JP2000513011A - 動物の耳への注射用抗生物質の投与 - Google Patents

動物の耳への注射用抗生物質の投与

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ウシ、ブタ、ヒツジおよびヤギのごとき動物の耳へ抗生物質を注射する方法を提供する。これらの注射用抗生物質は、以下を含む:プロカインペニシリン、ベンザチンペニシリン、式Iのセフチオフル結晶性遊離酸、塩酸セフチオフル、アンピシリン三水和物およびアモキシシリン三水和物のごとき貧水溶性抗菌剤の注射用懸濁剤;オキシテトラサイクリン、エリスロマシン、チロシン、チルミコシンおよびフロールフェニコールのごとき貧水溶性抗菌剤の徐放性非水性液剤;およびエンロフロキサシン、ダノフロキサシン、プレマフロキサシン、セフチオフルナトリウムおよび塩酸リンコマシイシンのごとき両性イオン抗菌剤の注射用液剤。特に、本発明は、ウシおよびブタの耳後部に、セフチオフル結晶性遊離酸のごとき抗生物質の比較的大容量(1ないし15ml)の無菌油性懸濁剤を注射する方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 動物の耳への注射用抗生物質の投与 発明の分野 本発明は、ウシ、ブタ、ヒツジおよびヤギのごとき動物の耳へ抗生物質を注射 する方法を提供する。これらの注射用抗生物質は以下を含む:プロカインペニシ リン、ベンザチンペニシリン、ヤフチオフル(ceftiofur)結晶性遊離 酸、アンピシリン三水和物およびアモキシシリン三水和物のごとき貧水溶性抗菌 剤の注射用懸濁剤;オキシテトラサイクリン、エリスロマシン、チロシン、チル ミコシン(tilmicosin)およびフロールフェニコール(florfe nicol)のごとき貧水溶性抗菌剤の徐放性非水性液剤;およびエンロフロキ サシン(enrofloxacin)、ダノフロキサシン(danofloxa cin)、プレマフロキサシン(premafloxacin)、セフチオフル ナトリウムおよび塩酸リンコマシイシンのごとき両性イオン抗菌剤の注射用液剤 。特に、本発明は、ウシおよびブタの耳後部に、式Iのセフチオフル結晶性遊離 酸のごとき比較的大容量(1ないし15ml)の抗生物質の無菌油性懸濁剤を注射 する方法を提供する。 発明の背景 多くの抗生物質の注射は、食用生産動物の注射部位にて、炎症および潜在的に 許容されていない薬物残留物を生じさせる。現在のウシの実際では、食用肉中の 炎症および可能な薬物残留物を共になくす薬物およびワクチンの筋肉内注射から 、ウシの屠体表面にてそれらの無用の発生がない皮下注射へ変更する方向に指向 されている。ウシの皮を屠殺にて取り除くために、注射部位を潜在的に見えるよ うにし、皮から切り取るであろう。それがなされない場合でさえ、食用肉は、注 射が筋肉内でないので損傷されない。やはり、皮下投与でさえ、注射部位の炎症 および潜在的な違反薬物残留物は、皮の食用部分、すなわち皮自体の表層に依然 として残留する。 さらに、注射部位のいずれの違反薬物残留物も、薬物残留物を均一に含有する のを監視する残留物用の「標的組織」を必要とする現在の米国農務省(USDA )検 査官によって監視できず、その薬物残留は、常に素人に容易に確認できない。今 や、これらの標的組織を腎臓、肝臓、筋肉および脂肪として定義し;通常、薬物 残留物に関して、容易に確認できず、限定されず、あるいは均一でないために、 注射が筋肉内または皮下のいずれに拘らず、いずれの食用組織中の注射部位も標 的組織について判定できない。 注射部位残留物を有し、標的組織として容認できない抗生物質についての唯一 の代替法は、残留物涸渇を監視する代理標的組織を用いることである。その場合 において、代理標的組織は、危険な残留物が潜在的に存在する組織ではなく、む しろ、全ての他の薬物残留物が安全レベルにまで減少する薬物投与後の時間まで 残留物を監視できる(もたらされた薬物残留物に関して)限定されたおよび/ま たは均一な組織である。それは代理標的組織であるために、残留物は、注射部位 の代理として用いられるべきであるので、毒性学的試験および実質的に組織安全 濃度にペナルティーを科す食物消費値からその組織について安全であると決定さ れた濃度より非常に低濃度まで減少しなければならない。 さらに以下に記載するセフチオフル結晶性遊離酸の無菌油性懸濁剤(CCFA −SS)は、注射部位から長時間吸収を供し、かくして動物の細菌性疾患の単回 注射処置を与える開発下の徐放性セフチオフル製品である。注射部位からの薬物 の長時間吸収は、全ての他の組織中の濃度が検出できないレベルまで減少する最 長時間(数週間)の間、注射部位に高濃度の薬物残留物を含ませる。これは、代理 標的組織の使用をこの抗生物質について不可能にさせる。 セフチオフル結晶性遊離酸に対しては、これはユニークではないが、全ての徐 放性注射用化合物に対しては共通している。従来、代替物のみが、食用生産動物 の食用皮に残っている注射部位残留物の結果として、前記の代理組織アプローチ を利用してきた。 従って、当該分野において必要とされるのは、食用生産動物用治療剤、特に、 ヒト食物安全性に関しては適切な調節および消費者健康要求を満足するセフチオ フル結晶性遊離酸のごとき抗菌剤を投与する方法である。