JP2000508714A - 金属含有化合物還元及び溶融方法 - Google Patents

金属含有化合物還元及び溶融方法

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Abstract

(57)【要約】 金属含有化合物と粒状形態をしている適宜の還元体との混合体を有しているバードン15を、液状形態をしている前記金属の浴18を含んでいる電気的に加熱可能な容器11に給送し、もって、反応区域をバードン15に形成し、金属含有化合物15を還元し、また、溶融区域23を反応区域の下に形成し、還元された金属を溶融することと、前記金属含有化合物の還元の実質的に全てを固相において生じさせるようにこのような方法を制御することとを必然的に伴う金属含有化合物の還元及び溶融方法。該方法を作動状態に実施するための装置は1つの区画体11のチャンネル式誘導炉10を有しており、該誘導炉10において前記還元及び溶融を行い、区画体11はバードン15のための少なくとも1つの給送用ポート13、14と、液体金属生成物のための少なくとも1つの出口ポートと、反応で形成されるいずれかのスラグのための少なくとも1つの出口ポートとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 金属含有化合物還元及び溶融方法 この発明は、金属含有化合物還元及び溶融方法に関する。 最も在来の金属含有化合物還元方法は、適宜の炭素含有化合物等のごとき還元体 の存在において金属含有化合物(通常は、酸化金属)を加熱することを含んでい る。金属含有化合物及び還元体は、通常まとめて、バードン(burden)と呼ばれて いる。 前述した既知の方法では、かような加熱が生ずる速度は、通常、かなり早く、 バードンの少なくとも実質的な部位は、還元反応が完遂される前に溶融される。 従って、実質的な量の還元は液相で行われる。 バードンのこのような溶融時、スラグが形成され、このスラグは、前記金属含 有化合物の酸化物は別として、バードンに存在するかもしれない他の金属の酸化 物も含んでいる。 前記金属含有化合物を、スラグにおけるそれの酸化物から回収するために、更 なる量の還元体が反応には必要であり、従って、該反応により、望まれていない 高い炭素含量を伴う金属生成物を生じさせる。 生成物におけるこのような高い炭素は、通常、酸化により、あるいは、生成物 酸素に気体状酸素あるいは空気として加えるか、または、反応媒体に存在する適 宜の金属酸化物を利用するかのいずれかにより、その後に還元される。従って、 このような酸化反応も液相で生ずる。 理解される通り、初期の余分な還元体を必要としていることとは別に、このよ うな余分なもののその後の酸化にはその方法において更なる工程が必然的に伴う 。 前述した還元及び酸化反応の双方の結果として、比較的大きな容積の望まれて いないガスが液体金属の表面及びスラグよりも下に形成され、該液体金属及びス ラグは、次いで、泡の形をなして、該液体金属及びスラグから逃げる。 従って、この発明の目的は、前述した問題点を克服することができ、あるいは 、少なくとも最小化することができる金属還元及び溶融方法を提供することであ る。 本発明によれば、金属含有化合物の還元及び溶融方法には、金属含有化合物と 粒子状形態をしている適宜の還元体との混合体を有するバードンを、液体形態を なす金属の浴を含んでいる電気的に加熱可能な容器に給送し、反応区域をバード ンに形成し、金属含有化合物を還元し、また、該反応区域の下に溶融区域を形成 し、還元された金属を溶融することと、前記金属含有化合物の還元の実質的に全 てが固相で生ずるような態様でこのような方法を制御することとが必然的に伴う 。 理解される通り、実質的に、液相の反応は本発明による方法中に生じないので 、前述した望まれていないガスの発生は実際上除去され、また、実際、液体金属 浴及び形成されるスラグに泡の形成が実質上存在しないということは、その方法 が正しく制御されつつあるという指示として用いられている。 更に理解される通り、いずれかの余計な還元体をその後に除去する必要性が実 質的に存在しないような態様でその方法を実施することができる故に、前述した 既知の方法の場合に比べて該方法における工程の数は低減される。 更に本発明によれば、その方法の前記制御は、以下のパラメータのうちの少な くとも1つを制御することによりなされる。即ち、 (1)バードンが容器に給送される態様及び速度、 (2)バードンの粒子寸法、 (3)バードンの混合の度合い、 (4)容器に熱が供給される速度。 