ゾーンもしくは 触媒複数 ゾーンに通し、(iv)200℃および500℃、より特別には250℃および 400℃の間の温度を有する非酸化性ガス流を、硫黄を負荷したクラウス触媒を 含有する再生相にある触媒ゾーンに循環させて、該触媒を再生させ、気化硫黄を 負荷した流出ガスを形成させ、次いで、(v)160℃未満の温度を有するガス 流を、再生されたばかりの触媒を含有する触媒ゾーンに通して、それを加水分解 残留ガスと再度接触させるのに必要な温度まで該触媒を冷却することよりなる、 残留硫黄プラントガスに含有される硫黄化合物H2S、SO2、COS及び/又は CS2を除去し、該化合物を硫黄の形態で回収する方法であって、加水分解ユニ ットを去る加水分解残留ガスの少なくとも一定フラクションを抜き出て、再生相 にある触媒ゾーンを通って循環するガス流の全てを形成し、および該ゾーンを去 る流出ガスの全てを、該抜出の下流であって、再生相の間に、気化硫黄の凝縮を 含み、かつ精製ユニットに入る前に加水分解残留ガスが通される冷却工程の上流 に位置する地点で、精製ユニットに運ばれる加水分解残留ガスに再注入すること 、および処理されるべきであって加水分解ユニットに運ばれる残留ガスの少なく とも一定フラクションを抜き出して、再生されたばかりであ って、冷却相にある触媒ゾーンに存在する触媒と接触して流れる冷却ガス流の全 てを形成し、およびこのゾーンを去る流出ガスの全てを、この抜出の下流であっ て、該ガスが加水分解ユニットに導入される前に残留ガスを加熱する工程の上流 の地点で該残留ガスに再導入することを特徴とする該方法に関する。 再生相にある触媒ゾーンを通って循環するガス流を形成するための加水分解残 留ガスから抜き出したガスフラクションは、該加水分解残留ガスの流量の30% ないし100%とすることができる。特に、該フラクションは加水分解残留ガス の流量の30%ないし80%、より特別には40%ないし60%である。 同様に、再生されたばかりであって、冷却相にある触媒ゾーンに存在する触媒 と接触して流れる冷却ガス流を形成するための処理すべきガスから抜き出したガ スフラクションもまた該残留ガスの流量の30%ないし100%とすることがで き、該フラクションは、特に、処理すべき残留ガスの流量の30%ないし80% 、より特別には40%ないし60%である。 前記したごとく、残留ガスに存在する化合物COSおよびCS2は加水分解ユ ニットで接触加水分解されてH2Sを形成する。この加水分解に加えて、EP− A−0424259に示 されているごとく、遊離酸素を含有する制御された流量のガス流を加水分解ユニ ットに導入することによって、該ユニットに含有されたH2S酸化触媒と接触さ せて、残留ガスに含有されたH2SをこのユニットでSO2および所望により硫黄 にある程度酸化させることがさらに可能である。この場合に有利に採用される手 法は、冷却相にある触媒ゾーンを去る流出ガスが該残留ガスに再導入され、好ま しくは、該ガスが加水分解ユニットに導入される前に残留ガスを加熱する工程の 上流に位置する地点の下流に位置する地点で、遊離酸素を含有するガスを加水分 解ユニットに運ばれる残留ガスに導入することである。 有利には、化合物COSおよびCS2をH2Sに加水分解する反応および使用す る場合には加水分解ユニットで行われるH2S酸化反応は、180℃および60 0℃、好ましくは250℃および400℃の間の温度で行われる。 H2Sを形成するための化合物COSおよびCS2の加水分解のみを加水分解ユ ニットで行う場合、該ユニットはこの加水分解反応を促進する触媒を含有する。 しかしながら、H2Sを形成するための化合物COSおよびCS2の加水分解およ びH2Sの酸化を共に加水分解ユニットで行う場合、該ユニット は、混合物としてまたは別々の床の形態で使用される、加水分解反応を促進する 触媒および酸化反応を促進する触媒、あるいは有利には同時に両反応を促進する 単一の触媒いずれかを含有することができる。 