JP2000510767A - 作動中の爆薬による脱スラグのための装置、システム及び方法 - Google Patents

作動中の爆薬による脱スラグのための装置、システム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 作動状態でのボイラー、炉、焼却炉又はスクラッバの如き燃料燃焼設備(31)の爆薬を基礎とする清掃及び脱スラグを可能にする装置、システム及び方法。普通の水の如き冷却剤が爆薬(101)へ送給されて、作動中の設備の熱による爆薬の爆発を阻止する。従って、制御された適当なタイミングでの爆発を所望に応じて開始させることができ、設備の作動停止及び冷却を必要とせずに、ボイラーの錆及びスラグが除去される。

Description

【発明の詳細な説明】 作動中の爆薬による脱スラグのための装置、システム及び方法 発明の分野 本開示はボイラー/炉の脱スラグ(dcslagging)の分野に関し、特に作動中に(o n-line)、爆薬を基礎とする脱スラグを可能にする装置、システム及び方法を開 示する。 発明の背景 ボイラー、炉及び同様の熱交換装置からスラグ及び同様の付着物を清掃するた めに種々の装置や方法が使用される。これらのうちのあるものは、付着物と反応 しこれを溶出させる化学薬品又は流体に依存する。水鉄砲、蒸気クリーナ、加圧 空気及び同様の試みも使用される。ある試みはまた温度変化を利用する。また、 もちろん、ボイラーからスラグ付着物を吹き飛ばす種々の型式の爆発で発生する 強力な衝撃波も脱スラグのために極めて普通に使用されている。 脱スラグのための爆薬装置の使用は特に有効な方法である。その理由は、適当 に位置決めされ適当にタイミングを合わせた爆発からの大きな衝撃波が多量のス ラグをボイラーの表面から容易かつ迅速に分離できるからである。しかし、この プロセスは高価である。その理由は、この種のクリーニングを実施するためには ボイラーを閉鎖(作動停止)しなければならず、貴重な生産時間がその分損なわ れるからである。この損失時間は、クリーニングプロセスが実施されている間の 時間だけではない。また、冷却のためにボイラーを作動停止させなければならな い場合は、損失はクリーニング前に数時間にも及び、また、ボイラーを再始動さ せて完全な作動能力を回復させるまでにクリーニング後も数時間に及ぶ。 クリーニング中にボイラーの作動状態(オンライン)を維持した場合は、爆発 のために爆薬を適正に位置決めする前に、ボイラーの莫大な熱がボイラー内に配 置したいかなる爆薬をも早期に爆発させ、プロセスを効果的でないものにし、ボ イラーを損傷させることもある。一層悪いことには、爆発の精確なタイミングに ついての制御が損なわれた場合、爆発時にボイラーの近傍にいた人間に重大な危 険を及ぼすこととなろう。従って、現在まで、爆薬を基礎とする脱スラグが望ま れる任意の熱交換装置を停止することが必要とされてきた。 脱スラグのための種々の爆薬についてのいくつかの米国特許が許可されている 。米国特許第5,307,743号及び同第5,196,648号各明細書は、 それぞれ、一連の中空で可撓性のチューブ内に爆薬を配置し、タイミングを合わ せたシーケンスで爆発させるようにした脱スラグのための装置及び方法を開示し ている。爆薬配置の幾何学的形状及びタイミングは脱スラグプロセスを最適化す るように選択される。 米国特許第5,211,135号明細書はボイラーのチューブパネルのまわり に配置された複数の爆発用コードのループクラスタを開示している。これらのク ラスタは、効率を最適化するように、幾何学的に位置決めされ、あるタイミング の遅延の後に爆発される。 米国特許第5,056,587号明細書は、同様に、スラグ分離のためのチュ ーブの振動パターンを最適化するように、予め選択され適当に離間させた位置に おけるチューブパネルのまわりでの爆発用コードの配置、及び、予め選択された 間隔での繰り返しの爆発を開示している。 これらの各特許は、脱スラグプロセスを向上させるため、爆薬の配置のための ある幾何学的形状、及び、タイミングを合わせた連続的な爆発を開示している。 しかし、これらのすべての開示においては、基本的な問題が残っている。脱スラ グ中にボイラーの作動状態を維持した場合、爆薬を適正に位置決めする前に、ボ イラーの熱が爆薬を早期に爆発させ、この制御されない爆発が効果を無効にし、 ボイラーを損傷させることがあり、また、人間に重傷を負わせることがある。 脱スラグプロセス中にボイラーを停止するいかなる要求をも必要とせずに、作 動状態で、爆薬を脱スラグのために安全かつ制御可能に使用できるように、装置 、システム及び方法を工夫することが望ましい。爆発を基礎とする脱スラグに対 してボイラー又は同様の熱交換装置の作動状態の維持を可能にすることにより、 燃料燃焼設備のための貴重な作動時間を取り戻すことができる。 それ故、脱スラグ中に装置の完全作動の維持を可能にするように、装置を作動 停止させる必要なしに、ボイラー、炉、スクラッバ又は任意の他の熱交換装置、 燃料燃焼又は焼却装置を清掃するために爆薬を使用できるようにした装置、シス テム及び方法を提供することが望まれる。 清掃すべき装置又は設備の停止の必要性を排除することにより、貴重な作動時 間の取り戻しを可能にすることが望まれる。 この作動状態下での爆発を基礎とするクリーニングが安全で制御された態様で 行われるようにすることにより、人間に対する安全性及び設備の無傷を向上させ ることが望まれる。 発明の概要 本発明は、爆薬の温度を爆発に必要な温度以下に維持するように爆薬に冷却剤 を送給することにより、高温で作動中のボイラー、炉、或いは、同様の燃料燃焼 又は焼却装置からスラグをクリーニングするために爆薬を使用できるようにする 。冷却されている間に、爆薬は爆発を伴わずに高温のボイラーの内部の所望の位 置へ送られる。次いで、所望の時間に、制御された態様で爆薬を爆発させる。 関連分野における当業者にとっては多数の明白な変更が可能であるが、ここに 開示する好ましい実施の形態は、爆薬、及び、爆薬を爆発させるために使用され るキャップ(雷管)又は同様の装置を囲う孔付き膜又は半透過性の膜を使用する 。普通の水の如き液体冷却剤が確実に一定の流量で囲いの内部へ送給され、爆薬 の外表面を冷却し、爆薬を爆発温度より十分低い温度に維持する。次いで、膜内 の冷却剤は確実に一定の流量で膜内の孔又は微孔を通って膜から流出する。従っ て、より冷えた冷却剤が膜内へ常に流入し、一方、ボイラーにより加熱された一 層暖かい冷却剤は膜から流出し、爆薬は爆発に必要な温度より十分低い温度に維 持される。好ましい実施の形態における典型的な冷却剤流量は毎分20ないし8 0ガロンである。この冷却剤の流れは爆薬が高温ボイラー内に最初に配置される ときに開始する。爆薬が適正な位置へ移動され、その温度が低いレベルに維持さ れると、所望に応じて爆薬を爆発させ、スラグをボイラーから分離し、ボイラー をクリーニングする。 図面の簡単な説明 新規であると思われる本発明の特徴は請求の範囲に記載される。しかし、本発 明は、その他の特徴及び利点と共に、添付図面に関連して行う以下の説明を参照 することにより、良好に理解できよう。図面において、 第1図は燃料燃焼設備の作動中のクリーニングを実施するために使用される装 置、システム及び方法の好ましい実施の形態を示す図、 第2図は組立てられていない(組立前の)状態での装置を示し、この装置を使 用のために組立る方法を示すために使用される図、 第3図は作動中の燃料燃焼又は焼却設備を清掃するための、組立てた装置の使 用を示す図、 第4図は、冷却剤の重量を減少させ、冷却剤の流れについての制御を向上させ 、遠隔爆発を利用する本発明の別の好ましい実施の形態を示す図である。 好ましい実施の形態の詳細な説明 第1図はボイラー、炉又は同様の熱交換装置、或いは、焼却装置の如き燃料燃 焼設備の作動中のクリーニングのために使用される基本的な道具を示し、以下の 説明はこのような作動中のクリーニングのための関連する方法を概説する。 燃料燃焼及び(又は)焼却設備のクリーニングは爆薬装置101により普通の 方法で実施され、爆薬装置は、設備の内部に適当に配置され、次いで爆発せしめ られて、爆発からの衝撃波によりスラグ及び同様の付着物を設備の壁やチューブ 等から分離する爆薬棒又は他の爆薬装置又は爆薬形状の如きものであるが、これ に限定されない。この爆薬装置101は、資格を持つオペレータにより、標準の 点火装置103から送られる信号に基づき、所望の時期での制御された爆発を生 じさせる標準の爆薬キャップ102又は同様の爆発装置によって爆発せしめられ る。 しかし、作動中の(即ち、設備のいかなる動力低下又は冷却をも必要とせずに )爆薬を基礎とするクリーニングの実施を可能にするためには、2つの従来の問 題を克服しなければならない。第1に、爆薬は熱に敏感なので、高温の炉内への 爆薬の配置は早期の制御されない爆発を生じさせることがあり、設備及び爆発の 付近の人間の双方に危険を及ぼす。従って、爆薬を作動中の設備内に配置し、爆 発の準備をしている間に爆薬を冷却する方法を見つける必要がある。第2に、作 動中の設備の莫大な熱のため、爆薬を配置するために人間が炉又はボイラー内へ 肉体的に進入することができない。従って、バーナー又は炉の外側から処理及び 制御できるように爆薬を配置する手段を工夫する必要がある。 爆薬を適正に冷却するために、爆薬を完全に囲う冷却囲い104を設ける。作 動中、この囲いは普通の水の如き冷却剤をその中に吸い込み、冷却剤は爆発の準 備が整うまで爆薬装置101を冷却された状態に維持する。冷却剤と爆薬装置1 01との間の直接の接触のため、この装置は、理想的には、実際の爆薬粉末又は 他の爆薬材料を収容するプラスチック又は同様の防水ハウジングから作られる。 この冷却囲い104は確実に制御された割合で水が流出するのを許容する半透 過性の膜で構成される。一連の小さな孔を膜にポンチ加工することができ、また は、ここに概説するようにその冷却剤送給機能に適した任意の半透過性の膜材料 で構成することができる。この半透過性の特徴は第1図に示すように囲い104 全体にわたって分散した一連の小さなドット(点)105により表される。 開口端(冷却剤進入開口)において、囲い104は囲いコネクタ107を介し て冷却剤送給パイプ106に取り付けられる。ここに示すように、囲いコネクタ 107は冷却剤送給パイプ106に恒久的に取り付けられた円錐形の装置であり 、標準のネジ部108を更に有する。この開口端において、囲い自体は、コネク タ107のネジ部108に容易に螺入して嵌合できる対応するネジ部(図示せず )に嵌合し、恒久的に取り付けられる。