JP2000512197A - ノズル及び消防設備 - Google Patents

ノズル及び消防設備

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Abstract

(57)【要約】 本発明は消火用媒体をスプレイするための好ましくはスクリンプラー及びスプレイヘッド用のノズルに関する。このノズルは、ハウジング(7)、入口端部(1)、及び入口端部からノズルを通る媒体をスプレイし得るようにノズル開口(3)に至る第1の導管(2)を備える。ノズル内の流量は圧力の上昇とともに著しく大きくなるため、ノズルは、ノズルから媒体をスプレイするための第2の導管(4)、導管内に配置されているバネ(5)により負荷が加えらる弁部材(6)を備え、この弁部材は、弁部材が前記媒体により第1の圧力を受けたときは第2の導管を閉鎖状態に維持するように配列され、そして弁部材が前記媒体により第1の圧力より高い第2の圧力を受けたときは前記第2の導管を開くように配列される。本発明は、上述の形式のノズルが使用され、更に消火用媒体の流量を増加させるように圧力源が配列されてこの圧力源により作られた出力が圧力の低下に正比例して小さくなるであろう消防設備にも関連する。

Description

【発明の詳細な説明】 ノズル及び消防設備発明の背景 本発明は媒体をスプレイするための好ましくはスクリンプラー及びスプレイヘ ッド用のノズルに関する。このノズルは、ハウジング、入口端部、及びノズルを 通る媒体をスプレイし得るように入口端部からノズル開口に至る第1の導管を備 える。 本発明は、ノズルを有する複数のスクリンプラー又はスプレイヘッドを備え、 各ノズルは、ハウジング、入口端部及び入口端部からノズルを通る媒体をスプレ イするためのノズル開口に至る第1の導管を有し、スクリンプラー又はスプレイ ヘッドは、消火の初期段階においてはスクリンプラー又はスプレイヘッドの幾つ かだけが作動されるように、スクリンプラー又はスプレイヘッドが火災の位置に 応じて作動されるように配列され、更に圧力源及びスクリンプラー又はスプレイ ヘッドに消火用媒体を供給するための主管路を含んだ管路も備えた消防設備に関 する。 本発明は、ノズルを有する複数のスクリンプラー又はスプレイヘッドを備え、 各ノズルは、ハウジング、入口端部及び入口端部からノズルを通る媒体をスプレ イするためのノズル開口に至る第1の導管を有し、スクリンプラー又はスプレイ ヘッドは、消火初期段階においてはスクリンプラー又はスプレイヘッドの幾つか だけが作動されるように、スクリンプラー又はスプレイヘッドが火災の位置に応 じて作動されるように配列され、更に設備は、圧力アキュムレーターを有する圧 力源、及びスクリンプラー又はスプレイヘッドに消火用媒体を供給するための管 路も備えた消防設備に関する。 ノズルから出る液体のような媒体の流量は、媒体がノズルを経て排出 を満たすようなものであり、ここにKはノズルの抵抗である。K値は、ノズル開 口部がいわゆるショート・オープニング(short opening)であるときは、式K =0.78d2に従ってノズル開口部の直径dに依存する。上式から、圧力が上昇 しかつK値が一定であるときは流量は大きくは増加しないことが明らかである。 ある応用においては、例えば、火災の場合、以下から理解されるであろうように 、圧力が上昇したとき、流量の大きな増加が望ましい。 消防システムは、通常、ある決められた面積又は大きな空間を対象とするよう に設計される。地上の用途においては、設計の基礎は、面積205m2であり、 これは15個のスクリンプラーを必要とする。消防システムの駆動ユニット又は 圧力ユニットは、対象とする面積に対して希望の圧力及び水の流量が得られるよ うに面積又は空間に従って設計される。スクリンプラー及び/又はスプレイヘッ ドが熱により個々に、又はグループとして作動するスクリンプラーシステムの場 合は、火災は、設計により必要とされたある僅かなスプレイヘッド又はスクリン プラーだけでコントロールできることが普通である。火災のコントロールとは、 火災が広がらないことを意味する。火災は、通常、2個のスクリンプラーによる コントロール下に置くことができ、このため、更に多くのスクリンプラーを作動 させる必要はない。しかし、火災がコントロール下にあるときでも、燃焼は継続 し、注目すべき量の煙とガスとを作る。燃焼ガスは非常に毒性があり人を死に至 らしめる可能性がある。加えて、煙は視界を妨げかつ消防手の消火作業を妨げる 。このような状況において は、消防システムの駆動又は圧力ユニットの消防用出力の一部分だけが使われ、 これは計算により示すことができる。使用される出力Pは流量Q及び圧力pに正 比例し、駆動ユニットの効率に逆比例する。 消防設備の圧力ユニットは、対象とする面積内で予定圧力の予定された水の流 量が得られるように設計される。例えば、その面積が15個のスクリンプラーを 必要としかつスクリンプラーの流量が圧力60バールにおいて毎分13リットル の場合、すべてのスクリンプラーが作動したときは、消防設備の全流量は毎分1 95リットルである。管路内の圧力損失が20バールでありかつ効率が0.85 である場合は、圧力ユニットに要求される出力は30kWである。2個のスクリン プラーだけが作動する場合は、僅か13%の出力、即ち約4kWが使われるだけで ある。この場合、ノズルのK値は1.7であり、そして効率は60%である。 