化合物COSおよびCS2を加水分解してH2Sを形成する反応およびH2S酸 化反応を促進するのに使用できる触媒には、特に、 −活性化アルミナよりなる触媒; −シリカ及び/又はアルミナ支持体とFe、Ni、Co、Cu、Zn、Crお よびMoから選択される金属の少なくとも1種の化合物とを組み合わせた触媒、 例えば、FR−A−2327960に記載されたもの; −少なくとも1種の遷移金属化合物と熱安定化された活性化アルミナ支持体と を組み合わせた触媒、例えば、FR−A−2540092に記載されたもの、あ るいはシリカ及び/又は酸化チタン支持体と組み合わせた触媒、例えば、FR− A−2511663に記載されたもの、 −酸化チタンをベースとする触媒、特に酸化チタンよりなる触媒、例えば、F R−A−2481145に記載されたもの、 あるいは酸化チタンおよびアルカリ土類金属硫酸塩を混合することによって形成 された触媒、例えば、EP−A−0060741に記載されたもの、あるいは遷 移金属化合物、特にFe、NiまたはCo化合物と酸化チタン支持体とを組み合 わせた触媒、例えば、EP−A−0218302に記載されたもの、 −少なくとも1種の遷移金属化合物とSiC支持体とを組み合わせた触媒、例 えば、FR−A−2734809に記載されたものが挙げられる。 加水分解ユニットに存在する触媒または触媒類と接触するガス、すなわち、そ れ自体または残留硫黄プラントガスの混合物にて処理すべき残留ガスの、および 遊離酸素を含有するガス流の全滞留時間は、0.5秒ないし10秒、特に1秒な いし6秒の範囲とすることができ、これらの値は標準的な温度および圧力条件下 で与えられるものである。 加水分解ユニットに導入される前における残留ガスの加熱は、いずれかの公知 の技術によって、特に適当な温度の流体との間接的熱交換によって行うことがで きる。 再生相にある触媒ゾーンからの流出ガスが加水分解ユニットからの加水分解残 留ガスに再注入された後であって、このガス が精製ユニットに導入される前における、硫黄の露点未満の温度への該ガスの冷 却は、有利には、一方において、該ガスに含有された硫黄蒸気の液化および、他 方において、精製ユニットの入口において所望の温度を得るのにその温度が適し ている冷流体との間接的熱交換によって行われる。該冷却は、例えば、硫黄コン デンサータイプの間接的熱交換器を使用することによって行われる。 精製ユニットは、有利には、いずれの時点においても、反応相にある1の触媒 ゾーンまたは並列で作動する複数の触媒ゾーン、および再生/冷却相にある1の 触媒ゾーンがあるように作動させる。また、精製ユニットは、いずれの時点にお いても、反応相にある触媒ゾーンまたは並列に作動する複数の触媒ゾーン、およ び再生相にある1の触媒ゾーン、および冷却相にある1の触媒ゾーンがあるよう にも作動され得る。 反応相にある精製ユニットの触媒ゾーンまたは複数ゾーンにおける、硫黄を形 成するH2SおよびSO2の間の反応が行われる時点の温度は、形成される硫黄の 露点および固化点の間である。従って、該温度は120℃および180℃の間、 より特別には125℃ないし150℃の範囲である。 精製ユニットの触媒ゾーンで使用される触媒は、硫黄を形成するH2Sおよび SO2間のクラウス反応を促進させるのに通常使用される製品から選択すること ができる。特に、該触媒は、例えば、ボーキサイト、アルミナ、シリカ、二酸化 チタン、二酸化ジルコニウム、天然または合成ゼオライト、活性炭、FR−A− 2658091に提案されている、チタンの化合物またはランタンのごとき希土 類金属の化合物とアルミナ支持体とを組み合わせることによって得られる触媒、 FR−A−2501532に記載されている、CaSO4のごときアルカリ土類 金属硫酸塩を含有する酸化チタンよりなる触媒、EP−A−0218302に提 案されている鉄、ニッケルまたはコバルト化合物を含浸させた酸化チタンまたは アルミナによって形成された触媒、あるいはFR−A−2734809に提案さ れている、SiC支持体と組み合わせた遷移金属化合物によって形成された触媒 であり得る。 精製ユニットに導入された加水分解残留ガスにおけるH2S:SO2のモル比は 、2:1に実質的に等しいか、あるいは所望ならばこの値より大きい、例えば、 2:1および4:1の間であるべきである。 EP−A−0342618または仏国特許出願第9512988号に記載され ているごとく、処理すべき残留ガスが由来する硫黄プラントの操作を制御するこ とによって、あるいはEP−A−0424259または仏国特許出願第9512 988号に提案されているごとく、この変法を用いて当該モル比を調節する場合 、加水分解ユニットに注入される遊離酸素を含有するガス流の流量を制御するこ とによって、該H2S:SO2モル比を所望の値に維持することができる。 精製ユニットが、2:1に実質的に等しいモル比でH2SおよびSO2を含有す る加水分解残留ガスを処理する場合、精製ユニットを去る精製残留ガスは、大気 に放出される前に、一般に、加熱灰化もしくは接触灰化に付されて、依然として 非常に少量含有され得る硫黄化合物を全てSO2に変換する。 例えば、当該ガス中のH2SおよびSO2の濃度が、(H2S)および(SO2) 容量パーセントとして表して、量(H2S)−2(SO2)が0.1%および0. 