更に本発明によれば、バードンが液浴及び存在するかもしれない何らかのスラ グの全体を実質的に覆うような態様で且つ速度でバードンは容器に給送される。 従って、このような構成は、いずれかの未反応のバードンが液体金属及びスラ グに直接接触するのを阻止する。従って、流体相で生ずる反応のうちの少なくと もいくつかを引き起こし得るような「短絡」は実質的に取り除かれる。 例えば、バードンが離隔された給送用ポートを介して容器に給送されて該容器 の内側にバードンの互いに隣接して置かれた堆積物を形成する場合、堆積物の底 部が没入して即ち組み合わされて、液浴及びスラグに跨った橋部のような態様を なして延在するバードンの連続した層を画成するようにこのような給送をなすこ とを確実にする工程をその方法は含んでいる。 従って、このような橋部は、堆積物から落下するバードン材料が液体金属ある いはスラグに直接接触するのを阻止している。 かような橋部が形成されつつあるという事実は、例えば、目視のごときいずれ かの適宜の態様で、及び/または、カメラ等のごとき画像記録装置により達成す ることができる。 実際、このような目視による記録は、「ディップスティック(dip stick)」 の態様をなす剛体素子を容器の頂部からバードンに挿入することによりなされて もよい。 前記橋部の形成はいずれかの適宜の態様をなしてなされてもよい。 かくて、例えば、それは容器内側のバードン堆積物の寸法を制御することによ りなされてもよい。 代りになるべきものとして及び/または付加的に、それは、バードンが容器に 給送されるポートの有利な位置により、及び/または、このようなポートの数及 びバードンがそれらポートを介して給送される速度を制御することによりなされ てもよい。 更に本発明によれば、バードンの粒子寸法は、そのバードンが10mmのふるい を、好ましくは、6mmのふるいを、より好ましくは、3mmのふるいを通過するこ とができるよう選定されている。 このような小さな粒子寸法のバードンを用いる場合、各粒子の実質的に全体は 反応区域の粒子状金属に還元され、従って、該粒子の温度が、粒子内に存在する かもしれない未還元の酸化物の溶融に必要とされる温度まで上昇される前に各粒 子の実質的に全体は固体の状態をとどめることを出願人は発見した。 従って、金属よりも低い温度で溶融する金属酸化物の形をしたいかなる液体金 属に対するこのような粒子からスラグに漏れ出る極めてわずかな傾向しかない。 かくて、例えば、鉄の場合、粒子の核は、通常、1378℃の温度で溶融する FeOを有しており、一方、粒子の殻は、1535℃でのみ溶解するFeを有し ている。従って、上記規定されたものよりも大きな粒子が用いられる場合、この ような粒子の核の温度は、核から漏れ出る液体FeOに帰着することができる粒 子におけるFeあるいはFeOの全てが還元される前に、前述した1378℃の 温度まで上げることができる。 理解される通り、前記固相反応が拡散制御されるので、必要とされる熱入力の 最大割合即ち最大速度は粒子寸法及びバードンの成分の混合度合いの関数であり 、好ましくは、このような混合度合いは、該バードンが均質な混合体を有するよ うになっている。 更に本発明によれば、その方法は、金属含有化合物の還元中に形成され且つバ ードンに広がる即ち該バードンを介して浸透するCOを、該バードンよりも上で 燃焼させる工程を含んでいてもよい。 例えば、このような燃焼は、バードンよりも上で容器に置かれている適宜の酸 素及び/または空気バーナーによりなされてもよい。 理解される通り、そのように生成された熱は、容器の屋根から主として放熱に よって該容器内側の温度を高めるようにも作用する。 好ましくは、反応容器はチャンネル式の誘導炉の加熱区画体を有している。 加熱の速度即ち割合がこのような炉内で制御することができるという容易性の 故に、このような構成が特に適していることを出願人は発見した。 更に本発明によれば、前述した方法を作動状態にするための装置は、バードン のための少なくとも1つの給送用ポートを備えた1つの区画チャンネル式誘導炉 と、液体金属生成物のための少なくとも1つの出口ポートと、反応で形成された スラグのための少なくとも1つの出口ポートとを有している。 本発明の好適形態では、好ましくは、金属含有化合物は鉄含有化合物を包含し 、即ち、含んでいる。 本発明の別の形態では、金属含有化合物の金属は、クロム及び/またはマンガ ン及び/または銅及び/または亜鉛及び/または鉛等のごときいずれかの他の適 宜のものを包含し、即ち、含んでいてもよい。 さて、本発明の一実施例を、添付図面を参照して例として説明する。その添付 図面は本発明による炉を通る概略断面図である。 