本発明より、これは、 食用生産動物の食用組織から長時間の薬物残留物を除去することによって達成で き、なお、 持続性送達注射用システムの便利さを提供し、それらの投資に対する報酬を至適 化する回収期間で屠殺し、当該分野の状況において柔軟性のある製品を食用動物 生産者に提供する。 情報の開示 1994年9月15日に公開された国際公開WO 94/20505は、セフチ オフル結晶性遊離酸、その調製法およびその投与法を開示する。その公開の実施 例において、動物の食用組織中または上のいずれかで筋肉内または皮下的に注射 されることによって、ウシはセフチオフル結晶性遊離酸を投与される。当該公開 の10頁にて、それは米国特許第5,079,007号に開示された抗生物質埋込 剤をいい、米国特許第4,902,683号に例示された種々の医薬投薬形態をい う。 埋込剤からの放出制御型抗生物質塩であるパトナム(Putnam)の199 2年1月7日付け米国特許第5,079,007号は、ペレットまたは錠剤形態の 製剤を開示し、(a)セファロスポリンの結晶性塩、特に塩酸セフチオフル;( b)セファロスポリンの非晶質の塩、特にセフチオフルナトリウム;および(c )賦形剤よりなるセファロスポリン系抗生物質、特にセフチオフルの放出制御型 埋込剤を提供する。それは、好ましい投与経路として筋肉内埋込剤のみを開示す る。 Aminら、結晶性セファロスポリン塩酸塩の1990年2月20日付け米国 特許第4,902,683号は、セファロスポリン系抗生物質であるセフチオフル の結晶性塩酸塩および臭化水素酸塩を開示する。経口的(例えば、カプセル、錠 剤)、局所的、直腸的(例えば、坐剤)および注射用製剤のごとき種々の投薬形 態、ならびに経口、筋肉内および静脈内のごとき種々の投与経路を開示する。事 実、製品で は、ブタ細菌性呼吸器疾患の治療/コントロール用の用時調製用油性懸濁製品と して米国において現在市販され、筋肉内注射によって投与されている。これらの 筋肉内注射は、食用生産動物の食肉組織、すなわち、動物の首(しばしば、目標 として耳の基部を用い、注射部位として特に耳を用ない)、後肢および脇腹に専 ら投与される。 Labeeuwら、セファロスポリン誘導体、その調製法および抗生物質とし て 使用できる該誘導体を含む薬物の1984年8月7日付け米国特許第4,464, 367号は、セファロスポリン系抗生物質であるセフチオフル、ならびにそのア ルカリ塩、アルカリ土類塩およびアミン塩を開示する。事実、製品であるNAX CE る)もウシおよびブタ細菌性呼吸器疾患の治療/コントロール用に世界じゅうで 現在市販されている。この製品は、ウシまたはブタに筋肉内注射される前に滅菌 水で復元されなければならい。もう一度、これらの注射剤は、動物の首、前肢ま たは後肢、および脇腹を含む食肉組織に付される。 ウシのごとき動物において確認のためにおよび/または疫病コントロールのた めに耳タグを用いることは、当該分野において公知である。例えば、米国特許第 4,506,630号は、例えば農薬または駆虫剤を含むバイアルに付いた耳タグ を開示する。米国特許第4,631,231号は、動物、特にウシに対する外部寄 生体、例えば、ハエ、ダニまたは大ダニと戦うためのピレスロイド含有型枠、好 ましくは耳タグを開示する。米国特許第4,495,898号は、動物、特に耳に 付いている確認タグおよび殺虫剤の貯蔵器より組立てられた動物用疫病コントロ ールデバイスを開示する。 体重増加および給餌効率を増加させるためのさまざまな固体ホルモン埋込剤( すなわち、埋め込み可能ペレット)は、食品医薬品局(FDA)−獣医薬センタ ーの承認を持って、獣医師の許可および管理を必要とせず、一般薬として以下の ごとくteers(Hoechst Roussel)。耳は、承認されたOTC埋込 剤の投与について共通した場所である。例えば、フランス特許FR223998 8は、特に耳の後で使用するための動物ホルモン埋込剤を開示する。米国特許第 3,428,729号は、特に、動物の耳の皮下埋め込み用のホルモンのごとき放 出制御型薬剤を開示する。 日本特許J59181208は、吸着性基剤中に医薬を有する外用の医薬含有 粘着性製剤を開示し、例えば、耳の耳介(すなわち、耳たぶ)に適用するために 用いられる。耳たぶの両側に接着するために向けられたこれらの経皮デバイスは 、最も、付着を最大化し、動物による当該デバイスの取りはずしを最小化するよ うに選択された位置である耳の解質層(すなわち、耳の表面)に付着する。 1996年9月30日付けFeedstuffsの「Microchip I mplant Sites Identified by USDA」は、食品医薬 品局が、食用動物においてマイクロチップの埋め込みのための許可を与え、De stron Fearing Corp.の方法を認可して、家畜産業にその電子 確認(EID)製品を市販したことを報告している。すべての部位が食肉組織で あるべき動物において確認された4つの埋め込み部位は、以下の通りである:( 1)耳の基部の盾状軟骨上の皮下;(2)肢の副蹄の皮下;(3)ブタにおける 眼窩下の窩内皮下;ウマにおける靭帯項中。 