JP2856300B2 - 画像符号化装置および復号装置 - Google Patents

画像符号化装置および復号装置

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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/007Transform coding, e.g. discrete cosine transform

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等の画像
伝送装置或いはメモリシステムを備えたディジタル複写
機やプリンタ或いは画像ファイルシステム等に用いられ
る画像信号を符号化する画像符号化装置及び復号装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像の符号化方式の中で、画像を所定の
ブロックに分割して、そのブロック毎に非可逆符号化を
行うブロック符号化方式がある。例えば、直交変換符号
化、ブロック近似符号化、ベクトル量子化等である。こ
れらの符号化方式においては、各ブロック毎で、全く独
立に非可逆符号化が行われるため、各ブロックの境界の
非連続性、すなわち、ブロック歪が生じ、画質に大きな
影響を与える。
【0003】このブロック歪を軽減する従来方式とし
て、H. C. Reeve他「Reduction
of Blocking Effect in Ima
geCoding」、ICASSP ’83, Bos
ton, pp. 1212〜1215に示されるよう
に、オーバーラップ方式と呼ばれる方式や、フィルタリ
ング方式と呼ばれる方式がある。
【0004】更に、H. S. Malvar他「Th
e LOT: TransformCoding Wi
thout Blocking Effects」、I
EEE, Trans., on ASSP, vo
l. 37, No. 4,Apr. 1989に示さ
れるように、LOT(Lapped Orthogon
al Transform)方式と呼ばれる方式があ
る。
【0005】オーバーラップ方式では、図12に示すよ
うに、画像の一部がオーバーラップするようにブロック
化され、各ブロックの境界付近の画素は複数回符号化さ
れる。復号化時には、複数回符号化された画素は、複数
回復号され、その平均値が出力される。図12の例で
は、各ブロックは、5×5画素からなっており、同図
(a)に示すように、9×9画素の画像の1画素ライン
分(斜線部で示す)がオーバーラップするようにブロッ
ク化され、同図(b)〜(e)に示すように、各ブロッ
クにおいて斜線部が、オーバーラップして符号化され
る。このようにオーバーラップして符号化することによ
り、隣接するブロックの画素情報が参照されるのでブロ
ック歪みが低減される。
【0006】また、フィルタリング方式は、図13に示
すように、ブロック符号化部51で符号化を行い復号部
52で復号した後の画像を、低域通過フィルタ53に通
して高周波成分を減衰させる方式である。フィルタリン
グ方式は、ブロック歪みが画像の高周波成分に起因して
発生することに着目し、高周波成分を除去することによ
りブロック歪みを低減させるものである。なお、破線で
囲んだ部分が従来の符号化方式を実行する部分を示す。
【0007】また、LOT方式は、離散コサイン変換を
用いた符号化方式のブロック歪を解消する方式であり、
LOT回路は、図14に示すように、離散コサイン変換
回路(図中、DCT回路で示す)に付加回路を付けた形
で実現される。図14(a)において、61a,61b
は一対の離散コサイン変換回路、62は入力画像信号、
63は出力符号、64は演算回路である。2N個の入力
画像信号62が、一対の離散コサイン変換回路61a,
61bに供給され、各離散コサイン変換回路61a,6
1bで変換係数が求められる。そして、一方の離散コサ
イン変換回路で求められた変換係数の一部が、他方の離
散コサイン変換回路で求められた変換係数の一部と加算
されN個の出力とされ、更に、N個の出力の一部が演算
回路64に供給され、図14(b)に示す演算回路64
内の各演算部64a,64b,64cにおいて Z=xcosθi −ysinθi W=xsinθi −ycosθi の演算が行われ、最終的なN個の出力符号63が得られ