本発明のこの実施例においてはチャンネル式誘導炉10が利用されており、該 チャンネル式誘導炉10は断面で円形形態の細長い管状仕切り即ち筒状区画体1 1を有しており、該細長い区画体11はそれの底部に沿って2列をなす電気的に 作動される誘導子即ちインダクタ12を備えており、各列は各々が2.2MW程 度の容量の5つのこのようなインダクタを有している。 区画体11は平行をなして延在している2列の給送用ポートを含んでおり、そ れらのうち、2つ13及び14のみが示されており、該2つの給送用ポート13 及び14は区画体11の互いに対向する長手方向側部に沿って延在している。こ れらのポートは、バードン15を炉10に導入して2つの長手方向に延在する堆 積物16及び17を形成するために利用されており、該堆積物16及び17は液 体金属浴18上に浮いている。必要に応じ、給送用ポート、図示せず、を介して 液体金属浴18を容器11に最初に導入することができる。 バードン15は、例えば、石炭及び酸化鉄のごとき炭素含有化合物の粒状形態 をした均質な混合体を有しており、該炭素含有化合物は鉱石を還元するのに必要 な炭素の化学量論的な量を示すものよりもわずかに少ない濃度で存在しており、 バードン15の粒子寸法は、該バードン15が3mmのふるいを通過することがで きるようになっている。 バードン15は、堆積物16及び17の底部が互いに合体して、液浴18に跨 って延在しているバードン材料の橋部19を形成するような態様で、且つ、その ような割合即ち速度で容器11に導入されるようになっている。 橋部19が形成されつつあるという事実は、例えば、上から容器11に挿入さ れる「ディップスティック」により、あるいは、容器11の壁の適宜の検査窓( 図示せず)により目視的に立証することができる。そのことは、また、容器11 内側に置かれている適宜の画像記録装置(これも図示せず)により立証してもよ い。 容器11もそれの上端に沿って複数個の酸素バーナーを備えており、該複数個 の酸素バーナーのうちの2つのみが20および21で示されており、該複数個の 酸素バーナーにより反応で形成されたCO及びバードン15の上方層を介して透 過する該複数個の酸素バーナーを燃焼させることができる。 作動において、反応区域は堆積物16及び17のバードン15に作り出され、 該バードン15は、実質的に、堆積物の底部からそれらの上端まで延在している 。同時に、溶融区域22が形成され、該溶融区域22は堆積物16及び17の底 部 と液浴18の上面との間を延在している。反応中、還元されたバードン15は反 応区域から溶融区域22へ向かう重力の影響の下で移動する。 このような溶融中形成されるスラグはトンネル23内の浴18の頂部上に浮か び、該トンネル23も溶融区域22の下を延在している。トンネル23は容器1 1のスラグ出口ポート(図示せず)まで通じており、また、バードン給送ポート 13及び14は、トンネル23内のスラグがスラグ出口ポートに向かって指向さ れるように該スラグ出口ポートに相対して配備されている。 その方法の作動中、橋部19は、何らかのバードン材料15が堆積物16及び 17からトンネル23内のスラグに、あるいは、浴18内の液体金属に直接落下 するのを阻止するよう作用し、かくて、いずれかの「短絡」を阻止している。 インダクタ12を介して浴18に供給される熱は堆積物16及び17内のバー ドン15に拡散し、そして、バーナー20及び21により燃焼されるC0からの 熱とともに、これにより、バードン15の炭素及び酸化鉄が反応し、この結果、 酸化鉄の還元となる。従って固相で生ずるこのような還元のほとんど全ては、主 として、バーナー20及び21によってC0の燃焼からこのような層に供給され る熱により、堆積物16及び17の最上の20mm層で生じる。同時に、還元され た固体鉄は区域22内で溶融され、該区域22から該還元された固体鉄は重力の もとで浴18内を通過する。 理解される通り、既知の構成で出くわすとしてこの明細書のプリアンブルで言 及された問題点を克服するのとは別にして、本発明による方法の更なる利点は、 該方法がこのような小さな粒子寸法のバードンとともに作動することができるが 故に、さもなくば先行する造粒及び/または焼結を介してよりも通常使用可能で ないバードンを用いることができることである。 