第1図は囲い104を冷却剤送給パイプ 106に取り付ける特定の手段としての円錐形装置に関連するネジ部を示すが、 任意の型式のクランプ及び実際当業者の誰もが知っている多くの他の手段がまた 可能で自明の代替を提供し、囲い104をパイプ106に取り付けるためのこの ような置換はこの開示及び請求の範囲の要旨内に完全に含まれる。 冷却剤送給パイプ106は、このパイプが囲い104内に位置する領域におい て、多数の冷却剤送給開口109、対をなすリングホルダ110、及び、オプシ ョンとしての突合せ板111を更に有する。キャップ102を備えた爆薬装置1 01は、ダクトテープ、ワイヤ、ロープ又は固定的な取り付けを提供する任意の 他の手段の如き爆薬と柄との取り付け手段113により、爆薬コネクタ(柄(bro omstick))112の一端に取り付けられる。柄の他端は、図示のように突合せ板 111に当接するまで、対をなすリングホルダ110を通して滑入される。その 時点で、オプションとして、例えば、図示のように柄112及びパイプ106の 双方を貫通して延びるボルト114及び蝶ナット115により、柄を更に固定す ることができる。リング110、突合せ板111、並びに、ナット及びボルト1 15、114はパイプ106に柄112を固定する1つの方法を提供するが、パ イプ106に柄112を固定する多くの他の方法もまた、当業者の誰もが工夫す ることができ、これらのすべてはこの開示及び請求の範囲の要旨内に含まれる。 柄112の長さは変えることができるが、最適の効果のためには、冷却剤送給開 口109を含むパイプ106の端部から約2フィート又はそれ以上の長さで爆薬 101を維持すべきであり、このようにすると、(パイプ106及びその成分を 再使用するのが望ましいのであるが)爆薬が爆発したときにパイプ106及びそ の成分に対する可能な損傷が最小限に抑えられ、また、パイプを伝って本発明の オペレータヘ戻るようないかなる衝撃波をも減少させる。以上に開示した形状に よれば、第1図に示すようにパイプ106の左側に進入した加圧水の如き冷却剤 はパイプを通って進行し、方向流れ矢印116にて示すような態様で冷却剤送給 開口109を通ってパイプから出る。開口109を通ってパイプから出たとき、 次いで、冷却剤は囲い104の内側へ進入し、囲いを満たし始め、膨張させ始め る。冷却剤が囲いを満たすと、冷却剤は爆薬装置101に接触し、これを冷却す る。囲い104が半透過性(105)なので、囲いが満杯になると、水がまた方 向矢印116aにて示すように囲いから流出し、その結果、半透過性(105) の囲い104を通っての水の流出に対応してパイプ106内へ流入する新たな加 圧水が爆薬装置101への冷却剤の連続的で安定した流れを生じさせる。 上記で開示した全体の冷却及びクリーニング送給組立体11は次いで、次のよ うにして冷却剤供給及び爆薬位置決めシステム12に接続される。適当な取り付 け具123を用いて、給水設備(例えば、標準の3/4インチ(約19.1mm )シカゴ消化ホース及び給水設備)からのホース121を液圧チューブ(例えば 、パイプ)122に取り付ける。好ましくは普通の水である冷却剤は加圧状態で 方向流れ矢印120にて示すようにホースを通って進行する。ホース121とは 反対側のチューブ122の端部は、パイプ106上の同様のネジ部117に対応 しこれと結合するネジ部の如き取り付け手段124を有する。もちろん、当業者 の誰もが知っていて、冷却剤がホース121からチューブ122を通ってパイプ 106内へ流入できるように第1図に矢印125にて示すような方法でチューブ 122及びパイプ106を結合する任意の手段は容認でき、本開示及び関連する 請求の範囲により意図される。 最後に、爆薬キャップ102を点火装置103に電気的に接続することにより 爆発が達成される。これは、点火装置103をリードワイヤ対126に接続し、 次いでリードワイヤ対を第2のリードワイヤ対118に接続し、次いで第2のリ ードワイヤ対をキャップワイヤ対119に接続することにより、達成される。こ のキャップワイヤ対119が最後にキャップ102に接続される。リードワイヤ 対126は点火装置103からチューブ122へ入って、図示のようにリードワ イヤ入口ポート127を通り、次いで、チューブ122の内部を通って進み、チ ューブの遠い方の端部から出る。(この入口ポート127は、ワイヤ126をチ ューブ122へ進入させることができ、かなりの冷却剤のいかなる漏洩をも防止 する限り、当業者の誰もにとって明白な方法で構成することができる。)第2の リードワイヤ対118はパイプ106の内部を通って進み、キャップワイヤ対1 19は図示のように囲い104内で包囲される。従って、オペレータが点火装置 103を作動させたとき、電流がキャップ102へ真っすぐに流れ、爆薬101 を爆発させる。 第1図はハードワイヤ信号接続を介してのキャップ及び爆薬の電子的な爆発を 示すが、当業者の誰もが知っている任意の代わりの爆発手段を使用することもで き、これは本開示及び関連する請求の範囲に含まれる。従って、例えば、ワイヤ 126、118、119の必要性を排除した点火装置とキャップ(第4図におい て更に説明する)との間の遠隔制御信号接続による爆発は、爆発のための極めて 好ましい別の実施の形態である。同様に、非電子的ショック(即ち、衝撃)及び 感熱爆発も本開示及び関連する請求の範囲の精神及び要旨内で使用できる。 任意の適当な液体を冷却剤としてこのシステム内へポンプ注入できるが、好ま しい冷却剤は普通の水である。これは他の冷却剤より安価であり、必要な冷却を 適正に実行し、このシステム内へ送給できる加圧水供給源を有する任意の場所に おいて容易に入手できる。冷却剤として普通の水を使うというこの利点にも拘わ らず、本開示は、当業者の誰もが知っている多くの他の冷却剤もこの目的のため に十分に使用できることを意図し、すべてのそのような冷却剤は請求の範囲の要 旨内にあるものとみなす。 この時点で、上述の作動状態でのクリーニング装置を使用のために組立て、次 いで使用する方法を説明する。第2図はその主成分に分解した組立て前の状態に おける第1図の好ましい実施の形態を示す。爆薬101はキャップ102に取り 付けられ、キャップはキャップワイヤ対119の一端に接続される。この組立体 は、第1図に先に示したように、ダクトテープ、ワイヤ、ロープ等又は当業者の 誰もが知っている任意の他の試みの如き爆薬と柄との取り付け手段113を使用 して、柄112の一端に取り付けられる。これも先に第1図に示したように、柄 112の他端は、これが突合せ板111に当接するまで、パイプ106の対をな すリングホルダ110内へ滑入される。パイプ106に柄112を更に固定する ために、ボルト114及びナット115又は任意の他の自明の手段を使用するこ とができる。第2のリードワイヤ対118がキャップワイヤ対119の他の端部 に取り付けられ、これらの間に電気的な接続を提供する。この組立てが達成され た後、半透過性(105)の冷却囲い104が全体の組立体上に摺動され、第1 図に示すように、ネジ部108、クランプ又は任意の他の自明の取り付け手段を 使用して囲いコネクタ107に取り付けられる。 リードワイヤ対126の右手側(第2図)は第2のリードワイヤ対118の他 の端部に取り付けられ、これらの間に電気的な接続を提供する。次いで、パイプ 106が第1図に関連して説明した液圧チューブ122の一端に取り付けられ、 ホース121がチューブ122の他端にフック止めされて、すべての冷却剤送給 接続を完成させる。点火装置103はリードワイヤ対126の他の端部に取り付 けられ、これらの間に電気的な接続を形成し、点火装置103からキャップ10 2への電気的な接続を完成させる。 すべての上述の接続が達成されたとき、作動状態でのクリーニング装置が第1 図に示す形状に完全に組立てられる。 第3図は、ボイラー、炉、スクラッバ、焼却炉等の如き燃料燃焼設備31、及 び、爆薬によるクリーニングが適する任意の燃料燃焼又はごみ燃焼装置を清掃す るため、この完全に組立てられた作動状態でのクリーニング装置の使用を示す。 クリーニング装置を第2図に関連して説明したように組立てた後、ホース121 を通る冷却剤の流れ120が開始される。冷却剤がチューブ122及びパイプ1 06を通るとき、冷却剤は冷却剤開口109から流出して囲い104を満たし、 爆薬101を取り囲むような冷却剤(例えば、水)の流れを提供し、爆薬を比較 的冷たい温度に維持する。最適な流量は毎分約20ないし80ガロンの範囲であ る。 この流れが確立され、爆薬が冷えた状態に維持された後、全体の冷却及びクリ ーニング組立体11が人間による入口手段、手による入口手段、正面入口手段又 は他の同様の入口手段の如き入口ポート32を通して作動中の設備31内に配置 され、一方、冷却剤供給及び爆薬位置決めシステム12は設備の外部に留まった ままである。組立体11がシステム12と遭遇する場所の近傍の位置において、 パイプ106又はチューブ122は符号33にて示す地点で入口ポートの底部に 対して載置される。囲い104を通してポンプ注入された冷却剤がかなりの重量 を組立体11内へ導入するので(一部の重量はシステム12にも加えられる)、 符号34にて示す下向きの力がシステム12に与えられ、地点33は支点として 作用する。適当な力34を加え、地点33を支点として使用することにより、オ ペレータは爆薬101を所望の位置に位置決めする。安定した支点を提供し、ま た、支点において作用する大きな重量圧力からポート32の底部を保護するため に、位置33に支点装備装置(fulcrum fitting device)(図示せず)を配置する ことも可能である。この時間全体にわたって、新しい(冷たい)冷却剤がシステ ム内へ常に流入し、一方、作動中の設備により加熱された古い(暖まった)冷却 剤は半透過性の囲い104から流出し、その結果、システム内への冷却剤のこの 連続した流れが爆薬101を冷えた状態に維持する。最後に、オペレータが爆薬 101を所望の位置へ移動させたとき、点火装置103を作動させて爆発を開始 させる。この爆発は領域35内に衝撃波を生じさせ、ボイラー/設備が高温で作 動状態を維持した(オンライン)まま、ボイラー又は同様の設備の当該領域を清 掃し、脱スラグする。 第2図に戻ると、爆薬101、キャップ102、キャップワイヤ119、柄1 12及び柄取り付け手段113はすべて囲い104と共に爆発により崩壊する。 従って、柄112は極めて安価で1回の使用後に使い捨てできる木材又は他の材 料から作るのが好ましい。同様に、1回の使用のみのための囲い104は安価だ が、加圧下で水を内部へポンプ注入している間物理的な無傷状態を維持するのに 十分な耐久性を有する材料から作るべきである。そして、もちろん、囲い104 は半透過性(105)でなければならず、これは、例えば、実質的にフィルタと して作用し、限られた数の大きな穿孔又は多数の細かな微孔を備えた任意の適当 な膜を使用することにより達成できる。 