る。但し、x,yは各演算回路64への入力信号、Z,
Wは各演算回路64からの出力信号、θi は自己相関係
数とブロック長によって決まる角度である。
【0008】N個の出力符号63は、2N個の入力画像
信号62から得られるので、各ブロックは隣のブロック
の離散コサイン変換の結果を参照していることになる。
すなわち、オーバーラップブロック化していることにな
る。
【0009】このLOT方式においては、変換係数を表
す行列の要素に端点処理用の要素が含まれているので、
各行列が複数のブロックに重なって掛けられることにな
り、ブロック歪みが低減される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の各方式では、以下に示すような問題点がある。
【0011】オーバーラップ方式では、同じ画像情報を
重複して符号化するので、オーバーラップしない方式に
比べて、符号化時の処理量が多くなる。例えば、符号化
方式として、離散コサイン変換を用いた場合、N×Nの
矩形のブロック内の画素を離散コサイン変換するのに、
2N3 の積和計算が必要になる。ここで、1画素分オー
バーラップしたとすると、増加処理量は、2(N+1)
3 −2N3 となる。また、符号化をオーバーラップして
適用するため、冗長な符号を送る必要があり、符号化効
率が低下する。
【0012】フィルタリング方式では、フィルタリング
の際の処理量及び回路構成が増加する。また、画像の高
周波成分が除去されるので画像の再現性が低下する。
【0013】LOT方式では、離散コサイン変換回路に
別の回路を付加する形態でLOTが構成されるので、回
路構成が複雑化する。また、それに伴い、処理量が増加
する。更に、このLOT方式は、離散コサイン変換方式
以外には適応できない。
【0014】上記の3方式共に、符号化を行った際に発
生するブロック歪を軽減する効果を持つが、その為に、
回路構成が複雑化したり、必要となる処理量が増加する
という問題を持つ。更に、ブロック符号化を行っている
ため、完全にブロック歪みを取り除く事は困難である。
そのため、ブロックの切りだしの位置が同じ場合には、
同一の位置に誤差が発生する。このため、上記の3方式
では、同一の画像に対し符号化、復号を繰り返した時に
発生するブロック歪の蓄積に対応できない。画像の伝送
・蓄積を行う際に符号化を行うとすれば、同一の画像に
対し符号化、復号を繰り返されることになるので、これ
に対応できるようにする必要がある。
【0015】また更に、上記の3方式共、後述するハイ
アラーキカル符号化の際に、同一のブロック境界を持つ
ブロックで符号化したときに発生するブロック歪に対応
できないという問題がある。
【0016】ハイアラーキカル符号化は、例えば、安田
編著「マルチメディア符号化の国際標準」、丸善
(株)、pp. 14〜47に示されるように、カラー
静止画符号化方式として、ISOと、CCITTのジョ
イントであるJPEG(JointPhotograp
hic Expert Group)において、国際標
準化の検討が行われてきた符号化方式の一つである。こ
のハイアラーキカル符号化方式においては、図15に示
されるように、入力画像I(n)は、ダウンサンプリン
グフィルタ(図中、DSF(Down Samplin
g Filter)で示す)71によって画素数が1/
2、1/4と縮小され、最終的な縮小画像I(0)が得
られる。なお、縮小画像としては、面積が縮小する場合
と、面積が同じで解像度が低下する場合の2通りがあり
得る。E(0)からE(n)は、ハイアラーキカルの各
ステージにおける符号器を表す。この一つのハイアラー
キカルステージの符号器E(i)の構成を図16に示
す。このステージにおける入力画像I(i)と一つ前の
ステージにおける局部復号画像R(i−1)をアップサ
ンプリングフィルタ(図中、USF(Up Sampl
ing Filter)で示す)81で拡大した画像と
の差分画像が離散コサイン変換方式の符号器(図中、D
CT符号器で示す)83で符号化され、局部復号器84
で復号された画像R(i)が、次のステージの符号器に
出力される。更に、離散コサイン変換符号器83からは
各ステージにおける圧縮データC(i)が出力される。
【0017】最初のステージでは、I(0)がそのまま
符号化されるが、第2ステージ以降では差分画像が符号
化される。ここで、各縮小画像の位置関係は、図17の
