JP2000509276A - インターフェロンアルファ/ベータ受容体に対する抗体 - Google Patents

インターフェロンアルファ/ベータ受容体に対する抗体

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Abstract

(57)【要約】 種々のI型インターフェロンの活性を選択的にモジュレートできる、インターフェロン−α/β受容体のリガンド結合成分に対する抗体を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 インターフェロンアルファ/ベータ受容体 に対する抗体 技術分野 本発明は、種々のI型インターフェロンの活性を選択的にモジュレートできる インターフェロン−α/β受容体のリガンド結合成分に対する抗体に関する。 欧州特許出願公開第588,177号明細書(EP publication No.588,177)には、 分子量約40,000の可溶性IFN-α受容体について記載されており、この受容体 は125I-IFN-α2と交差結合(cross-linking)し、抗IFN-αモノクローナル 抗体と免疫沈降することにより同定されたものである。血清から取得したとき、 この種の受容体の分子量は50Kであった。同明細書にはまた、前記40,000IFN -α結合タンパク質(以下、「IFNAB-BP」または「IFNAB-BPII 」という)が尿から均一な状態で得られ、既知の他のいかなるタンパク質とも異 なる配列を有することも記載されている。このIFNAB-BPは、多種のIF N-αサブタイプと結合し、それらの活性をブロックするが、これはただ1種で あるIFN-βに対しても同様である。 欧州特許出願公開第676,413号明細書には、IFNAB-BPの前駆体をコード する2つのcDNA分子のクローニングと配列決定について記載されている。こ の2つのcDNAは、おそらく同じ遺伝子から、たとえば、別のスプライシング を受けて生じたものであろう。この2つの組換えタンパク質(IFNAB-BP IとIFNAB-BPIIと呼称される)の 哺乳動物細胞および他の宿主細胞における産生についても記載されている。IF NAB-BPに対する抗体であって、IFN受容体のブロッキング、IFNAB- BPIおよびIFNAB-BPIIのイムノアッセイおよび免疫精製に有用なポ リクローナル抗体およびモノクローナル抗体についても開示されている。 本発明においては、2つのグループの中和抗体について記載するが、これらは ヒト細胞上のI型インターフェロン受容体と結合する、IFNAB-BPIIに 対して作製されたものである。前記抗体の1つのグループは、IFN-αのサブ タイプとIFN-βとの両方の活性をブロックできる。もう1つのグループの抗 体は、ヒト細胞中のインターフェロン−αの種々のサブタイプの活性を選択的に ブロックできるが、インターフェロン−βの活性に影響を与えることはない。こ のように、これらの抗体のうちの1つのグループは、IFN-αの望ましくない 効果を阻害し得るが、IFN-βの活性にはほとんど影響を与えない。 背景技術 I型インターフェロン類(IFNs)(IFN-α、IFN-βおよびIFN-ω) は、構造的に関連するサイトカイン類のファミリーを形成し、通常、ウイルス感 染に対する耐性を付与する能力で定義される。I型IFNsの他の生物学的活性 に関する報告は多く、たとえば、細胞増殖の阻害、クラスI MHC抗原の誘発 およびいくつかの他の免疫調節活性が含まれる(1)。IFN-αおよびIFN-β は、いくつかのウイルス性疾患の治療に有用であり、たとえば、C型肝炎(2、3) およびウイルス性のイボ(4、5)ならびに特定の悪性腫 瘍、たとえば、ヘアリーセル白血病(6)、慢性骨髄性白血病(7)およびカポジ肉腫 (8)等に用いられる。 IFN-αは全身性エリテマトーデス(9)等の自己免疫疾患に罹っている種々の 患者およびエイズ患者(10)の血清から検出された。IFN-αは若年性糖尿病の 進行にも関連していた(11)。さらにIFN-α療法は、ある場合には望ましくな い副作用、たとえば、発熱および神経学的障害を呈する場合があった(12)。それ ゆえ、IFN-αの活性の中和が患者にとって有益であるような病理学的な状況 がある。 他のサイトカイン類の場合と同様に、IFN-αも細胞表面の受容体と結合す ることによってその生物学的活性を示すが、前記受容体は、IFN-βに対して 特異的であると同様に、すべてのIFN-αサブタイプに対しても特異的である( 13)。ヒトIFN-α受容体(IFNAR)は、ダウデイ(Daudi)細胞から同定され クローン化された(14)。クローン化された受容体は1つのトランスメンブランド メインと、細胞外ドメインならびに細胞内ドメインを有している。マウス細胞で 発現したとき、この受容体はヒトIFN-αBに反応性を付与するが、他のIF N-α種およびIFN-β種に対しては有意に反応性を付与しない。このことは、 付加的成分がIFN-βおよび種々のIFN-αサブタイプとの反応性に関与し得 ることを示している。 いくつかの他の研究によつて、IFN-αおよびIFN-βとの結合には付加的 成分または、受容体サブユニットが関与していることが示されている(15〜17)。 それにもかかわらず、既述の受容体(14)がすべてのIFN-α種およびIFN-β 種の結合に関与していると報告されている(18)。実際、 IFN-α/β受容体と呼ばれる第2の受容体成分が最近同定されクローン化さ れた(欧州特許出願公開第676,413号明細書および参考文献19)。本発明者らは 、細胞外ドメインがIFNAB-BPIと同じ配列を有するIFN-α/β受容体 が、I型インターフェロン受容体の主なリガンド結合成分であることを論証した 。さらに、インターフェロン−α/β受容体とIFNARとが協働してリガンド 結合し、細胞表面上でI型インターフェロン類と三次元構造を形成する(20)。 IFNARに対するモノクローナル抗体であってI型インターフェロン類の活 性を非選択的にブロックし得るモノクローナル抗体は既に記載されている(21)。 未同定の受容体成分に対する他のモノクローナル抗体も記載されていた。この抗 体はI型インターフェロン類の活性を非選択的にブロックした(22)。 