JP2000508421A - 撚り合せられたフィラメント糸中の撚り合わされていない糸断片の検出方法と装置 - Google Patents

撚り合せられたフィラメント糸中の撚り合わされていない糸断片の検出方法と装置

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JP2000508421A JP9535843A JP53584397A JP2000508421A JP 2000508421 A JP2000508421 A JP 2000508421A JP 9535843 A JP9535843 A JP 9535843A JP 53584397 A JP53584397 A JP 53584397A JP 2000508421 A JP2000508421 A JP 2000508421A
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クイ,ベイヘンク
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Abstract

(57)【要約】 撚り合せプロセス中の、撚り合せられたフィラメント糸中の、撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出方法、その際撚り合せられた糸は、高周波数の測定信号が撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出のために測定され、分類され、評価されることにより、連続的に測定される。

Description

【発明の詳細な説明】 撚り合せられたフィラメント糸中の 撚り合わされていない糸断片の検出方法と装置 本発明は、撚り合せプロセス中で、撚り合せられれたフィラメント糸中にある 撚り合せられていないあるいは欠陥のある撚り合せの糸断片の検出方法と、この 方法の遂行のための装置に関する。 フィラメント糸、特にマルチフィラメント糸を撚り合せて作ることは周知であ る。撚り合せは、合成物質の平らで滑らかなマルチフィラメント糸から、その膨 らんだ構造に特徴のある、縮れた糸を製造するのに役立つ。このためにマルチフ ィラメント糸は一般に、糸巻きからほどかれ、最初の伝達機構を通って導かれ、 続いて加熱装置で加熱され、冷却レールの上で冷却され、ねじり機構を通りその 後にある二番目の伝達機構であるいわゆる排出機構に導かれ、続いてボビンの上 で巻かれる。ねじり機構は、マルチフィラメント糸を作業工程で暫定的に完全に 巻く(暫定的なねじりは仮ねじりとも称される)のに役立ち、同時にねじれが、 本流の洪水のために生じる支流の逆流のように、ねじれを与えられる前の領域の tordierenされた状態を加熱と冷却により熱により固定するのを可能に する。ねじれを与えられた後にねじれは再び取り除かれ、フィラメント糸はより がほぐされる。tordierenされた状態で行なわれる熱による固定により 、糸は望まれる縮れた構造を示す。 ねじりは主として3軸のディスク摩擦連結機械により、あるいはいわゆる交差 した小ベルトにより行なわれる。摩擦によるねじりは非常に高い回転を可能にし 、それにより高い製造速度を可能にする。しかしねじりの力と糸の間の摩擦比が コンスタントでない場合、不安定なプロセスを起こす妨害が生じ、これにより糸 の質が悪くなる。このような欠陥は紡績工場での故障、糸表面の紡績準備段階で の不均一な塗布あるいは不均一なねじり、織る時の温度変化、あるいは加熱と/ あるいは冷却のレールの汚れが原因である。故障はいわゆる糸の膨張を招くこと があり、これは特に高い回転速度で生じる。糸の膨張はコントロールされない糸 の走行、糸の張力の変動、品質損失を招く。特に不安定なプロセスでは、糸が摩 擦連結機械のディスク表面を越えて飛ぶ可能性がある。このねじれの欠陥はねじ れ ゾーン内のねじれ不足を招く。ねじり機構の前の完全に巻かれた糸を短時間でま た/あるいは断片的に、ねじれの戻りなく、連結機械に入る。これにより短い、 撚り合せられていない糸断片(短時間のねじれすべり)、いわゆる“タイトスポ ット”と、長い、撚り合せられていない糸断片(“Surging”、長時間の ねじれすべり)が生じる。 撚り合せられた糸の品質は一般に、完成したフィラメント加工糸のアットラン ダムに取られたサンプルによるテストにより管理される。その際全ての製品のう ちの非常にわずかな部分だけをテストできる。昨年、撚り合せのときに、いわゆ るオンライン製造コントロールが導入され、その結果広範囲に全ての製品量の品 質を管理できる。しかしその際でも糸を連続的に測定技術で把握することはでき ない、なぜなら使用される測定センサーによる検知率が高頻度では作動せず、望 ましくない短い欠陥箇所(“タイトスポット”)を頻繁に認識できないからであ る。