T.G.Watson、B.C.HoskingおよびF.G.Hooke)「 Efficacy of Doramectin Against Experim ental Infections by Some Nematode Para sites In horse In New Zealand」、New Zeal and Veterinary Journal、Vol.43、NO.2、67− 69頁(1995)は、ニュージーランドにおけるウシ生産に重要な3種の線虫 寄生虫の実験的幼虫および成虫感染に対する新規なアベルメクチン(averm ectin)、ドラメクチン(doramectin)の効力を研究した。耳の 後ろに(目標として)単回皮下注射されたドラメクチンは、非処置の対照群で確 立された感染に比較した場合に寄生虫に対して非常に有効であった。M.McH ardy and D. W.T.Morgan)「Treatment of Theileria ann ulata Infection In Calves with Paraquo ne、」Research In Veterinary Science、Vo l.39、NO.1、1−4頁(1985)においては、ウシは、右耳の正面での 皮下注射(再度、目標として)によってこの寄生虫で感染された。ウシの特定の 群は、パルバキノン(parvaquone)で首の右側で筋肉内注射によって 処置された結果、いくつかの動物は臨床的に治療された。 P.Houpertら、「Intra−vs Intermuscular I njections Inpigs」、Veterinary Research 、Vol.24、NO.3、278−285頁(1993)は、いわゆる筋肉内技 術によって投与された薬物の正確な局在性(筋肉外または筋肉内)を決定した。 首への注射(耳の基部のすぐ後ろの目標を用いて皮膚表面に垂直である)は、ブ タにおける筋肉内注射につき最適な部位であると結論された。F.B.Bila lov、「Haematological and Immunomorphol ogical Investigation of Pigs Given Swi ne Erysipelas Vaccine as a Single Intra muscular Deposit or by Tissue Infiltra tio、」、Diagnosis of Infectious Disease s of Farm Animals」(Russian)、132−135頁( 1982)では、10頭のブタは、耳から10cmの首へ、慣用的方法で1ml の、Erysipelothris rhusiopathiaeの弱毒株VR 2(BP2)の単回筋肉内注射で与えられた。I.Rumachik、I.So lonekoおよびP.E.Sakhonchik、「Effectivene ss of Tuberculin Testing In Pigs at Var ious Sites on the Body」、Veterinarnaya Nauka−Proizvodstvu(Russian)、Vol.26、3 6−44頁(1988)は、ブタのたれ耳の皮膚へのツベルクリン抗原の少量の 皮内注射(約0.1ないし0.5ml)が、首または腰部への注射より確かな結果 を与えることを見出した。I.Genov、V. TsutsumanskiおよびK.H.Lalov、「Trial to Ob tain and Use Allergen In Animal Leukosi s Diagnostics」、Vet.Med.Nauki、Vol.17(2 )、42−47頁(1980、Recd.1981)は、アレルゲンを注射する のに最適な部位がウシおよびヒツジの尾層およびブタでは中間線付近の耳の背面 部分であることを供することを見出した。アレルゲン反応は、白血病の迅速な多 数の診断に使用できる。もう一度、これは、ブタの耳の基部にて少量の皮内注射 された抗原(約0.1ないし0.5ml)を用いた非治療的診断試験であり、(ヒ トにおけるツベルクリン試験と同様な)局所組織反応の明視化を可能とする。 P.D.McKercherおよびH.L.Bachrach、「AFoot− and−Mouth Disease Vaccine for Swine」、 Can.J.Comp.Med.、Vol.40(1)、67−74頁(1976 )は、少量の疾患予防ワクチン(約0.1ないし0.5ml)をブタの耳(耳の背 面の皮内および筋肉内)または首に噴射式注射銃で適用する場合に、この疾患に 対するかなりの保護が与えられることを見出した。他の実験において、耳の背面 部分に皮下用注射器によってワクチンを予防的に皮下投与し、耳の背部側に注射 銃によって皮下投与して、組織反応をチェックした。後者は、本発明においての ごとく、比較的大容量(1ないし15ml)で投与される医薬薬剤よりむしろ少 量で投与される生物製剤(すなわち、ワクチン)である。Th.Alognin ouwaら、「Comparative Efficacy of Iverme ctin and Deltamethrin In the Treatment of Porcine Scabies、」Revue deMedecine V eterinaire、Vol.144、NO.7、599−605頁(1993 )は、ブタにおけるもう一つの駆虫薬に比較して、イベルメクチンの効力を議論 している。