従来の知られた消防設備の欠点は、消防設備のノズルの幾つかだけが作動する 場合は、圧力ユニットの動力のある部分しか消火用に使われないことである。従 って、ときには、火災を直ちに消せないことがある。常にできるだけ迅速に火災 を消すようにするためには、非常に高価なシステムを使用しなければならない。発明の簡単な説明 本発明の目的は、流量が圧力上昇とともに大きく増加するノズルを提供するこ とである。 本発明の別の目的は、消防設備のスプレイヘッド及びノズルの一部だけが作動 したときでも、これにより大量の消火用媒体が直ちに火災区域に送られる消防設 備であって、消火のごく初期段階に多量の消火用媒体を火災区域に送ることがで きる明らかに簡単な消防設備を提供すること である。この配列により、最大の消火能力をごく初期に使用でき、従って火災を 直ちに消し得ることが多い。 消防設備の駆動ユニットの全出力を使うことができるように、2個の通常のノ ズル、即ちK値が一定のノズルを作動させたときは、前述の式により圧力を約2 90バールまで上げねばならない。このとき、ノズル1個当たりの流量は毎分約 29リットルである。しかし、圧力をこのように上げることは経済的に賢いもの でなく、また上げたとしても流量は十分には増加しない。 本発明の消防設備は、ノズルのK値が一定でなく、ある圧力範囲内で圧力とと もに変化するような構造のスクリンプラー又はスプレイヘッドを備える。この配 列は、消火のごく初期段階において僅かなスクリンプラー又はスプレイヘッドし か作動していないときでも、強力な流量及び消防設備の効果的な使用を可能とす る。通常、消防設備の設計の基底は設計により要求されたすべてのスクリンプラ ー又はスプレイヘッドが作動したときの火災のコントロールである。 本発明の消防設備が使用されるときは、スプレイヘッドのノズルは、例えば1 20バールにおけるそのK値が4.4のものである。このことは、2個のスプレ イヘッドだけが作動した場合に、ノズル1個当たりの水の流量が毎分約49リッ トルであることを意味する。この流量は、K値が1.7であるときの状況と比較 して約2.6倍である。この種の水の2流量と圧力との組合せは、2個のノズル があり、管路の圧力損失が20バールであり、かつポンプユニットの効率が0. 85のとき、圧力ユニットの出力が約2.7kWであることを意味する。15個の スクリンプラーのすべてが作動した場合は、圧力は60バールに落ち、流量はノ ズル1 個あたり毎分13リットルであり、これがその区域のコントロールに必要である 。圧力が120バールから低下したときは、圧力ユニットの効率はほとんど一定 に留まり、この点が従来から知られた消防設備とは異なる。 本発明のノズルは、ノズルを通る媒体をスプレイするための第2の導管、弁部 材が前記消火用媒体による第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖に維持する ように導管内に配列されたバネにより負荷の掛けられた弁部材であって、前記消 火用媒体により第1の圧力より高い第2の圧力を受けたとき前記第2の導管を開 くように配列された前記弁部材を備えることを特徴とする。本発明のノズルの好 ましい実施例が請求項2−8に説明される。 本発明の消防設備は、 ノズルが、消火用媒体をノズルを経てスプレイするための第2の導管、弁部材 が前記媒体により第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖状態に保持するよう に導管内に配列されたバネにより負荷の掛けられた弁部材であって、弁部材が前 記媒体により前記第1の圧力より高い第2の圧力を受けたとき前記第2の導管を 開くように配列された前記弁部材を備え、 圧力源は、まず高圧で消火用媒体を供給するように配列され、そしてますます 増加する多数のスクリンプラー又はスプレイヘッドが作動されたとき管路内の圧 力が低下すると、圧力源により供給される出力が圧力低下に正比例して低下しな いように流量を増加させるように配列されることを特徴とする。 消火用媒体として水が使用される場合は、小さい水滴は大きな水滴よ りもより有効にエネルギーと結合し得ることが小さい水滴の利点である。このた め、同じ量の水で、より大きき面積をカバーできる。圧力が高くなると水滴はよ り小さくなる。また、水滴の速度は、圧力が高くなると早くなり、これにより水 滴の火災内への貫徹度を高くし、これは消火初期段階において特に必要である。 以上に鑑み、本発明の消防設備においては高圧を作り得る圧力源が使用される。 消防設備の構成は、ノズルにより提供されるオプションを考慮すべきである。 この趣旨で、本発明の実施例においては、消防設備の圧力源は、1個の同じモー ターについて少なくも2個のポンプを有するポンプユニットに連結されたモータ ーを備える。 圧力源は、好ましくは、第1のポンプと第2のポンプとに連結されたモーター を備え、第1のアンローディング弁がポンプの第1の出口管路に連結され、アン ローディング弁は、出口管路内の圧力がある第1の圧力より大きい場合は、第1 のポンプが消火用媒体をスクリンプラー又はスプレイヘッドに供給することを防 ぐように配列されるが、前記第1の圧力に達しない場合は、消火用媒体を第1の ポンプから少なくも幾つかのスクリンプラー又はスプレイヘッドに供給するよう に配列される。 消防設備の好ましい実施例が請求項10−15及び17に明らかにされる。 