JP2000510700A - 抗血小板化合物の血中レベルを追跡するための方法と試薬 - Google Patents

抗血小板化合物の血中レベルを追跡するための方法と試薬

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Abstract

(57)【要約】 抗血小板化合物で治療されている被験体の血液中のこの化合物の量を測定するための方法であって、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被験体の血液のACT数を算出し、その数値を標準化濃度数値と比較する、上記方法。ヘパリンおよび抗血小板化合物で現在治療されている被験体において、本方法は、血液試料に追加のヘパリンを加えることなく行うことができる。本発明はまた、抗血小板化合物と免疫反応する試薬、および免疫反応性試薬を含むキットを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 抗血小板化合物の血中レベルを追跡するための方法と試薬 発明の背景 発明の分野 本発明は一般に、被験体に投与される抗血小板化合物の量を追跡するための方 法に関する。さらに詳しくは本発明は、被験体の血液の活性化凝固時間の測定に より被験体の抗血小板化合物の量の迅速な測定を可能にする方法およびキットを 提供する。先行技術の説明 血小板は、血管傷害の部位で最初の止血血栓を提供することにより血流の停止 (止血)に有効な機能を有する。一般に血小板はまず、傷害された血管の内皮下 領域で巨大分子に結合し、次に凝集して一次止血血栓を形成する。傷害の近くの 血小板の凝集は、次に血漿凝固因子を活性化し、これがフィブリン凝塊を形成し て、凝集物を支持し強固する。 血小板はまた、動脈硬化や血栓症に至る有害な反応に参加する。血栓症は、血 小板が凝集するかおよび/またはフィブリン凝塊が血管を閉塞するプロセスであ る。動脈を閉塞する血栓は、その動脈から血液を供給される組織の死滅を引き起 こす。この閉塞は、脳卒中、不安定狭心症、および心筋梗塞のような症状を引き 起こす。血栓症はまた、術後の合併症を引き起こす。例えば、人工器官(例えば 、人工心臓弁)の移植または経皮経管冠動脈形成術(PCTA)のために開かれ た部位で血液血栓が形成される。従って血小板機能のアンタゴニストが研究され ており、動脈硬化や血栓症に起因する合併症を治療または防止するために抗血小 板化合物が開発されている。 異なる機能を有する多くの抗血小板化合物が当該分野で記載されている。ザブ ロッキー(Zablocki)らは、フィブリノゲン−血小板糖タンパク質IIb/IIIa( 「gpIIb/IIIa」)相互作用を破壊することにより機能し、すべての血小板活 性化物質の活性なインヒビターである、開発中のフィブリノゲン受容体アンタ ゴニストを記載している。ザブロッキー(Zablocki J.A.)ら、Exp.Opi n.Invest.Drugs(1994)、第3(5)巻、437〜448頁 。ジピリダモール、チクロピジンおよびアスピリンのような化合物は、公知の抗 血小板化合物である。マジェルス(Majerus,P.W.)ら、「グッドマンとギルマ ンの治療の薬理学的基礎」(Goodman and Gilman's The Pharmaclogical Basis of Therapeutics)(ハードマンとリンバード(Hardman,J.and Limberd,L.) 、第9版、1996)1341〜1359頁中。抗血小板化合物をカバーするい くつかの特許が出ており、さらに別の化合物をカバーする特許出願が公表されて いる。例えば、米国特許第5,344,957号(ボビー(Bovy)ら)は、血小 板凝集インヒビターとして有用な置換β−アミノ酸誘導体を開示し、PCT出願 公報WO94/22820号(アブッド(Abood)ら)は、血小板インヒビター として有用な1−アミジノフェニル−ピロリドンピペリジノンおよびアゼチノン を開示している。これらの文献、特許および刊行物の開示内容(およびそこに引 用されている文献を含む)は、技術の現状をより完全に規定するために、参考の ため本明細書に組み込まれる。 活性化凝固時間の測定は、ハッタースライ(Hattersly,P.G.)により、全血 凝固を追跡するための高感度な試験として開発された。ハッタースライ(Hatter sly,P.G.)、J.A.M.A.(1966)、196巻、150〜154頁。他 の研究者らは、この試験を、薬剤活性を証明するための測定法として使用した。 モリテルノ(Moliterno)らは、抗gpIIb/IIIa抗体C7E3を投与する時の 活性化凝固時間の上昇を記載している。モリテルノ(Moliterno)ら、Am.J .Cardiol.(1995)、75巻、559〜562頁。 抗血小板化合物を用いる治療法が増えるに従って、治療される被験体における 化合物の量の追跡法がますます重要になっている。濃度を追跡し、これに応じて 投与量を調整することは、過剰な投与を防止し、化合物のクリアランスが障害さ れているかどうかの追跡を補助するであろう。すなわち、これらの化合物の血中 濃度の迅速かつ容易な測定を可能にする方法が必要とされている。 我々は、抗血小板化合物と免疫反応する抗体が、その化合物を含有する血液の 活性化凝固時間または血小板凝集に影響を与えることを発見した。活性化凝固時 間は、抗体の存在下では大きく異なることが見いだされ、その結果活性化凝固時 間数(本明細書において、「ACT数」と呼ぶ)を算出して、血液中の化合物の 特定の濃度を与えるプロットした曲線または表に関連付けることができ、こうし て、これらの化合物の濃度を追跡するための迅速で、手間のかからない方法が提 供される。 発明の要約 本発明は、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被験体の血液のAC T数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較し、こうして被験体 の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを特徴とする、抗血小板化合物で 治療されている被験体の血液中のこの化合物の量を測定するための方法を提供す る。 本発明はまた、ヘパリンと、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被 験体の血液のACT数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較し 、こうして被験体の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを特徴とする、 抗血小板化合物で治療されている被験体のこの化合物の量を測定するための方法 を提供する。 