イベルメクチンは、耳ないではなく耳の基部にて皮下注射によって投 与された。この投与方法においては、耳を目標として用い、注射を耳の基部に正 に尾側(すなわち、後ろに)2センチメートルのブタの首に行った。注射部位は 、耳を取り去る場合に屠体に残る。本発明において、薬物が耳の耳介の後部側に 皮下投与される場合、注射部位は、屠殺 場にてその除去に際して耳と共に残される。 M.A.Koutchoukaliら、「Primary Vaccinati on Against Rabies In the Dog by the Intr adermal Route:Comparison of its Effect iveness Depending on the Site of the In jection:Ear or Thigh」、Revue deMedecin e Veterinarie、Vol.136、No.7、505−508頁(1 985);B.Tomaら、「Vaccination In the Dog Ag ainst Rabies:Serological Response Com pared One Year After Vaccination by the Intradermal or Subcutaneous Route」、Re cueil de Medecine Veterinaire、Vol.159、 No.7、645−652頁(1983)は、後部脇腹および後肢への皮下投与 に比較して耳の内面への皮内注射によって狂犬病のためのイヌの予防接種を記載 している。これらの文献は、投与の位置に第二の強調を有する皮内−対−皮下投 与に焦点をあてた。ワクチンの耳への皮内投与は、力価の維持に関して他の投与 法より良好であった。 R.F.Borgmanら、「Ear Lesions Produced in Rabbits by Sterol Injections」、America n Journal of Veterinary Research、Vol.3 3、No.11、2309−2315頁(1972)は、アテローム性動脈硬化 症のモデルとしてウサギに誘導した耳障害を研究した。障害は、コレステロール 、コレステロールエステルおよび類似化合物をウサギの耳の耳介(例えば、たれ 耳)に皮内注射した場合に作成された。 前記文献によって示されたように、ウシ呼吸器疾患(BRD)およびブタ呼吸 器疾患(SRD)のごとき細菌性疾患の治療のための屠体の首、脇腹または他の 皮下部位における抗菌的無菌懸濁製剤(例えば、セフチオフル結晶性遊離酸無菌 懸濁剤)の注射による皮下投与が知られている。固体用量埋込剤としてホルモン の耳介(すなわち、耳)の皮下投与は知られている。抗生物質の埋込剤は公知で はないが、典 型的には、耳ではなく、食用生産動物の食肉組織に筋肉内投与される。少量のワ クチンは、イヌおよびブタの耳に好結果にて皮内投与されて来た。また、ブタに おいては、少量の診断的アレルゲンおよびワクチンは、耳の背面部分および後部 側に皮下投与されて来た。 しかしながら、ウシまたはブタの耳介の後部側への皮下注射された抗生物質の 耳介投与は新規である。より詳細には耳後部へ皮下注射された抗菌性無菌懸濁剤 の耳介投与は新規である。確かに、これらの文献は、医薬化合物、特に抗菌剤に つき好ましい投与経路として耳を開示しない。抗菌剤、またはさらに特に、抗菌 剤の可変用量製剤は、耳において投与されるようには開示されていない。 さらに、本発明による耳への投与の結果、抗菌懸濁剤の性質/能力において予 期されない結果を生じる。以下にさらに記載されるように、抗菌無菌懸濁剤の耳 介の皮下投与は、首における皮下投与に対して、活性薬物の同等の全身血漿中濃 度およびわずかに速い吸収を供することが観察された。 発明の概要 詳細には、本発明は: 細菌感染治療を必要とする動物に、細菌感染を治療する、あるいは予防するの に有効な量の抗生物質の投与方法であって、 該動物の耳後部に抗生物質を皮下投与することを特徴とする該方法を提供する 。 より詳細には、本発明は: 該抗生物質が、プロカインペニシリン、ベンザチンペニシリン、セフチオフル 結晶性遊離酸、塩酸セフチオフル、アンピシリン三水和物、アモキシシリン三水 和物、オキシテトラサイクリン、エリスロマシン、チロシン、チルミコシン、フ ロールフェニコール、エンロフロキサシン、ダノフロキサシン、プレマフロキサ シン、セフチオフルナトリウムおよび塩酸リンコマシイシンよりなる群から選択 されるこの方法; 該動物が、ウシ、ブタ、ヒツジおよびヤギよりなる群から選択されるこの方法 ; 該抗生物質が製剤とされたこの方法; 該製剤が無菌油性懸濁剤であるこの方法; 該製剤の容量が約1ないし約15mlであるこの方法; 該抗生物質が該動物の耳後部の中央の1/3に注射されるこの方法; 投与に先立って、耳を長軸に沿って半分に折って、耳の頂部縁を基底縁に接触 させる請求項1記載のこの方法; 該抗生物質が耳の基部から先端のおよそ中ほど、および耳の頂部端から約1/ 2ないし1インチに注射されるこの方法; 該抗生物質が一本の注射針で注射されるこの方法を提供する。 