ようになり、第(i−1)ステージ画像の符号化ブロッ
クと第iステージ画像の符号化ブロック(斜線部)との
ブロック境界が等しいため、複数回の離散コサイン変換
を繰り返すことにより、ブロック歪が強調される。な
お、解像度が同じである場合には、第(i−1)ステー
ジ画像の符号化ブロックは、四つのブロックをまとめた
大きさのブロックとなる。
【0018】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、同一画像に対してブロック符号化及び
復号を繰り返した場合でもブロック歪が少ない復号画像
が得られるようにすることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、入力画像を所定の形状及び大きさを持つ画
像領域に分割し、この分割された画像領域毎に符号及び
復号を繰り返し行う際に用いられる画像符号化装置にお
いて、入力画像を所定の形状及び大きさを持つ画像領域
に分割する画像領域分割手段と、該画像領域分割手段に
おける分割境界を符号化毎に異なった位置に移動させる
分割位置移動手段と、分割された画像領域毎に符号化を
行って符号化画像情報として出力する符号化手段とを備
えていることを特徴とする。
【0020】また、本発明は、上記画像符号化装置によ
って符号化された画像情報を復号するための画像復号装
置であって、前記符号化画像情報を復号する復号手段
と、前記符号化画像情報に付加された分割境界を示す情
報から分割境界を検出する手段と、検出された分割境界
を示す情報に基づいて分割された画像を再構成し、復号
画像として出力する手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0021】
【作用】本発明においては、入力画像の符号化、復号を
繰り返す時、前回の符号化の際に分割されたブロックと
異なる位置のブロックに分割して符号化が行われるの
で、符号化毎にブロックの分割境界が移動する。これに
より、ブロックの境界が同一の点となることがなくな
り、歪が発生する位置を分散させることができ、ブロッ
ク歪が低減する。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0023】本発明の一実施例を図1及び図2を参照し
て説明する。なお、本実施例においては、同一画像に対
してブロック符号化及び復号が繰り返し行われるものと
する。
【0024】図1は、本発明の画像符号化装置の実施例
の概略構成図であり、1は入力信号、2はブロック化回
路、3はブロック化回路2でブロック化された画像信号
をブロック毎に離散コサイン変換方式により符号化する
離散コサイン変換符号器(図中、DCT符号器で示
す)、4はブロック化を開始した点の情報を符号のヘッ
ダに付加するブロック分割境界情報付加回路、5は前回
符号化された画像が入力された場合に、前回のブロック
化の開始点を解析するブロック分割境界情報解析回路で
ある。
【0025】図2は、本発明の画像復号装置の実施例の
概略構成図であり、11は入力符号信号、12は入力符
号信号11のヘッダに書かれたブロック分割境界情報を
解析するブロック分割境界情報解析回路、13はブロッ
ク毎に符号を復号する離散コサイン変換復号器(図中、
DCT復号器で示す)、14はブロック毎に復号された
画像を元の形に再構成するブロック再構成回路、15は
ブロック分割境界情報を復号画像に付加するブロック分
割境界情報付加回路である。
【0026】次に、図1に基づいて、画像符号化装置の
動作について説明する。図1の入力信号1は、ブロック
分割境界情報解析回路5において、ブロック分割境界情
報を解析する。ブロック分割境界情報は、画像がどのよ
うな状態でブロックに分割されているかを示すものであ
る。ブロック化回路2は、ブロック分割境界情報解析回
路5での解析結果に基づいて画像をブロック化する。こ
こで、例えば、図3(a)に示すような画像をN画素×
N画素のブロックでブロック化する場合を考えると、ブ
ロック分割境界が画像の端点であった場合、ブロック化
回路2において、例えば、図3(b)に示されるよう
に、周囲の画素をN/2画素除いて、N画素×N画素の
ブロックに分割される。すなわち、この場合には、ブロ
ック化の開始点が(N/2,N/2)となる。図3
(b),(c)において、斜線部で示される画素は、一
旦ブロック化回路2に内蔵されているメモリ等の記憶装