本発明の消防設備は、 ノズルが、消火用媒体をノズルを通してスプレイするための第2の導管、弁部 材が前記媒体により第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖状態に保持するよ うに導管内に配列されたバネにより負荷の掛けられた弁部材であって、前記媒体 により第1の圧力より高い第2の圧力を受け たとき前記第2の導管を開くように配列された前記弁部材を備え、更に圧力源は 、まず高圧で、次いでよい低い圧力で消火用媒体を供給するように配列され、そ してますます多数のスクリンプラー又はスプレイヘッドが作動したとき、流量を 増加させるように圧力源が配置される ことを特徴とする圧力アキュムレーターを備える。 本発明は、実質的に、圧力が上昇したとき流量が相当強力になるという方法で 流量が圧力とともに変化する新規なノズルの設計及びその使用という理念に基づ く。この形式のノズルを、個々に又はグループで作動する多数のスクリンプラー 又はスプレイヘッドを備えた消防設備に適用したときは、消火用媒体をノズルを 経て流出させるために消防設備の圧力ユニットの動力を効果的に使うことができ かつ流量を大きくすることができる。 本発明によるノズルの長所は、圧力上昇とともに流量を非常に大きくさせ得る ことである。 本発明の消防設備の第1の利点は、スクリンプラー又はスプレイヘッドの内の あるものだけが作動した場合、従来の解決法よりもより効率的に駆動ユニットの 動力を使うことである。これを考慮して、消防段階のごく初期の火災から極めて 効果的であり、かつ煙による問題を小さくする。図面の簡単な説明 以下、本発明は付属図面を参照し2種の好ましい実施例の手段により詳細に説 明されるであろう。図面において、 図1は第1の作動モードにおける本発明のノズルを示し、 図2は第2の作動モードにおける図1のノズルを示し、 図3は図1に示されたノズルのK値の変化を圧力の関数として示し、 図4は本発明の消防設備を示し、そして 図5は本発明の変更された消防設備を示す。発明の詳細な説明 図1はスプリンクラー13−16及び53−56並びにスプレイヘッド19、 20及び57−59における使用に適したノズル60を示す。図1におけるノズ ル60の状態は、スプレイヘッドが待機状態にあるときのものである。 ノズル60は、ネジによりスプレイヘッドのハウジング41に連結され、そし てハウジング7、水のような消火用媒体の入口端部1、及び消火媒体を入口端部 1からノズル開口3に送る導管2を備える。ハウジング41の導管45が導管2 を導く。 ノズルの弁部材6内に導管2が形成され、この部材はスリーブ状部材である。 弁部材6には、フランジ状部材10が固定取付けされて連結され、この部材は、 ノズルのハウジング7に形成された導管4の壁11にあるように配置される。フ ランジ状部材10は、このフランジ状部材の上方の空間43と下方の空間44と の流れを結ぶように配置された導管42を備える。ノズルのハウジングに形成さ れたショルダー9上で下方から支持される螺旋バネ5がフランジ状部材10に負 荷をかけて、弁部材6の上方の端部が導管45の口に座って導管45と導管4と の流れの連結を防ぐ。 図2において、図1のノズルが開口モードで示される。この場合は、弁部材6 は下方に押され、その上方端部は導管45の口から間隔を空けて離され、これに より導管45は、ノズル開口部46に連なる導管4と の流れの連結を持つ。螺旋バネ5は、消火用媒体が螺旋バネのコイルの間に形成 された螺旋状の流路8を流れるように、弁部材6を囲みかつノズルのハウジング 7の内側に配置される。流路8のため、消火用媒体は非常に大流量で流れ、有利 である。導管45内に十分に高い圧力があるときは、ノズルは図2に示された位 置に動かされる。図1及び2は、ノズルのハウジング41内にショルダー12が 形成され、弁部材6が導管4を塞ぐほど下方に動き過ぎることをこのショルダー が防止することを示す。 図2に示された位置においては、消火用媒体は、導管2及び導管4の双方に沿 ってノズル開口部46に流れることができる。導管4が中心の導管2を囲んでい るため、ノズル開口部46から得られたジェットもこの位置において極めて強力 かつ高速である。水の霧ジェットが使われるときは、水滴の大きさは小さい。こ れの高速のため、水霧は火点内によく貫通する。 図1のノズルのK値は、図3に従って導管45内の圧力の関数として変化する 。図3は、ノズルのK値が40バールから60バールの圧力範囲内では本質的に 一定であって約1.7であることを示す。これは、ノズルの弁部材6が図1に示 された位置にあるときの状況である。圧力が高くなると弁部材は下方に押される 。60−100バールの圧力範囲内では、ノズルのK値は圧力とともに急上昇す る。図3参照。前記の圧力範囲は、弁が図1に示された位置から図2に示された 位置に動く状況を描く。図2においては、弁部材6は、圧力が少なくも100バ ールであるとき、これが動く最下方位置にある。この位置においては、ノズルの K値は4.4である。もし圧力が更に上がるとK値は、もはや殆ど変化 しない。図3参照。 図4は、図1によるノズルを使用する本発明による消防設備を示す。 この消防設備は、2個の消防区画を備え、その一方は、8個のスプリンクラー 13−16、53−56、又は例えば液体アンプル形式の解除手段を有するスプ レイヘッドを有し、他方の区画は、4個のスプレイヘッド17−20、57−5 9を持つ。各スプリンクラー及びスプレイヘッドは、図1によるノズルを備える 。 