一方、すべての他の成分、特にパイプ106とそのすべての成分107、10 8、109、110、111,118並びにボルト114及びナット115は再 使用可能であり、爆発箇所の近傍で適正な耐久性を提供する材料から設計すべき である。(再度、柄112の長さが爆発箇所からのパイプ106及びこれに関連 する成分の距離を決定し、約2フィート又はそれ以上が爆薬101とパイプ10 6の任意の成分との間に与えられる所望の距離であることに注目されたい。) 更に、囲い104を満たす冷却剤は第3図における支点33の右側に大きな力 を付与するので、クリーニング送給組立体11を構成するために使用される材料 は、炉の温度及び爆発の双方に耐え得る限りは、出来るだけ軽量にすべきであり 、(囲い104は出来るだけ軽く、かつあらゆる熱損傷に耐えるべきである)一 方、組立体11の重量を平衡させるために、冷却剤供給及び爆薬位置決めシステ ム12は一層重い材料で構成することができ、オプションとして、単なるバラス ト(安定)のための付加された重量を含むことができる。水の重量もまた、シス テム12を長くすることにより平衡させることができ、その結果、支点33から 一層遠くで力34を付与することができる。そして、もちろん、ここでは、シス テム12は単一のチューブ122に具体化したものとして示したが、この組立体 はまた、相互に取り付けられた複数のチューブを使用するように設計でき、また 、短い方のチューブから長い方のチューブ内へ入れ子式となるように設計するこ ともできることは明白である。すべてのこのような変形例及び当業者の誰もにと って自明の他の変形例は、本開示により十分に意図され、関連する請求の範囲の 要旨内に含まれる。 第4図は、減少した冷却剤の重量、及び、冷却剤の流れに対する向上した制御 、及び、遠隔爆発を使用する本発明の別の好ましい実施の形態を示す。 この別の実施の形態においては、キャップ102が、点火装置103からキャ ップ102へ送られる遠隔制御のワイヤレス信号接続401により、爆薬101 を爆発させる。これは、第1図でチューブ122上に示したリードワイヤ入口ポ ート127の必要性、及び点火装置103からキャップ102へ電流を運ぶため にシステムを通してワイヤ対126、118、119を配線する必要性を排除す る。 第4図は更に、修正された囲い104’を示し、この囲いは、冷却剤がパイプ 106から最初に進入する場所で幅狭く、爆薬101の領域402で幅広い。更 に、この囲いは、冷却剤がパイプへ最初に進入する領域で不透過性であり、爆薬 101の近傍の領域でのみ透過性(105)である。この修正は2つの結果を達 成する。 第1に、本発明の主目的が作動中の燃料燃焼設備内へ導入できるように爆薬1 01を冷却することであるから、爆薬が存在しない囲い104’の領域を出来る 限り幅狭くして、この領域での水の重量を減少させ、第3図に関連して述べたよ うな支点のまわりでの適正な重量平衡の達成を一層容易にするのが望ましい。同 様に、符号402にて示すように、爆薬101の近傍で囲い104’を幅広くす ることにより、爆薬101を冷却するのに必要な領域に大量の冷却剤を正確に存 在させ、冷却効率を向上させる。 第2に、囲い内へ新たに導入されている一層冷たい冷却剤によりある時間期間 囲い内に位置していた一層暖かい冷却剤をシステムから去らせるのが望ましいた め、囲い104’の入口領域及び中間領域の不透過性が、透過性(105)の領 域402から冷却剤が囲い104’を出ることができるようになる前に、すべて の新たに導入された冷却剤が爆薬に到達するのを可能にする。同様に、囲いの透 過性領域内の冷却剤は典型的には囲い内に最も長く留まっていたものであり、そ れ故最も高温となっている。従って、装置を去る一層暖かい冷却剤がまさに去ら せるべき冷却剤となり、一方、一層冷たい冷却剤は、全体のシステムを通って進 行し一層暖かくなって去る準備が整うまで、システムを出ることができない。 本開示では、好ましい実施の形態につき説明したが、開示した発明の結果を達 成するための多くに別の実施の形態が存在することは当業者の誰もにとって明白 である。例えば、ここでは、ライナー、棒状形状及び単一の爆薬装置を説明した が、複数の爆薬装置を含み及び(又は)複数の爆薬装置の如きものに対する種々 の遅延タイミング特徴の導入を含む任意の他の幾何学的形状の爆薬も本開示及び 関連する請求の範囲の要旨内に含まれる。これは、例えば、爆薬形状を提供する 上記の種々の米国特許に開示された如き種々の爆薬形状、及び、作動状態での爆 発を許容するような態様で冷却剤を爆薬へ送給できるようにする同様の手段を含 む。要するに、作動中の燃料燃焼設備への爆薬装置の導入を可能にし、及び、次 いで、制御された態様での爆薬の同時又は順次の爆発を可能にするような、当業 者の誰もにとって自明の任意の手段による1以上の爆薬への冷却剤の送給は、本 開示により意図され、関連する請求の範囲の要旨内で保護される。 更に、本発明のある好ましい特徴のみを図示し、説明したが、当業者にとって は多くの修正、変更及び代替えが可能である。それ故、付随の請求の範囲はすべ てのこのような修正及び変更を本発明の精神内で保護することを意図することを 理解すべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年12月21日(1998.12.21) 【補正内容】 (1)翻訳文第2頁の差し替え 険を及ぼすこととなろう。従って、現在まで、爆薬を基礎とする脱スラグが望ま れる任意の熱交換装置を停止することが必要とされてきた。 脱スラグのための種々の爆薬についてのいくつかの米国特許が許可されている 。米国特許第5,307,743号及び同第5,196,648号各明細書は、 それぞれ、一連の中空で可撓性のチューブ内に爆薬を配置し、タイミングを合わ せたシーケンスで爆発させるようにした脱スラグのための装置及び方法を開示し ている。爆薬配置の幾何学的形状及びタイミングは脱スラグプロセスを最適化す るように選択される。 米国特許第5,211,135号明細書はボイラーのチューブパネルのまわり に配置された複数の爆発用コードのループクラスタを開示している。これらのク ラスタは、効率を最適化するように、幾何学的に位置決めされ、あるタイミング の遅延の後に爆発される。 米国特許第5,056,587号明細書は、同様に、スラグ分離のためのチュ ーブの振動パターンを最適化するように、予め選択され適当に離間させた位置に おけるチューブパネルのまわりでの爆発用コードの配置、及び、予め選択された 間隔での繰り返しの爆発を開示している。 これらの各特許は、脱スラグプロセスを向上させるため、爆薬の配置のための ある幾何学的形状、及び、タイミングを合わせた連続的な爆発を開示している。 しかし、これらのすべての開示においては、基本的な問題が残っている。脱スラ グ中にボイラーの作動状態を維持した場合、爆薬を適正に位置決めする前に、ボ イラーの熱が爆薬を早期に爆発させ、この制御されない爆発が効果を無効にし、 ボイラーを損傷させることがあり、また、人間に重傷を負わせることがある。 米国特許第2,840,365号明細書は、高温空間内で付着物を形成する前 に「オーブン又はオーブンのためのスラグポケットの如き高温空間」内へチュー ブを導入し、高温空間内で付着物を形成している間チューブを通して冷却剤を連 続的に供給し、付着物を破断する時間になったとき、チューブがまだ幾分冷えて いる間に、付着物の形成後、爆薬をチューブ内へ挿入し、爆薬が加熱されて不当 に自爆する前に、爆薬を爆発させる方法が開示されているようにみえる(例えば 、第1欄、44−51行、請求の範囲第1項を参照)。この特許明細書に開示さ れた発明には多数の問題がある。 第1に、この特許に係る高温空間はこの方法を適用するために前以て全体的に 準備し、予め形状決めしておかねばならず、冷却剤を収容し爆薬を後で収容する チューブは、冷却剤送り及び排出システムと共に、多少恒久的な基礎上に置かね ばならない。チューブは「付着物を形成し始める前又はチューブを挿入したい地 点を十分に覆うように付着物を形成する前に挿入」され、また、「作動中にそれ を通る……冷却流体により冷却」される(第2欄、26−29行及び第1欄、4 4−51行)。「チューブを……挿入できるように又はチューブを挿入できる穴 を形成するために炉の作動中に煉瓦を取り除けるように……、数個の煉瓦内にシ ール可能な穴を提供すること」(第2欄、32−36行)が必要である。チュー ブは、「例えば、……壁の背部の段付き形状により目的のために作られた支持体 上でポケットの後端において[又は]……壁の前端において又は壁の前面で壁内 に……[又は]既に形成された付着物上にじかに置かれた少なくとも1つのより 高いチューブを[有することにより]」(第2欄、49−55行)支持される。 複雑な一連のホース及びダクトは「冷却水を送り……この冷却水を排出するため に」(第3欄、1−10行、及び実質上第2図)取り付けられる。そして、チュ ーブの燃焼及び水の沸騰を阻止するように高温空間が作動状態になる度にチュー ブを冷却しなければならない(例えば、第3欄、14−16行及び第1欄、44 −51行参照)。要するに、この発明は付着物を形成した後に高温空間の場所へ 単に適用することができず、次いで、高温空間がまだ高温の間は付着物を爆発さ せるために随意に使用することができない。むしろ、チューブを適所に配置し、 高温空間の全作動及び付着物の蓄積の実質上全体にわたって連続的に冷却しなけ ればならない。そして、チューブ開口及び支持体、チューブ自体並びに冷却剤供 給及び排出インフラ(構造)の如きかなりの設備及び準備を、関連する高温空間 に対して恒久的に確立しなければならない。 第2に、この特許により開示された方法は危険であり、危険を避けるためには 迅速に実施しなければならない。スラグ付着物を破壊するような時間が経つと、 「パイプが……排水され」、種々の栓、ホース、ボルト及び内部チューブが緩ん だり外されたりし、「爆薬のチャージが冷却の直後に……[パイプ内へ]導入さ れ、自爆の危険性がなくなる。その理由は、爆薬のチャージが故意に爆発する前 に高温になり過ぎることができないからである。」(第3欄、17−28行)。 次いで、「チューブは……炉の作動の終了時において冷却の停止の直後に爆発さ れる。」(第1欄、49−51行)。パイプを排水し、爆薬を受け入れる準備を するプロセスはかなり厄介であるのみならず、早期爆発の危険を早急に回避しな ければならない。冷却剤の流れが止まるや否や、チューブが加熱し始めるから時 間が勝負となり、爆薬が偶発的に自爆するような高温までチューブが加熱される 前に、爆薬を素早くチューブ内に配置して目的通りに爆発させねばならない。こ の特許では、早期の爆発を回避すべくプロセスを不必要に急がせなくても済むよ うにするために、爆薬が自爆しないことを如何に保証するかの開示又は教示が無 い。 