置2aに蓄えられ、図3(d)の如く、N画素×N画素
のブロックとなるように変換される。このブロック化処
理はブロック化回路2で行われる。なお、斜線部で示さ
れる画素をN画素×N画素のブロックにまとめるに際し
ては、ブロックの再構成ができるのであればどのような
形態でまとめてもよい。たとえば、図3(c)の斜線部
をラスター走査して順にブロックにつめるようにしても
よい。
【0027】図1のブロック化回路2で、ブロック化さ
れた画像信号は、離散コサイン変換符号器3に送られ、
符号化される。この符号化は、中心部のブロック化画像
と、周辺部をまとめたブロック化画像について順次行わ
れる。更に、ブロック分割境界情報付加回路4において
ブロック化の開始点(N/2,N/2)を符号のヘッダ
情報として付加する。
【0028】次に、図2に基づいて、画像復号装置の動
作について説明する。図2の入力符号信号11は、ブロ
ック分割境界情報解析回路12に供給され、ブロック化
の開始点が解析され、ブロック分割境界情報がブロック
再構成回路14に送られる。また、入力符号信号11
は、離散コサイン変換復号器13で復号され、ブロック
再構成回路14に送られる。ブロック再構成回路14で
は、入力符号信号11を順次復号して得た図4(a)に
示される中心部のブロック化画像I1と周辺部をまとめ
たブロック化画像I2と、入力符号信号11のヘッダに
含まれるブロック分割境界情報、すなわち、ブロック化
の開始点(N/2,N/2)の情報に基づき、同図
(b)に示すように、復号画像をブロックから再構成す
る。更に、ブロック分割境界情報付加回路15におい
て、復号画像のヘッダに、ブロック分割境界情報を付加
する。なお、復号画像のヘッダにブロック分割境界情報
を付加するのは、この復号画像を再度符号化する際に分
割境界位置を知る必要があるからである。
【0029】以上述べたような構成を採ることにより、
同一画像に対してブロック符号化を繰り返す行う場合
に、ブロック内部に前回符号化された時のブロック境界
を含むように、新たなブロックを構成できる。そのた
め、ブロックの境界が同一の点となることがなくなり、
歪が発生する位置を分散させることができる。以下この
点を説明する。
【0030】ここでは、簡単の為に一次元で考える。標
本化定理によれば、周波数スペクトルがW以下に制限さ
れている連続波形f(t)は、1/2Wごとにサンプル
したf(t)の値の列によって以下のように表すことが
できる。
【0031】
【数1】 ところが、ブロック符号化の場合、ブロック長Nの場合
には、ブロック長Nで画像を区切るために、
【数2】 となる。ここで、f(t)と、f’(t)の差が、ブロ
ック符号化を行った為に発生した歪となる。関数
【数3】 は、図5に示されるような形状をしており、その極値の
絶対値は、xの絶対値が小さいほど大きい。よって、ブ
ロックの端点(t=0或いはt=N−1)の場合、S
(x)のxの絶対値が小さい部分が加えられていないた
めに、歪が大きくなる可能性がある。即ち、ブロックの
境界線上に歪が多く発生する。図6にこのことを図示す
る。t=0にブロックの境界があるとする。ブロック符
号化を行うと図6(a)に示される波形f(t)の周波
数成分の中から、同図(b)に破線で示す部分の周波数
成分が失われるため、ブロック歪が発生する。ブロック
符号化を行った際のブロック歪は、同図(b)において
破線で書かれた関数の和となる。破線で書かれた関数の
和はブロックの端ほど大きな値をとりやすい。
【0032】以上述べたことは、繰り返し符号化及び復
号を行った場合には、重複して発生するために、歪が強
調される。さらに、実際には二次元のブロック化を行う
為に、一次元のブロック化を縦方向と、横方向二回繰り
かえすことと等価になる。そのため、縦方向、横方向共
にブロックの境界となる図7に斜線で示す点にブロック
歪が集中する。
【0033】ここで、ブロック境界を移動させることに
より、例えば、f’(t)が、
【数4】 となり、歪が多く発生する点が、t=−2/N, t=
2/N−1となり、歪の発生する点を分散させることが
できる。これにより、視覚上問題となるブロック歪の蓄
積を避けることができる。
【0034】さらに、本発明において、前述の従来方式
を取り入れた場合と矛盾する点はないため、従来方式
に、本発明を組み合せることも可能である。さらに、前
