JP2000513409A - 複素環式ポリ第四級アンモニウムシリコーンポリマーと化粧品組成物におけるそれらの用途 - Google Patents

複素環式ポリ第四級アンモニウムシリコーンポリマーと化粧品組成物におけるそれらの用途

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、式(I): [ここで、A1 +及びA2 +は、同一でも異なっていてもよく:a]第四級不飽和複素環;又はb]第四級アンモニウムを表し、A1 +及びA2 +基の少なくとも1つは第四級不飽和複素環を表し;pは0〜50の整数又は分数を示し;B1はα,ω-ビス(アルキル)ポリシロキサン基、又は一又は複数の酸素原子及び/又は複数の芳香環が挿入されていてもよく、一又は複数のヒドロキシ基を含有していてもよい直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和で、6までの連続した炭素原子を有する炭化水素鎖を示し;B2は、一又は複数の酸素原子及び/又は複数の芳香環が挿入されていてもよく、一又は複数のヒドロキシ基を含有していてもよい、直鎖状又は分枝状、飽和又は不飽和で、6までの連続した炭素原子を有する炭化水素鎖を示し;R1、R2、R3及びR4は同一でも異なっていてもよく、C1-C6アルキル基又はフェニル基を示し;X-は無機又は有機酸から誘導されるアニオンを示す]の単位を少なくとも含有する新規ポリマーに関する。また本発明は該ポリマーの化粧品における用途に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 複素環式ポリ第四級アンモニウムシリコーンポリマーと 化粧品組成物におけるそれらの用途 本発明は、新規の複素環式ポリ第四級アンモニウムシリコーンポリマー類、そ れらを使用する化粧品組成物、及びこれらのポリマーを使用するケラチン繊維、 特に毛髪のトリートメント方法に関する。 毛髪のもつれのほぐれ易さを改善するために、ポリ第四級ポリシロキサンポリ マー類を使用することが既に提案されている。このような組成物は、特に本出願 人により仏国特許第2535730号に記載されている。 米国特許第4833225号には、洗浄による除去に対して耐性があり、スタ イリングを容易にするポリ第四級ポリシロキサンポリマー類が記載されている。 カチオン性ポリマーは、毛髪のアニオン性基とのカチオン性基の相互作用によ り、毛髪のようなケラチン繊維に対して大きな親和性を有している。 敏感化した毛髪ほど、これらのポリマーが容易に付着し、毛髪に対する親和性 によって、ポリマーがしばしばシャンプーまたはブラッシングによる除去に対し て耐性を持つようなものになる。 このようなカチオン性ポリマーは、毛髪のもつれをほぐれ易くし、毛髪に生き 生きとした感じや光沢のある外観を付与する等、多くの利点を有しているが、ケ ラチンに対する親和性のため、これらのポリマーが、繰り返し適用するうちに毛 髪上に蓄積されてしまう傾向があることが分かった。 さらに第四級基を有するカチオン性ポリマーは、アニオン性界面活性剤と不融 和であるといった欠点をしばしば有し、このために使用可能性が減少し、それら の使用には、シャンプーの前又は後の2段階のトリートメントが必要となってい た。 本出願人は、少なくともいくつかの不飽和第四級複素環を有し、上述した欠点 のないある種のポリ第四級アンモニウムシリコーンポリマーが、特にケラチン繊 維の処理、中でも毛髪等のヒトのケラチン繊維の処理に好適であることを見出し た。 また、本出願人は、特にこれらのポリマーを使用することで、ケラチン繊維、 特に毛髪等のヒトのケラチン繊維を、日光、悪天候及び発汗等の攻撃、及びケラ チン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維のトリートメント、例えば脱色処理 、パーマネントウエーブ処理又は染色施術の結果生じる攻撃から保護可能である ことを見出した。 ケラチン繊維は、これらの処理を受けた場合に脆化することがわかっている; ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維は、乾燥し、生き生きとした感 じがなくなって粗くなり、もつれをほぐしたりスタイリングすることが困難にな る。 本発明の保護剤は、ケラチン繊維が種々の攻撃要因にさらされる傾向にある少 なくとも1つの工程を含む任意の美容方法において特に使用され、上述した欠点 から逃れることを可能にする。 これらの保護剤は、ケラチン繊維が攻撃要因にさらされてこの工程の間、工程 の前又は工程の後に、ケラチン繊維に塗布することができる。 好ましくは、本発明の保護剤は、ケラチン繊維にアルカリ性組成物を少なくと も1回適用されるプロセスにおいて使用される。 よって、本発明の主題は、新規の複素環式ポリ第四級アンモニウムシリコーン ポリマー類にある。 また本発明の主題は、これら新規の複素環式ポリ第四級アンモニウムシリコー ンポリマーをケラチン繊維の保護剤として使用する用途にある。 さらに本発明の主題は、それらを使用する化粧品組成物、特に永続的にケラチ ン繊維の形を整えることを意図した組成物、脱色用組成物及び染色用組成物にあ る。 またさらに本発明の主題は、これらの組成物を使用するケラチン繊維、特に毛 髪等のヒトのケラチン繊維の処理方法にある。 本出願の他の主題は、以下の記載及び実施例を読むことにより明らかになるで あろう。 本発明のポリマーは、少なくともいくつかの次の式(I):{上式中、 ・A1 +及びA2 +は、同一でも異なっていてもよく: a)次の式(II): [上式中、 E、G、L及びJは同一でも異なっていてもよく、炭素、酸素、硫黄又は窒素 原子を示し、そのうちの少なくとも1つは窒素原子を示し; E、G、L及びJは、これらの原子の一又は複数が炭素原子を示す場合、一又 は複数のハロゲン原子、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、スルフヒドリル(メル カプト)又はカルボキシル基、アルキル、モノヒドロキシアルキル、ポリヒドロ キシアルキル、チオアルキル、シアノアルキル、アルコキシ、アシル又はアセチ ルオキシ基、又は置換もしくは非置換のシクロアルキル基、又は置換もしくは非 置換のアルキルアリール基、又はRNがアセチル又はウレイド基を示す一又は複 数の-NHRN基で置換され得るものであり; E、G、L又はJが第3窒素原子を示す場合、これは、水素、アルキル、モノ ヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル又は置換もしくは非置換のアリー ル基、あるいは置換もしくは非置換のアルキルアリール基で置換され得るもので あり; また、E、G、L及びJ原子の2つの置換基は、それらが結合している原子と 共同して、置換又は非置換の5ないし7員の芳香環を形成し得るものである] の第四級不飽和複素環;又は b)次の式(III):[上式中、 R5及びR6は、同一でも異なっていてもよく、カルボキシル基、アルキル、ポ リヒドロキシアルキル、チオアルキル、シアノアルキル、アルコキシ、アシル又 はアセチルオキシ基、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のアリ ール、又は置換又は非置換のアルキルアリール基又はRNがアセチル又はウレイ ド基を示す-NHRN基を示し; また、R5及びR6は、それらが結合している窒素原子と共同して、5ないし7 つの炭素原子の飽和環を形成し得るものである] の第四級アンモニウム; を示し、 A1 +及びA2 +基の少なくとも1つは式(II)の第四級不飽和複素環を示し; ・pは0〜50、好ましくは0〜10の整数又は分数を示し;pは特定の数又は 統計的平均値を表し得るものであり; ・B1は、一又は複数の酸素原子及び/又は複数の芳香環が挿入されていてもよ く、一又は複数のヒドロキシ基を含有していてもよい、直鎖状又は分枝状、飽和 又は不飽和で、6までの連続した炭素原子を有する炭化水素ベース鎖又はα,ω- ビス(アルキル)ポリシロキサン基を示し; ・B2は、一又は複数の酸素原子及び/又は一又は複数の芳香環が挿入されてい てもよく、一又は複数のヒドロキシ基を含有していてもよい、直鎖状もしくは分 枝状、飽和又は不飽和で、6までの連続した炭素原子を有する炭化水素ベース鎖 を示し: ・R1、R2、R3及びR4は同一でも異なっていてもよく、C1-C6アルキル基又 はフェニル基を示し; ・X-は無機又は有機酸から誘導されるアニオンを示す} の繰り返し単位を含有する。 