最も詳細には、本発明は: 該抗生物質が以下に後記するごとき式Iの結晶性セフチオフル遊離酸であるこ の方法; 該セフチオフル結晶性遊離酸が無菌油性懸濁剤であるこの方法; 該細菌感染がウシ呼吸器疾患およびブタ呼吸器疾患であるこの方法; セフチオフル結晶性遊離酸の量が、約1.1ないし約8.8mg/kg体重であ るこの方法;および セフチオフル結晶性遊離酸の量が、約4.4ないし約6.6mg/kg体重であ るこの方法を提供する。 もう一つの態様において、本発明は: 該動物の耳後部に抗生物質を皮下注射するための薬剤を調製し、それを必要と する動物の細菌感染を治療または予防するのに有効な抗生物質の使用を提供する 。 セフチオフル結晶性遊離酸(CCFA)は、以下の式Iを有する: それは、より正確には、7-[2-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-メトキ シイミノ)アセトアミド]-3-[(フル-2-イルカルボニル)チオメチル]-3-セフェ ム-4-カルボン酸(7-[2-(2-アミノ-4-チアゾリル)-2-(メトキシイミノ)アセ トアミド]-3-[(2-フラニルカルボニル)チオメチル)-8-オキソ-5-チア-1-アザ ビシクロ[4.2.0]オクト-2-エン-1-カルボン酸とも命名)として命名されるセフ チオフルとして一般的に公知の化合物の結晶性形態である。CCFAならびにそ れを含有する製剤は、1994年9月15日付けに公開された国際公開WO 9 4/20505(特に814頁にて)に記載、調製され、ここに出典明示して本 明細書の一部とみなす。 セフチオフル結晶性遊離酸無菌油性懸濁剤(CCFA−SS)(100mg/ mlおよび200mg/ml)は、注射部位からの長時間吸収を供し、かくして 動物の細菌感染の単回注射処置を与える徐放性セフチオフル製剤である。CCF A−SSは、Pasteurella haemolytica.Pasteur ella multicidaおよびHaemophilus somnusのご ときセフチオフル感受性微生物に関係するウシ呼吸器疾患の細菌成分の処理にた めにウシに使用される処方製品になるであろう。さらに、CCFA−SSは、A ctinobacillus pleuropneumoniae、Strep tococcus suisまたはS.parasuisならびにP.mult ocidaのごとき微生物に関係するブタ呼吸器疾患の細菌成分の処理にために ブタに使用される処方製品になるであろう。 他の抗菌剤は、本発明の方法に従って投与できる。これらの注射用抗生物質は 、以下を含む:プロカインペニシリン、ベンザチンペニシリン、セフチオフル結 晶性遊離酸(CCFA)、塩酸セフチオフル、アンピシリン三水和物およびアモ キシシリン三水和物のごとき貧水溶性抗菌剤の注射用懸濁剤;オキシテトラサイ クリン、エリスロマシン、チロシン、チルミコシンおよびフロールフェニコール のごとき貧水溶性抗菌剤の徐放性非水性液剤;およびエンロフロキサシン、ダノ フロキサシン、プレマフロキサシン、セフチオフルナトリウムおよび塩酸リンコ マシイシンのごとき両性イオン抗菌剤の注射用液剤。細菌感染を治療するのに有 効なこれら抗生物質 の量は、当業者に容易に明かであろう。これらの抗生物質の承認された形態、用 法および用量の例は、Veterinary Pharmaceuticals an inary Medicine Publishing Group、Lenex a、Kansas(ここに出典明示して本明細書の一部とみなす)、(括弧内に 頁番号を示す):プロカインペニシリン(422,492および674−75頁 )、ベンザチンペニシリン(422,492および675頁)、塩酸セフチオフ ル(550−51頁)、アンピシリン三水和物(684頁)、アモキシシリン三 水和物(427−28頁)、オキシテトラサイクリン(617−18および62 2頁)、エリスロマシン(547−48頁)、チロシン(773頁)、チルミコ シン(630頁)、フロールフェニコール(652頁)、エンロフロキサシン( 448−49頁)、セフチオフルナトリウム(637頁)、および塩酸リンコマ シイシン(注射用)(616頁)に記載されている。米国特許第5,563,15 5号(1996年10月8日付、ここに出典明示して本明細書の一部とみなす) は、プレマフロキサシンを含むキノロンタイプの抗菌剤を記載している。CCF Aの有効用量範囲は、単回注射として後部側にSC投与された場合、1.1ない し8.8mgCE(セフチオフル当量)/kgBW(体重)である。より好ましく は、該用量範囲は、4.4ないし6.6mg/kg日である。また、本発明を用い て、1ないし15mlのごとき、これら抗生物質製剤の多量または大容量を送達 できる。 耳の「後部」部分(背面部分ということもできる)は、耳の凸状に曲がった背 部部分である。現在、ウシの耳は、USDA規制によって米国政府によると食用 と考えらていない。 「医薬上許容される担体または賦形剤」とは、医薬組成物において一般に用い られて、当業者によってよく知られ、容易に調製されるいずれかの担体または賦 形剤を意味する。