撚り合せプロセス中のオンラインコントロールは一般に、糸張力測定により 行なわれる。周知なのは頻度の少ない糸張力変動あるいは張力のピークを把握す るコントロールシステムであり、糸の中のより長い欠陥箇所での糸張力変動を検 知する。短い欠陥と欠陥箇所の検知はこのシステムでは不可能である。 短時間の糸張力変動の算定のために、織物機械のための糸張力センサーが周知 である(EP0 531 753A1)。これにより、高い糸速度の場合、例え ば50ヘルツまでの比較的高い周波数での糸張力変動の測定も可能となる。これ により糸の移動により生じる比較的高い周波数の糸張力変動を検知できる。一般 に糸張力センサーについて、非常に大きな適用範囲が要求される。これについて の例として、糸コントロール装置による非定期的な糸張力変動の調整及び規定の 糸張力特性の定期的に生じる逸脱や糸の破損を避けるためのボビン速度の適切な 調節によって、糸巻き箇所における紡錘状の巻き糸の最後の1/3をほぐしてみ ての糸張力の改善が公開されている。 公開公報DE41 19 780号では、撚り合せゾーンの仮ねじり機構と出 口伝達機構の間の糸張力を持続的に測定して、仮ねじりcrimping機械中 の品質を監視することが提案されている。測定値から常に平均値が作られ、ある 位置における最新の測定値と平均値の相対関係が評価される。品質に影響する欠 陥の種類に関して陳述するために、評価時間の長さが異なる複数の平均値を作り 、品質信号の生成のために1つあるいは複数の平均値と測定値の相対関係と/あ るいは互いの平均値の相対関係を求めることが更に提案される。確かにこの方法 により、例えばボビンの上の過程の障害の時、その上を推移する糸に対して生じ 、続いて再び完全に消えるような、平均値算出方法では検知されず評価燃されな い張力のピークのような突然の短時間のプロセスの不規則性が起こりえる。 EP 0 406 736 B1によっても、走行する糸の張力の監視のため に、平均値の連続的な算出が提案されている。更に、平均値からの微分値と現実 の糸張力値を常に算出しなければならない。平均値と/あるいは微分値が、あら かじめ決められた時間のためのトレランス領域から逸脱する時はいつも、それに 呼応したアラーム信号が生成される。あらかじめ決められた時間中のその発生に 対応する糸の品質のための対処法が示される。その際確かに、糸を取り合せるプ ロセスの短時間のまた重要でないクラスの欠陥に起因する出口信号を除外するた めに、約10ミリ秒の遅滞時間定数を持つ時間遅滞構成要素が使用される。 このため本発明は、望ましくない、撚り合せられていないあるいは撚り合せに 欠陥のある糸断片、特に短い長さのものを、特に撚り合せの間に行なわれる摩擦 疑似ねじり方法により製造される撚り合せにより作られたフィラメント糸のため の技術的問題を基盤とする。 技術的問題の解決策は主たる請求の方法、特に撚り合せプロセス中の撚り合せ で作られたフィラメント糸中の撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥の ある糸断片検出方法に関するものであり、その際高周波数の糸信号、特に糸張力 が測定され評価される。測定される糸信号は糸の縮れとその均一性の度合いを示 している。糸中の欠陥箇所、特に撚り合せられていない短い欠陥箇所は、撚り合 せプロセス中で使用される検知方法による短時間の信号であり、信号は発明によ りこのような欠陥箇所の検出のために測定され評価される。本発明では、短い欠 陥箇所(“タイトスポット”)は最大で約50mm、主として1から50mmの 長さの欠陥箇所である。本発明では高周波数の糸張力信号は、現存の糸走行速度 では0.2kHz以上、主として1から6kHz、及びより高い周波数の糸張力 ピークあるいは張力変動である。 発明の方法は、高周波数の糸張力信号を測定し、分類し、評価し、糸の縮れと その均一性の度合いに関する現象の解明を可能にすることを計画する。 発明の方法は高周波数の糸張力信号を検出するので、特に、いわゆる“タイト スポット”により生じる短時間の故障を記録でき、その結果既に早期に、すなわ ち糸の品質を明らかに低下させる前に、どの時点で撚り合せプロセスが不安定で それにより欠陥が生じるのかを突き止められる。 発明は主として、撚り合せられた糸の張力をねじり機構の走りぬけの後に、す なわち糸が基本的に再びほぐれる状態で、測定することを計画する。発明の方法 はほぐれた糸に対して、すなわちねじり機構の走りぬけの後に行なわれ、これは 利点がある、なぜならねじりとそれに伴う撚り合せプロセスが、糸張力測定のた めのセンサーのところで起こる糸の方向転換により侵害されないからである。 優れた施工形態では、摩擦仮ねじり方法中で発明の検出方法が使用される。