本発明において: ハロゲン原子は、好ましくはフッ素、塩素、臭素又はヨウ素原子を示す。 アルキル、モノヒドロキシアルキル及びポリヒドロキシアルキル基及び炭化水 素ベース基は、直鎖状又は分枝状であってよい。 アルキル基は、特に1〜20の炭素原子を有する基、例えばメチル、エチル、 プロピル、イソプロピル、n-プロピル、ブチル、n-ブチル、tert-ブチル、ペ ンチル、n-ペンチル、イソペンチル、n-ヘキシル、イソヘキシル、ヘプチル、 オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル及びペンタデシル基を示す。 好ましくは、アルキル基は1〜6の炭素原子を有する基を示す。 炭化水素ベース基としては、1〜20の炭素原子を有するポリメチレン基を挙 げることができる。 好ましくは、炭化水素ベース基は2〜8の炭素原子を有するポリメチレン基を 示す。 炭化水素ベース基は、主鎖に一又は複数の芳香族環、一又は複数の酸素、硫黄 又は窒素原子、又は一又は複数の-SO-、-SO2-、-SO3H-、アミノ、アルキ ルアミノ、ヒドロキシル、第四級アンモニウム又はウレイド基が挿入され、結合 し、又はそれらを含有し得る。 モノヒドロキシアルキル基としては、特にヒドロキシメチル、ヒドロキシエチ ル、ヒドロキシプロピル及びヒドロキシブチル基を挙げることができる。 ポリヒドロキシアルキル基としては、例えばジヒドロキシエチル、ジヒドロキ シプロピル、トリヒドロキシプロピル及びジヒドロキシブチル基を挙げることが できる。 チオアルキル基は、Rが上述したアルキル基を表す-R-SH基を示す。 シアノアルキル基は、Rが上述したアルキル基を表す-R-C=N基を示す。 アルコキシ基は、Rが上述したアルキル基を表す-O-R基を示す。 アシル基は、Rが上述したアルキル基を表す-OC-R基を示す。 アセチルオキシ基は、Rが上述したアルキル基を表す-O-CO-R基を示す。 シクロアルキル基としては、特にシクロヘキシル及びシクロペンチルを挙げる ことができる。 アリール基としては、特にフェニル又はナフチル基を挙げることができる。 アルキルアリール基としては、特にベンジル、フェネチル又はナフチルメチル 基を挙げることができる。 5ないし7員の芳香環としては、例えば上述したアリール及びアルキルアリー ル環を挙げることができる。好ましい芳香環は、フェニル、ピリミジン、ピリジ ン、ピロール及びピラゾール環である。 本発明において、シクロアルキル基及び芳香環は、一又は複数のハロゲン原子 又はヒドロキシル、アミノ又はC1-C6アルキル又はヒドロキシアルキル基で置 換され得る。 X-は、特に塩素、臭素、フッ素又はヨウ素等のハロゲンから誘導されるアニ オン、リン酸又は硫酸等の無機酸から誘導されるアニオン、又は有機スルホン酸 又は有機カルボン酸、特に1〜12の炭素原子を有するアルカン酸、例えば酢酸 、フェニルアルカン酸、例えばフェニル酢酸、安息香酸、クエン酸又はパラ-ト ルエンスルホン酸から誘導されるアニオンを表す。好ましくは、X-はハロゲン から誘導されるアニオンを表し、さらに好ましくはX-は塩化物又は臭化物アニ オンを表す。 本発明の好ましい実施態様において、A1 +及び/又はA2 +は、2つの窒素原子 と3つの炭素原子を含有する式(II)の複素環を表す。 本発明の他の好ましい実施態様において、A1 +又はA2 +基の少なくとも1つは 、次の式(IV): [上式中、 R7、R8及びR9は同一でも異なっていてもよく、水素又はハロゲン原子、ヒ ドロキシル、ニトロ、シアノ、メルカプト又はカルボキシル基、アルキル、モノ ヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル、チオアルキル、シアノアルキル 、アルコキシ、アシル又はアセチルオキシ基、シクロアルキル、アリール又はア ル キルアリール基、又はRNがアセチル又はウレイド基を示す-NHRN基を示し; R8及びR9基は、それらが結合している原子と共同して、5ないし7員の芳香 環を形成し得る] の第四級イミダゾール基を示す。 本発明の他の好ましい実施態様において、A1 +又はA2 +基の少なくとも1つは 、次の式(V): [上式中、 R10、R11及びR12は同一でも異なっていてもよく、水素又はハロゲン原子、 ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、メルカプト又はカルボキシル基、アルキル、モ ノヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル、チオアルキル、シアノアルキ ル、アルコキシ、アシル又はアセチルオキシ基、シクロアルキル、アリール又は アルキルアリール基、又はRNがアセチル又はウレイド基を示す-NHRN基を示 し; R10、R11又はR12基の2つが、それらが結合している原子と共同して、5な いし7員の芳香環を形成し得る] の第四級ピラゾール基を示す。 本発明の他の好ましい実施態様において、A1 +及びA2 +基は、同時に式(IV) の第四級イミダゾール基で、式中、R7、R8及びR9は同一でも異なっていても よく、水素原子、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、メルカプト又はカルボキシル 基、アルキル、モノヒドロキシアルキル又はポリヒドロキシアルキル基を示し; また、R8及びR9基は、それらが結合している原子と共同して、5ないし7員の 芳香環を形成し得るものを示す。 本発明の他の好ましい実施態様において、A1 +及び/A2 +基は、R7、R8及び R9が同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC1-C6アルキル基を示すか、 R8及びR9基が、それらが結合している原子と共同してフェニル環を形成可能で ある、式(IV)の第四級イミダゾール基を示す。 また、本発明の他の好ましい実施態様において、A1 +は、R5及びR6が同一で も異なっていてもよく、水素原子又はC1-C6アルキル基を示すか、又は窒素原 子と共同して6員環を形成する式(III)の第四級アンモニウムを表し、A2 +は 、R7、R8及びR9が同一でも異なっていてもよく、水素原子又はC1-C6アルキ ル基を示すか、R8及びR9基が、それらが結合している原子と共同してフェニル 環をさらに形成可能である、式(IV)の第四級イミダゾール基を示す。 本発明の他の好ましい実施態様において、B1は、次の基: i) nが2〜6の整数を示す-(CH2)n- ii) -CH2-CH=CH-CH2- iii) -CH2-C≡C-CH2- iv) -CH(CH3)-(CH2)2- v) -CH2CHOH-CH2- vi) x=1−15である-[CH2-CH2-O]x-CH2-CH2- [R13、R14、R15及びR16は同一でも異なっていてもよく、C1-C6アルキル 基又はフェニル基を示し、qは0〜50、好ましくは0〜10の整数又は分数を 示し、B3はB2又はtが1〜6の整数を示す-(CH2)t-を示す] から選択される基を示す。 本発明の好ましい実施態様の一つにおいて、B2はmが1〜6、好ましくは1 〜4の整数である-(CH2)m-基を示す。 好ましくは、上述したポリマーにおいて、X-はハロゲン化物、特にCl-又は Br-を表し、R1、R2、R3及びR4はメチル基を示す。 特に好ましいポリマーは、A1 +及びA2 +が、同時にR7=R8=R9=Hである式 (IV)の第四級基を示し、B1がnが2〜6の整数である-(CH2)n-又は を示し、 B2がmが1〜4の整数である-(CH2)m-を示し、pが0〜4の整数であり、 p=0の場合はR1=R2=CH3であり、p>0の場合はR1=R2=R3=R4=CH3で あり、X-は塩化物又は臭化物のアニオンを表す、式(I)に相当するポリマーで ある。 