更に理解される通り、本発明による金属含有化合物の還元及び溶融方法、及び 、かような方法を実施するのに利用される装置で可能な詳細部における多くの改 変は、精神を逸脱することなく、及び/または、添付請求項の範囲を逸脱するこ となく、疑う余地の無いものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年5月26日(1998.5.26) 【補正内容】 明細書 金属含有化合物還元及び溶融方法 この発明は、金属含有化合物と粒状形態をした適宜の還元体との混合体を有す るバードンを、液状形態をした前記金属の浴を含むチャンネル式誘導炉の加熱容 器に給送して該バードンの少なくとも1つの堆積物を金属浴よりも上に形成する ことが必然的に伴う形式の金属含有化合物還元及び溶融方法に関する。 このような方法は米国特許第A−5,411,570号から知られている。 最も在来の金属含有化合物還元方法は、適宜の炭素含有化合物等のごとき還元 体の存在において金属含有化合物(通常は、酸化金属)を加熱することを含んで いる。金属含有化合物及び還元体は、通常まとめて、バードン(burden)と呼ばれ ている。 前述した在来の方法では、かような加熱が生ずる速度は、通常、かなり早く、 バードンの少なくとも実質的な部位は、還元反応が完遂される前に溶融される。 従って、実質的な量の還元は液相で行われる。 バードンのこのような溶融時、スラグが形成され、このスラグは、前記金属含 有化合物の酸化物は別として、バードンに存在するかもしれない他の金属の酸化 物も含んでいる。 前記金属含有化合物を、スラグにおけるそれの酸化物から回収するために、更 なる量の還元体が反応には必要であり、従って、該反応により、望まれていない 高い炭素含量を伴う金属生成物を生じさせる。 生成物におけるこのような高い炭素は、通常、酸化により、あるいは、生成物 酸素に気体状酸素あるいは空気として加えるか、または、反応媒体に存在する適 宜の金属酸化物を利用するかのいずれかにより、その後に還元される。従って、 このような酸化反応も液相で生ずる。 理解される通り、初期の余分な還元体を必要としていることとは別に、かよう な余分なもののその後の酸化にはその方法において更なる工程が必然的に伴う。 前述した還元及び酸化反応の双方の結果として、比較的大きな容積の望まれて いないガスが液体金属の表面及びスラグよりも下に形成され、該液体金属及びス ラグは、次いで、泡の形をなして該液体金属及びスラグから逃げる。 上述した米国特許第A−5,411,570号には鋼製造方法が開示されてお り、該鋼製造方法では、液状金属浴の頂部に浮いているスラグ層によって互いに 分離された状態に維持されている2つの堆積物の形をなしてバードンが炉に加え られている。この構成では、バードンにとって、存在するかもしれないいずれか のスラグあるいは金属浴を直接通過することができ、該バードンの還元の少なく とも一部が、炉内で不必要なガスの形成を引き起こすばかりでなく、生成物の潜 在的損失即ち潜在的ロスも引き起こす液相で生ずる。 従って、この発明の目的は、前述した問題点を克服することができ、あるいは 、少なくとも最小化することができる金属還元及び溶融方法を提供することであ る。 本発明によれば、この目的は記述される形式の方法により達成され、該方法に おいて、存在するかもしれないいかなるスラグ及び液浴の全体にわたる橋部の態 様をなして延在するバードンの連続した層を該バードンが形成するように且つそ のような速度で容器に該バードンを給送し、その結果、反応区域を該バードンに 形成し、金属含有化合物の全てを還元することができ、また、金属還元区域の下 に溶融区域を形成し、還元された金属の全てを溶融させることができ、また、方 法の実質的に全期間中、前記連続した層を維持するような態様で、また、金属含 有化合物の還元全てを固相で生じさせるように前記方法を制御している。 理解される通り、液相の反応は本発明による方法中に実質的に生じないので、 前述した望まれていないガスの発生は実際上除去され、また、実際、液体金属浴 及び形成されるスラグに泡の形成が実質上存在しないということは、その方法が 正しく制御されつつあるという指示として用いられている。 更に理解される通り、いずれかの余計な還元体をその後に除去する必要性が実 質的に存在しないような態様でその方法を実施することができる故に、前述した 既知の方法の場合に比べて該方法における工程の数は低減される。 本発明によれば、バードンは、存在するかもしれない何らかのスラグ及び液浴 の全体にわたる該バードンの連続した層を形成するような態様で且つそのような 速度で容器に給送されるので、いかなる未反応のバードンも液体金属及びスラグ に直接接触することから阻止される。従って、流体相で生ずる反応のうちの少な くともいくつかを引き起こし得るこのような「短絡」は実質的に取り除かれる。 