本発明はまた、 a)被験体から血液試料を採取し; b)この試料を少なくとも2つの部分に分離して、抗血小板化合物と免疫反応す る試薬を少なくとも1つの部分に加え; c)試薬を含有しない(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時 間を測定し; d)試薬を含有する(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時間 を測定し; e)(c)と(d)の測定値からACT数を算出し;そして f)(e)からのACT数を標準化濃度曲線と比較して、こうして被験体の血液 中の抗血小板化合物の濃度を測定することを特徴とする、抗血小板化合物で治療 されている被験体の血液中のこの化合物の濃度を測定するための方法を提供する 。 本発明はさらに、抗血小板化合物と免疫反応し基本的にヘパリンと免疫反応し ないマウスのハイブリドーマ細胞株により産生されるモノクローナル抗体を提供 する。 最後に本発明は、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含む、抗血小板化合物 で治療されている被験体の抗血小板化合物の濃度を追跡するためのキットを提供 する。図面の簡単な説明 図1。この図は、2つの抗血小板試験化合物B(■)とD(●)の種々の濃度 について測定された活性化凝固時間(ACT)に及ぼす作用を示す。これらの化 合物の構造を、本発明の詳細な説明に示す。各化合物について濃度は、IC50の 倍数として示してある。化合物BのIC50は27ng/mlであり、化合物DのIC5 0 は43ng/mlである。 図2。この図は、抗体有りおよび抗体無しの血液試料についての活性化凝固時 間比の比較を示す。 図3。抗血小板化合物B、D、および陰性対照として使用されたメルク(Merc k)化合物MK383を認識し中和する能力について、モノクローナル抗体を血 小板凝集測定法で試験した。使用した抗血小板化合物のレベルは、それ自身で少 なくとも50%の凝集阻害を示した。 図4。この図は、種々のモノクローナル抗体の存在下で、抗血小板化合物Bを 含有する血液について活性化凝固時間の比較を示す。「対照」は、化合物Bおよ び抗化合物B抗体を含まない血液の凝固時間である。「Cont Mab」は、 無関係のタンパク質に対する抗体についての凝固時間である。「B」は、化合物 Bのみが存在する血液の凝固時間である。 図5。モノクローナル抗体9F7を、抗血小板化合物BとDを中和する能力に ついて、2人の異なるドナーからの全血で試験した。発明の詳細な説明 A.方法 本発明は、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被験体の血液のAC T数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較し、こうして被験体 の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを特徴とする、抗血小板化合物で 治療されている被験体の血液中のこの化合物の量を測定するための方法を提供す る。 本明細書において「ACT数を算出する」とは、標準化曲線と比較することが できる数を与える任意の計算を包含する。例えば、ACT数は、a)血液試料中 に免疫反応性試薬が存在する被験体の血液試料の活性化凝固時間と、b)血液中 に免疫活性試薬の無い被験体の血液試料の活性化凝固時間、との比率でもよい。 あるいは、算出されたACT数は、血液試料中に免疫反応性試薬が存在する場合 および存在しない場合の活性化凝固時間の差でもよい。当業者は、本発明の範囲 から逸脱することなく、他の算出方法を容易に認識できるであろう。いずれにし ても、ACT数は、標準化濃度曲線と同じ方法で被験体の血液試料について算出 され、これらはすぐ比較され、血液中の化合物の濃度が決定される。 本明細書において「標準化濃度曲線」という用語は、活性化凝固時間と抗血小 板化合物の血中濃度との関係を証明する任意の方法を意味する。例えば、標準化 濃度曲線は、抗血小板化合物についてy軸に沿ってプロットされた活性化凝固時 間と、x軸沿ってプロットされた化合物の濃度とを有してもよい。既知の濃度の 抗血小板化合物についていくつかの活性化凝固時間が算出されていれば、そのプ ロットは、その用語が当業者により理解されるように大体「曲線」になるであろ う。すなわち、この例の算出したACT数と標準化曲線の「比較」は、算出され たACT数に等しいy軸上の値を見つけ、次に同じy軸値を有する「曲線」上の 点を見つけ、そして曲線上の点のx軸の値を読むことからなる。こうしてx軸値 は、血液中の化合物の濃度を与える。 別の好適な実施態様において、「曲線」はまた、算出された値の表により表す ことができる。すなわち、x軸とy軸の値を比較する代わりに、これらの値は、 種々の範囲についてあらかじめ算出され表で提示されて、これは直ぐ読むことが でき、被験体の血液中の化合物の濃度の正確な値または範囲を与えるであろう。 別の実施態様において標準化曲線はまた、数式で表され、これは次に、測定さ れた活性化凝固時間に基づく濃度を算出するのに使用することができる。例えば この式またはアルゴリズムは、コンピュータープログラムに取り込まれて、これ は入力した活性化凝固時間またはACT数に基づき自動的に血液濃度を算出する 。 このようなプログラムはまた、活性化凝固時間を測定するための装置に組み込む こともできる。 本発明の方法は、好ましくは被験体の血液中のgpIIb/IIIaアンタゴニスト のような抗血小板化合物の濃度を追跡するために使用される。被験体は、好まし くは哺乳動物、より好ましくは、入院患者もしくは通院している「外来患者」と して、脳卒中、心筋梗塞、または素安定狭心症のような疾患の治療を受けている ヒト患者である。この方法はまた、人工心臓弁のような人工器官を挿入するため の手術またはPCTAを受けている被験体の抗血小板化合物の血中レベルを追跡 するために使用することができる。 前述のように、いくつかの抗血小板化合物が開発されており、その一部は臨床 試験中である。