本発明のポリマーは、好ましくは、参照としてポリエチレングリコールによる ゲル浸透クロマトグラフィーで測定して1000〜20000の平均分子量を有 する。 本発明の化合物は2つの工程で合成される。第1工程はジアミンの合成からな り、第2工程は、二ハロゲン化物又はジスルホナートの存在下でジアミンを第四 級化するか、又は無機又は有機酸の存在下でジエポキシドによりジアミンを縮合 させることからなる。 ジアミンは、塩基が存在する溶媒において、室温と還流点との間の温度で、対 応ジアゾールと二ハロゲン化物又はジスルホナートとを反応させることにより合 成される。 これらの溶媒は、水、芳香族化合物、例えばベンゼン又はトルエン、ジメチル スルホキシド、テトラヒドロフラン又はジメチルホルムアミドであってよい。 また、これらの溶媒は、混合物として使用することもできる。 塩基類は、水酸化物、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウム、又はアミ ド類、カルボナート、又は水素化物からなり得る。 さらにこの合成は、相間移動触媒の添加による相転移によって行うこともでき る。 合成法は、特にJ.Elgueroら,Journal of Heterocyclic Chemistry 25,771-7 82(1988)、Yin-hung So,Macromolecules 25,516-520(1992)及びR.G.Xieら,Ch inese Chemical Letters 7,321-324(1996)に記載されている。 二ハロゲン化物又はジスルホナートの第四級化は、次の反応式に従って行うこ とができる: ここで、A1 +、A2 +、B1、B2、R1、R2、R3、R4、X-及びpは上述したも のと同じ意味を有する。 この反応は、溶媒中において、室温と還流点との間の温度で行うことができる 。溶媒は、水、アルコール、芳香族化合物、例えばベンゼン又はトルエン、テト ラヒドロフランから選択することができる。これらの溶媒は、さらに混合物とし て使用することもできる。好ましくは、それらは水、アルコール及び水性-アル コール混合物から選択される。 無機又は有機酸の存在下におけるジエポキシドによるジアミンの縮合は、次の 反応式に従って生じる: [ここで、A1 +、A2 +、B1、B2、R1、R2、R3、R4、X-及びpは上述した ものと同じ意味を有する] この縮合はジアミンに対し2当量の酸HAの存在下において、40℃〜120 ℃の温度で、水性-アルコール溶媒中で行われる。 本発明の主題は、特に、上述したポリマーの化粧用途にある。 また、本発明の主題は、上述した式(I)の繰り返し単位を少なくともいくつか 含有するポリマーを使用したケラチン繊維の保護剤である。 さらに本発明の主題は、上述した式(I)の繰り返し単位を少なくともいくつか 含有する、ケラチン繊維、特に毛髪を美容処理を意図した組成物にある。 これらの組成物は、一般的に0.01〜10重量%、好ましくは0.2〜5重 量%のポリマーを含有する。 本発明の化粧品用組成物は、水性、水性-アルコール、溶媒ベースのものとで き、場合によってはオイルを含有し、溶液、ローション、クリーム、分散液、ゲ ルまたはエアゾールの形態をとりうる。 本発明の化粧品用組成物は、式(I)の繰り返し単位を少なくともいくつか含有 するポリマーに加えて、化粧品用組成物に使用される任意の成分、特にアニオン 性、カチオン性、両性、双性イオン性又は非イオン性の界面活性剤、発泡相乗剤 (foam synergists)、発泡安定剤、乳白剤、金属イオン封鎖剤、増粘剤、エマル ション、柔軟剤、防腐剤、タンパク質誘導体、天然物質、染料、香料及びアニオ ン性、カチオン性、両性及び非イオン性ポリマーを含有し得る。 本発明の他の主題は、上述した化粧品用組成物をケラチン繊維に適用する、毛 髪等のケラチン繊維の美容処理方法からなる。 本発明の式(I)の繰り返し単位を少なくともいくつか含有するポリマーは、本 発明の他の主題を構成する、ケラチン繊維、特に毛髪の形を永続的に再度整える ために使用される組成物、又は染色用組成物又は脱色用組成物に使用される。 ケラチン繊維の形を永続的に再度整えるための最も一般的な技術では、第1工 程において、ケラチン繊維に還元剤を含有する組成物を適用し、ついで第2工程 において、カーラー又は他の手段により予め張力がかけられたケラチン繊維に酸 化組成物を適用し、最終的に所望の形状がケラチン繊維に付与される。 本発明のポリマーは、還元及び/又は酸化組成物に含有され得る。 本発明の還元組成物は、ケラチン繊維の形を永続的に再度整えるために適切な 媒体中に、ケラチン繊維のジスルフィド結合を切断可能な少なくとも1つの還元 剤、及び上述した少なくとも1つの複素環式ポリ第四級アンモニウムシリコーン ポリマーを含有する。 還元剤は一般的に、亜硫酸塩類、重亜硫酸塩類及びチオール類から選択される 。 好ましい還元剤として、システイン及びシステアミンとその誘導体、例えばそ れらの化粧品的に許容可能な塩類、例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、クエン酸塩、 酢酸塩及び硫酸塩、チオ乳酸、チオグリコール酸及び化粧品的に許容可能なそれ らのエステル類、特にチオグリコール酸グリセリルを挙げることができる。 還元剤は、ケラチンのジスルフィド結合の還元に十分な割合、好ましくは1〜 25重量%、特に1〜10重量%の割合で存在している。 本発明のポリマーは、還元組成物の重量に対して0.01〜10重量%、好ま しくは1〜5重量%の割合で存在し得る。 還元組成物のpHは、6.5〜11.5のpHが得られるように調節される。 アルカリ性化剤は、好ましくはモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、 トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-メチルアミノ-1-プロパ ノール、1,3-プロパンジアミン、アンモニウム又はアルカリ金属の炭酸塩又は 重炭酸塩、アンモニア水、有機炭酸塩、例えば炭酸グアニジン、又はアルカリ金 属の水酸化物から選択され、単独で、又は混合物として使用される。 この還元組成物は、このような組成物に通常使用されている非イオン性、アニ オン性、カチオン性又は両性界面活性剤をさらに含有し得る。このようなものと しては、硫酸アルキル、硫酸アルキルベンゼン、硫酸アルキルエーテル、スルホ ン酸アルキル、第四級アンモニウム塩、アルキルベタイン類、オキシエチレン化 アルキルフェノール類、アルキルポリグルコシド類、脂肪酸アルカノールアミド 類、オキシエチレン化脂肪酸エステル類、及びヒドロキシプロピルエーテル族の 非イオン性界面活性剤を挙げることができる。 これらの界面活性剤は、組成物の全重量に対して、最大で30重量%、好まし くは0.5〜10重量%の割合で、一般的に使用される。 これらの組成物は、グアーガム、タラガム又はスプルース粉等の増粘剤を、さ らに含有可能である。 これらの組成物は、処置剤、例えば揮発性又は非揮発性、直鎖状又は環状のシ リコーン又はそれらの混合物をさらに含有し得る。シリコーンとしては、ポリジ メチルシロキサン、仏国特許公開第2535730号に記載の第四級化ポリオル ガノシロキサン、米国特許第4749732号に記載されたような、アルコキシ カルボニルアルキル基で変性した、アミノアルキル基を有するポリオルガノシロ キサン、ポリオルガノシロキサン類、例えばポリジメチルシロキサン-ポリオキ シアルキルコポリマー類、例えばジメチコーンコポリオール、ステアロキシ(ス テアロキシジメチコーン)末端基を有するポリジメチルシロキサン、GB-A-2 197352号に記載されているポリジメチルシロキサン−ポリアルキルベタイ ンコポリマー又はポリジメチルシロキサン-ジアルキルアンモニウムアセタート コポリマー、FR-B-1530369号及びEP-A-0295780号に記載さ れているメルカプト又はメルカプトアルキル基で有機修飾されたポリシロキサン 類、並びにシラン類、例えばステアロキシトリメチルシランをさらに含有し得る 。 