5%の間であるように、2:1を超えるH2S:SO2モル比にてH2SおよびS O2を含有する加水分解残留ガスを精製ユニットが処理する場合、精製ユニット を去る精製残留ガスは実質的にH2Sを硫黄化合物 として含有する。有利には、該精製残留ガスは接触酸化ユニットを通って流され 、そこで、残留H2Sは、適当な触媒と接触し、硫黄の露点未満の温度の、例え ば、60℃ないし150℃、より特別には90℃ないし130℃の範囲の温度の 遊離酸素を含有するガスによって、選択的に酸化されて硫黄を形成して、ガスの 精製を完了する。 酸化触媒は、特に、例えば、ボーキサイト、活性化及び/又は安定化アルミナ 、シリカ、酸化チタン、酸化ジルコニウム、ゼオライト、シリカ/アルミナ混合 物、シリカ/酸化チタン混合物、シリカ/酸化ジルコニウム混合物、酸化チタン /アルミナ混合物、耐火性カーバイド、特に、SiCのごとき耐火性材料から作 成された支持体、あるいは活性炭支持体に沈積させた、Ni、Co、Fe、Cu 、Ag、Mn、Mo、Cr、WおよびVのごとき1種以上の遷移金属の1種以上 の酸化物及び/又は塩よりなる、活性相によって形成され得る。この接触酸化は 、特に、仏国特許出願第9512988号に示されたもの、EP−A−0218 302、FR−A−2702673およびFR−A−2727101の1または 他のものと同様に使用し得る。 要すれば、接触酸化ユニットを去る流出ガスは、大気に放出 される前に加熱灰化もしくは接触灰化に付すこともできる。 精製ユニットを去る残留ガスを接触酸化ユニットに通す本発明の方法の具体例 において、採用される手法は、有利には、精製ユニットの各クラウス触媒ゾーン を直列にそれに連結するというものであり、接触酸化ゾーンは接触酸化ユニット に属し、クラウス触媒ゾーンおよび接触酸化ゾーンによってかく形成された対は 反応相、次いで再生相、最後に冷却相にて作動する。有利には、採用される手法 は、いずれの時点においても、反応相にある少なくとも1対のゾーンおよび再生 /冷却相にある1対のゾーンがあるというものである。また、いずれの時点にお いても、反応相にある1対以上のゾーン、および再生相にある1対のゾーン、冷 却相にある1対のゾーンがあるという手法を採用することもできる。 前記具体例において、精製ユニットの再生相にあるクラウス触媒ゾーンを循環 する熱ガス流は、次いで、接触酸化ユニットのやはり再生相にある関連接触酸化 ゾーンを通過し、再生相にある該接触酸化ゾーンを去る流出ガスの全ては、精製 ユニットに運ばれた加水分解残留ガスに再注入される流出ガスを形成し、他方、 再生されたばかりであって、精製ユニットの冷却相にあ るクラウス接触ゾーンに存在する触媒と接触して流れる冷却ガス流は、次いで、 接触酸化ユニットのやはり冷却相にある関連接触酸化ユニットを通過し、冷却相 にある該接触酸化ゾーンを去る流出ガスの全ては、加水分解ユニットに運ばれた 残留ガスに再導入される流出ガスを形成する。 前記したごとく、精製ユニットの冷却相にあるクラウス接触ゾーンを去る、あ るいは接触酸化ユニットの冷却相にある関連接触酸化ゾーンを去る流出ガスが処 理されるべき残留ガスに再注入された後、処理すべきこの残留ガスは、加水分解 ユニットに導入される前に適当な温度まで加熱される。大気に放出される前に精 製ガスが灰化に付される場合、処理すべき残留ガスの該加熱は、有利には、該残 留ガスおよびこの灰化から得られる熱生成物ガスの間の間接的熱交換によって行 われる。 添付の1つの図面でダイアグラムが示されるデバイスを用い、その具体例のう ちの1つの以下の記載を読むと、本発明はより明確に理解されるであろう。 本デバイスは、加水分解ユニット1ならびに2つの触媒リアクター2aおよび 2bによって形成された精製ユニット2を有し、該リアクターは並列に設けられ る。 加水分解ユニット1は、化合物COSおよびCS2をH2Sに加水分解するため の触媒の固定床5によって相互から分離された入口3および出口4を有する。流 量を制限するためのバルブ7およびガス/ガス交換器タイプの間接的熱交換器8 の冷サーキットを含有するガス供給ライン6は、加水分解ユニット1の入口3を 処理すべき残留ガスの源、例えば、硫黄プラント9の出口に連結し、該出口は硫 黄プラントの最後の硫黄コンデンザー10によって形成される。ライン6に対し て分岐して、バルブ7の上流に配置され、三方バルブ12の最初のオリフィスに 連結したライン11、およびバルブ7および熱交換器8の間に配置され、三方バ ルブ14の最初のオリフィスに連結したライン13がある。 