本発明の方法により追跡できる化合物の例には、以下のものがあ るが、これらに限定されない:抗体C7E3(セントコア(Centocor));MK 383:N(ブチルスルホニル)−O−(4−(4−ピペリジニル)ブチル)− L−チロシン、一塩酸塩(メルク(Merck)、ウエストポイント、ペンシルバニ ア州、米国19486−0004);L−703014:(R)−ベータ[[[ [1−オキソ−4(4−ピペリジニル)ブチル]アミノ]アセチル]アミノ]− 1H−インドール−3−ペンタン酸(メルク(Merck));RO44−9883 :(S)−[[1−[2−[[4−(アミノイミノメチル)ベンゾイル]アミノ ]−3−(4−ヒドロキシフェニル)−1−オキソプロピル]−4−ピペリジニ ル]オキシ]酢酸(ホフマンラロッシュ(Hoffman LaRoche)、ナトレイ(Nutle y)、ニュージャージー州、米国07110−1199);GR144.053 :4(4−(4−(アミノイミノメチル)フェニル)−1−ピペラジニル)−3 −メチル−1−ピペリジンアセテート(グラクソ(Glaxo)、リサーチトライア ングルパーク(Research Triangle Park)、ノースカロライナ州、米国2770 9);BIBU104:メチルトランス−5−(S)−[[4−[4−(イミノ [(メトキシカルボニル)アミノ]メチル]フェニル]フェノキシ]メチル]− 2−オキソピロリジン−3−アセテート(ベーリンガーインゲルハイム(Boehri nger-Ingleheim)、リッジフィールド(Ridgefield)、コネチカット州、米国0 6877−0368);DMP728:N−[3−(アミノメチル)ベン ゾイル]−D−2−アミノブタノイル−N2−メチル−L−アルギニル−グリシ ル−L−アスパラギン酸、環状(41→1)ペプチド;(デュポンメルク(DuPo nt Merck)、ウィルミングトン(Wilmington)、デラウェア州、米国19805 、および環状ヘプタペプチドインテグレリン(Integrelin)(登録商標)(シー オーアール・セラピューティクス(COR Therapeutics)、So.サンフランシス コ、カリホルニア州、米国)。 本発明の好適な実施態様において、gpIIb/IIIaアンタゴニストは、米国特 許第5,344,957号(参考のため本明細書に組み込まれる)に記載のβ− アミノ酸誘導体の任意のものである。これらの誘導体は、一般式: を有する。 これらの誘導体の特に好適な実施態様は、式: (3S−[[4−[[4−(アミノイミノメチル)フェニル]アミノ]−1,4 −ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチン酸エチル、一塩酸塩)を有する「化 合物A」を含む。 化合物Aは、式: (3S−[[4−[[4−(アミノイミノメチル)フェニル]アミノ]−1,4 −ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチン酸、一塩酸塩)を有する活性なgp IIb/IIIaアンタゴニスト「化合物B」のプロドラッグ型である。 これらの方法の別の好適な実施態様において、抗血小板化合物は、PCT出願 公報WO94/22820号(参考のため本明細書に組み込まれる)に記載の1 −アミジノフェニル−ピロリドン、ピペリジノンまたはアゼチノンの任意のもの である。これらの化合物は、一般式: を有する。 これらの化合物の特に好適な実施態様は、式: (N−[[[1−[4−アミノイミノメチル)フェニル]−2−オキソ−3S− ピロリジニル]アミノ]カルボニル]β−アラニン、エチルエステル)を有する 「化合物C」である。 化合物Cは、式: (3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2−オキソ−ピ ロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸、トリフルオ ロアセテート)を有する、活性なgpIIb/IIIaアンタゴニスト「化合物D」の プロドラッグ型である。 現在このような患者の血液凝固を防止するために最も広く使用されている化合 物は抗凝固剤ヘパリンである。ヘパリンは、肥満細胞を含有するヒト組織中に存 在するグリコサミノグリカンである。被験体に投与されるヘパリンは、典型的に はブタの小腸粘膜またはウシの肺から抽出される。すなわち本発明の方法は、前 述のような抗血小板化合物により、単独で、他の抗血小板化合物と組合せて、ま たはヘパリンと組合せて、抗血小板化合物で治療される被験体について使用され る。被験体がヘパリンの無い抗血小板化合物で治療されている時、本発明は、抗 血小板化合物の作用を増強するために活性化凝固時間の測定の前に、試料にヘパ リンを添加することを企図する。 すなわち、本発明はまた、ヘパリンと、抗血小板化合物と免疫反応する試薬と を含有する被験体の血液のACT数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度 曲線と比較し、こうして被験体の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを 特徴とする、抗血小板化合物で治療されている被験体の血液中のこの抗血小板化 合物の量を測定するための方法を提供する。 本発明はまた、 a)被験体から血液試料を採取し; b)この試料を少なくとも2つの部分に分離して、抗血小板化合物と免疫反応す る試薬を少なくとも1つの部分に加え; c)試薬を含有しない(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時 間を測定し; d)試薬を含有する(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時間 を測定し; e)(c)と(d)の測定値からACT数を算出し;そして f)(e)からのACT数を標準化濃度曲線と比較して、こうして被験体の抗血 小板化合物の濃度を測定することを特徴とする、抗血小板化合物で治療されてい る被験体の血液中の抗血小板化合物の濃度を測定するための方法を提供する。 本発明の方法の実施において、抗血小板化合物で治療されている被験体からの 血液は、ヘパリンを含有するシリンジ中に採取されるか、または採血後ヘパリン を加えることができる。ヘパリンと全血の比は、約1:10かそれ未満であり、 こうして血液中のヘパリンの最終濃度は、1.0単位/ml〜3.0単位/mlの間 、好ましくは約1.5単位/mlである。 本発明の方法の実施において、使用される免疫反応性試薬の量は、抗血小板化 合物の作用を中和するのに有効な量である。この有効量を測定する方法は、当業 者に公知である。好適な実施態様において、有効量は、試料中の免疫反応性試薬 の最終濃度約100nM〜500nMを与える量であろう。 活性化凝固時間は、現在入手できるいくつかの装置により測定できる。最も広 く利用されている2つの入手できる装置は、ヘモテク(Hemotech)(メトロニッ ク(Metronic)、パーカー社(Parker Co.)、米国80134−9061)とヘ モクロン(Hemochron)(インターナショナルテキンダイン(International Tec hindyne);ニュージャージー州、米国)である。 へモテク(Hemotech)は、カオリン活性化血液試料中に出し入れされる機械的 プランジャーを利用する。凝固試験は、複数2チャネル試験カートリッジを使用 して行われる。各カートリッジは、試薬リザーバーと反応室を有し、外部ヒート ブロックであらかじめ加熱されるか、または装置中で加熱される。血液試料は、 加熱されたカートリッジに加えられる。 試験を開始すると、機械は自動的に、カオリン試薬を反応室に入れ、あらかじ め決められた間隔で各反応室でプランジャーの上げ下げが始まる。プランジャー の作用により試料が試薬と混合され、凝固形成について試験される。凝固が形成 されると、プランジャーの下方への動きが低下する。