本発明のポリマーを含有する還元組成物に使用可能な他の成分は、ロウ類、本 発明のもの以外で化粧品的に許容可能なアニオン性、カチオン性のものから選択 されるポリマー、非イオン性又は両性ポリマー、還元剤の効果を補強する浸透剤 及び膨張剤、例えばジメチルイソソルビトール、尿素及びその誘導体、ピロリド ン、n-アルキルピロリドン、チアモルホリノン、アルキレングリコール又はジ アルキレングリコールのアルキルエーテル類、例えばプロピレングリコールモノ メチルエーテル又はジプロピレングリコールモノメチルエーテル、C3-C6アル カンジオール、例えば1,2-プロパンジオール、2-イミダゾリジノン、並びに 他の化合物、例えば脂肪アルコール、ラノリン誘導体、セラミド類、特にセラミ ド自体、FR-A-95/12399号、及びDowning,Journal of Lipid Resear ch,Vol.35,p.2060,1994、又はFR-A-2673179号、EP-A-0227 994号、WO-94/07844号及びWO-92/05764号に記載の擬似 セラミド類及びグリコセラミド類、活性成分、例えばパントテン酸、パンテノー ル、抜毛防止剤、抗フケ剤、懸濁剤、金属イオン防止剤、乳白剤、染料及びシリ コーン又は非シリコーンサンスクリーン剤、並びに香料及び防腐剤から選択され る。 また、本発明のシリコーンポリマーは、ケラチン繊維の形を永続的に整えるた めに使用される酸化組成物にも存在し得る。よって、本発明の主題は、パーマネ ントウエーブに適切な媒体に、少なくとも1つの酸化剤と少なくとも1つの上述 したポリマーを含有する、ケラチン繊維の形を永続的に整えるための酸化組成物 にある。 酸化剤は、過酸化水素水、過酸化尿素、臭素酸塩類、例えばアルカリ性の臭素 酸塩類、過酸塩類、又はアルカリ性の臭素酸塩類と過酸塩との混合物から選択す ることができる。 酸化剤が過酸化水素水からなる場合、それは1〜10容量、好ましくは約8容 量の割合で存在する。 臭素酸塩が使用される場合、アルカリ性の臭素酸塩の濃度は酸化組成物の全重 量に対して1〜12重量%、過酸塩が使用される場合は酸化組成物の全重量に対 して0.1〜15重量%である。 本発明の保護剤は、酸化組成物の全重量に対して0.01〜10重量%、好ま しくは1〜5重量%の割合で存在する。 これらの組成物のpHは、通常は2〜9、好ましくは3〜8であり;好ましく は酸性である。 過酸化水素水が使用される場合、フェナセチン、アセトアニリド、リン酸三ナ トリウム及び一ナトリウム又は8-ヒドロキシキノリンスルファートで安定化さ せてもよい。 本発明の他の主題は、 −ケラチンの還元組成物を、好ましくは湿ったケラチン繊維に適用し、形 を整えた繊維に還元組成物を適用し、 −ケラチンの還元に十分な時間繊維を放置した後、酸化組成物を適用し、 −第1工程の間に形を整えられ、還元された繊維を、永続的に形ぶ固定す るのに十分な時間繊維を放置した後、繊維を好ましくは水ですすぐもので;還元 組成物及び/又は酸化組成物が上述したものである、 ことを本質的な特徴とする、毛髪等のケラチン繊維の形を永続的に整える方法に ある。 ケラチン繊維は、種々の手段、例えばローラー、クリップ、フック付バンド、 又は単に手により形が整えられる。 本発明の他の主題は、染色に適した媒体に、上述した少なくとも1つのポリマ ーと少なくとも1つの直接染料を含有してなる、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒ トのケラチン繊維の直接染色用組成物にある。 従来より使用されている直接染料として、ニトロベンゼン染料、例えばニトロ フェニレンジアミン類、ニトロジフェニルアミン類、ニトロアニリン類、ニトロ フェノールエーテル類又はニトロフェノール類、ニトロピリジン類、アントラキ ノン染料、モノ-又はジアゾ染料、トリアリールメタン染料、アジン染料、アク リジン染料及びキサンテン染料、又は金属含有染料を挙げることができる。 本発明で特に好ましい直接染料は、次の: i)次の式(A): [上式中、 −R3は、同一でも異なっていてもよいアルキル、モノヒドロキシアルキ ル、ポリヒドロキシアルキル又はアミノアルキル基で二置換されるアミノ基、ア ルキル、モノヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル又はアミノアルキル 基で二置換されるアミノ基、又はNH2基を示し、 R4は水素、ヒドロキシル、アルコキシ、モノ-又はポリヒドロキシアル キルオキシ、又は二置換されたアミノ基を除き、上述したR3と同様の意味を示 し、 R5は水素、アルキル、ニトロ又はハロゲンを示す] のニトロベンゼン染料、 ii)次の式(B): [上式中、 −R6は水素又はモノヒドロキシアルキル又はポリヒドロキシアルキル基 を示し、 −R7は水素又はアルキル又はアルコキシ基を示し、 −R6は水素又はヒドロキシル、アミノ、モノヒドロキシアルキルアミノ 又はポリヒドロキシアルキルアミノ基を示し、 −R9及びR10は同一でも異なっていてもよく、水素、ヒドロキシル又は アミノである] のアントラキノン染料、 iii)次の式(C): [上式中、 −R11はニトロ又はアミノ基、又はアルキル類で一又は二置換されるアミ ノ基を示し、 −R12は水素又はアルキル基を示し、 −R13はアミノ基又はモノヒドロキシアルキル類で一又は二置換されるア ミノ基を示す] のアゾ染料で、 式(A)、(B)及び(C)における上述したアルキル及びアルコキシ基が、直鎖状 又は分枝状であってよいC1-C4であると理解されるもの、及びこれらの化合物 の化粧品的に許容可能な塩類、 から選択される。 「C1-C4アルキル」という用語は、特にメチル、エチル、n-プロピル、イソ プロピル、n-ブチル、sec-ブチル及びtert-ブチル基を意味する。 「化粧品的に許容可能な塩類」という用語は、より好ましくは塩酸塩類、臭化 水素酸塩類、及び硫酸塩類を示す。 本発明においてより有利には、次の直接染料: − 1-アミノ-2-ニトロ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-メチルベン ゼン、 − 1,4,5,8-テトラアミノアントラキノン − 1,4-ビス-N,N’-[(β,γ-ジヒドロキシプロピル)アミノ]アントラキ ノン − 1,4,4−N-トリス(β-ヒドロキシエチル)-1,4-ジアミノ-2-ニトロベ ンゼン、 − 1-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ-2-ニトロ-4-アミノベンゼン、 − 1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4-アミノベンゼン、 − 1-ヒドロキシ-3-ニトロ-4N-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、 − 1-(β-ヒドロキシエチルオキシ-3-メチルアミノ-4-ニトロベンゼン)、 − 1-メチルアミノ-2-ニトロ-5-β,γ-ジヒドロキシプロピルオキシベンゼ ン、 − 4-[N-エチル-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノ]-1-N-(β-ヒドロキシ エチル)アミノ-2-ニトロベンゼン、 − 1-4'-アミノ-ジフェニルアゾ)-2-メチル-4-N-ビス(β-ヒドロキシエチ ルアミノベンゼン)、 − 1-メトキシ-3-N-(β-アミノエチル)アミノ-4-ニトロベンゼン − 1-アミノ-2-ニトロ-4-N-(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、 − 1-アミノ-2-ニトロ-4-N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノベンゼン、 − 1,4-N-ビス(β-ヒドロキシエチル)アミノ-5-ニトロベンゼン、 − 1,4-ジアミノアントラキノン、 及びそれらの化粧品的に許容可能な塩類、 が好ましく使用される。 他の好ましいカチオン性染料は、例えば、アリアノール(Arianor)(ベイシック ・ブラウン17、ベイシック・ブラウン16、ベイシック・イエロー57、ベイ シック・ブルー99)及びCIBA特許WO95/01772、WO95/15 144及びEP714954である。 