加水分解ユニット1の出口4はガスを除去するためのライン15に続き、該ラ インは流量制限バルブ16を介して、硫黄コンデンサータイプの間接的熱交換器 17の入口17aに連結され、その出口17bはライン18に続く。ライン15 に対して分岐して、バルブ16の上流に配置され、三方バルブ12の第2のオリ フィスに連結したライン19、およびバルブ16および熱交換器17の間に配置 され、三方バルブ14の第2のオリ フィスに連結したライン20がある。 精製ユニット2のリアクター2aは第1の通路21aおよび第2の通路22a を有し、これらは硫黄を形成するH2SおよびSO2の間のクラウス反応を促進す る触媒の固定床23aによって分離される。同様に、精製ユニット2のリアクタ ー2bは、該クラウス反応を促進する触媒の固定床23bによって分離された第 1の通路21bおよび第2の通路22bを有する。リアクター2aの第1の通路 21aはライン24aに続き、該ラインは一方ではバルブ26aが設けられたラ イン25aによって熱交換器17の出口17bに続くライン18に連結され、他 方では、バルブ28aが設けられたライン27aによって、それ自体が三方バル ブ14の第3のオリフィスに連結したライン29に連結されている。同様に、リ アクター2bの第1の通路21bはライン24bに続き、該ラインは一方ではバ ルブ26bが設けられたライン25bによって熱交換器17の出口17bに続く ライン18に連結され、他方では、バルブ28bが設けられたライン27bによ って該ライン29に連結されている。 リアクター2aの第2の通路22aにはライン30aが設け られ、該ラインは一方ではバルブ32aが設けられたライン31aによって精製 残留ガスを取り出すためのライン33に連結され、他方では、バルブ35aが設 けられたライン34aによって、三方バルブ12の第3のオリフィスに連結した ライン36に連結されている。同様に、リアクター2bの第2の通路22bには ライン30bが設けられており、該ラインは一方ではバルブ32bが設けられた ライン31bによって精製残留ガスを取り出すためのライン33に連結され、他 方では、バルブ35bが設けられたライン34bによって該ライン36に連結さ れている。 当該プロセスが本デバイスで行われる方法は以下のごとくに概説することがで きる。 リアクター2aは反応相にあって、リアクター2bは再生相にあるとしよう。 この状況において、バルブ26a、32a、28bおよび35bは開いており、 他方、バルブ28a、35a、26bおよび32bは閉じている。さらに、バル ブ7は十分に開いており、それを通って流れるガス流に対して流量制限を生じず 、他方、バルブ16は部分的にしか開いておらず、流量制限を生じ、これはライ ン15を介して到達するガス流のフラク ションをライン19に入れる。最後に、バルブ12はライン19をライン36と 連絡させるように設定され、他方、バルブ14はライン29をライン20と連絡 させるように設定されている。 硫黄プラント9の最後の硫黄コンデンサーを去り、H2S、SO2、COSおよ びCS2を含有する処理すべき残留ガスは、バルブ7を通って流れ、次いで、間 接的熱交換器8を通って流れることによって適当な温度まで加熱され、しかる後 に加水分解ユニットに導入され、そこでは、該残留ガスに存在する化合物COS およびCS2は、加水分解ユニットに含有された触媒と接触して加水分解されて H2Sを形成する。さらに、触媒の性質がそれを可能とするならば、加水分解ユ ニットはH2SおよびSO2の間のクラウス反応を行うこともできる。 H2SおよびSO2、および恐らくは硫黄蒸気を含有する加水分解された残留ガ スは、実質的にCOSおよびCS2が無く、加水分解ユニットの出口4に続くラ イン15を介して取り出される。バルブ16によって生じる流量制限のため、ラ イン15を介して到達する加水分解されたガスのフラクションはライン19に転 じられ、他方、該ガスの残りの部分はバルブ16を通って、および該バルブの下 流で、ライン20を通って流れ、リ アクター2bから来る、ライン29およびバルブ14を介して到達する再生流出 ガスを受け取る。 バルブ16を介して流れる加水分解された残留ガスおよびライン20に循環す る再生流出ガスの混合物は熱交換器17に入り、そこで、該混合物は硫黄の露点 および固化点の間の温度まで冷却され、それにより、この混合物に含有された硫 黄は液体形態の冷却によって分離され、それにより、加水分解され、低い元素硫 黄含有量を有する残留ガス流はライン18を介して交換器17から取り出され、 該ガス流はライン25a、バルブ26aおよびライン24aを介して反応相にあ るリアクター2aに運ばれる。 