消防設備の駆動ユニット又は圧力源は一般に番号21で示される。圧力源は、 水槽49及び並列に連結された2基のモーターポンプユニットを備え、各ユニッ トは15kWのモーター27と37を備え、これらにそれぞれポンプ28、29及 び38、39が連結される。ポンプ29及び39により作られる最高圧力は例え ば160バールであり、ポンプ28及び38により作られる最高圧力は例えば1 00バールである。本発明による消防設備のポンプの最高圧力は、30−200 バールの範囲内であることが好ましい。ポンプ28、29、38、39の入口端 部は導管48により水槽49に連結される。管路22−26、32、33が、ポ ンプ28、29、38、39からスプリンクラー13−16、53−56及びス プレイヘッド17−20、57−59に通じる。 圧力が80バールを超過した場合、消火用媒体がポンプから主管路24に流れ ることを防ぐために、アンローディング弁30a、30bがポンプ28及び38 に連結される。モーター27、37が回転して圧力が80バール以上になると、 ポンプ28、38は、消火用媒体、好ましくは水を水槽49から導管47、48 を通って水槽に戻すように循環させる。この場合、ポンプ28、38は「アイド ル循環(idle circulation) 」で運転される。同様に、ポンプ38は、消火用媒体を水槽49から管路47、 48を通して水槽に戻るように循環させる。 番号61及び62は、区画弁を示す。図においては、弁61は開かれ、弁62 は閉じられている。待機モードにおいては、弁61は開かれる。この弁の構造は 、例えば、国際特許公告WO94/14501号に示されたようなものである。 スプリンクラー又はスプレイヘッド13−16、53−56が作動すると、弁6 1に連結されたセンサーがポンプユニット21のモーター37を始動させ、消火 用媒体を管路24内に圧送する。 圧力が140バール以下である場合に、消火用媒体を主管路24に常に供給で きるように、アンローディング弁31a、31bがポンプ29及び39に連結さ れる。アンローディング弁31a、31bは安全弁と呼ぶことができる。スプリ ンクラー又はスプレイヘッドが作動しない場合、又はシステムの区画弁61、6 2が閉じられた場合は、ポンプ29、39は、アンローディング弁31a、31 bのため、主管路24に消火用媒体を供給しない。 消防設備は、2個のスプリンクラー、例えばスプリンクラー13及び14の作 動が圧力を80バール以下に低下させるには不十分であるが、140バールの圧 力を作るように設計される。このような状況、即ち、圧力が非常に高いときは、 ポンプ29と39とだけが主管路24に水を供給する。もし、スプリンクラー1 3及び14に加えて他のスプリンクラー及び/又はスプレイヘッドが作動すると 、圧力は低下するであろう。十分に多くの数のスプリンクラー又はスプレイヘッ ドが作動したときは、圧力は80バールより僅か下に低下するであろう。かかる 状況において は、アンローディング弁30が主管路24への消火用媒体の流れを可能とさせ、 これによりすべてのポンプ28、29、38、39が前記80バールより僅かに 下の圧力で主管路24に給水する。 番号40は圧力アキュムレーターを示し、これにより、管路24−26におけ る約5−20バールの待機圧力が維持される。この待機圧力は、モーター27、 37の始動時に、設備の諸要素が大きい圧力衝撃を受けないように防御する。管 路24−26には連続的に水があるため、スクリンプラーの始動は非常に速やか である。これは、また、スプリンクラーが始動したときの大きい圧力衝撃も防ぐ 。番号50はガス源、例えば窒素ガスボンベを示し、番号51は水槽を示す。 本発明のこの消防設備の作動が以下説明されるであろう。 火災による温度上昇が、例えばスプリンクラー13及び14を作動させる。続 いて、区画弁61がモーター27、37に始動信号を送り、ポンプ29及び39 がスプリンクラー13、14に約140バールの高圧で水を供給し始める。モー ター27、37の各の出力が15kWであるときは、ポンプ29、39の各は毎分 48.7リットル、即ち全部で毎分約97リットルの水を供給する。スプリンク ラー15、16、53及び56並びにスプレイヘッド17−20、57−59も 作動した場合は、圧力は80バール以下に低下するであろう。スプレイヘッド1 7−20、57−59は、弁62を、例えば手動により、又は煙り感知器の手段 により開くことによって作動させることができる。圧力が80バール以下に低下 したとき、ポンプ28及び38も始動し、主管路24に供給する水量が毎分約1 95リットルであるように水を主管路に供給する。これにより、各スプレイヘッ ドが毎分13リットルの流量を送り出すという 設計原理が満たされる。 消火の最終段階においてその効率を高めるために、例えばWO95/2820 4号に従って、水流に窒素ガスのようなガスを加えることができる。これが、図 4にブロック63で示される。 図5は本発明の第2の実施例を示す。この図面においては、図4におけると同 様な番号は同様な部材を示す。この実施例は、圧力源が圧力アキュムレーターで あることが図4の実施例とは異なる。アンローディング弁と水槽とを有するモー ター・ポンプ・ユニットが圧力アキュムレーター100と置き換えられ、これは 、例えば200バールの高圧を作るガスタンク103に連結された2個の水槽1 01、102を備える。圧力アキュムレーター100の圧力は消火初期段階には 高く、水槽101、102が空になると低くなる。