プランジャーの降下速度の 低下は、光学系により検出され、凝固の形成を機械が知らせる。各凝固時間、ま たは平均およびチャネルの差は、機械の前面に表示される。ヘモクロン(Hemoch ron)は類似の装置であるが、血液の凝固活性化にカオリンの代わりに珪藻土を 使用する。ヘモクロン(Hemochron)は、検出器から動いて離れていく磁石を追 跡することにより、凝固形成を測定する。 2つの装置の比較は、各装置の測定値を相互に交換することができないことを 示している。アベンダコとファーガソン(A.Avendaco and J.Ferguson)、J .A.C.C.(1994年3月15日)、23巻(4)、907〜910頁。 すなわち、標準化濃度曲線もまた、入手できる試験装置について標準化される。 B.抗体 上記方法のいずれかの実施において、抗血小板化合物と免疫反応する試薬は、 ポリクローナル抗血清またはモノクローナル抗体のどちらでもよい。好適な実施 態様において、抗血小板化合物と免疫反応する試薬はモノクローナル抗体である 。 「抗体」という用語は、文法的に種々の型で、免疫グロブリン分子および免疫 グロブリン分子の免疫活性を有する部分(すなわち、抗体結合部位を含有する分 子、すなわち「パラトープ」)を意味する。本明細書において「抗体」は、完全 な免疫グロブリン分子またはパラトープを含有する免疫グロブリン分子の任意の 部分を意味し、Fab、Fab'、F(ab')2、およびF(v)のような当該分野で公知の 部分を含む。 「免疫反応する」という用語は、種々の型で、抗原決定基を含有する分子と、 抗体結合部位を含有する分子(例えば、全抗体分子またはその一部)との間の特 異的結合を意味する。「抗原決定基」という用語は、抗体結合部位により免疫学 的に結合される抗原の実際の構造部分を意味する。この用語はまた、「エピトー プ」と相互に交換して使用可能である。本明細書において、「特異的結合」とい う用語は、その種々の型で、細胞表面受容体とリガンド分子の間の非ランダム結 合反応を意味する。 ポリクローナル抗体または「抗血清」は、動物(例えば、ヤギ、マウスまたは ウサギ)に、化合物に対する抗体を産生する目的の化合物を投与することにより 産生することができる。抗体レベルまたは「力価」が充分なレベルに達すると、 抗体含有血清が動物から採取される。目的の化合物と免疫反応する抗体は、当業 者に公知の技術(例えば、アフィニティクロマトグラフィー)により分離するこ とができる。 モノクローナル抗体は、コーラーとミルスタイン(Kohler and Milstein)が Nature、256巻、495〜497頁(1975)に記載した方法(参考 のため本明細書に組み込まれる)を使用して産生することができる。一般的には マウスに、目的の抗原が接種される。これは、抗原に対する抗体を発現するリン パ球の増殖を刺激する。脾臓からリンパ球を採取し、ポリエチレングリコールの ようなポリマーにより処理してミエローマ細胞に融合させる。融合されていない 細胞は増殖できない培地中で増殖させることにより、ハイブリッド細胞を選択す る。各ハイブリッド細胞をさらに培養し、抗原に結合する抗体の存在について試 験する。 ある場合には目的の抗原が、抗体を産生するように接種した動物を刺激しない 場合がある。モノクローナル抗体またはポリクローナル抗体の産生を確実にする ために、抗原に担体分子を結合して、動物の免疫反応を刺激するのに充分大きい 化合物を作成してもよい。担体分子は、例えばウシ血清アルブミン(BSA)、 またはサイログロブリンのようなタンパク質を含有してもよい。担体分子、特に 目的の抗原を含む新しい化合物は、ハプテンとして知られ、当業者に公知の方法 で調製される。 本発明の方法の実施に特に好適なモノクローナル抗体を産生する以下のハイブ リドーマが、アメリカンタイプカルチャーコレクション(ATCC),1230 1 パークローンドライブ(Parklawn Drive)、ロックビル(Rockville)、メ リーランド州20852、アメリカ合衆国、に、1996年4月12日に寄託さ れた: 1)ATTC受託番号HB−12081を割り当てられた、P187.4D7. B3.A1(本明細書において「4D7」とも呼ぶ); 2)ATTC受託番号HB−12082を割り当てられた、P187.9F7. A5.A1(本明細書において「9F7」とも呼ぶ)。 これらのハイブリドーマは、特許出願の係属中はハイブリドーマの入手が制限 され、特許の付与後は、寄託されたハイブリドーマの公衆への入手の制限は永久 に取り除かれる。 すなわち本発明は、上記抗血小板化合物のいずれかと免疫反応する抗体を提供 する。この抗体は、精製したかまたは精製していないポリクローナル抗血清また はモノクローナル抗体(これらの免疫反応性断片を含む)でもよい。本発明はま た、モノクローナル抗体を産生または「分泌」するハイブリドーマを提供する。 好適な実施態様において本発明はまた、抗血小板化合物と免疫反応し基本的にヘ パリンと免疫反応しない、マウスハイブリドーマ細胞株により産生されるモノク ローナル抗体を提供する。 C.キット 本発明の抗体は、本発明の方法を実施するための「キット」の一部として提供 されると予想される。このキットは、特異的抗血小板化合物のための免疫反応性 「試薬」(すなわち、前記で定義した抗体)を提供するであろう。典型的には、 このキットはまた、算出されたACT数を比較し、被験体の血液中の抗血小板化 合物の量を測定するための、前記で定義した標準化曲線も含むであろう。しかし これらの曲線は、通常の技術および本発明の教示を使用することにより、公に利 用できるようになるかまたは当業者が決定することができるであろう。 すなわち本発明はまた、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含む化合物で治 療されている被験体の抗血小板化合物の濃度を追跡するためのキットも提供する 。キットの好適な実施態様において、試薬は、ハイブリドーマATCC HB− 12081により産生されるモノクローナル抗体を含む。別の好適な実施態様に おいて、試薬は、ハイブリドーマATCC HB−12082により産生される モノクローナル抗体を含む。 上記本発明はさらに、以下の例で例示される。これらの例は、以下の請求の範 囲に詳述される本発明の範囲を決して限定するものではなく、またそのようなも のと解してはならない。 例1 − ヘパリン化ヒト全血中の活性化凝固時間(ACT)の測定方法 この例は、ヘモクロン(Hemochron)−8000を使用して活性化凝固時間を 測定する方法を示す。この方法は、種々の既知濃度の抗血小板化合物について標 準化濃度曲線を算出するために使用することができる。この方法はまた、本発明 の方法のためのACT数の算出に使用するための、活性化凝固時間を測定するた めに使用することができる。 調製 1.ヒトの志願者から血液を、ヘパリンを含有するシリンジに採取した。