発明の要約 本発明は、IFN-αとIFN-βに対する共通の受容体であるIFN-α/β 受容体に対するモノクローナル抗体を提供する。これらの抗体は、ヒト細胞上に 発現するか、可溶性の形態のIFNAB-BPIおよびIFNAB-BPIIとし て発現する受容体のいくつかの形態と結合する。2つのタイプの中和モノクロー ナル抗体を開発した。1つのタイプは、IFN-αおよびIFN-βの両方の抗ウ イルス活性をブロックするのに使用するとき、高い力価(titer)を示す。第2の タイプは、驚くべきことに、IFN-αの抗ウイルス活性に関してのみ高いブロ ック力価を示すが、IFN-βの活性に関しては非常に低い力価しか示さない。 このように、予測で きない第2のタイプのモノクローナル抗体を特定の濃度範囲で、IFN-αの活 性を選択的にブロックするために用い得るが、IFN-βの活性には影響を与え ない。 また、本発明はヒト細胞上に発現するIFN-α/β受容体、IFNAB-BP IおよびIFNAB-BPIIに対するヒト化モノクローナル抗体を提供する。 ヒト化モノクローナル抗体は、マウス−ヒトのハイブリッド抗体分子であって、 可変ドメインがマウス抗体由来であり、不変ドメインがヒト由来である。 本発明はまた、IFN-α/β受容体、IFNAB-BPIおよびIFNAB- BPIIに対するモノクローナル抗体およびヒト化モノクローナル抗体をコード するDNA分子を提供する。 さらに、本発明は前記DNA分子を含有する複製可能な発現ビヒクル、前記ビ ヒクルで形質転換された宿主および前記形質転換宿主により産生されたタンパク 質を提供する。「DNA分子」という用語は、ゲノムDNA、cDNA、合成D NAおよびこれらの組み合せを含む。 本発明はまた、ストリンジェントな条件下で前記DNA分子とハイブリダイズ し、IFN-α/β受容体、IFNAB-BPIおよびIFNAB-BPIIに対 するモノクローナル抗体およびヒト化モノクローナル抗体と同じ生物学的活性を 有するタンパク質をコードするDNA分子に関する。 また、本発明はIFN-α/β受容体、IFNAB-BPIおよびIFNAB- BPIIに対する機能的なモノクローナル抗体およびヒト化モノクローナル抗体 を産生し得る宿主細胞の調製方法を提供する。 本発明のモノクローナル抗体は、ヒト細胞中でヒトインターフェロン−αの生 物学的活性を阻害するが、ヒト インターフェロン−βの生物学的活性には影響を与えない。生物学的活性は、ヒ トWISH細胞と水疱性口内炎ウイルスとを用いる細胞変性効果の阻害アッセイ を用いて試験したときの、抗体の阻害効果を定量的に評価して決定した。 発明の詳細な説明 イスラエル特許出願第106591号明細書にしたがい、分子量40,000のIFN-α /β結合タンパク質(IFNAB-BP)は正常な尿(normal urine)からの2段 階のクロマトグラフィーによって単離した。粗尿タンパク質を、IFN-α2を 結合させたアガロースからなるカラムにかけた。前記カラムを洗浄して無関係な タンパク質を取り除き、ついで結合したタンパク質を低pHで溶出した。さらに 、溶出したタンパク質をサイズ排除HPLCで分離し、いくつかのタンパク質の ピークを得た。その1つは125I-IFN-α2と特異的に反応する能力とIFN-α およびIFN-βの抗ウイルス活性をブロックする能力で特徴付けた。このタン パク質をN−末端ミクロ配列分析にかけてさらに特徴付けた。得られた配列は、 既知のIFNAR受容体の配列(14)と比較したところ、前記既知配列とは異なっ ていることが確認された。得られたタンパク質は他の既知のどのタンパク質とも 異なっており、既知のどのDNA配列によってもコードされていなかった。これ はFastAプログラム(23)を用いて、SwissprotおよびGenebankデータライブラリ ーと比較して決定した。 尿IFNAB-BPの均一な調製物を免疫原として用いて抗体を調製した。 「抗体」という用語は、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体(Mabs) 、キメラ抗体、可溶性形態でまたは結合した形態でラベルできる抗体に対する抗 イディオタイプ(抗Id)抗体、ならびにそれらの活性画分を含む。前記活性画分 は、既知のあらゆる技法、たとえば、これらに限定されるわけではないが、酵素 的分解、ペプチド合成または組換え技術により提供される。 ポリクローナル抗体は、抗原で免疫された動物の血清に由来する抗体分子の異 種の集団である。モノクローナル抗体は、抗原に特異的な抗体の実質的に均質な 集団を含んでおり、この集団は実質的に同種のエピトープ結合部位を含んでいる 。Mabsは、当業者に公知の方法で得てもよい。たとえば、コラー(Kohler)お よびマイルステイン(Milstcin)、Nature 256:495-497(1975);米国特許第4,376, 110号明細書;アウスベル(Ausubel)ら編、Current Protocols in Molecular Bio logy 、グリーン(Grcene)出版協会およびウイレイ インターサイエンス(Wilcy I nterscicnce)、ニューヨーク(1987-1996);ハーロー(Harlow)およびラン(Lane) 、ANTIBODIES;A LABORATORY MANUAL、コールド スプリング ハーバー ラボラトリー(Cold Spring Harbor Laboratory)(1988); およびコリガン(Colligan)ら編、Current Protocols in Immunology、グリーン 出版協会およびウィレイ インターサイエンス、ニューヨーク(1992-1996)を参 照のこと。これらの参考文献の内容は全体的に参考として本明細書に援用する。 このような抗体は免疫グロブリンのいずれのクラスでもあり得、IgG、IgM 、IgE、IgA、GILDおよびそれらのいずれかのサブクラスをも含む。本 発明のMabを産生するハイブリドーマは、インビ トロ、インサイチュまたはインビボで培養され得る。インビボまたはインサイチ ュでの高い力価のMabの産生は、本発明の好ましい産生方法である。 