従って、圧力アキュムレータ ーは、主管路24に希望流量を自動的に供給するように設計することができる。 圧力アキュムレーター100の別の利点は、構成が簡単でありかつ運転のための 電力又はその他の外部エネルギーが不要なことである。水槽101、102の数 は1個から複数個まで変えることができ、また数個の圧力アキュムレーターがあ ってもよい。圧力アキュムレーターの初期圧力、即ち消火活動の開始時の圧力は 、例えば、30−300バール、典型的には100−250バールとすることが できる。 本発明は、請求項の範囲内で多くの方法でその詳細を変え得ることは本技術の 熟練者に明らかであろう。例えば、アンローディング弁を上述の圧力とは異なる 圧力に調整することができる。本質的な点は、必要ならば、ポンプを段階的に作 動させることができるように、同じモーターに連結された複数のポンプのアンロ ーディング弁を異なった圧力に調整 することである。。モーター及び段階的に作動させるポンプの数を変えることが できる。消防設備は、異なった圧力に調節された複数個のアンローディング弁を 備えることができ、例えば、4種の異なった圧力に調整されかつ対応ポンプに連 結されたアンローディング弁がある場合は、次の4段階の運転が達成される。即 ち、最高圧力に設置されたアンローディング弁に連結されたポンプがまず主管路 24に供給し、次いで圧力が低下すると、2番目に高い圧力に調整されたアンロ ーディング弁に連結されたポンプが供給を開始するなどである。モーター・ポン プ・アンローディング弁の配列の代わりに、一定出力のポンプを使用することも 可能である。ポンプにおける流量は、ポンプを一定出力に維持するようにピスト ンの行程長を調整することにより調節できる。この調整は、例えば、圧力により 制御されかつバネに対抗して作動する斜板により制御される。即ち、圧力が上昇 したときは流量は低く調整され、圧力が下がると流量は高く調整され、そして使 用動力は一定のレベルに維持され、圧力に関する最大流水量が作られる。上の例 において、この種のポンプは、2個のスクリンプラーが取り付けられたとき、例 えば圧力140バールにおいて毎分97リットルの水の流量を作り、更により多 くのスクリンプラーが取り付けられたときは、水の流量は、圧力の低下とともに 無段階で増加するであろう。 本発明のノズルは、関連して遠心ポンプ及び/又は圧力容器が使用される通常 の低圧スクリンプラーにも応用できる。遠心ポンプは、定数K値が関連するスク リンプラーより、より高い圧力及び強力な流量を持つ。圧力容器が使われる場合 は、圧力が高いときは流量は強力であり、圧力が低いときは通常流量である。バ ネは螺旋バネであることは必須ではな く、弾性部材とすることができる。これは、弁部材により負荷をかけられたとき にこれに屈し、このため弁部材が動き第2の導管4を開く。しかし、かかる弁部 材は螺旋流路に沿った消火用媒体の流れは作らない。 本発明による消防設備は、1個又は複数個の消防区画に配置された複数のスク リンプラー及びスプレイヘッドを備えることができる。スクリンプラー及びスプ レイヘッドは、高温ではなくて煙を感知して作動するようにさせることもできる 。図4及び5とは異なり、消防設備は、スクリンプラーだけ、又はスプレイヘッ ドだけを備えることもできる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年7月5日(1999.7.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.媒体をスプレイするための好ましくはスクリンプラー及びスプレイヘッド 用のノズルであって、ハウジング(7)、入口端部(1)、及び入口端部からノ ズルを通る媒体をスプレイするためのノズル開口(3)に至る第1の導管(2) を備え、このノズルにノズルを通る媒体をスプレイするための第2の導管(4) も連なり、弁部材が前記媒体による第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖に 維持するように配列されたバネ(5)により負荷の掛けられた弁部材(6)であ って、弁部材が前記媒体により第1の圧力より高い第2の圧力を受けたとき前記 第2の導管を開くように配列された前記弁部材を備えた前記ノズル(60)にお いて、第1の導管(2)は弁部材(6)が第1の圧力を受けたときに開くように 配列され、弁部材はノズルのハウジングに関して移動可能にノズルのハウジング (7)内に位置決めされ、そして第2の導管(4)はノズルのハウジングに形成 されることを特徴とするノズル。 2.第1の導管(2)が弁部材(6)の内側に配列されることを特徴とする請 求項1によるノズル。 3.バネが螺旋バネ(5)であり、これが第2の導管(4)内で弁部材(6) の周りに配列されることを特徴とする請求項1によるノズル。 4.ハウジング(7)の内部に螺旋バネ(5)が配列されかつ小さな間隔で弁 部材を取り巻き、このため螺旋バネのコイルがその間に螺旋流路(8)を定める ことを特徴とする請求項3によるノズル。 5.螺旋バネ(5)が、一方の端部をハウジング(7)に形成されたショルダ ー(9)に対して置き、他方の端部を弁部材(6)に形成されたフランジ状部材 (10)に対して置くように配列されることを特徴と する請求項3によるノズル。 6.フランジ状部材(10)がハウジング(7)に形成された壁(11)に対 して摺動可能であるように配列されることを特徴とする請求項5によるノズル。 