ヘパリ ン対全血の比は、シリンジ中のヘパリンの最終濃度が1.4単位/mlになるよう に、1:10であった。 2.ヘモクロン(Hemochron)−8000をセットアップして、同じ製造業者( インターナショナルテキンダイン(International Techindyne))のP−215 試験管を使用してACTを行なった。 操作 1.1mlの血液試料を、2.5〜10μlの化合物または食塩水とともに、室温 で5分間インキュベートした。 2.P−215試験管に400μlの検体試料をピペットで入れて、ヘモクロン (Hemochron)をスタートさせた。試験管を静かに混合し、ヘモクロン(Hemochr on)に置き、装置の光が点灯するまで1回転させた。 3.30秒以内に装置の第2のチャネルについて工程2を繰り返して、平均活性 化凝固時間を得た。装置は凝固形成を検出し、各チャネルについての時間および 2つの平均の時間を表示する。 4.抗体を使用する時は、化合物と全血のインキュベーション後にこれを加え、 さらに5分間インキュベートしてから試験を開始した。工程2と3を前述のよう に繰り返した。 例2 − 活性化凝固時間に及ぼす抗血小板化合物濃度の影響の証明 1.4単位/mlのヘパリンのみを含有する各ドナーからの対照全血について、 まず活性化凝固時間を測定した(秒)。次に各ドナーについてヘパリン以外に抗 血小板化合物BとDの濃度を変えて、例1に示すように凝固時間を測定した。特 定の濃度の化合物の凝固時間を、化合物を含有しない対照の凝固時間で割って、 凝固比を得た。この凝固比を、化合物濃度に対してプロットする。図1は、異な る濃度の抗血小板化合物が、例1の方法により測定した活性化凝固時間に直接影 響を与えることを示す。 例3 − 活性化凝固時間に及ぼすポリクローナル抗体の影響の測定 ヘパリンのみ(対照)およびヘパリンと5×10-8Mの抗血小板化合物Bを含 有する血液試料について、無関係のウサギ抗血清、ウサギIgG、および化合物 Bに対するウサギポリクローナル抗体の10μlと5μlの非存在下または存在 下で、例1に記載のように活性化凝固時間を算出した。活性化凝固時間比は、例 2に記載のように算出した。図2から明らかなように、抗体の存在は、抗血小板 化合物を含有する血液の活性化凝固時間に顕著な影響を与える。抗体の濃度が高 い(10μl)ほど、凝固に及ぼす化合物Bの影響が完全に逆転した。 例4 − モノクローナル抗体(Mab)産生 化合物Bのリジン含有誘導体である「化合物E」(N−[N−[4−[[4− (アミノイミノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]−L− アスパルチル]−L−リジン、ビス(トリフルオロ酢酸塩)、2水和物)を、抗 体産生のためのハプテンとして使用した。このハプテンをサイログロブリンに結 合させて、担体タンパク質を得て、マウスに注射した。ウシ血清アルブミン(B SA)に結合した化合物Eに対する抗体についてマウスをスクリーニングし、最 も高い力価を有するマウスを選択して、モノクローナル抗体産生のためのクロー ンを産生した。 融合とモノクローナル抗体産生は、標準的方法に従って行なった。Balb/ cマウスに、25μgの化合物Eを毎月腹腔内注射して免疫した。抗原はフロイ ントアジュバントで投与し、免疫は8週間続けた。高力価の循環抗化合物Eを産 生するマウスから脾臓を切り出し、脾臓を切って脾細胞を取り出した。脾細胞を 、マウスミエローマ細胞に融合させた。アメリカンタイプカルチャーコレクショ ン(ATCC),12301 パークローンドライブ(Parklawn Drive)、ロッ ク ビル(Rockville)、メリーランド州20852、アメリカ合衆国から得たマウ スミエローマ細胞(SP2/mil6)ATCC No.CRL−2016に、 融合させた。J.Immunol.Methods、148巻、199〜207 頁(1992)参照。細胞をポリエチレングリコールで融合させ、脾細胞とミエ ローマ細胞の融合から得られる細胞のみが増殖できる選択条件下(HAT培地) で、増殖させた。調整培地試料が、ウシ血清アルブミンに結合した固定化化合物 Eに結合する能力を評価することにより、融合の子孫を抗体の存在について解析 した。単一の融合の産物に由来する細胞のコロニーを得るために、陽性子孫を軟 寒天に継代した。抗化合物E抗体を産生する10個の陽性コロニーを得た。10 個のうち9個は、IgG1、Kイソタイプであり、1つ(7C4)はIgG2、 Kイソタイプであった。すべての精製した抗体は、化合物Bに特異的に結合した 。これらの抗体を含有する腹水をBalb/cマウスで産生させ、プロテインG −セファロースアフィニティクロマトグラフィーにより、抗体を均一になるまで 精製した。腹水と精製IgGの両方を、凝集測定法(例5)とACT測定法(例 7)で中和活性について試験した。 例5 − ヒト血小板リッチ血漿の凝集 クエン酸化全血を、970×gで室温で3.1分遠心分離して、ヒト血小板リ ッチ血漿(「PRP」)を調製した。PRPを赤血球から注意深く除去し、50 mlの円錐管に入れた。血小板凝集は、ADP(20μM)またはコラーゲン(4 μg/ml)をアゴニストとして使用して、凝集測定器(aggregometer)(バイオ データ(Bio-Data)モデルPAP−4、ホルシャム(Horsham)、ペンシルバニ ア州)中の光透過の増加として測定した。いずれが有用な方法でアンタゴニスト を認識したかをスクリーニングするための手段として、gpIIb/IIIaアンタゴ ニストである化合物B、化合物D、およびメルク(Merck)化合物MK383を 中和する能力について、例4に従って産生した抗体を凝集で試験した。使用した 抗血小板化合物のレベルは、それ自身で少なくとも50%の凝集阻害を与えた。 結果を図3に示す。 例6 − 化合物Bの活性化凝固時間(ACT)に及ぼすモノクローナル抗体の 影響 例4に従っていくつかのモノクローナル抗体を調製した。5×10-8Mの化合 物Bの存在下で一連の抗体について、例1の方法に従って活性化凝固時間を算出 した。図4から明らかなように、すべてのモノクローナル抗体は、化合物単独と 比較して凝固時間を低下させた。無関係のタンパク質に対する対照モノクローナ ル抗体(「Cont Mab」)は何の影響も与えなかった。 例7 − モノクローナル抗体の中和活性 例4に従って調製したモノクローナル抗体(9F7)を、抗血小板化合物Bと Dを中和する能力について、2人の異なるドナーからの全血中で試験した。メド トロニックヘモテック(Medtronic Hemotec)装置を使用して、活性化凝固時間 を測定した。図5から明らかなように、抗体9F7は、2つの抗血小板化合物に ついての活性化凝固時間測定値に顕著な影響を与えた。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月7日(1998.5.7) 【補正内容】 EPA0520436号は、未知の血小板インヒビター濃度を測定するための 競合的免疫化学的測定法を開示する。