JP2000511738A - Hdtvビデオデコーダ及びデコーディング方法 - Google Patents

Hdtvビデオデコーダ及びデコーディング方法

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Abstract

(57)【要約】 ディジタルビデオデータの複数のマクロブロックを含むMPEGビットストリームを復号するマクロブロックレベル区分HDTVビデオデコーダである。このデコーダは、ビットストリーム内のマクロブロック間の境界を識別し、識別した境界を示すマクロブロック境界情報を発生するビットストリームパーザと、マクロブロック境界情報をMPEGビットストリームと組み合わせて順次のマルチビット部分からなる複合ビットストリームを発生するビットストリームフォーマッタと、複合ビットストリームの順次のマルチビット部分を記憶するとともに複合ビットストリームの順次のマルチビット部分を順次に出力するレートバッファと、第1及び第2のFIFOメモリと、マクロブロック境界情報の検出に応答して第1及び第2のFIFOメモリを交互に書き込み可能にし、第1及び第2のFIFOメモリにレートバッファから順次に出力される複合ビットストリーム内の種々の順次のマクロブロックを交互に記憶させるFIFOコントローラと、第1及び第2のFIFOメモリによりそれぞれ記憶された複合ビットストリーム内の順次のマクロブロックを復号する第1及び第2の可変長デコーダとを具える。関連する復号方法も開示している。

Description

【発明の詳細な説明】 HDTVビデオデコーダ及びデコーディング方法 発明の背景 本発明は、一般にディジタルビデオデコーダ、特にHDTVビデオデコーダ及 びデコーディング方法に関するものである。 ディジタルビデオデータ伝送システムでは、ビデオデータを受信機に送信する 前に符号化し、受信機は符号化されたディジタルビデオデータを復号する。次に 、復号化されたディジタルビデオデータを後続の信号処理段に出力する。このよ うなシステムのデータスループット及びメモリ効率を増大するために、統計的圧 縮アルゴリズムを用いてディジタルビデオデータを圧縮符号化している。このよ うな圧縮アルゴリズムの1つはハフマン符号化アルゴリズムである。このデータ 圧縮は代表的には固定長の符号語ではなく可変長の符号語にセグメント化された データストリームを生ずる。可変長デコーダにより圧縮データストリームを構成 する可変長符号語を復号する。 可変長符号語の系列を復号するために現在使用し得るいくつかの方法がある。 最も有効な方法はツリーサーチアルゴリズム及びテーブルルックアップ技術であ る。 ツリーサーチアルゴリズムは符号化ツリーのビット単位サーチを用いて入力ビ ットストリーム内の各符号語の終り及び値を見つけ出す。符号化ツリーは既知の 符号語の葉を含む。復号化処理は符号化ツリーの根から出発して1ビットづつ符 号化ツリーの異なる枝へ進み、最後に葉に到達し、符号語の終りが検出される。 次に符号語がビットストリームの残部からセグメント化され、検出した符号語の 値がルックアップされ、可変長デコーダから出力される。ツリーサーチアルゴリ ズムを用いるビットストリームの復号化は多くの高速アプリケーション用には遅 すぎる。その理由は復号化処理がシンボルレートではなくビットレートで行われ るためである。これに関連して、ビットレートでのビットストリームの復号化は HDTVデコーダのピークシンボルレートを満足しない。 可変長デコーダのデータスループットを増大するために、テーブルルックアッ プデコーダが開発され、例えばサン等の米国特許第5,173,695号に開示 されている。この特許明細書に開示されたテーブルルックアップデコーダの入力 端子は、可変語長符号化ビットストリームを受信するレートバッファの出力端子 に接続され、このバッファはビットストリーム内の最大長の符号語に等しい長さ のビットシーケンスを並列に出力する。これらのシーケンスは従属接続のラッチ に読み込まれる。両ラッチ内の従属接続のシーケンスがバレルシフタに入力され る。このバレルシフタはそのマルチビット入力端からスライディング復号化窓を テーブルルックアップデコーダに提供する。各符号語の検出時に制御信号がバレ ルシフタの復号化窓の位置を直接シフトさせる。 各符号語を検出するために、復号化窓内の最初のビットがテーブルルックアッ プデコーダ内の符号語エントリーと比較される。符号語が検出されると、対応す る符号語長が先に累積された符号語長を有するアキュムレータの値に加算され、 復号化窓をたった今復号した語のビット数だけ直接シフトさせる制御信号を発生 する。第1ラッチ内の全ビットが復号されると、バッファ内の次のビットシーケ ンスが第2ラッチに入力されるとともに、第2ラッチ内の前ビットシーケンスが 第1ラッチに転送される。このとき復号化窓が未復号シーケンス内の次の符号語 の始点にシフトされる。復号化窓のシフト及び符号語の復号化は1クロックサイ クル内に行うことができる。その結果として、テーブルルックアップデコーダは そのビット長と無関係に1クロックサイクルにつき1つの符号語を復号すること ができるので、デコーダのデータスループットを以前の使用可能なツリーサーチ アルゴリズムデコーダに対し劇的に増大させることができる。 しかし、ピークシンボルレートが100,000,000符号語/秒より高い コンシューマHDTVアプリケーションでは、単一可変長デコーダによりピクチ ャ(画像、画面)全体をシンボルレートで復号することは実現不可能である。H DTVシステムでは、ピクチャ全体をレートバッファから画像表示時間内に抽出 するのに可変長デコーダ(VLD)を用いている。VLDはデータストリーム内 の語をピークシンボルレート(PSR)で復号する必要があり、このピークシン ボルレートは表示解像度及び表示時間に依存する。