ね じり機構はこのケースではディスク摩擦連結機械である。 撚り合せプロセス中に生じる短時間の欠陥、特に高周波数の糸張力信号の欠陥 を、発明の計画により検知することは、高周波数の糸張力変動あるいはピークを 記録できる測定センサーにより可能である。測定された高周波数の糸張力信号は 分類され評価され、糸の縮れとその均一性の度合いについての情報が発明により 得られる。測定された糸張力信号の評価は例えば、域値が規定され時間単位ごと に生じる域値より上のものが検知されることにより行なわれる。上回った頻度の 数は不規則性と欠陥の尺度となる。平均値の高さは糸の縮れの強度の相対的尺度 となる。 このため発明の方法は特に、高周波数の糸(張力)信号の測定により検出され る短い欠陥箇所の検出を可能にしこれは利点がある。 発明はまた、撚り合せたフィラメント糸中の撚り合せられていないあるいは撚 り合せに欠陥のある糸断片の検出のための、特に上述の方法を具現化する装置に 関し、その際装置は測定センサー、信号生成・処理と信号分析、データ処理、場 合によってはデータアウトプットのための装置を持ち、その際測定センサーは、 短時間の糸張力信号を検知しデータ評価に供給することができる。評価は発明の 装置により、装置の信号処理装置が選択可能に平滑化あるいはフィルター、平均 値算出、ばらつきの二乗の算出、微分値算出、選択可能な域値設定と/あるいは 、評価する信号中の域値をこえたもののカウントのための手段を持つことができ ることにより、行なわれ、その際カウント回路は、一定の時間中に域値を越える 高周波数の信号振幅の数を検知する。時間単位ごとの域値を越えた振幅の数は、 糸の縮れの不均一性の尺度として評価すべきである。このため発明の装置は高周 波数の糸信号、特に糸張力信号の検出と、短い欠陥箇所の発生と高周波数の糸信 号間の発明により知られた関連を顧慮した評価を可能にする。発明で使用される 測定センサーは特に、6kHz以下のあるいはそれ以上の周波数領域の糸張力信 号を記録することができる。 測定された高周波数の糸信号はその後、例えば糸信号のFFT分析(高速フー リエ変換)により評価され、その結果、例えば通常の時間的糸張力経過中には認 知することのできない最も小さな定期的な変動の検出も可能である。例えば50 kHzあるいは250kHzの高い走査率の採用は、FFT分析でのエーリアシ ング効果の発生を回避する。 発明の方法は多数の測定信号の検知を含むので、発明により、アナログの測定 信号を主として測定箇所でデータ圧縮し部分的に評価し、その後デジタルの結果 を中央コンピューターに、記憶、コンピューターによる全評価、記録のために通 信することが計画される。評価は、振幅の不均一性、自己相関、時間的な糸張力 の経過、平均値、標準偏差、微分係数、ばらつきの二乗、FFT分析と/あるい は糸信号、特に糸張力信号の振幅棒グラフの記録あるいは算出により行なえる。 代替えとあるいは附加的な、上述の問題の解決策は、撚り合せプロセス中の撚 り合せられたフィラメント糸中の撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥 のある糸断片の検出方法において、糸密度が光学的にあるいはレーザー光学的に 求められ、続いて評価される。糸密度のテストは撚り合せプロセスと獲得された 糸の品質についての説明を可能にして利点がある、なぜなら光学的あるいはレー ザー光学で認識できる比較的薄い糸箇所は、撚り合せられていないあるいは撚り 合せに欠陥のあるよりをほぐさなくても糸の断片を示すからである。発明により 特に20%以上の糸厚さ逸脱は、短い、撚り合せられていない糸箇所を示す。特 に短い欠陥箇所は、従来の周知の方法では検出できず、本発明によりこれが可能 になった。優れているのは短く不安定な、“タイトスポット”の原因となる例え ば摩擦連結機械のディスクの上の糸の滑りが検出できることである。 本発明は、撚り合せプロセス中の撚り合せられたフィラメント糸中の撚り合せ られていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出方法も備え、その際糸 の位置と/あるいは糸位置変化、特に糸の横走行揺れが光学的にまた/あるいは レーザー光学的に求められ評価される。光学的あるいはレーザー光学的な装置は 、発明のこの施工形態でも、望ましくない短時間の不安定で短い欠陥を検出する ことを可能にする。 本発明はこのため特に、主として摩擦連結機械として作られたねじり機構のデ ィスク表面を介しての走行の時の、糸の位置あるいは位置の変化が、短い撚り合 せられていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出を可能にすることを 基盤とする。 