塩基性又は塩の形態の直接染料は、組成物の全重量に対して約0.001〜約 10重量%、好ましくは約0.05〜約5重量%の割合で、本発明の染色用組成 物中に、一般的に存在している。 また、本発明の他の主題は、上述した染色用組成物を発色に十分な量、ケラチ ン繊維に適用し、組成物を約10〜60分の期間作用させて放置する、ケラチン 繊維の染色方法にある。ついで、ケラチン繊維をすすぐ。すすぎなしで直接染色 を行うこともまたできる。 また本発明は、染色に適した媒体に、上述した少なくとも1つのポリマーと少 なくとも1つの酸化染料先駆物質及び/又はメラニン先駆物質を含有せしめてな る、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチン繊維の酸化染色用組成物に関す る。 酸化染料先駆物質は、特にパラ-フェニレンジアミン類、パラ-アミノフェノー ル類、オルト-フェニレンジアミン類及び複素環ベース類、例えばピリジン誘導 体、ピリミジン誘導体、ピラゾール誘導体、ピラゾレピリミジン誘導体、インド ール類又はインドリン類、及びそれらの酸付加塩類から選択される。 また、これらの組成物は、メタ-フェニレンジアミン類、メタ-アミノフェノー ル類、メタ-ジフェノール類、複素環カップラー類、例えばインドール誘導体、 インドリン誘導体、ベンゾイミダゾール誘導体、ベンゾモルホリン誘導体、セサ モール誘導体、ピリジン、ピリミジン及びピラゾール誘導体、及びそれらの酸付 加塩類から特に選択され得るある種のカップラーをさらに含有可能である。 一般的に、染色用組成物に使用可能な酸付加塩類は、塩酸塩類、臭化水素酸塩 類、硫酸塩類、クエン酸塩類、コハク酸塩類、酒石酸塩類、乳酸塩類及び酢酸塩 類から特に選択される。 直接染色又は酸化染色に適した媒体(又は支持体)は、一般的に、水、又は、 水に十分には溶解しない化合物を溶解させるための少なくとも1種の有機溶媒と 水との混合物からなる。 有機溶媒としては、例えば低級アルカノール類、例えば、エタノール及びイソ プロパノール;グリセロール;グリコール類及びグリコールエーテル類、例えば 2-ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメ チルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル及びモノメチルエーテ ル、及び芳香族アルコール類、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノ ール、それらの類似物及びそれらの混合物を挙げることができる。 酸化ベース(類)が存在する場合、それらは染色用組成物の全重量に対して、好 ましくは約0.0005〜12重量%である。 カップラー(類)が存在する場合、それらは染色用組成物の全重量に対して、好 ましくは約0.0001〜10重量%である。 本発明のポリマーは、直接染色用組成物又は酸化組成物の全重量に対して、好 ましくは約0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%である。 溶媒は、染色用組成物の全重量に対して、好ましくは約1〜40重量%、さら に好ましくは約5〜30重量%の割合で存在し得る。 染色用組成物のpHは、一般的には約3〜12、好ましくは約5〜11である 。これは、ケラチン繊維の染色において通常使用される酸性化剤又は塩基性化剤 を使用して、所望の値に調節することができる。 酸性化剤としては、例えば、無機酸又は有機酸、例えば、塩酸、オルトリン酸 、硫酸、カルボン酸類、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸、乳酸及びスルホン酸類 を 挙げることができる。 塩基性化剤としては、例えば、アンモニア水、アルカリ性の炭酸塩類、アルカ ノールアミン類、例えばモノ-、ジ-及びトリエタノールアミンとその誘導体、水 酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び次の式: [ここで、Wは、C1-C6アルキル基又はヒドロキシル基で置換されていてもよ いプロピレン残基であり;R4、R5、R6及びR7は同一でも異なっていてもよく 、水素原子、C1-C6アルキル又はC1-C6ヒドロキシアルキル基を表す] の化合物を挙げることができる。 本発明のポリマーを含有する染色用組成物は、従来からケラチン繊維の染色用 組成物に使用されている種々のアジュバント、例えばアニオン性、カチオン性、 両性又は双性イオン性の界面活性剤又はそれらの混合物、本発明のもの以外のア ニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性イオン性のポリマー又はそれ らの混合物、無機又は有機の増粘剤、酸化防止剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、 香料、バッファー、分散剤、コンディショナー、例えば揮発性又は非揮発性で、 変性又は未変性のシリコーン、皮膜形成剤、ケラミド類、防腐剤及び乳白剤をさ らに含有し得る。 酸化染色に使用される酸化組成物は、上述した複素環式ポリ第四級アンモニウ ムシリコーンポリマーと少なくとも1つの酸化剤をさらに含有し得るもので、個 の件に関し、本発明の他の主題を構成する。 これらの酸化剤は、特に過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭酸塩類、 過酸塩類、例えば過ホウ酸塩類及び過硫酸塩類、及び酵素、例えばペルオキシダ ーゼ及び2電子オキシドレダクターゼから選択される。過酸化水素又は酵素の使 用が特に好ましい。 酸化組成物は、例えば上述したような、ケラチン繊維の染色用組成物に従来的 に使用されている種々のアジュバントさらに含有し得る。 また、本発明の主題は、上述した酸化染色用組成物、場合によっては酸化組成 物を、ケラチン繊維の染色に十分な量、ケラチン繊維に適用する、ケラチン繊維 、特に毛髪の染色方法にある。後者の場合、染料先駆物質又は酸化組成物を含有 する組成物のみに、本発明のポリマーを含有せしめることができる。 酸化染色用組成物は、一般的に0.5〜5、好ましくは1〜3容量の範囲の比 率で、酸化組成物により使用時に希釈される。このようにして得られた組成物を 、約5〜45分間、好ましくは15〜30分間、ケラチン繊維に作用させて放置 し、ついですすぐ。 本発明のポリマーは、特に有利にはケラチン繊維、特に、毛髪の脱色用組成物 における保護剤として使用される。 よって、本発明の主題は、脱色に適切な媒体に、ケラチン繊維、特にヒトの毛 髪を脱色するための少なくとも1つの薬剤と、上述した少なくとも1つのポリマ ーを含有せしめてなる脱色用組成物にある。 また脱色に適した媒体は、直接又は酸化染色に適した媒体と同じ成分を含有し 得る。 さらに脱色用組成物は、パウダーの形態にすることもできる。 それ自体知られている脱色剤、例えば過酸化水素、過硫酸塩類、アルカリ性の 過炭酸塩類及び過ホウ酸塩類が、ケラチン繊維の脱色に使用される。過酸化水素 が使用される場合は、60容量、好ましくは10〜40容量までの過酸化水素を 含有し得る組成物が、一般的に使用される。 本発明の他の主題は、上述した脱色用組成物を、ケラチン繊維の脱色に十分な 時間と量、ケラチン繊維に適用する、ケラチン繊維、特に毛髪等のヒトのケラチ ン繊維の脱色方法にある。ついで、ケラチン繊維は洗浄され、すすがれて乾燥さ せる。 以下の実施例は、本発明の例証を意図したものである: 以下の表1は、本発明で使用されるパウダーの調製物の例証を意図したもので ある。 次のこの表は、式(I)のポリマー化合物の構造に関する指示が要約されている 。1)実施例1の合成 a)ジアミン-1,1'-(1,4-ブタンジイル)ビス(イミダゾール)の合成 35.4g(0.52モル)のイミダゾール、100mlの水と100g(2. 5モル)の水酸化ナトリウムとの溶液、5.15gのテトラブチルアンモニウム- ブロミドと、240mlのトルエンに溶解させた54g(0.26モル)の1,4- ジブロモブタンを、攪拌器、温度計及び凝縮器を具備する反応器に入れる。この 混合物を6時間還流する。