MPEG(“Moving Picture Expert Group”)プロトコルを使用するHDTVでは、100,000,000 以上の符号語/秒より高いVLDスループットが必要とされる。 このようなスループットを有するVLDの実現と関連する技術的問題に加えて 、大きな容量のレートバッファを有する高速VLDインタフェースは現在使用し 得るメモリ技術では全く高価なものとなる。価額が重要である場合には、この問 題は一層厳しくなる。その理由は、非同期DRAMのような低速で安価なメモリ ではなくスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)又はシンクロナスダ イナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)のような高速で高価なメモリ 装置を使用する必要があるためである。メモリの価額はHDTVセットのような コンシューマ製品に対し特に重要な考慮すべき事項である。 現在の実現方法では、HDTVビデオデコーダは通常多数の処理パスに区分化 され、多数のVLDを用いて画像の種々の部分を並列に復号している。このよう な実現方法では、VLDが大きなボトルネックの1つになる。その理由は、VL Dが圧縮領域と圧縮解除領域との間の遷移点を構成するからである。画像の各区 分が画像情報の殆ど全部を含むことができるので、多数の専用ピンポンバッファ がすべてのVLDとレートバッファとの間に必要とされるため、システムに必要 とされるビットストリームメモリの量が劇的に増大する。例えば、8個の並列V LDを有する区分復号化システムはレートバッファの2倍の大きさを有する8個 のピンポンバッファを必要とするため、必要とされるバッファメモリの量が単一 VLDを有するシステムに対し16倍に増大する。 HDTVシステムでは、入力ビットストリームは通常ペイロードデータ及びセ ットアップデータを含むMPEGディジタルビデオデータストリームである。圧 倒的多量のデータ(データの約95%)を構成するペイロードデータはDCT( ディスクリートコサイン変換)係数及び動きベクトルのような符号語により表さ れ、これらの符号語はそれぞれのルックアップテーブルを用いて復号される。デ ータの残部(データの約5%)を構成するセットアップデータはそれぞれ特定の 符号語により表され、これらの符号語は種々のルックアップテーブルを用いて復 号される。 本願発明者は多数のVLDを用いる区分HDTVビデオデコーダではなく単一 のVLDを用いるHDTVビデオデコーダを実現するために種々の同時継続特許 出願において種々の技術を提案した。例えば、入力ビットストリームを事前タグ 付けし得るとともに同一タイプの連続する符号語を並列処理し得る可変長デコー ダを開発し、同時継続出願中のM.Bakhmutsky(本願発明者)による米国特許願 第08/580,405号、1985年12月28日出願、“HIGH PERF0RMANCE VARIABLE LENGTH DECODER WITH ENHANCED THROUGHPUT DUETO TAGGING OF THE I NPUT BIT STREAM AND PARALLEL PROCESSING OF CONTIGUOUS CODE WORDS”、に開 示した。この出願に開示された可変長デコーダは高スループットと低クロックレ ートに対する優秀な解決を提供するが、ツリーサーチプレタギング回路及びレー トバッファと同一の大きさの追加のバッファメモリのオーバヘッドが製造コスト を増大し、少なくともいくつかのHDTVデコーダに許容し得ない。従って、こ の可変長デコーダのコストがその欠点となる。 そこで、コンシューマHDTVデコーダに対するこれらの厳しい要件を満足す る高性能可変長デコーダも開発し、同時継続出願中のM.Bakhmutsky(本願発明 者)による米国特許願第08/580,407号、1985年12月28日出願 、“VARIABLE LENGTH DECODER WITH ADAPTIVE ACCELERATION IN PROCESS ING OF HUFFMAN ENCODED BIT STREAMS”、に開示した。この出願に開示された可 変長デコーダは、ハフマン符号化入力ビットストリーム内の規定の長さより短い 符号語の選択群からの2つ以上の符号語の組合せを組合せ値ルックアップテーブ ルを用いて1クロックサイクル中に復号することにより1サイクル当たりのスル ープットが選択群に応じて増大する。選択群内の符号語はハフマン符号化入力ビ ットストリーム内に統計的に最も頻繁に発生する符号語であるため、可変長デコ ーダはスループットを犠牲にすることなくピクチャ全体を低減クロックレートで 処理することができる。従って、選択群内の符号語の処理の適応加速により向上 した統計的性能が達成される。 しかし、この統計的性能向上メカニズムはピクチャ全体に対し最小平均符号語 長を保証するが、ピクチャのサイズより小さい画素をもっと高いスループットで 処理することを保証しない。ローカルアクティビティに関し高性能を保証し得な いことは、リアルタイム画像処理が損なわれるため、この可変長デコーダの欠点 になる。ローカルアクティビティの良好な処理は画像メモリを必要としないリア ルタイム画像処理に不可欠である。 高いハードウエア複雑度の犠牲を払うことなく且つ追加のメモリを必要とする ことなく高性能を達成する、2−ワードビットストリームセグメンテーションを 用いる高性能可変長デコーダ(及び方法)が、同時継続出願中のM.Bakhmutsky (本願発明者)による米国特許願第08/672,246号、1996年6月2 6日出願、“HIGH PERFORMANCE VARIABLE LENGTH DECODER WITH TWO-WORD BIT S TREAM SEGMENTATION AND RELATEDMETHOD”、に開示されている。