本発明により特に主として計画される利点は、出口ディスクの上の糸の走行挙 動(摩擦連結機械の最後の摩擦ディスク〜たいていこれは糸ガイドディスクであ るが〜の上のそれ)を求めることである。安定した撚り合せプロセスでは、すな わち欠陥箇所の形成のない撚り合せプロセスでは、糸は出口ディスクのところで 、糸の上に摩擦力が作用することを示す大きく曲がったカーブとなる。糸の走行 の曲がりは少し不安定なプロセスで小さくなり、その際非常に不安定なプロセス では糸はほぼまっすぐに最後のディスクを介して走り、これは作用する摩擦力が ゼロに向かっていることを示す。 不安定なプロセスでは、出口ディスクの上で、糸の走行経路の特別な変化が生 じ、これは波のように見える。これからわかるのは、不安定なプロセスでは糸は ディスク表面の上方で飛ぶことである。このねじれひきずりはねじれゾーン内の ねじれ不足を招く。この波が出口ディスクの上に生じると、完全に巻かれた糸は 短時間、ねじれの戻りなく、連結機械に入り“タイトスポット”を形成する。 糸走行挙動、特に出口ディスクの上の挙動の光学的あるいはレーザー光学的テ ストはこのために、撚り合せられた糸中の短い欠陥箇所の検出を可能にする。糸 の位置と糸の走行挙動の決定と評価による、短い、撚り合せられていない糸断片 の検出は、単独でも既に述べた糸厚さ検出方法と組み合わせても、短い、撚り合 せられていない糸断片の決定のために使用できる。 本発明は特に優れた方法で、撚り合せプロセス中の撚り合せで作られるフィラ メント糸中の、短い、撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断 片の検出方法を備え、方法は糸厚さの測定のためにも糸位置と/あるいは糸走行 挙動を求めるためにも、光学的と/あるいはレーザー光学的な装置を使用し、装 置は糸中の短い欠陥箇所を検出でき、高い走査率、主として>10kHzを示す 。発明により特に、選択された製造速度で糸厚さを1mmの間隔で走査し6kH zとそれ以上の糸位置変動を検知できる走査率を選ぶべきである。走査率と使用 される光学的と/あるいはレーザー光学的な装置の走査速度が上昇すればするほ ど、より短い欠陥箇所を検知しまた/あるいはより高い製造速度の時、方法を適 用できる。 糸厚さは光学セルにより、糸位置の変化は二次元的な光学セル(CCD−走査 線)により測定できる。 発明の他の優れた施工形態により、糸厚さの測定も、ディスク摩擦連結機械の 摩擦ディスクの領域のねじり中の糸位置と/あるいは糸走行挙動の測定も行なう こと、特に最後の作業ディスクあるいは最後の糸ガイドディスク(すなわち出口 ディスク)のそばと上の決定を行なうことが計画される。特に糸走行挙動は、撚 り合せプロセスのそれぞれの不安定さに応じて明らかな相違を出口ディスクのそ ばあるいは上で示し、その結果光学的あるいはレーザー光学的測定は主としてこ こで行なわれる。糸厚さの把握はしかし、ボビンの上の撚り合せられた糸のほぐ れにいたるまでのねじり機構の出口ディスクの全ての経路でも行なわれる。 いうまでもなく、上述の発明の方法により、撚り合せられていない長い糸断片 (いわゆる“Surging箇所”)を検出することも可能である。 発明の他の優れた施工形態は従属請求項で述べられる。 他の詳細、特徴、利点は発明を基盤として、図をもとにした施工例の以下の説 明から生じる。示されるのは: 図1 マルティフィラメント糸を撚り合せて作るための配置 図2A,2B 糸張力決定の原理 図3 ブロックダイアグラムの形の発明の装置の構造 図4A、4B 低域通過フィルターの使用前と使用後の時間的な糸張力の経過 図5A,5G 安定と不安定なプロセス中のねじり機構による糸張力F2の振 幅の不均質性 図6 摩擦連結機械 図7 摩擦連結機械の出口ディスクの上の糸走行の形 図1は、摩擦仮ねじり方法によるフィラメント糸を撚り合せて作るための装置 1を示す。装置1はボビン3を持ち、ボビンからマルチフィラメント糸5が解か れ、伝達機構7を通り加熱装置9に導かれる。マルチフィラメント糸5は加熱装 置9から、冷却レール11を介して、またディスク摩擦連結機械として作られた ねじり機構13を通り、排出機構17に、そこから糸巻き19に導かれる。ねじ り機構13と排出機構17の間に、撚り合せて作られたフィラメント糸中の、特 に撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出のための装 置15がある。発明により更に計画されるのは、装置15が流れの下方へ、すな わち排出機構17の後と糸巻き19の前に配置されることである。 図2Aと2Bはコントロール装置15の基本的構造と、糸5に作用する力のコ ンポーネントK1とK2を示す。測定ピン21、伸張測定テープ16、ここでは 描かれていない測定・評価装置から構成される装置15は、測定ピン21と2つ のガイドピン23、25を介して導かれる糸5のねじり機構13の後の糸張力F 2を測定する。