7.螺旋バネが圧縮されたとき、第2の圧力が弁部材(6)に螺旋バネにより 加えられる反力を越える力を加えた場合でも、螺旋バネ(8)のコイルがその間 に前記螺旋状流路(8)を定めるような方法でフランジ状部材(10)及び弁部 材(6)の運動を制限するショルダー(12)をハウジング(7)が備えること を特徴とする請求項5によるノズル。 8.第2の導管(4)が第1の導管(2)を中心にして取り巻くことを特徴と する先行請求項のいずれかによるノズル。 9.ノズル(60)を有する複数のスクリンプラー又はスプレイヘッド(13 −20、53−56;17−20、57−59)を備え、各ノズルは、ハウジン グ(7)、入口端部(1)及び入口端部からノズルを通る消火用媒体をスプレイ するためのノズル開口(3)に至る第1の導管(2)、このノズルにノズルを通 る媒体をスプレイするための第2の導管(4)も連なり、及び弁部材が前記媒体 による第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖に維持するように導管内に配列 されたバネ(5)により負荷の掛けられた弁部材(6)であって、弁部材が前記 媒体により第1の圧力より高い第2の圧力を受けたとき前記第2の導管を開くよ うに配列された前記弁部材を備えた消防設備であって、 −第1の導管(2)は弁部材(6)が前記第1の圧力を受けたときに開くよう に配列され、弁部材はノズルのハウジングに関して移動可能にノズルのハウジン グ(7)内に位置決めされ、そして第2の導管(4) はノズルのハウジングに形成され、 −スクリンプラー又はスプレイヘッドは、消火過程の始めにはスクリンプラー 又はスプレイヘッドの幾つか(例えば13、14)だけが作動されるように、火 災の位置に応じて作動されるように公知の方法で配列され、更に消防設備は、公 知のように、圧力源(21)及びスクリンプラー又はスプレイヘッドに消火用媒 体を供給するための主管路(24)を含んだ管路(22−26)を有し、 −圧力源(21)は、まず高圧で消火用媒体を供給するように配列され、そし てますます増加する多数のスクリンプラー又はスプレイヘッドが作動したとき管 路(22−26)内の圧力が低下すると、圧力源は、圧力源により供給される出 力が圧力低下に正比例して低下しないように流量を増加させるように配列される ことを特徴とする消防設備。 10.圧力源がモーター(27)を備え、これが少なくも2個のポンプを有す るポンプユニット(28、29)を駆動するように配列されることを特徴とする 請求項9による消防設備。 11.ポンプユニットが第1のポンプ(28)と第2のポンプ(29)とを備 え、第1のアンローディング弁(30a)が前記第1のポンプの出口管路(22 )に連結され、そしてこのアンローディング弁は、主管路(24)内の圧力があ る第1の圧力を越えた場合は、第1のポンプが消火用媒体をスクリンプラー又は スプレイヘッド(13−16、53−56;17−20、57−59)に供給す ることを防ぐように配列されるが、前記第1の圧力に達しない場合は、前記アン ローディング弁(30a)が消火用媒体を第1のポンプから少なくも幾つかのス クリンプラ ー又はスプレイヘッドに供給するように配列されることを特徴とする請求項10 による消防設備。 12.ポンプ(28及び29)は、主管路(24)内の圧力が前記第1の圧力 より低い場合は消火用媒体を少なくも幾つかのスクリンプラー又はスプレイヘッ ドに供給するように配列されることを特徴とする請求項11による消防設備。 13.第2のポンプ(29)の出口導管(23)がアンローディング弁(31 a)に連結され、消防設備の待機モードにおいて、主管路(24)内の圧力が前 記第1の圧力より高い第2の圧力を越した場合は、この弁は、消火用媒体のスク リンプラー又はスプレイヘッド(13−16、53−56;17−20、57− 59)への供給を防止するように配列されるが、少なくも1個のスクリンプラー 又はスプレイヘッド(13−16、53−56;17−20、57−59)が作 動した場合は、アンローディング弁(31a)は、消火用媒体を主管路(24) に供給するように配列されることを特徴とする請求項12による消防設備。 14.消防設備が、第2のポンプユニット(38、39)を駆動するように配 列された第2のモーター(37)も備え、この第2のユニットは、第3のポンプ (38)と第4のポンプ(39)、第3のポンプ(38)の出口管路に連結され たアンローディング弁(30b)を備え、消防設備の待機モードにおいては、ア ンローディング弁は、主管路(24)内の圧力が前記第1の圧力より高いある第 2の圧力を越した場合は、第3のポンプが、消火用媒体をスクリンプラー又はス プレイヘッド(13−16、53−56;17−20、57−59)に供給する ことを防止するように配列されるが、アンローディング弁(31b)は、少なく も 1個のスクリンプラー又はスプレイヘッド(13−16、53−56;17−2 0、57−59)が作動した場合は主管路(24)に消火用媒体を供給するよう に配列され、更に第3及び第4のポンプの出口管路(32、33)が第1のポン プ(28)及び第2のポンプ(29)の出口管路(22及び23)に並列に連結 されることを特徴とする請求項13による消防設備。 15.圧力アキュムレーター(40)を備え、消防設備の管路(24−28) 内の待機圧力を維持するために、このアキュムレーターが主管路(24)に連結 されることを特徴とする請求項11−14のいずれかによる消防設備。 