キメラ抗体は、その異なる部位が異なる動物種に由来する分子であり、たとえ ば、マウスのMabに由来する可変領域とヒト免疫グロブリンの定常領域とを有 する。キメラ抗体は、適用したときに免疫原性を低下させ、産生収率を増加する のに主に用いられる。たとえば、マウスのMabsは、ハイブリドーマからより 高い収率で得られるが、ヒトではより高い免疫原性を有するので、たとえば、ヒ ト/マウスキメラMabsが用いられる。キメラ抗体とその調製方法は当該技術 分野で公知である(カビレイ(Cabilly)ら、Proc .Natl.Acad.Sci.USA 81: 3273-3277(1984);モリソン(Morrison)ら、Proc .Natl.Acad.Sci.USA 81:6 851-6855(1984);ボウリアン(Boulianne)ら、Nature 312:643-646(1984);カビ レイら、欧州特許出願第125023号明細書(European Patent Application 125023) (1984年11月14日公開);ニューバーガー(Neuberger)ら、Nature 314:268-270(19 85);タニグチ(Taniguchi)ら、欧州特許出願第171496号明細書(1985年2月19日 公開);モリソンら、欧州特許出願第173494号明細書(1986年3月5日公開);ニュ ーバーガーら、PCT出願(PCT Application)WO8601533(1986年3月13日公 開);クドウ(Kudo)ら、欧州特許出願第184187号明細書(1986年6月11日公開); モリソンら、欧州特許出願第173494号明細書(1986年3月5日公開);サハガン(S ahagan)ら、J.Immunol.137:1066-1074(1986);ロビンソン(Robinson)ら、国際 特許公開公報(International Patcnt Publication)、WO9702671(1987年5月 7日公開);リ ウ(Liu)ら、Proc .Natl.Acad.Sci.USA 84:3439-3443(1987);サン(Sun)ら 、Proc .Natl.Acad.Sci.USA 84:214-218(1987);ベター(Better)ら、Scien ce 240:1041-1043(1988);および、ハーローおよびラン、ANTIBODIES :A LAB0RAT0RYMANUAL、同上)。これらの参考文献は、すべ て参考として本明細書に援用する。 抗イディオタイプ(抗Id)抗体は、抗体の抗原結合部位と一般的に関連してい るユニークな抗原決定基を認識する抗体である。Id抗体は、同種および同遺伝子 型の動物(たとえば、マウス系統)をMabのソースとして、抗Idが調製される べきMabを用いて前記動物を免疫することにより調製することができる。免疫 した動物は、これらのイディオタイプ決定基に対する抗体(抗Id抗体)を産生す ることによって免疫化に用いた抗体のイディオタイプ決定基を認識し反応する。 たとえば、米国特許第4,699,880号明細書を参照のこと。この文献は全体的に参 考として本明細書に援用する。 抗Id抗体はまた、「免疫原」として使用され、さらに別の動物において免疫反 応を誘発し、いわゆる抗−抗Id抗体を産生し得る。抗−抗Idは抗Idを誘発するオ リジナルのMabとエピトープについては同一であり得る。したがって、Mab のイディオタイプ決定基に対する抗体を用いることにより、同一の特異性を有す る抗体を発現する他のクローンを同定することが可能である。 このように、IFNAB-BPL、IFNAB-BPII、および本発明の関連 タンパク質に対して生じたMabsを用いて、適切な動物、たとえばBALB/c マウス中で、抗Id抗体を誘発し得る。このように免疫したマウス由来の脾臓細胞 を用 いて、抗Id Mabsを分泌する抗Idハイブリドーマを作製する。さらに、抗Id Mabsを、キャリアー、たとえば、キーホールリンペット・ヘモシアニン(K LH)と結合させ、さらに他のBALB/cマウスを免疫するのに使用できる。 これらのマウス由来の血清は、抗−抗Id抗体を含むが、これらの抗体はもとのM abの結合特性を有しており、IFNAB-BPIあるいはIFNAB-BPII のエピトープに対して特異的である。 このように抗Id Mabは、自分自身のイディオタイプのエピトープ、すなわ ち「イディオトープ」を有し、これはIFNAB-BPIまたはIFNAB-BP IIと評価されるエピトープと構造的に類似する。 「抗体」という用語はまた、完全な分子およびその活性画分、たとえば、Fa bおよびF(ab')2などの抗原と結合できる画分を含む。FabおよびF(ab')2フ ラグメントは、完全な抗体のFcフラグメントが欠落しており、循環血(circula tion)から速やかに消失し、完全な抗体よりも非特異的な組織結合が少ないよう である(ワール(Wahl)ら、J .Nucl.Med.24:316-325(1983))。 FabおよびF(ab')2、ならびに本発明において有用な抗体のその他のフラグ メントを用いて、完全な抗体分子に関して本明細書に記載された方法にしたがっ て、IFN-αの生物学的活性を選択的にブロックし得ることが理解される。こ のようなフラグメントは、典型的には、酵素、たとえば、パパインを(Fabフ ラグメントを産生するために)またはペプシンを(F(ab')2フラグメントを産生 するために)用いるタンパク質の開裂により産生される。 抗体が分子と特異的に反応し、それによって前記分子 が前記抗体と結合できるならば、そのような抗体を前記分子と「結合可能」であ るという。「エピトープ」という用語は、抗体が結合し得る分子のいずれかの一 部であって、その抗体が認識もし得る部分をいう。エピトープまたは「抗原決定 基」は、通常、アミノ酸または糖の側鎖などの分子の化学的に活性な表面群性体 (surface grouping)からなり、特異的な三次元構造的特徴と特異的な電荷的特徴 を有している。 「抗原」とは、抗体が結合可能な分子または分子の一部であって、さらに動物 にその抗原のエピトープと結合可能な抗体を産生させることができる。抗原は1 または2以上のエピトープを有し得る。前記の特異的反応は、高い選択性で抗原 が対応する抗体と反応するが、他の抗原によって生じた多くの他の抗体とは反応 しないことをいう。 