述の効果を得るための、付加回路は図3の斜線部の画像
を蓄えるメモリのみであり、回路の増加は非常に少な
い。
【0035】また、本発明は、どんなブロック符号化に
も適応できることは自明である。
【0036】前述の実施例では、ブロックサイズをN画
素×N画素としたが、ブロックサイズは、N画素×N画
素とは限らない。また、ブロック形状は矩形に限らない
ことは自明である。
【0037】また、前述の実施例では、周囲の画素をN
/2画素除いて、ブロック化するとしたが、図8に示す
ように、Nx(0≦Nx<N),Ny(0≦Ny<N)
を入力画像の原点からずらしてブロック化しても良い。
【0038】更に、入力画像のヘッダに、前回の符号化
復号を行った際のブロック分割境界情報が付加されてい
る場合、Nx,Nyを前回のブロック分割境界とは異な
る値としてもよい。また、i回目の符号化でのずらし量
をNx(i)、Ny(i)等として、あらかじめ決定し
ていても良い。
【0039】また、前述の実施例では、図1に示す画像
符号化装置、図2に示す画像復号装置において、それぞ
れ、ブロック分割境界情報解析回路5,12、ブロック
分割境界情報付加回路4,15によって、画像或いは符
号を解析し、また、画像或いは符号にブロック分割境界
情報を付加するとしたが、蓄積を目的とするシステムに
おいては、ブロック分割境界情報を画像或いは符号に付
加する必要はなく、別に蓄えておいてもよい。
【0040】また、前述の実施例では、ブロック毎に符
号化する符号器を離散コサイン変換符号器3としたが、
符号化方式は、ブロック符号化方式であれば他の方式で
も構わない。例えば、ブロック近似符号化、ベクトル量
子化、他の変換符号化等であっても良い。
【0041】また、前述の実施例では、図3の斜線部の
画素のみがメモリに一旦蓄えられるとしたが、入力画像
全体が蓄えられるとしても良い。
【0042】また、前述の実施例では、ブロック分割境
界の移動によって余った画素を、図3(d)のようにブ
ロック化するとしたが、図9の斜線部に示すように、入
力画像I11(図9(a)参照)の端点の外側に所定の
画素値、たとえば、端点と同じ値或いは入力画像の平均
値或いはあらかじめ決められた0等の値の画素I12
(同図(b)参照)を付加してから、ブロック化(同図
(c)参照)を行っても良い。
【0043】また、前述の実施例では、復号画像のヘッ
ダに、ブロック分割境界情報を付加するとしたが、必ず
しも、ブロック分割境界情報を付加しなくても良い。こ
の場合には、従来装置との互換性が維持され、次回の符
号化の際に、前回の分割位置に無関係にブロック化が行
われる。
【0044】また、前述の実施例のブロック符号化の部
分に、従来方式の、オーバーラップ方式或いはフィルタ
リング方式或いはLOT方式を組み合わせても良い。
【0045】更に、図10及び図11に基づいて、本発
明の画像符号化装置及び画像復号装置の他の実施例につ
いて説明する。
【0046】図10は、本発明の画像符号化装置の他の
実施例の概略構成図である。20は入力信号、21は入
力画像を4分の1に縮小するダウンサンプリングフィル
タ、22は入力画像を2分の1に縮小するダウンサンプ
リングフィルタ、23a〜23dは前述の実施例で述べ
たブロック化回路、24a〜24cは前述の実施例で述
べたブロック再構成回路、25a〜25dは入力された
ブロック画像を離散コサイン変換し符号化する離散コサ
イン変換回路、26a〜26cは離散コサイン変換回路
25a〜25cで符号化された画像を復号する逆離散コ
サイン変換回路、27a〜27eは同一面積の画像の同
一部分の画素値を加算する加算器、28a〜28dはそ
れぞれ階層的に符号化された符号情報、29a,29b
は画像を2倍に拡大するアップサンプリングフィルタで
ある。
【0047】図10に示す画像符号化装置は、前述した
JPEGにおいて検討が進められてきた離散コサイン変
換方式のハイアラーキカル符号化の離散コサイン変換回
路25a〜25dの前段に、前述の実施例で述べたブロ
ック化回路23a〜23dを付加し、更に、逆離散コサ
イン変換回路26a〜26cの後段に、前述の実施例で
述べたブロック再構成回路24a〜24cを付加したも
のである。ここで、ブロック化回路23aと、ブロック
再構成回路24aにおけるブロック分割境界情報は、同
一とする。また、同様に、ブロック化回路23bとブロ
ック再構成回路24bにおけるブロック分割境界情報、