16.ノズル(60)を有する複数のスクリンプラー又はスプレイヘッド(1 3−20、53−56;17−20、57−59)を備え、各ノズルは、ハウジ ング(7)、入口端部(1)及び入口端部からノズルを通る消火用媒体をスプレ イするためのノズル開口(3)に至る第1の導管(2)、このノズルにノズルを 通る媒体をスプレイするための第2の導管(4)も連なり、及び弁部材が前記媒 体による第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖に維持するように導管内に配 列されたバネ(5)により負荷の掛けられた弁部材(6)であって、弁部材が前 記媒体により第1の圧力より高い第2の圧力を受けたとき前記第2の導管を開く ように配列された前記弁部材を備えた消防設備であって、 −第1の導管(2)は弁部材(6)が前記第1の圧力を受けたときに開くよう に配列され、弁部材はノズルのハウジングに関して移動可能にノズルのハウジン グ(7)内に位置決めされ、そして第2の導管(4)はノズルのハウジングに形 成され、 −スクリンプラー又はスプレイヘッドは、消火過程の始めにはスクリンプラー 又はスプレイヘッドの幾つか(例えば13、14)だけが作動されるように、火 災の位置に応じて作動されるように公知の方法で配列され、更に消防設備は、公 知のように、圧力アキュムレーター及びスクリンプラー又はスプレイヘッドに消 火用媒体を供給するための主管路(24)を含んだ管路(22−26)を有する 圧力源(100)を備え、そして −圧力源(21)は、まず高圧で消火用媒体を供給し、次いで低圧で供給する ように配列され、そしてますます増加する多数のスクリンプラー又はスプレイヘ ッドが作動されたとき、圧力源は流量を増加させるように配列される ことを特徴とする消防設備。 17.圧力源がガス添加手段(63)を備え、これは、消火用媒体の圧力があ る値以下に低下すると消火用媒体にガスを加えるように配列されることを特徴と する請求項9−16による消防設備。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.媒体をスプレイするための好ましくはスクリンプラー及びスプレイヘッド 用のノズルであって、ハウジング(7)、入口端部(1)、及び入口端部からノ ズルを通る媒体をスプレイするためのノズル開口(3)に至る第1の導管(2) を備えたノズル(60)であって、ノズルを通る媒体をスプレイするための第2 の導管(4)、弁部材が前記媒体による第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉 鎖に維持するように導管内に配列されたバネ(5)により負荷の掛けられた弁部 材(6)であって、弁部材が前記媒体により第1の圧力より高い第2の圧力を受 けたとき前記第2の導管を開くように配列された前記弁部材を備えることを特徴 とするノズル。 2.第1の導管(2)が弁部材(6)の内側に配列されることを特徴とする請 求項1によるノズル。 3.バネが螺旋バネ(5)であり、これが第2の導管(4)内で弁部材(6) の周りに配列されることを特徴とする請求項1によるノズル。 4.ハウジング(7)の内部に螺旋バネ(5)が配列されかつ小さな間隔で弁 部材を取り巻き、このため螺旋バネのコイルがその間に螺旋流路(8)を定める ことを特徴とする請求項3によるノズル。 5.螺旋バネ(5)が、一方の端部をハウジング(7)に形成されたショルダ ー(9)に対して置き、他方の端部を弁部材(6)に形成されたフランジ状部材 (10)に対して置くように配列されることを特徴とする請求項3によるノズル 。 6.フランジ状部材(10)がハウジング(7)に形成された壁(11)に対 して摺動可能であるように配列されることを特徴とする請求項 5によるノズル。 7.螺旋バネが圧縮されたとき、第2の圧力が弁部材(6)に螺旋バネにより 加えられる反力を越える力を加えた場合でも、螺旋バネ(8)のコイルがその間 に前記螺旋状流路(8)を定めるような方法でフランジ状部材(10)及び弁部 材(6)の運動を制限するショルダー(12)をハウジング(7)が備えること を特徴とする請求項5によるノズル。 8.第2の導管(4)が第1の導管(2)を中心にして取り巻くことを特徴と する先行請求項のいずれかによるノズル。 9.ノズル(60)を有する複数のスクリンプラー又はスプレイヘッド(13 −20、53−56;17−20、57−59)を備え、各ノズルは、ハウジン グ(7)、入口端部(1)及び入口端部からノズルを通る消火用媒体をスプレイ するためのノズル開口(3)に至る第1の導管(2)を有し、スクリンプラー又 はスプレイヘッドは、消火過程の始めにはスクリンプラー又はスプレイヘッドの 幾つか(例えば13、14)だけが作動されるように、スクリンプラー又はスプ レイヘッドが火災の位置に応じて作動されるように配列され、更に圧力源(21 )及びスクリンプラー又はスプレイヘッドに消火用媒体を供給するための主管路 (24)を含んだ管路(22−26)も備えた消防設備であって、 ノズル(60)は、消火用媒体をノズルからスプレイするための第2の導管(4 )、弁部材が前記媒体により第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖状態に保 持するように導管内に配列されたバネ(5)により負荷の掛けられた弁部材(6 )であって、弁部材が前記消火用媒体により前記第1の圧力より高い第2の圧力 を受けたとき前記第2の導管を開くように配列された前記弁部材を備え、 圧力源(21)は、まず高圧で消火用媒体を供給するように配列され、そして ますます増加する多数のスクリンプラー又はスプレイヘッドが作動したとき管路 (22−26)内の圧力が低下すると、圧力源により供給される出力が圧力低下 に正比例して低下しないように圧力源が流量を増加させるように配列される ことを特徴とする消防設備。 