第3に、上述のようなチューブの予備配置は爆発の時間が来たときに爆薬の配 置を無理強いする。爆薬はチューブ内でその前から存在する位置へ配置しなけれ ばならない。スラグが蓄積した後に高温空間へ簡単に近づき、爆発のための所望 の位置を高温空間内で自由に選択し、急がずに爆薬をその位置へ移動させ、次い で、随意に爆薬を自由かつ安全に爆発させる方法はない。 第4に、上記明細書の記載から、高温空間を不作動にしなければならない少な くともある時間期間が存在することを推論することができるかもしれない。確か に、上述のように発明を適正に利用するために場所を準備し、適合させるのに十 分な長さだけ作動を停止させなければならない。発明の1つの目的がオーブンが 過剰に長い時間作動を停止させないように……すること」(第1欄、39−41 行、強調説明付加)であるので、及び、「炉等の作動の終了時において冷却の停 止の直後にチューブを爆発させる」(第1欄、49−51行、強調説明付加)の で、この記載から、高温空間が実際爆発前の少なくともある時間だけ作動を停止 し、発明の要点が、作動停止を全く伴わずに高温空間が全作動状態にある間に爆 発の発生を可能にすることではなく、スラグ本体が自然に冷却するのを待つこと なく爆発を一層迅速に遂行できるように作動停止後のスラグ本体の冷却を急がせ ること(第1欄、33−36行参照)であることが分かる。 最後に、この発明の使用前に必要なすべての場所の準備のため、及び、チュー ブを配置するための図示し説明した形状のため、この発明は任意の形の高温空間 装置を備えたボード横切って使用できず、開示されたような水平チューブ構造体 を支持するように容易に予め形状決めできる限られた型式の高温空間装置だけに しか使用できないように思える。 ルクセンブルグ特許第41,977号は米国特許第2,840,365号と同 様の問題を有する。特に、この特許に関する限りにおいて、また、開示された発 明を使用できるようにする前に、かなりの量の場所準備及び予備形状決めが必要 であり;これに関する限りにおいて、スラグ蓄積後に高温空間に簡単に近づくこ とができず、爆発のための所望の位置を高温空間内で自由に選択することができ ず、急がずに爆薬をその位置へ移動させ、次いで、随意に爆薬を自由かつ安全に 爆発させることができず;これに関する限りにおいて、この発明を適用できる高 温空間装置の型式も限られるように思える。 この特許により開示された発明によれば、発明が使用できるようになる前に、 「爆破穴」を当該高温空間内に作らねばならない(翻訳文第2頁、第2文節)。 このような穴は「固体物質の形成前に必要とされ又は存在する時間でドリル加工 される」(翻訳文、第1頁の最初の文節から第2頁の終わりまで)。この発明を 実施するための装置が「爆破穴の底部へ冷却流体を送ることのできる少なくとも 1つのチューブを有する」(翻訳文第2頁、第4文節)ので、及び、実施の一形 態において、「保持プレートが……爆破穴の底部において位置決めされる」(翻 訳文、第2頁の最初の文節から第3頁の終わりまで)ので、並びに、この発明の 重要な特徴が爆薬の挿入前及び挿入中に爆破穴を冷却剤で満たすことであるので 、この記載から、爆破穴は実質上垂直に指向し、又は、爆破穴内に水を有効に蓄 積し、溜めるのにかなり十分な垂直成分を少なくとも有することを推論すること ができるかもしれない。 発明が使用できるようになる前に、(単数又は複数の)爆破穴(少なくとも実 質的な垂直成分を暗示する)を有するように当該高温空間を予備形状決めしなけ ればならないため、付着物が蓄積してしまった後に随意に未準備の高温空間に簡 単に近づくことができず、随意に爆発を行うことができない。冷却剤及び爆薬を 爆破穴内に収容しなければならないので、所望する度に高温空間内で爆薬を自由 に移動させ、位置決めすることができない。爆薬はこの目的のために予めドリル 加工された爆破穴内でのみ位置決めでき、爆発できる。爆破穴の少なくとも部分 的に垂直な方位のため、冷却剤及び爆薬を導入するための接近角度は必然的に制 約される。また、開示からは、爆破穴を最初にどのようにドリル加工するのか明 らかではないが、これらの爆破穴を導入するためには少なくともある量のボイラ ー作動停止及び(又は)中断が必要であるように思われる。 最後に、上記両方の特許においては、冷却剤を保持する成分(米国特許第2, 840,365号ではチューブ、ルクセンブルグ特許第41,977号では爆破 穴)は高温空間内に位置し、脱スラグの時間が来たときには既に極めて高温にな っている。これら両方の特許の目的は、爆薬が導入される前にこれらの成分を冷 却することである。米国特許第2,840,365号は、高温空間の作動全体に わたってチューブを連続的に冷却するという事実により、目的を達成するが、こ れは、極めて混乱をおこしやすく、高温空間に対するかなりの準備及び修正を必 要とする。そして、ルクセンブルグ特許第41,977号は、「すべての実施の 形態によれば、装置は射出流体で爆破穴を数時間冷却する目的でチャージを用い ずに適所に置かれる」(翻訳文、第4頁、最終文節、強調説明付加)と述べてい る。この冷却期間を完全に無くし、それによって脱スラグ工程の時間を節約し、 ボイラーを変更又は予備形状決めする必要なしに冷えた爆薬を随意に高温空間内 へ簡単に導入し、次いで、爆薬が爆発を希望する位置に適正に置かれた後に、冷 えた爆薬を随意に爆発させるのが望ましい。最も確かなことは、ルクセンブルグ 特許第41,977号の応用は爆破穴を導入するのに適した高温空間のみに限ら れ、これは、爆破穴を導入するのに適しない多くの型式の熱交換装置を排除する ように思える。 脱スラグプロセス中にボイラーを停止するいかなる要求をも必要とせずに、作 動状態で、爆薬を脱スラグのために安全かつ制御可能に使用できるように、装置 、システム及び方法を工夫することが望ましい。爆発を基礎とする脱スラグに対 してボイラー又は同様の熱交換装置の作動状態の維持を可能にすることにより、 燃料燃焼設備のための貴重な作動時間を取り戻すことができる。 それ故、脱スラグ中に装置の完全作動の維持を可能にするように、装置を作動 停止させる必要なしに、ボイラー、炉、スクラッバ又は任意の他の熱交換装置、 (2)請求の範囲の翻訳文の差し替え 請求の範囲 1. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための爆薬を基礎とす るシステムであって、 爆薬装置(101)と; 上記爆薬装置(101)を包囲する冷却囲い(104、104’)と; 上記爆薬装置(101)が冷却剤により囲まれて冷却されるように、冷却剤の 流れを上記冷却囲い(104、104’)内へ送給する冷却剤送給手段(12、 106)と; 少なくとも一人のオペレータが爆薬位置決め手段(12、106、112)の 2つの端部のうちの第1の端部を持って移動できるようにする爆薬位置決め手段 (12、106、112)であって、上記冷却剤を上記囲い(104、104’ )内へそのように送給して上記熱交換装置(31)の熱が上記爆薬装置(101 )を爆発させるのを阻止しながら、及び、上記少なくとも一人のオペレータが当 該高温で作動中の熱交換装置(31)の外部に位置した状態で、上記爆薬位置決 め手段(12、106、112)の上記2つの端部のうちの第2の端部の近傍に 取り付けられた冷えた爆薬(101)を、該高温で作動中の熱交換装置(31) 内へ及び該装置の内部の当該爆薬装置(101)の爆発により該熱交換装置(3 1)を脱スラグするための適正な位置へ移動させるようにする爆薬位置決め手段 と; 上記爆発装置(101)を随意に爆発させるための爆発手段と; を有するシステムにおいて、 上記冷却囲い(104、104’)が半透過性(105)となっており、もっ て、当該囲い(104、104’)の冷却剤入口開口を通って該囲い(104、 104’)へ進入する冷却剤が該囲い(104、104’)の上記半透過性(1 05)部分を通って該囲い(104、104’)から流出し、上記熱交換装置( 31)への上記爆発装置の導入前及び導入中、並びに、当該爆発装置(101) が爆発される前及び爆発時に、該爆発装置(101)への及びこれを通る冷却剤 の安定した流れを生じさせることを特徴とするシステム。 2. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段(12 、106)及び上記爆薬位置決め手段(12、106、112)は、上記冷却剤 が当該爆薬位置決め手段(12、106、112)を通って上記冷却囲い(10 4、104’)へ送給されるように、整合していることを特徴とするシステム。 3. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)が上記爆薬(101)を取り囲む領域において半透過性(15)となっ ており、上記冷却剤入口開口の近傍の領域で不透過性となっており;もって 比較的長い間上記囲い(104、104’)内にあった比較的暖かい冷却剤が 、比較的短い間当該囲い(104、104’)内にあった比較的冷たい冷却剤よ り前に該囲い(104、104’)から流出し、上記爆薬(101)の一層有効 な冷却を生じさせることを特徴とするシステム。 4. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)が、上記爆薬(101)を取り囲む領域で幅広く、すべての他の領域で 幅狭くなっており;もって 上記囲い(104、104’)内の冷却剤の重量を出来る限り小さくしながら 上記爆薬(101)が適正に冷却され、それ故、脱スラグ爆発のために当該爆薬 (101)を一層容易に適正に位置決めさせるようにしたことを特徴とするシス テム。 5. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段(12 、106)が上記第2の端部と整合する冷却剤送給パイプ(106)を有し、上 記第2の端部において上記冷却囲い(104、104’)に及びその内部に接続 されていて、上記冷却剤送給パイプ(106)の或る区分が当該冷却囲い(10 4、104’)の外部に位置し、当該パイプ(106)の残りの区分が該冷却囲 い(104、104’)の内部に位置し、 上記囲い(104、104’)内への冷却剤の流れが、当該囲い(104、1 04’)の外部に位置する上記パイプ(106)の上記或る区分へ進入し、当該 パイプ(106)を通って該囲い(104、104’)の内部の上記残りの区分 へ流れ、次いで、当該残りの区分から該囲い(104、104’)内へ流出する 上記冷却剤により、実現されることを特徴とするシステム。 6. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)内の位置で上記爆薬装置(101)に接続する爆薬コネクタ手段(11 2)を更に備え、上記冷却剤送給手段(12、106)がその第2の端部と整合 する冷却剤送給パイプ(106)を更に有し、上記爆薬コネクタ手段(112) が、上記爆薬(101)及び上記パイプ(106)を互いに関して位置保持し、 それ故当該爆薬(101)を当該冷却囲い(104、104’)内の上記位置に 保持するように、該爆薬(101)及び当該パイプ(106)に取り付けられる ことを特徴とするシステム。 7. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)内の位置で上記爆薬装置(101)に接続する爆薬コネクタ手段(11 2)を更に備えたことを特徴とするシステム。 8. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記爆薬(101)に取り 付けられたキャップ(102)と、点火装置(103)とを更に備え、上記点火 装置(103)の作動が上記キャップ(102)を作動させ、当該キャップ(1 02)の作動が当該爆薬(101)を爆発させることを特徴とするシステム。 9. 請求の範囲第8項に記載のシステムにおいて、上記キャップ(102)が 遠隔制御のワイヤレス信号(401)を介して上記点火装置(103)により作 動されることを特徴とするシステム。 10. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段(1 2、106)が別の冷却剤送給パイプ(106)に取り付けられた液圧チューブ (122)を有し、 上記爆薬装置(101)、上記冷却囲い(104、104’)、上記冷却剤送 給パイプ(106)、当該冷却囲い(104、104’)内の位置で当該爆薬装 置(101)に接続する爆薬コネクタ手段(112)、及び上記液圧チューブ( 122)の各々が、上記システムへのモジュールの組立て前に、当該システムの 個々のモジュールとなっており、 上記の組立ての結果出来上がった形状では、 キャップ(102)が上記爆薬(101)に取り付けられ; 信号接続が点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に確立され; 上記パイプ(106)及び上記爆薬(101)が、上記爆薬コネクタ手段(1 12)を介して、互いに関して位置固定され; 上記囲い(104、104’)が上記爆薬(101)を包囲するように上記パ イプ(106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付けられ; 上記液圧チューブ(122)が上記パイプ(106)の上記2つの端部のうち の第2の端部に取り付けられる; ことを特徴とするシステム。 11. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための方法であって 、 爆薬装置(101)が冷却剤により囲まれて冷却されるように、上記爆薬装置 (101)を囲む冷却囲い(104、104’)内へ冷却剤の流れを冷却剤送給 手段(12、106)を介して送給する工程と; 爆薬位置決め手段(12、106、112)の2つの端部のうちの第1の端部 を保持して移動させ、上記冷却剤を上記囲い(104、104’)内へ送給し、 上記熱交換装置(31)の熱が上記爆薬装置(101)を爆発させるのを阻止し ながら、及び、当該高温で作動中の熱交換装置(31)の外部にいながら、上記 爆薬位置決め手段(12、106、112)の上記2つの端部のうちの第2の端 部の近傍に取り付けられた冷えた爆薬(101)を、該高温で作動中の熱交換装 置(31)内へ及び該装置の内部の当該爆薬装置(101)の爆発により該熱交 換装置(31)を脱スラグするための適正な位置へ移動させる工程と; 上記冷えた爆薬(101)が脱スラグ爆発のための上記適正な位置へ移動した 後、上記爆薬装置(101)を随意に爆発させる工程と; を有する方法において、 上記冷却囲い(104、104’)が半透過性(105)であり、上記冷却剤 の流れを送給する上記工程が更に、上記冷却剤を、当該囲い(104、104’ )の冷却剤入口開口を通して該囲い(104、104’)へ進入させ、該囲い( 104、104’)の上記半透過性(105)部分を通して該囲い(104、1 04’)から流出させ、もって、上記熱交換装置(31)への上記爆発装置の導 入前及び導入中、並びに、当該爆発装置(101)がそのように爆発される前及 び爆発時に、該爆発装置(101)への及びこれを通る冷却剤の安定した流れを 生じさせる工程を有することを特徴とする方法。 12. 請求の範囲第11項に記載の方法において、冷却剤の流れを上記冷却囲 い(104、104’)内へ送給する上記工程が、上記爆薬位置決め手段(12 、106、112)を通して当該冷却囲い(104、104’)へ上記冷却剤を 送給する工程を有することを特徴とする方法。 13. 請求の範囲第11項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が上記爆薬(101)を取り囲む領域において半透過性(15)となっ ており、上記冷却剤入口開口の近傍の領域で不透過性となっており;もって、比 較的長い間当該囲い(104、104’)内にあった比較的暖かい冷却剤が、比 較的短い間該囲い(104、104’)内にあった比較的冷たい冷却剤より前に 該囲い(104、104’)から流出し、上記冷却剤の流れを送給する上記工程 を向上させることを特徴とする方法。 14. 請求の範囲第11項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が、上記爆薬(101)を取り囲む領域で幅広く、すべての他の領域で 幅狭くなっており;もって、当該囲い(104、104’)内の冷却剤の重量を 出来る限り小さくしながら上記爆薬(101)が適正に冷却され、脱スラグ爆発 のための当該爆薬(101)の適正な位置決めを可能にするような態様で、上記 爆薬位置決め手段(12、106、112)を保持して移動させる上記工程を一 層容易にすることを特徴とする方法。 15. 請求の範囲第11項に記載の方法において、上記冷却剤送給手段(12 、106)が上記第2の端部と整合する冷却剤送給パイプ(106)を有し、上 記第2の端部において上記冷却囲い(104、104’)に及びその内部に接続 されており、 上記冷却剤の流れを上記冷却囲い(104、104’)内へ送給する上記工程 が更に、上記冷却剤を、当該囲い(104、104’)の外部に位置する上記冷 却剤送給パイプ(106)の区分から当該パイプ(106)へ進入させ、当該パ イプ(106)を通して該囲い(104、104’)の内部の残りの区分へ流れ させ、次いで、上記残りの区分から該囲い(104、104’)内へ流出させる 工程を有することを特徴とする方法。 16. 請求の範囲第11項に記載の方法において、上記爆薬装置(101)が 上記冷却囲い(104、104’)内の位置で爆薬コネクタ手段(112)を介 して接続されていることを特徴とする方法。 17. 請求の範囲第11項に記載の方法において、キャップ(102)が上記 爆薬(101)に取り付けられ、上記爆薬装置(101)を随意に爆発させる上 記工程が点火装置(103)を作動させる工程を有し、上記点火装置(103) が上記キャップ(102)を作動させ、当該キャップ(102)が上記爆薬(1 01)を爆発させることを特徴とする方法。 18. 請求の範囲第17項に記載の方法において、上記点火装置(103)が 上記キャップ(102)を作動させる上記工程が、当該点火装置(103)から 当該キャップ(102)への遠隔制御ワイヤレス信号(401)を感知する工程 を有することを特徴とする方法。 19. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための爆薬を基礎と するシステムを組立てる方法において、 キャップ(102)を爆薬装置(102)に取り付ける工程と; 点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に信号接続を確立する工 程と; 爆薬コネクタを介して、冷却剤送給パイプ(106)及び上記爆薬(101) を互いに関して所定の位置に取り付ける工程と; 上記爆薬(101)を囲むように、半透過性(105)の冷却囲い(104、 104’)を上記パイプ(106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付け る工程と; 液圧チューブ(122)を上記パイプ(106)の上記2つの端部のうちの第 2の端部に取り付ける工程と; を有することを特徴とする方法。 20. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするために使用するモジ ュラー装置において、 爆薬装置(101)、半透過性(105)の冷却囲い(104、104’)、 冷却剤送給パイプ(106)、爆薬コネクタ手段(112)及び液圧チューブ( 122)を有し、これらの各々が、上記システムへのモジュールの組立て前に、 当該システムの個々のモジュールとなっており、上記の組立ての結果出来上がっ た形状では、 キャップ(102)が上記爆薬(101)に取り付けられ; 信号接続が点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に確立され; 上記パイプ(106)及び上記爆薬(101)が、上記爆薬コネクタ手段(1 12)を介して、互いに関して適所に取り付けられ; 上記囲い(104、104’)が上記爆薬(101)を包囲するように上記パ イプ(106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付けられ; 上記液圧チューブ(122)が上記パイプ(106)の上記2つの端部のうち の第2の端部に取り付けられる; ことを特徴とするモジュラー装置。 21. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための爆薬を基礎と するシステムにおいて、 爆薬装置(101)と; 上記爆薬装置(101)を包囲する冷却囲い(104、104’)であって、 上記冷却囲い(104、104’)及びその内部の当該爆薬装置(101)が一 緒に上記熱交換装置(31)に関して及びその内部で自由に移動できるようにし て、該爆薬装置(101)が当該冷却囲い(104、104’)に関して及びそ の内部で実質上固定されていることを特徴とする冷却囲いと; 冷却剤の流れを上記冷却囲い(104、104’)内へ送給する冷却剤送給手 段(12、106)であって、上記爆薬装置(101)の爆発前及び爆発時に、 及び、当該爆薬装置が上記熱交換装置(31)内で移動するときにはいつでも、 該爆薬装置(101)が上記冷却材により囲まれて冷却されることを特徴とする 冷却剤送給手段と; 少なくとも一人のオペレータが爆薬位置決め手段(12、106、112)の 2つの端部のうちの第1の端部を持って移動できるようにする爆薬位置決め手段 (12、106、112)であって、上記冷却剤を上記囲い(104、104’ )内へ送給して上記熱交換装置(31)の熱が上記爆薬装置(101)を爆発さ せるのを阻止しながら、及び、上記少なくとも一人のオペレータが当該高温で作 動中の熱交換装置(31)の外部に位置した状態で、当該冷却囲い(104、1 04’)、及び、その内部に位置し、かつ上記爆薬位置決め手段(12、106 、112)の上記2つの端部のうちの第2の端部の近傍に取り付けられた冷えた 爆薬(101)を、該高温で作動中の熱交換装置(31)内へ及び該装置の内部 の当該爆薬装置(101)の爆発により該熱交換装置(31)を脱スラグするた めの所望の適正な位置へ自由に移動させるようにすることを特徴とする爆薬位置 決め手段と; 上記爆発装置(101)を随意に爆発させるための爆発手段と; を有し、 もって、上記冷却囲い(104、104’)により冷却されている間、脱スラ グにより除去すべきスラグの形成に続いて、当該冷却囲い(104、104’) 及び上記爆薬装置(101)を収容及び許容するために上記熱交換装置(31) の予備的設定を必要とせずに、上記爆薬装置(101)を所望に応じて上記熱交 換装置(31)内で爆発のために自由に位置決めできることを特徴とするシステ ム。 22. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段( 12、106)及び上記爆薬位置決め手段(12、106、112)は、上記冷 却剤が当該爆薬位置決め手段(12、106、112)を通って上記冷却囲い( 104、104’)へ送給されるように、整合していることを特徴とするシステ ム。 23. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104 、104’)が半透過性(105)となっており、もって、当該囲い(104、 104’)の冷却剤入口開口を通って該囲い(104、104’)へ進入する冷 却剤が該囲い(104、104’)の上記半透過性(105)部分を通って該囲 い(104、104’)から流出し、上記爆発装置(101)への及びこれを通 る冷却剤の安定した流れを生じさせることを特徴とするシステム。 24. 請求の範囲第23項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104 、104’)が上記爆薬(101)を取り囲む領域において半透過性(15)と なっており、上記冷却剤入口開口の近傍の領域で不透過性となっており;もって 比較的長い間上記囲い(104、104’)内にあった比較的暖かい冷却剤が 、比較的短い間当該囲い(104、104’)内にあった比較的冷たい冷却剤よ り前に該囲い(104、104’)から流出し、上記爆薬(101)の一層有効 な冷却を生じさせることを特徴とするシステム。 25. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104 、104’)が、上記爆薬(101)を取り囲む領域で幅広く、すべての他の領 域で幅狭くなっており;もって 上記囲い(104、104’)内の冷却剤の重量を出来る限り小さくしながら 上記爆薬(101)が適正に冷却され、それ故、脱スラグ爆発のために当該爆薬 (101)を一層容易に適正に位置決めさせるようにしたことを特徴とするシス テム。 26. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段( 12、106)が上記第2の端部と整合する冷却剤送給パイプ(106)を有し 、上記第2の端部において上記冷却囲い(104、104’)に及びその内部に 接続されていて、上記冷却剤送給パイプ(106)の或る区分が当該冷却囲い( 104、104’)の外部に位置し、当該パイプ(106)の残りの区分が該冷 却囲い(104、104’)の内部に位置し、 上記囲い(104、104’)内への冷却剤の流れが、当該囲い(104、1 04’)の外部に位置する上記パイプ(106)の上記或る区分へ進入し、当該 パイプ(106)を通って該囲い(104、104’)の内部の上記残りの区分 へ流れ、次いで、当該残りの区分から該囲い(104、104’)内へ流出する 上記冷却剤により、実現されることを特徴とするシステム。 27. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104 、104’)内の位置で上記爆薬装置(101)に接続する爆薬コネクタ手段( 112)を更に備え、上記冷却剤送給手段(12、106)がその第2の端部と 整合する冷却剤送給パイプ(106)を更に有し、上記爆薬コネクタ手段(11 2)が、上記爆薬(101)及び上記パイプ(106)を互いに関して位置保持 し、それ故該爆薬(101)を当該冷却囲い(104、104’)に関して及び その内部で上記実質上固定の位置に保持するように、該爆薬(101)及び当該 パイプ(106)に取り付けられることを特徴とするシステム。 28. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104 、104’)に関して及びその内部で上記実質上固定の位置で上記爆薬装置(1 01)に接続する爆薬コネクタ手段(112)を更に備えたことを特徴とするシ ステム。 29. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記爆薬(101)に 取り付けられたキャップ(102)と、点火装置(103)とを更に備え、上記 点火装置(103)の作動が上記キャップ(102)を作動させ、当該キャップ (102)の作動が当該爆薬(101)を爆発させることを特徴とするシステム 。 30. 請求の範囲第29項に記載のシステムにおいて、上記キャップ(102 )が遠隔制御のワイヤレス信号(401)を介して上記点火装置(103)によ りそのように作動されることを特徴とするシステム。 31. 請求の範囲第21項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段( 12、106)が分離した冷却剤送給パイプ(106)に取り付けられた液圧チ ューブ(122)を有し、 上記爆薬装置(101)、上記冷却囲い(104、104’)、上記冷却剤送 給パイプ(106)、当該冷却囲い(104、104’)内の位置で当該爆薬装 置(101)に接続する爆薬コネクタ手段(112)、及び上記液圧チューブ( 122)の各々が、上記システムへのモジュールの組立て前に、当該システムの 個々のモジュールとなっており、 上記の組立ての結果出来上がった形状では、 キャップ(102)が上記爆薬(101)に取り付けられ; 信号接続が点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に確立され; 上記パイプ(106)及び上記爆薬(101)が、上記爆薬コネクタ手段(1 12)を介して、互いに関して実質上固定の位置に取り付けられ; 上記囲い(104、104’)が上記爆薬(101)を包囲するように、及び 、当該冷却囲い(104、104’)及びその内部の上記爆薬装置(101)が 上記熱交換装置(31)に関して及びその内部で一緒に自由に移動できるように して当該爆薬装置(101)が該冷却囲い(104、104’)に関して及びそ の内部で実質上固定されるように、該囲い(104、104’)が上記パイプ( 106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付けられ; 上記液圧チューブ(122)が上記パイプ(106)の上記2つの端部のうち の第2の端部に取り付けられる; ことを特徴とするシステム。 32. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための方法であって 、 爆薬装置(101)が冷却剤により囲まれて冷却されるように、上記爆薬装置 (101)を囲む冷却囲い(104、104’)内へ冷却剤の流れを冷却剤送給 手段(12、106)を介して送給する工程であって、上記爆薬装置(101) の爆発前及び爆発時に、及び、当該爆薬装置が上記熱交換装置(31)内で移動 するときにはいつでも、上記冷却剤により該爆薬装置を冷却することを特徴とし 、上記冷却囲い(104、104’)及びその内部の当該爆薬装置(101)が 一緒に上記熱交換装置(31)に関して及びその内部で自由に移動できるように 、当該冷却囲い(104、104’)に関して及びその内部で該爆薬装置(10 1)を実質上固定することを更に特徴とする工程と; 上記爆薬装置(101)を位置決めする工程であって、上記冷却剤を上記囲い (104、104’)内へ送給して上記熱交換装置(31)の熱が上記爆薬装置 (101)を爆発させるのを阻止しながら、及び、上記少なくとも一人のオペレ ータが当該高温で作動中の熱交換装置(31)の外部に位置した状態で、爆薬位 置決め手段(12、106、112)の2つの端部のうちの第1の端部を保持し て自由に移動させ、これにより当該冷却囲い(104、104’)、及び、その 内部に位置し、かつ上記爆薬位置決め手段(12、106、112)の上記2つ の端部のうちの第2の端部の近傍に取り付けられた冷えた爆薬(101)を、該 高温で作動中の熱交換装置(31)内へ及び該装置の内部の当該爆薬装置(10 1)の爆発により該熱交換装置(31)を脱スラグするための所望の適正な位置 へ自由に移動させることを特徴とする工程と; 上記冷えた爆薬(101)が脱スラグ爆発のための上記適正な位置へ移動して しまった後、上記爆薬装置(101)を随意に爆発させる工程と; を有し、 もって、上記冷却囲い(104、104’)により冷却されている間、脱スラ グにより除去すべきスラグの形成に続いて、当該冷却囲い(104、104’) 及び上記爆薬装置(101)を収容及び許容するために上記熱交換装置(31) の予備的設定を必要とせずに、上記爆薬装置(101)を所望に応じて上記熱交 換装置(31)内で爆発のために自由に位置決めできることを特徴とする方法。 33. 請求の範囲第32項に記載の方法において、冷却剤の流れを上記冷却囲 い(104、104’)内へ送給する上記工程が、上記爆薬位置決め手段(12 、106、112)を通して当該冷却囲い(104、104’)へ上記冷却剤を 送給する工程を有することを特徴とする方法。 34. 