かかる担体または賦形剤は、固体または液体であり、1以上の 懸濁化剤、分散剤、安定化剤、乳化剤、緩衝剤、濃化剤、甘味剤、矯味剤、着色 剤または保存剤を含む。 本明細書に用いられる動物は、ウシ、ブタ、ヒツジおよびヤギを含む。 本発明により、CCFA−SSのごとき抗生物質の全ての注射剤は、耳後部に 皮下投与(SC)される。動物は、同一の耳に耳タグおよび抗生物質を受けない であろう。投与に先立って、動物の頭は、顎あて/頭安定装置を用いてシュート または端綱上に安定化できる。 本発明による抗生物質の投与法を、以下に記載する:16ゲージ1/2インチ( 1.25cm)の滅菌針または16G1インチ(2.5cm)の滅菌針を用いて各 動物に注射剤を投与する。針を耳後部の皮膚に対して斜めにして、以下のダイア グラムに示されたごとく針は耳のおよそ中央の1/3の、耳の中線にて皮下的に (SC)挿入されるであろう: 針が耳に十分に挿入された後、親指を針中心の基部にて針上に置き、注射器を 左右に約1−2cm横方向に動かすべきである。次いで、注射器の全内容物を送 達し、該針はゆっくり引き抜かれるであろう。耳を放す前に、注射物質のいずれ の逆流をも止めるために必要な直接的な圧が注射穴に適用されるであろう。使用 後、針は安全および適当な処分のために適当な容器に入れられるであろう。 本発明による抗生物質の好ましい投与法を以下に記載する:偏心ハブ注射器に 装着した16ゲージ3/4インチ(1.25cm)の滅菌針または16G1インチ( 2.5cm)の滅菌針を用いて、各動物に注射剤を投与するであろう。注射器を保 持しない手を用いて耳をつかみ、耳の頂部(尾側)縁が底部(吻側)縁にほとん ど接触 するように長軸に沿っておよそ半分(すなわち、タコス殻のように、近位から遠 位に)それを折る。針挿入点は、耳の基部ないし耳の先端のおよそ中間であって 、耳の頂部端から約1/2ないし1インチである。針の斜角が、耳の基部に向け た針で(針の挿入前は皮膚から離して)上に向けられように、注射器のハブは、 耳の皮膚に対して配置されるであろう。一旦針が十分に挿入されれば、薬物投与 者は、注射器のプランジャー(plunger)を引き戻して針が血管の中にな く、皮膚を貫いていないことを確かめるであろう。もし挿入されている間に針が 皮膚を突き抜けたならば、針を引き抜き、皮膚を突き抜けた点近くに再挿入され る。これは、余分な穴を介する逆流を減少させるであろう。一旦薬物投与者が針 配置が適当であることを確信したならば、注射器の全内容物は放出されるであろ う。注射器内容物が送達されつつあるとき、耳を保持している手の親指は、針挿 入穴のところの針を横切って置き、圧力を耳に適用して人差指にかける。これは 、注射物質が耳の基部に向かい、針挿入穴から離れるのを助けるであろう。完全 な送達に続いて、針を取り去り、親指は針挿入穴の上に残す。親指は、圧力を耳 に適用して人差指にかける。他の手を用いて穏やかにマッサージして、注射物質 を(針挿入穴から離れて)耳の基部に向かわせる。注射物質の逆流を最小化する のに要求されるごとく針挿入穴に親指によつて圧力が適用される。使用に続いて 、針は安全および適当な処分のために適当な容器に入れられるであろう。以下の ダイアグラムは、用いられた技術の視覚的表示を供する: 注射器、自動注射器、反復用量注射器および注射銃の使用は、当業者に容易に 知られている同様の方法で用いることもできるが、針注射は送達の好ましい方法 である。 ウシの耳へのCCFA皮下注射は、食肉組織ではない注射部位からの薬物の持 続性放出を供し、従っていずれのヒト食物安全の関心事でもない。かくして、他 の組織は、毒性学的研究および食物消費因子から安全であると考えられるそれら の組織中の濃度を用いて標的組織として用いることができる。このシナリオを用 いて、全ての食肉組織中の残留物は、最も早い可能な屠殺時間によるFDA/C VMによって各組織につき測定された安全濃度未満であるために、CCFAは0 日屠殺回収時間を実際有することもできる。動物を屠殺するための延長期間を待 つ必要がないので、顧客観点から多いに有利である。さらに、徐放性注射用製品 からの実質的薬物残留物の場所、すなわち注射部位は、人間によって消費されな い組織に残るために、かなりの消費者安全特性を供する。 セフチオフル結晶性遊離酸を、注射用の位置として耳を用いてウシに投与する と、血漿中濃度は治療的であり、ウシ呼吸器疾患の原因菌の最小阻止濃度(MI C)より高く、5.5mg/kgの用量にて120時間(5日間)を超えて持続す る。耳への注射後に、時間濃度がMICより高くなるという発見は、首への皮下 投与後にCCFAで達成されたものと同様である。 さらに、耳介(耳)注射後のピーク血漿中濃度は、首の皮下注射後のピーク濃 度より高く、より迅速に達成された。耳へのおよび耳からの限られた血流が首へ の皮下注射に関してその部位からの吸収を延ばし、小さな分率の皮下バイオアベ イラビリティに対する相対的バイオアベイラビリティを恐らく限定することが期 待されたので、これは予期できないものである。 耳からのCCFAの相対的バイオアベイラビリティの評価は、首への皮下投与 後のCCFAの全身利用性に比べて約65〜75%である。