すなわち、特異的に標識された6,15− DK−13,14,DH−PGF1αを認識する抗体と、固相上の抗抗体を反応 させて、マーカー活性を測定する。 請求の範囲 1.抗血小板化合物で治療されている被験体の血液中のこの化合物の量を測定 するための方法であって、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被験体 の血液のACT数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較し、こ うして被験体の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを特徴とする、上記 方法。 2.抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、請求の範囲第1 項に記載の方法。 3.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、3S−[[4−[[4−(アミノイミ ノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペン チン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2 −オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸 、トリフルオロアセテートよりなる群から選択される、請求の範囲第2項に記載 の方法。 4.抗血小板化合物と免疫反応する試薬はモノクローナル抗体である、請求の 範囲第1項に記載の方法。 5.モノクローナル抗体は、3S−[[4−[[4−(アミノイミノメチル) フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチン酸;お よび3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2−オキソ− ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸、トリフル オロアセテートよりなる群から選択される抗血小板化合物と免疫反応する、請求 の範囲第4項に記載の方法。 6.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081およびHB−120 82と呼ぶハイブリドーマによりなる群から選択されるハイブリドーマにより産 生される抗体である、請求の範囲第4項に記載の方法。 7.ヘパリンと、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被験体の血液 のACT数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較し、こうして 被験体の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを特徴とする、請求の範囲 第1項に記載の方法。 8.抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、請求の範囲第7 項に記載の方法。 9.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、3S−[[4−[[4−(アミノイミ ノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペン チン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2 −オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸 、トリフルオロアセテートよりなる群から選択される、請求の範囲第8項に記載 の方法。 10.抗血小板化合物と免疫反応する試薬はモノクローナル抗体である、請求 の範囲第7項に記載の方法。 11.モノクローナル抗体は、エチル3S−[[4−[[4−(アミノイミノ メチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチ ン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2− オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸、 トリフルオロアセテートよりなる群から選択される抗血小板化合物と免疫反応す る、請求の範囲第10項に記載の方法。 12.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第10項に記載の方法。 13.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12082と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第10項に記載の方法。 14.請求の範囲第1項に記載の方法であって、 a)被験体から血液試料を採取し; b)この試料を少なくとも2つの部分に分離して、抗血小板化合物と免疫反応す る試薬を少なくとも1つの部分に加え; c)試薬を含有しない(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時 間を測定し; d)試薬を含有する(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時間 を測定し; e)(c)と(d)の測定値からACT数を算出し;そして f)(e)からの算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較して、こうして被 験体中の抗血小板化合物の濃度を測定することを特徴とする、上記方法。 15.抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、請求の範囲第 14項に記載の方法。 16.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、3S−[[4−[[4−(アミノイ ミノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペ ンチン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]− 2−オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン 酸、トリフルオロアセテートよりなる群から選択される、請求の範囲第15項に 記載の方法。 17.抗血小板化合物と免疫反応する試薬はモノクローナル抗体である、請求 の範囲第14項に記載の方法。 18.