この出願に開示 されたVLDはマクロブロックを100,000,000符号語/秒を超えるレ ートでリアルタイムに処理することができ、従ってMPEG−2Main Profi1e, High Level準拠HDTVビデオデコーダのような現代のディジタルHDTVビデ オデコーダのための厳しい要件を満足する。復号窓のビット幅を2つの最大符号 語を収容するのに十分な幅にすれば、修飾符号語をSun等の米国特許第5,17 3,695号に開示された慣例の単一パスVLDに必要とされるクロックレート の約半分のレートで2倍のスループットで処理することが保証される。MPEG −2プロトコルでは最大サイズの修飾符号語(AC係数)は24ビット長である 。従って、復号窓を48ビット幅にすると、すべての修飾符号語に対し2倍のス ループットが保証される。 しかし、2−ワードビットセグメンテーションを用いる高性能VLDの実際の ハードウエア実現において、48ビット幅の復号窓は不利となる。その理由は、 その結果として動作速度の低下及びシリコン内の高いゲート数を生じ、従って高 価になり、多くのコンシューマアプリケーションに好ましくなくなるためである 。復号窓の幅と、マクロブロッククロックサイクルアロケーション(VLDクロ ックレート)と、過度に多くの特定の修飾符号語対がそれらの合成語長が限定サ イズの復号窓を超えるために“ブレーク”される、即ち並列処理又は“ペアマッ チ”処理されない最悪の場合におけるVLD故障の許容頻度と間の許容し得る統 計的なトレードオフを構成するVLDを実現することができるかもしれないが、 このVLDの実現は“無故障”にならず、従っていくつかの現代のディジタルH DTVビデオデコーダの最も厳しい要件を満足しない。 2−ワードビットストリームセグメンテーションを用いる上述の高性能VLD の制限を克服するために、ペアマッチハフマントランスコーディングを用いる改 善方法が本願発明者により開発され、上述の米国特許出願第08/672,24 6号のC-I-Pである同時継続出願中の米国と居出願第08/749,039号 に開示されている。このC-I-P出願に開示された改良高性能VLDは最大長の 修飾符号語の長さの2倍より小さいビット幅を有する復号窓を用いるとともに、 2倍のスループットとマクロブロックレベルでの無故障ビークブロック符号語の スループットとを同時に保証する。2−ワードビットストリームセグメンテーシ ョンを用いるこのような高性能VLDは高いスループットで、低コストで、無故 障で、“ブレーク不能な”VLDアーキテクチャをもたらし、これは現代のディ ジタルHDTVビデオデコーダの最も厳しい要件を最小のメモリオーバヘッドで 満足することができる。 しかし、本願発明者の上述した同時継続出願中の米国特許出願に開示された上 述の単一VLD HDTVビデオデコーダの実現は現在使用可能な技術では得ら れない多くの重要な利点をもたらすが、これらのデコーダの実現には、少なくと も現在のVLSI技術のレベルにおいてコンシューマHDTVアプリケーション に望まれる以上の高い複雑度及びメモリの使用を必要とする。この点に関連して 、本願発明者の上述した同時継続出願中の米国出願に開示された単一VLD実現 のどれよりも小さいメモリを使用する区分HDTVビデオデコーダを実現するの が望ましい。更に、デコーダ全体を同一の低クロックに同期させ、レートバッフ ァへの複雑なマルチポートアクセスを除去するのが望ましい。また、レートバッ ファメモリアクセス速度要件を低減し、レートバッファメモリスペースを一層効 率よく使用するのが望ましい。更に、速度性能を向上させ、VLDのゲートカウ ントを減少させるのが望ましい。本発明のマクロブロックレベル区分HDTVビ デオデコーダはこれらの所望の目標の各々を達成する。 一般に、HDTVビデオデコーダを多数のVLDに区分することは難しい。そ の理由は、符号化(圧縮)ディジタルビデオビットストリームの固定長デコーダ により識別し得る最小ビットストリーム単位がスライスであるためである。コン シューマレベルのHDTVシステムの標準であるMPEG-2符号化プロトコル によれば、スライスは可変数のマクロブロックからなる。区分化の最小単位は、 スライスの群が個定数のマクロブロックからなる場合には、通常フルラスタを構 成するスライスの群とする。HDTVビデオデコーダのこのような区分化はこれ らのビットストリーム単位(即ちスライスの群)を記憶する相当量のメモリを必 要とするとともに、レートバッファ内のダイナミックに変化するデータ位置への “同時”又はマルチポートアクセスを必要とする。本発明は現在使用可能な区分 HDTVビデオデコーダのこれらの重要な欠点を克服するとともに上述した所望 の目標を達成するためにHDTVビデオデコーダの新規な区分化方法を提供する 。 発明の概要 以上要するに、本発明は、MPEG-2ディジタルビデオビットストリームを レートバッファに書き込む前にこのビットストリームのマクロブロック境界を復 号することによりHDTVビデオデコーダのマクロブロックでの効率的な区分化 を達成するものである。このときこのマクロブロック境界情報をビットストリー ムと一緒にレートバッファ内に書き込み、これによりレートバッファの単一出力 からビットストリームデータを受信する2つのシステム区分へのマクロブロック の経路指定を容易にする。この技術は、MPEG-2符号化プロトコルがマクロ ブロックに含み得るビット数に最大限界値を課している事実により可能になる。 特に、MPEG-2Main Profile,High Level準拠HDTVデコーダに対するマ クロブロックの最大サイズは4608ビットである。MPEG−2ディジタルビ デオビットストリーム内の最悪の場合のマクロブロックはディスクリートコサイ ン変換(DCT)係数の6個の8×8ブロックからなり、即ち全部で6×64= 384個のDCT係数からなる。従って、最悪の場合のマクロブロックは1DC T係数につき平均で12ビット以上の割当てを有する。これがため、最悪の場合 のマクロブロックを保持するのに4608ビットの小さなマクロブロック区分F IFOメモリで十分である。 