測定ピン21の偏りは伸張測定テープ16、ホールセンサー、容 量性の誘導性のあるいは光学的センサーにより測定される。図2Aからわかるの は、糸5がガイドピン23、25、伸張測定ピン21を介して走行し、その結果 これらは糸の経過の曲率半径内に配置される。図2Bでは測定ピン21(曲げ支 持)の曲がり方向が矢印で示される。括弧は装置15の曲げることのできる領域 21を示し、その際伸張測定テープ16は可能性としてありえる最も大きな偏り の領域にある。いうまでもなく他の測定システムも、システムが高周波数の糸張 力信号を少なくとも0.2kHzから6kHzの領域で?記録する場合、糸張力 の測定に使える。 図3はブロックダイアグラムの形で装置15の構造を示す。装置15には測定 センサー27があり、センサーには場合によってはここでは描かれていない増幅 器が配置できる。測定センサー27により記録され、場合によっては増幅される 信号Sは、フィルター29、主として低域通過フィルターにより、アナログ/デ ジタル変換器31に供給される。デジタル化された信号は記憶装置33に記憶さ れ、適切な装置と方法により評価でき、例えばこれは平均値と標準偏差を算した り棒グラフ(フィールド35)を作成すること、あるいは自己相関(フィールド 37)やFFT分析(高速フーリエ変換)(フィールド39)によって行なわれ る。アナログからデジタルへの変換器31によりデジタル化されたデータはデジ タル表示34あるいはデジタル/アナログ変換器43に供給される。 データ量の圧縮のために利点があるのは、アナログの測定信号(S)あるいは フィルターをかけられた信号が、例えばアナログの微分、平均値算出、ばらつの き二乗(フィールド30)の算出と/あるいは域値をオーバーするもの(フィー ルド32)のカウントのための選択可能な限界の設定により、電子工学的にアナ ログのまま評価されることである。デジタルのカウンター結果(フィールド36 )はデータ量を極度に圧縮され、記憶(フィールド33)と他の処理と表示(フ ィールド34)のために中央評価コンピュータ−に伝達される。 上述の信号処理装置は、域値の選択可能な設定のための装置とカウンターを含 むことがあり、カウンターは時間単位ごとに域値を越える高周波数の糸張力信号 を算定し、適度な糸の縮れの度合いのために、また不規則性と欠陥箇所のために 備えられる。 図の装置の機能を以下に述べる。糸巻き3の上にある滑らかなマルチフィラメ ント糸5は、伝達機構7を通り、ヒーター9、冷却レール11を通り、ねじり機 構13に導かれる。例えばディスク摩擦連結機械として作られているねじり機構 13はフィラメント糸をねじり、その際ねじりは流れの下方、すなわち伝達機構 7の方向に、戻りせきとめられる。ねじられたフィラメント糸は、例えば 200℃のヒーター9中の加熱と冷却レール11の上の冷却により熱により固定 され張られた状態である。糸5がねじり機構13を離れるとすぐに、ねじれは糸 5から再び除かれ、その際熱による固定により糸5の張られた状態は少なくとも 部分的に保持され、その結果ねじり機構13から縮れた、大量の、膨らんだ糸が 出る。糸は、排出機構17を離れた後ゆるんだ状態でボビン19の上でほぐされ る前に、装置15と排出機構17を通って導かれる。 本発明による方法は、糸5中の特に短い欠陥箇所、つまり短い、撚り合せられ ていない糸断片を発見し、糸の縮れとその均一性の度合いについての評価を可能 にすることを計画する。糸5中のこのような短い欠陥箇所は、短時間の糸張力信 号により知ることができる。発明による方法は糸の縮れの測定と評価を可能にす る。高周波数の信号、すなわち短時間に発生する糸張力信号で検出される。 このために、よりをほぐされた糸5は、図2で示されるガイドピン23を介し て、例えば1つあるいは複数の、例えば2つあるいは4つの伸張測定テープを持 つ測定ピン21の上に導かれる。糸5はその後他のガイドピン25を介して排出 機構17に導かれる。測定ピンとして作られている測定センサー27は例えば主 として6kHz以上、特に主として10kHz以上の自己相関を持ち、その結果 高周波数の糸張力信号(0.2から6kHzあるいは10kHzの周波数領域に ある)を記録できる。このような糸張力信号は例えば250kHzの走査率で測 定し分析できる(図5)。 図4Aは、ねじり機構13から出る糸5の時間的な糸張力推移F2(図2と比 較せよ)を示す。示される高周波数の糸張力信号45は糸5中の短い欠陥箇所を 示す。 記録された高周波数の糸張力信号45は、例えば自己共鳴の約60%の低域通 過フィルターにより平滑化され、その結果、摩擦ディスクの上の糸5の振動に起 因する例えば10kHz以上の極度に高い周波数の糸張力信号47がフィルター にかけられる(図4B)。