本発明に有用な抗体(その抗体のフラグメントも含めて)を用いて、インター フェロン−βに対してほとんど作用せずにIFN-αサブタイプの生物学的活性 をブロックし得る。 本発明はまた、前記で定義した本発明の抗体のいずれかをコードするDNA分 子、前記DNA分子のいずれかからなる複製可能な発現ビヒクル、ならびに原核 細胞および真核細胞および宿主細胞を含む前記発現ビヒクルのいずれかで形質転 換された宿主細胞を提供する。 本発明はまた、本発明のハイブリドーマを培養し分泌されたモノクローナル抗 体を回収することによる、本発明の抗体のいずれかを産生する方法を含む。 本発明はまた、本発明の形質転換細胞を培養し分泌さ れた抗体を回収することによる、本発明の抗体のいずれかを産生する方法を含む 。前記抗体は前記DNA分子および前記形質転換宿主細胞内の前記発現ビヒクル によってコードされている。 本発明はさらに、本発明の抗体の活性ムテインおよび活性画分に関するもので あり、他のポリペプチドまたはタンパク質と融合し、I型IFNsの生物学的活 性をブロックする同様の能力を示す、野生型の抗体からなる融合タンパク質、ま たはそれらの活性ムテインもしくはそれらの活性画分に関する。 本発明の抗体、それらの活性画分、ムテインまたは融合タンパク質をコードす るDNAと作動可能に連結された転写調節シグナルおよび翻訳調節シグナルは、 真核細胞のベクターに挿入される。このベクターは宿主細胞の染色体に所望の遺 伝子配列を組み込むことができる。導入されたDNAが安定に染色体に組み込ま れた細胞を選択できるようにするために、発現ベクターを含む宿主細胞の選択が できるような1または2以上のマーカーを使用する。そのマーカーは、栄養要求 性の宿主に独立栄養性を提供し得る、または生物致死剤(たとえば抗生物質など )に対する耐性もしくは重金属(たとえば銅など)に対する耐性、などを提供し 得る。選択可能なマーカー遺伝子は、発現されるべきDNA遺伝子配列と直接直 結できるか、同じ細胞にコトランスフェクションで導入できる。付加的なエレメ ントもまた、一本鎖の結合タンパク質mRNAの最適な合成に必要で有り得る。 これらのエレメントは転写プロモーター、エンハンサーおよび終止シグナルに加 えて、スプライスシグナルを含み得る(24)。 本発明の抗体、それらの活性画分または活性誘導体を発現させる目的のために 、選択した細胞に導入されるべきDNA分子を好ましくは受容宿主で自律増殖可 能なプラスミドまたはウイルスベクターに導入する。 特定のプラスミドまたはウイルスベクターを選択するのに重要なファクターは 以下のものを含む:ベクターを含む受容細胞を認識し、ベクターを含まない受容 細胞と選別することが容易であること;特定の宿主における望まれるベクターの コピー数;および異なる種の宿主細胞間でベクターが「行き来」できることが望 まれるか否か。好ましい原核細胞ベクターは、以下のプラスミドを含む。たとえ ば、pBR322、ColE1、pSC101、pACYC 184などのE.coliで複製可 能なプラスミド(25);たとえば、pC194、pC221、pT127などのBacillusの プラスミド(26);pIJ101を含むStreptomycesのプラスミド(27);たとえばI C31などのStreptomycesのバクテリオフアージ(28)、およびPseudomonasのプラ スミド(29、30)を含む。 好ましい真核細胞のプラスミドには、BPV、ワクシニア、SV40、2ミクロ ン環状物等のプラスミドまたはそれらの誘導体が含まれる。このようなプラスミ ドは当業者に周知である(31〜35)。 構築物を含有するDNA配列またはベクターを発現用に調製すれば、この発現 ベクターを種々の適切な手段のいずれかで適切な宿主細胞に導入してもよい。こ の手段としては、形質転換、トランスフェクション、リポフェクション、接合、 プロトプラスト融合、エレクトロポレーション、リン酸カルシウム沈殿、直接マ イクロインジェクション等が挙げられる。 本発明に用いる宿主細胞は、原核細胞でも真核細胞でもよい。好適な原核細胞 宿主としては、バクテリア、たとえば、E .coliBacillusStreptomycesPse udomonasSalmonellaSerratia等が含まれる。最も好ましい原核細胞宿主はE. coli である。とくに有用なバクテリアの宿主は、E .coli K12株294(ATCC 3 1446)、E .coli X1776(ATCC 31537)、E .coli W3110(F,λ,独立栄養性( ATCC 27325))を含み、他の腸内細菌、たとえば、Salmonella typhimuriumま たはSerratia marcescensおよび種々のPseudomonasの種も含む。この条件ではタ ンパク質はグリコシル化されない。原核細胞宿主は、発現プラスミド中のレプリ コンおよびコントロール配列と和合性がなければならない。 好ましい真核細胞宿主は、哺乳動物細胞、たとえば、ヒト、サル、マウス、チ ャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞である。なぜならば、これらはタンパク 質分子の翻訳後修飾の機能を有しており、正しい折りたたみ、正しいジスルフィ ド結合の形成、ならびに正しい部位のグリコシル化が行われるからである。酵母 細胞および昆虫細胞もまた翻訳後ペプチド修飾を行うことができ、高いマンノー ス含量のグリコシル化を含む。組換えDNA戦略は多数あり、強力なプロモータ ー配列と多コピー数のプラスミドを用いて、酵母細胞における、および昆虫細胞 における所望のタンパク質の産生に利用できる。酵母細胞は、クローン化された 哺乳動物遺伝子産物のリーダー配列を認識し、リーダー配列を有するペプチドを 分泌する。ベクターを導入した後、宿主細胞を選択培地で生育させ、生育してく るベクター含有細胞を選択する。クローン化された遺伝子配列が発現すると、本 発明の抗体、融合タ ンパク質、またはムテインもしくはこれらの活性画分が産生される。ついで、発 現した抗体は単離され、精製される。単離、精製法としては、たとえば、抽出、 沈殿、クロマトグラフィー、電気泳動等の通常用いられるあらゆる方法、または アフィニティークロマトグラフィーが挙げられる。 