レートバッファのバス幅がマクロブロック内の保証された平均最大ワード長( 12ビット)の少なくとも2倍である場合には、2つの区分を有するHDTVビ デオデコーダにおいては2つのFIFOメモリ(各区分に1つづつ)にMPEG −2ディジタルビデオビットストリームが復号される速度と同一の速度で十分 な量のデータが与えられ、従ってデコーダはレートバッファからピクチャ全体を リアルタイムに、即ちピクチャの表示時間の実際の持続時間中に抽出し復号する ことができる。例えば、レートバッファにより出力される全32ビットをビット ストリームデータのために使用するとともに、FIFOメモリの書込み及び読出 しサイクルを同一のクロックにより同期させる場合には、FIFOメモリへのデ ータ書込み速度の実効値は単一VLD区分による復号化の場合の速度より32/ 12=2.67倍早くなる。この事実は本発明の実現可能性を支持する。 以上から、本発明の特徴の1つは、ディジタルビデオデータの複数のマクロブ ロックを含むMPEGビットストリームを復号するビデオデコーダであって、ビ ットストリーム内のマクロブロック間の境界を識別し、識別した境界を示すマク ロブロック境界情報を発生するビットストリームパーザと、マクロブロック境界 情報をMPEGビットストリームと組み合わせて順次のマルチビット部分からな る複合ビットストリームを発生するビットストリームフォーマッタと、複合ビッ トストリームの順次のマルチビット部分を記憶するとともに複合ビットストリー ムの順次のマルチビット部分を順次に出力するレートバッファと、第1及び第2 のFIFOメモリと、マクロブロック境界情報の検出に応答して第1及び第2の FIFOメモリを交互に書き込み可能にし、第1及び第2のFIFOメモリにレ ートバッファから順次に出力される複合ビットストリーム内の種々の順次のマク ロブロックを交互に記憶させるFIFOコントローラと、第1及び第2のFIF Oメモリによりそれぞれ記憶された複合ビットストリーム内の順次のマクロブロ ックを復号する第1及び第2の可変長デコーダとを具えるマクロブロックレベル 区分ディジタルHDTVビデオデコーダを提供することにある。ビットストリー ムフォーマッタはMPEGビットストリーム内の各マクロブロックの始め及びM PEGビットストリーム内の対応するスタートコードを複数の可能な開始位置の 内の1つにバイト単位でアライメントさせるのが好ましい。マクロブロック境界 情報は複数のIDビットを含む(可能な4つの開始位置及び“無開始”位置に対 し3ビット)。システムクロックはMPEGビットストリームにより表されるピ クチャの画素レートの1/2にするのが好ましい。FIFOコントローラは、更 に、スキップされたマクロブロックを検出し、検出したスキップマクロブロック を示 す制御信号をそれぞれの可変長デコーダに供給し、デコーダが供給される制御信 号に応答して検出したスキップマクロブロックの持続時間中所定の出力を発生す るようにするのが好ましい。FIFOコントローラは、更に、スタートコード及 びマクロブロック開始位置を検出し、FIFOコントローラがマクロブロックの 始め又はスタートコードをデータフィールドの中央で検出する場合にはレートバ ッファにより出力される合成ビットストリームの同一のマルチビット部分を第1 及び第2のFIFOメモリの双方に記憶するようにするのが好ましい。 本発明は関連する復号方法も提供する。 図面の簡単な説明 本発明のこれらの特徴及び利点及び他の特徴及び利点は図面につき以下に記載 する詳細な説明を参照すると容易に理解される。図面において、 図1は本発明の好適実施例に従って構成されたマクロブロックレベル区分HD TVビデオデコーダの機能ブロック図であり、 図2は図1に示すHDTVビデオデコーダのレートバッファに入力される入力 ビットストリームの32ビット部分のデータ構造を示す図であり、 図3は図1に示すHDTVビデオデコーダ2つのVLDのうちの1つの機能ブ ロック図である。 発明の詳細な説明 本発明を特定の用途向けの例示的実施例につき記載するが、本発明はこれに限 定されないものと理解されたい。当業者であれば、ここに与えられた技術に基づ いて、本発明の範囲内及び本発明を利用し得る追加の技術分野内において追加の 変更、用途及び実施例を認識し得る。 図1につき説明すると、この図は本発明の好適実施例に従って構成されたマク ロブロックレベル区分HDTVビデオデコーダ10の機能ブロック図を示す。ビ デオデコーダ10はビットストリームパーザ12を含む。このビットストリーム パーザ12は入MPEG−2ディジタルビデオビットストリームを分析して入ビ ットストリーム内の各マクロブロックの始めを決定し、入ビットストリーム内の 各マクロブロックの始めを識別する出力(“マクロブロック境界情報”)を発生す る。このビットストリームパーザ12は比較的低いビットレートで動作させるこ とができる。従って、ビットストリームパーザ12はツリーサーチ状態マシーン として又は状態マシーン群として実現することができる。ビットストリームパー ザ12は上述の機能のみを行うように実現することができる。ビットストリーム パーザ12を専用装置として実現する場合には、これを適切に縮小することがで きる。しかし、本発明はビットストリームパーザの特定の実現例に限定されるも のではないこと明かである。 ビットストリームパーザ12により出力されたマクロブロック境界情報はライ ン14を経てビットストリームフォーマッタ16の第1入力端子に供給され、入 ビットストリームがライン18を経てこのビットストリームフォーマッタ16の 第2入力端子に供給される。レートバッファ20のバス幅は32ビットであるも のとすると、ビットストリームフォーマッタ16は入ビットストリーム内の各マ クロブロックの始め及び入ビットストリーム内の対応するスタートコードを開始 位置0、1、2及び3として示す4つの可能な開始位置の1つにバイト単位でア ライメントさせる。