冷却後、所望のジアミンが結晶化し、濾過し、得られ た濾過固形物を100mlのトルエン、ついで50mlの氷冷水で2回洗浄した 。このように洗浄された生成物を200mlの水で再結晶させた。乾燥後、44 gの淡ベージュ色のパウダーが得られた(収率:89%)。 DMSOにおけるプロトンNMRにより、以下の結果が得られた; δ 1.61-1.68(m,4H);δ 3.96-4.02(m,4H);δ 6.9 1(m,2H);δ 7.17(m,2H);δ 7.64(m,2H) b)ポリマーの合成: 6.6%の水分を含有する、上述にて得られた21.09g(0.1モル)の1 ,1'−(1,4-ブタンジイル)ビス(イミダゾール)と、15.7g(0.1モル)の ビス(クロロメチル)ジメチルシランをメタノールの還流点で14時間保持する。 硝酸銀によるテスト用サンプルのアッセイでは、94.6%の塩化物がイオンの 形態である。反応媒体を濃縮し、真空下で蒸発させる。かなり吸湿性のある生成 物を水中に配し、20%の活性物質を含有する水溶液を得る。 AgNO3による塩化物のアッセイ:1.15meqC1-/gの溶液 2)実施例2の合成 6.6%の水分を含有する10.5g(0.05モル)の1,1'-(1,4-ブタ ンジイル)ビス(イミダゾール)、40mlのメタノール、及び14.35g(0 .05モル)の1,3-ビス(クロロプロピル)テトラメチルジシロキサンを、密閉 した反応器中で、120℃で38時間維持する。反応媒体を濃縮し、ついで残査 をジイソプロピルエーテルで洗浄し、次に0.1mmHgの真空下において、1 20℃で乾燥させる。水溶性であり、ガラス状の掲色を帯びたグレーのポリマー が得られる。 AgNO3による塩化物のアッセイ:14.9%(理論値:14.8%) 3)実施例3の合成 a)(3-イミダゾール-1-イルプロピル)ジメチルアミンの合成 100mル6lエンに入ったテトラブチルアンモニウム-ブロミド(4.4g) 、イミダゾール(13.6g、0.2モル)、及びジメチルアミノクロロプロピル アミン-ヒドリロクロリド(31.6g、0.2モル)を、攪拌器、温度計及び凝縮 器を具備する反応器に入れる。80mlの水に溶解させた80gの水酸化ナトリ ウムを、50℃未満の温度で滴下する。混合物を室温で10時間攪拌する。20 0mlのトルエンと50mlの水を添加する。中間相をジクロロメタンに取り出 し、乾燥させる。溶媒を除去した後、得られた油を真空下で乾燥させ、0.1m mHgの真空下において蒸留する。91-92℃で蒸留されたフラクションは(3 -イミダゾール-1-イルプロピル)ジメチルアミンである。 DMSOにおけるプロトンNMRにより、以下の結果が得られた; δ 1.70(m,2H);δ 1.97(t,2H);δ 2.00(s,6H);δ 3 .85(t,2H);δ 6.76(m,1H);δ 7.05(m,1H);δ 7.48 (m,1H) b)水溶液でのポリマーの合成: 7.66g(0.05モル)の96%N,N-ジメチル-1H-イミダゾール-1-プ ロパンアミン、40gのメタノール及び14.35g(0.05モル)の1,3-ビ ス(クロロプロピル)テトラメチルジシロキサンを密閉した反応器中で、120℃ で28時間維持する。冷却後、反応媒体を濃縮する。得られた淡黄油を水中に取 り出し、混合物を濃縮して残査のメタノールを除去する。AgNO3による塩化 物のアッセイ後、混合物を水に入れたところ、50%のポリマー性活性物質を含 有する溶液が40.4g得られる。 4)実施例4の合成 a)N,N'−テレフタリリデンビス(イミダゾール)の合成 水酸化ナトリウム(32g、0.8モル)と100mlのテトラヒドロフラン、 ついでイミダゾール(39.5g、0.58モル)と300mlのテトラヒドロフ ランの溶液を温度計と凝縮器を具備する反応器に入れる。室温で40分間攪拌し たところ、当初無色であった媒体がオレンジがかったピンク色に変わる。この混 合物を60℃にし、ジクロロ-p-キシレン(49g、0.28モル)を25分以上 かけて滴下し、ついで、得られた混合物を60℃で8時間攪拌する。不溶性物質 を含有する反応混合物を冷却し、ついで、1.4リットルの水をそこに添加する 。NaCl沈殿物を溶解させると、他の白色の沈殿物が現れる。 この沈殿物を濾過する。乾燥度、オフホワイト色のパウダー状のN,N'-テレ フタリリデンビス(イミダゾール)が49.9g(収率:74.8%)得られる。 DMSOにおけるプロトンNMRにより、以下の結果が得られた; δ 5.01(s,4H);δ 6.74(s,2H);δ 7.01(s,2H);δ 7 .08(m,4H);δ 7.58(s,2H) b)水溶液でのポリマーの合成 7.66g(0.05モル)のN,N'-テレフタリリデンビス(イミダゾール)、 40gのメタノール及び14.35g(0.05モル)の1,3-ビス(クロロプロ ピル)テトラメチルジシロキサンを密閉した反応器中で、120℃で28時間維 持する。冷却後、反応媒体を濃縮する。得られた淡黄油を水中に取り出し、混合 物を濃縮して残査のメタノールを除去する。AgNO3による塩化物のアッセイ 後、混合物を水に入れたところ、50%のポリマー性活性物質を含有する溶液が 42g得られる。 5)実施例5の合成 α,ω-ジエポキシプロポキシプロピルジオルガノジメチルシロキサン(Gelest 社のDMS-E12(p=9)、5g、0.005モル)を、20分間60℃に維持 された、0.64gの酢酸、7gの水及びN,N'-テレフタリリデンビス(イミダ ゾール)(1.19g、0.005モル)の溶液に添加する。5mlのイソプロパ ノールを添加し、1時間後、混合物を密閉した反応器に移し、この系を120℃ で10分間加熱する。冷却後、溶媒を蒸発させたところ、粘性のあるオレンジが かった黄色のポリマー油が得られ、そのDMSOにおけるプロトンNMRスペク トルは、予想された式と一致する。 6)水溶液中での実施例6の合成 1.13g(0.01モル)のN,N'-テレフタリリデンビス(イミダゾール)、 20gのイソプロパノール及び5.83g(0.01モル)のα,ω-クロロプロピ ルドデカメチルヘキサシロキサンを密閉した反応器中で、120℃で20時間維 持する。冷却後、反応媒体を濃縮する。得られた黄油を水中に取り出し、混合物 を濃縮して残査のメタノールを除去する。AgNO3による塩化物のアッセイ後 、混合物を水に入れたところ、50%のポリマー性活性物質を含有する溶液が1 3.5g得られる。 以下の実施例は、本発明のポリマーの用途及び組成物を例証することを意図し たものである。 適用例1 次の組成物を調製する: 2,6-ジメチル-1,4-ジアミノベンゼン -ジヒドロクロリド 0.3g 1-アミノ-4-ヒドロキシベンゼン 0.15g 1,3-ジヒドロキシベンゼン 0.15g 1-ヒドロキシ-3-アミノベンゼン 0.1g tert-ブチルヒドロキシキノン 0.04g チオ乳酸 0.4g セチルアルコールとステアリルアルコール の50/50混合物 17.0g 2-オクチルドデカノール 2.8g 15モルのエチレンオキシドを含有するセ チルステアリルアルコール 2.8g 30%のA.M.を含有する硫酸ラウリルアン モニウム 11.5g 実施例2のポリマーの水溶液 3.0gA.M. 22°Beのアンモニア水 12.0g 水 全体を100gにする量 この組成物を毛髪の酸化染色に使用する。 得られた組成物を、重量にして1.5倍で、pH3、20容量の過酸化水素水 と混合する。 このようにして調製された混合物を暗ブロンド色の毛髪に30分間適用する。 ついで毛髪をすすぎ、通常のシャンプーで洗浄し、ついで乾燥させる。毛髪は 明るいブロンド色になり、柔軟な感触で、光沢があり、もつれも容易にほぐれた 。 適用例2 次の組成物を調製する: 30モルのエチレンオキシドでオキシエチ レン化されたオレオセチルアルコール 7g 12モルのエチレンオキシドを含有するラ ウリルアルコール 8g 3.5モルのエチレンオキシドを含有する デシルアルコール 22g セチルステアリルアルコール 5g 実施例2のポリマーの水溶液 1gA.M. プロピレングリコール 6g 20%のNH3を含有するアンモニア水 10g パラ-フェニレンジアミン 0.4g m-アミノフェノール 0.5g ヒドロキノン 0.1g 1-フェニル-3-メチル-5-ピラゾロン 0.1g 35%のA.M.