本明細書において用いる、「ムテイン」という用語は、本発明の抗体の類似体 を意味し、本発明の抗体またはそれらの活性画分の1または2以上のアミノ酸残 基が他のアミノ酸残基で置換され、あるいは欠失し、または1または2以上のア ミノ酸残基が本発明の抗体のオリジナルの配列に付加されているが、生じた産物 の活性は野生型の抗体またはそれらの活性画分と比較しても大きく変化していな いものをいう。これらムテインは公知の合成方法および/または部位特異的突然 変異技術、もしくは公知の適切な方法のいずれかで調製される。 これらのムテインはいずれも、好ましくは、本発明の抗体またはその活性画分 と実質的に同様の活性を有するほど本発明の抗体のアミノ酸配列と充分に重複す るアミノ酸配列を有している。本発明の抗体の1つのグループは、ヒトIFN- α2およびヒトIFN-βの抗ウイルス活性をブロックできる。本発明の抗体の もう1つのグループはヒトIFN-α2の抗ウイルス活性はブロックできるが、ヒ トIFN-βの活性はほぼ完全に残っている。したがって、得られたムテインの いずれもが、本発明の抗体と実質的に同じ活性を有しているかどうかは、このよ うなムテインを、たとえば、単純な抗ウイルスアッセイにかけることからなる通 常の実験方法で決定できる。I型インター フェロンのどの種をもブロックするムテインは本発明の抗体の充分な活性を保持 し、それゆえ、本発明の抗体の少なくとも1つの開示した有用性を有しているの で、実質的に同様の活性を有する。 好適な実施態様においては、このようなムテインのいずれもが、本発明の抗体 の1つの配列と40%以上の同一性または相同性を有している。より好ましくは、 50%以上、60%以上、70%以上、80%以上、または最も好ましくは、90%以上の 同一性または相同性を有している。 本発明に使用できる本発明の抗体のムテインまたはそれらの活性画分、または それらをコードする核酸は、置換されるペプチドまたはポリヌクレオチドの配列 に実質的に相当する配列の限定されたセットを含む。前記配列は、本明細書の教 示および指針にもとづいて、当業者が過度の実験を行うことなく、通常の方法で 作製することができる。タンパク質の化学と構造の詳細な記述については、シュ ルツ ジーイー(Schulz G.E.)ら、Principles of Protein Structure、スプリン ガー−バーラグ(Springer-Verlag)、ニューヨーク、1978;およびクレイトン、 ティーイー(Creighton,T.E.)、Proteins:Structure and Molccular Propcrtic s、ダブリュー エイチ フリーマン社(W.H.Frccman & Co.)、サンフランシス コ、1983を参照のこと。これらは本明細書に参考として援用する。核酸配列の置 換に関する報告は、たとえば、コドンの選択、アウスベルら、同上§§A.1.1〜 A1.24、およびサムブルック(Sambrook)ら、同上の付録CおよびDを参照のこと 。 本発明によれば、ムテインの好ましい変化は「保存的」 置換として知られている。本発明の抗体、ポリペプチドもしくはタンパク質、ま たはそれらの活性画分の保存的アミノ酸置換は、あるグループ中の同族のアミノ 酸を含み得る。同族のアミノ酸は充分に類似した物理化学的性質を有し、そのグ ループのメンバー間における置換はその分子の生物学的機能を保存する(グラン サム(Grantham)、Science,Vol.185,pp.862-864(1))。また、先に定義した配 列に、それらの機能を変えることなく、アミノ酸の挿入および欠失を行い得るこ とは明らかであり、とくに挿入または欠失に少数のアミノ酸のみが関与する場合 、たとえば、30以下、そして好ましくは10以下の場合、機能的なコンフォメーシ ョンに対して決定的なアミノ酸、たとえばシステイン残基を取り除かないか置換 しないのであれば可能である(アンフィンセン(Anfinsen、「タンパク質鎖の折 りたたみを支配する原理(Principles That Govern The Folding of Protein Cha ins)」、Science,Vol.181,pp.223-230(1973))。このような欠失および/また は挿入によって調製されるタンパク質およびムテインは本発明の範囲内にある。 好ましくは、同族のアミノ酸のグループは表Iに示すとおりである。より好ま しくは、同族のアミノ酸のグループは表IIに示すとおりであり、最も好ましくは 、同族のアミノ酸のグループは表IIIに示すとおりである。 本発明の抗体のムテインまたはそれらの活性画分を得るために用いることがで きるタンパク質中のアミノ酸の置換を行う具体例は、あらゆる既知の方法工程を 含み、たとえば、マーク(Mark)らの米国特許第RE33,653号、同第4,959,314号 、同第4,588,585号および同第4,737,462号各明細書;コス(Koths)らの米国特許 第5,116,943号明細書;ナメン(Namen)らの米国特許第4,965,195号明細書;チョ ン(Chong)らの米国特許第4,879,111号明細書;およびリー(Lee)らの米国特許第5 ,017,691号明細書に記載さ れており、リジン置換タンパク質が米国特許第4,904,584号明細書(ショー(Shaw) ら)に記載されている。 本発明の他の好適な実施態様においては、本発明の抗体のムテインまたはそれ らの活性画分はいずれも、本発明の抗体のアミノ酸配列と本質的に一致するアミ ノ酸配列を有している。「本質的に一致する」という用語は、とくにIFN-α およびIFN-βの活性を完全にあるいは選択的にブロックする能力が関与する 範囲で、天然のタンパク質の基本的な性質に影響を与えない、天然のタンパク質 の配列に対するマイナーな変化を有するタンパク質を包含することを意図する。 一般的に「本質的に一致する」という表現に含まれると考えられる変化のタイプ は、これらの抗体をコードするDNAの従来の変異技術から生じる変化であり、 少しのマイナーな修飾を生じ、前記方法で所望の活性についてスクリーニングさ れる。 