ビットストリームフォーマッタ16により出力される入ビッ トストリームの連続する29データビットの各部分に対する4つの可能な開始位 置のうちの1つを識別するために、本発明の本好適実施例では3ビットのIDコ ードを用いる。 従って、本実施例では、ビットストリームフォーマッタにより出力され、32 ビット幅の入力バス22を経てレートバッファ20に供給される各連続32ビッ トワードのうちの29ビットがデータビットを含み、ビットストリームフォーマ ッタにより出力され、入力バス22を経てレートバッファ20に供給される各連 続32ビットワードのうちの3ビットがこのワードの対応する開始位置を識別す るIDビットを含む。 得られるデータ構造を図2に示す。典型的な例では、IDビット0〜2により 搬送される情報は次の通りである。 000 ビットストリームの現29ビット部分内にマクロブロック又はスタ ートコードがないことを示す; 001 開始位置0にマクロブロック又はスタートコードがあることを示 す; 010 開始位置1にマクロブロック又はスタートコードがあることを示 す; 011 開始位置2にマクロブロック又はスタートコードがあることを示 す; 100 開始位置3にマクロブロック又はスタートコードがあることを示 す; 101 予約済み; 110 予約済み; 111 予約済み; 入ビットストリーム内のスタートコードはマクロブロックの始めから容易に識 別することができる。その理由は、MPEG-2ハフマンルックアップテーブル 内の“マクロブロックアドレスインクリメント”コードワードはそのコードの先 行7ビットの中に少なくとも1つの非ゼロビットを有するためである。これはデ コーダ内の簡単な論理回路により復号することができるので、マクロブロックと スタートコードの双方を4つの3ビットIDコード001〜100により一意的 に識別するとともに、スタートコードの不在をID符号000により識別するこ とができる。スタートコードの存在は3つのIDビットの論理和により識別し、 そのバイト位置はコード001〜100により一意的に識別することができる。 MPEG-2符号化プロトコルに従って、スタートコードは1が後続された2 3の先行ゼロを含む32のスタートコードビットからなる。スタートコードは3 つのIDビットにより識別されるため、これらは最早一意的にする必要はない。 従って、16の先行ゼロは省略する、即ちストリームフォーマッタ16により削 除することができので、レートバッファ20のメモリ要件を低減するとともに後 述するVLD動作を簡単化することができる。先に述べたように、7つの先行ゼ ロをスタートコードとマクロブロックとの識別に使用する。 バイト単位アライメント処置のために必要とされる追加のレートバッファメモ リの量を最小にするためにマクロブロック及びスタートコードのバイト単位アラ イメントがビットストリームフォーマッタ16により与えられる。バイト単位ア ライメントスキームによれば、マクロブロックの最終ビットがバイト内のランダ ムビット位置に入り得るために、各マクロブロックの記憶のために最大7ビット の追加のレートバッファメモリで済む。MPEG-2Main Profile,High Level 準拠HDTVデコーダに対しては、このようなバイト単位アライメントスキーム は次のように計算される追加のレートバッファメモリの量を必要とする。特に、 1マクロブロックにつき必要とされる最大の追加のビット数(7)に最高解像度 のピクチャ内のマクロブロックの最大数(1920×1080/256=810 0)を乗算し、その積(56,700)にレートバッファに同時に記憶し得る最 大ピクチャ数(15)を乗算すると、バイト単位アライメントスキームの使用に必 要とされるレートバッファメモリの追加のビット数は全部で56,700×15 =850,500になる。しかし、統計的には、バイト単位アライメントスキー ムの使用に必要とされる追加のメモリの量は上述した全く最悪の場合に必要とさ れる量の約半分になる。32ビットアライメントスキームはデコーダを幾分簡単 化する。しかし、この場合には、31ビットの追加のレートバッファメモリが1 マクロブロックごとに必要になるので、全部で3,766,500ビットの追加 のレートバッファメモリが必要になる。 MPEG-2Main Profile,High Level準拠HDTVデコーダは9,781, 248ビットのレートバッファサイズを有する必要がある。非同期DRAMのよ うな有効メモリは2nの増分(例えば4Mb、8Mb、16Mb、64Mb等)で 利用し得るのみであるため、最も近い有効メモリは12Mbメモリである。この メモリは3つの393,216×32構成の4MbDRAMとして、又は16M bDRAMとして実現することができる。レートバッファ20に記憶される入ビ ットストリームの各32ビットの内の29ビットのみがデータビットであるため に(残りの3ビットはIDビット)、全部で393,216×3=1,179,6 48の追加のビットのレートバッファメモリがIDビットの収納に必要とされる 。従って、バイト単位アライメントスキーム及びIDビットを収納するのに必要 とされるレートバッファメモリの追加のビットの総数は1,179,648+8 50,500=2,030,148になる。従って、12Mbレートバッファは 入ビットストリームデータの記憶用に(393,216×32=12,582, 912)−2,030,148=10,552,764ビットの使用可能スペー スを有することになる。従って、12MbレートバッファはMPEG-2Main Pr ofile,High Levelプロトコルにより必要とされるよりも、10,552,76 4−9,781,248=771,516ビット(約0.74Mb)だけ多いメ モリを有する。MPEG-2Main Profile,High Level準拠レートバッファは、 実際上、8Mbより大きいメモリ、即ち9,781,248ビットのメモリを必 要とする事実のために、12Mb又は16MbDRAMとして実現する必要があ るものと認められる。 