リアクター2aにおいては、加水分解された残留ガスに存在する化合物H2S およびSO2は、該リアクターに含有されたクラウス触媒と接触して相互と反応 して硫黄を形成し、これは該触媒上に沈積する。精製された残留ガスはリアクタ ー2aの出口22aに続くライン30aを介して去り、ライン31aを介しバル ブ32aを通って、精製された残留ガスを取り出すためのライン33に送られる 。ライン33に循環する精製された残留ガスは、前記したごとく、それが含有す る残留硫黄化合物 の性質(H2S単独またはH2SおよびSO2)および該化合物の全濃度に応じて 、さらなる接触酸化ユニット及び/又は灰化ユニットに送ることもできる。 ライン19を介して転じられ、バルブ12およびライン36を通って循環する 加水分解残留ガス流はライン34bを介しバルブ35bおよびライン30bを通 ってリアクター2bに導入され、硫黄が負荷され、該リアクター2bに含有され た触媒をフラッシュして、この硫黄を気化させ、かくして、触媒を再生させる。 気化硫黄を含む該フラッシングガス流によって形成された流出ガスはリアクター 2bの出口21bに続くライン24bを介して取り出され、該流出ガスはバルブ 28bおよびライン27bを通ってライン29に運ばれて、バルブ14およびラ イン20を通って、バルブ16および熱交換器17の間のライン15に循環する 加水分解残留ガスに再注入される。 リアクター2bに含有される触媒が、加水分解リアクターを去る加水分解残留 ガスからライン19を介して転じられた加水分解残留ガスフラクションによって 十分な時間フラッシュされて、触媒上に沈積した硫黄の全てを除去した後、バル ブ12がライン11をライン36に連絡させ、バルブ14がライン29 をライン13と連絡させるようにバルブ12および14の設定を変え、バルブ7 が部分的に開いて、かくして、ライン6によって運ばれたガス流のフラクション をライン11に入れる流量制限を生じさせ、かつバルブ16が十分に開き、それ を通って流れるガス流のための流量制限を生じさせないようにバルブ7および1 6の開く程度を調整する。 ライン6を介して硫黄プラントを去る処理されるべき残留ガスからライン11 を介して転じられた残留ガスフラクションを用い、リアクター2bに含有された 再生触媒のフラッシングを、次いで、該触媒を冷却するのに適した時間にわたっ て継続する。次いで、該残留ガスフラクションよりなるフラッシングガス流によ って形成された流出ガスを、リアクター2bの出口21bに続くライン24bを 介して取り出し、該流出ガスは、バルブ28bおよびライン27bを通って、ラ イン29に運ばれて、バルブ14およびライン13を通って、バルブ7および熱 交換器8の間のライン6に循環する処理すべき残留ガス流に再注入される。 リアクター2bに含有された触媒が、それが反応相にて再使用されるようにす る適当な温度まで冷却された後、リアクター 2aおよび2bによって演じられる役割は交換され、すなわち、リアクター2b はクラウス反応相に入り、リアクター2aは再生/冷却相に入る。これを行うた めに、バルブ35bおよび28bを閉じ、バルブ26bおよび32bを開き、バ ルブ26aおよび32aを閉じ、その結果、リアクター2bは反応相に入る。次 いで、各々、バルブ12および14を、ライン19をライン36と連絡させ、ラ イン29をライン20と連絡させるように位置させる。最後に、バルブ35aお よび28aを開いて、次いで、再生相で作動するリアクター2aを通しての熱再 生ガスの循環を確立する。十分な再生時間の後、次いで、リアクター2bに関し て示したごとく、リアクター2aを冷却相に変化させる。 反応相にあるリアクターにまたは再生/冷却相にあるリアクターにガスを供給 するためのサーキットの配置、および該リアクターからガスを取り出すためのサ ーキットの配置は、本発明の精神から逸脱することなく丁度記載したものから異 なるものとすることもできる。かくして、例えば、再生されたばかりのクラウス 触媒を冷却するのに使用される残留ガスフラクションの循環サーキットを、ライ ン11を介して転じられたガス流が ライン24bを通って冷却相にあるリアクター2bに導入され、ライン30bを 介して該リアクターから取り出されて、ライン13に戻されるように修飾するこ とができる。 