を含有する重亜硫酸ナトリウ ム水溶液 1.3g 香料、金属イオン封鎖剤 適量 水 全体を100gにする量 この組成物を毛髪の酸化染色に使用する。 得られた組成物を、同量で、pH3、20容量の過酸化水素水と混合する。 このようにして調製された混合物を脱色された毛髪に30分間適用する。 ついで毛髪をすすぎ、通常のシャンプーで洗浄し、ついで乾燥させる。毛髪は 紫色になり、柔軟な感触で、光沢があり、もつれも容易にほぐれた。適用例3 次の組成物を調製する: 2-アミノ-5β-ヒドロキシエチルオキシ ニトロベンゼン 0.35g 2-アミノ-4-メチル-5N-β-ヒドロキシ エチルアミノニトロベンゼン 0.05g 9モルのEOを含有するノニルフェノール 8g ラウリン酸ジエタノールアミド 2g 実施例2のポリマーの水溶液 0.8gA.M. プロピレングリコールモノメチルエーテル 10g 2-アミノ-2-メチルプロパノール pHを9.5にする量 脱塩水 全体を100gにする量 この組成物を毛髪の直接染色に使用する。 これを、白髪を90%含有するグレイの毛髪に20分間適用する。 ついで毛髪をすすぎ、乾燥させる。毛髪は帯金銅色になり、柔軟な感触で、光 沢があり、もつれも容易にほぐれた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 少なくともいくつかの次の式(I): {上式中、 ・A1 +及びA2 +は、同一でも異なっていてもよく: a)次の式(II): [式中、 E、G、L及びJは同一でも異なっていてもよく、炭素、酸素、硫黄又は窒素 原子を示し、そのうちの少なくとも1つは窒素原子を示し; E、G、L及びJは、これらの原子の一又は複数が炭素原子を示す場合、一又 は複数のハロゲン原子、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、メルカプト又はカルボ キシル基、アルキル、モノヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル、チオ アルキル、シアノアルキル、アルコキシ、アシル又はアセチルオキシ基、又は置 換もしくは非置換のシクロアルキル基、又は置換もしくは非置換のアルキルアリ ール基、又はRNがアセチル又はウレイド基を示す一又は複数の-NHRN基で置 換され得るものであり; E、G、L又はJが第3窒素原子を示す場合、これは、水素、アルキル、モノ ヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル又は置換もしくは非置換のアリー ル基、あるいは置換もしくは非置換のアルキルアリール基で置換され得るもので あり; また、E、G、L及びJ原子の2つの置換基は、それらが結合している原子と 共同して、置換又は非置換の5ないし7員の芳香環を形成し得るものである] の第四級不飽和複素環;又は b)次の式(III): [上式中、 R5及びR6は同一でも異なっていてもよく、カルボキシル基、アルキル、ポリ ヒドロキシアルキル、チオアルキル、シアノアルキル、アルコキシ、アシル又は アセチルオキシ基、置換又は非置換のシクロアルキル、置換又は非置換のアリー ル、又は置換又は非置換のアルキルアリール基又はRNがアセチル又はウレイド 基を示す-NHRN基を示し; また、R5及びR6は、それらが結合している窒素原子と共同して、飽和した5 ないし7つの炭素原子を有する環を形成し得るものである] の第四級アンモニウム; を示し、 A1 +及びA2 +基の少なくとも1つは式(II)の第四級不飽和複素環を示し; ・pは0〜50の整数又は分数を示し; ・B1は、一又は複数の酸素原子及び/又は複数の芳香環が挿入されていてもよ く、一又は複数のヒドロキシ基を含有していてもよい、直鎖状又は分枝状、飽和 又は不飽和で、6までの連続した炭素原子を有する炭化水素ベース鎖又はα,ω- ビス(アルキル)ポリシロキサン基を示し; ・B2は、一又は複数の酸素原子及び/又は一又は複数の芳香環が挿入されてい てもよく、一又は複数のヒドロキシ基を含有していてもよい、直鎖状もしくは分 枝状、飽和又は不飽和で、6までの連続した炭素原子を有する炭化水素ベース鎖 を示し; ・R1、R2、R3及びR4は同一でも異なっていてもよく、C1-C6アルキル基又 はフェニル基を示し; ・X-は無機又は有機酸から誘導されるアニオンを示す} の単位を含有するポリマー。 2. A1 +又はA2 +基の少なくとも1つが、次の式(IV): [上式中、 R7、R8及びR8は同一でも異なっていてもよく、水素又はハロゲン原子、ヒ ドロキシル、ニトロ、シアノ、メルカプト又はカルボキシル基、アルキル、モノ ヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル、チオアルキル、シアノアルキル 、アルコキシ、アシル又はアセチルオキシ基、シクロアルキル、アリール又はア ルキルアリール基、又はRNが水素原子、アルキル、モノヒドロキシアルキル、 ポリヒドロキシアルキル、アセチル又はウレイド基を示す-NHRN基を示し; R8及びR9基は、それらが結合している原子と共同して、5ないし7員の芳香 環を形成し得る] の第四級イミダゾール基を示すことを特徴とする請求項1に記載のポリマー。 3. A1 +又はA2 +基の少なくとも1つが、次の式(V): [上式中、 R10、R11及びR12は同一でも異なっていてもよく、水素又はハロゲン原子、 ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、メルカプト又はカルボキシル基、アルキル、モ ノヒドロキシアルキル、ポリヒドロキシアルキル、チオアルキル、シアノアルキ ル、アルコキシ、アシル又はアセチルオキシ基、シクロアルキル、アリール又は アルキルアリール基、又はRNが、アルキル、モノヒドロキシアルキル、ポリヒ ドロキシアルキル、アセチル又はウレイド基を示す-NHRN基を示し; R10、R11又はR12基の2つが、それらが結合している原子と共同して、5な いし7員の芳香環を形成し得る] の第四級ピラゾール基を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載のポリマー 。 4. A1 +及びA2 +が、R7、R8及びR9は同一でも異なっていてもよく、水素 原子、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、メルカプト又はカルボキシル基、アルキ ル、モノヒドロキシアルキル又はポリヒドロキシアルキル基を示し;また、R8 及びR9基は、それらが結合している原子と共同して、5ないし7員の芳香環を 形成し得るものである次の式(IV)の第四級イミダゾール基を同時に示すことを 特徴とする請求項1又は2に記載のポリマー。 5. A1 +及びA2 +基が、R7、R8及びR9が同一でも異なっていてもよく、水 素原子又はC1-C6アルキル基を示すか、R8及びR9基が、それらが結合してい る原子と共同してフェニル環を形成し得るものである次の式(IV)の第四級イミ ダゾール基を同時に示すことを特徴とする請求項1、2及び4のいずれか1項に 記載のポリマー。 6. A1 +は、R5及びR6が同一でも異なっていてもよく、水素原子、C1-C6 アルキル基を示すか、又は共同して6員環を形成する式(III)の第四級アンモ ニウムを表し、A2 +は、R7、R8及びR9が同一でも異なっていてもよく、水素 原子又はC1-C6アルキル基を示すか、R8及びR9基が、それらが結合している 原子と共同してフェニル環をさらに形成可能である、式(IV)の第四級イミダゾ ール基を示すことを特徴とする請求項1又は2に記載のポリマー。 7. B1が、次の基: i) n=2-6である-(CH2)n- ii) -CH2-CH=CH-CH2- iii) -CH2-C≡C-CH2- iv) -CH(CH3)-(CH2)2- v) -CH2CHOH-CH2- vi) x=1-15である-[CH2-CH2-O]x-CH2-CH2- [ここで、R13、R14、R15及びR16は同一でも異なっていてもよく、C1-C6 アルキル基又はフェニル基を示し、qは0〜50の整数又は分数を示し、B3は 、請求項1に記載のポリマーにおけるB2又はt=1−6の整数を示す-(CH2)t -を示す] から選択される基を示すことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記 載のポリマー。 