図4Bは更に、獲得された信号の評価の際、域値49 が設定されることを明らかにし、その際カウンターは時間単位ごとの域値49を 越える高周波数の糸張力信号45’(域値移行51、53)の数を記録する。時 間単位ごとの域値49を越える糸張力信号の数は、糸5中の短い欠陥箇所の存在 についての情報を与える。 いうまでもなく、発明による方法と装置により、糸5の上のより長い欠陥箇所 (“Surging”箇所)も検出できる。 図5Aから5Cは異なるD/Y比(D:ディスクの周囲速度、Y:糸の速度) に対する糸張力F2の振幅の不均一性を示す。D/Y比が1.9から2.5の場 合(図5B)、安定した欠陥のないプロセスが存在し、D/Y<1.9で>2. 5の領域では“タイトスポット”が生じる(図5A,5C)。短い欠陥箇所で特 徴的な大きな振幅は矢印で示される。 図5D,5Eはミクロフィラメント糸PES50 dtex f80を例にし て、異なる加熱温度での糸張力F2の振幅の不均一性を示す。230℃の加熱温 度では、特に高周波数領域の糸張力変動の振幅が生じ(図5D)、これが“タイ トスポット”とフィラメント破損を招く。高い加熱温度は、高周波数の糸張力変 動で認識される不安定なプロセスの原因となり、糸の損傷を招く。図5Eは19 0℃の加熱温度での安定したプロセスの振幅の不均一性を明らかにする。 図5F,5Gは異なる伸び率Vでの糸張力F2の振幅の不均一性を明らかにす る。小さな伸び(V=1.55)では欠陥箇所が形成され、V=1.60の伸び 率では安定したプロセスが存在する。 図6は摩擦連結機械248として作られたねじり機構13の構造を示す。図6 は3つの軸250、252、254を持つディスク摩擦連結機械248の構造を 明らかにする。3つの軸250、252、254各々の上に、同心で摩擦ディス ク256が配置される。糸走行方向VFは矢印により示される。発明により計画 される糸厚さあるいは糸走行挙動の測定は、主として最後の作業ディスク256 'あるいは出口ディスク256"のそばあるいは上で行なわれる。 図7は、異なるプロセス条件での出口ディスク256"の上の糸走行の形を示 す。図は方向VFの糸の経路として、排出ポイントEと連結機械248の入り口 ポイントAの方向の赤道M(ディスク中央)を持つ出口ディスク256"を示す 。更に示されるのは、ディスク回転軸258である。出口ディスク256"の上 の糸走行挙動と/あるいは糸厚さは、最大6000までの像を記録できる、評価 システムを持つハイスピードビデオカメラにより測定された。光学的あるいはレ ーザー光学的な糸厚さと/あるいは糸走行挙動の測定は、出口ディスク256" の上(例えばフィールド260)あるいは後(例えば262)で行なわれる。ハ イスピードビデオカメラの記録からわかるのは、糸が基本的に、ディスク256 "の上で糸走行方向VFに斜めに、すなわちVDの方向に動かされ、しかもそれ が安定したプロセスでも、欠陥箇所を招く撚り合せプロセスである不安定なプロ セ スでも生じることである。欠陥箇所が生じない安定したプロセスでは、糸は大き く曲がったカーブ(位置1)の上を走る。糸の斜めの動きの振幅は小さい。ディ スク中央M中の糸の斜め運動の最大振幅は約0.2mmである(摩擦連結機械中 で使用されるPES糸50dtext f80の直径は0.09mm、糸走行速 度は例えば600m/min)。 少し不安定なプロセスでは比較的大きな糸の斜め運動が生じ、その際糸の斜め 運動の最大振幅は0.5mmである。糸は位置1と3の間で低い周波数で定期的 にいったりきたり揺れる。 非常に不安定なプロセスでは糸はたいてい位置4の近くにある。糸は位置4と 2の間を低い周波数で定期的にいったりきたり揺れ、その際糸の斜め運動の最大 振幅は約1mmである。 プロセスが不安定な場合、糸の望ましくない短い、撚り合せられていない箇所 (“タイトスポット”)が生じる。 撚り合せられた糸中の欠陥箇所の検出は、kHz周波数領域の糸張力の測定に よっても可能なので、発明による光学的方法は、糸張力測定をテストするあるい は代替えとして使用される。発明により糸走行挙動あるいは糸厚さ測定の結果は 、“タイトスポット”を検出するために、糸張力測定の結果と相関関係にある。 糸は高い糸張力の場合、ディスク256"を介してまっすぐか少し曲がって走 る傾向がある、すなわち糸は最も短い道をとるよう試みる。その際糸は例えば位 置1あるいは位置2から外れ、その際ねじれひきずりと望ましくない“タイトス ポット”が生じることがある。糸厚さは安定したプロセスではM−Aゾーン(図 7と比較せよ)でほとんど変化せず、不安定なプロセスは短い欠陥箇所の形成に より、変動する糸厚さにより認識される。 