ウシの耳に投与され たホルモンは、達成された認識できる「ピーク」濃度(むしろ、達成された「定 常状態」濃度以外)なくして、数箇月にわたって非常に延長された放出が示され るので、この高い相対的バイオアベイラビリティおよび迅速なピーク濃度は予測 できなかった。 また、耳後部へのCCFA皮下投与(SC)は、同様の血漿中傾向を供したが 、(当業者によって古典的に定義されるような)頚部首へのCCFA投与に対し て生物学的同等性ではないことが判明した。耳後部へのCCFA皮下投与の結果 、頚部 首へCCFAがSC投与された場合より、セフチオフルおよび代謝産物の検出可 能な血漿中濃度までのわずかに短い時間、およびわずかに高いピーク濃度を生じ た。さらに、それは、血漿中濃度−対−時間曲線下面積によって定義されるごと く、総全身曝露を供し、その曲線下面積は、頚部首への同一用量のCCFAの皮 下投与とは異ならなかった。さらに、耳後部からの吸収は頚部首への皮下投与と 同様に延長されたが、よりわずかに速かった。100mgセフチオフル当量/m lまたは200mgセフチオフル当量/mlの製剤いずれかの濃度を用いた耳後 部へのCCFA無菌懸濁剤の投与の結果、投与後の経時的血漿中濃度が同様とな った。さらに、同様の用量のCCFA無菌懸濁剤は、頚部首への皮下投与および 凸状の耳後部への皮下投与後に、ウシ呼吸器疾患の治療に有効である。 耳後部へCCFA投与されたウシの残りの研究は、一旦、耳が屠体から取り出 され、食用に適さないトリム(trim)として処理されるならば、投与12時 間後の残っている屠体は、動物の食肉組織の消費に際しヒトの健康害をもたらす 注射部位近くに(すなわち、耳の基部にて)薬物残留物の位置を含まないことを 示した。 また、CCFAは、到着加工においてほぼ同一位置および時間で投与される成 長促進ステロイド埋込剤と組合せて到着加工時にまたはBRD(通常、飼養場滞 在の早期)の処置のためいずれかにて耳後部へSC投与できる。試験は、ウシの 同一耳へのCCFA無菌懸濁剤および成長促進ホルモン埋込剤の併用投与が、非 処置の対照およびホルモン埋込剤のみで処置されたウシと比較した処置ウシの成 長速度および食餌効率によって示されるごときホルモン埋込剤の効果に悪影響し ないことを示した。 同様の利点および結果が、十分に前に記載されたごとくそれを必要とする動物 へのCCFAおよび他の抗生物質を投与するための本発明の方法の使用から期待 される。 好ましい具体例の記載 実施例1 セフチオフル結晶性遊離酸無菌懸濁剤 (100または200mg/mlの100または50mlバイアル) ml当り処方: 100または200mg/mlの微粉化されたセフチオフル遊離酸 0.50mg/mlのホスホリポン(phospholipon)90−H 1.50mg/mlのモノオレイン酸ソルビタンNF 適量の綿実油 セフチオフル遊離酸の調製法は、1994年9月15日付けで公開された国際 公開WO 94/20505(ここに出典明示して本明細書の一部とみなす)に見 出される。他の出発物質は商業的に入手可能である前記製剤は、製剤分野におけ る当業者によく知られた手法によって調製され、一定期間のガンマ線照射のごと き標準方法によって滅菌される。
【手続補正書】 【提出日】平成12年2月17日(2000.2.17) 【補正内容】 補正後の請求の範囲 .動物の耳後部に抗生物質を皮下注射するための液体薬剤を製造するための、 該動物の細菌感染を治療または予防するのに有効な抗生物質の使用。 .該動物がウシ、ブタ、ヒツジおよびヤギから選択される請求項1記載の使用 。 .該薬剤が注射用の溶液剤または懸濁剤である請求項1または2記載の使用。 .該薬剤が無菌油性懸濁剤である請求項3記載の使用。 .該薬剤の容量が1ないし15mlである請求項4記載の使用。 .該注射が動物の耳後部の中央の1/3においてである前記請求項いずれか1 項に記載の使用。 .注射に先立って、該耳が長軸に沿って半分に折りたたまれて該耳の頂部縁が 底部縁に接触する前記請求項いずれか1項に記載の使用。 .該注射が耳の基部から先端のおよそ中程で、かつ耳の頂部端から13ないし 25mm(0.5ないし1インチ)においてである前記請求項いずれか1項に記 載の使用。 .該注射が、一本の注射針を用いる前記請求項いずれか1項に記載の使用。10 .該抗生物質が、プロカインペニシリン、ベンザチンペニシリン、セフチオ フル結晶性遊離酸、塩酸セフチオフル、アンピシリン三水和物、アモキシシリン 三水和物、オキシテトラサイクリン、エリスロマイシン、チロシン、チルミコシ ン、フロールフェニコール、エンロフロキサシン、ダノフロキサシン、プレマフ ロキサシン、セフチオフルナトリウムおよび塩酸リンコマシイシンから選択され る前記請求項いずれか1項に記載の使用。11 .該抗生物質が、結晶性セフチオフル遊離酸、すなわち、7-[2-(2-アミノ-1, 3-チアゾール-4-イル)-2-メトキシイミノ)アセトアミド]-3-[(フル-2-イルカ ルボニル)チオメチル]-3-セフェム-4-カルボン酸である請求項10記載の使用 。12 .該薬剤が無菌油性懸濁剤中のセフチオフル結晶性遊離酸を含む請求項11 記載の使用。13 .該細菌感染が、ウシ呼吸器疾患またはブタ呼吸器疾患である請求項12記 載の使用。