レートバッファ20により出力されるビットストリームの各32ビット部分は 29のデータビットと3つのIDビットを含む。本発明のマクロブロック区分H DTVビデオデータ10は2つのマクロブロックFIFOメモリ30、32と2 つのVLD34、36を含む2つのシステム区分に区分される。後述するように スタートコード及びマクロブロック開始位置を検出するとともにスキップされた マクロブロックを検出するためにFIFOコントローラ38が設けられる。レー トバッファ20の出力(即ち連続する32ビットワード)が32ビット幅レート バッファ出力バス40を経てFIFOメモリ30、2のそれぞれの入力端子及び FIFOコントローラ38に供給される。これらのFIFOメモリ30、32の 所要のサイズは費用有効な区分HDTVビデオデコーダの実現に対して重要なフ ァクタである。本発明では、デコーダをマクロブロックレベルで区分し、レート バッファ20により順次に出力される各ワードは29のデータビットと3つのI Dビット(全部で32ビット)を含み、MPEG−2ビットストリームに対する 最大マクロブロックサイズは4608ビットであるため、この場合には各FIF Oメモリ30、32は最大サイズのマクロブロックを構成するデータワードの記 憶用に4608/29=158.9のアドレス可能な記憶位置を有する必要があ る。3つのIDビットを収納するために、160×32のメモリサイズが適当で ある。 更に、デコーダは2つの区分を有するため、入MPEG−2ビットストリーム 内の順次の各マクロブロックのリアルタイム復号化用の所要のクロックレートは 画素クロックレートの1/2、即ちPIX−CLK/2になる。デコーダ全体は 同一の低クロックにより作動し、即ちPIX−CLK/2がレートバッファ20 及びマクロブロックメモリ30、32を制御するFIFOコントローラ38に供 給されるとともにVLD34、36に供給される。従って、デコーダのメモリ要 件及び所要のメモリアクセス速度を低減するとともにデコーダ全体を同一の低速 クロック(即ちPIX−CLK/2)に同期させる所望の目標が達成される。 マクロブロックFIFOメモリ30、32の書込みサイクルはFIFOコント ローラ38により制御され、このコントローラはマクロブロックの始め又はレー トバッファ20から順次読み出される順次の各32ビットワードの29ビットデ ータ部分内のスタートコード(もしあれば)を識別(検出)するためにレートバ ッファ20から順次読み出される順次の各32ビットワードのIDビットを監視 する。先に述べたように、マクロブロックは最初の7ビットの内容に基づいてス タートコードと容易に区別することができる。FIFOコントローラ38は更に 順次のマクロブロックの検出に応答してFIFOメモリ30、32の書込みイネ ーブル制御信号をIDビットに基づいて交互にアクティブにして、順次のマクロ ブロックをFIFOメモリ30、32に交互にロードする。IDビットがマクロ ブロックの始め又はスタートコードがデータフィールドの中央部にある(即ちス タート位置が図2の0でない)ことを識別する場合には、FIFOコントローラ 38は両FIFOメモリ30及び32に供給される書込みイネーブル制御信号を アクティブにして、対応する32ビットワードを両FIFOメモリ30及び32 に書き込む。 スキップされたマクロブロックは、FIFOコントローラ38によって、MP EG−2プロトコルによれば各マクロブロック内の第1コードワードである“マ クロブロックアドレスインクリメント“コード値を復号することにより容易に検 出される。このコードはハフマンコードであるが、その値はFIFOコントロー ラ38によって容易に決定することができる。その理由は、その位置がバイトの 1つに整列し、IDビットから有効であるためである。“マクロブロックアドレ スインクリメント”コードの値が1以外の値である場合には、スキップされたマ クロブロックの存在が検出され、ユニークコード値が対応するFIFOメモリに 書き込まれ、関連するVLDに、このマクロブロックは復号する必要がないこと を知らせる(即ち関連するVLDにこのマクロブロックはスキップするよう知ら せ る)。FIFOコントローラ38は、マクロブロック同期信号をカウントしこの カウントを復号した“マクロブロックアドレスインクリメント”コードの値と比 較することにより、このプロシージャを必要な回数だけ繰り返す。その結果とし て、両VLD34及び36はピクチャ進行により識別される奇数又は偶数マクロ ブロックを受信し復号する。 図3につき説明すると、この図は2つのVLDの1つ(34又は36)のブロ ック図を示す。両VLD34及び36の構成及び動作は同一であるものと理解さ れたい。VLD34及び36の基本設計及び動作は本発明者の先に引用した同時 継続出願中の米国特許出願に開示されているものと同様であり、ここでは簡単に 要約して述べるのみとする。特に、対応するマクロブロックFIFOメモリ(3 0又は32)により出力されるビットストリームの29ビット幅データ部分は直 列接続のレジスタA及びBにロードされる。58ビット幅入力を有するバレルシ フタ50が最大長のコードワード以上のビット幅を有する出力復号窓を供給する (最大長コードワードは、スタートコードが本発明の先に述べた特徴に従って先 行16ゼロを除去することにより32ビットから16ビットに低減されているも のとすると、MPEG−2プロトコルでは24ビットDCT係数である)。好適 実施例では、出力復号窓のビット幅は、1/2画素クロックレートでマクロブロ ックのリアルタイム復号を可能にするために29ビットにする。 バレルシフタ50は、アダ−ー2及びポインタレジスタ54からなるアダー− アキュムレータ回路により発生される制御信号“ワードポインタ”に応答して、 その出力復号窓を、受信ビットストリーム内の各コードワードの検出ごとに、5 8有効入力ビットの系列に沿って直接シフトさせる。