例えば、バードンが離隔された給送用ポートを介して容器に給送されて該容器 の内側にバードンの互いに隣接して置かれた堆積物を形成する場合、該堆積物の 底部が合体して即ち組み合わされて、液浴及びスラグにわたる橋部の態様をなし て延在する、バードンの連続した層を画成するようにこのような給送をなすこと を確実にする工程を方法は含んでいる。従って、このような橋部は、堆積物から 落下するバードン材料が液体金属あるいはスラグに直接接触するのを阻止してい る。 このような橋部が形成されつつあるという事実は、例えば、目視のごときいず れかの適宜の態様で、及び/または、カメラ等のごとき画像記録装置により達成 することができる。実際、このような目視による記録は、「ディップスティック (dip stick)」の態様をなす剛体素子を容器の頂部からバードンに挿入するこ とによりなされてもよい。 前記橋部の形成は、容器内側のバードン堆積物の寸法を制御することによりな されてもよく、あるいは、及び/または、それに加えて、それは、バードンが容 器に給送されるポートの戦略上の位置により、及び/または、かようなポートの 数及びバードンがそれらポートを介して給送される速度を制御することによりな されてもよい。 更に本発明によれば、バードンの粒子寸法は、そのバードンが10mmのふるい を、好ましくは、6mmのふるいを、より好ましくは、3mmのふるいを通過するこ とができるよう選定されている。 かような小さな粒子寸法のバードンを用いる場合、各粒子の実質的に全体は反 応区域の粒子状金属に還元され、従って、該粒子の温度が、該粒子内に存在する かもしれない未還元の酸化物の溶融に必要とされる温度まで上昇される前に各粒 子の実質的に全体は固体の状態をとどめることを出願人は発見した。 従って、金属よりも低い温度で溶融する金属酸化物の形をしたいかなる液体金 属に対するかような粒子からスラグに漏れ出る極めてわずかな傾向しかない。 かくて、例えば、鉄の場合、粒子の核は、通常、1378℃の温度で溶融する FeOを有しており、一方、粒子の殻は、1535℃でのみ溶融するFeを有し ている。従って、上記規定されたものよりも大きな粒子が用いられる場合、かよ うな粒子の核の温度は、核から漏れ出る液体FeOに帰着することができる粒子 におけるFeあるいはFeOの全てが還元される前に、前述した1378℃の温 度まで上げることができる。 理解される通り、前記固相反応が拡散制御されるので、必要とされる熱入力の 最大割合即ち最大速度は粒子寸法及びバードンの成分の混合度合いの関数であり 、好ましくは、かような混合度合いは、該バードンが均質な混合体を有するよう になっている。 更に本発明によれば、方法は、金属含有化合物の還元中に形成され且つバード ンに広がる即ち該バードンを介して浸透するCOを、該バードンよりも上で燃焼 させる工程を含んでいてもよい。 例えば、このような燃焼は、バードンよりも上で容器に置かれている適宜の酸 素及び/または空気バーナーによりなされてもよい。 理解される通り、そのように生成された熱は、容器の屋根から主として放射を 介して該容器内側の温度を高めるようにも作用する。 好ましくは、反応容器はチャンネル式の誘導炉の加熱区画体を有している。 加熱の速度即ち割合がかような炉内で制御することができるという容易性の故 に、かような構成が特に適していることを出願人は発見した。 更に本発明によれば、前述した方法を作動状態にするための装置は、前記還元 及び溶融が行われる1つの区画チャンネル式誘導炉、及び/または、反応で形成 されたいかなるスラグを有しており、区画体は、バードンのための少なくとも1 つの給送用ポートと、液体金属生成物のための少なくとも1つの出口ポートとを 備えており、前記少なくとも1つの給送用ポートは、該給送用ポートを介して導 入されるバードンが区画体に存在するかもしれないいずれかのスラグ及び液体金 属浴の全てにわたる連続した層として延在することができるよう位置され且つそ のような寸法のものである。 さて、本発明の一実施例を、添付図面を参照して例として説明する。その添付 図面は本発明による炉を通る概略断面図である。 本発明のこの実施例においてはチャンネル式誘導炉10が利用されており、該チ ャンネル式誘導炉10は断面で円形形態の細長い管状仕切り即ち筒状区画体11 を有しており、該細長い区画体11はそれの底部に沿って2列をなす電気的に 請求の範囲 1.