モノクローナル抗体は、3S−[[4−[[4−(アミノイミノメチル )フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチン酸; および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2−オキソ −ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸、トリフ ルオロアセテートよりなる群から選択される抗血小板化合物と免疫反応する、請 求の範囲第17項に記載の方法。 19.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第17項に記載の方法。 20.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12082と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第17項に記載の方法。 21.抗体は、抗血小板化合物と免疫反応し、基本的にヘパリンと免疫反応し ない、マウスハイブリドーマ細胞株により産生されるモノクローナル抗体であっ て、抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、上記抗体。 22.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、エチル3S−[[4−[[4−(ア ミノイミノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]− 4−ペンチン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニ ル]−2−オキソピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロ パン酸、トリフルオロアセテートよりなる群から選択される、請求の範囲第21 項に記載のモノクローナル抗体。 23.ATCC HB−12081と呼ぶハイブリドーマ細胞株。 24.ATCC HB−12082と呼ぶハイブリドーマ細胞株。 25.請求の範囲第23項に記載のハイブリドーマ細胞株により産生されるモ ノクローナル抗体。 26.請求の範囲第24項に記載のハイブリドーマ細胞株により産生されるモ ノクローナル抗体。 27.抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被験体のACT数を算出 し、算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較することにより、抗血小板化合 物で治療されている被験体の血液中のこの化合物の濃度を追跡するためのキット であって、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含む、上記キット。 28.試薬はモノクローナル抗体である、請求の範囲第27項に記載のキット 。 29.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081と呼ぶハイブリド ーマにより産生される、請求の範囲第27項に記載のキット。 30.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12082と呼ぶハイブリド ーマにより産生される、請求の範囲第27項に記載のキット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 33/86 G01N 33/86 33/96 33/96 C12N 5/00 B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 フェイジェン,ラリー,ピー. アメリカ合衆国60062 イリノイ州ワウコ ンダ,レイクショア コート 25765 (72)発明者 ハース,ニール,エフ. アメリカ合衆国60630 イリノイ州シカゴ, カタルパ アベニュー 5079 (72)発明者 メイヤー,デブラ,エム. アメリカ合衆国63385 ミズーリ州ウエン ツビル,スウェイング オークス ロード 1804 (72)発明者 ページ,ジミイ,ディ. アメリカ合衆国60031 イリノイ州ガーニ イ,イーストウッド アベニュー 4356 (72)発明者 ペッグ,ジョディ,アン アメリカ合衆国63021 ミズーリ州ボール ウイン,オーク バラ ドライブ 1164

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.抗血小板化合物で治療されている被験体の血液中のこの化合物の量を測定 するための方法であって、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含有する被験体 の血液のACT数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較し、こ うして被験体の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを特徴とする、上記 方法。 2.抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、請求の範囲第1 項に記載の方法。 3.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、3S−[[4−[[4−(アミノイミ ノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペン チン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2 −オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸 、トリフルオロアセテートよりなる群から選択される、請求の範囲第2項に記載 の方法。 4.抗血小板化合物と免疫反応する試薬はモノクローナル抗体である、請求の 範囲第1項に記載の方法。 5.モノクローナル抗体は、3S−[[4−[[4−(アミノイミノメチル) フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチン酸;お よび3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2−オキソ− ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸、トリフル オロ酢酸塩よりなる群から選択される抗血小板化合物と免疫反応する、請求の範 囲第4項に記載の方法。 6.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081およびHB−120 82と呼ぶハイブリドーマによりなる群から選択されるハイブリドーマにより産 生される抗体である、請求の範囲第4項に記載の方法。 7.