各コードワードの復号後ご とに、出力復号窓はアダー−アキュムレータ回路により最終復号コードワードの 長さに対応するビット数だけシフトされる。アダー52のオーバフローが“デー タ要求”信号の発生をトリガし、この信号が対応するFIFOメモリからの次の 32ビットワードの読出しをトリガすると同時に、レジスタAの内容の除去をト リガし、レジスタBの内容をレジスタAにシフトさせるとともに次の29ビット データワード(対応するFIFOメモリから読み出された次の32ビットワード に含まれている)をレジスタBにロードさせる。受信ビットストリーム内の各コ ードワードのビット長がワード長デコーダ58により決定され、受信ビットスト リーム内の各コードワードの値がワード値デコーダ60により復号される。復号 状態マシン62がMPEG−2プロトコルに従って復号処理を制御する。 本発明では、マクロブロックの始め又はスタートコードが対応するFIFOメ モリから読み出される各32ビットワードに含まれる3つのIDビットにより識 別される。対応するFIFOメモリから読み出された各32ビットワードに含ま れる3つのIDビットは復号状態マシン62に供給され、これがIDビットを復 号し、ポインタレジスタセット信号を発生し、この信号がライン66を経てポイ ンタレジスタ54のセット入力端子に供給され、ポインタレジスタ54を図2に 示すスタート位置0〜3の内の1つに対応する値にセットする。ポインタレジス タ54により発生された得られた“ワードポインタ”がバレルシフタ50のシフ ト入力に供給され、このシフタがその出力復号窓を58有効入力ビットの系列に 沿ってマクロブロック内の第1コードワードにシフトさせる。復号処理はこの時 点で開始する。 スキップされたマクロブロックは、VLDにより受信されるビットストリーム 内に、FIFOコントローラ38によりビットストリーム内に挿入されたユニー クコード値として現れる。この値は復号状態マシン62により識別され、この状 態マシンがVLD出力を現マクロブロックの持続時間中ディセーブルにするか、 或いは現マクロブロックの持続時間中その出力端子にゼロ値の系列を発生させる 。この機構は自然のピクチャ進行を保証するとともにリアルタイム画像処理を可 能にする。 このVLDアーキテクチャにより達成される追加の利点はバス幅の低減であり 、これによりVLDハードウエアコストの低減及び動作速度の向上が得られる。 特に、バレルシフタのバス幅はビットストリーム内の最長ワードを収容する必要 があり、最長ワードはMPEG−2ビットストリームでは32ビットスタートコ ードである。しかし、(好適実施例のVLDアーキテクチャでは)先に述べた本 発明の特徴に従ってスタートコードを32ビットから16ビットに短縮すること により29ビット出力復号窓を有するバレルシフタの使用が可能になる。199 5年12月28日に出願された本発明者の同時継続出願中の米国特許出願第08 /5 83,149号に開示されているバレルシフタマトリクス実現によれば、本発明 のVLD34及び36のバレルシフタに必要とされるゲートの数は292=84 1になる。従来のアーキテクチャは322=1024ゲートを必要とする。従っ て、従来の実現に対しゲート数の18%の節約が伝搬遅延の同等の低減とともに 得られる。 復号状態マシン62をスタート−ストップモードで動作するようにすることに よりDCT係数に対するランレングスデコーディング(RLD)機能をVLD3 4及び36に組み込むこともできる。これは規則正しいマクロブロック同期タイ ミングのために可能である。VLD34及び36の出力端子からの奇数及び偶数 マクロブロックは固定タイミングを有するHDTVビデオデコーダの下流サブシ ステムに、もっと大きなサイズの区分、即ち最小サイズのフルラスタのスライス で動作する従来の区分HDTVビデオデコーダと同様に、自然のピクチャ進行順 に供給する。VLD34及び36の出力端子に2つの発生マクロブロックストリ ーム(“奇数”及び“偶数“)が同時に得られるため、HDTVビデオデコーダ の他のタイミングクリティカル機能の区分化も可能である。 本発明のHDTVビデオデコーダ10は現在入手し得るデコーダよりも優れた 下記のいくつかの利点を奏するが、これらの利点に限定されない。 (1)デコーダはマクロブロックレベルで区分され、メモリのシリコン使用量が 最小になる; (2)システム全体を画素レートの半分に等しいクロックに同期させることがで きる; (3)レートバッファへの複雑で高速な“同時”マルチポートアクセス及び関連 するメモリオーバヘッドが除去される; (4)所要のレートバッファメモリ速度の50%の低減; (5)復号ピクチャ区分はピクチャ進行順である; (6)あらかじめ使用可能なレートバッファメモリや他の非使用(“空き”)レ ートバッファメモリの効率的な使用; (7)VLD速度性能の向上; (8)VLDゲート数の節約; 以上、本発明の好適実施例を詳細に説明したが、上述した本発明のコンセプト の多くの変更及び/又は変形が当業者に明らかであり、これらも請求の範囲に特 定された本発明の範囲に含まれるものと理解されたい。例えば、区分(FIFO メモリ)に記憶されるマクロブロックの数、区分パスの数、クロック、及びレー トバッファに記憶されるデータ構造は本発明の範囲から逸脱することなく種々の 指定することができる。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 クを復号する第1及び第2の可変長デコーダとを具え る。