金属含有化合物と粒状形態をしている適宜の還元体との混合体を包含する バードン(15)を、液状形態をしている金属の浴(18)を含んでいるチャン ネル式の誘導炉(10)の加熱容器(11)に給送し、それにより、バードン( 15)の少なくとも1つの堆積物(16、17)を前記金属浴(18)の上に形 成することとを必然的に伴う形式の金属含有化合物の還元及び溶融方法において 、前記バードン(15)が該バードン(15)の連続した層(19)を形成する ような態様で、且つ、そのような速度で前記容器(11)に該バードン(15) を給送し、該バードン(15)の連続した層(19)は、存在するかもしれない いかなるスラグ(23)及び前記液浴(18)の全体にわたる橋部の態様をなし て延在しており、その結果、前記バードン(15)に反応区域を形成し、前記金 属含有化合物の全てを還元することができ、また、溶融区域(22)を前記金属 還元区域の下に形成し、前記還元された金属の全てを溶融することができるよう にすることと、前記連続した層(19)が、その方法の実質上全期間中維持され る態様で、且つ、前記金属含有化合物の還元の全てを固相において生じさせるよ う方法を制御することを特徴とする方法。 2.請求項1記載の方法において、前記バードン(15)は互いに離隔された 給送用ポート(12)を介して前記容器(11)に給送されて該容器(11)の 内側にバードン(15)の隣接して置かれた堆積物(16、17)を形成してお り、前記容器(11)の底部は合体してバードン(15)の前記連続した層(1 9)を画成している方法。 3.請求項1または請求項2記載の方法において、前記容器(11)内側の前 記バードン堆積物(16、17)の寸法を制御することにより前記連続した層( 19)の形成をなす方法。 4.請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の方法において、前記容 器(11)に前記バードン(15)を給送するポート(12)の有利な位置決め により、及び/または、このようなポート(12)の数及び前記バードン(15 )が該ポートを介して給送される速度を制御することにより、及び/または、 前記容器(11)内の液体金属(18)のレベルを制御することにより前記連続 した層(19)の形成をなす方法。 5.請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の方法において、該方法 の前記制御が以下のパラメータ、即ち、 (1)前記バードン(15)を前記容器(11)に給送する態様、及び、速度、 (2)前記バードン(15)の粒子寸法、 (3)前記バードン(15)の混合の度合い、 (4)前記容器(11)に熱が供給される速度、 のうちの少なくとも1つを制御することにより行われる方法。 6.請求項1から請求項5までのいずれか1つに記載の方法において、前記バ ードン(15)が10mmの、好ましくは6mmの、より好ましくは3mmのふるいを 通過することができるように前記バードン(15)の粒子寸法がなっている方法 。 7.請求項1から請求項6までのいずれか1つに記載の方法にして、前記金属 含有化合物の還元中形成され且つ前記バードンよりも上で該バードンに透過する いずれかのCOを燃焼させる工程と、前記反応において生ずる熱を利用する工程 とを含んでいる方法。 8.請求項7記載の方法において、前記バードン(15)よりも上で前記容器 (11)に位置決めされている酸素及び/または空気バーナー(20、21)に よりかような燃焼を行う方法。 9.請求項1から請求項8までのいずれか1つに記載の方法において、前記金 属含有化合物の金属は、次の、即ち、鉄、クロム、マンガン、銅、亜鉛、鉛のう ちのいずれか1つあるいはそれ以上を包含し、または、含んでいる方法。 10.請求項1から請求項8までのいずれか1つに記載の方法において、前記 金属含有化合物の金属は鉄を有している方法。 11.前記還元及び溶融が実施される1つの区画体チャンネル式誘導炉(10 )を有しており、前記区画体は、前記バードン(15)のための少なくとも1つ の給送用ポート(12)と、液体金属生成物及び/または反応において形成され るいずれかのスラグのための少なくとも1つの出口ポートとを備えている請求項 1から請求項10までのいずれか1つに記載の方法を実施するための装置にお いて、前記少なくとも1つの給送用ポート(12)を介して導入される前記バー ドンが、前記区画体に存在するかもしれない何らかのスラグ(23)及び液体金 属浴(18)の全体にわたって連続した層(19)として延在することができる ように位置しているとともにそのような寸法のものであることを特徴とする装置 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.