14 .該注射が、1.1ないし8.8mg/kg体重の量のセフチオフル結晶性遊 離酸のものである請求項11ないし13いずれか1項に記載の使用。15 .セフチオフル結晶性遊離酸の量が、4.4ないし6.6mg/kg体重であ る請求項14記載の使用。16 .動物の耳後部に液体形態の抗生物質を皮下注射することを含む、該動物に おける細菌感染を治療または予防するのに有効な量の抗生物質を投与する方法。17 .請求項2ないし15に記載の特徴のうちの1つまたはそれを超える特徴を 有する請求項16記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.動物の耳後部に抗生物質を皮下投与することを特徴とするそれを必要とする 該動物の細菌感染を治療または予防するのに有効な量の抗生物質を投与する方法 。 2.該抗生物質が、プロカインペニシリン、ベンザチンペニシリン、セフチオフ ル結晶性遊離酸、塩酸セフチオフル、アンピシリン三水和物、アモキシシリン三 水和物、オキシテトラサイクリン、エリスロマシン、チロシン、チルミコシン、 フロールフェニコール、エンロフロキサシン、ダノフロキサシン、プレマフロキ サシン、セフチオフルナトリウムおよび塩酸リンコマシイシンよりなる群から選 択される請求項1記載の該方法。 3.該動物がウシ、ブタ、ヒツジおよびヤギよりなる群から選択される請求項1 記載の該方法。 4.該抗生物質が製剤とされた請求項1記載の該方法。 5.該製剤が、無菌油性懸濁剤である請求項4記載の該方法。 6.該製剤の容量が、約1ないし約15mlである請求項5記載の該方法。 7.該抗生物質が、該動物の耳後部の中央の1/3に注射される請求項1記載の 該方法。 8.投与に先立って、該耳が長軸に沿って半分に折りたたまれて該耳の頂部縁が 底部縁に接触する請求項1記載の該方法。 9.該抗生物質が該耳の基部から先端のおよそ中程で、かつ該耳の頂部端から約 1 /2ないし1インチに注射される請求項1記載の該方法。 10.該抗生物質が一本の注射針で注射される請求項1記載の該方法。 11.該抗生物質が、7-[2-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-メトキシイ ミノ)アセトアミド]-3-[(フル-2-イルカルボニル)チオメチル]-3-セフェム-4 -カルボン酸である式I:で示される結晶性セフチオフル遊離酸である請求項2記載の該方法。 12.該セフチオフル結晶性遊離酸が、無菌油性懸濁剤とされた請求項11記載 の該方法。 13.該細菌感染が、ウシ呼吸器疾患およびブタ呼吸器疾患である請求項12記 載の該方法。 14.セフチオフル結晶性遊離酸の量が、約1.1ないし約8.8mg/kg体重 である請求項13記載の該方法。 15.セフチオフル結晶性遊離酸の量が、約4.4ないし約6.6mg/kg体重 である請求項14記載の該方法。 16.該動物の耳後部に抗生物質を皮下注射するための薬剤を調製するための、 それを必要とする動物の細菌感染を治療または予防するのに有効な抗生物質の使 用。 17.該抗生物質が、プロカインペニシリン、ベンザチンペニシリン、セフチオ フル結晶性遊離酸、塩酸セフチオフル、アンピシリン三水和物、アモキシシリン 三水和物、オキシテトラサイクリン、エリスロマシン、チロシン、チルミコシン 、フロールフェニコール、エンロフロキサシン、ダノフロキサシン、プレマフロ キサシン、セフチオフルナトリウムおよび塩酸リンコマシイシンよりなる群から 選択される請求項16記載の該使用。 18.該動物がウシ、ブタ、ヒツジおよびヤギよりなる群から選択される請求項 16記載の該使用。 19.該抗生物質が製剤とされた請求項16記載の該使用。 20.該製剤が、無菌油性懸濁剤である請求項19記載の該使用。 21.該製剤の容量が、約1ないし約15mlである請求項20記載の該使用。 22.該抗生物質が、該動物の耳後部の中央の1/3に注射される請求項16記 載の該使用。 23.投与に先立って、該耳が長軸に沿って半分に折りたたまれて耳の頂部縁が 底部縁に接触する請求項16記載の該使用。 24.該抗生物質が該耳の基部から先端のおよそ中程で、かつ該耳の頂部端から 約1/2ないし1インチに注射される請求項16または23記載の該使用。 25.該抗生物質が一本の注射針で注射される請求項16記載の該使用。 26.該抗生物質が、7-[2-(2-アミノ-1,3-チアゾール-4-イル)-2-メトキシイ ミノ)アセトアミド]-3-[(フル-2-イルカルボニル)チオメチル]-3-セフェム-4 -カルボン酸である式I: で示される結晶性セフチオフル遊離酸である請求項17記載の該使用。 27.該セフチオフル結晶性遊離酸が、無菌油性懸濁剤とされた請求項26記載 の該使用。 28.該細菌感染が、ウシ呼吸器疾患およびブタ呼吸器疾患である請求項27記 載の該使用。 29.セフチオフル結晶性遊離酸の量が、約1.1ないし約8.8mg/kg体重 である請求項29記載の該使用。 30.セフチオフル結晶性遊離酸の量が、約4.4ないし約6.6mg/kg体重 である請求項29記載の該使用。
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