ブロック化回路23cとブロック再構成回路24cにお
けるブロック分割境界情報、ブロック化回路23dとブ
ロック再構成回路31d(図11参照)におけるブロッ
ク分割境界情報は同一とする。更に、ブロック化回路2
3a、ブロック化回路23b、ブロック化回路23c、
ブロック化回路23dにおけるブロック分割境界情報は
異なるものとする。
【0048】図11は、本発明の画像復号装置の他の実
施例の概略構成図である。31a〜31dは、図10に
示す画像符号化装置からのそれぞれ階層的に符号化され
た符号情報28a〜28bが供給されるブロック再構成
回路、32a〜32dは再構成されたブロックから画像
を復号する逆離散コサイン変換回路、33a〜33cは
画像を2倍に拡大するアップサンプリングフィルタ、3
4a〜34cは同一面積の画像の同一部分の画素値を加
算する加算器、35a〜35dは各階層の復号画像であ
る。なお、画像復号装置において使用されているブロッ
ク再構成回路、逆離散コサイン変換回路、アップサンプ
リングフィルタ及び加算器は、図10に示す画像符号化
装置で使用されているものと同一構成である。
【0049】次に図10、図11に基づき、画像符号化
装置、復号装置の動作について説明する。
【0050】図10の画像符号化装置において、入力信
号20は四つの経路に分岐される。
【0051】第1の経路の入力信号20は、ダウンサン
プリングフィルタ21により入力画像が4分の1に縮小
されるようにサンプリングされる。サンプリング後の信
号はブロック化回路23aにおいて先に述べた実施例と
同様にブロック化され、更に、ブロック画像は離散コサ
イン変換回路25aにより離散コサイン変換され符号化
され符号情報28aとして出力される。離散コサイン変
換回路25aからの符号情報28aは、更に、逆離散コ
サイン変換回路26aに供給されて画像が復号され、ブ
ロック再構成回路24aにおいて元のブロックが復元さ
れる。復号画像は、アップサンプリングフィルタ29a
で2倍に拡大される。
【0052】第2の経路の入力信号20は、ダウンサン
プリングフィルタ22により入力画像が2分の1に縮小
されるようにサンプリングされる。サンプリング後の信
号は加算器27aに供給され、ダウンサンプリングフィ
ルタ22からの信号からアップサンプリングフィルタ2
9aからの信号が減算される。これにより両者の差信号
成分がブロック化回路23bに供給され、ブロック化さ
れ、更に、ブロック画像は離散コサイン変換回路25b
により離散コサイン変換され符号化され符号情報28b
として出力される。離散コサイン変換回路25bからの
符号情報28bは、更に、逆離散コサイン変換回路26
bに供給されて画像が復号され、ブロック再構成回路2
4bにおいて元のブロックが復元される。ブロック再構
成回路24bからの復号画像は、加算器27bでアップ
サンプリングフィルタ29aからの出力と加算され、ア
ップサンプリングフィルタ29bで2倍に拡大される。
【0053】第3の経路の入力信号20は加算器27c
に供給され、入力信号20からアップサンプリングフィ
ルタ29bからの信号が減算される。これにより、両者
の差信号成分がブロック化回路23cに供給され、ブロ
ック化され、更に、ブロック画像は離散コサイン変換回
路25cにより離散コサイン変換され符号化され、符号
情報28cとして出力される。離散コサイン変換回路2
5cからの符号情報28cは、更に、逆離散コサイン変
換回路26cに供給されて画像が復号され、ブロック再
構成回路24cにおいて元のブロックが復元される。ブ
ロック再構成回路24cからの復号画像は、加算器27
dでアップサンプリングフィルタ29bからの出力と加
算される。
【0054】第4の経路の入力信号20は加算器27e
に供給され、入力信号20から加算器27dからの信号
が減算される。減算後の信号は、ブロック化回路23d
に供給され、ブロック化され、更に、ブロック画像は離
散コサイン変換回路25dにより離散コサイン変換され
符号化され、符号情報28dとして出力される。
【0055】従って、図10の画像符号化装置からは、
階層的に符号化された符号情報28a〜28dが得られ
る。
【0056】図11に示す画像復号装置においては、図
10の画像符号化装置からの階層的に符号化された符号
情報28a〜28dが、ブロック再構成回路31a〜3