10.圧力源がモーター(27)を備え、これが少なくも2個のポンプを有す るポンプユニット(28、29)を駆動するように配列されることを特徴とする 請求項9による消防設備。 11.ポンプユニットが第1のポンプ(28)と第2のポンプ(29)とを備 え、第1のアンローディング弁(30a)が前記第1のポンプの出口管路(22 )に連結され、そしてこのアンローディング弁は、主管路(24)内の圧力があ る第1の圧力を越えた場合は、第1のポンプが消火用媒体をスクリンプラー又は スプレイヘッド(13−16、53−56;17−20、57−59)に供給す ることを防ぐように配列されるが、前記第1の圧力に達しない場合は、前記アン ローディング弁(30a)が消火用媒体を第1のポンプから少なくも幾つかのス クリンプラー又はスプレイヘッドに供給するように配列されることを特徴とする 請求項10による消防設備。 12.ポンプ(28及び29)は、主管路(24)内の圧力が前記第1の圧力 より低い場合は消火用媒体を少なくも幾つかのスクリンプラー又はスプレイヘッ ドに供給するように配列されることを特徴とする請求項11による消防設備。 13.第2のポンプ(29)の出口導管(23)がアンローディング 弁(31a)に連結され、消防設備の待機モードにおいて、主管路(24)内の 圧力が前記第1の圧力より高い第2の圧力を越した場合は、この弁は、消火用媒 体のスクリンプラー又はスプレイヘッド(13−16、53−56;17−20 、57−59)への供給を防止するように配列されるが、少なくも1個のスクリ ンプラー又はスプレイヘッド(13−16、53−56;17−20、57−5 9)が作動した場合は、アンローディング弁(31a)は、消火用媒体を主管路 (24)に供給するように配列されることを特徴とする請求項12による消防設 備。 14.消防設備が、第2のポンプユニット(38、39)を駆動するように配 列された第2のモーター(37)も備え、この第2のユニットは、第3のポンプ (38)と第4のポンプ(39)、第3のポンプ(38)の出口管路に連結され たアンローディング弁(30b)を備え、消防設備の待機モードにおいては、ア ンローディング弁は、主管路(24)内の圧力が前記第1の圧力より高いある第 2の圧力を越した場合は、第3のポンプが、消火用媒体をスクリンプラー又はス プレイヘッド(13−16、53−56;17−20、57−59)に供給する ことを防止するように配列されるが、アンローディング弁(31b)は、少なく も1個のスクリンプラー又はスプレイヘッド(13−16、53−56;17− 20、57−59)が作動した場合は主管路(24)に消火用媒体を供給するよ うに配列され、更に第3及び第4のポンプの出口管路(32、33)が第1のポ ンプ(28)及び第2のポンプ(29)の出口管路(22及び23)に並列に連 結されることを特徴とする請求項13による消防設備。 15.圧力アキュムレーター(40)を備え、消防設備の管路(24 −28)内の待機圧力を維持するために、このアキュムレーターが主管路(24 )に連結されることを特徴とする請求項11−14のいずれかによる消防設備。 16.ノズル(60)を有する複数のスクリンプラー又はスプレイヘッド(1 3−20、53−56;17−20、57−59)を備え、各ノズルは、ハウジ ング(7)、入口端部(1)及び入口端部からノズルを通る消火用媒体をスプレ イするためのノズル開口(3)に至る第1の導管(2)を有し、スクリンプラー 又はスプレイヘッドは、消火過程の始めにはスクリンプラー又はスプレイヘッド の幾つか(例えば13、14)だけが作動するように、スクリンプラー又はスプ レイヘッドが火災の位置に応じて作動するように配列され、更に圧力アキュムレ ーターを有する圧力源(100)及び消火用媒体をスクリンプラー又はスプレイ ヘッドに供給するための主管路(24)を含んだ管路(22及び26)を備えた 消防設備であって、 ノズル(60)は、消火用媒体をノズルを通してスプレイするための第2の導 管(4)、弁部材が前記媒体により第1の圧力を受けたとき第2の導管を閉鎖状 態に保持するように導管内に配列されたバネ(5)により負荷の掛けられた弁部 材(6)であって、前記消火用媒体により前記第1の圧力より高い第2の圧力を 受けたとき前記第2の導管を開くように配列された前記弁部材を備え、 圧力源(100)は、まず高圧で、次いでより低い圧力で消火用媒体を供給す るように配置され、そしてますます多数のスクリンプラー又はスプレイヘッドが 作動したとき圧力源が流量を増加させるように配置される ことを特徴とする消防設備。 17.圧力源がガス添加手段(63)を備え、これは、消火用媒体の圧力があ る値以下に低下すると消火用媒体にガスを加えるように配列されることを特徴と する請求項9−16による消防設備。
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