請求の範囲第32項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が半透過性(15)となっており、上記冷却剤の流れを送給する上記工 程が更に、上記冷却剤を、当該囲い(104、104’)の冷却剤入口開口を通 して該囲い(104、104’)へ進入させ、該囲い(104、104’)の上 記半透過性(105)部分を通して該囲い(104、104’)から流出させ、 もって、上記爆発装置(101)への及びこれを通る冷却剤の安定した流れを生 じさせる工程を有することを特徴とする方法。 35. 請求の範囲第34項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が上記爆薬(101)を取り囲む領域において半透過性(15)となっ ており、上記冷却剤入口開口の近傍の領域で不透過性となっており;もって、比 較的長い間当該囲い(104、104’)内にあった比較的暖かい冷却剤が、比 較的短い間該囲い(104、104’)内にあった比較的冷たい冷却剤より前に 該囲い(104、104’)から流出し、上記冷却剤の流れを送給する上記工程 を向上させることを特徴とする方法。 36. 請求の範囲第32項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が、上記爆薬(101)を取り囲む領域で幅広く、すべての他の領域で 幅狭くなっており;もって、当該囲い(104、104’)内の冷却剤の重量を 出来る限り小さくしながら上記爆薬(101)が適正に冷却され、脱スラグ爆発 のための当該爆薬(101)の適正な位置決めを可能にするような態様で、上記 爆薬位置決め手段(12、106、112)を保持して移動させる上記工程を一 層容易にすることを特徴とする方法。 37. 請求の範囲第32項に記載の方法において、上記冷却剤送給手段(12 、106)が上記第2の端部と整合する冷却剤送給パイプ(106)を有し、上 記第2の端部において上記冷却囲い(104、104’)に及びその内部に接続 されており、 上記冷却剤の流れを上記冷却囲い(104、104’)内へ送給する上記工程 が更に、上記冷却剤を、当該囲い(104、104’)の外部に位置する上記冷 却剤送給パイプ(106)の区分から当該パイプ(106)へ進入させ、当該パ イプ(106)を通して該囲い(104、104’)の内部の残りの区分へ流れ させ、次いで、上記残りの区分から該囲い(104、104’)内へ流出させる 工程を有することを特徴とする方法。 38. 請求の範囲第32項に記載の方法において、上記爆薬装置(101)が 上記冷却囲い(104、104’)に関して及びその内部の実質上固定の位置で 爆薬コネクタ手段(112)を介して接続されていることを特徴とする方法。 39. 請求の範囲第32項に記載の方法において、キャップ(102)が上記 爆薬(101)に取り付けられ、上記爆薬装置(101)を随意に爆発させる上 記工程が点火装置(103)を作動させる工程を有し、上記点火装置(103) が上記キャップ(102)を作動させ、当該キャップ(102)が上記爆薬(1 01)を爆発させることを特徴とする方法。 40. 請求の範囲第39項に記載の方法において、上記点火装置(103)が 上記キャップ(102)を作動させる上記工程が、当該点火装置(103)から 当該キャップ(102)への遠隔制御ワイヤレス信号(401)を感知する工程 を有することを特徴とする方法。 41. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするために使用するモジ ュラー装置を組立てる方法において、 キャップ(102)を爆薬装置(101)に取り付ける工程と; 点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に信号接続を確立する工 程と; 爆薬コネクタ手段(112)を介して、互いに関して実質上固定の位置に、上 記パイプ(106)及び上記爆薬(101)を取り付ける工程と; 上記囲い(104、104’)が上記爆薬(101)を包囲するように、及び 、当該爆薬装置(101)が該冷却囲い(104、104’)に関して及びその 内部で実質上固定されるように、及び、当該冷却囲い(104、104’)及び その内部の上記爆薬装置(101)が上記熱交換装置(31)に関して及びその 内部で一緒に自由に移動できるように、該囲い(104、104’)を上記パイ プ(106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付ける工程と; 液圧チューブ(122)を上記パイプ(106)の上記2つの端部のうちの第 2の端部に取り付ける工程と; を有することを特徴とする方法。 42. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするために使用するモジ ュラー装置において、 爆薬装置(101)、冷却囲い(104、104’)、冷却剤送給パイプ(1 06)及び液圧チューブ(122)を有し、これらの各々が、上記システムへの モジュールの組立手前に、当該システムの個々のモジュールとなっており、上記 の組立ての結果出来上がった形状では、 キャップ(102)が上記爆薬(101)に取り付けられ; 信号接続が点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に確立され; 上記パイプ(106)及び上記爆薬(101)が、爆薬コネクタ手段(112 )を介して、互いに関して実質上固定の位置に取り付けられ; 上記囲い(104、104’)が上記爆薬(101)を包囲するように、及び 、当該冷却囲い(104、104’)及びその内部の上記爆薬装置(101)が 上記熱交換装置(31)に関して及びその内部で一緒に自由に移動できるように して当該爆薬装置(101)が該冷却囲い(104、104’)に関して及びそ の内部で実質上固定されるように、該囲い(104、104’)が上記パイプ( 106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付けられ; 上記液圧チューブ(122)が上記パイプ(106)の上記2つの端部のうち の第2の端部に取り付けられる; ことを特徴とするモジュラ一装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,D E,DK,DK,EE,EE,ES,FI,FI,GB ,GE,GH,GM,GW,HU,ID,IL,IS, JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,L R,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN ,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SG,SI,SK,SK,SL,TJ,T M,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU ,ZW (72)発明者 プラウティー,カート アメリカ合衆国マサチューセッツ州02061, ノーウェル,ベイ・パス 47 (72)発明者 ハワード,ドナルド アメリカ合衆国ニューヨーク州12020,ボ ールストン・スパ,ジュニパー・ドライブ 147

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための爆薬を基礎とす るシステムにおいて、 爆薬装置(101)と; 上記爆薬装置(101)を包囲する冷却囲い(104、104’)と; 上記爆薬装置(101)が冷却剤により囲まれて冷却されるように、冷却剤の 流れを上記冷却囲い(104、104’)内へ送給する冷却剤送給手段(12、 106)と; 少なくとも一人のオペレータが爆薬位置決め手段(12、106、112)の 2つの端部のうちの第1の端部を持って移動できるようにする爆薬位置決め手段 (12、106、112)であって、上記冷却剤を上記囲い(104、104’ )内へ送給して上記熱交換装置(31)の熱が上記爆薬装置(101)を爆発さ せるのを阻止しながら、及び、上記少なくとも一人のオペレータが当該高温で作 動中の熱交換装置(31)の外部に位置した状態で、上記爆薬位置決め手段(1 2、106、112)の上記2つの端部のうちの第2の端部の近傍に取り付けら れた冷えた爆薬(101)を、該高温で作動中の熱交換装置(31)内へ及び該 装置の内部の当該爆薬装置(101)の爆発により該熱交換装置(31)を脱ス ラグするための適正な位置へ移動させるようにする爆薬位置決め手段と; 上記爆発装置(101)を随意に爆発させるための爆発手段と; を有することを特徴とするシステム。 2. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段(12 、106)及び上記爆薬位置決め手段(12、106、112)は、上記冷却剤 が当該爆薬位置決め手段(12、106、112)を通って上記冷却囲い(10 4、104’)へ送給されるように、整合していることを特徴とするシステム。 3. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)が半透過性(105)となっており、もって、当該囲い(104、10 4’)の冷却剤入口開口を通って該囲い(104、104’)へ進入する冷却剤 が該囲い(104、104’)の上記半透過性(105)部分を通って該囲い( 104、104’)から流出し、上記爆発装置(101)への及びこれを通る冷 却剤の安定した流れを生じさせることを特徴とするシステム。 4. 請求の範囲第3項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)が上記爆薬(101)を取り囲む領域において半透過性(15)となっ ており、上記冷却剤入口開口の近傍の領域で不透過性となっており;もって 比較的長い間上記囲い(104、104’)内にあった比較的暖かい冷却剤が 、比較的短い間当該囲い(104、104’)内にあった比較的冷たい冷却剤よ り前に該囲い(104、104’)から流出し、上記爆薬(101)の一層有効 な冷却を生じさせることを特徴とするシステム。 5. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)が、上記爆薬(101)を取り囲む領域で幅広く、すべての他の領域で 幅狭くなっており;もって 上記囲い(104、104’)内の冷却剤の重量を出来る限り小さくしながら 上記爆薬(101)が適正に冷却され、それ故、脱スラグ爆発のために当該爆薬 (101)を一層容易に適正に位置決めさせるようにしたことを特徴とするシス テム。 6. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段(12 、106)が上記第2の端部と整合する冷却剤送給パイプ(106)を有し、上 記第2の端部において上記冷却囲い(104、104’)に及びその内部に接続 されていて、上記冷却剤送給パイプ(106)の或る区分が当該冷却囲い(10 4、104’)の外部に位置し、当該パイプ(106)の残りの区分が該冷却囲 い(104、104’)の内部に位置し、 上記囲い(104、104’)内への冷却剤の流れが、当該囲い(104、1 04’)の外部に位置する上記パイプ(106)の上記或る区分へ進入し、当該 パイプ(106)を通って該囲い(104、104’)の内部の上記残りの区分 へ流れ、次いで、当該残りの区分から該囲い(104、104’)内へ流出する 上記冷却剤により、実現されることを特徴とするシステム。 7. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)内の位置で上記爆薬装置(101)に接続する爆薬コネクタ手段(11 2)を更に備え、上記冷却剤送給手段(12、106)がその第2の端部と整合 する冷却剤送給パイプ(106)を更に有し、上記爆薬コネクタ手段(112) が、上記爆薬(101)及び上記パイプ(106)を互いに関して位置保持し、 それ故当該爆薬(101)を当該冷却囲い(104、104’)内の上記位置に 保持するように、該爆薬(101)及び当該パイプ(106)に取り付けられる ことを特徴とするシステム。 8. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却囲い(104、1 04’)内の位置で上記爆薬装置(101)に接続する爆薬コネクタ手段(11 2)を更に備えたことを特徴とするシステム。 9. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記爆薬(101)に取り 付けられたキャップ(102)と、点火装置(103)とを更に備え、上記点火 装置(103)の作動が上記キャップ(102)を作動させ、当該キャップ(1 02)の作動が当該爆薬(101)を爆発させることを特徴とするシステム。 10. 請求の範囲第9項に記載のシステムにおいて、上記キャップ(102) が遠隔制御のワイヤレス信号(401)を介して上記点火装置(103)により 作動されることを特徴とするシステム。 11. 請求の範囲第1項に記載のシステムにおいて、上記冷却剤送給手段(1 2、106)が分離した冷却剤送給パイプ(106)に取り付けられた液圧チュ ーブ(122)を有し、 上記爆薬装置(101)、上記冷却囲い(104、104’)、上記冷却剤送 給パイプ(106)、当該冷却囲い(104、104’)内の位置で当該爆薬装 置(101)に接続する爆薬コネクタ手段(112)、及び上記液圧チューブ( 122)の各々が、上記システムへのモジュールの組立て前に、当該システムの 個々のモジュールとなっており、 上記の組立ての結果出来上がった形状では、 キャップ(102)が上記爆薬(101)に取り付けられ; 信号接続が点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に確立され; 上記パイプ(106)及び上記爆薬(101)が、上記爆薬コネクタ手段(1 12)を介して、互いに関して位置固定され; 上記囲い(104、104’)が上記爆薬(101)を包囲するように上記パ イプ(106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付けられ; 上記液圧チューブ(122)が上記パイプ(106)の上記2つの端部のうち の第2の端部に取り付けられる; ことを特徴とするシステム。 12. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための方法において 、 爆薬装置(101)が冷却剤により囲まれて冷却されるように、上記爆薬装置 (101)を囲む冷却囲い(104、104’)内へ冷却剤の流れを冷却剤送給 手段(12、106)を介して送給する工程と; 爆薬位置決め手段(12、106、112)の2つの端部のうちの第1の端部 を保持して移動させ、上記冷却剤を上記囲い(104、104’)内へ送給し、 上記熱交換装置(31)の熱が上記爆薬装置(101)を爆発させるのを阻止し ながら、及び、当該高温で作動中の熱交換装置(31)の外部にいながら、上記 爆薬位置決め手段(12、106、112)の上記2つの端部のうちの第2の端 部の近傍に取り付けられた冷えた爆薬(101)を、該高温で作動中の熱交換装 置(31)内へ及び該装置の内部の当該爆薬装置(101)の爆発により該熱交 換装置(31)を脱スラグするための適正な位置へ移動させる工程と; 上記冷えた爆薬(101)が脱スラグ爆発のための上記適正な位置へ移動した 後、上記爆薬装置(101)を随意に爆発させる工程と; を有することを特徴とする方法。 13. 請求の範囲第12項に記載の方法において、冷却剤の流れを上記冷却囲 い(104、104’)内へ送給する上記工程が、上記爆薬位置決め手段(12 、106、112)を通して当該冷却囲い(104、104’)へ上記冷却剤を 送給する工程を有することを特徴とする方法。 14. 請求の範囲第12項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が半透過性(105)であり、上記冷却剤の流れを送給する上記工程が 更に、上記冷却剤を、当該囲い(104、104’)の冷却剤入口開口を通して 該囲い(104、104’)へ進入させ、該囲い(104、104’)の上記半 透過性(105)部分を通して該囲い(104、104’)から流出させ、もっ て、上記爆発装置(101)への及びこれを通る冷却剤の安定した流れを生じさ せる工程を有することを特徴とする方法。 15. 請求の範囲第14項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が上記爆薬(101)を取り囲む領域において半透過性(15)となっ ており、上記冷却剤入口開口の近傍の領域で不透過性となっており;もって、比 較的長い間当該囲い(104、104’)内にあった比較的暖かい冷却剤が、比 較的短い間該囲い(104、104’)内にあった比較的冷たい冷却剤より前に 該囲い(104、104’)から流出し、上記冷却剤の流れを送給する上記工程 を向上させることを特徴とする方法。 16. 請求の範囲第12項に記載の方法において、上記冷却囲い(104、1 04’)が、上記爆薬(101)を取り囲む領域で幅広く、すべての他の領域で 幅狭くなっており;もって、当該囲い(104、104’)内の冷却剤の重量を 出来る限り小さくしながら上記爆薬(101)が適正に冷却され、脱スラグ爆発 のための当該爆薬(101)の適正な位置決めを可能にするような態様で、上記 爆薬位置決め手段(12、106、112)を保持して移動させる上記工程を一 層容易にすることを特徴とする方法。 17. 請求の範囲第12項に記載の方法において、上記冷却剤送給手段(12 、106)が上記第2の端部と整合する冷却剤送給パイプ(106)を有し、上 記第2の端部において上記冷却囲い(104、104’)に及びその内部に接続 されており、 上記冷却剤の流れを上記冷却囲い(104、104’)内へ送給する上記工程 が更に、上記冷却剤を、当該囲い(104、104’)の外部に位置する上記冷 却剤送給パイプ(106)の区分から当該パイプ(106)へ進入させ、当該パ イプ(106)を通して該囲い(104、104’)の内部の残りの区分へ流れ させ、次いで、上記残りの区分から該囲い(104、104’)内へ流出させる 工程を有することを特徴とする方法。 18. 請求の範囲第12項に記載の方法において、上記爆薬装置(101)が 上記冷却囲い(104、104’)内の位置で爆薬コネクタ手段(112)を介 して接続されていることを特徴とする方法。 19. 請求の範囲第12項に記載の方法において、キャップ(102)が上記 爆薬(101)に取り付けられ、上記爆薬装置(101)を随意に爆発させる上 記工程が点火装置(103)を作動させる工程を有し、上記点火装置(103) が上記キャップ(102)を作動させ、当該キャップ(102)が上記爆薬(1 01)を爆発させることを特徴とする方法。 20. 請求の範囲第19項に記載の方法において、上記点火装置(103)が 上記キャップ(102)を作動させる上記工程が、当該点火装置(103)から 当該キャップ(102)への遠隔制御ワイヤレス信号(401)を感知する工程 を有することを特徴とする方法。 21. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための爆薬を基礎と するシステムを組立てる方法において、 キャップ(102)を爆薬装置(102)に取り付ける工程と; 点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に信号接続を確立する工 程と; 爆薬コネクタを介して、冷却剤送給パイプ(106)及び上記爆薬(101) を互いに関して所定の位置に取り付ける工程と; 上記爆薬(101)を囲むように、冷却囲い(104、104’)を上記パイ プ(106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付ける工程と; 液圧チューブ(122)を上記パイプ(106)の上記2つの端部のうちの第 2の端部に取り付ける工程と; を有することを特徴とする方法。 22. 高温で作動中の熱交換装置(31)を脱スラグするための爆薬を基礎と するシステムにおいて、 爆薬装置(101)、冷却囲い(104、104’)、冷却剤送給パイプ(1 06)、爆薬コネクタ手段(112)及び液圧チューブ(122)を有し、これ らの各々が、上記システムへのモジュールの組立て前に、当該システムの個々の モジュールとなっており、上記の組立ての結果出来上がった形状では、 キャップ(102)が上記爆薬(101)に取り付けられ; 信号接続が点火装置(103)と上記キャップ(102)との間に確立され; 上記パイプ(106)及び上記爆薬(101)が、上記爆薬コネクタ手段(1 12)を介して、互いに関して位置固定され; 上記囲い(104、104’)が上記爆薬(101)を包囲するように上記パ イプ(106)の2つの端部のうちの第1の端部に取り付けられ; 上記液圧チューブ(122)が上記パイプ(106)の上記2つの端部のうち の第2の端部に取り付けられる; ことを特徴とするシステム。
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