関連する復号方法も開示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 複数のデータブロックを含むビットストリームを復号する方法であって、 ビットストリーム内のデータブロック間の境界を識別し、識別した境界を示す ブロック境界情報を発生するステップと、 ブロック境界情報をビットストリームと組み合わせて複合ビットストリームを 発生するステツプと、 複合ビットストリームをレートバッファに記憶するステップと、 レートバッファから複合ビットストリームを読み出すステップと、 レートバッファから読み出した複合ビットストリームを復号するステップと、 を含むことを特徴とする復号方法。 2. ビットストリームはMPEG−2ビットストリームであり、ブロックはマク ロブロックであることを特徴とする請求項1記載の方法。 3. 前記組み合わせステップはMPEG−2ビットストリーム内の各マクロブロ ックの始め及びMPEG−2ビットストリーム内の対応するスタートコードを複 数の可能な開始位置の内の1つにバイト単位でアライメントさせることにより実 行することを特徴とする請求項2記載の方法。 4. ブロック境界情報は複数の可能な開始位置の内の1つを識別する複数のID ビットを具えることを特徴とする請求項3記載の方法。 5. 前記復号ステップは少なくとも2つの可変長デコーダを用いて実行すること を特徴とする請求項1記載の方法。 6. 複合ビットストリーム内の順次のブロックをレートバッファとそれぞれの可 変長デコーダとの間に設けられた少なくとも2つのFIFOメモリに交互に記憶 することを特徴とする請求項5記載の方法。 7. レートバッファ、FIFOメモリ、及び可変長デコーダの作動に共通のクロ ックを用いることを特徴とする請求項6記載の方法。 8. ブロック境界情報を可変長デコーダの各々に供給するステップを更に含み、 且つ 各可変長デコーダがこれに供給されたブロック境界情報に応答してその出力復 号窓を復号すべき次のデータブロックの開始にシフトさせることを特徴とする請 求項5記載の方法。 9. スキップされたマクロブロックを検出するステップと、 スキップされたマクロブロックを示す制御データを発生するステップと、 制御データをそれぞれの可変長デコーダに供給するステップと、 を更に含み、且つ 各可変長デコーダがこれに供給される制御データに応答して制御データにより 指示される検出されたスキップマクロブロックの持続時間中所定の出力を発生さ せることを特徴とする請求項5記載の方法。 10.複数のデータブロックを含むビットストリームを復号する装置であって、 ビットストリーム内のデータブロック間の境界を識別し、識別した境界を示す ブロック境界情報を発生する手段と、 ブロック境界情報をビットストリームと組み合わせて順次のマルチビット部分 からなる複合ビットストリームを発生する手段と、 複合ビットストリームの順次のマルチビット部分を記憶するとともに複合ビッ トストリームの順次のマルチビット部分を順次に出力するレートバッファと、 レートバッファから順次に出力される複合ビットストリームの順次のマルチビ ット部分を復号する手段と、 を含むことを特徴とする復号装置。 11.ビットストリームはMPEG−2ビットストリームであり、ブロックはマク ロブロックであることを特徴とする請求項10記載の装置。 12.前記組み合わせ手段はMPEG−2ビットストリーム内の各マクロブロック の始め及びMPEG−2ビットストリーム内の対応するスタートコードを複数の 可能な開始位置の内の1つにバイト単位でアライメントさせることを特徴とする 請求項11記載の方法。 13.前記復号手段は少なくとも2つの可変長デコーダを具えることを特徴とする 請求項10記載の方法。 14.レートバッファとそれぞれの可変長デコーダとの間に設けられた少なくとも 2つのFIFOメモリと、 複合ビットストリーム内の順次のブロックを少なくとも2つのFIFOメモリに 交互に記憶する手段と、 を更に具えることを特徴とする請求項13記載の装置。 15.レートバッファ、FIFOメモリ、及び可変長デコーダの作動に共通のクロ ックを用いることを特徴とする請求項14記載の装置。 16.共通クロックはビットストリームにより表されるピクチャの画素レートの1 /2であることを特徴とする請求項15記載の装置。 17.ブロック境界情報を可変長デコーダの各々に供給する手段を更に含み、且つ 各可変長デコーダがこれに供給されたブロック境界情報に応答してその出力復号 窓を復号すべき次のデータブロックの開始にシフトさせることを特徴とする請求 項13記載の装置。 18.更に、スキップされたマクロブロックを検出し、検出したスキップマクロブ ロックを示す制御データを発生するとともに制御データをそれぞれの可変長デコ ーダに供給する手段を含み、且つ 各可変長デコーダがこれに供給される制御データに応答して制御データにより 指示される検出されたスキップマクロブロックの持続時間中所定の出力を発生さ せることを特徴とする請求項13記載の装置。 19.ディジタルビデオデータの複数のマクロブロックを含むMPEGビットスト リームを復号する装置であって、 ビットストリーム内のマクロブロック間の境界を識別し、識別した境界を示す マクロブロック境界情報を発生するビットストリームパーザと、 マクロブロック境界情報をMPEGビットストリームと組み合わせて順次のマ ルチビット部分からなる複合ビットストリームを発生するビットストリームフォ ーマッタと、 複合ビットストリームの順次のマルチビット部分を記憶するとともに複合ビッ トストリームの順次のマルチビット部分を順次に出力するレートバッファと、 第1及び第2のFIFOメモリと、 マクロブロック境界情報の検出に応答して第1及び第2のFIFOメモリを交 互に書き込み可能にし、第1及び第2のFIFOメモリにレートバッファから順 次に出力される複合ビットストリーム内の種々の順次のマクロブロックを交互に 記憶させるFIFOコントローラと、 第1及び第2のFIFOメモリによりそれぞれ記憶された複合ビットストリー ム内の順次のマクロブロックを復号する第1及び第2の可変長デコーダと、 を具えることを特徴とする復号装置。
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