本発明のムテインは、本発明の抗体をコードするDNAまたはRNAによって ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸(たとえば、DNAまたは RNA)によってコードされるタンパク質を包含する。本発明はまた、所望の核 酸の同定および精製のためのプローブとしても有用な核酸を包含する。さらにこ のような核酸は、本発明の抗体の機能的な活性を保持しているポリペプチドをコ ードしているか否かを決定するための第一の候補である。「ストリンジェントな 条件」という用語は、ハイブリダイゼーションとそれに続く洗浄条件であって、 当業者が通常「ストリンジェント」であるという条件をいう。アウスベルら、Cu rrent Protocols in Molecular Biofogy ,同上、インターサイエンスニューヨ ーク 、§§6.3およ び6.4(1987,1992)ならびにサムブルック(Sambrook)ら、同上を参照のこと。以 下に限定されないが、ストリンジェントな条件の具体例は、洗浄条件が12〜20℃ で、ハイブリッドのTmの計算値以下であり、実験では、たとえば、2*SSC および0.5%SDSで5分間、2*SSCおよび0.1%SDSで15分間、0.1*SS Cおよび0.5%SDS、37℃で30〜60分間、ついで0.1*SSCおよび0.5%SDS 、68℃で30〜60分間である。当業者には、ストリンジェント条件もDNA配列、 オリゴヌクレオチドプローブ(たとえば、10〜40塩基)あるいは混合オリゴヌク レオチドプローブの長さに依存することが理解される。混合プローブを用いる場 合、SSCの代わりに塩化テトラメチルアンモニウム(TMAC)を用いること が好ましい。アウスベル、同上を参照。 「融合タンパク質」という用語は、本発明の抗体もしくはそれらの活性画分ま たはそれらのムテインを含むポリペプチドであって、他のタンパク質(たとえば 、体液中での持続時間が長くなったタンパク質)と融合したポリペプチドをいう 。したがって、前記抗体またはそれらの活性画分は、他のタンパク質、ポリペプ チド等と融合され得る。 本明細書における「塩」という用語は、本発明の抗体、それらの活性画分、ム テインまたはそれらの融合タンパク質のカルボキシル基の塩およびアミノ基の酸 付加塩の両方をいう。カルボキシル基の塩は当業者に公知の手段で形成され得る 、たとえば、ナトリウム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、鉄塩または亜鉛塩 等の無機塩、およびたとえば、トリエタノールアミン、アルギニンまたはリジン 、ピペリジン、プロカイン等のアミン類との塩 などの有機塩基との塩を含む。酸付加塩は、具体的には、たとえば塩酸または硫 酸などの鉱酸との塩、たとえば酢酸またはシュウ酸などの有機酸との塩を含む。 もちろん、これらの塩のいずれも本発明の抗体またはそれらの活性画分と実質的 に同様の活性を有していなければならない。 本明細書において用いる「機能的誘導体」は、本発明の抗体またはそれらの活 性画分の誘導体、ならびにそれらのムテインおよび融合タンパク質を包含する。 前記機能的誘導体は、残基の側鎖として生じる官能基またはN末端の基もしくは C末端の基から当該技術分野で公知の方法で調製してもよく、薬学的な許容可能 性を保持している限り、すなわち本発明の抗体の活性と実質的に同様のタンパク 質の活性を破壊することなく、前記機能的誘導体を含む組成物が毒性を生じるこ とがない限り、本発明に含まれる。これらの誘導体は、たとえば、ポリエチレン グリコール側鎖を含んでいてもよく、それによって抗原部位をマスクし、本発明 の抗体またはそれらの活性画分の体液中における持続時間を延長し得る。他の誘 導体は、カルボキシル基の脂肪族エステル、アンモニアまたは第1級アミンもし くは第2級アミンとの反応によるカルボキシル基のアミド、アシル部分(たとえ ば、アルカノイル基あるい炭素環式アロイル基)とアミノ酸残基の遊離のアミノ 基とで形成されるN−アシル誘導体あるいは、遊離のヒドロキシル基(たとえば 、セリル残基あるいはスレオニル残基のヒドロキシル基)とアシル部分とで形成 されるO−アシル誘導体を含む。 本発明の抗体、ムテインおよび融合タンパク質の「活性画分」として、本発明 では、本発明の抗体のポリペプ チド鎖のあらゆるフラグメントもしくは前駆体、または本発明の抗体の前記フラ グメントのいずれかを含む融合タンパク質を包含し、これらは単独でもよく、ま た、関連する分子またはこれらに結合する残基、たとえば、糖残基またはリン酸 塩残基と結合したものでもよく、または前記いずれかの抗体の凝集体であって、 本発明の抗体と実質的に同様の活性を有するものを含む。 さらに本発明は医薬組成物に関し、この組成物は薬学的に許容し得る担体と本 発明の抗体またはそれらの活性ムテイン、融合タンパク質およびそれらの塩、そ れらの機能的誘導体もしくは活性画分を含む。 本発明の医薬組成物は、本発明の抗体またはその誘導体と、生理学的に許容し 得る担体、および/または安定剤および/または賦形剤とを混合することにより 、投与形態に調製され、たとえば、投与バイアル中で凍結乾燥して投与形態に調 製される。投与方法は、同様の薬剤の投与についての許容される方法のいずれで も経由でき、処置されるべき条件に依存して、たとえば、静脈内、筋肉内、皮下 に、局所注入もしくは局部適用、または連続注入等により行われる。投与される 活性化合物の量は、投与経路、処置すべき疾患および患者の状態に依存する。た とえば、局所注射は静脈注入に比べて、体重当りより低いタンパク質の量しか必 要としない。 本発明の抗体は、IFN-αが異常に発現している、たとえば、I型糖尿病、 種々の自己免疫疾患、移植拒絶、エイズおよび類似の疾患において、種々のIF N-αサブタイプの生物学的活性をモジュレートするまたはブロックするのに有 用である。すなわち、本発明の抗体は、過剰の IFN-αが内因的に産生されるか外因的に投与されるようなあらゆる状態に使 用され得る。 したがって、本発明の抗体、ヒト化抗体、これらの活性画分、ムテイン、融合 タンパク質およびそれらの塩、機能的誘導体、ならびにそれらの活性画分は、自 己免疫疾患の治療用に、他の哺乳動物の炎症用に、インターフェロンαまたはイ ンターフェロンβの投与により引き起こされる毒性の処置用に、若年性糖尿病用 に、全身性エリテマトーデス用におよびエイズ用に処方される。 