金属含有化合物と粒状形態をしている適宜の還元体との混合体を包含する バードンを、液状形態をしている前記金属の浴を含んでいる電気的に加熱可能な 容器内に、反応区域が前記バードンに形成され、前記金属含有化合物を還元し、 また、前記還元された金属を溶融する溶融区域を前記反応区域の下に形成するよ うに給送することと、前記金属含有化合物の還元の実質的に全てを固相において 生じさせるような態様でその方法を制御すること、を必然的に伴う金属含有化合 物の還元及び溶融方法。 2.請求項1記載の方法において、該方法の前記制御が、以下のパラメータ、 即ち、 (1)前記バードンを前記容器に給送する態様、及び、速度、 (2)前記バードンの粒子寸法、 (3)前記バードンの混合の度合い、 のうちの少なくとも1つを制御することにより行われる方法。 3.請求項1または請求項2記載の方法において、前記制御は、実質的に何等 のガス泡も、形成されるかもしれないスラグあるいは液浴に形成されないように 、前記制御をなし、実質的に全ての反応が前記固相で生じているという指示とし て泡の不存在を用いるように行われる方法。 4.請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の方法において、前記バ ードンは、前記存在するかもしれないスラグあるいは液浴の実質上全体にわたっ て前記バードンが延在するような態様で、且つ、そのような速度で前記容器内に 給送される方法。 5.請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の方法において、前記バ ードンが互いに離隔された給送用ポートを介して前記容器に給送されて該容器の 内側に、互いに隣接して置かれたバードンの堆積物を形成し、そして、前記方法 は、存在するかもしれないいずれかのスラグ及び前記液浴にわたる橋部の態様を なして延在する連続したバードンの層を画成するべく前記堆積物の底部が合体す るように前記給送がなされていることを確実にする工程を含んでいる方法。 6.請求項5記載の方法において、前記橋部の形成が前記容器内側の前記バー ドン堆積物の寸法を制御することにより行われる方法。 7.請求項5または請求項6記載の方法において、前記バードンが前記容器に 給送されるポートの有利なの位置決めにより、及び/または、このようなポート の数及び前記バードンを前記ポートを介して給送する速度を制御することにより 、及び/または、前記容器内の液体金属のレベルを制御することにより前記橋部 の形成が行われる方法。 8.請求項1から請求項7までのいずれか1つに記載の方法において、前記バ ードンの粒子寸法は、前記バードンが10mmの、好ましくは6mmの、より好まし くは3mmのふるいを通過することができるようになっている方法。 9.請求項1から請求項8までのうちのいずれか1つに記載の方法にして、前 記金属含有化合物の還元中形成され且つ前記バードンよりも上で該バードンに透 過するいずれかのCOを燃焼させる工程と、前記反応において生ずる熱を利用す る工程とを含んでいる方法。 10.請求項9記載の方法において、前記バードンよりも上で前記容器に位置 決めされている酸素及び/または空気バーナーによりこのような燃焼を行う方法 。 11.請求項1から請求項10までのいずれか1つに記載の方法において、前 記反応容器は、チャンネル式誘導炉の加熱区画体を有している方法。 12.請求項1から請求項11までのうちのいずれか1つに記載の方法におい て、前記金属含有化合物は鉄含有化合物を包含し、または、含んでいる方法。 13.請求項1から請求項11までのうちのいずれか1つに記載の方法におい て、前記金属含有化合物の金属は、次の、即ち、鉄、クロム、マンガン、銅、亜 鉛、鉛のうちのいずれか1つあるいはそれ以上を包含し、または、含んでいる方 法。 14.請求項1から請求項13までのいずれか1つに記載の方法を実施するた めの装置にして、前記還元及び溶融が実施される1つの区画体チャンネル式誘導 炉を有しており、前記区画体は、前記バードンのための少なくとも1つの給送用 ポートと、液体金属生成物のための少なくとも1つの出口ポートと、前記反応で 形成されるいずれかのスラグのための少なくとも1つの出口ポートとを備えてい る装置。 15.実質的に図面を参照してここに記載されたごとき金属含有化合物の還元 及び溶融方法。 16.実質的にここに記載されたごとき、また、図面に図示されているごとき 金属含有化合物の還元及び溶融方法を実施するための装置。
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