抗血小板化合物で治療されている被験体の血液中のこの化合物の量を測定 するための方法であって、ヘパリンと、抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含 有する被験体の血液のACT数を算出し、算出されたACT数を標準化濃度曲線 と比較し、こうして被験体の血液中の抗血小板化合物の量を測定することを特徴 とする、上記方法。 8.抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、請求の範囲第7 項に記載の方法。 9.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、3S−[[4−[[4−(アミノイミ ノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペン チン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2 −オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸 、トリフルオロ酢酸塩よりなる群から選択される、請求の範囲第8項に記載の方 法。 10.抗血小板化合物と免疫反応する試薬はモノクローナル抗体である、請求 の範囲第7項に記載の方法。 11.モノクローナル抗体は、エチル3S−[[4−[[4−(アミノイミノ メチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチ ン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2− オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸、 トリフルオロ酢酸塩よりなる群から選択される抗血小板化合物と免疫反応する、 請求の範囲第10項に記載の方法。 12.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第10項に記載の方法。 13.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12082と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第10項に記載の方法。 14.抗血小板化合物で治療されている被験体の血液中のこの化合物の濃度を 測定するための方法であって、 a)被験体から血液試料を採取し; b)試料を少なくとも2つの部分に分離して、抗血小板化合物と免疫反応する試 薬を少なくとも1つの部分に加え; c)試薬を含有しない(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時 間を測定し; d)試薬を含有する(b)の血液試料の少なくとも1つの部分の活性化凝固時間 を測定し; e)(c)と(d)の測定値からACT数を算出し;そして f)(e)からの算出されたACT数を標準化濃度曲線と比較して、こうして被 験体中の抗血小板化合物の濃度を測定することを特徴とする、上記方法。 15.抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、請求の範囲第 14項に記載の方法。 16.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、3S−[[4−[[4−(アミノイ ミノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペ ンチン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]− 2−オキソ−ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン 酸、トリフルオロ酢酸塩よりなる群から選択される、請求の範囲第15項に記載 の方法。 17.抗血小板化合物と免疫反応する試薬はモノクローナル抗体である、請求 の範囲第14項に記載の方法。 18.モノクローナル抗体は、3S−[[4−[[4−(アミノイミノメチル )フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]−4−ペンチン酸; および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニル]−2−オキソ −ピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロパン酸、トリフ ルオロ酢酸塩よりなる群から選択される抗血小板化合物と免疫反応する、請求の 範囲第17項に記載の方法。 19.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第17項に記載の方法。 20.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12082と呼ぶハイブリド ーマにより産生される抗体である、請求の範囲第17項に記載の方法。 21.抗体は、抗血小板化合物と免疫反応し、基本的にヘパリンと免疫反応し ない、マウスハイブリドーマ細胞株により産生されるモノクローナル抗体。 22.抗血小板化合物はgpIIb/IIIaアンタゴニストである、請求の範囲第 21項に記載のモノクローナル抗体。 23.gpIIb/IIIaアンタゴニストは、エチル3S−[[4−[[4−(ア ミノイミノメチル)フェニル]アミノ]−1,4−ジオキソブチル]アミノ]− 4−ペンチン酸;および3−[[[[1−[4−(アミノイミノメチル)フェニ ル]−2−オキソピロリジン−3S−イル]アミノ]カルボニル]アミノ]プロ パン酸、トリフルオロ酢酸塩よりなる群から選択される、請求の範囲第22項に 記載のモノクローナル抗体。 24.ATCC HB−12081と呼ぶハイブリドーマ細胞株。 25.ATCC HB−12082と呼ぶハイブリドーマ細胞株。 26.請求の範囲第24項に記載のハイブリドーマ細胞株により産生されるモ ノクローナル抗体。 27.請求の範囲第25項に記載のハイブリドーマ細胞株により産生されるモ ノクローナル抗体。 28.抗血小板化合物と免疫反応する試薬を含む抗血小板化合物で治療されて いる被験体の、抗血小板化合物の濃度を追跡するためのキット。 29.試薬はモノクローナル抗体である、請求の範囲第28項に記載のキット 。 30.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12081と呼ぶハイブリド ーマにより産生される、請求の範囲第28項に記載のキット。 31.モノクローナル抗体は、ATCC HB−12082と呼ぶハイブリド ーマにより産生される、請求の範囲第28項に記載のキット。
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