8. B2が-(CH2)m-基を示し、mが1〜6の整数を示すものであることを特 徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のポリマー。 9. R1、R2、R3及びR4がCH3を示すものであることを特徴とする請求項 1ないし8のいずれか1項に記載のポリマー。 10. A1 +及びA2 +基が、同時に、R7=R8=R9=Hである請求項2に記載 のポリマーの式(IV)の第四級イミダゾール基を示し、B1がn=2−6である −(CH2)n-又は を示し、 B2がm=1−4である-(CH2)m -を示し、pが0〜4の整数であり、R1=R2 =CH3であるとp=0であり、R1=R2=R3=R4=CH3であるとp>0であり、 X-は塩化物又は臭化物のアニオンを表すことを特徴とする請求項1、2、4、 5及び7ないし9のいずれか1項に記載のポリマー。 11. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のポリマーの化粧用用途。 12. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のポリマーからなるケラチン 繊維の保護剤。 13. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の少なくとも1つのポリマー を含有することを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン繊維の美容処理を意図し た組成物。 14. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のポリマーを、0.01〜1 0重量%含有することを特徴とする組成物。 15. パーマネントウエーブに適した媒体に、少なくとも1つの還元剤と請求 項1ないし10のいずれか1項に記載の少なくとも1つのポリマーを含有せしめ てなる、ケラチン繊維の形を永続的に整えるための還元組成物。 16. 還元剤が、亜硫酸塩類、重亜硫酸塩類及びチオール類から選択されるこ とを特徴とする請求項15に記載の組成物。 17. 還元剤が、システイン、システアミン及びそれらの化粧品的に許容可能 な塩類、チオ乳酸、チオグリコール酸及び化粧品的に許容可能なそれらのエステ ル類から選択されることを特徴とする請求項15又は16に記載の組成物。 18. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のポリマーを、0.01〜1 0重量%の割合で含有していることを特徴とする請求項15ないし17のいずれ か1項に記載の還元組成物。 19. パーマネントウエーブに適切な媒体に、少なくとも1つの酸化剤と、請 求項1ないし10のいずれか1項に記載の少なくとも1つのポリマーを含有せし めてなることを特徴とするケラチン繊維の形を永続的に整えるための酸化組成物 。 20. 酸化剤が、過酸化水素水、過酸化尿素、アルカリ性の臭素酸塩類等の臭 素酸塩類、過酸塩類、又はアルカリ性の臭素酸塩類と過酸塩との混合物から選択 されることを特徴とする請求項19に記載の酸化組成物。 21. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のポリマーを、0.01〜1 0重量%含有していることを特徴とする請求項19又は20に記載の酸化組成物 。 22. 還元組成物をケラチン繊維に適用し、ケラチンの還元に十分な時間繊維 に組成物を放置した後、酸化組成物を適用し、ケラチン繊維の固定に十分な時間 繊維に組成物を放置した後、繊維をすすぐもので;還元組成物及び/又は酸化組 成物が請求項15ないし18のいずれか1項に記載のもの、また請求項19ない し21のいずれか1項に記載のものであることを特徴とする、ケラチン繊維の形 を永続的に整える方法。 23. 染色に適した媒体に、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の少な くとも1つのポリマーと、少なくとも1つの直接染料を含有してなる、ヒトの毛 髪等のケラチン繊維を直接染色するための組成物。 24. 直接染料が、アゾ染料、アントラキノン染料、及びベンゼン系のニトロ 誘導体から選択されることを特徴とする請求項23に記載の組成物。 25. 請求項23又は24に記載の組成物を、発色に十分な量、ケラチン繊維 に適用し、組成物を約10〜60分の間作用させて放置し、場合によってはケラ チン繊維をすすぐことを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン繊維の染色方法。 26. 染色に適した媒体に、請求項lないし10のいずれか1項に記載の少な くとも1つのポリマーと、少なくとも1つの酸化染料先駆物質及び/又はメラニ ン先駆物質を含有してなることを特徴とする、ヒトの毛髪等のケラチン繊維を酸 化染色するための組成物。 27. 酸化染料先駆物質が、パラ-フェニレンジアミン類、パラ-アミノフェノ ール類、オルト-フェニレンジアミン類及び複素環ベース類から選択されること を特徴とする請求項26に記載の組成物。 28. カップラーをさらに含有することを特徴とする請求項26又は27に記 載の組成物。 29. カップラーが、メタ−フェニレンジアミン類、メタ−アミノフェノール 類、メタ−ジフェノール類、複素環カップラー類、インドリン誘導体、ベンゾイ ミダゾール誘導体、ベンゾモルホリン誘導体、セサモール誘導体、ピリジン、ピ リミジン及びピラゾール誘導体、及びそれらの酸付加塩類から選択されることを 特徴とする請求項28に記載の組成物。 30. 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のポリマーを、0.01〜1 0重量%含有することを特徴とする請求項23、24及び26ないし29のいず れか1項に記載の染色用組成物。 31. 染色に適した媒体に、少なくとも1つの酸化剤と、請求項1ないし10 のいずれか1項に記載の少なくとも1つのポリマーを含有してなることを特徴と する、ケラチン繊維を酸化染色するための酸化組成物。 32. 酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿素、アルカリ金属の臭酸塩類、過ホウ 酸塩類及び過硫酸塩類等の過酸塩類、及びペルオキシダーゼ及び2電子オキシド レダクターゼ等の酵素から選択されることを特徴とする請求項31に記載の酸化 組成物。 33. 請求項13又は14に記載の組成物をケラチン繊維に適用することを特 徴とする、毛髪等のケラチン繊維の美容処理方法。 34. 染料先駆物質を含有する酸化染色するための組成物を、使用時に酸化組 成物で希釈し、これをケラチン繊維の染色に十分な量、ケラチン繊維に適用し、 このようにして得られた組成物を5〜45分間ケラチン繊維に作用させて放置し 、ケラチン繊維をすすぐことからなり、ケラチン繊維を酸化染色するための組成 物及び/又は酸化組成物が、それぞれ請求項26ないし30のいずれか1項に記 載のもの、また請求項31又は32に記載のものであることを特徴とする、ヒト の毛髪等のケラチン物質の染色方法。 35. 脱色に適切な媒体に、ケラチン繊維を脱色するための少なくとも1つの 薬剤と、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の少なくとも1つのポリマー を含有せしめてなることを特徴とする脱色用組成物。 36. 脱色剤が、過酸化水素、過硫酸塩類、過炭酸ナトリウム及び過ホウ酸塩 類から選択されることを特徴とする請求項35に記載の組成物。 37. 請求項35又は36に記載の脱色用組成物を、ケラチン繊維の脱色に十 分な期間と量、ケラチン繊維に適用し、ついで、繊維をすすぐことを特徴とする ケラチン繊維の脱色方法。
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