いうまでもなく発明による方法により、短い欠陥箇所だけでなく、長い、撚り 合せられていない糸断片(“Surging”箇所)も検出できる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月10日(1998.3.10) 【補正内容】 請求の範囲 1.高周波数の測定信号が0.2から10kHz以上の周波数領域で生成され 測定され、この測定信号が撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥のある 糸断片の証明として分類され、糸の縮れとその均一性の度合いが評価されること をもって特徴とする、撚り合せプロセス中の撚り合せられたフィラメント糸中の 、撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出方法であっ て、その際撚り合せられる糸は連続的に測定される方法。 2.測定信号が1から6kHzの周波数領域で生成され測定されることをもっ て特徴とする請求項1の方法。 3.高周波数の糸張力信号が、撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥 のある糸断片のための証明として、測定され、分類され、評価されることをもっ て特徴とする請求項1あるいは2の方法、その際フィラメント糸の糸張力信号が 測定される。 4.測定された糸張力信号が評価の前に分類され、例えばフィルターにかけら れることをもって特徴とする請求項3の方法。 5.糸張力信号が6kHz以上の周波数によりフィルターにかけられることを もって特徴とする請求項3あるいは4のうちの1つの方法。 6.撚り合せプロセスが摩擦仮ねじり方法であることをもって特徴とする請求 項3から5のうちの1つの方法。 7.フィラメント糸がねじり機構を通り抜けた後、糸張力信号が測定されるこ とをもって特徴とする請求項3から6のうちの1つの方法。 8.フィラメント糸が、ポリエステル、ポリエチレン、ポリアミド、あるいは ポリプロピレンのような熱プラスチックから構成されることをもって特徴とする 請求項3から7のうちの1つの方法。 9.測定され、場合によっては分類され、フィルターにかけられた信号が、平 均値、標準偏差、域値オーバーの測定、振幅棒グラフの作成、振幅の不均一性の 算出、FFT分析(高速フーリエ変換分析)あるいは自己相関により評価される ことをもって特徴とする請求項3から8のうちの1つの方法。 10.糸厚さあるいは平均糸厚さからの逸脱が、光学的と/あるいはレーザー 光学的に測定され続いて評価されることをもって特徴とする先行する請求項のう ちの1つの方法。 11.糸厚さ測定の附加としてあるいは代替えとして、糸の位置と/あるいは 糸走行挙動、特に糸斜め運動が、光学的と/あるいはレーザー光学的に測定され 評価されることをもって特徴とする請求項10の方法。 12.短い、撚り合せられていない糸断片が検出されることをもって特徴とす る請求項10あるいは11のうちの1つの方法。 13.光学的と/あるいはレーザー光学的な測定が、主として10kHz以上 の高い走査率の装置により行なわれることをもって特徴とする請求項10から1 2のうちの1つの方法。 14.撚り合せプロセス中で行なわれるねじり中の光学的と/あるいはレーザ ー光学的測定が、ディスク摩擦連結機械の摩擦ディスク領域で行なわれることを もって特徴とする請求項10から13のうちの1つの方法。 15.光学的と/あるいはレーザー光学的測定が、ディスク摩擦連結機械の最 後の作業ディスクあるいは出口ディスクのそばあるいは上で行なわれることをも って特徴とする請求項10から14のうちの1つの方法。 16.光学的と/あるいはレーザー光学的測定が、ねじり機構と巻きとりボビ ンの間の経路で行なわれることをもって特徴とする請求項10から15のうちの 1つの方法。 17.一定の光学的と/あるいはレーザー光学的データが糸張力測定と相関関 係にあり評価されることをもって特徴とする請求項10から16のうちの1つの 方法。 18.測定センサー(27)が高い周波数の糸張力信号(45)を、0.2か ら10kHzの領域で記録すること、また域値(49)を選択可能に設定できる 域値装置とカウンターが備えられること、その際後者は、一定の時間内に域値( 49)を上回る高周波数の糸張力信号(45)の数を把握することをもって特徴 とする、特に、測定信号センサー、信号分類と信号処理のための装置、信号分析 とデータ処理のための装置を含む、請求項1から9のうちの1つの方法の遂行の ための、撚り合せられたフィラメント糸中の撚り合せられていないあるいは撚り 合 せに欠陥のある糸断片の検出装置。 19.