以下、実施例にもとづいて本発明を説明するが、本発明は以下の実施例に限定 されない。 実施例1:IFNAB-BPを用いたマウスの免疫およびミエローマ細胞を用い た融合 雌性Balb/Cマウス(3月令)に、まず完全フロインドアジュバントのエマ ルジョン中の2μgの精製たIFNAB-BPを注射し、3週間後不完全フロイ ンドアジュバント中の2μgの精製したIFNAB-BPを皮下注射した。さら に5回の注射を、10日間隔で、PBS中で皮下的に行った。これらマウスの血清 はIsRIAにより決定したように結合力価1:100,000を有していた(以下、参 照)。前記抗血清は、以下の手順によって決定したように、IFN-αおよびIF N-βの両方の抗ウイルス活性をブロックした。96ウェルプレート中の予備的に 形成した単層のヒトWISH細胞を2倍希釈した抗血清(またはモノクローナル 抗体)とともに2時間37℃でインキュベートした。ついで、IFN-α2またはI FN-β(10U/ml最終;NIH標準に対して較正した)を全てのウェルに加え、 プレートをさらに4時間インキュベートした。前記細胞を水疱性口内炎ウイルス (VSV) で刺激し、IFNを欠いたコントロールウェル中に完全な細胞変性効果が認めら れるまで一晩インキュベートした。50%CPEを示すウェル中に抗体の中和力価 を9単位/mlとして得た。したがって、1ブロッキング単位/mlはこれらの アッセイ条件下でIFNの1U/mlの活性をブロックするのに必要な抗体濃度 である。免疫したマウスの血清はIFN-α2およびIFN-βの両方に対して12 0,000U/mlの中和力価を有していた。 ついで精製したIFNAB-BPの最終的なブースターは融合の4日前および 3日前に腹腔内に行った。融合はNSO/1ミエローマ細胞系と、融合パートナー として免疫したマウスの脾臓およびリンパ節の両方から調製したリンパ球を用い て行った。融合細胞は96ウェルプレートに播種し、ハイブリドーマをHATおよ び15%ウマ血清を添加したDMEM中で選択した。 実施例2:ハイブリドーマのスクリーニングおよびモノクローナル抗体の特徴付 抗IFNAB-BPモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマのスクリー ニングは以下のように行った。ハイブリドーマ上清を以下のように逆固相ラジオ イムノアッセイ(sRIA)により抗IFNAB-BP抗体の存在について試験し た。PVCマイクロタイタープレート(ダイナテック ラボラトリーズ(Dynatc ch Laboratories)、アレクサンドリア、バージニア)をアフィニティで精製し たヤギ抗マウス血清F(ab)2抗体(ジャクソン ラブズ(Jackson Labs)、米国) (10μg/ml、100μl/ウェル)を用いてコートした。4℃で一晩インキュベ ートしたのち、プレートをBSA(0.5%)およびTwccn20(0.05%)を含有するPB Sで2回 洗浄し、少なくとも2時間37℃で洗浄溶液中でブロックした。ハイブリドーマ培 養上清(100μl/ウェル)を加え、前記プレートを4時間37℃でインキュベートし た。ついでこのプレートを3回洗浄溶液で洗浄し125I-IFNAB-BP(100μl 、105cpm)を加えさらに16時間4℃でインキュベートした。プレートを3回洗浄 し、個々のウェルを切り離し、ガンマーカウンター中で計測した。ネガティブコ ントロール値よりも5倍以上高いカウントを示すサンプルをポジティブとした( 表IV)。全てのポジティブクローンを選択しサブクローンした。個々のサブクロ ーンを、プリスタンで腹水の生成を活性化しているBalb/Cマウスに注射し た。イムノグロブリンを腹水液から硫酸アンモニウム(50%飽和)で沈殿させるこ とにより単離した。抗体のイソタイプを市販のELISAキット(アマシャム( Amersham)、イギリス(UK))を用いて定義した。 種々のモノクローナル抗体、すなわちハイブリドーマ上清、濃縮したハイブリ ドーマ上清、腹水液または腹水液由来のイムノグロブリンとしての各々のモノク ローナル抗体について、免疫したマウスの血清について前記したように、IFN -α2およびIFN-βの受容体をブロックし、IFN-α2およびIFN-βの抗 ウイルス活性を妨害するこれらの抗体の能力に関してさらに試験した。結果を表 IVに示す。このように、モノクローナル抗体16.3、53.2および392.1はIFN-α 2およびIFN-βの両方の抗ウイルス活性を類似の力価でブロックすることが 確認されたが、モノクローナル抗体35.9、51.44および234.14のIFN-α2に対 する力価はIFN-βに対するこれら抗体の力価よりも有意に高いことが確認さ れた。これは予期しないことであっ た。したがって、モノクローナル抗体35.9、51.44および234.14は、ある濃度範 囲で、IFN-βの活性には影響を与えずにIFN-αの活性を選択的にブロック するために用い得る。実施例3:IFNAB-BPIIのELISA試験へのモノクローナル抗体の使 用 マイクロタイタープレート(ダイナテックまたはマクシソルブ(Maxisorb)、ビ ーヌンク(bNunc))を抗IFNAB-BPモノクローナル抗体を用いて一晩4℃で コートした。第一のコーティングはモノクローナル抗体No.46.10(Ig画分、120 μg/ウェル、10μg/ml PBS中)を用いても行うことができる。モノクロ ーナル抗体No.46.10は欧州特許出願公開第676,413号明細書に記載されている 。 前記以外に、モノクローナル抗体No.117.7を第1のコーティングに用いても よい。前記プレートをBSA(0.5%)、Tween20(0.05%)およびNaN3(0.02%) を含有するPBS(ブロッキング溶液(Blocking Solution))で洗浄し、同溶液中 で一晩37℃でブロックした。供試サンプルを0.1%NP40および0.65M NaCl を含有するブロッキング溶液中で段階的に2倍希釈し(1:4から開始)、ウェ ル(100μl/)に加え4時間37℃でインキュベートした。