同様に、精製ユニットを接触酸化ユニットと直列に結ぶ本発明の方法を実施す るためのデバイスは、接触酸化触媒床を含有し、空気注入ラインを装備した、ク ラウス触媒床(その頂部には接触酸化ゾーンがある)を含有するクラウス触媒ゾ ーンを、仏国特許出願第9512988号に示されたごとく、その一番端の通路 (リアクター2aの場合には21aおよび22a、およびリアクター2bの場合 には21bおよび22b)の間に含む混合リアクターの形態でリアクター2aお よび2bの各々を構築することによって、添付の図面の図に模式的に示したデバ イスから得ることができ、該ゾーンは一方では間接的熱交換器がそれに設けられ た第1の連結ラインを通って、他方では、シャットオフバルブを備えた第2の連 結ラインによって連絡する。 前記にて与えられた本発明の方法の記載を完全なものとするために、該方法の 使用の例をいずれの限定もすることなくして以下に示す。実施例: 添付の図面の図に模式的に示したものと同様であって、前記したごとくに作動 するデバイスを用い、硫黄蒸気および粒状硫黄を除き、容量%で表した以下の組 成を有する残留硫黄プラントガスを処理した。 H2S:0.94 H2O:33.10 CO :0.40 SO2:0.47 N2 :60.60 COS:0.07 CO2:1.84 H2 :2.55 CS2 :0.03 加水分解ユニットは化合物COSおよびCS2をH2Sに加水分解するのを促進 する触媒を含有し、該触媒は10重量%の硫酸カルシウムを含有する酸化チタン の4mm直径押出物よりなるものであった。 精製ユニット2のリアクター2aおよび2bの各々は、7重量%の酸化チタン を含浸し、約240m2/gと等しい、BET法(標準NF×11−621)と いう窒素吸着方法によって測定した比表面積を有する活性アルミナの2ないし5 mm直径ビーズよりなるクラウス触媒を含有した。 10,000m3(stp)/時間、すなわち、446キロモル/時間の流量 および130℃の温度にて硫黄プラントから 到着した処理すべき残留ガスを、間接的熱交換器8中で300℃まで加熱し、次 いで、この温度で加水分解ユニットに導入した。該加水分解ユニットに含有され た触媒と接触する残留ガスの滞留時間は標準温度および圧力条件下で4秒に等し かった。加水分解ユニットを去る加水分解残留ガスは、痕跡量以下のCOSおよ びCS2を含有し、これらの化合物の加水分解の程度は99%を超え、その全H2 SおよびSO2レベルはCOSおよびCS2加水分解反応単独に基づいて予測し 得るものよりも低く、これは、クラウス反応によって硫黄が形成されたことも示 す。加水分解ユニット1の出口における温度は309℃に等しかった。 5055m3(stp)/時間の流量に対応する加水分解残留ガスのフラクシ ョンをライン19を介して転じ、加水分解残留ガスの残りをバルブ16を通って 流した。加水分解残留ガスをライン20を介して到着した再生流出物と混合する ことから得られるガス流を、10069m3(stp)/時間、すなわち、44 9キロモル/時間の流量、および294℃の温度の硫黄コンデンサータイプの間 接的熱交換器17に入れた。該間接的熱交換器17を去るガス流は10025m3 (stp)/時間、すなわち、447キロモル/時間の流量および128℃の 温度を有しており、これらの流量および温度条件下で、反応相で作動するリアク ター2aに導入した。該リアクターでは、加水分解残留ガスに含有された化合物 H2SおよびSO2は、クラウス触媒に接触して相互に反応して硫黄を形成し、こ れは触媒上に沈積し、約146℃の温度を有し、2:1に等しいH2S:SO2モ ル比で、1400容量ppmに等しい全濃度にてH2SおよびSO2を含む実質的 に精製された残留ガスが生じ、該精製ガスはライン30aを介してリアクター2 aから取り出され、次いで、ライン31aを介しバルブ32aを通って、処理さ れた残留ガスを取り出すためのライン33に運ばれた。 硫黄を負荷され、再生相にあるリアクター2bに含有された触媒を再生するた めに使用されるフラッシングガスは、加水分解ユニットを去る加水分解残留ガス からライン19を介して出て、ライン36、34bおよび30bを介して、再生 相にあるリアクター2bに入った、5055m3(stp)/時間の流量を有す るフラクション(該フラクションはその導入の間に280℃の温度を有する)か らなるものであった。硫黄を負荷され、ライン24bを介してリアクター2bを 去った流出ガスは、次いで、ライン29および20を介して、熱交換器17に 運ばれた加水分解残留ガス(前記したごとく、該交換器の入口で294℃の温度 および10069m3(stp)/時間の流量を有する形成された混合物)に再 導入された。