1dに供給され、各階層において元のブロックが復元さ
れ、更に、逆離散コサイン変換回路32a〜32dによ
り画像が復号される。各画像は、アップサンプリングフ
ィルタ33a〜33cで各画像の位置関係の整合をとり
ながら、加算器34a〜34cで各画像の同一部分の画
素値が加算される。これにより各階層の復号画像35a
〜35dが得られる。
【0057】なお、前述の実施例では、ブロック化回路
23a、ブロック化回路23b、ブロック化回路23
c、ブロック化回路23dにおけるブロック分割境界情
報は異なるものとしたが、必ずしも異なる必要はない。
【0058】また、前述の実施例では、ブロック毎に符
号化する符号器を、離散コサイン変換符号器としたが、
符号化方式は、ブロック符号化方式であれば、他の方式
でも構わない。例えば、ブロック近似符号化、ベクトル
量子化、他の変換符号化等であっても良い。
【0059】また、前述の実施例では、ハイアラーキカ
ル符号化のステージ数を4としたが、ステージ数が、こ
れに限らないことは自明である。
【0060】また、前述の実施例のブロック符号化の部
分に、従来方式の、オーバーラップ方式或いはフィルタ
リング方式或いはLOT方式を組み合わせても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブロック符号化を繰り返す場合に、入力画像からブロッ
クを切り出す位置を変化させることができる。そのた
め、繰り返し同一のブロック符号化、復号を繰り返した
時に発生するブロック歪の強調を抑えることができる。
また、本発明を実現するためには、ずれの部分の画素を
蓄えるメモリを設けるだけでよいので、回路構成が複雑
になることはなく、また、処理量の増加もない。また本
発明は、従来のブロック符号化のブロック化回路部分を
改良するだけで実現できるので、すべてのブロック符号
化に適応できる。更に、本発明は、従来のブロック歪を
軽減する方式と組み合わせることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像符号化装置の実施例の概略構成
図である。
【図2】 本発明の画像復号装置の実施例の概略構成図
である。
【図3】 図1に示す画像符号化装置において使用され
るブロック化回路の動作説明図である。
【図4】 図2に示す画像復号装置において使用される
ブロック再構成回路の動作説明図である。
【図5】 関数S(x)=sinπx/πxを示すグラ
フである。
【図6】 ブロック歪発生メカニズムに対する説明図で
ある。
【図7】 縦方向、横方向共にブロックの境界となる点
にブロック歪が集中する様子を示す説明図である。
【図8】 他のブロック化回路の動作説明図である。
【図9】 更に他のブロック化回路の動作説明図であ
る。
【図10】 本発明の画像符号化装置の他の実施例の概
略構成図である。
【図11】 本発明の画像復号装置の他の実施例の概略
構成図である。
【図12】 従来技術であるオーバーラップ方式の画像
符号化装置の動作説明図である。
【図13】 他の従来技術であるフィルタリング方式の
画像符号化装置の動作説明図である。
【図14】 更に他の従来技術であるLOT方式の画像
符号化装置の動作説明図である。
【図15】 ハイアラーキカル符号化方式の符号化時の
動作説明図である。
【図16】 ハイアラーキカル符号化方式の復号時の動
作説明図である。
【図17】 ハイアラーキカル符号化方式における各ス
テージ画像における各符号化ブロックの関係を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…入力画像信号、2…ブロック化回路、3…離散コサ
イン変換符号器、4…ブロック分割境界情報付加回路、
5…ブロック分割境界情報解析回路、11…入力符号情
報、12…ブロック分割境界情報解析回路、13…離散
コサイン変換復号器、14…ブロック再構成回路、15
…ブロック分割境界情報付加回路、20…入力画像信
号、21…4分の1ダウンサンプリングフィルタ、22
…2分の1ダウンサンプリングフィルタ、23a〜23
d…ブロック化回路、24a〜24c…ブロック再構成
回路、25a〜25d…離散コサイン変換回路、26a
〜26c…逆離散コサイン変換回路、27a〜27e…
加算器、28a〜28d…符号情報、29a,29b…
2倍アップサンプリングフィルタ、31a〜31c…ブ