測定センサー(27)が曲げることの可能な測定ピン(21)を持ち、 その上方に糸が導かれ、測定ピン(21)の曲げは伸張測定テープ(16)、ホ ールセンサー、容量性の、誘導性の、あるいは光学的センサーエレメントにより 測定されることをもって特徴とする請求項18の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ, VN (72)発明者 ヴェインスデルファー,ヘルムート ドイツ国 デー―72124 プリエツハウゼ ン アッケルレシュトラーセ 26 (72)発明者 クイ,ベイヘンク ドイツ国 デー―70569 シュツッツガル ト プファフェンヴァルトリンク 44ツェ ー 13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.高周波数の測定信号が、撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥の ある糸断片のための検出として、測定され、分類され、評価されることをもって 特徴とする、撚り合せプロセス中の撚り合せられた糸中の、撚り合せられていな いあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出方法であって、その際撚り合せら れた糸は連続的に測定される方法。 2.測定信号が0.2kHz以上、主として1から6kHzの周波数領域で生 成され測定されることをもって特徴とする請求項1の方法。 3.高周波数の糸張力信号が、撚り合せられていないあるいは撚り合せに欠陥 のある糸断片の検出のために測定され、分類され、評価されることをもって特徴 とする請求項1あるいは2の方法、その際フィラメント糸の糸張力信号が測定さ れる。 4.測定された糸張力信号が評価の前に解明?され、例えばフィルターにかけ られることをもって特徴とする請求項3の方法。 5.糸張力信号が6kHz以上の周波数によりフィルターをかけられることを もって特徴とする請求項3あるいは4の方法。 6.撚り合せプロセスが摩擦仮ねじり方法であることをもって特徴とする請求 項3から5の方法。 7.フィラメント糸がねじり機構を通り抜けた後に、糸張力信号が測定される ことをもって特徴とする請求項3から6の方法。 8.フィラメント糸が、ポリエステル、ポリエチレン、ポリアミドあるいはポ リプロピレンのような熱プラスチックから構成されることをもって特徴とする請 求項3から7の方法。 9.測定され場合によっては分類されフィルターにかけられる信号が、平均値 、標準偏差、域値オーバーの測定、振幅棒グラフの作成、振幅の不均一性の算出 、FFT分析(高速フーリエ変換分析)あるいは自己相関により評価されること をもって特徴とする請求項3から8の方法。 10.糸厚さあるいは平均の糸厚さからの逸脱が、光学的と/あるいはレーザ ー光学的に測定され、続いて評価されることをもって特徴とする先行する請求項 の1つの方法。 11.糸厚さ測定の附加としてあるいは代替えとして、光学的にまた/あるい はレーザー光学的に、糸位置と/あるいは糸走行挙動、特に糸の斜め運動が測定 され評価されることをもって特徴とする請求項10の方法。 12.短い、撚り合せられていない糸断片が検出されることをもって特徴とす る請求項10あるいは11のうちの1つの方法。 13.光学的と/あるいはレーザー光学的測定が、主として>10kHzの走 査率の装置により行なわれることをもって特徴とする請求項10から12のうち の1つの方法。 14.撚り合せプロセスで行なわれるねじり中、光学的と/あるいはレーザー 光学的測定が、ディスク摩擦連結機械の摩擦ディスクの領域で行なわれることを もって特徴とする請求項10から13のうちの1つの方法。 15.光学的と/あるいはレーザー光学的測定が、摩擦連結機械の最後の作業 ディスクあるいは出口ディスクのそばあるいは上で行なわれることをもって特徴 とする請求項10から14のうちの1つの方法。 16.光学的と/あるいはレーザー光学的測定が、ねじり機構と巻きとりボビ ンの間の経路で行なわれることをもって特徴とする請求項10から15のうちの 1つの方法。 17.一定の光学的と/あるいはレーザー光学的なデータが糸張力測定と相関 関係にあり評価されることをもって特徴とする請求項10から16のうちの1つ の方法。 18.測定センサー(27)が糸張力信号(45)を高周波数により記録でき ること、域値(49)を選択可能に設定できる域値装置とカウンターが備えられ ること、その際後者は、一定の時間内に域値(49)を越える高周波数の糸張力 信号(45)を検知することをもって特徴とする、特に請求項1から9のうちの 1つの方法の遂行のための、撚り合せられたフィラメント糸中の、撚り合せられ ていないあるいは撚り合せに欠陥のある糸断片の検出装置(請求項1から9のう ちの1つの方法は、測定信号センサー、信号再生と信号処理のための装置、信号 分析とデータ処理のための装置を含む)。
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