再生相にあるリアクター2bから部分的に、および加水分解リアク ター1から部分的に由来する、この混合物に含有される硫黄を128℃のこの交 換器中で縮合した。 再生されたばかりの触媒を冷却するのに使用される冷却ガスは、130℃の温 度で硫黄プラントを去る残留ガスからライン11を介して出た、5100m3( stp)/時間の流量を有するフラクションからなるものであった。冷却相にあ るリアクター2bを去る流出ガスを、ライン29および13を介して、加水分解 ユニットに先行する熱交換器8に運ばれた残留ガスに再注入した。 リアクター2aおよび2bは、交互に、反応相で30時間、および再生/冷却 相で、冷却の10時間を含め、30時間作動した。 丁度記載してきた条件下で作動する前記精製デバイスは、残留硫黄プラントガ スを脱硫し、それらの硫黄化合物含有量を、残存するH2SおよびSO2の140 0容量ppmまで低下さ せる。次いで、精製ガスは灰化され、しかる後に大気に放出される。残存H2S およびSO2の1400容量ppmの放出は、精製すべき残留ガスを生じる硫黄 プラントおよび精製デバイスの組合せにつき99.5%に等しい全硫黄収率に対 応し、該収率は硫黄プラントに導入された酸性ガスチャージのH2S含有量に基 づいて計算した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(i)H2SおよびSO2を含有し、COSおよびCS2が実質的にない加水 分解廃ガス(15)を生じるのに十分な温度で作動させつつ、硫黄プラントから の廃ガスを、加水分解ユニット(1)に配置された、化合物COSおよびCS2 をH2Sに加水分解するための触媒と接触させ、(ii)硫黄の露点未満の温度 に冷却する工程(17)の後に、加水分解された廃ガスを、複数の接触ゾーン( 2a、2b)よりなる精製ユニット(2)に運び、各ゾーンはクラウス触媒とい うクラウス反応を促進する触媒を含有し、各ゾーンは、いずれの時点においても 、反応相(2a)にある少なくとも1つの接触ゾーンおよび再生相(2b)また は冷却相にある1の接触ゾーンがあるように、反応相、次いで再生相および最後 に冷却相にて作動し、(iii)ガスに存在する化合物H2SおよびSO2が相互 に反応して硫黄を形成し、これが該ゾーンに含有されたクラウス触媒(23a) 上に沈積するように、および実質的に精製された廃ガスが精製ユニット(33) の出口で得られるように、硫黄の露点未満の温度で操作しつつ、精製ユニットに 運ばれた加水分解廃ガスを 反応相(2a)にある1つまたは複数の接触ゾーンに通し、(iv)200℃〜 500℃、特に250℃〜400℃の温度を有する熱非酸化性ガス流を、硫黄が 負荷されたクラウス触媒(23b)を含有する再生相(2b)にある接触ゾーン を通して循環させて、該触媒を再生させると共に蒸気硫黄が負荷された流出ガス を形成させ、次いで、(v)160℃未満の温度を有するガス流を、再生された ばかりの触媒を含有する接触ゾーン(2b)に通して、加水分解された廃ガスと 再度接触させるのに必要な温度まで、再生された後に、該触媒を冷却することよ りなる、硫黄プラント廃ガスに含有される硫黄化合物H2S、SO2、COS及び /又はCS2を除去し、該化合物を硫黄の形態で回収する方法であって、加水分 解ユニットを出た加水分解廃ガスの少なくとも一部のフラクションを抜き出して (19)、再生相にある接触ゾーン(2b)を通って循環する熱ガス流の全てを 構成させ、かつ該ゾーンを出る流出ガスの全てを、該抜出の下流であって、蒸気 硫黄の凝縮を伴い、かつ精製ユニットに入る(21a)前に加水分解廃ガスが通 される冷却工程(17)の上流に位置する地点で、精製ユニットに運ばれる加水 分解廃ガスに再注入すること(24b、29、20)、および、加水 分解ユニットに運ばれる処理されるべき廃ガスの少なくとも一部のフラクション を抜き出し(11)、再生されたばかりであって、冷却相にある接触ゾーン(2 b)に存在する触媒と接触して流れる冷却ガス流の全てを構成させ、かつこのゾ ーンを出る流出ガスの全てを、この抜出の下流であって、該ガスが加水分解ユニ ットに導入される前に廃ガスを加熱する工程(8)の上流の地点で該廃ガスに再 導入する(24b、29、13)ことを特徴とする該方法。 2.再生相にある接触ゾーンを通って循環するガス流を構成するための加水分解 廃ガスから抜き出したガスフラクションが、該加水分解廃ガスの流量の30%な いし100%、特に30%ないし80%、さらには40%ないし60%であるこ とを特徴とする請求項1記載の方法。 3.