ついで前記プレートを3 回0.05%Tween20含有PBS(PBS/Tween)で洗浄し、続いてビオチンをつけた モノクローナル抗体No.234.14(NaN3を含まないブロッキング溶液中1:10 00、100μg/ウェル)を加え、さらに一晩4℃でインキュベートした。前記プレ ートを3回PBS/Tweenで洗浄し、(100μg/ウェル)、ストレプタビジン−ホー スラディッシュパーオキシダーゼの接合物(ジャクソン ラブズ、PBS/Tween 中1:10,000、100μl/ウェル)を加え、2時間室温でィンキュベートした。前 記プレートを3回PBS/Tweenで洗浄し、各ウェルに基質としてABTS(2, 2’−アジノ−ビス(3−エチルベンズチアゾリン−6−スルホ ニック・アシッド、シグマ(Sigma)、10mg;6.4ml H2O;2.2mlの0.2M Na2HPO4;1.4mlの0.2Mクエン酸;1μlのH22)の新たに調製した溶 液100mlを加えることにより発色させた。30分で発色し、反応は0.2Mクエン酸 を100μl/ウェルで加えることによって停止し得る。前記プレートを自動ELI SAリーダーにより405nmで読み取り、630nmでの非特異的な読み取りについ て補正した。このアッセイの検出の下限は30pg/mlであった。 特定の実施態様についての前記記載により本発明の一般的性質が明らかになる ので、第三者は最新の知識を適用することによって、本発明の包括的な概念から 逸脱することなく、前記の特定の実施態様を容易に修飾し、および/または様々 な適用に適合させることができる。したがって、このような適合および修飾は開 示した実施態様の均等の範囲と意味に包含されるべきであり、包含されることを 意図するものである。本明細書に用いた表現または用語は開示(description)の 目的のためのものであって限定目的ではないことが理解される。 ハイブリドーマ46.10、117.7および234.14は各々受託番号I-1697、I-1698お よびI-1699として1996年4月23日付でパスツール・インステイチュート(Pasteu r Institut)(CNCM)に寄託されている。参考文献 1.タイロール、ジェイエル(Taylor,J.L.)、ら、「インターフェロン研究にお ける最近の進歩:調節、作用およびウイルス回避の分子機構(Rccent progress i n interferon research:molecular mechanisms of regulation,action and viru s circumvention)」、Virus Research,15:1-26,1990. 2.ビスセグリ、エーエム(Bisceglie,A.M.)、ら、「慢性C型肝炎のための組換 えインターフェロンアルファ療法。任意抽出した、二重盲検の、プラシーボを対 照とした試験(Recombinant interferon alpha therapy for chronic hepatitis C.A randomized,double-bind,placcbo-controlled trial)」、New Eng ,J. 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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. IFN-α/β受容体またはその可溶性形態のIFNAB-BPIおよびI FNAB-BPIIと結合し、IFN-αの生物学的活性をブロックする抗体。 2. 抗体がIFN-αおよびIFN-βの生物学的活性をブロックする、請求の 範囲第1項記載の抗体。 3. 抗体がIFN-αの生物学的活性を選択的にブロックする、請求の範囲第1 項記載の抗体。 4. 抗体がモノクローナル抗体である、請求の範囲第1項記載の抗体。 5. 抗体がポリクローナル抗体である、請求の範囲第1項記載の抗体。 6. 抗体がキメラ抗体である、請求の範囲第1項記載の抗体。 7. 抗体がヒト化されている、請求の範囲第1項記載の抗体。 8. 抗体がモノクローナル抗体である、請求の範囲第3項記載の抗体。 9. 抗体がポリクローナル抗体である、請求の範囲第3項記載の抗体。 10. 抗体がキメラ抗体である、請求の範囲第3項記載の抗体。 11. 抗体がヒト化されている、請求の範囲第3項記載の抗体。 12. 請求の範囲第1項記載の抗体をコードするDNAセグメントからなるDN A分子。 13. DNAが組換えDNA分子である、請求の範囲第12 項記載のDNA分子。 14. 前記抗体をコードするDNAセグメントが、転写調節シグナルおよび翻訳 調節シグナルに作動可能に連結されている、請求の範囲第12項記載のDNA分子 。 15. 請求の範囲第13項記載の組換えDNA分子からなる発現ベクター。 16. 請求の範囲第15項記載の発現ベクターを担持し、抗体を発現できる宿主細 胞。 17. 請求の範囲第16項記載の宿主細胞を培養し抗体を発現させることからなる 抗体の製造法。 18. 請求の範囲第1項記載の抗体と薬学的に許容し得る担体からなる、IFN -αの生物学的活性をモジュレートするためまたはブロッキングするための医薬 組成物。 19. 有効量の請求の範囲第18項記載の医薬組成物をIFN-αの生物学的活性 をモジュレートするまたはブロックする必要がある対象に投与する工程からなる 、前記活性をモジュレートするまたはブロックする方法。 20. NUR 2 117.7と呼称し、受託番号I-1698として1996年4月23日付でパ スツール・インスティチュートに寄託された、請求の範囲第1項記載の抗体を発 現するハイブリドーマ。 21. NUR 2 234.14と呼称し、受託番号I-1699として1996年4月23日付でパ スツール・インスティチュートに寄託された、請求の範囲第1項記載の抗体を発 現するハイブリドーマ。 22. モノクローナル抗体46.10およびモノクローナル抗体117.7のいずれかの第 1のコーティング、およびモノクローナル抗体234.14の第2のコーティングを備 え る市販のマイクロタイタープレートからなるIFNAB-BPIおよび/または IFNAB/BPIIのELISA試験具。
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