ロック再構成回路、32a〜32c…逆離散コサイン変
換回路、33a〜33c…2倍アップサンプリングフィ
ルタ、34a〜34c…加算器、35a〜35d…復号
画像、51…ブロック符号化部、52…復号部、53…
低域通過フィルタ、61a,61b…離散コサイン変換
回路、62…入力画像信号、63…出力符号、64…演
算回路、71…ダウンサンプリングフィルタ、81…ア
ップサンプリングフィルタ、82…加算器、83…離散
コサイン変換符号化器、84…局部復号器、85…加算
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H04N 1/41 - 1/419

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像を所定の形状及び大きさを持つ
    画像領域に分割し、この分割された画像領域毎に符号及
    び復号を繰り返し行う際に用いられる画像符号化装置に
    おいて、 入力画像を所定の形状及び大きさを持つ画像領域に分割
    する画像領域分割手段と、 該画像領域分割手段における分割境界を符号化毎に異な
    った位置に移動させる分割位置移動手段と、 分割された画像領域毎に符号化を行って符号化画像情報
    として出力する符号化手段とを備えていることを特徴と
    する画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記画像領域分割手段における分割境界
    を示す情報を前記符号化画像情報に付加する手段と、 入力画像が復号画像である場合に、前記符号化画像情報
    に付加された分割境界を示す情報から前回符号化した際
    の分割境界を検出する手段とを更に備え、 前記画像領域分割手段が、前記分割境界を検出する手段
    により検出された分割境界とは異なる位置に分割境界を
    移動させるものである請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 入力画像を段階的に縮小して階層の異な
    る複数の入力画像を生成し、各階層の入力画像を所定の
    形状及び大きさを持つ画像領域に分割し、この分割され
    た画像領域毎に符号化を行う画像符号化装置において、 前記各階層の入力画像を所定の形状及び大きさを持つ画
    像領域に分割する画像領域分割手段と、 該画像領域分割手段における分割境界を各階層の入力画
    像の符号化毎に異なった位置に移動させる分割位置移動
    手段と、 分割された画像領域毎に符号化を行って符号化画像情報
    として出力する符号化手段とを備えていることを特徴と
    する画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記画像領域分割手段が、入力画像の全
    体或いは一部を記憶する記憶手段を備えており、入力画
    像を前記所定の形状及び大きさの画像領域に分割した際
    に余った画像領域を、前記所定の形状大きさの画像領域
    で分割される別の画像領域に変換するものである請求項
    1または請求項3記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記画像領域分割手段が、入力画像の周
    辺に所定の画素値を持った画素を付加する手段を備えて
    おり、入力画像の端点を移動させることによって前記分
    割境界を移動させるものである請求項1または請求項3
    記載の画像符号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の画像符号化装置によって
    符号化された画像情報を復号するための画像復号装置で
    あって、 前記符号化画像情報を復号する復号手段と、 前記符号化画像情報に付加された分割境界を示す情報か
    ら分割境界を検出する手段と、 検出された分割境界を示す情報に基づいて分割された画
    像を再構成し、復号画像として出力する手段とを備えて
    いることを特徴とする画像復号装置。
  7. 【請求項7】 前記分割境界を示す情報を、前記復号画
    像に付加する手段を更に備えている請求項6記載の画像
    復号装置。
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