再生されたばかりであって、冷却相にある接触ゾーンに存在する触媒と接触 して流動する冷却ガス流を構成するための処理すべき廃ガスから抜き出したガス フラクションが該廃ガスの流量の30%ないし100%、特に30%ないし80 %、さらには40%ないし60%であることを特徴とする請求項1または2記載 の方法。 4.遊離酸素を含有する制御された流量のガス流が加水分解ユニットに導入され ることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載の方法。 5.冷却相にある接触ゾーンを出る流出ガスが該廃ガスに再導入される点の下流 で、好ましくは、該ガスが加水分解ユニットに導入される前に廃ガスを加熱する 工程の上流に位置する地点で、遊離酸素を含有するガス流が加水分解ユニットに 運ばれる廃ガスに導入されることを特徴とする請求項4記載の方法。 6.いずれの時点においても、反応相にある少なくとも1つの接触ゾーンおよび 再生/冷却相にある1つの接触ゾーンがあるように精製ユニットが作動すること を特徴とする請求項1ないし5いずれか1項に記載の方法。 7.いずれの時点においても、反応相にある少なくとも1つの接触ゾーン、再生 相にある1つの接触ゾーンおよび冷却相にある1つの接触ゾーンがあるように精 製ユニットが作動することを特徴とする請求項1ないし5いずれか1項に記載の 方法。 8.精製ユニットが反応相にある複数の接触ゾーンを含み、該接触ゾーンが並列 に作動することを特徴とする請求項6または 7記載の方法。 9.精製ユニットを出る流出ガスが、大気に放出される前に加熱灰化もしくは接 触灰化に付されることを特徴とする請求項1ないし8いずれか1項に記載の方法 。 10.精製ユニットが、例えば、容量パーセント(H2S)および(SO2)で表 してガス中のH2SおよびSO2の濃度が、量(H2S)−2(SO2)が0.1% 〜0.5%となるように、2:1を超えるH2S:SO2モル比でH2SおよびS O2を含有する加水分解廃ガスを処理して、精製ユニットの出口において、硫黄 化合物として実質的にH2Sを含有する廃ガスを生じること、および該廃ガスが 接触酸化ユニットを通って流され、そこで、適当な触媒と接触する遊離酸素を含 有し、硫黄の露点未満の温度、例えば、60℃ないし150℃の範囲の、特に9 0℃ないし130℃の温度であるガスによって残存H2Sが選択的に硫黄に酸化 されて、ガスの精製が完了することを特徴とする請求項1ないし8いずれか1項 に記載の方法。 11.精製ユニットの各クラウス触媒ゾーンが、接触酸化ユニットに属する接触 酸化ゾーンと直列にて連結され、各対は、クラウス触媒ゾーンと、反応相、次い で再生相および最後に冷却 相にて作動する接触酸化ゾーンとによって形成されることを特徴とする請求項1 0記載の方法。 12.いずれの時点においても、反応相にある少なくとも1対のゾーンおよび再 生/冷却相にある1対のゾーンがあるように作動させることを特徴とする請求項 11記載の方法。 13.いずれの時点においても、反応相にある少なくとも1対のゾーン、再生相 にある1対のゾーンおよび冷却相にある1対のゾーンがあるように作動させる請 求項11記載の方法。 14.精製ユニットの再生相にあるクラウス触媒ゾーンに循環する熱ガス流が、 次いで、接触酸化ユニットのやはり再生相にある関連接触酸化ゾーンに通され、 再生相にある該接触酸化ゾーンを出る流出ガスの全てが、精製ユニットに運ばれ る加水分解廃ガスに再注入される流出ガスを構成し、他方、再生されたばかりで あって、精製ユニットの冷却相にあるクラウス触媒ゾーンに存在する触媒と接触 して流れる冷却ガス流が、次いで、接触酸化ユニットのやはり冷却相にある関連 接触酸化ゾーンに通され、冷却相にある該接触酸化ゾーンを出る流出ガスの全て が、加水分解ユニットに運ばれる廃ガスに再導入される流出ガスを形成すること を特徴とする請求項12または13記載の方 法。 15.接触酸化ユニットを出る精製流出ガスが、大気へ放出される前に、加熱灰 化もしくは接触灰化に付されることを特徴とする請求項10ないし14いずれか 1項に記載の方法。 16.精製ユニットの冷却相にあるクラウス触媒ゾーンを出る、または接触酸化 ユニットの冷却相にある関連接触酸化ゾーンを出る流出ガスが処理されるべき廃 ガスに再注入された後、処理されるべきこの廃ガスが、該廃ガスおよび精製ガス の灰化から得られた熱生成物ガスの間の間接的熱交換によって、加水分解ユニッ トに導入される前に、加熱されることを特徴とする請求項9または15記載の方 法。
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